ウンシュウミカン/じょうのう/普通、生では、エネルギー46 Kcal、炭水化物12.0 g、たんぱく質0.7 g、 不溶性食物繊維0.5 g、水溶性食物繊維0.5 g、脂質0.1 g、ビタミンC32 mg、β-クリプトキサンチ ン1,700 µg、β-カロテン180 µgとなる。
ウンシュウミカン/砂じょう/早生、生では、エネルギー43 Kcal、炭水化物11.3 g、たんぱく質0.5 g、 不溶性食物繊維0.2 g、水溶性食物繊維0.2 g、脂質0.1 g、ビタミンC35 mg、β-クリプトキサンチ ン2,000 µg、β-カロテン94 µgとなる。
ウンシュウミカン/砂じょう/普通、生では、エネルギー45 Kcal、炭水化物11.5 g、たんぱく質0.7 g、 不溶性食物繊維0.2 g、水溶性食物繊維0.2 g、脂質0.1 g、ビタミンC33 mg、β-クリプトキサンチ ン1,800 µg、β-カロテン190 µgとなる3)。
1.5 ウンシュウミカンの部位における栄養素、成分の構成
ウンシュウミカンの果肉の構成成分は、炭水化物20.1 %、ステロールエステル5.9 %、ワックスエステ
ル 0.6 %、脂肪酸エステル 2.5 %、トコフェロール 0.2 %、遊離脂肪酸 31.9 %、脂肪アルコール
8.3 %、遊離ステロール6.6 %、ジアシルグリセロール5.6 %、ヒドロキシ酸1.5 %、モノアシルグリセロ
ール1.2 %である。
ウンシュウミカンのじょうのう膜(内果皮)の構成成分は、炭水化物 26.3 %、ステロールエステル
5.6 %、ワックスエステル1.5 %、脂肪酸エステル8.0 %、トコフェロール0.1 %、遊離脂肪酸20.8 %、
脂肪アルコール8.5 %、遊離ステロール4.7 %、ジアシルグリセロール9.9 %、ヒドロキシ酸1.9 %、 モノアシルグリセロール 6.1 %である。
ウンシュウミカンのアルベド(果皮の内側の白い部分)の構成成分は、炭水化物27.9 %、ステロール
エステル3.2 %、ワックスエステル2.4%、脂肪酸エステル9.9 %、トコフェロール0.2 %、遊離脂肪酸
30.3 %、脂肪アルコール2.4 %、遊離ステロール6.2 %、ジアシルグリセロール3.8 %、ヒドロキシ酸
0.6 %、モノアシルグリセロール5.6 %である。
ウンシュウミカンのフラベド(外側の果皮)の構成成分は、炭水化物 35.3 %、ステロールエステル
2.7 %、ワックスエステル3.5 %、脂肪酸エステル8.8 %、トコフェロール0.4 %、遊離脂肪酸 21.9%、
脂肪アルコール8.4 %、遊離ステロール5.8 %、ジアシルグリセロール4.0 %、ヒドロキシ酸 2.0%、 モノアシルグリセロール2.0 %であり、炭水化物、脂肪酸の割合が多く占める4)。
1.6 β-クリプトキサンチンの構造式
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2. β-クリプトキサンチンの分析方法
ウンシュウミカンに含まれているβ-クリプトキサンチンの測定方法として、試料のケン化処理を行った 後に液体クロマトグラフィー/紫外吸光光度法による分析方法がある5)。
また、超臨界流体クロマトグラフィー/質量分析法によるβ-クリプトキサンチンの分析方法も報告され ている6)。
3. ウンシュウミカンの品種によるβ-クリプトキサンチンの含有量のバラツキ
3.1 ウンシュウミカンの品種と収穫期におけるβ-クリプトキサンチンの含有量のバラツキ 季節や交配による品種間においてもβ-クリプトキサンチンの含有量は変化する7)。
2.954 mg/100g:ウンシュウミカン温室栽培 (7月)
2.986 mg/100g:ウンシュウミカン温室栽培 (8月)
2.156 mg/100g:ウンシュウミカン温室栽培 (9月)
1.057 mg/100g:ウンシュウミカン温室栽培 (熟していない青いもの)
1.462 mg/100g:ウンシュウミカン 「宮川早生」 (11月)
1.348 mg/100g:ウンシュウミカン 「太幸早生」
1.947 mg/100g:ウンシュウミカン 「山下紅」
1.154 mg/100g:ウンシュウミカンの100 %瓶詰ジュース (参考)
3.2 ウンシュウミカンの部位によるカロテノイド中のβ-クリプトキサンチンの構成
ウンシュウミカンの果肉、膜、アルベド、フラベドのそれぞれの部位に含まれているβ-クリプトキサン チンの測定では、果肉に多く含まれていることが明らかとなっている4)。
β-クリプトキサンチンの構成
果肉中のカロテノイド中 26.7 %
膜中のカロテノイド中 11.2 %
アルベド中のカロテノイド中 9.4 % フラベド中のカロテノイド中 16.0 %
4. 引用文献
1) 農林水産省生産局生産流通振興課「平成 24 年産特産果樹生産動態等調査」果樹品種別生 産動向調査
2) 農林水産省 平成25年産果樹生産出荷統計 3) 食品成分データベース(文部科学省)
4) Chemistry of Natural Compounds 1989;25(3):293-9
5) Nippon Shokuhin Kagaku Kogaku Kaishi 1999;46(7):467-72 6) Journal of Separation Science 2011;34(24)3546-52
7) Food Sci. Technol. Res. 2005;11(1):13-8
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IV-3.緑茶の機能性関与成分(メチル化カテキン)とバラツキに関する知見