10.1 バックアップの計画およびタスク
10.1.3 バックアップ計画のエクスポートとインポート
ステータス 判断方法 対処方法 1 エラー 前回の結果が「失
敗」
失敗したタスクの特定: タスクのログを確認して失敗の原因を特定し てから、次の 1 つ以上の操作を行います。
失敗の原因の除去: 必要に応じて、失敗したタスクを手動で開始 します(オプション)。
今後失敗しないように失敗したタスクを編集します。
2 警告 前回の結果が「警告 を伴って正常終 了」、またはタスクが 停止
ログを表示して警告を確認する: 必要に応じて、今後の警告や失敗を 防止するための操作を実行します(オプション)。
3 OK 前回の結果が「正常 終了」、または「停 止」
「停止」という状態は、タスクが開始されていないか、タスクが開始され たがまだ終了していないために結果が不明であることを意味します。
タスクが今まで開始されなかった理由を解明する必要がある場合が あります。
エクスポート ファイル内のログイン情報を編集した後に、インポートします。詳細については、
「エクスポート ファイルの編集 『182ページ 』」を参照してください。
計画をインポートした後にログイン情報を編集します。
実行する手順
バックアップ計画をエクスポートするには
1. [バックアップの計画およびタスク] ビューで、バックアップ計画を選択します。
2. [エクスポート] をクリックします。
3. エクスポート ファイルのパスおよび名前を指定してください。
4. 選択内容を確認入力します。
バックアップ計画をインポートするには
1. [バックアップの計画およびタスク] ビューで [インポート] をクリックします。
2. エクスポート ファイルのパスおよび名前を指定してください。
3. 選択内容を確認入力します。
4. 新しくインポートされたバックアップ計画を編集する必要がある場合、[バックアップの計画およ びタスク] ビューでそのバックアップ計画を選択してから、 [編集] をクリックします。必要な 変更を実行し、[保存] をクリックします。
10.1.3.1 エクスポート ファイルの編集
エクスポート ファイルは .xml ファイルであり、テキスト エディタで編集できます。
ここでは、有用な変更を行う方法について説明します。
ログイン情報の変更方法
エクスポート ファイルでは、<login> タグにはユーザー名が含まれ、<password> タグには ユーザー パスワードが含まれています。
資格情報を変更するには、対応するセクションで <login> および <password> タグを変更し ます。
計画の資格情報: <plan><options><common_parameters> セクション
バックアップされたデータへのアクセス認証: <plan><targets><inclusions> セクション
バックアップ先へのアクセス認証: <plan><locations> セクション
特に <password> タグの変更に注意してください。暗号化されたパスワードが含まれているタグ は、<password encrypted="true">...</password> となります。
暗号化されたパスワードを変更するには
1. コマンド ラインで、acronis_encrypt ユーティリティを実行します。
acronis_encrypt UserPassword#1
(UserPassword#1 は 暗号化したいパスワードです)
2. ユーティリティによって文字列が出力されます。たとえば、「XXXYYYZZZ888」などです。
3. この文字列をコピーし、次のようにタグに貼り付けます。
<password encrypted="true">XXXYYYZZZ888</password>
acronis_encrypt ユーティリティは、Acronis Backup & Recovery 11.5 管理コンソールまたは Acronis Backup & Recovery 11.5 コマンドライン ユーティリティ(acrocmd)がインストールされた すべてのコンピュータで使用できます。ユーティリティへのパスは次のとおりです。
32 ビット版 Windows: %CommonProgramFiles%\Acronis\Utils
64 ビット版 Windows: %CommonProgramFiles(x86)%\Acronis\Utils
Linux: /usr/sbin
バックアップ計画でエージェントのログイン情報が使用されるようにする方法
エクスポート ファイルをインポートまたは配置する前に、目的の <login> タグの値を削除します。
これにより、インポート済みまたは配置済み計画で、エージェント サービスのログイン情報が使用さ れるようになります。
例
バックアップ計画がエージェントのログイン情報で実行されるようにするには、<login> タグ
(<plan><options><common_parameters> セクション)を検索します。タグの形式は次のと おりです。
<login>
Administrator
</login>
<password encrypted="true">
XXXYYYZZZ888
</password>
<login> タグの値を削除すると次のようになります。
<login>
</login>
<password encrypted="true">
XXXYYYZZZ888
</password>
バックアップするアイテムの変更方法
直接指定されたアイテムを、直接指定された別のアイテムで置き換える
<plan><targets><inclusions> セクションで、次の手順を実行します。
1. <ID> タグを削除します。
2. <Path> タグの値を編集します。この値には、バックアップするデータに関する情報が含まれて います。たとえば、「C:」を「D:」で置き換えます。
直接指定されたアイテムを、選択テンプレートで置き換える
<plan><options><specific><inclusion_rules> セクションで、次の手順を実行しま す。
1. 必要なテンプレートの種類に応じて、<rules_type> タグに値「disks」または「files」を追 加します。
2. <rules> タグを追加します。
3. <rules> タグに、<rule> と必要なテンプレートを追加します。テンプレートは、直接指定され たアイテムに対応する必要があります。たとえば、指定されたアイテムの値が「disks」である 場合、[SYSTEM]、[BOOT]、および [Fixed Volumes] テンプレートは使用できますが、
[All Files] または [All Profiles Folder] テンプレートは使用できません。テンプ レートの詳細については、「ボリュームの選択ルール」および「ファイルおよびフォルダの選択 ルール」を参照してください。
4. 別のテンプレートを追加するには、手順 3 を繰り返します。
例
次の例は、直接指定されたアイテムを選択テンプレートで置き換える方法を示しています。
元のセクション:
<specific>
<backup_type>
disks </backup_type>
<disk_level_options />
<file_level_options />
<inclusion_rules />
<specific>
選択テンプレートを適用した後のセクション:
<specific>
<backup_type>
disks </backup_type>
<disk_level_options />
<file_level_options />
<inclusion_rules>
<rules_type>
disks </rules_type>
<rules>
<rule>
[BOOT]
</rule>
<rule>
[SYSTEM]
</rule>
</rules>
</inclusion_rules>
<specific>