第5学年1組 道徳学習指導案
指導者 大須賀 純
1 主題名 生命尊重 3-(1)
(資料名 「命 ~かけがえのない命~」)
2 主題設定の理由
(1)価値について
本題材は、「3―(1) 生命尊重」を主題としている内容である。そして生命のある ものすべてに対して、かけがえのないものとして尊重し、大切にしようとする心を育て、
進んで自他の生命の大切さについて考える態度を養う。
(2)児童生徒の実態について(男子20名 女子15名 合計35名)
本学級の児童は明るく、素直な児童が多くいつも友達と和気あいあいと過ごしていること が多い。また、お互いに友達を思いやる心をもち、困っているときに手伝ってあげたり、
一緒に困難を解決しようと相談してあげたりすることができる。
しかし、些細なことで口論やけんかになってしまったときに、相手が傷つく言葉を平気 で使ってしまう場面をよく見かける。相手がどうすることもできない容姿や能力に関する 悪口だけではなく、特に「死ね」や「消えろ」などという本人の尊厳に関わる言葉が口を ついてしまう。本当に友達が死んでしまったら、消えてしまったら想像を絶する悲しみと 寂しさが襲いかかることを気づかせるとともに、自分の命と他人の命の価値を深く考える 機会としたい。
(3)資料について
本資料は、子ども病院の院内学級で勉強していた宮越由貴奈ちゃんの「命」という詩を 中心にまとめられた感動的な題材である。テレビの連続ドラマでも放映され、命の大切さ を多くの人々に訴えた。限られた時間の中で命の尊さを訴えた由貴奈ちゃんの詩から、改 めての命の尊さ自他を博愛する大切さを考えさせたい。
(4)指導観
子供たちが普段見るテレビや雑誌、テレビゲームの中では「死んだ」・「死ぬ」といった 言葉が軽々しく使われ、いやがおうにも目に耳に飛び込んでくる内容を目にする。また、
主人公がストーリーの中で簡単に蘇る漫画や、パスワードの入力で復活したりするテレビ ゲームも多い。このような環境が常態化すると児童にとって命そのもの対する考えが安易 になり、「死ぬ」ということも軽く考えることになりかねない。したがって児童に命の尊 さを理解させることは緊急の課題といえる。しかし「命」とはまさに「地球より重いも の」であり、何物にも代えがたい物である。そのたった一つしかない「命」を尊重するこ とは、ほかのいかなる価値よりも優先されなければならない。自他の命を尊ぶためには、
まず事故の命の尊さを深く考えることが大切でありそのことが生きとし生けるものを大切 にすることにつなげていきたい。
3 本時の指導
(1) ねらい
生命あるものすべてに対して、かけがえのないものとして尊重し、大切にしようとする 心を育て、進んで自他の生命の大切さについて考える態度を養う。
(2) 展開 過
程 時 配
学習活動と主たる発問 予想される児童の反応
支援の手立てと指導上の留 意点
資料
導 入
1 0
〇テレビやゲームに出てくる「死ぬ。」・「死 ね。」という言葉についてどう思いますか。
・よくない
・なんとも思わない
・いやな感じがする
・「死」という言葉が普段 身の回りで軽く扱われてい る現況を児童に認識させ、
本当にこれでいいかという 疑問を投げかける工夫をす る。
アニメ や漫 画、テ レビゲ ームの 画面
展 開
2 5
〇詩を読んでどんなことを考えましたか。
〇「電池はいつか切れる/命もいつかはなく なる」とあるが、どう思いますか。
〇「電池はすぐに取り替えられるけど/命は そう簡単にとりかえられない」をどう思い ますか。
〇由貴奈ちゃんはこの詩を先生に見せなが らどんなことを考えていたでしょう。
・自分自身の病気のこと で、命について深く考える ようになった由貴奈ちゃん の気持ちを推察させる。
・命も電池と同じようにい つかはなくなるが、命と電 池は同じようなものなのだ ろうかという疑問を出させ る。
・命はまさにただ一つのも のであり、代わりがないも のであることをしっかり理 解させる。
・生きたくても生きること ができない人がいる現実を 知らせ、命を粗末にする人 への憤りもあることを理解
「死」という言葉について話し合う。
資料「命」を読み、由貴奈ちゃんの詩 を中心に話し合う。
〇いじめが起こっていた学級でこの詩を読 んだ後みんなはどんなことを考えていたで しょう。
させる。
・命を失う人のことを考え ると好き嫌いで人を差別す ることが全く無意味なこと を理解させる。
終 末
1 0
〇身近なゲームの作者からのメッセージの 意味を考えてみましょう。
・生きることの喜び、命の 素晴らしさを知り自分も他 人も大切にすることを改め て感じさせる。
ゲー ムを 作っ た人 の本 5 板書計画
生命の誕生に対する喜びや命の大切さを 感じたことを発表する。
命
命 命 は と て も 大 切 だ 人 間 が 生 き る た め の 電 池 み た い だ で も 電 池 は い つ か は 切 れ る 命 も い つ か は な く な る 電 池 は す ぐ に と り か え ら れ る け ど 命 は そ う 簡 単 に は と り か え ら れ な い 何 年 も 年 々 も 月 日 が た っ て や っ と 神 様 か ら 与 え ら れ る も の だ 命 が な い と 人 間 は 生 き ら れ な い で も
「 命 な ん か い ら な い
。」 と 言 っ て 命 を む だ に す る 人 も い る ま だ た く さ ん 命 が つ か え る の に そ ん な 人 を 見 る と 悲 し く な る 命 は 休 む こ と な く 働 い て い る の に だ か ら
、 私 は 命 が 疲 れ た と 言 う ま で せ い い っ ぱ い 生 き よ う
〇 詩 を 読 ん で 考 え た こ と
〇 由 貴 奈 ち ゃ ん の 気 持 ち
〇 い じ め に つ い て
〇 命 の 大 切 さ