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サービスの概要

ドキュメント内 サービス仕様書 (ページ 40-43)

3.2  放送類似系サービス(BB Vision)

3.2.2  サービスの概要

BB Vision の狙うコンテンツ配信   コンテンツの配信は大きく分けて 

ストリーミングのように今見たいものを今遠隔の格納場所から流す方式  予めエンドユーザの手元にデータを格納し、それを視聴(消費)させる方式  があります。 

 前者は所謂インターネットでの動画ストリーミングに代表される枠組みであり、後者は主にレンタルビデオに代 表されます。 

 BB Vision はインターネットを使い、後者のアプローチを行うものです。 

  具体的には図 3.2.2.1 BB Vision controls how contents are consumed に示すとおり、BB Vision では一定のロ ジックによりコンテンツをクライアント(端末の記憶媒体)に予備配信することが出来ます。この予備配信のトリガ は BB Vision 事業者(以降事業者)側、ユーザ側どちらでも可能ですが、主な用途としては、事業者側からの予 備配信です。 

 事業者側からの予備配信においては、ユーザ側はそれを意識することは基本的に有りません。ただし、事業 者側から意図的に配信終了通知をすることはできます。オルタナティブとして、事前に配信しておいたコンテン ツに対し、後にその存在を知らしめ視聴可能状態であることを周知する方法もあります。 

 BB Vision では配信されたコンテンツに対して幾つかの属性を与えることができます。ユーザ側端末はこの属

性に従って配信されたコンテンツを扱います。 

コンテンツの属性例としては 

コンテンツ ID:事業者または第3者機関が付与する ID 

消費期限:コンテンツが時限性を持つべきものであれば設定する。 

消費回数:コンテンツの消費回数を制限したいものであれば設定する。 

権利者情報:各種コンテンツ権利者情報。コンテンツ ID による情報と重複する場合がある。 

課金情報:必要に応じて。無料の場合なども含む。 

などが挙げられますが、これに限りません。 

 

配信サーバ キャッシュ

サーバ

クライアント キャッシュ

部分

クライアント 視聴可能

領域

コンテンツ 視聴部分 の制御に 特徴があ る。

例えばHGW

リアルタイム コンテンツ

視聴者

課金管理 視聴管理

通常のCDNが対象とする領域

BB Visionが対象とする領域-> 視聴される形まで管理する。

VOD コンテンツ

コンテンツID 著作権管理

  図 3.2.2.1 BB Vision controls how contents are consumed   

BB Vision のポイント 

(1)BB Vision では、サービスとして帯域を指定しません。 

 予備配信機能を使うことにより、高品質の動画コンテンツを時間さえかければ狭帯域(CATV、ADSL の一部な ど)の回線を通しても送れます。この点がコンテンツ配信のサービスとしてロバストである点です。端末に対して も需要が見込めるものに関しては対応できます。極端な場合、帰りの電車でモバイル端末で見たドラマの続き を家庭の端末でみる、ということも出来るわけです。 

 

(2)著作権の保護管理として 

 著作権は視聴されてはじめて利益を生みます。 

 BB Vision では、活発な消費を促すと同時に、サービスとして  正当な利用のみ許容する管理機能 

消費に応じて著作権者の収入を確保する課金機能  を具備するものとします。 

(図 3.2.2.2 Content of BB Vision Architecture) 

 

(3)配信するタイミングと視聴するタイミングの分離 

 BB Vision では、コンテンツを(サーバからクライアントへ)配信するタイミングと、視聴するタイミングは一致しま せん。それぞれが双方の都合で行います。 

 これにより、例えば予め完成している人気コンテンツで、一斉にアクセスが集中することが予想されるコンテン ツでも、一般ユーザにしらせず前日から事前配信するなどして、実際の公開時刻に視聴可能にするトリガ情報 だけ送るということが可能になります。 

 また、事業者側のネットワークリソースの有効利用として、トラフィックの閑散時に積極的に事前配信を行い、ト ラフィックピークを押さえることが可能になります。これにより、ピークにあわせた配信サーバやネットワーク機器 の準備(投資)を押さえることが可能になり、資産の有効活用につながる可能性があります。 

 

BB Vision の対象サービス例 

本冊子の 2 章における派生サービスとして、本 BB Vision ではモデル番号 2 番「TV 番組配信サービス」及び 3 番の「アーカイブ配信サービス」モデルを包含するものです。 

視聴者

光ブロードバンド網

BB Vision アーキテクチャ

無線網 クライアント

例えばHGW 視聴管理 商業

コンテンツ リアルタイム

VODor

クライアント 例えば モバイル端末

視聴管理

ネットワークインフラ 視聴者

メタデータ(e.g. コンテンツID、著作権)管理 課金管理 視聴管理

  図 3.2.2.2 Concept of BB Vision Architecture 

 

BB Vision の動作は発信者、受信者のどちらの意思に主なトリガがあるかにより、二つに分類できます。 

即ち 

BB Vision Passive  BB Vision Active  です。 

便宜上これらを区別して呼ぶことがあります。 

それぞれについて、次に説明します。 

 

BB Vision Passive  発信者の都合で事前配信 

情報を提供したい発信者が生活者のホームサーバに自動的に蓄積  具体例 

行政(自治体)が生活者に行政サービス情報を配信  広告主から生活者に広告を配信(蓄積広告) 

 

費用負担 

コンテンツ料・回線料 ⇒ 発信者負担 

配信される情報・コンテンツが生活者のホームサーバに事前に配信され蓄積されることを生活者が承諾するか 否かのパーミッションが必要。現在のメールマガジン、オプトインメールのような事前登録制、もしくは会員制

(会員規約)が必要。 

留意点 

生活者にコンテンツをプル(ひきだす)させるための仕掛け、インセンティブづくり。 

 

BB Vision Active 

受信者の都合で事前配信  

生活者が見たいコンテンツをいつでも見れるように自分でダウンロード。(輻輳に左右されない安定した品質で 視聴可能。←リアルタイムのストリーミングにない最大のメリットか?) 

具体例 

新作映画の予約ダウンロード 

膨大な映像アーカイブをブラウジングし、目的のコンテンツを発見するための予備的ダウンロード  費用負担 

(1) コンテンツ料・回線料  ⇒  基本的に受信者負担(但し、広告提供者がコンテンツ料・配信料の一部負担を するモデルも成立する。その際、コンテンツの質と、アクセス数が問題となる。) 

(2) 課金システム 

① 会費制 

② PPV  留意点 

データコピーを防ぐ著作権保護   

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