た数量に対して、回収することができる確率が少なくとも50%以上 であることが必要とされています。また、予想埋蔵量の定義もPRMS の指針に従い、確認埋蔵量及び推定埋蔵量の範疇に入らない埋蔵 量のうち、地質的・工学的データに基づき、推定埋蔵量より回収の可 能性が低い石油・ガスの数量となっています。プロジェクトから実際 に回収される石油・ガスの数量が確認埋蔵量、推定埋蔵量及び予想 埋蔵量の合計を上回る可能性は低いとされています。確率論的手法 を用いて予想埋蔵量を算定する場合には、確認埋蔵量、推定埋蔵量 及び予想埋蔵量を合計した数量を回収することができる確率が少 なくとも10%以上であることが必要とされています。新規技術デー タの追加や経済条件及び操業条件の明確化等により不確実性が減 じた場合、推定埋蔵量及び予想埋蔵量の一部は確認埋蔵量に格上 げされることがありますが、現時点の推定埋蔵量及び予想埋蔵量の 全量が、確認埋蔵量と同様な確実性をもって開発・生産されると見 込まれるわけではありません。
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