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~ 価値創造のための戦略コンサルティンググループを目指してビュー2016 統合報告書ディスクロージャー誌 27 オペレーショナルエクセレンス ( 卓越した業務遂行力 ) One MIZUHO 戦略の実行力である オペレーショ の技術革新や新発想の取り込みを推進し オペレーション ン を向上させ オペ

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Academic year: 2021

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(1)

新中期経営計画「進化する“One MIZUHO”~総合金融

コンサルティンググループを目指して~」

新中期経営計画の概要

 みずほフィナンシャルグループは、2016年度からの3年 間を計画期間とする新中期経営計画『進化する“One MIZUHO”~総合金融コンサルティンググループを目指し て~』をスタートしました。  この計画は、不透明な規制環境に加え、世界経済も新興 国経済が牽引してきた構図の変調や資源価格の長期低迷 等ターニングポイントを迎えつつあるとともに、金融イノ ベーションの急速な進展等のゲームチェンジが起こりつつ あるなか、こうした新しい環境変化に対応できるビジネス モデルの構築を目指すものです。  具体的には、前中期経営計画で推進してきた“お客さま 第一”(Client-Oriented)をさらに徹底するとともに、厳しい 経営環境への対応として、業務高度化・効率化プロジェクト により“オペレーショナルエクセレンス”(卓越した業務遂行 力)を追求していきます。   新中期経営計画は、“お客さま第一” と“オペレーショ ナルエクセレンス”を2つの土台として、「総合金融コンサル ティンググループ」という新しいビジネスモデルを構築し、前 中期経営計画で標榜した“One MIZUHO戦略”を進化さ せようとするものであり、新中期経営計画における目指す姿、 5つの基本方針、さらに、基本方針を具体化した事業戦略、 財務戦略、経営基盤における戦略軸として、10 の戦略軸 を設定しています。

“総合金融コンサルティンググループ”

∼お客さまと社会の持続的成長を支える課題解決のベストパートナー∼

〈みずほ〉の 目指す姿

5

つの 基本方針

10

戦略軸 カンパニー制の導入 グローバルベースでの非金利ビジネスモデルの強化 貯蓄から投資への対応 リサーチ&コンサルティング機能の強化 FinTechへの対応 エリアОneМIZUHO戦略 バランスシートコントロール戦略とコスト構造改革 政策保有株式の削減 次期システムの完遂 人事運営の抜本的改革 強い組織を支えるカルチャーに向けた継続的取り組み 事業の選択と集中 強靭な財務体質の 確立 金融イノベーションへの 積極的取り組み 強い〈みずほ〉を支える 人材の活躍促進と カルチャーの確立 事業戦略

お客さま第一の徹底

Client-Oriented

オペレーショナルエクセレンスの追求

(卓越した業務遂行力) 財務戦略 経営基盤

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

P.48 P.56 P.60 P.34 P.24 P.24 P.86 P.88 P.92 新中期経営計画の骨子

価値創造のための戦略

(2)

について 私たちが目 指すもの 企 業 価 値を支える基 盤 財 務レビュー 価 値 創 造のための戦 略 ン」 を向上させ、オペレーションの4要素として、スピード、 品質・正確性、コストおよび持続力を、より高い次元で実 現し、“お客さま第一”を軸とする戦略の差別化とあわせて、 〈みずほ〉の持続的な競争優位の確立につなげ、お客さま サービスの付加価値を向上するため、“オペレーショナル エクセレンス”を追求します。  既存の業務プロセスの徹底的な見直し、銀行・信託・証券、 内外オペレーションの共通化・標準化、およびFinTech 等 の効率化」と「オペレーションの高度化による顧客価値創 出」を実現していきます。  これらを実現していくために、グループ CEO を委員長 とする「オペレーショナルエクセレンス推進委員会」を新 たに設置し、グループ一体の取り組みとして推進していき ます。 時間軸 スピード 品質・正確性 コスト 持続力 課題解決型(短期) 構造改革型(中長期) 効率性改善に 向けた既存 業務見直し 施策進捗管理 オペレーショナル エクセレンス 推進委員会 (委員長グループCEO) カンパニー長・ ユニット長・ グループ長 KPIフォロー 銀行・信託・ 証券/内外 オペレーション 共通化・標準化 技術革新や 新発想による 最適な オペレーション 変革

「オペレーションの4要素」をより高い次元で実現

基本方針

具体的施策

推進体制

■現場起点の業務プロセス見直し ■手作業の削減 ■営業部門での事務作業削減 ■システムの見直し・廃止 ■組織転換による経営資源再配分 ■自動化・電子化の推進 ■事務センターへの集約 ■チャネルやネットワークの見直し ■グループベースでの業務見直し ■判断基準や手続きの共通化 ■銀行・信託・証券一体の  チャネル戦略 ■グループベースでの業務集約 ■グローバルベースでの標準化 ■フロント拠点の集約 ■IT活用による働き方変革 (ペーパーレス、アドレスフリー等) ■次期システムによる オペレーション変革 オペレーショナルエクセレンス(卓越した業務遂行力)の追求

(3)

価値創造のための戦略

5つの基本方針

1.カンパニー制の導入

カンパニー制の導入 グローバルプロダクツユニット リサーチ コンサルティングユニット Global Products Unit Research & Consulting Unit リテール・事業法人カンパニー

Retail & Business Banking Company

大企業・金融・公共法人カンパニー

Corporate & Institutional Company

グローバルコーポレートカンパニー

Global Corporate Company

グローバルマーケッツカンパニー

Global Markets Company

アセットマネジメントカンパニー

Asset Management Company 個人 リテールバンキング 事業法人 大企業法人 金融・公共法人 国際 投資銀行 アセットマネジメント 市場 トランザクション 個人 中小企業 中堅企業 トランザクション インベストメント バンキング 大企業法人 金融法人 公共法人 投資家 個人 中小企業 中堅企業 大企業法人 金融・公共法人 海外 投資家 投資家 米州 欧州 東アジア アジア・オセアニア

戦略の一貫性

意思決定の迅速化と現場力強化

収益責任の明確化

カンパニー別

ROE

運営の導入・・・・・実効的な顧客セグメント別経営体制に向けて、カンパニー別

ROE

を導入 カンパニー長の権限強化・・・・・・・・・収益責任を達成するため、カンパニー長に対して責任に見合う必要な権限を付与 顧客セグメントごとの「マーケット・イン型アプローチ」 専門性のさらなる強化と 全カンパニー横断的な機能活用

10

ユニット

5

カンパニー

2

ユニット 投資家  “お客さま第一”のさらなる徹底を図るため、持株会社の もとで、銀行・信託・証券を一体的に運営する〈みずほ〉の 特長と優位性を活かし、お客さまのニーズに即した最高の 金融サービスを迅速に提供していくため、2016年4月1日 付で、顧客セグメント別のカンパニー制を導入しました。 これまでも〈みずほ〉は、ユニット制のもと、お客さまの属性 ごとに特化したグループ各社横断的なシャープな戦略展開 を行ってきましたが、カンパニー制ではその方向性をさらに 徹底し、戦略の企画・立案から戦略の遂行に至るプロセス において、より強力に、よりスピーディーに、お客さまの属 性に応じて一貫した戦略を展開できる体制にしました。  具体的には、リテール・事業法人カンパニー、大企業・金 融・公共法人カンパニー、グローバルコーポレートカンパ ニー、グローバルマーケッツカンパニー、アセットマネジメン トカンパニーの顧客セグメントごとに、5つのカンパニーを設 置し、“お客さま第一”の観点からのアプローチ(マーケット・ イン型アプローチ)を徹底的に強化します。  また、プロダクツ、リサーチ等の機能は「専門性のさらな る強化」と「全カンパニー横断的な機能活用」を図るため、 2つのユニットとして独立して設置しました。なお、リサー チ等の機能に関しては、グループ内のリサーチ機能とコン サルティング機能を“One シンクタンク”として集約し、お客 さまのあらゆる課題解決に取り組む専門家集団と位置づけ、 リサーチ&コンサルティングユニットを新設しました。  実効的な顧客セグメント別経営体制に向けてカンパニー別 のROEを導入するとともに、カンパニー長の収益責任を明確 化し、収益責任を達成するために必要な権限を付与しました。  グループ全体のリスクアペタイト方針(リスクテイクに 関する基本的な方針)に則り、収益力の向上とリスク・リ ターン構造の改革に取り組んでいくとともに、本部スリム 化とスピーディーな意思決定を実現し、現場力・営業力の 一層の向上を目指します。

(4)

〈みずほ〉 について 私たちが目 指すもの 企 業 価 値を支える基 盤 財 務レビュー 価 値 創 造のための戦 略  市場の魅力度と〈みずほ〉の競争優位性に基づき注力分野と縮退分野を明確化し、採算性の改善、顧客ビジネス重視、 営業体制最適化の観点を踏まえ、縮退分野における効率化・戦略見直しと、注力分野への経営資源再配分を実施すること を通じて、収益力の向上を目指します。  リスク・リターンの改善と経費コントロールを通じて収益力を強化し、資本の蓄積を通じて、安定的な収益構造と強固な 財務基盤を構築し、強靭な財務体質への変革を図ります。  CFOメッセージ P24 ~ 25

2.事業の選択と集中

3.強靭な財務体質の確立

事業の選択と集中 強靭な財務体質の確立 経営資源の再配分 プロダクト分析 高 低 競争優位性 低 高 効率化・ 戦略見直し分野 注力分野

2.4

兆円 の効率化

900

のシフト 政策保有株式 収益面 財務面 事業面 低採算貸出等 リスクアセット※1 人員※2 採算性改善 本部から現場へ 注 力 効率化・ 戦略見直し 顧客ビジネス 重視 営業体制 最適化

+

プロダクトマッピング キャッシュフローファイナンス/ ハイブリッドファイナンス等 トランザクション/ 日系M&A関連等 セールス&トレーディング/ 投資分散等 ・収益性 ・収益の質 ・資本負荷 ・流動性負荷 ・規制充足 ・特性 ・プロダクト連関性 ・参入障壁 優良非日系 預かり資産 ※1. リスクアセット相当額を含む ※2. 主要施策について、2016年5月時点での増減見通しを3段階で相対的に図示 優良非日系 本部 低採算事業等 プロダクツ等 トランザクション等 セールス&トレーディング バランスシートコントロール 強靭な財務体質の確立 ∼将来の飛躍のための基盤整備∼

ROE

CET1

比率

RORA

経費率 政策株式削減 資本政策 株価リスク 10の戦略軸 収益 10の戦略軸 オペレーショナルエクセレンスの追求 (卓越した業務遂行力) 経費 10の戦略軸    安定的な収益構造

1

2

強固な財務基盤 ALM/PM 10の戦略軸 バランスシートコントロール戦略 事業環境変化の予兆を捉え、プロアクティブかつ機動的に リスクアセットや流動性をコントロールし、リスク・リターンを適正化 非金利ビジネスモデルの強化 コスト構造改革 政策保有株式の削減  安定的な自己資本の充実と 着実な株主還元の最適なバランスの追求 RORAの向上

(5)

価値創造のための戦略

 AI・ビッグデータ等の技術革新が金融界に波及し、金融サービスのさまざまな分野で、ゲームチェンジが起きる可能性が あるなか、FinTech 企業等の外部機関の強みを取り込みながら、新たな顧客価値の創出に取り組みます。  新たなテクノロジーへのプロアクティブな取り組み P60 ~ 61   持続的な競争優位の確立に向け、人材の活躍推進のための人事運営の抜本的改革に取り組むとともに、強固なカル チャーの確立に向けた取り組みを継続・強化していきます。  人事戦略 P88 ~ 91  グループ共通のカルチャー確立に向けた取り組み P92

4.金融イノベーションへの積極的取り組み

5.強い〈みずほ〉を支える人材の活躍促進とカルチャーの確立

金融イノベーションへの積極的取り組み 強い〈みずほ〉を支える人材の活躍促進とカルチャーの確立 金融関連IT企業等への 出資の容易化 銀行グループ内外の決済関連事務受託等の容易化 イノベーションのエコシステム構築への貢献 革新的創造 先端テクノロジー 目利き力 顧客基盤 情報基盤 〈みずほ〉の強み (ベンダー、外部機関の強みFinTech企業等) 決済 貸出 資産運用 その他 金融知見・技術 新ビジネス創出 事業連携 成長支援 産業知見の蓄積 〈みずほ〉の対応 金融界への影響 技術革新 金融審議会等の議論       ● FinTech企業による新規参入 ●代替サービスの登場 ●アンバンドリング化の進展 ゲームチェンジの可能性 テクノロジーの劇的な変化 新たな顧客価値創出 ●全世界で、

2

年ごとに倍増

●センサーやSNS等からの取り込み データ量の増加 ●ハードウェアの処理能力は

指数関数的に進化

●短時間で大量データを分析 処理能力向上 ●ディープラーニングの技術発展 により、AIで実現できることが

非連続的に増加

AIの進化 ● PFM(個人資産管理)サービス を起点に発展 資産管理 ● P2Pやクラウドファンディングに 多くの企業が参入 貸出 ●仮想通貨技術で既存インフラを 刷新しようとする動きも 決済 (出所)経済産業省 オペレーショナルエクセレンス (卓越した業務遂行力)の推進を 後押し 社員一人ひとりのみずほValue※ 実践に向けた部店の取り組み 社内コミュニケーション推進施策の継続   • 自部店ビジョンを核とした企業理念浸透 • 部店長オフサイトミーティングの継続 • 研修の活用       • 一体感醸成・ロイヤルティの向上 • 社員相互コミュニケーションの仕組み活性化 • 高いレベルでのみずほValue実践事例の共有  コーポレート・ ガバナンス 人材 マネジメント カルチャー One MIZUHOのさらに高いレベルでの 実践に向けた三位一体の取り組み 強固なカルチャー確立に向けた 取り組み 社員全員の活躍促進のための 人事運営の抜本的改革 • 社員一人ひとりの強みを見出す • 失敗からの学びを評価する 個を尊重する育成型人事への転換 • 覚悟を持って戦略を牽引するリーダーの輩出 人材と人事のグローバル化 • 透明性とアカウンタビリティのある人事運営 規律ある人事ガバナンスの確立 1 1 2 ダイバーシティ&インクルージョンの推進 2 強い経営リーダー育成プログラムの新設 3 4 5 ※役職員がビジョンを追求していくうえで共有する価値観・ 行動軸。お客さま第一、変革への挑戦、チームワーク、 スピード、情熱

(6)

〈みずほ〉 について 私たちが目 指すもの 企 業 価 値を支える基 盤 財 務レビュー 価 値 創 造のための戦 略

財務目標

 本中期経営計画では、以下の項目を最終年度である2018 年度における財務目標として掲げています。安定的な収益 構造と強固な財務基盤を構築し、強靭な財務体質への変革を図ります。

60%

程度

次期システム等関連経費を除き50%台後半 2020年度:50%台半ばを目指す

グループ経費率

0.9%

程度

親会社株主純利益

RORA

8%

程度

連結

ROE

10%

程度

普通株式等

Tier 1

CET 1

)比率

バーゼルⅢ完全施行ベース(現行規制を前提)、その他有価証券評価差額金を除く その他有価証券評価差額金を除く

5,500

億円削減

国内上場株式、取得原価ベース 2015∼2018年度の累計額

政策保有株式

資本政策の基本方針:安定的な自己資本の充実と着実な株主還元の最適なバランスを追求 (2018年度金融指標前提) 3カ月TIBOR:0.05%、日本国債10年利回り:0.30%、日経平均株価:19,000円、1ドル=122円 ※グループ合算 財務目標(2018年度)

参照

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