目次 1 本テクニカルニュースで使用する総称
3 MELSEC-Q シリーズと同等の機能を実現する際の相違点
3.6 ネットワークユニット
3.6 ネットワークユニット
割込み設定
MELSEC iQ-Rシリーズのネットワークユニットは,ユニットパラメータで割込みポインタの番号を設定します。
•
GX Works2でのネットワークパラメータ設定画面•
GX Works3でのユニットパラメータ設定画面専用命令(Ethernet/CC-Link IEフィールド/CC-Link IEコントローラ共通)
MELSEC iQ-Rシリーズでは,専用命令のネットワークNo.に,他局アクセス時有効ユニット指定: 254を指定できません。自 局ネットワークNo.を指定してください。
CC-Link IEフィールドネットワークマスタ・ローカルユニット
MELSEC-Qシリーズ(QJ71GF11-T2)とMELSEC iQ-Rシリーズ(RJ71GF11-T2(RJ71EN71*1))のCC-Link IEフィールドネットワーク マスタ・ローカルユニットの相違点を示します。
*1 RJ71EN71は,パラメータ設定によりCC-Link IEフィールドネットワークとEthernetを切り替えて使用できます。本書では,区別する必 要がない場合,パラメータ設定によりCC-Link IEフィールドネットワークとしたRJ71EN71をRJ71GF11-T2と称します。
MELSEC iQ-Rシリーズの詳細は,下記を参照してください。
MELSEC iQ-R CC-Link IEフィールドネットワークユーザーズマニュアル(応用編) (SH-081255) システム構成RJ71GF11-T2以外をマスタ局に使用する場合,使用するマスタ局のシリアルNo.に制約があります。
マスタ局には下記ユニットを使用してください。
*1 マスタ局のシリアルNo.が上記以前の場合,マスタ局の”ネットワーク構成設定”の”RX/RY設定”を以下の表のようにしてください。
専用命令
MELSEC-QシリーズとMELSEC iQ-Rシリーズで,専用命令に相違はありません。
形名 シリアルNo.の上5桁*1
QJ71GF11-T2 16012以降
LJ71GF11-T2 16012以降
Q81BD-J71GF11-T2 16012以降
QS0J71GF11-T2 16022以降
処置方法 処置例
割付点数を変更する,予 約局を追加するなど,全 局で一番大きい最終番号 が32の倍数-1となるよう にしてください。
•変更前 •変更後
全局で一番大きい最終番 号を7FH以下にしてくだ さい。
•変更前 •変更後
パラメータ
■ネットワーク構成設定
MELSEC-Qシリーズでは構成設定を,表形式とCC IE Field構成ウィンドウで設定可能でしたが,MELSEC iQ-Rシリーズでは,
CC IE Field構成ウィンドウのみ設定可能です。
■ユニット動作モード設定
MELSEC iQ-Rシリーズでは,H/Wテストと自己折返しテストは,単体通信テストに統合しています。
また,回線テストは,使用できません。GX Works3のCC-Link IEフィールドネットワーク診断画面で確認してください。
リンク特殊リレー (SB),リンク特殊レジスタ(SW)
MELSEC iQ-Rシリーズでは,リンク特殊リレー (SB),リンク特殊レジスタ(SW)の番号の一部が異なります。SB/SWをプログ ラムで使用している場合は,プログラムを見直す必要があります。
機能
MELSEC-QシリーズとMELSEC iQ-Rシリーズで,相違ある機能はありません。
No. MELSEC-Qシリーズ MELSEC iQ-Rシリーズ 参照
1 ネットワークパラメー
タ ネットワーク構成設定 ユニットパラメータ 基本設定 ネットワーク構成設定 53ページ ネットワー
ク構成設定
2 モード 応用設定 ユニット動作モード設
定
53ページ ユニット動 作モード設定
No. 項目 MELSEC-Qシリーズ MELSEC iQ-Rシリーズ
1 H/Wテスト H/Wテスト 単体通信テスト
2 自己折返しテスト 自己折返しテスト
3 回線テスト 回線テスト 使用できません。
項目 MELSEC-Qシリーズ MELSEC iQ-Rシリーズ
イベント履歴クリア受付状態,イベント履歴クリア完了状態 SB0061,SB0062 使用できません。
イベント履歴発生状態 SB007A 使用できません。
イベント履歴累積回数 SW007A 使用できません。
ハードウェアテスト完了状態,ハードウェアテスト正常/異常完了
状態 SB0090,SB0091 使用できません。
自己折返しテスト完了状態,自己折返しテスト正常/異常完了状態 SB0092,SB0093 使用できません。
回線テスト完了状態,回線テスト正常/異常完了状態 SB0094,SB0095 使用できません。
回線テスト受付け状態 SB009A 使用できません。
回線テスト結果 SW0194 使用できません。
回線テスト詳細結果 SW01A0~SW01A7 使用できません。
CC-Linkシステムマスタ・ローカルユニット
MELSEC-Qシリーズ(QJ61BT11N)とMELSEC iQ-Rシリーズ(RJ61BT11)のCC-Linkシステムマスタ・ローカルユニットの相違点 を示します。
MELSEC iQ-Rシリーズの詳細は,下記を参照してください。
MELSEC iQ-R CC-Linkシステムマスタ・ローカルユニットユーザーズマニュアル(応用編) (SH-081268) 専用命令■RLPASET
MELSEC-Qシリーズではコントロールデータのデバイス(S1+1)「設定フラグ」のb14,b15で「モード」を設定していました が,MELSEC iQ-Rシリーズではユニットパラメータで設定するため,0固定にしてください。
•
QJ61BT11Nでの設定データ•
RJ61BT11Nでの設定データパラメータ
No. 分類 MELSEC-Qシリーズ MELSEC iQ-Rシリーズ 参照
1 マスタ局のネットワークパラメー
タ設定 RLPASET RLPASET 54ページ RLPASET
No. 項目 MELSEC-Qシリーズ MELSEC iQ-Rシリーズ 参照
1 局番設定/伝送速度 ロータリスイッチで設定 ユニットパラメータで設定
2 モード設定 ネットワークパラメータまたはス
イッチ設定で設定
ユニットパラメータで設定
3 リフレッシュ リフレッシュ先デバイスの先頭番
号を設定 リフレッシュ先デバイスの先頭番
号と最終番号,もしくは先頭番号 と点数を設定
4 CC-Link構成設定 局情報設定(表形式)またはCC-Link
構成設定で設定 CC-Link構成設定で設定
子局設定データ(S2) 予約局指定データ(S3) エラー無効局指定データ(S4)
送受信,自動更新バッファ割付けデータ(S5) モード00: リモートネットVer.1モード
01: リモートネット追加モード 10: リモートネットVer.2モード 11: 使用不可
(1) 子局設定データ(s2) (2) 予約局指定データ(s3) (3) エラー無効局指定データ(s4) (4) 自動更新バッファ割付けデータ(s5) (5) データリンク異常局設定
• 0: リモート入力(RX)をクリアします。
• 1: リモート入力(RX)を保持します。
(6) CPU STOP設定
• 0: リモート出力(RY)にリフレッシュします。
• 1: リモート出力(RY)に0データを送信します。
リンク特殊リレー (SB),リンク特殊レジスタ(SW)
MELSEC iQ-Rシリーズでは,リンク特殊リレー (SB),リンク特殊レジスタ(SW)の番号および機能の一部が異なります。SB/
SWをプログラムで使用している場合は,プログラムを見直す必要があります。
バッファメモリ
MELSEC-QシリーズとMELSEC iQ-Rシリーズでは,バッファメモリの配置が違います。
バッファメモリをプログラムで使用している場合は,プログラムを見直す必要があります。
機能
項目 MELSEC-Qシリーズ MELSEC iQ-Rシリーズ
スイッチ設定状態 SB006A 使用できません。
自局スイッチ変化検出 SB0078 使用できません。
自動CC-Link起動実行結果 SW0052 使用できません。
スイッチ設定状態 SW006A 使用できません。
リモートデバイス局イニシャライズ手順登録実行
個別情報 SW0110~SW011F Un¥G23680~Un¥G23743
No. 項目 MELSEC-Qシリーズ MELSEC iQ-Rシリーズ 参照
1 モード設定 リモートネット追加モード 使用できません。
2 自動CC-Link起動機能 自動CC-Link起動 使用できません。
3 接続機器の自動検出機能 接続機器の自動検出 使用できません。
4 バックアップ/リストア機能 バックアップ/リストア 使用できません。
AnyWireASLINKマスタユニット
MELSEC-Qシリーズ(QJ51AW12AL)とMELSEC iQ-Rシリーズ(RJ51AW12AL)のAnyWireASLINKマスタユニットの相違点を示し ます。
MELSEC iQ-Rシリーズの詳細は,下記を参照してください。
MELSEC iQ-R AnyWireASLINKマスタユニットユーザーズマニュアル(スタートアップ編) (SH-081582)
MELSEC iQ-R AnyWireASLINKマスタユニットユーザーズマニュアル(応用編) (SH-081583) 配線MELSEC-QシリーズとMELSEC iQ-Rシリーズでは,絶縁(4線式)タイプのスレーブユニットを接続する際の配線が異なります。
MELSEC iQ-Rシリーズでは,スレーブユニットの電源端子をOUT(24V,0V)端子に配線することで,個別にDC24V外部供給 電源へ配線する必要がなくなります。
パラメータ
エラーコード
MELSEC iQ-Rシリーズではエラーコード体系を一新しています。したがって,エラーコードを動作条件やインタロック条件 に設定している場合,プログラムを見直す必要があります。
機能
MELSEC iQ-Rシリーズでは,以下の機能を追加しています。
No. 項目 MELSEC-Qシリーズ MELSEC iQ-Rシリーズ
1 伝送点数 インテリジェント機能ユニット
パラメータ スイッチ設定 ユニットパラメータ 基本設定
2 リフレッシュ インテリジェント機能ユニット
パラメータ 自動リフレッシュ リフレッシュ設定
3 起動時動作モード 非対応 基本設定
4 2重照合 非対応
5 エラー状態自動復旧 非対応
6 AnyWireASLINK構成 インテリジェント機能ユニット
パラメータ AnyWireASLINK構成 AnyWireASLINK構成
No. 項目 MELSEC-Qシリーズ MELSEC iQ-Rシリーズ
1 2重照合 ビット2重照合 ビット2重照合およびワード2重照合
2 伝送線短絡検知機能 DP-DN間の短絡検知 DP-DN間および24V-DP間の短絡検知
3 ID重複検知機能 アドレス自動認識の実行で検知 アドレス自動認識またはアドレス重複検査の実行で検知
4 ID未設定ユニット検知機能 アドレス自動認識の実行で検知 アドレス自動認識またはアドレス重複検査の実行で検知