中国における小売業態の多様化

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北蕾著『中国中小企業の起業・経営・人材管理――民営化企業の多様化に迫る』 (書評)

北蕾著『中国中小企業の起業・経営・人材管理――民営化企業の多様化に迫る』 (書評)

ほしい。たとえば「旧い手法・資源は国有旧い環 境下では効果を発揮しなかったが,私有という新 たな環境を得たことで成果を上げるようになった」 だろうか。あるいは,「私有という環境が,旧国 有時代にはなかった新たな経営管理資源獲得を可 能にした」だろうか。「新たな HRM」とはどこか ら来たか。それは国有時代HRMとどう違う か。また,私有企業経営者やマネージャーは, どのような能力開発プロセスを経て「新たな経営 者」となりえただろうか。本研究が行ったインタ ビューや参与観察などは,こうした実態記述に適 した調査方法である。当事者視点や語りを通じて 彼ら生きる現場実態をより生き生きと記し,知 見を導きうるだろう。
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文化資源としてのモチ米食品の多様化 : ー中国江南の都市部を事例としてー

文化資源としてのモチ米食品の多様化 : ー中国江南の都市部を事例としてー

季節性と節句食性格を大事にするは、年中販売とい ったファーストフード動きとは正反対となっている が、老舗店伝統性が維持されている上、同業者大半と 区別できる「特色」も出させることになる。この点に関し て、社長陳氏は、 「粽子」生産業界報告会で、 「伝統的 な味だけではなく、伝統的生活方式をも守りぬく」を題し て、以下ように述べている。「伝統的製法によって、伝 統的な味を再現して売り出すというだけではない。これを 通して、家族そろって節句食を作って食べるという一昔暖かさをよみがえらせ、さらに伝統食核となる節句 文化深みを味わせたい。これを実現させるためには、機 械による大量生産をあきらめざるを得ない。しかし、同時 に手作りより数倍から数十倍利益を失うことになる。に も関わらず、常に変わっていく市場中で、伝統的な味と 伝統文化ルーツという「不易」を守りつづけていきた い。 」 11)
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多様化する中国の古本屋 -- 国有企業からネット販売まで (特集 アジアの古本屋)

多様化する中国の古本屋 -- 国有企業からネット販売まで (特集 アジアの古本屋)

Economies, Japan External Trade Organization (IDE-JETRO) http://www.ide.go.jp 雑誌名 アジ研ワールド・トレンド 巻 247 ページ 8-9 発行年 2016-04 出版者 日本貿易振興機構アジア経済研究所 URL http://hdl.handle.net/2344/00002965.[r]

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中国における農業産業化経営の意義と課題

中国における農業産業化経営の意義と課題

①農家は, 龍頭企業と契約取引によって, 安定 した販路が確保され, 地元市場では販路も不安定で かつ価格変動も激しい高品質な農産物生産が可能 となり, 結果として経営安定・所得向上に結び ついている。 ②契約を通じて, 新しい品種 (種苗), 生産技術が供与され, 農業生産構造近代や効率 的転換が可能となっている。 ③龍頭企業社会的認 知度や信用性を利用して, 国際市場へ参入が可能 となっている。 ④生産基地に隣接した加工工場誘 致や企業農業参入による労働力雇用増加が, 農 業から放出された余剰労働力を吸収するとともに, 農村都市進展にも一定貢献をなしている。 一方で, 以下ような問題点・課題も指摘できる。 ①輸出型大規模龍頭企業多くで品質管理容易 な自社生産基地を確保する動きが拡大するなかで, 農家と連携あり方が改めて問い直されている。 ②農家と取引価格が市場価格にスライドして設定 される場合, 企業には原料価格を抑えることができ るメリットがある一方で, 農家利益と経営安定 が十分に保障されない。 ③龍頭企業とくに, 加工型 龍頭企業発展にとっては, 多様する消費者ニー ズに対応し, 企業間連携をより緊密に図る必要が ある。
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小売業を超越した中国「オムニチャネル経済圏」の形成~中国商業十大ホットイシュー2016~

小売業を超越した中国「オムニチャネル経済圏」の形成~中国商業十大ホットイシュー2016~

2016年中国商業十大ホットイシュー特徴は、 OnlineとOffline、業態間などあらゆる形で融合が進んで行ったこと 1 「新常態」もと、消費市場GDP成長へ牽引役が顕著に 2 流通業支援政策が次々に打ち出され、実効性が求められるフェーズに移行 3 「インターネット+」が流通業革新を促進し、O2Oモデルが多様

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小売国際化プロセスにおける 業態革新 ー中国市場を中心にー

小売国際化プロセスにおける 業態革新 ー中国市場を中心にー

• ところが、中国では、業態多様は初期段階 において、主に政府主導により導入されたと いう特徴を持っていると考えられる。SM,CVSなど 業態はすべて政府における流通近代政策 一環として、政府改革政策実施により、 一気にそして短期間うちに中国市場に導入さ れた。

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i-1 電力の自由化 平成 12 年 3 月から大口需要家に対する電力小売が自由化 さらに 電気事業分科会における検討の結果 平成 16 年 4 月 平成 17 年 4 月と 自由化範囲が段階的に拡大 小売の部分自由化 (1) 自由化範囲の拡大 小売の部分自由化は 平成 12 年 3 月より 特別高

i-1 電力の自由化 平成 12 年 3 月から大口需要家に対する電力小売が自由化 さらに 電気事業分科会における検討の結果 平成 16 年 4 月 平成 17 年 4 月と 自由化範囲が段階的に拡大 小売の部分自由化 (1) 自由化範囲の拡大 小売の部分自由化は 平成 12 年 3 月より 特別高

● 中立機関業務に対して行政は事後規制。  電力安定供給確保等視点から今後も発送一貫体制は堅持されるが、電力会社 ネットワークに様々な発電事業者や小売事業者がアクセスすることになった。こう したなかで、引き続き、電力安定供給を確保していくためには、系統アクセス、設 備形成、系統運用、情報開示等について、一層公平性・透明性を確保していく必要 がある。このため、平成 16 年 2 月、有限責任中間法人電力系統利用協議会 (ESCJ) が設立され、同年 6 月に日本における唯一「送配電等業務支援機関(いわゆる中立 機関)」として指定を受けた。同協議会は約 1 年準備期間を経て、平成 17 年 4 月 に送配電等支援業務を本格的に開始した。
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自動車企業におけるモジュール化の新展開 : 新興国市場急拡大とパワートレーン多様化のインパクト

自動車企業におけるモジュール化の新展開 : 新興国市場急拡大とパワートレーン多様化のインパクト

は終わっているである。つまり,『事前調整』結果,デザイン・ルール(製品各モジュールへ分 割方法,各モジュール製品へ統合方法に関するルール―引用者)が定められている。それが,モジュラー 型アーキテクチャなである。(中略―引用者)他方,インテグラル型では,各企業が実際に商品開発を やりながら部品間調整を実施しなくてはならない。つまり,モジュラー型事前調整に対して,事後 調整である。事後調整メリットは,予測ができない問題にもうまく対応できる点である。モジュラー型 事前調整で決めるデザイン・ルールでは,標準したシステム統合しかできないので,各商品に合った細 かい調整はできないである。ただし,インテグラル型では,事後的な細かい調整ができること対価とし て,各企業が別途調整を必要とするために,余分なコストがかかってしまう」(延岡, , ∼ ページ) という議論や,デザイン・ルールが決まった後段階と「デザイン・ルールを創造する段階では事情が全く 異なる。日本はモジュールと相性が悪いという言説が語られる時,デザイン・ルールが決まればすり合わ せが不要になる状態を指して,モジュールと相性が悪いと言っているであって,デザイン・ルールを作 る作業を意味しているではない。それどころか,デザイン・ルールを作る段階はこれまでところほとん ど議論されてこなかったと言ってもよい。どうルールを作るかという話と,決まったルールをどう運用す るかという話は全く別物である。決まったルールを運用するのにすり合わせが不要であるという事実は, ルールを作るにもすり合わせが不要だということには必ずしもならないはずだ」(柴田, , ∼ ページ)という議論がある。
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現代中国鉄鋼業における生産システムの多様性 ―技術選択と市場適応―

現代中国鉄鋼業における生産システムの多様性 ―技術選択と市場適応―

日本やアメリカを含む多く国では,電炉は,通常は鉄スクラップを主原料としたアー ク電気炉による製鋼と連続鋳造,圧延から構成される半一貫生産システムを構成する。こ こではこれをスクラップ・電炉システムと呼ぼう。スクラップ・電炉システムによる生産 には,量と質トレード・オフがある。一方では効率よく量産を行おうとすると,鉄スク ラップを原料とするために品質高級に限度がある。この場合,工程に必要とされる統合 度も高くない。他方では,品質高い特殊鋼を製造することも可能であるが,この場合は 工程や管理は複雑し,統合度は高くなるが,規模経済性を生かすことはいっそう難し くなる。このため,半一貫生産は中・低級品普通鋼を小ロットで量産する場合と,高級 品特殊鋼を少量生産する場合に分かれる。普通鋼生産では,最小効率規模は経験的に 30 万トン程度と言われている(川端, 2005, p.28; 佐藤, 2009, p. 328),ホット・ストリップ・ミ ルを用いた広幅帯鋼類生産よりも,建設用条鋼類小ロット生産に適用されることが多 い。その典型的な設備構成は<電炉―連続鋳造機―条鋼圧延機>である。特殊鋼生産では 圧延機はより多様になる。
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韓国における日本研究 : 多様化と専門化のジレンマ

韓国における日本研究 : 多様化と専門化のジレンマ

待も反映されたと見られる。また、韓国学会が日本労使関係と労務、人事管理などに特に 多く関心を示した点も、このような文脈から理解できる。最近まで労使間葛藤が社会的な 問題として浮上していた韓国が、日本型労使関係歴史的な展開過程と具体的な労務人事管 理特徴を分析することで、韓国における問題点を解決しようとする意図を持ち合わせていた。 また、日韓 FTA 交渉が 2004 年以降中断された状態にもかかわらず、日韓 FTA 経済的効果 に関してはマクロ経済的な影響ではなく、産業(特に部品素材業種)別影響に関する分析が 多い点も、日韓経済的な争点が学問分野関心にも影響を及ぼしていることを物語っている。 そして、日本急速な少子高齢がマクロ経済と家計行動に示す影響分析研究も増加し ているが、これは韓国も既に出生率が急速に下落し、高齢が進んでいる状況にあるからであ る。したがって、韓国は日本中長期における社会保障システム構築案や安定的な運営に関 する政策的な特徴を必要としている時期に差し掛かっている。このような背景から、年金や療 養保険改革シナリオ分析、企業退職金運用、高齢者・女性・若者層雇用政策に関する研究 は経済・経営分野重要な流れとして定着され始めている。
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小商圏小売業態のリピート率と売価訴求効果分析 : 上場ドラッグストア企業の2009年決算数値に基づいて

小商圏小売業態のリピート率と売価訴求効果分析 : 上場ドラッグストア企業の2009年決算数値に基づいて

つまり,小商圏小売業態として挙げられるコンビニエンスストア,食品スーパー,ドラッ グストアであるが,食品スーパーと同様にドラッグストアもコンビニエンスストアような 著しい上位集中度を示しておらず,ローカルチェーン主体構造特性を保ったままである。 小商圏小売業態は,その店舗毎商圏設定から,取扱品目は最寄品が大半を占める。最寄品 を取扱商品とする小売業態が確固たる優位性を確立できるは,近隣住民に「利用店舗を選 択させない」出店政策にある 11) 。これはエリア・ドミナント政策によって固定客を確保して いくために最も有効な経営施策であり,最終的には「脱競争政策」へと通じる方向性でもあ る。従来,わが国近隣型商店街が長らく存続してきたも,多く業種店が集積した商店 街によってワンストップ・ショッピングを実現し,利用者に「利用店舗を選択させない」と いう無競争環境を作り出してきたことが背景要因と捉えることができる。しかし近年,業態出現と伸張により,カテゴリーレベルでは様々な業態店舗間で競合が生じており,前述 ように顕著な寡占状態に到達したコンビニエンスストアでは,同一チェーン店舗同士カ ニバリゼーションもしばしば生じる競争環境となっている。
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消費者の食品の購買における小売業態選択

消費者の食品の購買における小売業態選択

らっている.時間的余裕有無では, 「食品を急いで買うか,あるいはゆっくり買うかといっ た「時間的理由」から買い物する店タイプを変えていますか」という質問に対し,「非常にそ う思う(1)~まったくそう思わない(7)」7段階尺度で測定した.この質問で1~3いず れかを選択した被験者には,さらにゆっくりと時間をかけて買い物するときに主に利用する店 と急いで買い物するときに主に利用する店を8業態から一つだけ選択してもらった.続いて食 品カテゴリーでは「例えば「弁当はコンビニで買う,パンはパン屋で買う」ように,食品カ テゴリーによって買い物する店タイプを変えていますか」という質問を,価格イメージでは「店 タイプによって価格に違いがあると考えから「この店はこの食品が安い」ように食品カ テゴリーによって買い物する店タイプを変えていますか」という質問を,品質イメージでは「店 タイプによって品質に違いがあると考えから「この店はこの食品品質が良い」ように 食品カテゴリーによって買い物する店タイプを変えていますか」という質問を,気分では「そ 気分で,食品を買い物する店タイプを変えていますか」という質問を行い,いずれも「非 常にそう思う(1)~まったくそう思わない(7)」7段階尺度で測定した.これら4項目に ついては食品カテゴリーに依存するので,主に利用する小売業態に関する質問をしていない.  さらに,小売業態利用傾向を把握するために,食品一ヶ月あたり平均買い物回数最 も多い業態,食品一ヶ月あたり平均購入金額多い業態,および9つ食品カテゴリー別に 最もよく買い物する小売業態を,上記業態中から一つ選択してもらった.9つ食品カ テゴリーは,生鮮食料品(野菜,果物,肉,魚など),牛乳・乳製品(ヨーグルトやチーズなど), 卵(生鮮),米,パン,飲料(酒類は除く),菓子,スナック,惣菜・弁当,冷凍食品である. 最後に,普段,食品買い物をしている業態を8業態から複数選択を可能として選択してもらっ た.
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小売業におけるデジタル化とオムニチャネル・ダイナミック・ケイパビリティ

小売業におけるデジタル化とオムニチャネル・ダイナミック・ケイパビリティ

ームレスな買い物経験を提供することができない である. 第 2 は,活動領域レベル統合である.ここで はチャネル統合レビューを踏まえた近藤・中見 (2019)類型に基づき,チャネル管理組織, マーケティング・ミックス,それを支える業務オ ペレーションとサプライ・チェーン,および顧 客,販売,サプライ・チェーンに関わる各種デー タを活動領域レベル統合要素とする.チャネ ル管理組織統合では,多様なチャネルを全体と して管理するチャネル横断的な上位組織編成が なされる.マーケティング・ミックスでは,チャ ネルごとマーケティング・ミックスがオムニチ ャネルとしてより高いレベルで統合される.ま た,チャネル間に共通する業務オペレーションと サプライ・チェーンが統合され,より効率的に運 用される.そして顧客,販売,サプライ・チェー ンに関わる各種データ統合により,顧客ベース オムニチャネルを展開することが可能となる. 第 3 は,最も具体的な活動要素レベル統合で あり,上記活動領域それぞれにおける活動要素 が統合対象となる.チャネル管理組織におい ては,例えばチャネル組織内・組織間コミュニ ケーションや成果評価,マーケティング・ミッ クスではそれを構成するそれぞれ活動要素(製 品,価格,プロモーション,フルフィルメント, 顧客サービス等)統合的管理が重要となる.ま た,業務オペレーションにおけるさまざまな手続 きやコスト管理,サプライ・チェーン管理,そし
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中国市場における小売国際化

中国市場における小売国際化

である。小売経営技術形式追求と表面模 倣は、初期中国市場における小売国際最 大特徴である。しかし、こうした国内小売企 業による試行錯誤は、後本格的国際をス ムーズに移行させる基盤として作用したといっ てよい。第2段階は、小売外資参入を契機とし た本格的国際段階である。先進諸国における 小売業態革新が意欲的な国内企業自己革新に よって先導されたに対して、中国では業態革 新において小売外資という外的作用が大きな影 響力を発揮した。必然的結果として、中国小売 市場では小売外資による多様小売業態がほぼ 同時期に誕生することとなった。
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小学校建築における多目的スペース計画の多様化とその利用実態 [ PDF

小学校建築における多目的スペース計画の多様化とその利用実態 [ PDF

2-1. わが国 MS 計画変遷とその特徴  MS 補助制度をはじめとする制度改正および既往研 究 文 2、3) より、わが国 MS 計画変遷は、概ね 3 期に 分類できる。まず、MS 導入から 1984 年 MS 補助制 度制定まで、複数学年で共有するため大きな幅と奥 行きを持った MS が計画される時期。次に、MS 補助制 度制定から 1997 年 1 回目 MS 補助面積増加に関す る制度改正が行われるまでで、各学年が占有する MS を持つ片廊下型や中廊下型 MS が整備される時期。 さらに、1997 年以降で、MS を CS と一体し廊下と分 離するものや 2 学級ごとに区切って MS を設けるもの、 少人数教室を整備して MS としたものなど内包・ 細分・個室した多様な MS が計画されるようにな り今日に至っている。
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中小の小売店におけるキャッシュレス化のポイント

中小の小売店におけるキャッシュレス化のポイント

その一方で、現金決済であればこれらコストは必要なく、コンバージョンサイクル(仕入れから 販売に伴う現金回収までにかかる日数)も短期して資金効率が高まるというメリットがある。それ ゆえ、大手流通・小売業者とは異なり、現金取扱いにかかる人件費をビッグデータ分析によるマ ーケティング高度費用に充てるよりも、キャッシュレス決済導入にかかる端末費用や決済手 数料を負担せずに、人件費をかけて現金決済で対応することで資金効率を高めた方が、中小小売店 にとってメリットが大きかったものと考えられる。特に、薄利多売ビジネスや生鮮食品を取り扱う ような飲食店場合、現金決済で対応するインセンティブが極めて高い。
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中国の高等学校日本語科授業における周縁化

中国の高等学校日本語科授業における周縁化

 国境を越えた交流が盛んになるに伴い,外国語が21 世紀に生きるため必要な技能とされてきている。この 背景を受け,多く学習者が英語学習により世界と関 わりを作ることを期待している (1) (Yashima, 2002)一方, この現状に置かれても,日本語など英語以外外国語 (languages other than English,以下LOTEs)を第一外国語 として学習する非英語圏人も多く存在する。LOTEs 学習ためには,英語学習機会が失われたり,英語学 習時間が減少したりするため,英語学習者と比較する と,LOTEs学習者はLOTEs学習に対してより個人的な理 由を持っており,この理由がグローバル社会ではなく目 標言語集団へ積極的な態度につながっている (2) (Dörnyei & Al-Hoorie, 2017, p.465)。とりわけ,このような学習者 が中国日本語科で多く見られる。中国中等教育にお いては,外国語科が選択必修制であり,日本語科を開設 している学校が多い。これら学校では,生徒たちが入 学時に日本語か英語を履修することを自由に選択するこ とができる。2015年国際交流基金調査 (3) によれば, 中国中等教育日本語学習者においては,65.9%がマンガ・ アニメなどへ興味,58.9%が「日本へ留学」,34.9% が「将来仕事・就職」という学習理由を持っている。 中国日本語科学習者は,日本文化・社会につながる 内発的な動機づけを持っていると言えよう。
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中国における地元資本小売業のマーケティング戦略の現状と課題 : 聯華とカルフールのマーケティング戦略の事例分析

中国における地元資本小売業のマーケティング戦略の現状と課題 : 聯華とカルフールのマーケティング戦略の事例分析

中国小売市場が開放されてから約 20 年が経った。この間小売目覚ましい変化に ついて、中国国内学者のみならず、外国にいる中国学者、外国学者も大きな関心を 寄せてきている。例えば、呉(2000)、馮 (2002)、葉(2003) 、李・王ら(2006) 、柯(2007) 、 陳(2009)等は中国小売業態発展過程とその特徴を分析した。また、各業態導入と 発展、現状と課題に関する研究も多い。例えば、謝(1997) 、葉(2003)、柯(2007)等が スーパーマーケット業態、呉(2000)、謝(2008)等が百貨店業態、黄(2003) 、沈(2006) 、 柯(2007)等がコンビニエンス・ストア業態、関根(2009)が家電量販店業態、謝(2009) がドッラクストア業態について考察した。 中国小売対外開放展開過程については、 李(2000) 、于(2002) 、胡(2003) 、汪(2006)、謝(2008)等多数学者が研究を行って きた。 外資系小売企業中国市場へ参入に関しては、 于 (2002) 、馮 (2002) 、 寺嶋ら (2003) 、 胡(2003) 、馮(2007) 、黄(2009) 、矢作(2009)等が分析した。そのなか、田村(2003) はフランスカルフールについて分析した。また、胡(2003)はカルフールと日本イト ーヨーカ堂事例比較を行い、黄(2009)はフランスカルフール、アメリカウォルマ ート、日本イトーヨーカ堂 3 社における店舗運営、管理システム、商品調達等経営 戦略に関する事例分析を行った。神谷(2011)は聯華業績とその課題を分析した。
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小売業における「製品」概念と小売業態論 -小売マーケティング論体系化への一試論

小売業における「製品」概念と小売業態論 -小売マーケティング論体系化への一試論

代表的なコンビニエンスストアひとつである7-Eleven 創業経緯に見られるように, コンビニエンスストアは,グロサリーストアやその進展した業態であるスーパーマーケットと は異なる顧客要求に応えるために成立した業態であり,スーパーマーケット小型版として 「ミニスーパー」とも異なる業態である。業態成立自体は 30 年代に急速に定着するスー パーマーケット業態よりもわずかではあるが早く,ほぼ同時期に成立している。すでに述べた ようにスーパーマーケット業態急速な拡大は,それ以前に A&P や Kroger など大規模なグ ロサリーチェーンが存在し,これらチェーン企業が 30―40 年代に一挙にスーパーマーケッ ト業態に転換を図ることで進んだが,アメリカ 7‐Eleven はコーポレートチェーンであるこ ともあって,当時成長速度は遅く,戦後になってようやく急速に拡大をしていった。 日本コンビニエンスストアは,直営店として成長していくではなかった。7-Eleven にみ られるように,ビッグストアやスーパーマーケットなど大型店と厳しい競争にさらされな がら存続してきた,多数酒販店など伝統的業種小売店をフランチャイズチェーンとして組 織し,コンビニエンスストア業態を革新することによって急速に成長を遂げていく。
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RIETI - 小売電力入札における応札意思決定と自由化の競争促進効果

RIETI - 小売電力入札における応札意思決定と自由化の競争促進効果

JEL Classification No.: Q48, L94, C31 キーワード: 小売電力自由, 入札データ, 標本選別 ∗ 本研究にあたり、日本経済学会、および、経済産業研究所、電力中央研究所におけるセミナーにおいて、根本二 郎氏、八田達夫氏をはじめとして数多く方に有益なコメントをいただいた。また本研究は、経済産業研究所による 研究支援を受けた。これらに対して深く感謝したい。もちろん、本稿におけるあり得べき誤りは、ひとえに筆者 2 名 みに帰せられるべきものである。
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