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34      社会学研究所 年報‑

よ っ て, 村 政 の民 主 化 に 寄 与 す る のが , ね ら い で あ る 。

倒 「 弥 彦 村 を考 え る 対 話 集 会 」 を設 置 す る こ とー  ̄村 民 会 議ゴ 村 民 パ

「 村 を 考え る」 対 話 の 場 ・ 随 会 を, 広 く 村民 に 提 供十 る こ と を目的 とナ る 。そ の1 つ の活 勁 と し て 「村 長 と 話 し 忿 う日 」 な どを設 け てJ      1‑い 。事 務 局 は 総 務 課 にお く。

(5) 補 佐 職 の 廃 止

規 戌 が そ れ ほ ど大 き く な い 組 織 で は, 補 佐職 , 参 事職 を設 け る 必 然 的 理 由 は 見 い 出 せ な い 。 課長一 係長 と い う ラ イ ン階 層 の数 は 少 な い 方 が よ いっ「 高 い 組 織 」 で な く,「平 ら な 組 織 」 に す る こ とに よっ て, 上 下 の コ ミ ニ ニ ケ ー シ ョ ン 障害 を少 くし , 意 志 決 定 や 判 断 を迅 速 かっ 適 確 に し て ,業 務 の 勣 率 を高 める こ と が大 切で あ る 。

計画 の 完 結 期 と し て,3 年 間 の 過程 を集 約 し て, 再 度機 構 を全 体的 に 見 直 し て , 簡 素 化 , 合 理 化 す る 方 向 で 検 討 す る こ と が必 要 で あ ろ う。 組 唄 は 生 き も の で あ る 。 た えず 望 ま しい 方向 へと 改 善 し てい く 力 を, 行 叉 組 微 自.'‑1‑が持 つ こ と こ そ , 組織 改 革 の 目的 で も あn 意 義 で もあ る 。

に幻 機 構改 革

3 ヶ 年 計画 に も り込 ま れ た 機 構 改 革 の 茎本 的 考 え:こつ い て , まず 蝕 れて お こ う (表9  参 照)。

(1) 機 構 編成 の 基 本的 考 え 方

組 織編 成 の原 理 は 「形 は機 能 に 伴 う」 とい う こ とで あ る 。 従 っ て,  械 能 的 組 織 を原 則 と す る 。弥 彦 村 行 政 組 織 もこ の種 の組 織 で は あ るが , 上 記 の 原理 が本 当 に貫 か れて い るか , 検 討 に 価 ナ る 。

さ ら に, 弥 彦 村 役 場 が か か え て い る今 日的 課 題 に 応え る張 溝で なけ れ ば な ら な い 。1 つ は現 在 の 組 織 の機 能 障 害 , 不 全 をい やナ こ と, も う1 つ は 新規 事 業 に ど う対 処 す る か とい う こ と で あ る 。前 者 に つ い て は, 課 と担 当 ・分 担 を 軸 と し て , 組 織 の編 成 と運 用 を考 え る こ と で あ る 。 係之 課 の 枠 組 に とら われ な い 組 を恢j 竃 を 行 な うこ とが マ き る‑t うに 。 流 動的 組蔵 を指 向 七 るこ とマ あ る 。笥 数

地 方 自 治 体 にお け る 行致 課 題 の刻 ヒと行 政 組 織 の 変 革      35‑‑‑一       ‑ 一一一

担 当 制 , 係 長 担 当 制 等 一 連 の 対 策 は そ れ に 沿 う も の で あ る 。 後 者 につい て は

目 的 指 向 の 強 い , 一 時 的 な 勁 き 易 い プ ロ ジ̲̲    タト組 戮 を 指 向 ナ る こ と でち プ ロ ジ ェ ク ト ・ チ ー ム の 編 成 が こ れ で あ る 。

と こ ろ で , プ ロ ジ ェ ク ト 組 織 は い く つ か の 問 題 を 伴 い がちで あ る 。権 限 や 責 任r )範 囲.  仕 事 の 範 囲 な ど 不 明 脈 々 部 分 が 増 え る こ と.

 ■>課 と チ ー ム と い う 所 属 の 二 重 性 か ら く る 問 題‑ ら に 責 任‑v'

 から の か , ど ちら を主 と し て や れ ば よ い の か3 決 定 に 閔 す る 混 乱‑

定 に 従 う べ き か 。口 意 志 疎 通 が 不 足 が ち に 々 る 等 で あ る 。 従て ,フ恰 ジ ェ ク ト ・ チ ー ム の メ ン バ ー は 他 課 と 意 志 疎 通 を 密 接 に し て , フ<

 − ド バ;'  八二 仕 組 み を つ く っ たI), 役 割 や 権 限.   責 任 球 の 範 囮 を 明 確; 二し た1),

ロ ジ ェ ド ヽ・

チ ー ム の 課 題( 比 軸 は 併 か に つ い て , 共 通 の 理 解'‑IT

 もつ 二 と が , 大 変;こ重 要 と な る 。

口 53 年 同 構 改 革 に つ い て

江  企 画 室 を 設 置 十 る 。 新 規 事 業 を 効 率 的 に 消 化 し た ■■), 企 画 係 と 庖 課 と の 調 整 欠 如 を 僑 正 ナ る た め に は , プ ロ ジ ェ ク ト ・ チ ー ム を ま と め て い く 機 能 を も つ ,企 画 室 を 設 け て , そ れ に あ た る の が よ か ろ う 。 企 画 室 の 主 管 業 務 は 。イ 。長 期 的 な 総 合 計 画 の 企W \.   o . 期 限 の 限 定 さ れ , 数 課 に ま た が る 事 業 等 の持 業 務 の 企 画 , ノヽ。 理 事 者 の 特 命 事 項 が そ の 主 な も の で あ る 。 室 長 は 助 役る い は 課 長 の 兼 務 を 考 え る 。 ま た , チ ー ム の 責 任 者 は 課 長 , 時 に は 係 長 が 鼎 務 や る 。

②  そ れ に 伴 っ て , 企 画 財 政 課 は 企 画 係 を 企 画 宜: 二, 財 政 係 を 総 務屁 こ多 管 し , そ れ ぞ れ , 企 画 室 企 画 担 当 ( 係, 総 務 課 財 改 担 当(係り と す る 。

③  競 輪 事 務 局 を 商 工 観 光 課 と 改 称 し , 商 工 観 光 課 黄 翰 担 当(係 ) と し , 問 発 観 光 課 の 商 工 観 光 係 を そ れ に 移 管 し , 商 工 観 光 担 当 ( 係)と す る 。 そ 元・こ伴 っ て , 開 発 観 光 課 を 建 設 課 と 改 称 す る 。

④  住 民 係 か ら 福 祉 事 務 を 独 立 さ せ て , 住 民 福 祉 昆 福 祉 担 当(係 ) と ア る 。 保 育 所 を も 担 当 す る 。

⑤  新 規 事 業 を 担 当 す る 部 門 に つ い て ,

下 水 道 事 業 に つ い て は , 下 水 道 建 設 室 を ひ ゴ し て , 建 設 課 長 が 兼 務 ナ る‑ 宝: 二用i也買ii7.‑7 ラン ナー。 上 付こi支万,

    水 亡乍笞。こμ賀に瓜n重ナ3;ど 戸?か

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社 会 学 研 究 所 年 報 表9  弥 彦 け 行 政機 構改 革 案 乖‑‑ 一 甲 ・‑S‑ 一 瞬‑‑ ・●

村 民 会 議j

‑‑‑ ・S9‑ ・‑‑‑..7

企 画 担 当(係)

務 担当(係) 務担 当(係) 税 務 担 当( 係)

住 民 担 当( 係) 福 祉 担 当( 係) 保 健fJf生 担 当 ぐ係)

建 設担 当(係) 管理 担 当(係)

農 林 担当(係) [

営 農指導 担 当a係) し

国 土調 査担当 7 企業 担当( 係) :...下水 道担 当(係)

商工 観光 雄当(係)[

競 輪 担当(係) 一 出 納担 当(係)

会事 務担 当(係) 校 教育 担当(副

社 公 教 育 担 当 丿 系 )

地方自治 体におけ る行政 課題 の変 化と行政組織 の変革     37 ら の 参加 が望 まれ る。 また 。 完 成 後 は, 企 業 課 下 水 道 担 当 と す る。

文 化会 館 の 建 設m 営 に つ い ては , 文 化 会館 準 備室 が あ リ 。 総 務 課 長 が 兼 務 し てい るが , これ は 企 画 室 にお く 。

農 村総 合 整 備モ デ ル 事 業 に つ いて は , 農 林 課 か ら 独立 さ せ , モ デ ル 事業 準 備 室 を新 設 し て , こ れ を企 画 室 に 移 管 す る 。準 備室 に は , 土 木 技 師 プ ラン ナ ー の 参 加 が 企 画 の段 階 か ら 必 要 で あ るが ,54 年 事業 に 着 手 ナ る時 に は , さ ら に ス タ ッ フ を強 化し , 担 当 をお く こ と を考 慮 す るの が 望 まし い 。

国 土 調 査 に つ い てii, 農 林課 に国 土 調 査 担 当 をお く 。 (31    3ヶ 年 計 画 の実 施 推 進 に あた って

弥 彦 村 行 政 組 織 を「 望 まし い 理 想1象」 に 向 け て , 理 事 者 , 管 理 者 を核 とし て 全 職 員 が 「 推 進 」 す る よ う努 力 す る過 程 に は , 相 当 の エ ネ ル ギ ー が必 要 であ る。

こ の推 進 過 程 を着 実 に 計 画 的 に 歩 むこ と が重 要 で あ る 。

そ のた めに は,「 組 織 改 善推 進 委員 会」 の設 置 と「 核 づ く り 」一 課 長 ク ラ スが 推 進 の 往 とな るー を提 案 し た い 。 加 え て , 組織 改 革 のた め の教 育 予 算 を 十 分 に 計上 ナ る こ と が必 要 で あ る 。

1 年 毎 に 計画 の実 施状 況 を検 討 し , 外的 , 内的 環 境 の 変 化 を絶 え ず 考 慮 に 入 れ て , 最 適 の 計 画 に 手 直 し 実 施 す るこ と を忘 れ て は な らな い 。

以 上 の 「 組 織 改革3 ヶ 年 計画 」 の提 言 が充 分 に 実 施 され な け れば , 職 員 ひ と りひ と り の力 が組 織 力 と な っ て生 か し 切 れず , ひ と り ひ と り の 潜 在 能力 や 働 き が い, 生 き が い を 殺 し て し ま う 。こ のこ とが 組 織 力 の 減 退 を招 くで あ ろ う 。ひ い て は, 地 方財 政 危 機 と い う状 況 の 中 で , 地 域 課 題 に 直 結 す る 行 政 課 題 の解 決 に も 応 え る こ と が で き に く く な る恐 れ が あ る 。

以 上 の 提言 は 「3 ヶ年 計画 」 の 中 核 をな し, 昭 和53 年3 月 , 雪 降 る弥 彦 村 で 総 務 課 長 と最 後 の 協 議 を行 な い 作成 され た 。

2  組 織 変 革 のデ ザ イ ニ ン グ

F組 織 改 革3 ヶ 年 計画ご は総 務 課 長 の同 席 の も と, 村 長 に 提出 さ れ た 。総 務 課 長は 村‑g. と改 革 の基 本 的 戦 略 を 協議 し て 実施 案 を ま と め る 作業 に入 っ たy

総 務 課 長 に よ る と, 実 施案 作成 の基 本的 考 え は, 機 構 ・ 制度 な ど形 式 を整 え

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33      社会学 研究所年報

る, 云 わ ゆ るOD の 構 造 改 革 に 主 眼 をお く もの で あ っ た 。民 間 企 謳 と ち が っ て,

行 政 組 織 はmm‑ 制 度 の改 革 が先 決 で, こ れ の 整 備 なし に は組 織 運 営 は で き な い と い う考 え が, 内 部OD 推 進 者 (村 長, 総 務 課 長 な ど) の 基 底 に あ っ た 。機 構 改 革 は,「 行 政 機 構検 討 委 員 会」 がそ の発 足 以 来 , 一 貫 し て 改 革 の 契 機 と し て 持 続 し て き た関 心 事 で あ っ た 。 内 部OD ス タッ フ は まず 抵 抗 な く 介入 で き る の は ,機m 改 革 で あ る と判 断 し た 。 ま し て, 村 長 選 挙 を目 前 に ひ か え てい る状 況 を考 慮 し て の判 断 が 働 い た こ と は 当然 であ ろ う。

mm 改 革 の た め の 基本 構 想 は ,

剛  現 育 定員 の ま まで , 新 規 事 業 を実 施 ナ るに は, ナ ワノ句 意 識 の 強 い , タ テ割 り機 構 をで き るか ぎ り改 革 する こ と 。 職 務 拡 大 の思 想 と 複数 担 当 制 , 係 制 廃 止 の検 討 。

口  職 務 分 担 の 不明 確 さ を除 去 ナ るた め.  課 の 分掌 事 務ar見 直 し , 併 せ て 職 員 の分 担 をは っ き り さ せ, 分 担 さ れ た 仕 事 を相 互 に関 連 さ せ る こ と 。 分 掌 事 務 の 見直 し , 担 当 の 増減 の検 討 な ど 。

(3) 村 民 の意 見 を広 く聞 き反 映 さ せ る た め の社 会 シ ステ ム を 検討 す る こ と で あっ た 。こ の 線 に 沿 っ て ,「 改 革3 ヶ 年 計 画 」 の うち,「 昭 和53 年 度 実 施 計画 の ②課 の 分 掌 事 務 の見 直 し 一 分 担 , 担 当 制.   (4)機 構 改 革,「 昭 和54 年 度 実 。佐 計 画 」 の 即 政務 拡 大 の 思 想 , 複 数 担 当 制 ,「 昭 和55 年 度実 施 計画 」 の(2)係 長 担 当 制. 係 制 廃 止 ,(4)村民 会 議 , お よ び [2 ] 機 構 改 革 が検 討 さ れ , 修 正 を加 え て 導 入 さ れ た 。 こ の うち , 村 民 会 議 は 導 入 の熱 意 を示 し て は い た が , 選 挙 を 間 近 に ひ か え て い た た め に 実 現 で き な か っ た 。

実 施案 は助 役 の 了 解 をえ , 課 長 会 議 で 協 議 し 承 認 ・ 決 定 さ れ た 。 実 施 案 は 行 政 機 構 図 と 行政 組織 規 則 と な っ て成 文 化 さ れた 。 組 織 機 構 の改 革 で は (表10 ),

係 制 が廃 止 され 「 担 当 」 と な っ た が,「 担当 」 の増 加 を も た らし た 。住 民 福 祉 の 充実 のた め, 庄民 福祉 課 の 福 祉 担 当 が 住民 係か ら 分 離 し , 新 規 事 業 に 着 手 す る た め, 建 設 課 に 国 土 調 査 担 当, 農 林 課 に 農 村 整 備担 当 ,文 化 会 館 準 備室 に 文 化 会泣 担 当 , 下 水 道 建 設 室 に 下 水 道 担 当 が 新 設 さ れ た 。 ま た , か ね て 問 題 と な っ て い た企 画 財政 課 が 廃 止 さ れ , 企 画 係 と財 政 係 は 総 務 課 に そ れ ぞ れ 担 当 とし て式 含 さ れた 。商 工 観 光 係 は 競 輪 事 務 局 の改 称 し た商 工観 光 課 に加 入 さ れ た 。

地 方 自 治 体に お け る行 政 課 題 の 変 化 と 行 政 組 織 の 変革 表10  弥 彦 吋 行 政 機 溝

総   務   課

(H  民 福Til:  課

世   設   課

収 入 役

a   林   課

商 工 観 光 課

庶 務担 当 財 務批当 企幽 訓か 担当

磋 担 当 庄民iii.i!j 柚 址担 当 保 健所 生担当 管理 担当 土木 抵当

商工 辺光 担 当 公営 競技 担当 企業 担当

|   文 比 会館準 備 室     文 化 会館 担当匹 二 丘 旦 納 担 当

教 肯 担 当

全 教 育

民 館

担 当

39

昭fll53.‑l.l  現 在

課 お よ び 各 担 当 の 分 掌 事 務 ぐ担 当 事 務 ) は表11 に 示 し た よう に 改 定 さ れ た 。 表11  弥 彦 村 新 分 掌 事務 規定 c 印 は 新 規 ま たは 改 定  △ 印:ま他 の 係か ら の移 管 総  務  課

庶 務 担 当

(1) 公印 の 管 守 に 閲 ナ る こ と

㈲  秘 書 業 務 に 関 す る こ と

(31 イ茂式, 喪 章i.彦び立μΓ恥二尽rjづーる こ と

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