け[ke][接尾]〜程。〜程に。(動詞の肯定形に付い て)〜のうち。〜の間。〜まで。〜していたとき。
(動詞の否定形に付いて)〜しないうちに。〜す る前に。【例】ぱたらきーリ゜け(働いている間)。 ぱたらかんけ(働かない間)。かんけが くんけ すまいる(彼らが来る前終わらせなさい)。
けいちつ[keitɕitsɿ][名]〔けいち⸣つまい...〕啓 蟄。二十四節気の一つ。3月6日頃。
けう[keu][名]〔けうまい...〕お経。【同】「きょ ー」。
けうぎん[keugin][名]〔けうぎ⸣んまい...〕狂言。
悪ふざけをして人を笑わす芸能。八月おどり演 目の一つ。【同】「きょーぎん」。
けうぎんじゃー[keugindʑaː][名]〔けうぎ⸣んじ ゃーまい...〕狂言座。狂言を担当する部所。【同】
「きょーぎんじゃー」。
けうだい[keudai][名]〔けうだいまい...〕きょ うだい。兄弟。【同】「きょーだい」。
けうちゃぐ[keutɕagu][名]〔けうちゃ⸣ぐまい...〕 椅子。八月おどりの大主の座る椅子。【同】「き ょーちゃぐ」。
げうりつ[geuritsɿ][名]〔げうり⸣つまい...〕行列。
【同】「ぎょーりつ」。
けうりん[keurin][名]〔けうり⸣んまい...〕教練。
訓練。国⺠学校で実施された。【同】「きょーり ん」。
けー[keː][名][植]〔けーま⸣い...〕茅。地茅の こと。【例】けーう ぬーしリ゜(家ふきのとき茅 を上に上げる)。けーう ぬーすべー(茅を上げ る係)。
けー[keː][感][指]ほら。遠くにある物につい
て言う。【例】けー みーだ(ほら見よ)。
げー[geː][名]反抗。逆らうこと。⻭向かうこ
と。「我」のこと。強情。
げーう[geːu][名]約束すること。子どもが遊び
の中に「決り」を作ること。【例】ばらーん げ ーう(笑わないようにしよう)。
けーぎ[keːgi][名][植]〔けーぎまい...〕いぬま き。
けーぎが なリ゜[keːgiga naɭ][名][植]〔けーぎ がな⸣リ゜まい...〕いぬまきの実。【類】「けーぎぬ なリ゜」。
けーぎぎー[keːgigiː][名][植]〔けーぎぎーま い...〕いぬまきの木。
けーぎぬ なリ゜[keːginu naɭ][名][植]〔けーぎ ぬな⸣リ゜まい...〕いぬまきの実。【類】「けーぎが なリ゜」。
けーぎやま[keːgijama][名][植]〔けーぎや⸣ま まい...〕イヌマキの林。
けーしゃリ゜[keːɕaɭ][名][地]〔けーしゃリ゜まい...〕 多良間島の〈とぅぶり〉の名前。村史参照。
けーしゅリ゜[keːɕuɭ][名]〔けーしゅ⸣リ゜まい...〕茅 を刈ること。茅ぶき家の茅を刈ること。馬の飼 料の茅を刈ること。
けーす[keːsɿ][動I類a型]〔けーしー、けーし ゃん〕消す。火を消す。黒板の字を消す。けし ごむで消す。【例】けーすな(消すな)。うまつ う けーし(火を消しなさい)。
けーすヴヴぅリ゜[keːsɿvvuɭ][名]〔けーすヴヴぅ⸣ リ゜まい...〕咳払い。
けーすキ゜[keːsɿkɿ][名]〔けーす⸣キ゜まい...〕茅葺 きの材料にするために茅を育てる所。ちがやの 栽培をする所。屋根葺き用。
けーすぐむ[keːsɿgumu][名]〔けーすぐ⸣むまい...〕 消しゴム。
けーずっふリ゜[keːdzɿffuɭ][名]〔けーずっふ⸣リ゜ま い...〕咳払い。
けーすみリ゜[keːsɿmiɭ][動II類a型]〔けーすみ ー、けーすみん〕消させる。【例】けーすみる
(消させよ)。うまつう けーすみんな(火を消 させるな)。
けーな[keːna][接尾]〜ながら。〜する間に。〜つ つ。〜途中。【例】ふーけーな(食べながら)。
けーぬー[keːnuː][名]〔けーぬ⸣ーまい...〕茅の 生えている原野。荒地のこともいう。
げーばつ
げーばつ[geːbatsɿ][名][昆虫]〔げーばつまい...〕 蜂の総称。すずめばち。ちびあしながばち。〈ん がばつ〉、〈やーまげーばつ〉、〈すまげーばつ〉
などの種類がある。
げームとぅ[geːmtu][名][鳥]〔げーム⸣とぅま い...〕せっか。ひばりと間違えられる。
けーやー[keːjaː][名]〔けーや⸣ーまい...〕茅ぶき 家。
けーやま[keːjama][名][植]〔けーや⸣ままい...〕 茅の林。茅の生い茂っている所。
げーら[geːra][助]〜でしょうか。〜だろうか。
【例】かれー たうげーら(彼は誰だろうか)。
げーらい[geːrai][助]〜でしょうか。〜だろうか。
【例】あめー っふィ゜ムげーらい(雨は降るだろ うか)。【同】「げーらゆ」。
げーらまい っさいん[geːramai ssain][連語]〜
かもしれない。【例】あたまい キ゜ーげーらまい っさいん(明日も来るかもしれない)。
げーらゆ[geːraju][助]〜かな。〜だろうか。塩川 の言葉。【同】「げーらい」。
けーリ゜[keːɭ][助数]〜回。回数を数える助数詞。
【例】とぅけーリ゜(十回)。【同】「けーり」。「け ーん」。
けーり[keːri][助数]〜回。回数を数える助数詞。
【例】ピとぅけーり(一回)。ふたけーり(二回)。 ミ゜けーり(三回)。ゆけーり(四回)。いつけー り(五回)。ムけーり(六回)。ななけーり(七 回)。やけーり(八回)。くくぬけーり(九回)。
とぅけーり(十回)。【同】「けーリ゜」。「けーん」。 げーリ゜[geːɭ][名]〔げー⸣リ゜まい...〕胃からすっ
ぱい胃酸を吐き出す。ゲップの強いもの。
けーりリ゜[keːriɭ][動II類a型]〔けーりー、け ーりん〕消える。【例】うまつェー けーりった
(火は消えた)。
けーん[keːn][接尾]〜ながら。【例】ふーけーん
(食べながら)。あリ゜キ゜けーん(歩きながら)。
けーん[keːn][助数]〜回。回数を数える助数詞。
【例】ふたけーん(二回)。とぅけーん(十回)。
【同】「けーり」。「けーリ゜」。
けーん[keːn][名][植]〔けー⸣んまい...〕しいの きかずら。縄の代用にもなる。スツウプナカに
は頭に巻く儀式がある。
けーんな[keːnna][名]〔けーん⸣なまい...〕茅の 縄。
けがった[kegatta][名][指]〔けがっ⸣たまい...〕 あの奴。あいつ。
げく[geku][名]〔げ⸣くまい...〕逆。反対の方向。
さかさま。逆説。反逆。【例】げくー あリ゜キ゜(反 対方向へ歩く)。
げつよー[getsɿjoː][名]〔げつよ⸣ーまい...〕月曜 日。
けぬ[kenu][連体][指]あの。【例】けぬ ピとー
(あの人は)。けぬ しゅーや(あの翁は)。けぬ やらべー(あの子は)。
けぬちゃ[kenutɕa][名][指]〔けぬちゃ⸣うま
い...〕あの奴等。あいつ等。
けま[kema][名][指]〔けま⸣んまい...〕あそこ。
【例】けまんけー(あそこへ。あちらへ。別の所 へ。向こうへ)。けまんけー とぅび(あそこへ 行きなさい。ここからいなくなること)。
けまた[kemata][名][指]〔けまた⸣んまい...〕あ そこら。あそこら辺。
けまたムーな[kematammna][名][指]〔けま⸣ た⸢ムーなまい...〕あそこら辺。
けまムーな[kemammna][名][指]〔け⸣ま⸢ムー なまい...〕あそこ辺り。あそこら辺。あの辺り。
けまんか[kemanka][連語][指]あの中に。あ
そこの中。
けリ゜[keɭ][名][指]〔け⸣リ゜まい...〕あれ。あの 人。【例】けリ゜が むぬ(あの人の持ち物だ)。
けりあがり[keriagari][名]〔けりあが⸣りまい...〕 蹴り上がり。鉄棒の技。
げんき[genki][名]〔げん⸣きまい...〕元気。健 康。
げんきしゃーリ゜[genkiɕaːɭ][形]〔げんき⸣しゃま い...〕元気である。
けんキ゜た[kenkɿta][名][指]〔けんキ゜⸣たまい...〕 あれら。あれたち。あの人たち。
けんキ゜たが ムめ[kenkɿtaga mme][名][指]〔け んキ゜た⸣がムめ⸢まい...〕あれら。あれたち。あ の人たち。
げんきむぬ[genkimunu][名]〔げんきむ⸣ぬま
げんまら い...〕元気者。活発な人。
けんけ[kenke][名][指]〔けん⸣けまい...〕あれ ら。あれたち。あの人たち。
けんけが ムめ[kenkega mme][名][指]〔けん けがム⸣めまい...〕あれら。あれたち。あの人た ち。
けんしー[kenɕiː][副][指]こんなに。このよう
に。【例】けんしー かき(このように書け)。 けんすい[kensɿi][名]〔けんすいまい...〕懸垂。
鉄棒の技。
げんば[genba][名][地]〔げんばまい...〕多良 間島の地名。農業用水池。【例】じゅ、げんば んけー みずあみが(さあ、ゲンバに水を浴び に行こう)。【類】「どて」。
げんまら[genmara][感]どっこいしょ。飛び降
りるときに言う。
こー