醸菩嘉一1筏金科教育1こ溶ける「公費雛分賢ユ弱種憲と意義 欝7
社会科教育における「公民的分野」の位置と意義
一ヂ地方自治」の授業を素材として一
臼井嘉一/社会科教育/
正 はじめに一社会科教育と「公民的分野ヨ 縫会科力》キュラムの一領域として「公表約分 蟹多感が轡董示的に重嚢置づ縫られているの1ま中学校に おいてである。すなわちこのド公民的分野」1ま 欝欝招魂艇}年発行の中学校学習指導要領にお いてからであ尊,それまでは「政治・経済・縫会 的分野」と命名されていてそれもig5§(昭報叙})
年発蕎の中学絞学習捲導要領からである。
暮本にお雛て縫会科という教科が設覆されるの はi鱗7綴巻1穣22〉年からのく新学灘鈴からである が,そのときの社会科カリキュラムは次のような 構遷計諸経嚢戴ζこよって構成されている。
小学較 第隻学年〜第§学渾一「問題盛(霧少 年の生活の具体的幾題1
第i単寧6綴第2学隼8纏第3学隼鎗 懸第4学年§懸第5学年9燧第6学年
8纒中学校 第7学隼〜第9学年 「問題3(繕
、。ヒ/
第7学年6纒第8学隼ε纒第9学年6
懸第8学年〜第9学年一5蟹隻」
轟校 第騰学年一「問題3/織鎗 纂鰺学年6懸
第登学年〜第鎗学年一「東洋吏3肇彗 洋髪3「人交地蓬」「時事隠題」
つま鯵発足時の社会科力》キュラムは小学校i 年〜轟校生年までの鎗年翼で紅問題」領域力1ナキ ュラム,高校2年〜3年でヂ縢つの被会群の選探 稀・議」カ》キュラムとなって雛た。いわ纏る公費 的領域という観点からみるとギ翼題」領域力》キ
ュラム1よかな辱それに{室置づけることができるし 嵩校の紅時事幾題辞も羅奪である。
擬していうならば発足時の社会科カリキュラム は総体として公費的領域としての性格を有してい たとも静える。もっとも■勤記の「匿i題]領域カリ キュラムを詳細にみるならば「雑本翼島はわれわ れにどんな生活の舞台を与えているか」「微罫の 農牧生産はどのように行われているか」というい わば地種的なもの亨「わが国の趨毒はどのように 発達して来たか。また現在の都斎生活にはどんな 簡題があるか藁「われわれは過去の文化遺産をど グ)ようにうけついで鋳るであろうか」といういわ ば歴史鯵なものも含まれている。したがって当時 においてもそれらの「問題」鑛域カリキュラムを
分甲督重して「大な弓ノ卦なりに三教零導の立場毒嘘複雑に
混在して各単元内容を溝威している」として「た とえば第簸葬詐年の第6単元で1ま,総数57の学習学 勤の中で公鼠的な活動が35,歴史的なもの塞,地 墨墾良警なものi§3としている。1淫欝しかしそれにし ても各「瞬題3は現実生活をベースにしているこ ともあっていわ侮る公疑的領域としての性格を有 していることには変わ警毒ごない。
教育学者であり社会科学習振導要領の作成にも 携わった馬場露躯氏も祇会科という教科の性幣と も纏わって鍾会科がナキュラムをとおして獲欝さ れる教養を野公銭として必要な教養まと規定し次 のように遠べていることもそのことに関係している。
「魔会科の繋標は,青少隼たちがかれ等の生活 している現実の鍾会によく適合して,そこで幸橿 な生活を営むことができるようにしてやると講舞寺 に,その縫会の存立を維i持し,さらによ幣よい社 会へと発展するように,農分の能力に応じて縫合 の文化の発展と向一1二に寄与することのできる人懸 に影蔵することである。そのためには,かれ等に 露分たちが暮している複雑な犠の中1こついての深 い礫解を持たせることが,先ず必要であろう。こ のような社会人として知らなければなら雄基本的 な事項を,公費として必要な教養と呼ぶわ1ナであ
欝8 福島大学教畜実践藏究紀要第簸号
る。∫涯2}
「そのためには……とくに(欝喪主主義社会の諸 裁縫(新憲法や6・3・3麟度教奮体系等〉や(2)
現代社会生活の諸薦題(農地解放開題・労働羅題・
インフレーシ望ン等/や/3競代社会の歴史的な背 景(萌治維新・フランス革命・産業革命等/につ
いての理解を重複すべきであろう。」1潅)
以一娠こおいてみたとおり,発足難の縫会科カリ キュラムは「醗題」領域力1ナキュラムとなってお
り,その基本的性諮は輪わゆる公銭的領域として の性格を有していた。
その発足難の力辱キュラムは,緯騒(昭1穣2嚇 年には改誕されるが,内容的に大纒な整繕がなさ れるが, その基本的雪空格は堅持されている。藝擁7
(昭報22〉年と憩駐(昭籍26〉年の学習嶺導要領 を指して〈靭難役会科〉,〈成立難社会科>と命名 される韓〉えんである。
緯騒(昭報26/年社会科がヌキュラムは次のよ うな構造・諸領域によって購威されている。
小学校 第i学年〜第6学年一「学年主題」
ヂ単発の基底溺3
中学校第i学年〜第3学年
ヂ主題」「単元」
第豊学年主題われわれの生活圏(羅単 尤1第2学年主題透代産業時代の生活 (露単元1第3学年主題浸主的生活の 発展(五単元!
第2学年〜第3学年一糠索史」
高校 第亙学年一「主題」ヂ単元」
第i学年主題われわれの社会生活の基 本約諾瞬題(五単元)
第2学年〜第3学年一「1蓬本受註「段 界史嚢ド人文地理」「時事鶴題盛
以上の〈成立難社会科〉力茎ナキュラムはi鱒5 縷召報鑛}〉年にその構造の大纒な修正がなきれる ことによって今ξ遷の社会科がナキュラムの原璽と も騎えるものが成立することになる。すなわち 欝酪年鴛舞蔦馨に匿小学校学習指導要鎮社会科 編垂,欝56年2月2§歌:神学校学習撫導要頷社会
科轟,ig55年i2篇2銀に噛等学校学習指導要
頭社会科編著がそれぞれ発行される。このいわば 欝55(昭和3縁年桂会科カリキュラムは次のよう な構造・諸禽嚢域によって構成されてレ逸る。緯87隼3簿
「学習額域案葺
は,地理・歴史・政治・経済・縫会な どの分野に分けて組織することも,こ のような分野に分けないで織織するこ とも考えられる」
「三分野」一「地遅鶴分野」「歴史的分 野誌「政治・経済・社会的分野曇 高校 窪社会誰・陪本史ポ重縫響史が匿人文 地理馨の4科羅をもって購議する。各 科羅とも3ないし5単位とし紘童会藷 を含めて3科馨をすべての生徒に媛習 させな診れ1まならない」
魑科島 「縫合科社会珪酸会科騒 本史」「握会科量界史」「荏会科人交地 理」
小学校 第i学年〜第6学年一紅学年の主題匪 中学校 「その指導誕遜を綴織するにあたって
この欝§5隼縫会科力琴キュラムにおいて注意す べきことは,ノ」、・中・高一一貫していた「鷺題盛籏 域カリキュラムの構造から,「学習領域案」「三分 野」鞍擁科鋤/ヂ時事溝題垂も「社会科栓会3に 畷毅1という構造に変化しているということであ る。さらにこの麺鶴は次の欝58(確報33/年改訂 によって明確になる。すなわ鑓g58年欝羅蟹鷺二 業小学校学習捲導要領壽(ε社会」含む/,属年繕 月露に罫中学校学習指導要領諜編ま二〉,鷺60隼簸 月i蕪に 罫高等学校学習書旨導要領凄 (同一鈴 がそ れぞれ告示される。このいわば欝58(昭穣331年 社会科カリキュラムは次のような構造・諸領域に
よって構成されている。
年の羅標および内容」
〜「歴史的分野暴第3学年一「酸
治・経済・鍾会約分聾」
轟校 蓑毛科震3 「倫理・歓会」「政治・経 済」「E窪本史」弩菱饗史Aゴ「縫雰史B」
「地礫汽」ゼ地煙B」
小学校 第i学年〜第6学年一「縁標ゴ「各学 中学校 第i学年 ヂ地理的分野」第2学年
そして簿68(昭和違31年縫会科カリキュラムは 次のように酸舞され,中学校において「公疑的分 野」が「政治・経済・歓会的分野」の名称を変更 して登場する。この社会科力縫キュラムの構造・
藤井嘉一:縫合秘教育におけるヂ公裟誘分蟹」の建直と意義 鱒9
諸領域は次のとおりである。
小学校 第i学年〜第6学年一唱標」ゼ各学
年の羅標および内容涯
中学校 「第i,第2学年を通むて地蓬的分野 と歴隻的分野を豊行して学習させ,第 3学年において歴史醜分野および公長 的分野を学黎させることを原簿とする が掌この場合,歴史的分蟹の学習を第 2学年で華冬了すること, または,第i 学年地建的分野,第2学年鰹史的分野,
第3学年公疑的分野の学習をさせるこ となど,学校の実態に露して適燐に定 めることができる」
高校 「六耕鋤一「繍理・縫会」「政治・経 済」横本史墜ダ髄雰史」「地理Aゴ「地 躍動
さ喫ユ解7(昭灘§2/隼社会科カリキュラムと して,婚77年7月23蓉に雷小学校学費捲導要籏2
(ヂ蛙会」含む/,属年矯鐸醗こ薔中学校学習捲導 要領雌(繕上〉,欝78年8騒3総に蟷等学校学習 鮨導要領露(編上1がそれぞれ告示される。この 現行社会科力》キュラムの構造・諸領域は次のと お辱である。
小学校 第i学年〜第6学年一「雛標」「各学 年の§標および内容盛
中学較 「第i学年及び第2学年を遜診て地遷 的分野と歴史的分野を壷行して学習さ せ,第3学年において公民的分野を学 習させることを療懸とするが,学校の 実態に離して適燐な指導計遜を作成す ることがで きる。ゴ
高校 「六科目」 「場代社会3略本史」
「微罪隻」「地理」「倫鐘3「政治・経 済盛
冒頭において達べたように鍾会科力》キュラム の…頻域としてド公浸的分野雌が醗灘豹に位置づ け られているの1ま中学校においてである。
この中学校社会科の「公渓的分野」は,雄蕊年 社会科カリキュラムより,その豪勢の「政治・経 済・社会的分野3として成立し今嚢に至っている が,この5公銭的分野」は社会科教育においでど
のような位置にあり,いかなる意義をもっている のであろうカ㌔
筆老は,このような鵜題を考えるうえでく成立 難社会科>カ》キュラムと今饗のそれとの箆較と いう方法意識は必要不可欠なのではな静かと考え ている.つま穆「公民的分野」を単に亀の二分野 と靉靆された一分野としてのみとらえないで祇会 季導カリキュラムの基本性格を公畏的領域としてお
さえるような方法意識であ弩,そのことによって 今霞の「公蔑的分野蒸の意義をとらえかえすとい
うことで あるe
それではこの醐題を「地方露治」の授業を検糞書 することをふまえて考えてみることにする。
璽 「地方自治」の授業の構造と特質 ここで櫨討する「地方自治」の授業は,慈島大 学教育学部醗属中学鮫の篠鐙孝一氏の授業であり,
簿86(嚢召舞6聾年6騒5翼に「講究公鵜授業」と して実施されたものである。その授業記録は本号 所報の篠醗氏自身の記録に依っている。
ところで挑会科の授業を検討するさいに,その 綾討者むしんどのような社会科授業観に立ってい るのかという点が重要なことであるがここでは次 の鈴木元気氏の社会科授業観に立ってみたい。す なわち鈴木氏1まその著書で次のように違べている。
「私は授業を大きくわけて二つに籔分している。
一つは,子ども霞らが難力で行う蓼ものとの舛 露還疹ものをつくる露ζ講査諜などを中心とする疑 似的生産労働を土台にして,子どもと教麟,子ど
も罰士が格疑を演ずる集中討論(これを私は「秩 義の授業3とよんでいる〉,一つは疑似的生産労 灘や集中討論をふくめた全遜程(これを私は「菰 義の授業」とよんでいる1である。」駐41
「学校において緩織される活動は,子どもの霞 常の行為でもなく生産労働行為でもない。それは いうなれば,霧常の行為もどきの,また生産労働 行為もどきのある特殊な行為であることを明春窪に
自覚しておかねばならな私㌔この特殊な行為を私
ぎ さは疑似鈎生産労働行為と名づけている。このよう なあま琴教奮になじまない矯認を使うのは,学習 活勇を未分{と1ことらえることによって,群パンづ くり謳を友だちの誕集会にもっていくための置ケ ーキづく㌦にしてしまう恐れが多分にあると考
えて のことである涯{涯窮
以…との引羅からもうかがえるように鈴木氏は社
i灘 蕪島大学軟膏実践醗窒紀要第難馨
会科の授業を,子ども自らが自力で行う「ものと の対面雌「ものをつくる藁「調査嚢などを中心とす る鰯癒と,子どもと教麟,子ども詞士が務灘を演 ずる集中討論という綴癒に分1ナてとらえており,
授業をとらえるさい証は「広義の授業藩としてと らえるべきことを齪している。
筆者も,[縫合藩という鱈象を学欝の越象とす るさいには,鈴木氏のいうようなε疑似的生産労 働雄の穫甕類を托しく豊麗づける必要があると考え てお鞍,学習主体が学習鱈象にかかわる意識を欝 からのうちに形成しているかどうかがカギになる と慰って興る。このことは生才毒の1欝題を学ぶよう な「公民約分聾藩の学習においてと辱わけ建直づ
酵る必要毒童ある。
それでは「地方自治盛の授業の縷討に入りたい と思うが,その検討の視角を次のように建める。
i.学穫諺舞導要額にお・ける「地方懲治」
2.「地方自治」の授業の全体像 3.「地方霞治」の授業の構造
1.学習捲奪要領にお雛るヂ地方趨治3
現行学習指導要額(欝7?年版/によればヂ公浸 鯵分野」カリキュラムは大きく三つの「天頂馨」
によって穰繊され(繊畏主主義と現代の社会生活 121覆民生活の肉上と経済13蓬1本の政治と睡際役 会1,「地方自治盛は第三の「大項麹「蓉本の政 治と露際社会]のなかに位置づけられている。
その「舞木の政治と覆懸社会」は次の響つの
「中項羅」よ警構成され,ゼ地方自治」はその第 二のなかに{立麗づけられている。
ア 民主政治と法 イ 議会麟民主主義
地域栓会に壽葬る住民の権利や義務と 関連させて,地方§治の基本的な考え方 を理解させ,地方自治の発展に寄与しよ うとする住長としての自才台意識の基礎を 育てる。
ウ 選挙と政党 工 瞬際握会と平和
そしてその指導書(文部省罫中学校指導書縫会 纒護昭秘53隼5月〉においてはこのド地方自治ゴ
については次のように違べられている。
「地方難治については.麗畏の生活は,地域社 会を基盤として営まれていることに気難かせ,地 域投会における往疑の福雛:は,住残の自発的努力
欝87隼3霧
によって実愛するものであ導,往銭グ)参擁による 注疑麩治1こ基づくものであることを歪攣解させる。
このような住裟自治を基本とする地方自治の考え 方が,浅主政治の基礎であることを自覚させるよ うにし,醤本穰憲法における地方霞治の保障の重
要性に気付かせるα」(至〉.欝5〉
「地方公共毯体の政治の仕績みやはたらきにつ いては,往戻の生活や往浸の権鵜・義務と関達さ せて扱うことによって,地域縫会への関心を認め 住蛋菱としての自業台意識の基礎を育てるようにす
る」ぐ駐.M箏
それでξま以一髪の学習書善導要繧にお曇ナる腎毯方自 治並をどのようにとらえればいいのであろうか。
この講題は「地方農治3を教秘化するうえでの教 授者の教育内容観を形づくるものとして重要なこ
とである。
まず各社教科書はその点についてはどのように おさえているかをその教科書指導書によってみる と次のとお馨である。
⑤ 地方自治と民主主義補主渓自治と直接裟主 譲・地方自治のしくみ(ヂ学校図書妻
紅住鼠の地方難治への参撫が求められ,ゼ地 方自治は蔑主主義の学校毒といわれている漸 以を楚握させたい3
⑤ 縷民主権一ドの地方自治{宿本書籍3)
窪主裟には,さまざまな権孝瑳が与えられてい ること, また自重台{奉のしくみがどうなってい るかを具{水嚢償こ理解させる」
⑤往鼠の生活と地方甕治〆大皺書緬1
ダよりよい地域社会実褒のためには,住長参 簾が重要であることに気づかせる」⑥住長の生活を守る地方難治(ヂ教青膚賑」/
「地方自治を育てるための{主媛圭鬱勃1ま…・一広 く人権尊重の立場から推進すべきである」
⑤地域の政治・地方自治のしくみ・往疑難治
・住民による墨斑域づくり (紅中教鐵羅毒/
「地方裟治は民主主義の単なる学校ではなく 民主主義を現実化する役割を撮っている点に 留意する葺
① 地方譲治・往戻の生活と地方公共醤体・往 民の権舞と地方自治ぜ東京書籍」〉
「雄聖方庭露台藝まζ髭琵主霊三義グ〉学校謹とも舞手ばれ
草の根の政治として蟹政の土台となり,国政 参籏のための教育の機会を提候する役割を果 たしている」
野暮葬嘉一:託会科教官にお畿る「公銭豹分野まの盤置と意義 i玉i
これら教科書振導書の「地方衰治ゴのとらえ方 はその一端を醗記したにすぎないが,ここからも そのとらえ方の多様牲とそこにおける莫通性がう かがえる。
つま弓「地方自治雌は薪民主主義の学校」「住 民のさまざまな権零ll」ヂ住渓の生活と地方自治ゴ
騒主農1露治・往長による地域づく今善駿絶秀自学台 と国政参簾雌というような角度からとらえられて いるが,そのとらえ方の基礎には,学習捲導要領 の指導書にも記されている窪生民鍛堵台を基本とす る地方自治の考え方が,襲主.政治の基礎盛という とらえ方があるように思える。
ところで「地方自治」は学問的には次のような とらえ方が基本になっている。
「地方霞治の観念は,人民自治と鑛体自治の結 合の、ヒに成弩立つ。入残自治は,人民自らの意思 に基づき糞らの責任において行う政治であり,勝 体嚢治は,睡から独立した自治鐵体の存立を認め,
できるだけ露の官庁の関与を撰険し,緩体轟らの 手によって行う政治である。人長嶽治の懇懇は主
としてイギリスに発達し,甥捧自治の思想は主と してドイツにおいて発達した。近代的意義の地方 自治の観念は,この二つの要素が結合してできあ がったということができる藩磁磁
ド現行憲法は,この愚昧での垂絶秀残2台こそ民主 政治の基礎であり,かっこれこそが践主政治グ)地 盤をつちかい,その健全な発達を緩るために重要
な意義をもつものとして,精魂こ鞍毯方欝》台凄と題 するi章(8章/を設け,、、しに達べた意味におけ る地方自治の本讐に基づく地方自治翻度を憲法一ヒ に保障した。この憲法の精神を実愛するために地 方自治法を麟窪し.都道癒県・毒町村箸の地方公 共憑依をこの意味での地方自治鐵体として,その
葭治を保障した。しかし……種々の要轡から,地 方糞治は遅蒔諸方懸から圧迫を受けている諺嬬71 すなわち「地方欝治雌は学縫的1こは次の三つの
点を基本にしてとらえられている。
櫛 地方自治の観念は,人民嶽治と羅体自治の 結合の上に成弩立つ。
12/愛行憲法はこの意妹での地方農治をi章と して佳麗づ1ナている。そしてこの憲法の精神 を実現するために地方自治法が麟定された。
{3}種々の要函から地方自治は逝詩語方面から 圧迫を受けている。
以.との三点をふまえて葬地方嚢治」をとらえた
場合,学習指導要領にお謬る「地方自治」はどう とらえたらよいのであろうか。
そこにおける残毯方自治藁は1,.と寂iの第i点,
第2点をふまえてとらえられている撃,第3点に ついては必ずしも瞬添的1ことらえられていない。
しかしその第3点に関していえば,教科書には:
「地方嚢治の課題」として{立直づけられており,
学響振導要領においてもそのような地方嚢治をめ ぐる諺開題・講課題を{立麗づけることは雛除して いな鵠ととらえた方が学閥的立場からいってよい であろう。
ところで,篠懸氏にお診る「地秀自治」のとら え方について補足すると,氏は種生残自治藁につ いてその現実の姿にふれさせる,ということに重 点をおいてとらえている。その点で1ま基本的には
。雛9三点にせまる立場からその内容をとらえてい ると考えるが,その点については以下の授業検霊ず においてもふれることになろう。
2.ド地方糞治」の授業の全体像
本時の授業は嚇毒詩嚢への布銭の考えと額病 払痔授業であるが,この授業は魑銭の政治へ の参繍、1という駿i時雛」の授業の一部分を構成
している。この「難時鷺雄の全体像は次のとお弩 であるG
「単元 国浸の政治への参擁」(登時闘/・
α} 福島葺草の政章台のしくみと縫∫事(2時縫〉
1欝 住渓の権麟・義務と地方無給をめぐる闘 題(i暗闘
麟福麟鶏政治と住民のはたらきかけ(i
時鋤鋤地域縫合の一員としての福島藩政への懸
い(5酵剛
※嚇市計露への市民の考えと藤い」(i 暗闘(本時l
l5)歪しい選挙のあり方(i時職 絡1 まとめと評{灘(i時懸〉
この単元の全体像は,「蟹浸の政治への参紬 という主題のもとに構成されているが,この主題 にもとづく全体像は必ずしも本単元のような内容 になるとは夢農らない。本授業の{蜜饗している罫東 京書籍講の教科書捲導書も,繊地方自治・鶴費の 生活と地方公共慰撫21地方自治のしくみ!3薩長の 権利と地方自濾4/地方自治をめぐる羅題,という 構成をとっており本授業の全体像とも若干のちが
簸2 轟灘大学教官実践欝究紀要第雛舞
いを示している。いうまでもないことだが. この ような瞬一・主題のもとにおいても必ずしも講じ全 体像にはならないことはむしろ歓遇すべきことで あ警学校においてその実態にそくして翻造的に構 成されることの方が望ましい。
その点で本授業が「福島毒」の中学校という実 態1二そくして再構成されていることは1評{落すべき
ことである。
ただし,単に誓福島市」の素韓を掃うことのみ を筆者は評慰しているわけではなく,その素樗が
「地方自治」で教授すべき内容纏成の観点から構 逢妻とされているからである。つまりその観点から
「橿島毒」の素韓が構造化されているかどうかが ポイントなのである。
「地方自治」で教授すべき内容編成の観点は前 述の三点一一{灘地方麩治の観念は大疑露治と綴体
窪治の結合の上に成彗立つ12醜行憲法はこの愚昧 での地方自治をi章として簸麗づけている。そし てこの憲法の精;神を実現するために地方農2台法が 麟建された13種々の要鑓から地方自治は透時諸方 藪から理追を受けている一に照癒している倉 本授業の全体像はこの三点から構造化されたも のとなっているであろうか。
筆者は次の単発§標に注目したい。
「国畏の生活は,地域社会を基盤として営まれ ていることに気づかせるとともに.地域社会にお ける住民の福鮭は,住民の欝発的努力によって実 現するものであり,{主民自治1こ基づくものである
ことを理鰐させる。」
ここには第一の観点における人民自治の視点は
「注裟§治に基づくもの」として,麟体自治の視 点は「地域被会を基盤として匪として,それぞれ 位置づ睦られており,基本的には第…の観点は位 置づいているといえる。
ところで第二・第三の観点はどうなっているで あろうか。
第二の観点は瞬承的には佳麗づけられていない が,第三の観点は「指導内容藩の「(2駐民の権秘
・義務と地方自治をめぐる問題藁のなかで位置づ くし,本授業(ヂ都南計錘への毒民の考えと顯 い」〉のなかでも位置づく。
したがって本授業の全体像は上記三点すべてか ら構造{とされているとはいえない。
しかしながら本授業の全体{象をそのことによっ て否定的に評慰するということではない。本授業
鯵87葎3鍔
の全体像は,第一の観点を第二・第三の観点のベ ースとしておさえたうえでの構成をもってお彗,
その点で「憲法学習」とは区幾したゼ地方自治学 習ゴという構成をもっているといえるからである。
つま穆「地方癖治盛を単離的にとらえるうえで の三つの観燕は,必ずしも教官釣にとらえるさい の観点とつながらない場合があるということであ 警,本授業では第一の観点をベースにしたうえで 第三の観点も鍾麗づけるという「地方自治学費」
の全体{象で構成されているわけである。
以上の季嚢叢書をふまえて,筆・者は本授業の全{本《象 の特…徴を次の三点1こおいてとらえたい。
① 「地方毯治3を学闘的成果をふまえて大渓 自治と瞬体自治の結合としてとらえる。
②「地方顛鋤をとり献デ注畏嚢謝(大疑
齪斜に焦点をあてその税実の姿にもふれさ せようとしている。③「地方自治」を「地域涯幅島鵡のなかで
とらえなおしその綴題点にも欝をむ諺させよ うとしている。3 「地方濤治雄の授業の講造
本時の授業は,表記の金棒濠のなかでは窪灘地 域社会の一員としての福島市政への顯い」という
「S暗闘雛権威のなかの〔i時鵜3であるが,そ の「5時識権威の内容は次のとおりである、
駿:1地域社会の一員としての福鶴市政への蔽い」
(5時瞬
①鴨島毒の都市言魎を調べ,地籍講遜を
作三成しよう」(共通課題設定/ (i暗闇〉
②福島毒の都濃講癒一市街地再露発を申 心に (課題の違獲i/(正時鷺1
③都落樋の実際と,青酸への験・蘇題
の追突と解決/(3時鶏〉
※ 璽都薦計麟への市疑の考えと顯い継時 題/(本時の授業〉
隠地区謙遜の作成(課題の解決/
本時の授業は,■歎記の「5時鞠構成のなかで 位置づいているわ縫であるが,その「5時懸」1ま 生綻じしんを「地域握会の一員」として位置づけ
て展開しているところに特徴があり,本時の授業 も1嚢繋蒙のものとなっている。
それで1ま本時の授業の綾誘導こ入るが,この授1業 の構造は単線化すると次のようになる。
露甚嘉一:被会群教育における「公銭約分聾」の建直と意義 雛3
「翻毒欝魑への市践の考えと藤い」
緯 課題の確認(本時のすすめ方の説瞬/
ξ
/21福島毒「毒街地霧縫発事業」の調査結果 の発表とそれに鱈する質闘・意見
○都市諺露の必要性
○南街地再瞬発事業の講露概要(駅蕪ビん 野エスタ」(建設中) に焦点をあてて!
‡
/3}新しい駅蘇ビル建設に鰭して,どんな立 場の人々がどんな考えをもっているかにつ いての難き取警護査の発表
ξ
鶴 蜜羨瞬発事業」についての露分の意見 を書いてまとめる。
○「市長への手紙鰭
以上のよ裾こ本時の授業は大きく獲つに分ける ことができるが,「地方自治涯の学習としては第 2のダ珪}讐葬甕再醗発事業」の部分と第3のそれに 越するさまざまな立場の人々の考えの部分が中心 的内容を占めている。つま弓,福島市政の具体的 なあらわれとしての「験羨ビナレ建設盛の学習と,
「馬綬前ビ篤建設3に対rするさまざまな藩髭の考え 方の連覇の学習によって,福島市政という地方窪 治の実態を学習するということである。
篠濁氏は本時の授業を通して』生鱗雲こ「聡き取鞍 調査という追究活嚢を中心にして,市致の実際と 住疑の意識について拳蟹」させたい,としている が,その異体約内容は上記二鳶にまとめられる。
この二点の内容が中心であるということは,本 時授業は次の二つの点を視野に入れてとらえなけ ればならな騨という特質をもっていると鋳うこと である。すなわち第iに生羨…δしんが本時授業の 麟にどのような麗き取り講査をすすめたかという ことであり,第2に猛認進じしんがその縫き取り調 査をふまえて本時で縄を学びどのような力を獲得
したかということである。
水簾の冒頭で筆者は桂会科の授業を検討するさ いに験討煮じしんどのような社会科授業観に立つ かが重要であるかと違べたうえで,本授業分撫二お いては機会科授業を,子ども自らが窪力で行う
「ものとの対 灘3ドものをつくる」「調査」などを 中心とする蛋彗灘重と,子どもと教書毒,子ども講士が
格繕響をを寅ずる集樗嘱重護翁という盤霧羅峯二分けてとらえ るということについても逮べた。
i二記の授業縷討のための,二つの視野とはこの 授業観を基礎にしている。
小論にお炉ては,この二つの視野;にもとづく検 討をこれ以.L詳纒に行うことはしないが学この点 については本号所叡の鋳藤宏之論文で行う予定で
ある。
懸 まとめ一「公鍵的分野墜の穀会科 教育における位置と意義
それでは本購受業は「公残的分野3の授業とし て,撞会科教育のなかでいかなる位置にあ弓どの ような特質をもっているのであろうか。
その点に関わって,篠鑓氏は次のよう1こ逮六て
いる。
「薔紹稀62年9舞には盤購建の新しいビルが建設 される護という事実は,明らかに生徒の知的怪奇 心を輔激するものであろう。生経にとって追究し たくなるような身近な教縁の条件として,知的好 奇心の灘激は大きな要轡とな弔うるαしかしここ までば単なる消費者や違警すが町)の妻子』奇・むでしか ない。それを学習場面におろし,学びの婦象とし て意識させていくための手だては当然必要なこと である。それを可能にするのが,福島毒の南街地 薄絹発事業の…環としておこなわれるという事実 と,様々な立場を異にする霧渓がいるだろうとい う予想である。つまり興瞭縄 急や知的桑子奇 むのレ ベルを学習の鱈象として明確に意識させるための 義援条件の整鱗が必要となってくる。……捲導謙 遜にその鰹を示したが,行政の立場からの市癒地 薄灘発事業を往疑の立場から見る視点を生徒にも たせることが大窮なことであろう。この時はむめ てエスタ1ま墨髭方農治の学習における懸峯澄ある教材 とな鯵うるのである。」
つま諺ここでは夢駅羨ビ鳥目エスタ」建設とい う生経にとっても知的好奇心が繭激されるε生活 難1題J lよ,いかなる意轟泰で残甕秀嘉治藁学習のた めの繕題ある教備君にな弔うるのかということにつ いて達べられている。
氏によれば「験蕩ビル・エスタ」建設の教季重は 一方で「生経の知的好奇心を趨激するもの」であ
り,地方で1ま「行政の立場からの市街地再鰐発事 業を桂艮の立場から疑る視点を生健1こもたせる3
ものとされているα
工M 癒島大学軟膏実践毒浮究紀要第猛弩
前者のことは,必ずしもド地方嚢治」教材のた めの要誓とはいえないが,社会科授業における教 材としての基礎的要件といえる。
それに比して後者のことは「地方自治匪教紡の ための基本的要件ともいえる。すなわちこれは
「公費的分野」としての「地方白絵」教秘の要群 なのであり,生石…にとって身透な「生活譲重題藩を なぜ取弩あげるのかということをも示しているも のである。
以下,この後者のことを素韓としながら「公幾 約分墾予」とはいかなる分壁蚤であ轄, その分壁矛の鮭 会科教育にお1ナる佳麗と意義について遠べてみた
い。
現行学習振導要領では「公疑的分野」の鶏標と して「国漢主権を振う公民として必要な基礎的教 養を培う」ということをあげているが,これは社 会科教育に溶ける「公民的分野」の建直を示して
いる。
この位置に関達して纒哲夫氏は「もともと公銭 という観念は,番蟹または地方公共羅体の政治に 参与する資格をもつ国民を公裳という。公民のも つ選挙権その勉の権麟を公民権または参致権とい う善と定義されるように,参政ということとの勝 連がきわめて強い。」霞8}と遠べているが,「公残 的分野盛の社会科教官における独露の位置は「参 政ということとの関連力暗きわめて餐蜜も真ゴ性格をも つところにあるといえよう。
したがってこの「公銭的分野」は「参政という こととの関連がきわめて強い」分野ということに なり,そのことによって内容的1こは「政治・経済
・縫会的分野」ということになる。
この「公民的分野」の内容的趨走を不絹確にし ておくと,「参政ということとの関連がきわめて 強物分野とのみなって,ややもすると飽の二つ の分塗筆まで含まれることになりかねない。
もっともこのような「公鼠的分野」の二つの内 容講の可能性は,この分野の握会秘教奮にお1ナる 盤置と意義を示すものであるが,しかしな蒼ら
「公民舞勺分攣矛」を飽の』二つの分野と区磐彗して一一つ の分野として{立直づける場{},や1まり 「駿才嚢・経 済・蛙会釣分野きと明確にした方がよいであろう。
さて本時授業のヂ行政の立場からの市街地霧醗 発事業を注践の立場から罷る視点を生徒にもたせ る3ことについてだが,ここにおける「行政の立 場からの一…を注観の立場から見る3とは上記の
樽87隼3鷺
「参政ということ」からとらえる視点であるとい
える。
そしてその視点からとらえる学贅鍵象が「霧葬封 地再開発事業」という現代の「生活鰻題」であぎ),
ここにヂ地方蓑窪治憾の授業蒼「公銭的分野」とし ての手受業であるという意義がある.つまり一一方で は現代の「生活羅題」を内容としながらも,縫方 では「政治・経済・縫会的分野」としての海容が 学ばれることによってその意義がある。
今Elの小・申・高校の握会科教育の難標として 学習指導要領は.「公費約資質の育成」を掲げて
いるが,この「公民的資質3とは「公裟的分野」
のみを越象としているものではない。
そこにお1ナる「公民的資質」は槻哲夫氏も遠べ ているように謄蟹裟主権を撫う公浸盤という観 点から……単に現在に適応するという瞬建的なも のとしてでばなく,よぎ1よい社会を形成する麟遺
糞辱な{甕捧各のものとして蓑空襲蓋していくこと力罵モ要」
薩鶴であろうが,そのためにも一方では歴史・
地理・公浸(致治・経済・社会/という被会諸科 学の内容をしっか弩学ばせるとともに,地方では 饗代のヂ生活緯題盛に短する豊かな睡を育てて
「よ琴よい被会を形成する」認識と態度を脊蔵す る必要があろう。
小譲において検討した「地方餓創の授業は,
「公民的分野」としての内容の学習であると瞬時 に,地鍼社会の「生活鵜題」に嬬する認識と態度 を育成している,ということによって縫会科教育 にお・いてその{立直と意義を書しているといえる。
最蓄妾に葬馨言しておきた㌧》ことは,綴谷{菱夫氏毒筆 縫会科という教科の本質に瞬わって次の様に遠べ ていることであるず浮鞭
「教科課程について,教科の統合と関連して見 られる最近の新し静繧捧茎は,縢具教科,内容教科,
主麦歪髭老実率導のいずれにも華箋しない新しい牽霊季冬をもっ
た教科の成立していることである。その纒として 保健,職業,家麺,桂会のような教科を挙げるこ とができる。これらはいずれも従来からあった教 秘と内容的には密接な関係を持っている。」
「嫉会が瑳来の歴史や地理を続合して設けられ た孝隻傘}であること1まいうまでもな駕㌔けれども…
…従来の教科と異なった性格が{溝わっているσそ れは……教育の濤標となる具{奉的な生活領重戴をそ の基盤に持っているということである。……嫉会 は公民生瀬を……基盤とし……(その/生活領域
蒙井嘉一:縫会科教脅1二お哮る「公民約分響藩の建鐙と意義 i蔦
に応ずる生鍵…の資質を高めると購時に・一…生活黍嚢 域の酸善肉上を緩ることを教科の馨標として持っ
ている。 この意霧泰で……{頚に〈生活教科・〉 もしく は〈課題多食零導〉 と鐸乎ぶことみサできる。ゴ
この〈生才善教零薯〉もしくは〈課題教孝導〉という 指摘をふまえて,小譲において検討してきたこと
をさらに深め発展させることが課題となっている。
(涯謹〉馬場露鋒篭金聾の本質毒婦掌握i鱗8隼 PP.i2塁一i25
(注2)嘱上書護P.32
12主3〉 番岡上{警凄艶.33
(注蓬}鈴本憂1気密支えあう子どもたち藷 新ε1本畠蔽縫鷺86隼駐瀦
(注5/直属上書凄蛋〉.53
(注鶴噺叛新法律学醇蜘鳶斐瞭§83隼P麗§
(注7/野鶴上書轟響〉、82§
/注8/鍵哲夫窪窪i浸主権を撫う公甕選の観点に たって葺匿社会科教書聾雄7鰻謄78年玉弩号 醗治緩講 P.i〔》
〔乏主9} ζ舞舞」ヒ醤諸費.i3
(注翼}1纒谷俊夫匿教育方法雲岩波書籍欝6(}年 碧P.99−i{}{1