• 検索結果がありません。

オファー( O 契

ドキュメント内 欧州 (ページ 104-112)

グラフ 4  形態別アパレル市場(Clothing RetailingMarket in 2001) *靴は含まな

5. オファー( O 契

しておくとよ

上運送の場合は所有権を表す船荷証券が船会社によって発行されるが、航空運送の場合は航空貨物運

、貨物の受取証、運送条件を意 Consigneeを銀行と

見本による販売 点

輸出取引では輸出者が取引先を決めて、そこにProform

チ(Swatch)見本が送られて来て、これと同じ物、類 くる。分析の結果同じ物が作れるとなれば、試作品(Tria

本程度の少量ならばうまく作れるのに、大量生産(Bulk Produ の内のいずれかの点に於いて、見本と差異が生まれて

重に生産しなければならない。従って客先見本に基づいて契約を行う場合は、輸出者としては一定の許 容範囲を決めておくのも、後々の紛争を予防する意味で賢明なやり方である。

5. オファー(O

コレポン(Bus

てゆく。諸条件が合って買手がOKすれば契約に至るし、一部条件が合わぬ場合、買手は反対Offer、

つまりCounter Offerを行う。このようにOffer、Counter Offerのやり取りの過程を経て最終的に合意し契 約に至る訳である。勿論物別れの場合もある。

上記は無条件 Offer であるが、これに対し条

b-Con Offerといわれる。正式には Offer with subject to confirmationという。これは買手が例えOffer 呑んだとしても、輸出者が確認するまでは契約にはならない。確認の返事を出して初めて る種類のOfferである。通常Offer、反対Offer、確認条件付Offerの3つがあることに留意 い。

6. 契約書作成

販売活動の最後は輸出業者と買手との間の合意書、つまり契約書の作成である。契約書は通常2部作

成 管しておく。貿易では問題が発生すると解決するのに時間

と が多いので、契約書にはやり取りの過程で双方が合意した項

Ⅱ 輸出手続き実務知識

1.

上が契約から代金の回収までの簡単な流れ、必要書類を順を追って記したもの。このあと貨物が現 に搬入され、開梱されてから品質問題、数量の過不足、商品のダメージ、

し、両当事者が署名して双方各1部づつ保 労力がかかり、解決するのが困難な場合

は全てもれなく盛り込み、完璧なものとする事が求められる。このようなことは常識で書かなくても よいだろうといった考え方は通用しない。品名、仕様、見本、巾、長さ、数量、単価、過不足許容範囲、

納期、決済方法、仕向地、保険、その他しっかりと記載しておく必要がある。

.

輸出貿易に必要な書類、業務の流れ

契約 → 契約書の発行 → 商品加工・生産指図書(メーカーへの加工指図書)→

信用状督促(Telex、E-mail)→ 信用状接受 → 海貨業者選定 → 船腹予約 →

船積手配 → 海貨業者保税上屋又はCY(コンテナーヤード)、CFS(コンテナフレートステーション)

への貨物の搬入 → 海貨業者へ船積指図 → 海貨業者通関申告準備 → 検量業者手配 →

税関申告 → 輸出許可(免状発行)→ 上屋にてVAN詰開始 → 検量 → 港内ドレー → CYに搬入 → 船積 → ドックレシート(D/R)入手 → 船会社へD/R持込み → 船荷証券(B/L)の発行 → 船積書類作成と為替手形発行 → 銀行取組 → 代金受取 → 船積通知

地に到着してから客先の倉庫

ソート(アソートメントといって、色別数量バランス)等々につき問題が発生することがある。いわ ゆる苦情というやつである。(クレーム)これをうまく処理して損のない様にして始めて一つの契約が 完了したことになる。

2. 輸出手続の概略をフロートチャートに表すと下図のような流れとなる A. 物の流れ

B. 代金決済と書類の流れ

3. 契約書の概説

じようなものである。

契約書はSales Note、Contract Sheet、Sales Contract等まちまちである。特に決まった表現はない。

契約書の最初の文言はWe as seller confirm having sold to --- とある。これは「我々は次の様な条件の下 で販売することを確認する ---」ということで、どのフォームの契約書にも同様の主旨のことが書いて あるいわば決まり事である。内容項目は商品名、数量、単価、金額、取引条件、支払条件 --- etc記載 されてあり、下記概略説明する。

ontract No. :契約番号。Fax、E-mailでやりとりする折は必ずこの番号を参照する。

ate :契約日。

arking :荷印。

港湾倉庫、空港で貨物を仕分けたり、仕向地別に並べたり、船積書類と照合するた めに必要な しるし 。このマークは相手が指定する場合がある。原産地と仕向港

れること。

Description :商品の表示。

商品の名前、規格、製品番号、色/柄番等を記載する。記入し切れない場合attached sheetを添付して全て記入すること。

Quantity :数量。

m=meter、y=yard、kg=kilogram、lb=pound など国際取引に使用される単位を書 く。

Shipment :船積。

FOB、CIF等取引条件により船の選択権者が変わる。FOBなら買手が船を指定する。

実務的には輸出業者が代って船を手配する。船積後は即座に船積通知をする。

CIFなら輸出業者が船を決める。又、積地港はTOKYOであってもAny Japanese Port という文言も入れておくべき。これなら積出港については融通がきく。

Port of descharge :仕向項。荷揚げ港。

Time of shipment:納期。

船積時期。B/L Dateが通常船積日となる。単に1月積とすることもあるし、L/Cが 1月31日までに到着することを条件に3月末積とするという決め方もある。

Payment :支払条件。

一般的には、ドル建一覧払取消不能信用状による場合が多い。(Payment under irrevocable letter of credit at sight in US dollars.)

Insurance :海上保険。

FOBならcovered by buyer、CIFならcovered by seller。CIFの110%UPというのが一 般的であり、保険料(Insurance premium)は(CIF X 110%)X 0.05%位。

Packing :梱包方法。

かつては木箱であったが、今はカートンボックス。それも輸出用ダブルカートン。

EUROPE向けの場合、木箱使用ならINVOICEに no wood packing material is used なる文言を入れねばならない。特定害虫の進入を防ぐためと思われる。

契約書のフォームは業者によって異なるが、記載すべき内容項目はそれぞれ同

C D M

は必ず入

4. 輸出代金の回収プロセス

輸出業者が商品代金を確実に回収する方法の一つに信用状の開設を輸入業者に求める。信用状と

え をLetter of

いい 信用状を受け取ったら内容をチェックし、契約書と一致しているかを照

(B) 出荷手配 商品が出来上

(海貨業者)に 類はインボイス、パッキングリスト、シッピングインストラ 以上の場合は輸出報告書を渡す。(Export Report)

(C) 通関、船積

海貨業者(通 書類を受取る一方で、貨物を保税上屋に搬入

らう。 検量を依頼、税関に輸出申告を行う。税関から輸出許可が出ると即 VAN 詰、CYに搬入、

輸出者に渡す。船積完了後、輸出業者は輸入業者に船積通知(Shipping advice)を行う。船名、出 金額等を連絡する。同時に船積書類のコピーを別便で輸入業者に送付して おく。

(D) 船積書類の銀 船積完了後、

手形買取をして 注意を要

、仮に再発行してもらうにしても莫大な保証金を積む必要が

(E) 代金の受取(

船積書類に問

輸出代金は信用状による場合と、D/P、D/Aによる方法の2つがある。

契約成立後、輸入業者からL/Cが到着すると船積の準備をする。まずL/Cを入念にチェックし、契約 と照合して問題がなければ最終的に船積手形取組、代金回収まで実行する。

D/P、D/A なら契約後商品加工指図を出し、荷物が出来次第船積を実行すると同時に、手形を振出し

銀行に取立てを依頼する。最終的に支払われる。

(A) 信用状の受け取り

は簡単にい ば、輸入業者に代って銀行が支払いを保証する保証状のことである。これ Creditと L/Cと略す。

合することが大事。

がれば港まで出荷し輸出準備をする。船のスケジュールに間に合うように通関業者 書類と貨物を渡す。書

クションである。金額500万円

関業者)は輸出業者から通関に必要な しても 検査業者に

船積を行う。船会社にD/Rを持込みB/Lを入手。輸出許可書、船積証明書と共に

航日、到着予定日、数量

行持込み

船積書類を作成、これに B/L、Insurance Policy、為替手形を買い取り銀行に持込み もらう。この際船荷証券(B/L)は重要な有価証券故、取り扱いには特に

する。紛失すると再発行は難しい。又 ある。

回収)

題がなければ代金は振り込まれ、代金回収は完了する。

5. 信用状の基本的知識 (A) メカニズム

信用状(Letter of Credit)とは前にも述べた通り、銀行による輸出業者に対する代金支払いの保証 状である。そのメカニズムを図示すると以下のようになる。

① 契約後、輸出業者(Beneficiary)は遅滞なく輸入業者に信用状開設を依頼する。

は(Applicant)取引銀行に輸出業者宛の信用状開設を依頼する。

(B

者は信用状を受取ったら、直ちに内容のチェックを行い、契約書との間に不一致があるか る。船積後、輸出業者は船積書類と荷為替手形を買取銀行に持ち込む(取 組

と信用状の間に不一致がある場合、輸出業者は変更(Amendmet)を輸入業者に求める。

輸入業者は信用状の変更を開設銀行に依頼する。その結果、開設銀行が通 知銀行に変更を連絡し、通知銀行は輸出業者に信用状の変更通知を渡す。

このように信用状の変更については全当事者が関わってくるのである。

尚、信用状統一規則に信用状の解釈の仕方が書いてある。これをよく理解しておくこと重要。

書類の不一致をディスクレ、英語ではdiscepancy 信用状の変更をアメンド、英語ではamendment

変更通知をアドバイス オブ アメンドメント(advice of amendment)

変更が信用状期限日に間に合わねばcableにて要請する。これをケーブルネゴ(cable nego)とも いう。

②. 輸入業者

③ 信用状発行銀行(Issuing Bank)は信用状を輸出国の取引銀行(Corres Bank)に発送。

④. 通知銀行(Advising Bank)は信用状を輸出業者に渡す。

要するに信用状には4当事者(four parties)が関わる事になる訳である。

) 信用状の実務 輸出業

ないか慎重に調べて確認す

むという)。銀行は輸出業者とは物の取引ではなく書類の取引を行う訳であるから、信用状の内 容と船積書類の内容が完全に一致して始めて手形の買取を行う。又、船積書類相互の間に不一致が ないかどうかも確認した上でないと買取には応じない。

契約書

L/C変更がOKの場合、

ドキュメント内 欧州 (ページ 104-112)