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プールに移動時のシナリオ実行機能

ドキュメント内 運用ガイド -設計・構築編- (ページ 133-138)

8. 注意事項

8.1. システム構成管理機能

8.1.9. プールに移動時のシナリオ実行機能

稼動サーバをプールに移動する場合、特定のシナリオを実行することができます。

本機能を利用するには、レジストリ設定を行う必要があります。

デフォルトでは、「(1) プールサーバのホスト名・IP アドレス変更方法」の「管理対象 OS が Windows の場合」に記載されている

「SetDHCP」というシナリオが実行されるように設定されています。「SetDHCP」以外のシナリオを実行したい場合、レジストリ設定 が必要です。

[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を起動します。

[名前]に regedit.exe を指定し、[OK]ボタンを押し、レジストリ設定画面を起動します。

(1) プールサーバのホスト名・IP アドレス変更方法

SystemProvisioning で単純に構成変更処理を続けていくと、同一のホスト名、IP アドレスが設定されているサーバが同じネッ トワーク内に存在することが考えられます。稼動サーバ以外のサーバは、基本的に停止状態にあり、ホスト名や IP アドレスの 重複による不具合は発生しませんが、操作ミスや電源管理製品などによって SystemProvisioning の管理外でサーバを起動さ れることも予想されます。この場合、ホスト名、IP アドレスが重複することによる不具合が発生します。

懸念される不具合としては、以下のようなものがあります。

¾ サーバの誤認識による制御異常

¾ 重複による管理対象サーバのネットワーク利用不可

このような不具合が発生しないように、稼動サーバをプールに移動する場合、ホスト名、IP アドレスの設定を変更するオプシ ョン機能を提供しています。

• 管理対象 OS が Windows の場合 本機能の設定は、DPM で行います。

管理サーバ for DPM をインストールしたサーバの CD-ROM ドライブに SigmaSystemCenter の CD-ROM を挿入します。

[スタート]-[すべてのプログラム]-[DeploymentManager]-[イメージビルダー]を起動します。イメージビルダーが起動した ら、「パッケージの登録/修正」を選択してください。

「パッケージの登録/修正」画面が起動しますので、「ファイル」メニューから「Windows パッケージ作成」を選択してください。

各項目に以下のように入力します。

• 「基本」タブ

¾ パッケージ ID :SetDHCP

¾ タイプ :アプリケーション

¾ 緊急度 :一般(デフォルト値)

¾ その他 :空白のままで結構です。

• 「実行設定」タブ

¾ フォルダ名 : SigmaSystemCenter の CD-ROM に含まれている以下のフォルダを指定して[追加]ボタンを押しま す。

\Tools\SetDHCP

¾ 実行ファイル : \Tools\SetDHCP フォルダの install.exe を指定します。

\Tools\SetDHCP\install.exe

¾ セットアップパラメータ : DPM で配信後、install.exe が実行されてから、設定変更処理が実行されるまでの時間 (秒)を指定します。指定がない場合、既定値の 10 秒となります。

¾ その他 : 変更する必要はありません。

• 「対応 OS と言語」タブ

¾ OS と言語をプルダウンから選択して追加してください。

それ以外は指定する必要はありません。

• 「依存情報」タブと「識別情報」タブ

¾ 設定する必要はありません。

入力を完了したら、[OK]ボタンを押します。

作成したシナリオは、運用コンソールを使用して配布ソフトウェアの追加登録を行ってください。

図 8-3 アプリケーションの登録

次に DPM の Web サーバ for DPM を起動します。Web コンソールでアクセスモードを「更新モード」に変更後、[シナリオ]メニ ューで[シナリオファイル作成]を選択します。「シナリオファイルの作成」画面で「アプリケーション」タブを選択し、各項目に以下 のように入力します。

¾ イメージビルダーで作成した「Local-SetDHCP」をアプリケーションとして指定します。

¾ 「ユニキャストでデータを送信する」チェックボックスをチェックします。

¾ 「シナリオ名」に、「SetDHCP」と入力します。

入力を完了したら、[OK]ボタンを押します。

図 8-4 シナリオファイルの作成

本機能を使用すると、稼動サーバをプールに移動するときに、ホスト名と IP アドレスを以下のように変更します。

¾ ホスト名 : PC-MAC アドレス(MAC アドレスの":"は除く)

複数の NIC を搭載するサーバの場合、任意の NIC の MAC アドレスを使用します。

¾ IP アドレス : 「IP アドレスを自動的に取得する」

つまり、DHCP サーバから取得します。

SystemProvisioning は、稼動サーバをプールに移動するとき、前述のシナリオの存在を確認し、存在すれば本シナリオを自 動的に実行します。

SetDHCP の実行中に管理対象サーバに対して操作は行わないでください。ホスト名、IP アドレス が突然変更されることになりますので、アプリケーションなどの環境によっては利用できない場合 があります。SetDHCP は、.Net Framework のインストールが必須になります。管理対象サーバ の OS が「Windows 2000 Server」の場合は.NET Framework をインストールしてください。

• 管理対象 OS が Linux の場合

本機能の設定は、DPM で行います。管理サーバ for DPM をインストールしたサーバの適当なディレクトリを作成し、以下に

管理サーバ for DPM をインストールしたサーバの CD-ROM ドライブに SigmaSystemCenter の CD-ROM を挿入します。

[スタート]-[すべてのプログラム]-[DeploymentManager]-[イメージビルダー]を起動します。 イメージビルダーが起動し たら、「「パッケージの登録/修正」を選択してください。

「パッケージの登録/修正」画面が起動しますので、「ファイル」メニューから「Linux パッケージ作成」を選択してください。

各項目に以下のように入力します。

• 「基本」タブ

¾ 「基本」タブ : SetDHCPforLinux

¾ タイプ : アプリケーション

¾ その他 : 空白のままで結構です

• 「実行設定」タブ

¾ フォルダ名 : 先に作成した スクリプトファイルが存在するディレクトリを指定してください。

¾ 実行ファイル : 先に作成したスクリプトファイルを指定してください。

¾ セットアップパラメータ : 指定無し 入力を完了したら、[OK]ボタンを押します。

次に DPM の Web サーバ for DPM を起動します。Web コンソールでアクセスモードを「更新モード」に変更後、[シナリオ]メニ ューで[シナリオファイル作成]を選択します。「シナリオファイルの作成」画面を表示します。

「アプリケーション」タブを選択し、各項目に以下のように入力します。

¾ イメージビルダーで作成した「SetDHCPforLinux」をアプリケーションとして指定します。

¾ 「ユニキャストでデータを送信する」チェックボックスをチェックします。

¾ 「シナリオ名」に、「SetDHCPforLinux」と入力します。

「オプション」タブを選択し、「実行後に電源を切断する」チェックボックスをチェックします。

入力を完了したら、[OK]ボタンを押します。

作成したシナリオは、運用コンソールを使用して配布ソフトウェアの追加登録を行ってください。

次にレジストリ設定を行います。

[スタート]-[ファイル名を指定して実行] を起動します。

[名前]に regedit.exe を指定し、[OK]ボタンを押し、レジストリ設定画面を起動します。

「キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\NEC\PVM\ActionSequence\Scenario」に移動し、以下の設定を行います。

名前:HaltScenario 型:文字列型

設定値:SetDHCPforLinux

(2) shutdown コマンドによる自動電源 OFF

Linux の shutdown コマンドで電源断ができないハードウェアについて、SigmaSystemCenter では下記の注意事項がありま す。

¾ サーバの shutdown 不可

¾ 構成変更不可

Linux の問題のため、お客様責任にて電源断を可能にするためのソース修正を行いカーネル再構築する方法もありますが、

電源 OFF 用のシナリオを利用することで構成変更不可については解決できます。「オプション」タブで「実行後に電源を切断す る」チェックボックスをチェックしたシナリオを電源 OFF 用のシナリオとして利用できます。

「(1) プールサーバのホスト名・IP アドレス変更方法」の「管理対象 OS が Windows の場合」で記載されているシナリオを電源 OFF 用のシナリオとして利用できます。

ネットワークの設定を行いたくない場合、スクリプトファイルを変更してください。

【例】

8.2. ソフトウェア配布・更新機能

ドキュメント内 運用ガイド -設計・構築編- (ページ 133-138)