肝における本

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肝癌診療ガイドライン2009年版

肝癌診療ガイドライン2009年版

次に,腹部超音波診断機器の普及と進歩とともに, 1983 年に杉浦らにより経皮的エタ ノール注入療法( percutaneous ethanol injection therapy:PEIT)が開発された。 PEIT はそ の後開発された超音波映像下に行われる種々の局所治療の原点といえる治療である。本法 は手技が簡便で局注針もエタノールも安価であったため,瞬く間に日本のみならず世界へ と広がり,細胞癌治療の主役として高い評価を受けるようになった。しかし, PEIT は エタノールという液体を注入する治療であるため, エタノールが腫瘍内に均一に拡散せず, 隔壁や被膜がある場合は通過できず,腫瘍の残存と局所再発の問題が残った。
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肝疾患

肝疾患

O-101 2 型糖尿病でのSGLT2 阻害薬による基礎代謝への影響の検討 名古屋学芸大学 栄養科学研究科 藤山 友紀、他 O-102 SGLT2 阻害薬服用患者における血糖管理指標と摂取栄養素量との関係 静岡県立大学 臨床栄養管理学研究室 岡本 憲典、他 O-103 外来維持血液透析患者の減塩食の喫食による味覚閾値及び体重増加率の変化についての検討

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ジプレキサザイディス錠 (2) (7) 肝障害のある患者又は肝毒性のある薬剤による治療を受けている患者 [ 肝障害を悪化させることがある ] (8) 高齢者 [ 高齢者への投与 の項参照 ] (9) 本剤のクリアランスを低下させる要因 ( 非喫煙者 女性 高齢者 ) を併せ持つ患者 [ 本剤の血漿中

ジプレキサザイディス錠 (2) (7) 肝障害のある患者又は肝毒性のある薬剤による治療を受けている患者 [ 肝障害を悪化させることがある ] (8) 高齢者 [ 高齢者への投与 の項参照 ] (9) 本剤のクリアランスを低下させる要因 ( 非喫煙者 女性 高齢者 ) を併せ持つ患者 [ 本剤の血漿中

拍及び血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱が みられる場合は、投与を中止し、水分補給、体冷却等の全身 管理とともに、適切な処置を行うこと。症発症時には、血 清CK(CPK)の上昇や白血球の増加がみられることが多い。 また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下に注意すること。 なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症 状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。 4) 機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、Al-P の上昇等を伴う機能障害、黄疸があらわれることがある ので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与 を中止するなど適切な処置を行うこと。
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T2 緒言 近年, 肝の壊死, 線維化, および再生におけるマクロファージの働きが注目されている. 特に, 肝で活性化したマクロファージが放出する TNF-α は, 肝細胞壊死と肝再生に重要な役割を果たしている 1). TNF-α は I 型 TNF-α 受容体 (TNFR) と結合すると, Fas

T2 緒言 近年, 肝の壊死, 線維化, および再生におけるマクロファージの働きが注目されている. 特に, 肝で活性化したマクロファージが放出する TNF-α は, 肝細胞壊死と肝再生に重要な役割を果たしている 1). TNF-α は I 型 TNF-α 受容体 (TNFR) と結合すると, Fas

 研究は,in vivoで細胞アポトーシスとにおけ るIAP-1とIAP-2の発現との関係を観察した初めての 実験結果である.細胞アポトーシスに係わるIAP-1 とIAP-2の詳細な機序は不明であるが,実験により TNF -αにより誘導されるIAP-1とIAP-2が細胞アポ トーシスを抑制している可能性が示唆された.また, 再生過程にある細胞においては異なる機序により 細胞アポトーシスが抑制されている可能性があり, その調節因子の1つとしてsurvivinが挙げられよう. 結 論
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CQ 37 どのような症例が TACE/TAE のよい適応か? 推奨 TACE/TAE は肝障害度 A,B( または Child 分類 A,B) の, 手術不能でかつ穿刺局所療法の対象とならない多血性肝細胞癌に対する治療法として推奨される 化学塞栓される非癌部肝容積の非癌部全肝容積に占める割合と残肝

CQ 37 どのような症例が TACE/TAE のよい適応か? 推奨 TACE/TAE は肝障害度 A,B( または Child 分類 A,B) の, 手術不能でかつ穿刺局所療法の対象とならない多血性肝細胞癌に対する治療法として推奨される 化学塞栓される非癌部肝容積の非癌部全肝容積に占める割合と残肝

141 staging における Stage C(advanced stage)でも外転移のない脈管内腫瘍栓(とくに門 脈内腫瘍栓)症例に対する TACE/TAE の有用性の検討を含め,ソラフェニブを中心とした 分子標的治療薬との併用療法の有用性の検討が必要であるが,いくつかの臨床試験が現在 進行中であり,結論は出ていない。また今後,本邦でも使用可能となる drug eluting beads (DEB)により新たな局面が生まれる可能性がある。DEB に関しては DEB-TACE と Lip-TACE を比較したランダム化第Ⅱ相試験( PRECISION V )が報告されており (L3F00064 20 ) Level 2a),DEB-TACE の有用性が示され欧米では DEB-TACE が普及して
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シンポジウム 2 肝細胞癌に対する腹腔鏡下肝切除の適応 第 1 会場 / 暁光 (9:45 ~ 10:25) 司会 : 久保 正二 ( 大阪市立大学大学院肝胆膵外科 ) 永野 浩昭 ( 山口大学大学院消化器 腫瘍外科学 ) SY2-1 肝機能不良例 再肝切除例に対する慢性肝障害併存肝細胞癌腹腔鏡下肝

シンポジウム 2 肝細胞癌に対する腹腔鏡下肝切除の適応 第 1 会場 / 暁光 (9:45 ~ 10:25) 司会 : 久保 正二 ( 大阪市立大学大学院肝胆膵外科 ) 永野 浩昭 ( 山口大学大学院消化器 腫瘍外科学 ) SY2-1 肝機能不良例 再肝切除例に対する慢性肝障害併存肝細胞癌腹腔鏡下肝

SR3-5 頭背領域(S7/8)に対する腹腔鏡下部分切除における工夫 北海道大学大学院 消化器外科分野 I   坂本  譲 シンポジウム関連4 高難度部腫瘍へのアプローチ(S1、S7、S8) 第 1 会場 / 暁光(16:10 ~ 17:10) 司会:調   憲 (群馬大学大学院 肝胆膵外科)

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B型肝炎ウイルス(HBV)関連肝移植症例におけるHBcr 抗原とHBV再感染の関連について

B型肝炎ウイルス(HBV)関連肝移植症例におけるHBcr 抗原とHBV再感染の関連について

〔論文審査の要旨〕 【背景】B 型肝炎ウイルス(HBV)関連疾患に対する移植では、移植後の HBV 再感 染が高率に生じる。HBV 再感染は移植後の生命予後を低下させるため、その予防が重要で ある。現在、HBV 関連疾患に対する移植後には HBV 再感染予防のため、HB 免疫グ ロブリン、 HB ワクチン、核酸アナログを投与し、再感染率は約 10%である。HB 免疫グロ ブリンは高価であり、長期投与は医療経済を圧迫するが明確な中止基準は確立されていな い。血中 HBs 抗原または HBV DNA 再陽性化が移植後再感染の指標とされているが、核酸 アナログ投与下では血中 HBV DNA は感度以下となるため、内 HBV 活動性の把握は困 難である。一方、HBcr 抗原は核酸アナログの影響を受けにくく、核酸アナログ投与中でも 内 HBV cccDNA や HBV 活動性の指標となる。移植後、血中 HBV DNA が陰性となり従 来では再感染が予防されていると判断されていた症例で、血清 HBcr 抗原が陽性、すなわち 実際には再感染があると考えられる症例があるため、検討を行った。
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肝癌診療ガイドライン2009年版

肝癌診療ガイドライン2009年版

10) LF10462 Takayasu K, Arii S, Ikai I, Omata M, Okita K, Ichida T, et al. Prospective cohort study of transarterial chemoembolization for unresectable hepatocellular carcinoma in 8510 patients. Gastroenterology 2006;131 (2):461–9. 11) LJ10002 アステラス製薬株式会社,日本化薬株式会社.ジェルパート添付書類 2005. 12) LJ10004 山田龍作,澤田敏,打田日出夫,隈崎達夫,平松京一,石井裕正,et al. 動脈塞栓療法における多孔性ゼラチン粒(YM670)の臨床試験.癌と化学療法 2005; 32 (10):1431–1436.
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ラットの心臓死ドナー肝における水素ガスによる虚血再灌流障害軽減効果に関する研究

ラットの心臓死ドナー肝における水素ガスによる虚血再灌流障害軽減効果に関する研究

GSH は抗酸化剤として体内で働きその際に GSSG に変換される。 GSSG は、 タンパク質チオールとの結合で遊離 GSH を減少させ、抗酸化剤としての機能を 低下させ、酸化ストレスを増強させる。の温虚血再灌流においてミトコンドリ ア 機 能 が 維 持 さ れ る と 、 ニ コ チ ン ア ミ ド ア デ ニ ン ジ ヌ ク レ オ チ ド リ ン 酸 (nicotinamide adenine dinucleotide phosphate; NADPH)および ATP が維持さ れ、再灌流後早期に GSH および GSH / GSSG が共に回復し、その後の障害が 抑制される(Fukai et al., 2005)。実験でも GSH/GSSG、ATP が迅速に回復し、 組織障害を軽減した。一方、脂質過酸化(LPO)は、無治療群で正常よりも減少 傾向であり、また治療群で増加傾向であった。そのため実験の DCD のモデ
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マウス肝移植モデルにおける機械灌流保存法およびsiRNAを用いた移植前グラフト治療法に関する研究

マウス肝移植モデルにおける機械灌流保存法およびsiRNAを用いた移植前グラフト治療法に関する研究

研究では、マウス移植モデルへの機械灌流法の導入と siRNA を用いたグラフト治療 の開発が行われた。 副査である畠山教授から、リポフェクション法の有害作用に関する質問があり、申請者 は、脂肪性導入試薬の取り込みによる一過性の steatosis が認められ、有害作用の抑制に は導入試薬の減量を検討すべきことを回答した。アロ移植系の導入および傷害保護遺伝子 についての質問もあり、申請者は、マウスでは、異系統間でも免疫寛容となるため、拒絶 の影響は大動物実験で検討すべきこと、保護遺伝子には B7-H1 等があることを回答した。 副査の神山准教授からは、大動物実験ではなく、困難なマウスモデルの確立した理由に ついて質問があり、申請者は、多くの先端技術が低コストで導入可能であること、機械灌 流および移植の全過程の再現が可能であることが理由であると回答した。
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進 行 度 と 肝 障 害 度 の 組 み 合 わせから 推 奨 される 治 療 法 不 良 C 肝 移 植 *1 *1 ミラノ 基 準 内 65 歳 以 下 緩 和 ケア 肝 障 害 度 B 局 所 療 法 RFA PEI 肝 動 注 化 学 療 法 肝 動 脈 塞 栓 療 法 (TAE) 肝 動

進 行 度 と 肝 障 害 度 の 組 み 合 わせから 推 奨 される 治 療 法 不 良 C 肝 移 植 *1 *1 ミラノ 基 準 内 65 歳 以 下 緩 和 ケア 肝 障 害 度 B 局 所 療 法 RFA PEI 肝 動 注 化 学 療 法 肝 動 脈 塞 栓 療 法 (TAE) 肝 動

東京大学医学部附属病院 東邦大学医療センター大森病院 東京女子医科大学 日本赤十字社医療センター 防衛医科大学校病院 福岡大学病院 日本大学医学部附属板橋病院 千曲中央病院 愛知医科大学 (医)明和病院 信州大学附属病院 横須賀共済病院 岩手医科大学 神奈川県立がんセンター 京都大学 大分大学 大阪けいさつ病院 国立国際医療研究センター病院 大阪市立大学医学部附属病院 [r]

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急性心不全患者の治療経過における血中マイクロRNA-122-5pの変動は急性心不全に伴う肝障害を反映する

急性心不全患者の治療経過における血中マイクロRNA-122-5pの変動は急性心不全に伴う肝障害を反映する

研究では心不全の病態が急激に変動する急性増悪期から寛解期にかけての 血清中のマイクロ RNA の網羅的プロファイリングから、この現象の病態生理 学的理解を試みた。緊急入院による加療を要した連続 42 例の急性心不全患者に ついて、入院時と入院後 7 日目の血清サンプルおよび臨床データを収集し、マ イクロ RNA の血中濃度の変動と臨床指標との相関を検討した。

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はじめに 日 本 肝 臓 学 会 では 2013 年 4 月 に B 型 肝 炎 治 療 ガイドライン( 第 1 版 ) を 公 表 し 2013 年 8 月 にはこれを 改 訂 した 第 1.2 版 を 学 会 ホームページ 上 で 公 表 いたしました このガイドラ インは B 型 肝 炎 治

はじめに 日 本 肝 臓 学 会 では 2013 年 4 月 に B 型 肝 炎 治 療 ガイドライン( 第 1 版 ) を 公 表 し 2013 年 8 月 にはこれを 改 訂 した 第 1.2 版 を 学 会 ホームページ 上 で 公 表 いたしました このガイドラ インは B 型 肝 炎 治

うことのないように留意する必要がある。 (2)劇症肝炎-診断・病態  わが国における劇症肝炎の約 40%は HBV が原因である。  B 型劇症肝炎の成因は、急性感染(急性肝炎)からの劇症化と、キャリアからの急性増悪 に大別される。新たに策定された急性肝不全の成因分類では、キャリアからの急性増悪は ①無症候性キャリアからの急性増悪(誘因なし) 、②非活動性キャリアからの再活性化、③ 既往感染の再活性化(de novo 肝炎)の3つに分類される。
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肝疾患の症状と所見 平成 23 年 9 月 1 日 ( 木 ) 1 時限 講義担当者 : 田守昭博 ( 肝胆膵病態内科 ) 肝疾患にみられる問診 理学的所見および症候から肝疾患の鑑別診断の進め方を理解す る 1. 肝疾患における全

肝疾患の症状と所見 平成 23 年 9 月 1 日 ( 木 ) 1 時限 講義担当者 : 田守昭博 ( 肝胆膵病態内科 ) 肝疾患にみられる問診 理学的所見および症候から肝疾患の鑑別診断の進め方を理解す る 1. 肝疾患における全

2011/10/14(金) 2 大平雅一 腫瘍外科 脾・門脈 2011/10/17(月) 4 森川浩安 肝胆膵病態内科 胆・膵の生理機能、検査法と異常 2011/10/18(火) 3 榎本 大 肝胆膵病態内科 内科的胆・膵疾患について 2011/10/20(木) 1 上西崇弘 肝胆膵外科 ・胆道の外科的解剖、機能検査法、手術 2011/10/21(金) 2 竹村茂一 肝胆膵外科 胆石症、胆道の形態異常、胆道感染症 2011/10/21(金) 3 首藤太一 総合診療センター 胆道良・悪性腫瘍、閉塞性黄疸 2011/10/24(月) 4 竹村茂一 肝胆膵外科 悪性腫瘍
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マウス慢性肝障害時の線維質形成におけるThy1+ 細胞の役割

マウス慢性肝障害時の線維質形成におけるThy1+ 細胞の役割

の一つとして、PFs を明確に定義する特異的な分子マーカーが明らかになっておらず、単離法 も確立されていないため、その解析が遅れていることが挙げられる。 近年、肝臓の各種構成細胞をそれぞれ標識する細胞表面マーカーとそれらに対する抗体が 次々と報告・作製され、フローサイトメーターを用いて細胞を分類・分取することで、各細胞 種の詳細な性状解析を行うことが可能となりつつある。研究では、これまで特異的な細胞表
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守瀬善一, 杉岡篤, 棚橋義直, 岡部安博, 池田匡宏, 香川幹, 竹浦千夏, 須田隆, 服部良信, 佐藤美信, 花井恒一, 前田耕太郎 : 大腸癌肝転移切除後再発症例に対する 肝肺繰り返し切除による予後の積み上げ延長効果と化学療法の寄与 当院における大腸癌肝転移切除症例の治療成績の現状と今後への展

守瀬善一, 杉岡篤, 棚橋義直, 岡部安博, 池田匡宏, 香川幹, 竹浦千夏, 須田隆, 服部良信, 佐藤美信, 花井恒一, 前田耕太郎 : 大腸癌肝転移切除後再発症例に対する 肝肺繰り返し切除による予後の積み上げ延長効果と化学療法の寄与 当院における大腸癌肝転移切除症例の治療成績の現状と今後への展

吉田淳一、加藤悠太郎、所 隆昌、棚橋義直、香川 幹、竹浦千夏、浦野誠、杉岡 篤   サルコイド反応を伴った細胞癌の1例   第23回日本肝胆膵外科学会学術 集会  2011/06/08 加藤悠太郎、棚橋義直、吉田淳一、香川 幹、所 隆昌、杉岡 篤   診断症例1   第47回日本癌研究会  2011/07/28 吉田淳一、棚橋義直、所 隆昌、香川 幹、竹浦千夏、加藤悠太郎、杉岡 篤   One-way 方式による区域切除術  第66回日本消化器外科学会総会  2011/07/15 所 隆昌、棚橋義直、吉田淳一、香川 幹、竹浦千夏、加藤悠太郎、杉岡 篤、堀口明彦、宮川秀一   門部胆癌に対するグリソン鞘アプローチの要点と有用性 第66回日本消化器外科学会総会  2011/07/15
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医療の最前線における肝細胞癌の治療変革

医療の最前線における肝細胞癌の治療変革

薬剤(レンバチニブ)は2018年3月に保険適用され、一次治療薬の選択肢として推奨される。 癌診療ガイドライン2017年版 日本肝臓学会編,金原出版,p184-187. https://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/examination_jp_2017 ソラフェニブに忍容性を示した患者:

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ペリオスチンはインテグリンαvとの相互作用を介し肝星細胞を活性化することで肝線維化を促進する

ペリオスチンはインテグリンαvとの相互作用を介し肝星細胞を活性化することで肝線維化を促進する

〔論文審査の結果の要旨〕 ペリオスチンは細胞外マトリックス蛋白である。細胞外マトリックスは組織の構造 維持のほか、細胞の増殖や遊走、分化など様々な生理機能に寄与している。その中で ペリオスチンは肺や心臓の線維化や皮膚の創傷治癒に重要な役割を果たしていること が知られており、肝臓においては硬化性変化を伴うことの多い内胆管癌での発現亢 進が報告されている。しかし、肝臓におけるペリオスチンの役割は未だ明らかになっ ていない。研究では線維化におけるペリオスチンの機能を明らかにした。
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肝移植の治療成績向上を目指して

肝移植の治療成績向上を目指して

どのようなことが課題なのですか? 現在の移植医療において解決すべき大きな課題の1つとして C 型肝炎ウイルスの再感 染があります。 C 型肝炎ウイルスは血液などの媒介により細胞に感染し、 30 年から 35 年 かけて肝硬変やがんを発生させるウイルスで、 移植の原因疾患の約 30 %がこの C 型

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肝癌検討会51回表紙

肝癌検討会51回表紙

土井愛美 1) ,片桐 聡 1) ,江川裕人 1) ,山本雅一 1) ,斎藤明子 2) ,中野雅行 3) 腫瘍の中で,原発神経内分泌腫瘍( NET)は極めてまれである。今回,リンパ節転 移をともなった NET の一切除例を経験した。 症例は,50 歳代男性。健診にて腫瘤を指摘された。前医での画像検査により内胆管 癌,リンパ節転移と診断,精査加療目的に当院紹介受診となった。飲酒歴は機会飲酒程度 で,既往歴は高血圧症,高血圧性心疾患,左中大脳動脈狭窄症である。血液検査では, HBs 抗原陰性,HBs 抗体陰性,HCV 抗体陰性,Plt 27.4 万/μL,Alb 4.2g/dL,AST26U/L, ALT 27U/L,T-bil 0.5mg/dL,ChE 394U/L,PT%>100,ICGR15 7%,CEA 2.5ng/mL, CA19-9 11U/mL,AFP 6ng/mL,NSE 20.2ng/mL,セロトニン 168ng/mL,インスリン 8.2 μ L/mL,グルカゴン 161,ガストリン 74pg/mL,VIP 46pg/mL,インタクト PTH 63pg/mL, カルシトニン 38pg/mL,C-ペプチド 2.91ng/mL,5-HIAA 5.7ng/mL であった。造影 CT 検査では, S7 に直径 40mm,動脈相で高吸収域,門脈相,静脈相でも淡く造影効果を 認めた。境界は比較的明瞭であった。腹部大動脈周囲リンパ節,十二指腸間膜リンパ節 がそれぞれ 21mm,20mm と腫大していた。PET-CT 検査では,腫瘤,リンパ節共にそ れぞれ高集積を認めた( SUV MAX:21.6,9.9,12.7)。前医の腫瘍生検結果より NET と診断し,手術適応と判断した。2015 年 1 月,手術施行。腹水や腹膜播種はなく,は正 常であった。切除術を施行した。転移リンパ節は,血管が発達し易出血性であり, 周囲組織と強固に癒着していたが,明らかな浸潤は認めなかった。No.8 および 16 リンパ 節摘出術施行した。
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