10.1 バックアップの計画およびタスク
10.1.2 バックアップ計画およびタスクの状態およびステータス
10.1.2.1 バックアップ計画の実行状態
バックアップ計画の状態は、計画のタスク/アクティビティの状態を累積したものです。
状態 判断方法 対処方法
1 [ユーザー
による操 作が必要]
少なくとも 1 つ のタスクでユー ザーによる操作 が必要です。
それ以外の場合 は、2 をご参照く ださい。
ユーザーによる操作が必要なタスク(必要な操作が表示されます)を特定 します。次に、タスクを停止するか、タスクが実行できるようにします(メ ディアの交換、格納域への領域の追加、読み取りエラーの無視、不足し
ている Acronis セキュア ゾーンの作成など)。
2 [実行中] 少なくとも 1 つ のタスクが実行 中です。
それ以外の場合 は、3 をご参照く ださい。
操作は必要ありません。
3 [待機中] 少なくとも 1 つ のタスクが待機 中です。
それ以外の場合 は、4 をご参照く ださい。
条件が満たされるのを待機している場合は、この状況は正常ですが、
バックアップの遅延が長くなると、危険性が高まります。この場合の解決 策は、タスクが強制的に開始されるまでの最大遅延時間を設定するか
『99ページ 』、条件を強制的に満たすことです(ユーザーへのログオフの 指示、必要なネットワーク接続のアクティブ化)。
別のタスクによってロックされている必要なリソースを待機している場合 は、タスクの開始が遅れたり、特定の理由によってタスクの実行が通常よ り大幅に長引いて、別のタスクが開始できなくなると、一時的な待機が発 生することがあります。障害となっているタスクが終了すると、この状況は 自動的に解決します。あるタスクに時間がかかりすぎているために次のタ スクが開始できないときは、そのタスクを停止することを検討してくださ い。
計画が正しくスケジュールされていないために、タスクがいつまでも重複 している可能性があります。この場合は、計画を編集することで解決しま す。
4 [アイドル] すべてのタスク がアイドルです。
操作は必要ありません。
10.1.2.2 バックアップ計画のステータス
バックアップ計画のステータスは、エラー、警告、OK のいずれかです。
バックアップ計画のステータスは、その計画のタスク/アクティビティの最後の実行結果から導かれま す。
ステータス 判断方法 対処方法 1 エラー 少なくとも 1 つ
のタスクが失敗 しました。
それ以外の場合 は、2 をご参照く ださい。
失敗したタスクを特定します。次に、タスクのログを確認して失敗の原因 を特定してから、次の 1 つ以上の操作を行います。
失敗の原因の除去: 必要に応じて、失敗したタスクを手動で開始しま す(オプション)。
ローカルの計画が失敗していた場合は、今後失敗しないようにローカ ルの計画を編集します。
2 警告 少なくとも 1 つ のタスクが警告 を伴って正常終 了しました。
それ以外の場合 は、3 をご参照く ださい。
ログを表示して警告を確認する: 必要に応じて、今後の警告や失敗を防 止するための操作を実行します(オプション)。
3 OK すべてのタスク が正常に完了し ました。
操作は必要ありません。バックアップ計画のどのタスクもまだ開始されて いない場合にバックアップ計画が OK になっていることがあります。
10.1.2.3 タスクの状態
タスクの状態は、[アイドル]、[待機中]、[実行中]、[ユーザーによる操作が必要] のいずれかです。
タスクの初期状態は、[アイドル] です。
タスクを手動で開始するか、スケジュールで指定されたイベントが発生すると、タスクの状態は [実 行中] または [待機中] になります。
[実行中]
スケジュールで指定されたイベントが発生し、バックアップ計画で設定されたすべての条件が満 たされ、必要なリソースをロックする他のタスクが実行されていない場合は、タスクの状態は [実行中] に変化します。この状況では、タスクの実行を妨げるものは何もありません。
[待機中]
タスクを開始しようとして、同じリソースを使用する別のタスクが既に実行中の場合は、タスクの 状態は [待機中] に変化します。特に、複数のバックアップ タスクを 1 台のコンピュータ上で 同時に実行することはできません。また、バックアップ タスクと復元タスクが同じリソースを使用 している場合、それらのタスクを同時に実行することもできません。他のタスクによってリソース のロックが解除されると、待機中のタスクの状態は [実行中] になります。
スケジュールで指定されたイベントが発生したが、バックアップ計画で設定された条件が満たさ れない場合も、タスクの状態が [待機中] に変化することがあります。詳細については、「タスク の開始条件 『99ページ 』」を参照してください。
[ユーザーによる操作が必要]
実行中のタスクにより、メディアの交換、読み取りエラーの無視などでユーザーによる操作が必 要になると、タスクの状態が「ユーザーによる操作が必要」に変化することがあります。タスクの 次の状態は、[アイドル](ユーザーがタスクの停止を選択した場合)、または[実行中](無視、再 試行、または再起動など、タスクの状態を [実行中] に移行する別の操作を選択した場合)にな ります。
10.1.2.4 タスクのステータス
タスクのステータスは、[エラー]、[警告]、[OK] のいずれかです。
タスクのステータスは、そのタスクの前回の実行結果から導かれます。
ステータス 判断方法 対処方法 1 エラー 前回の結果が「失
敗」
失敗したタスクの特定: タスクのログを確認して失敗の原因を特定し てから、次の 1 つ以上の操作を行います。
失敗の原因の除去: 必要に応じて、失敗したタスクを手動で開始 します(オプション)。
今後失敗しないように失敗したタスクを編集します。
2 警告 前回の結果が「警告 を伴って正常終 了」、またはタスクが 停止
ログを表示して警告を確認する: 必要に応じて、今後の警告や失敗を 防止するための操作を実行します(オプション)。
3 OK 前回の結果が「正常 終了」、または「停 止」
「停止」という状態は、タスクが開始されていないか、タスクが開始され たがまだ終了していないために結果が不明であることを意味します。
タスクが今まで開始されなかった理由を解明する必要がある場合が あります。