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II. 研究の方法

4.  ドリブルシュートの練習

・グループ練習

・競争(左右各2分ずつ)

5.学習のまとめ

ヒ;ts上の5n意点

・靴と爪について話をする.

・動機づけとしたい.

・高高までにチーム名を決めておくよう,伝える.

・ゴール下シュートとドリブルシュートが上手にでき るように練習しよう.

・手首,足首,膝関節を中心に

・できるだけジャンプしてキャッチすること,ジャン プして打つことを要求したい.

・並び方を考えて.

・チームが勝てるように練習しよう.

・練習の成果をためしてみよう.

・チームが勝てるように練習しよう.

・練習の成果をためしてみよう.

2時間目 時間

2

10

25 40

1巳童の活動 1 集合する.

・本時の目標を確認する.

2.準備運動をする.

・簡単なストレッチ(全体で)

・ドリブルシュート

3.ディフェンスについて学習する.

・1対1の攻防.

4.2対2の攻防

・チーム練習 5.me習のまとめ

指;」IS上の留意点

・ディフェンスがいるときの攻め方について勉強しよ

う.

・手首,足首,膝関節を中心に

・左・中央・右の3コースから

オフェンスとディフェンスを両方ためしながら学習さ

せる.

・ディフェンスは動く壁.壁をかわして攻めるように

させる.

・抜いた状態とはどんなことか知らせる.

・抜くまでは,ディフェンス優位,抜いた後は,オフ

ェンス優位.

・見ている人は,審判の練習をさせる.

3時間目

時間

2

15

35

40

児童の活動 1.集合する.

・本時の目標を確認する.

2.準備運動をする.

・簡単なストレッチ(全体で)

・2対2の攻防

3.3対3のゲームをする.

・4分ゲーム3試合 4.ゲームの反省をする.

7.学習のまとめ

旨;R#上の留意点

・上手にパスを使って攻めよう.

・手首,足首,膝関節を中心に

・審判の練習も兼ねさせる.

・教師の割当で,出場,審判,記録に分かれさせる.

・ゲームとゲームの問を,素早く行動させる.

・強かったチームを取り上げ,どこが良かったのかを 考えさせたい.

・速攻が有効であることをおさえる.

表8 単元計画(その2)

4時問目

2

15

30

40

旧土のs1 1 集合する.

・本時の目標を確認する.

2.準備運動をする.

・簡単なストレッチ(全体で)

・3対3の攻防 3.パスゲームをする.

4.4対4のゲームをする.

・3分間2試合 5.M習のまとめ

ヒ 首 の印音占

・ノーマークシュートするために,速く攻める方法に ついて学習することを伝える.

・手首,足首,膝関節を中心に

 チーム内で3対3に分かれさせ,行わせる.

・余っている1人は,審判.

・バスケットが起きたら,攻守交代.

・カットされたチームは,1人交代.

・チームを巡視し,バウンドパスの有効性,スペース に走ってパスを呼ぶことを指導する.

・教師による割当どおり出場し,記録,審判も務めさ

せる.

5〜7時問目

時問

5

10

20 30 40

児童の活動 1.集合する.

・三時の目標を確認する.

・対戦相手を決める.

2.準備運動をする.

・簡単なストレッチ(全体で)

3.ためしのゲームをする.

・3分ハーフのゲームをする.

4.ゲ・一一一ムの結果をもとに,チームで練習す

る.

5.たしかめのゲームをする.

・3分ハーフ 6.N習のまとめ

巳首上の留意点

・対戦相手を決めて,ゲームをすることを伝える.

・手首,足首,膝関節を中心に

・出場順,審判,記録を番号で指定する.

・作戦を決め,それに沿った練習をさせる.

8時品目 時間

3

10 20 30 40

児童の活動 1.集合する.

・本時の目標を確認する.

・対戦順を決める.

2。準備運動をする.

・簡単なストレッチ(全体で)

3.第1試合をする.

4.第2試合をする.

5.第3試合をする.

6.学習のまとめをする.

指 首上の留意点

・すべてのチームと対戦することを知らせる.

・手首,足首,膝関節を中心に

・3分ハーフ

8)教師の授業力量形成

本研究は,教師の授業力量形成を視点に,授業改善の方法を検討することが目的である.

そこで,授業計画段階では,現在の力量を明らかにしておくことが必要である.吉崎196)

の授業計画段階における「授業目標と教材と子どもの関係を頭の中に描きながら,授業展 開をシミュレートできる力量」 「本時と単元,さらには授業分節と当時との関係と言った ように複眼的視点から授業を捉えることができる力量」という2つの授業力量の捉えから,

ここでの授業力量は,授業展開をシミュレートしたうえでの単元計画ということになる.

現有する授業力量が単元計画に表れるとするならば,それは子どもの学習成果,換言すれ ば,どのような子どもに育てたいかの予測ということになろう.授業計画段階において,

適切な予測ができる力量,単元の進行にともない,予測と現実とのズレを,原因を追及し ながら修正し,次時の教授一学習過程に展開していく力量,適切な意思決定にもとつく教 授技術を発揮し,教授一学習過程において予測した姿に近づける力量,これらの力量がこ

の研究方法によってどう形成されるかを検討していく.

2.授業実施段階(process)

授業実施段階では,1時間毎の教授一学習過程における教師の意思決定とそれにもとつ く教授行動,その結果,子どもに表れる学習成果を関連づけ,授業計画段階で設定した目 標達成を目指すうえで,どのような授業改善の方法を講じることにより到達できるかを考 察していく.すなわち,教師の力量が見える最善の方法である意思決定が教授行動として 表れ,その教師の意図を表現する方法である教授技術の効果が表れるのが学習成果である ことから,これらすべての一連のつながりの中で授業力量形成について論じることが重要

なためである.

1)第1時間目

設定した学習目標の達成のために,授業を通して身についた内容を整理して子ども達の 到達度をみる必要があるため,学習ノート作成の観点は,児童に考えを整理して書かせる 設問による記述を重視した.また,児童の学習成果としての技能,教え合い,交友関係,

チームワークQ点から捉えた.この考えのもと,図4のような学習ノートを作成した.

第1時間目は,授業計画段階での調査・測定をもとに計画した授業プログラムで実施し

た.

表9は,本第1時間目のALT−PE観察法による結果である.その結果からも理解できるよ

バスケットホー几学習ノート

      チーム名 名前

※矢印にそって「はい」 「いいえ」に○をつけながら進みましょう.

@      潔訓ρ

今日の授業で何か「こつ」をつかみましたか?

↓、いえ

どんなこと? どうしてできなかったのかな?

だれかに教えてもらったことはありましたか?

      はい一士       詣■    ■    .      ・    ■    ,    o    ・    層    .

i・・

馴。?…・…・…・…・…・…・…・…・…・・……・…・…・…・1旨どういうβ、うに? ._….….….…,….….….….….1

i:ii{『i i;i;i;::i

いいえ

齢  ■  …       9  .  ■  …       .  .  ■  「  .

どんなことを? 暉願 圓卿

@   巳       .       .       .       ■      .

=.≡

mii:i i その結果どうだった? }きii:i:i}i遷

i :........閣. 脚.....印         .=

@      ==.=.=印=.=       .=.=■= ・=・=・=・=・=・=・=・ド=・=・=・=・=・=・=・=・=・=・i・…

itne

mtu

    はい姻岬

だれかに励ましてもらったことはありましたか?

だれ1こ? どういうふう1こ?

いいえ

どんなとき1こ? 乞れでどう思いましたか?

チームワークはどうでしたか?

      湘

Dちょっと困ったことがあった

≡1とんなごとう… … 整翻あがし燃1

x x N x

ばっちり

それでどうなった?

x

x

その他,感想を自由に書いて下さい.先生への手紙でもいいです.

 l

be e

 l

表9 第1時間目のALT−PE観察法の結果

班別 A B C D

全体 A班 B班 C班 D班 浩介 絵美 亜矢 竜也 裕史 明子 佳那 理恵 学 晴嘉 香那 洋平

内容の次元

一般的内容 32.43 25.99 37.99 32.42

3333

27.12 23.73 27.12 38.33 36.67 38.98 31.15 31.67 34.43 34.43 29.51 36.07

(1)待機 4.43 2.82 6.15 4.40 4.37 3.39 3.39 1.69 8.33 1.67 8.47 1.64 5.00 6.56 6.56 4.92 1.64

(2)移動 4.02 3.95 3.35 4.95 3.83 5.08 3.39

339

5.00 1.67 3.39 4.92 6.67 3.28 3.28 4.92 3.28

(3)マネージメント 23.28 19.21 25.70 23.08 25.14 18.64 16.95 22.03 25.00 31.67 20.34 24.59 20.00 24.59 24.59 19.67

31」5

A=準備 6.36 4.52 5.03 8.79 7.10 5.08 3.39 5.08 3.33 6.67 5.08 11.48 6.67 8.20 6.56 4.92 9.84

B:教師の説明 15.95 13.56 19.55 13.74 16.94 11.86 11.86 16.95 20.00 23.33 15.25 11.48 13.33 16.39 16.39 14.75 19.67

C:挨拶 0.97 1.13 1.12 0.55 1.09 1.69 1.69 0.00 1.67 1.67 0.00 1.64 0.00 0.00 1.64 0.00 1.64

D:非従事 0.00 0.00 0.00 0.OO 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

(4)休憩 0.42 0.00 1.68 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 5.08 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

⑤非学問的指導

α28

0.00 1.12 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 1.67 1.69 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

体育的内容 67.57 74.01 62.01 67.58 66.67 72.88 76.27 72.88 61.67 63.33 61.02 68.85 68.33

65.57 65.57

70.49 63.93

(1)個人的技能の練習 25.40 28.81 24.58 24.73 23.50 25.42 30.51 30.51 26.67 26.67 20.34 27.87 20.00

26.23 22.95

24.59 22.95

(2)集団的技能の練習 9.72 10.73 10.06 9.34 8.74 10.17 11.86 10.17 8.33 11.67 10.17 9.84 8.33 9.84 8.20 9.84 8.20

(3)ゲーム 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.OO 0.00 0.00 0.00 0.00 0.OO 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

㈲体操・トレーニング 5.69 6.78 5.03 6.59 4.37 6.78 6.78 6.78 5.00 5.00 5.08 6.56 6.67 6.56 4.92 4.92 3.28

⑤知的活i助 26.75 27.68 22.35 26.92 30.05 30.51 27.12 25.42 21.67 20.00 25.42 24.59

3333 22.95

29.51 31.15 29.51 A.教師による教授 24.25 24.29 20.67 24.18

27β7

25.42 23.73 23.73 21.67 18.33 22.03 22.95 28.33 21.31 26.23

27.87

29.51

B.模範・師範 1.39 3.39 0.00 0.00 2.19 5.08 3.39 1.69 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 3.28 3.28 0.00 C.グループでの話し合い 1.11 0.00 1.68

275

0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 1.67 3.39 1.64 5.00 1.64 0.00

α00

0.00

D.学習ノート 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

α00

0.00 0.00 0.00 0.00

⑥社会的行動 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

(7)その他の運動

α00

0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

生徒の学習行動の次元

従事 43.23 41.24 37.43 47.80 46.45 42.37 40.68 40.68 36.67 41.67 33.90 49.18

51.67

42.62

44.26 49.18

45.90

(1)運動での反応 16.06 12.99 15.08 20.88

1530

10.17 13.56 15.25 15.00 21.67 8.47

2459

18.33 19.67 13.11 16.39 16.39

②間接的活動 2.50 3.95 1.68 2.75 1.64 6.78

339

1.69 0.00 1.67 3.39 1.64 5.00

t64 t64

3.28 0.00

A.アドバイス・教え合い 1.53 1.69 1.68 2.75 0.00 3.39 1.69 0.00 0.00 1.67 3.39 1.64 5.00 1.64 0.00 0.00 0.00

B.応援 0.27 0.00 0.00 0.00 1.09 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 1.64 1.64 0.00

C.記録・得点係・審判 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 D.運動での補助的な反応 0.14 0.00 0.00 0.00 0.55 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 O.00 0.00 0.00 1.64 0.00 巳他の子のプレーを見ている 0.56 2.26 0.00 0.00 0.00 3.39 1.69 1.69 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

(3>認知的活動 24.66 24.29 20.67 24.18 29.51 25.42 23.73

2373

21.67 18.33 22.03 22.95 28.33

2131

29.51 29.51 29.51

非従事 24.34 32.77 24.58 19.78 20.22 30.51 35.59 32.20 25.00 21.67 27.12 19.67 16.67 22.95 21.31

2131

18.03

(1)合い間 2.62 0.00 2.23 6.04 2.19 O.OO 0.00 0.00 5.00 1.67 0.00 9.84 3.33 4.92 0.00 4.92 1.64

(2)待機 21.72 32.77 22.35 13.74 18.03 30.51 35.59 32.20 20.00 20.00 27.12 9.84 13.33 18.03 21.31 16.39 16.39

うに,授業始めは,どうしてもグループ編成やオリエンテーション等のマネージメントが 増えるため,学習内容は少なくならざるを得なかった.その中でも今後の授業の進行を予 測し,各グループに以下のように関わっていった.

A班については,浩介にグループをまとめさせたいと考えていたため,浩介中心に関わっ ていった.班ごとのドリブルシュート練習の場面で,技能下位レベルの子の練習を見ずに,

友達と話をしながら列に並んでいたので,呼び寄せてどこが悪いのかの観察の視点を明確 にさせた.そして, 「それを教えてあげな.」と教え合いの方向づけをしたのである.ま た,浩介自身の班の中での役割を暗に伝えるため,友達にボールを渡させ,練習の進行役 になることをアドバイスした.

B班については,健二を中心にまとめたいという意図があったため,ボールを友達に渡 させ,教師と一緒に友達のプレイを見ながら,「何が悪い?」と発問しながら教え合いの ポイントを整理していった.そして,ポイントをシュートコースにしぼり,「それ教えよ

う.」と伝えた.

C班は,気分によって活動が左右される道昭や佳那がいるので,絶えず関わる必要性を 感じていた.しかし,教えることができるのは,ミニバスをしていて技能上位の理恵しか いないと判断し,「どこが悪かった?」と関わりを持った.A,B班と同様に教えるポイン

トをしぼり,「それを教えてあげて.」と話した.

D班は,ミニバス経験者がいないので,技能的に少し心配していた.また,体育嫌いの 洋平がいるということで,洋平を核としたチームづくりをしょうと考えていたため,洋平 を中心に関わっていった.洋平は身長もあり,ポストプレイをさせ,ポイントゲッターに させることで,「下手な子」という他の仲間のラベルを外したいと考えていたのである.

そこで,洋平にボールを頭上高く挙げさせ,背の低い香那にとらせてみた.もちろん届か ず,周りがわっと湧いた.そのことにより洋平の背の高さを再認識し,自分達のチームの 強力な戦力と確認したようであった.後はゴール下からのシュートをきちんと打つだけで あるので,立つ位置と当てる場所を教えた.

 このそれぞれの班に対する関わり方を班別にALT−PE観察法の結果(表9)からみてみる と,A班については,浩介の「体育的内容」の「教師の教授」が高く,進行役としての役 割のみれる「間接的活動」が他の対象児より多くなっている.班全体としても,この浩介 の役割が有効であったため,他の班に比べ体育的内容の値がさわめて高値を示した.しか

し,各人が浩介の指示を待つような形になったため, 「非従事」の「待機」が多くなって