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■事前

■事後

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Figure31  各項 目の平均点数

各項 目にお いて大 きな変化 は見 られ なか つた。 ポ ジテ ィブ項 目群では、「体が軽 い、元気 ぃ っぱい」が事前調査 で平均 3.9点 (SD=1.20)であ つたが、事後調査で は平均4.4点 (SD

=0.97)に なつた0.5点の変化 が1番大 きい もので あ つた。 ネ ガテ ィブ項 目群 で は、「気が 乗 らない、動 くのがお つ く う」が事前調 査 で平均 2.7点

(SD=1.57)で

あつたが 、事後調

査では平均 2.2点 (SD=1.62)になつたO.5点の変化 が1番大 きい もので あつた。

ポ ジテ ィブ項 目群 全体の平均 において は、事前調 査 で54.5点 (SD=10.00)で あ つたが、

事後調査 では54.7点 (SD=9.96)であつた。肯定的 にO.2点伸 びてはい るが、統 計的に有 意 な差はみ られ なか つた。

ネガテ ィブ項 目群 全体の平均 においては、事前調 査 で 13.2点 (SD=6.18)で あつたが、

事後調査 で は 13.6点 (SD=9.83)であつた。否定的 に0.4点伸 びてはい るが、統 計的に有 意 な差はみ られ なか つた。

ポジテ ィブ項 目群 とネガテ ィブ項 目群 に有意 な差 がみ られ ない結果で あつた。 これ は、

運動前の事 前調査段 階 におい て ポ ジテ ィブ項 目群 の値 が高 く、ネ ガテ ィブ項 目群の値が低 く最初か ら良好な心身 の状態 にあつた こ とが原因だ と考 え られ た。 また 、身体接 触 を含む 運動が あつ たに も否 定的な伸 び がみ られ なかつた こ とは、手 を繋いだ り、腕 を組 む くらい の身体接 触 は段階的 に取 り入れ る ことで

5年

生にお いて否定的 に捉 える必要がな い と考 え

らオしる。

気付 き・ 調 整・ 交流 の3側面 にお ける課題

この課題 は、事前調 査 と異 な る課題 で あ る。体 ほ ぐ し運動の3側面で あ る「気付 き」、「調

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整」、「交流」や教材選択について5段階で問 う課題であつた。「風船 を使 うことは楽 しかつ た」「自分の得意、不得意が分かつた」、「積極的に運動ができた」「友達 と協力す ることは 楽 しかつた」「体の特徴が分かつた」においては、値 が高ければ肯定的に捉 え られているも のであつた。「友達 と手をつな ぐ事は嫌だつた」においては、値が低ければ肯定的に捉えら れているものであつた。各項 目の平均点数 と標準偏差 をTable14、 Figure32に 平均点数を 示す。

Table14 各項 目の平均 点数 と標 準偏 差

項 目 風船 を使 うことは楽 しかつた 友達 と手を繋 ぐことは嫌だ つた 自分の得意、不得意がわかつた 10名の平均点数

(標 準偏 差)

4.9 (0.32)

1.8 (1.32)

3.9 (1.10) 項 目 積極 的に運動ができた 友達 と協力す ることは しかつた 体の特徴がわかつた 10名の平均点数

(標 準偏 差)

4.5 (0.97)

68

4.7 (0.48)

Figure33に教材 に関す る 割合 を示す。

Figure32 各項 目の平均点数

「風船 を使 うことが楽 しかつた」の教材に関す る項 目の人数の

47

■とて もそ う感 じる

■まあまあそ う感 じる 日どちらともいえない

■あま りそ う感 じない

■全 くそ う感 じない

Figure33 風船 を使 うことは楽 しかった項 目の分布 (人)

以上の結果か ら、「風船を使 うことは楽 しかつた」は平均 4.9点 (SD=0.32)と満点に近 い結果であつた。小学校高学年の

5年

生に とつては風船 とい う教材は子 どもつぼ く思えて しまいがちだが、 この結果か らも小学校高学年において風船 は好意的に捉 え られ ているよ うに考え られ る。

Figure34に 「自分の得意不得意がわかった」、Figllre35に 「体の特徴が分かつた」の気 付 きに関す る項 目の人数の割合 を示す。

■とてもそ う感 じる 日まあまあそ う感 じる 日どちらともいえない

■あま りそ う感 じない

■全 くそ う感 じない

Figure34 得意・不得意が分かった項 目の分布 (人)

48

■とてもそ う感 じる

■まあまあそ う感 じる 日どちらともいえない

■あま りそ う感 じない

■全 くそ う感 じない

Figure35 特徴が分かつた項 目の分布 (人)

以上の結果か ら、「自分の得意 、不得意 が分かつた」は、平均 3.9点 (SD=1.10)と い う 結果であつた。高い値 とは言い難いが教授 活動の学習活動1発問3「体の どこでや るのが簡 単で、どこでや るのが難 しかったかな。」において、難 しかった箇所や簡単だった箇所を考 え られていた。 しか し、発問

3は

体の使い方についての問いかけであ り、それ を得意、不 得意 として繋げて考 えることが難 しかったのではないか と考え られた。

「体の特徴が分かつた」は、平均 4.7点 (SD=0.48)と高い結果であつた。 この結果は、

学習活動 を取 り入れ て 自分 自身で脈拍数 を測定 し、人間の水分量や排 出水分量に関 しては パ ワーポイ ン トやペ ッ トボ トル を用いて水分量を表現 したことで高 くなつた と考 え られ る。

後に述べ る体への気付 き関す る課題 の結果 か らも、高い値になつた ことは納得 のい く結果 であつた。

Figure36に 「積極的に運動ができた」の体の調整 に関す る項 目の人数の割合を示す。

■とてもそ う感 じる

■まあまあそ う感 じる

■どちらともいえない

■あま りそ う感 じない

■全 くそ う感 じない

Figure36 積極的に運動ができた項 目の分布 (人)

以上の結果か ら、「積極的に運動ができた」は、平均 4.5点 (SD=0.97)と高い結果であ った。全員 の児童が運動を好きと感 じているため、このように高い結果になつた と考えら

れ る。 それ 以外 に も、「風船 を使 うことは楽 しかつた」の項 目が高い こ とか ら、普段使 うこ とのない風船 を教材 と して選択 した こ と、「友達 と協 力す るこ とは楽 しか った」の項 目が高 い こ とか ら、友達 との交流が積極 的な運動へ と結び付 けたので はないか と考 えた。

Figure37に 「友達 と手をつ な ぐことは嫌だった」、Figure38に 「友達 と協力す ることは 楽 しかった」 の交流 に関す る項 目の人数 の割合 を示す。

■とてもそ う感 じる

■まあまあそ う感 じる 日どちらともいえない

■あま りそ う感 じない

■全 くそ う感 じない

Figure37 手 を繋 ぐ事は嫌だった項 目の分布 (人)

■ とて もそ う感 じる

■まあまあそ う感 じる 日どち らともい えない

■あま りそ う感 じない

■全 くそ う感 じない

Figure38 協力す ることは楽 しかつた項 目の分布 (人)

以上の結果か ら、「友達 と手 をつなぐ事は嫌だつた」は、平均 1.8点 (SD=1.32)と 1点 台の結果であつた。 高学年になるに連れ て身体接触 は慎重に取 り入れな くてはな らないが、

この結果や心 と体 と人間関係 のほぐれ度 と気付 き度 に関す る課題の結果か らも、手を繋 ぐ とい う身体接触は

5年

生においては否定的に捉える必要がない と考え られた。ただ し、1名

「とてもそ うかん じる」を選択 していることか らも、手を繋 ぐとい う行為であっても慎重 に扱つてい く必要があると考えられる。

「友達 と協力することは楽 しかつた」は、平均 4.7点 (SD=0.68)と 高い結果であつた。

高い結果 になつた要因 として、いきな り集団で交流す るのではな く、まずは交流 のない個 50

人活動 か ら入 り、集 団 で身体接触 がない運動、ペ アで身体接 触 が あ る運動 、集 団で身体接 触 がある運 動 、ペ アで身体接触 が大 きい運動 、 と様 々 な交流場 面 を設 定 し、身体接 触 にお いては段 階的に取 り入れた教授活動 に した ことが要 因だ と考 え られ る。 直接的 な協 力では ないが、教授活動発 問 8.「2人で風船 を挟 んで走 ってみ よ う。」 において は、活動 してい る 友 達 に対 し応援 を して 、応援 とい う形で協力 してお りこの応援 も高い値 になつた要 因だ と 考 え られ る。

運動 の好 き嫌 い調査

この課題 は、事前調 査 と同一の課題 で運動の好 き嫌 いについて問 う項 目である。

事前調査 では、「とて も好 き」4名 (40%)、 「まあまあ好 き」6名

(60%)で

あつた。

この調 査 にお け る、事前調査 と事後調 査 の回答数 を Table 15に 、回答率 をFigure39に示 す。

Tbale15 運動 の好 き嫌 いの人数

 (事

前→ 事後)

回 答 とて も好 き ま あ ま あ好 き どちらで もない あま り好きではない 全 く好 きで はない 回答人数

(%)

4→ 5 (40%)→ (50%)

6‑→4 (60%)― (40%)

0→1

(0%)→ (10%)

0→0 (0%)→ (0%)

0‑→0

(0%)→ (0%)

100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0

■事 前

■事 後

とて も好き     まあ まあ好 き    どちらで もない あま り好 きではない 全 く好きではない

Figure39 運動の好 き嫌 いの割合 (%)

「とて も好 き」又 は 「まあまあ好 き」 を好 きと分類 した とき、好 きに回答 した者 は事前 調 査では 10名

(100%)で

あつたが、事後調査では9名

(90%)と

1名

(10%)事

後調査 で少 な くな つた結果 で あつた。1名

(10%)に

関 して は、「あ ま り好 きで はない」又 は 「全 く好 きで は ない」 の嫌 いの分類 に入 つた訳 ではな く 「どち らで もない」 とい う回答 に至っ た。

51

事前調 査 よ り事後調 査 にお いて好 きの分類の値 は低 くなつたが 、統計 的に有意 な差 は見 られ なか つた。

体への気付 きに関す る課題

事前調 査 での正答 は、体 内水分 量課題4名 (40%)、 1日 の排 出水分量課題6名 (60%)、

小学校5年生の最大 心拍数課題 1名

(10%)で

あつた。

人間の体 内水分量課題 の事前調査 と事後調査の回答数 をTable16に、回答率 をFigure40 に示す。 なお 、事前調査の正答 率オ レンジ色、事後調査の正答 率を赤 で示す。

■事 前

■事後

20%    

40%    

60%    

80%   

わか らない

Figure40 人間の体 内水分量課題 の回答 率 (%)

「人間の体 内水分量課題」の正答は、事前調査では4名

(40%)で

あ り、事後調査では

10名

(100%)で

あ つた。 事前調査 よ り事後調 査 において正答率はあが つたが 、統計的 に 有 意な差 は見 られ なか つた。 事前調査段 階 において も、人間 の体 は大 半水分 で で きてい る とい う理解 があった。 それ に加 え教授活 動場面でパ ワーポイ ン トを用 いて視覚 的 に学習 し た ことが効果 的だ つた と考 え られ る。

1日 のツト出水分量課 題 の事前調査 と事後調査の回答数 を Table 17に 、回答率 をFigure41 に示す。 なお 、事前調 査の正答 率オ レンジ色、事後調査の正答率 を赤 で示す。

Table16 人間の体内水 分量課題 の回答数 (事前→事後)

問 い

20%

40%

60%

80%

わか らない 回答人数

(%)

0→0 (0%)→(0%)

1‑→0 (10%)→ (0%)

4→10 (40%)→ (100%)

5‑→0 (50%)→ (0%)

0‑→0 (0%)→ (0%)

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