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月 1 日から始めたのでは 遅いのです。ペッツのセミナーを受けたその瞬

ドキュメント内 Create Awareness Take Action ,500 1 (ページ 146-151)

早や年度末になりましたね、会長様、幹事様。

てその重大な責務は 7 月 1 日から始めたのでは 遅いのです。ペッツのセミナーを受けたその瞬

間から新年度の目標を設定し、企画を立て、行 動して下さい。

次に地区協議会とは何でありましょうか。こ れは掛水次期ガバナーが主催者となって、次年 度の地区並びに各クラブの指導者に、ロータリ ーに関するあらゆる情報を提供し、知識と理解 を深めてもらうための研究会であります。掛水 ガバナーエレクトは、今年 2 月アメリカでのま ことに厳しい研修会を終了され、来るべき新年 度に向って張切っておられます。掛水ガバナー エレクトはその真摯なお人柄、ロータリアンと しての豊かな経験、そして高邁な奉仕の理想を バックボーンとした人生哲学をお持ちのガバナ ーとして最高の人物であります。当地区 3600 人 のロータリアン全員で、この立派な新ガバナー を盛り立てて、地区を一層発展させていただき たいと期待致します。デブリン現会長は「意識 を喚起し、進んで行動を」と言われました。意

識と行動、或いは理論と実践、この二つは表裏 一体であります。行動にはその裏付けとして哲 学がなければならない、そしてロータリー哲学 あっての行動である、という事であります。

新年度の RI会長エレクト、リチャード・キン

グ氏は Mankind is our business.人類こそ我々の 関心事である、と言っておられます。日本から 出 た 最 後 の R I 会 長 向 笠 広 次 氏 の テ ー マ が Mankind is one でありました。向笠氏が RI 会長 の 時 ガ バ ナ ー を 務 め ら れ た キ ン グ さ ん は 、 Mankindという単語に何か特別な思い入れがあ ったのかも知れません。

世界には援助の手を待っている大勢の人々が いる、それに愛の手を差しのべるのがロータリ ーの仕事だ、とキングエレクトは呼びかけてお られるのでしょう。さすれば新年度の重点目標 はやはり WCS 世界社会奉仕ではなかろうかと、

私は思っております。

地区大会も終わり、本年度もあと 1 ヶ月とな りました。もう何もかも済んだような気持にな って気を抜いてはいけません。もう 1 ヶ月しか ないではなくて、まだ 1 ヶ月もあるんだと思っ て 、 や り 残 し た こ と 未 完 成 な こ と が あ れ ば、

Take Action!さあ実践して下さい。

移動歯科診療車 ダウンタウン マニラ RC

マニラの新聞「マニラ ビュレティン」に掲載された無料歯科診療車の 記事(第 2670 地区が援助した)

RI 第 2670 地区 ガバナー・エレクト

掛水 俊彦

(高知北

RC)

地区協議会を終えて

まず最初に。過日の地区協議会に、ご出席の皆様には ご挨拶しましたが、多くの会員の方には失礼しています。

5

月末の地区大会ではお目にかかりますが大変おそくなり ますので、月信の場もお借りして、ガバナー・エレクトとし てご挨拶申し上げます。

と、申しますのは、一昨年末に、既に決定していたガ バナー・ノミニーの方が体調を崩され、思いがけぬ降板 となりました。その後任人選が難航しまして、

2000

01

年度がスタートする直前の

6

月末に、私がノミニーをお受 けすることになりました。

このため平常なら昨年

3

月、徳島市での地区大会で、

ご挨拶すべきところが遅れて今回の

PETS

(次期会長研 修セミナー)と地区協議会となったわけです。非力、非才、

至りませんが、よろしくお願い致します。

さて、当地区トップクラスの重要行事である00〜

01

年 度の

PETS

(ペッツ・President Elect Training Seminar の略)と地区協議会は

4

月21、

22

日の両日、高知市で開 催しました。21日は雨の予報でしたが、嬉しい予想はず れ。幸先よいスタートが切れました。

2日間にわたる会議には、太田ガバナー、三宅研修

リーダー、パストガバナー、地区役員、各クラブの会長、

幹事、役員の皆さんが出席。また会員増強について

RI

の方針を伝達するため、福山

RC

から特別参加の第

4

ゾ ーン・コーディネーター天野肇パスト・ガバナーも出席しま した。2日目の地区協議会には、部門別としては初めて、

会員増強・退会防止委員も参加し、

1000

人近い大会とな りました。有難うございました。

また、今回の会議開催に当たり、会場決定、運営など、

全てにわたって担当をお願いした高知

RC

の地区協議会 実行委員会の方々は、完璧な手配で、予定通りプログラ ムを消化されました。心からお礼を申し上げます。

PETSの目的は、アナハイムの国際協議会で、研修した

エレクトが、帰国後、次年度の

RI

テーマ、方針を、次期 クラブ会長さんに伝達する会です。そして、やる気を起 させ、指導力を高める勉強会です。

一方、地区協議会は、次期会長、幹事やクラブ指導者 に、責務と奉仕について理解を深めてもらうため、指導、

情報を提供して地区の活性化を図るのが目的です。

地区協議会全体会で、私は報告を、次の

3

つに区分し て説明しました。それは

①次期

RI

会長リチャード・キングさんのテーマとシンボ ル・デザインについて。

②キングさんがクラブ会長に期待する

4

項目の挑戦目標 と重点課題。

③第2670地区の次期運営方針。

以上の項目については今後、月信や公式訪問の際、会 員の皆様に、ご報告し説明することに致します。

次期に関わることで最も大きく変化するのは、地区リー ダーシップ・プラン(DLP)の採択だと思います。

全体会や部門別協議会の会長、幹事さんに最も多くに 時間を割いて説明しましたが、質疑でも多くの質問があ りました。分区代理に代わって、ガバナー補佐が

7

人誕 生しますが、従来より、かなり責務が加重されます。分区 割りについても早急に再検討の必要があり、公式訪問時 の合同例会など初めて経験することも多くあります。次年 度は

DLP

のテスト的な年度になると予想しています。今 後のために、改正すべき点などお気づきの点がありまし たら、ご指導いただければ幸いです。どうかご協力をお 願いします。

最後に次年度

RIテーマをご紹介します。

Mankind is our Business

「人類が私たちの仕事」

皆さんの解釈はいかがでしょうか。私の考えは稿を改 めて次の機会とします。

高知分区の

IM

は、太田ガバナー、橋本・吉村パスト ガバナー他、各ロータリークラブからは

221名の会員が

参加して開催しました。

本年度の2670地区の

IM

のテーマとして「新世代につ いて」を要請されましたので、メインテーマを「新世代 のために我々は今何をなすべきか」といたしました。

昨今の新聞・テレビなどを見ていますと、「17歳事件」

「いじめ」「学級崩壊」「学校崩壊」「登校拒否」「家庭内 暴力」「小学校から大学までの学力低下」などの学校・

青少年問題や「善悪の区別」「我慢や辛抱」「ありがとう」

などの基礎的躾も出来ない親の問題が、危機として取り 上げられぬ日がないほど社会の関心が高まっています。

期待する正常な義務教育は、「学校教育」を頂点に

「家庭教育」「社会教育」が底辺で支える三角形の結びつ きで成り立つべきものであると考えます。しかし現実は、

それぞれの責任のひずみが積み重なり、今噴出している のではないでしょうか。

又、我々ロータリーでは従来から新世代奉仕・国際奉 仕委員会を設置し「長期交換・短期交換学生・少年少女

キャンプ・ライラ・インターアクト・ローターアクト・

R

財団・米山奨学会」の活動をするほか、クラブ独自の 青少年奉仕を行うなど歴史もあり、それぞれ実績を上げ ているところでありますが、更に成果を高めるための目 標やニーズにあった改善を目指しているところでありま す。

以上の基本方針をふまえた上で

IM実行委員会では第 1

部では講演を、第2部フォーラムを企画いたしました。

第 1 部 基調講演 テーマ「青少年教育の光と陰」

高知 RC 宮地彌典(高知県教育委員長)

(1)3 歳からでは遅すぎる (2)幼保教育

(3)義務教育の問題点と改善について

(4)家庭教育力の低下 (5)無力になった社会の教育力

(6)職業意識を育てる (7)いま高校のあり方は

(8)17 歳は危ないか (9)教育委員会とは

以上の現在社会的にもロータリアンとしても関心のあ る問題について、教育委員長の立場ではなく個人の意見 として基調講演をいただき、その見識の豊かさに参加者 一同深い感銘を受けました。

高知分区代理

溝渕 源樹

(高知東 RC)

「高知分区 IM 報告」

日 時: 2001 年 2 月 17 日(土)

場 所:高知電気ビル/ 8 階ホール ホスト:高知東ロータリークラブ 出席会員数: 221 名

第 2 部 フォーラム テーマ「青少年・新しい世紀への旅立ち」

カウンセラー 吉村雄治 IM リーダー  安藝真一 IM副リーダー 猿田隆夫

フォーラムは実行委員会の方針により、従来のように テーマに対して各ロータリークラブからの一方的意見発 表方式ではなく、テーマを3つのサブテーマに分け、7名 のゲストからの意見発表があり、それぞれに対し各RCロ ータリーアンが意見を述べるトーク方式という横成にし ました。

(1)交換活動と奨学生 ゲスト:長期派遣留学生2名

「海外留学で得たもの・失ったもの」

発表者:

RC q

「昨今の長期交換の明暗」

RC w

「交換活動の今後のあり方」

ゲスト:ホームステイ家庭

「長期交換活動のホストファミリーからの提言」

発表者:

RC e

「奨学生と

RCのかかわり」

ゲスト:短期交換学生受け入れ学校

「今・片肺飛行の交換活動」

発表者:

RC r

「交換活動・今後の期待」

(2)青少年と家庭 ゲスト:ジャーナリスト

「青少年犯罪に潜む闇」

発表者:

RC t

「多発する青少年犯罪に思うこと」

RC y

「モラルを失った青少年と家庭の責任」

ゲスト:短期交換学生受け入れ学校

「モラルの揺曳・今学校で起こっていること」

発表者:RC

u

「求められる父親像」

ゲスト:米山奨学生(カンボジア)

「私はこういう父親になりたい」

発表者:RC

i

「家庭の中の父の在り処」

RC o

「家族としての青少年への期待」

(3)21 世紀青年への期待 ゲスト:短期派遣交換学生

「自分の世紀に今思うこと」

発表者:RC

!0

「新世紀・期待する青年橡」

ゲスト:米山奨学生(カンボジア)

「祖国の未来と自分の役割」

発表者:RC

!1

「新しい時代の青年の役割」

ゲスト:ジャーナリスト

「21世紀・青年の可能性」

発表者:RC

!2

「政治は青年になにを与えうるか」

RC !3

「世紀を受け継ぐ青年達へ」

カウンセラー/パストガバナー:吉村雄治

「フォーラムのまとめ」

今回のフォーラムリーダーには、この新しい構想によ る組み立てと司会演出に大変ご苦心をかけましたが、ト ーク方式をとったことにより、生きた発言、ユーモアに 富む発表等があり、充実したIMとなりました。

特に子供の頃祖国のすざましい内戦により文部大臣だ った父を失い、失意のどん底の中から本当に努力してカ ンボジアから留学し、米山留学生となっているマオ君の

「祖国の未来と自分の役割」についての真摯な発言は、

参加したロータリアンの心に深い感動を与え、改めてロ ータリー活動の一つである「米山奨学会」への参加意義 や国際奉仕の重要性を再認識する事ができ、有意義な

IMを終了しました。

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