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優劣事態に関する研究(2) - fukushima-u.ac.jp - 福島大学

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(1)

優劣事懸に臠する醗究(2) 25

優劣事態に関する研究(2)

董描

 筆者は,繭の譲文鱗において,優劣事態につい ての投影技法による方法譲的考察を行なった、讐 一ゼンッワィタの2F T(絵薩欲求不満テスト/

の方法原理を旛篤し,購一被験老をして優位地者 騨懸と劣位飽考評懸の雨霰定的場灘で「両極的 1毒投影反感さ量る優劣事態藪旛テスト(S{T)

を作成した.そして,テストによって得た投影褒 慈を鎚1麗・分析する基準として,優越盤複合と劣 等牲複合のヂ麗連投繕遜程3を設定し,若干の実 証的考察を行なった.

 本醗究は,以上の結果を基盤としながら,次の 2点について発展的考察を簾えるもあである,

 i S玉丁にヂ褻己評懸場錘葺を導入し,それ   とr地者評懸場藏」との漢1連約分新法を検i討   する。

 2 SiTの援:影反臨幸窪己評定,客観的事実   の3者鷺経連分析の方法講を提起する.

るための方法論を発展させることである、このこ とによ今,優劣事態における心選機舗は,婦人認 知・行動の次元で力勇的にとらえられるようにな

るだろつ.

2 講 萱 録 象

簸轟県醤達藻梁撰題立梁舞1小学校5年児童

  男 5絡   女5絡   誹贈名率

窪 講 萱 購 難

圭973年i i荒至

尋 方法・手綾

 轡 優劣事態反旛テスト(S玉丁)

 鰐象とする事実を算友人麗{恥におき,次の逢 種のテスト薦紙をイ乍威した.①と②は前の欝究で 醜いたものであ垂),③と④は本講究で新たに作成

したものである.

薫 農己評綱場嚢反感と難者欝儀 場面反繕の醐達鯵分極について

①③③㊥

優位絶者評懸場嚢(露。・s〉

劣位地者評懸場藏(E()・茎〉

優{立自己雲華{轟場癒1(ES・S)

劣{立甕己評{羅1場嚢藝(琵S・至〉

 麟1 薮s・1の女子醗

曜 購 題

 羨の羅究鱗では,優位鑑者評緬と劣麺飽者評懸 の講場颪についてのデータ暇集を行なった.その 結果,憲己認知反感(投影鯵象人勃馨身について の藻違〉は7(}〜8{}%であったが,難:養認知寂:旛

(穰手についての陳遠/は鐙%以下であ南),後養に おける資料薮集動率面での開題点が指摘された、

この問題については,霧己評懸場面での飽考認知 展濾の優位性が仮説されてお辱,本講究の馨的の

iつは,当該仮説を検証することである.

 第2の欝謬翼ま,地者認知授繕と麩己認知疫慈を 優越牲・劣等盤複合の枠緩みで,関違約紅分衝す

聾 5奪三生凄学綴金嚢をi誘蒼した、その串から,学綴ニア・

ソシオメ}サック・テストによる人気究,讐i斥箆,薇立箆 をまず優先擁撫し,つづいて男女各難名ずつ1こなるよっに 残}}について無俸爲捲毒した、

(2)

26 轟轟大学教育学藻譲集第26号

 図iに郷示したごとく,右絶入鞠の織せ鯵ふ卑

(醤ε評懸麟激)に対 して,被綾沓巻は,左灘入 麺の唾せ身)ふ阜記入によ鞭投影的に蔑癒した.綾 穣査者は. 唐その人になったつも1うで摩,職あたま に浮んだこと1ごをどんどん書く聖ことを求められ た.場藏内人勅の牲は,鍍検査者のそれと購一に してある.テスト聡紙①から④までを難子の影に して綴ヒ, i遜で実施した.鹸査者が灘紙ごとに 鵜激せξ}ふを読み1零かせた後,一斎1こ反慈させる よっにした.テスト醗要時講はi5分以内であっ

た.

 ⑦ 対象事実に関する麹己評定

 S互丁の終了後,図2に示した遜式灘定尺度に

よ婁),欝己評定させた.

  図2 友人聡係に聞する農e評定

 あなたは,麹分のクラスの友だちから,どグ〉よ うに患われていると考えますか.あてはまるとこ ろに○をつけてください、

 (孟/ 糞分は,クラスの友だちから……一一 だ農からもすか観ていない みんなからたいへんすかれている

i 2 3 5

(鯨 甕分はクラスの友だちから………

  5    垂    3    2    i

暴 議 莱

 表iと表2に示すごとく,慰Sでの飽者認知反 感は,優位場藏で鷲%,劣簸場面で蟹%,露場  表l S l Tにお1する投影反応の購入認知    の方講牲(%〉

狂○の警己認知探慈 鑑sの地者認簿笈応

優{宣瘍面 劣位場藏 優建場醤 劣旋場欝

男女計 襲§脅§2 鰻8達8§

§轡

X違

X2

鱒§2鱗

総?尋一欝

表2 完全反癒者の割合(%〉

轄:優猿場灘と劣縫揚嚢の嚢妻で当該疑惑を示した老 を完全反痴者とした}

汽 駐(〉欝麹

@己認知疫慈

馨 琶s海難

J認知反癒 《十登

男女計

鱒82総 繋鱒鎗 82

W蓼 W1

薩での完全反藤考は鱒%であ警,霞己評懸場懇

(E Sモデル)による地者認知授藤毅集の鶴率牲 が確かめられた.つま蓄),飽者評纒傷懸(狂(〉モ デル1と欝置評懸場灘(琶Sモデル)を欝講ずる ことによって,優劣事懸での心瑳を,対人認知の 方向盤の面から分耕することが擁能である.本構 究のばあい,雛%の鞍検査者(A+B完全反痴者/

が当該分凝の薄象とな奪うる.

 以まニグ〉結果毒こ基づき, 狂Sの優{壷場面(S〉とE Sの劣続場懸(めでの反癒を,優越牲・劣等姓複 合の露連投贈によって集計したのが,表3である、

 表3 灘藩3鐙経連段繕馨艦数

(蓬:「灘魏についての考え麟ま羨論文轡参黙のこと.

嚢ε響定の総菜に暴…づき, 優艶麹己謬定者と劣{窪諺已詳走 者とを擁織し,その癖数を承した.蕊者には○離,後者に はx蒙を難した1

   劣位

@  場麟

D位 U

纏者事 タの劣

̀歯定

優鮭へ フ難待 E援勤

難者事 タの後

縫者へ フ竣撃 E幾灘

飽者事実 D粒肯定

至7

O麟

!3!

2逢

專Z

/3!

欝○鰯×131

 2

O纏

^i/

縫考との接 藍Q勤要求

 墨

寳D 倥」

 至

幃ヒ1

縫者事実 フ劣盤箆

 i

n鰯 w織

 i

n纏 w鱒

欝○轡X 繕

 至

n/繋 倬ヒ!

麹者への U撃鏡難

護O l圭︶×鱗 70鱗× 瞬

 圭

 玉

o)麟 w/i/

* ここ1こ示した「震連殺繕」は,鉱Sモデル璽であ彗,

繭譲文で縫起した〔)Sモデルとは,次¢点で異なる.劣縫 揚藏でのゼ劣麺肯定葺と「優鍾免3の入れ換え,および優麗場 面でのヂ優位欝定」と「劣饒免」の入親換えの2点である、

(3)

優劣事懇に聡する欝究(2〉 2?

 この表は,第産に,飽考事実の肯定反慈は,劣 位場面よ1}優盛場藏において優勢である(劣縫二 25%,優位二68%/,第2に,劣位場面で1ま優麺 への難待・援勧および優位化の反慈が罷倒的に多 い(鴨%/,第3に.霞己評定の優位・劣位と総連

衰斐獲との鐸暑毒こ, とく喜こ{頃嚢彗差毒ま認めら津しな秘㍉ の

3点を示している.つま言),徳者認知褻臨に麗し ては.劣位事態の補穣的強銘鱗講と反旛の鰹瀦的 分析の必要一窪とカご指摘される.

§ 選論難考察

(静 亀考認知夜露と甕己認知渡海と(〜〉鶏達磨犠

 事態条件(優位・劣位〉と反慈の録入認知の方 麟獲(地者認知と霞己認知)および霞£評定の3 考を,次に示す縄係枠でとらえることができるだ

ろう、

 ①覧0畷(劣位難者評懸場轟こおける嚢芭

認知浸誌〉×狂S・至(劣位自己評懸場露におけ

る飽老認、知覆1癒〉

 この両者は,嚢己評定との関係から,2つの一 鑑的縫係粋をもつ.現実§己の認知縷己評定1

難解定<ll:1

劣警護<1盟

④⑤

ヤノラ ヤノ

㎜一一一 ︵︵︵︵

者への竣撃・蒙灘と結びついているばあいと優 位な簸考の肯定・受容と綾びついているばあいと では,そこに韓らかの心還機麟の差異を飯定せざ るをえない.

 以ま二の④から@の4毒妻襲系粋1ま,嚢毒論文および 本 譲1文で取ぎ}上げたヂ経連段贈3によって,具鉢的

な反慈分析基準をもつことになる.次に④⑤の縫 係梓毒こついての分構基準を講示する.騒3に題す

優越簸擁含

と殺最多対象に与えられた麟灘との欝係において,

優劣事態における窪暮一筋老懸護の一薩がとら えられるだろう.たとえば,上記麗孫の⑧のばあ い,現実糞己(+1と一致しない評懸(一/を地者か ら与えられたときの義己に録する懸度と,(一〉の 窪巳詳細をする飽者への態度との縫孫が考察され る、目己認知反癒としての霞£の優位の主張が,

飽者認知疫癒としての劣純な鞄者への援勘に緩び つくばあいもあるだろうし,劣盤な地養への葬難 や否定と結びつくばあいもあるだろう.そこに優 劣事態における心理機麟の差異を認めることがで

きるかもしれない.

 ⑫ 

猛0・S×麓S・S

髄罷評定<ll:1

糊肇<1籠

 至6 囲

     →

  至5

調

     遍

  亙壊

麗一

 至正

騨一

  至2

圏一

  亙3

圏一

壷i

    醗3

賦0・1と嚢S・1の

縫運般鰺(@と◎)

玉2

援勧一← 13 ξ

1尋

葬難7専

÷十十÷

叉 ︵

④  関係@のばあい,たとえば,劣位な現実裟己の 否定,つま豪)投影対象の優粒の轡定が,優位な飽

(建1縦の次元綜建G・玉吟段 陵で,亙4縛簸の方講で優 越姓擾合へ,董i融簸の方 鶴で劣等性擾合へ遣いと{蓑達 している.縷の次駕縁髭S・

亙の段贈である。/

 上 劣等縫複合

ごとく,至、一一→玉露と1董_量4の績み合わ せ〔6×塵)によって,塞の幾連投1砦が飯説され

る.ひと嚢)の簸験養老の猛0・iにおける投影反

感はL一聡のいずれかの段驚に,また症S

亜の投影反感は量、一重、のいずれかの段欝に 分類され,講者鰯縫か燐、・玉2というよう1こ 関連郷皆のiつのセル1こ位羅づけられることにな る、そして,この総菜の解釈は.饒達したごとく,

鍍検査者の自己評定の継果との縫線において行な

われる,

(4)

28 福島大学教畜学部識集第2§号

 さらに,ひとを)の緩緩登者は,猛0・茎×鷺S

・至と狂0。SX狂S・Sの葎奪鼕鼕連蓑愛繕霧こ{立霧づ一

けられ五優監察己評定都ま⑧と◎,劣盤懲己評 定都ま⑤と③の関係粋でとらえられるのである.

このことによって,優劣事態紅お1ナる心理は,よ 鱗分蓼譲鱗こ理解されるだろう.しカ・しながら,瞬蚕 者の鱈癒縫係の心理学的意殊グ)解瞬については,

今後の羅甕iにまたねばならない.

(麟 Sl ヂ(霧薄人認難・背嚢毒建論翼}、ら《鯵考察

 婦人認知における均衡翼論については,難e羅α,

F・や翼ewco簸毒,T.雛の飆飆総説⑦麟韓,

Os琶oo《き,C.狂.とT&難搬e簸碁我鞍獄,P.R、のco叢_

琴r麗鯉yの原理緯,さら1こは疑s襯募εr.L、の認 知的不離穣理論/6/があを),それぞれの説を発展さ せた理講的および実験的概究がなされてきた(霧8)

麟憾1緯麟鱒鋤.ここでは,本欝寛が取彗上げてい るS iτの構成原理1こついて,封入認知運講の藏 から若干の穣討を饑えることにする、

 S至τの構成原瑳を,警()Xの構造籔式で示せ ば,騒尾のよう1こなるだろう.Pは投影辮象人勤 としての麹己であ辱,〔)は評懸主体煮としての地 者であぎ),Xは(〉と身の認知穀象(本欝究の携で は友人縫係〉である.S亜丁の鼠Sモデルでは,

   麟4一磯 εS篭デル     ①

Rこミー一一一一〉G

    ×     ③

Rぐ一一…〉0

♪◇4

    ×

    ②

Rミτ7一一一一〇

◇ンな

    )く     @

P一一一一一一〉○

♪◇乙

ぺぺぺ

    ×

一→

@○の評懸牽彗激

一 一一→

@PのX紅ついて§登評定

帰一…ィ 費の投影反慈の方講

+は優位,一は劣貌を示す.

総踊一舞

身一Xと(〉一Xの麟彗鷺無力{欝聡であるぱあ添の,

駐柚()ないしはP→(○一X〉の難謎系力ず灘定され る.優楚籍登評定養隷,①と⑫の獲1係構造で,そ 義ぞれY聾,Ygの投影反慈を,劣盤自慰評定者は

③と④の幾孫構造で,それぞれY3,Y、の投影灰 慈をする.ここで,Y主〜Y畦の投影反臨毒こいかな る縫係(十, (》,一)が認められる汚彗こよって,

①〜④の縫係構造の撚鍛。ε状態が決まってく るだろう,いま,¥董〜Y、の各々をP→Olこ獲定 した1ぎあい,次の版蓮a盤εe状慧寿擁護説される.3 つの総藻艶号の積が+の1まあいを, もa歓鷺ce(董3)

褒4 投影笈慈と認知椿造献態とσ)鷺係 購造 甕ε評定 評鱗薦激 援影浸癒  構造

、吟X  〔)→ X  貸→ {!}  麟懇

十     十     十     8

¥     ÷     一     玉露

+     一     十     室鯵

¥     一     一     唇

}     ÷     十     至難 w     十     一     欝

皿     一     ÷     B M     一     一     至難

状態,負のばあいを至難も濃a簸ce(至B〉状態とする と,優麺藝己評定者の①と②にお1ナる投影反慈は

B−B,鰺〜登,聾一欝,工B一王Bの尋カテ

プ琴一に分類される.疑じく,劣盤評定考につい ても,⑧と④の投影反感は,逢つのカテゴll−1こ おいてとらえることカずできる.このカテコ彗ターは 魑入の3老 麗{系認知の献態をよ警分析魏毒こみるこ

とを驚能にするだろう.

 次の錘墨一瞬ま, ε亙τの銭0モデノレを, 3考 撰進醤式で示したものである.ここで言ま, 欝一X の謬霧張力{欝葦題とされ, 糞廷三評定と投景ヨ反慈のヂー 致1, ヂ不一致」の機翻が分析される.このザ一 致状態藩は,上鑓したE Sモデルでのもal餓ce犠    麟毒一む 鼠(}モデル

P    O

¥/手

  ヤ ヤ

十\き論

   蓑

    ×

P    O

\ピ/二

十\・、嵩

   曝

    ス

(5)

優劣事態に題する欝究〔2〉 29

態の究瞬1こさいして,有劾な手掛琴を与えるだろ う.すなわち,たとえばESモデルでのB一難漠 藤について,嚢Bとも碧一致謡,いずれか一方の

8が「一致」,露馨ともヂ不一致」のばあいが考 えられる.藩老では安定したも袋熱登城ε駿態,後・蕎 では隼見かけ圭』のツ,や不安定{整を晦包したか,隼一 遜麹の4もa睡数ce状態寿{{蔑説されよう、

2 投影反癒,嚢己響定,客観的事実 の曝者襲連分極について

 各懸人につき選探得点(嫉選籔数+癒互選蝦数1 と撰斥得点(被欝斥数+穰互雛斥数〉を算懲し,

1舞者の驚係から次の尋つの類型を産し,そ親ら1こ 該当する懸人を撞鐵した.男女各5倉名にみたない ばあい,残量}は鞍調糞意の中から無撫為魏裁し

た.

  衷5 選援得点(C〉と撰斥露点(羅)に     よる類型磯蔑数(人〉

葦 問 題

 醜項で取合上げたS亙丁による投影反慈および 窪己評定は,鮫綾壷煮の認知の問題であった、優 劣事懇における人の行動の理解にとって,認知や 鷺勧に護iするデータが基本麟役害彗を渠たすことは いうまでもない.しかしながら,われわれが入手 するデータに臠しては.灘定法とのかかわ警合い において,常に妥当牲と鑑頼姓の問題がつきまと ってくる、したがって,この点についての十分な 吟醸・検討が求められてくるわけである.

 以上の点をふまえた上で,まずここでは,懸人 の認知携容を,当該認知1こかかわる客観的事実と の蝦慈において分析する方法1こついて,考察を超 えること1こする.客観的事実と認知の競癒(一致 または不一致/が,人の麩己や縫者そして対象に 対する態獲:といかなるかかわ車》をもっか毒ま,{憂劣 事態1こおける心瑳の理解にとって,重要な手がか

亨}となるだろつ、

2 方

 鋳項で示した綾講登者について,S iTおよび 窪己評定実施後,茎遷霧をおいて,学級轟ニア・

ソシオメト1タック・テストを実施した.質鷺は,

次のようにした.

 i このクラスに,すきな友だち;がいますか.

  すきな1額に,5人まで,その人の氏名とすき   な理浅を書いてください.

 2 このクラス1こ.きらいな友だちがいますか.

  きらいな類書こ, き入まで,その入の氏名とき   らいな理壷を書いてください.

窪 資料の甦建

類 璽 選蝦

セ点

雛斥

セ意

人気覧 董猿 2≦ 2嚢 撰斥児 2≦ ii盈 6

孤立艶 2≦ 2≦ 5 3 8 講極児 惑≧ 6≧ 5

§

その縫 26 27 53

4 綾

表6は,縫合的地盤と嚢己評定との聡達を示し たものである、これによると,講者の一致率は,

         表6

      (人)

馨 邑 評 定 尺度 縫会釣

n 紘 5   魂   3   2   童 選撮 人気髭

乱ヒ莞

魯  欝   9   i   G

@  i   茎   5   3 撰斥 人気発

乱ヒ児

3   9   7   i   魯 堰@  i   5  2   i

駐凛己謬定脅選撚ま,惚んなからたいへんすかれてい る母凱落から球だ齪からもすか総ていない置韓i,離縁は

憶んなからたいへんきらわれていゲmiから唾だれか らもきらわれていない理羅Sによる/

人気冤,撰斥毘をとわず,きわめて高い、しかし ながら,不一致を示す者(撰斥晃で逢,5の壽定 を示す者および人気児で2,iの騨定を示す者/

の存査を無視することはできない.そこには,桂 会豹地位の灘定上の問題と限時に,嚢己の事実を 歪めて評定する心還が考えられるからである。

 次に,猛Sモデルにお1ナる投影反癒と客観的事 実との幾係を示したのが,次頁の表7である.こ れによると,カテゴ弓一の度数がノ墾さいため統計 的麺運をしなかったが,雛会的地{立と投影反応類 塑との薦には顕著な差は認められない.このこと は,第iに,投影反癒なるものは当該騒人の人格

(6)

3馨 橿鳥大学敬意学部譲集第26号 欝鱗一賛

の基本的機簿1にかかわるものであ垂ラ,具体的な場 嚢での要鍍によって著るしく規定されることはな いだろう,第2に,投影授癒糞鉢は,それ.が準擬 するだろう自己評定や客観的事実との経連で,解 毅さるべきであって,その方が態痩変容の嚢で実 効健をもつだろう,の2点を示唆する.

表7 投影腹癒と栓会的地覆の灘係

人:%

ε s ・ 1

投影 纏者事 優鍾へ 縫考事 難者へ

  反感 h会

実の劣 の難待 実の優 の攻撃

的地位 縫脊定 ・援勤 {立乾 幾難

人気難

6 6

雛斥晃

2 2

援立児

2 3 2

両極難

2 3 3

その難

i2 玉7 エ9 3

舎  訂 2毒 33 3窪

ε s ・ s

投影 飽者事 縫者との 飽者事 縫者へ

  反旛

j会

実の優 接雛援 実の劣 の竣撃

的地鍾 健糞定 勤要求 盤髭 ・撰灘i

人気毘

i 2

撰1斥箆 8 i

薇立児

6 i i

梅極鷺

i 2 2

その縫

37 7 6

合  計 64 2  i 13

つづいて,投影庚慈,麩己評定,客観的事実の 3者閥縫係についての事鯵的考察を行なう.

 5Fは,人気莞であ移優位懲己評定をしている.

妓女の投影覆癒は,嚢中の瀬に, 「優位の肯定と 優越欲求」, 紅劣位の轡定と優越徴求ゴ, 「飽老 事実覆髄脊定」, 「優盤への難待・努力ゴとして 分類さ耽る.この事擁では,友人関懸1こおける農 己の立場を客観補するとともに,優越への窺実的 欲求をもち,友人関係でのトラブルにも適癒的に 越すことができると考えられる.

 5鑓は,C=暮,R盤26の撰斥児であるが,申 闘警己評定をしている.鞍の投影及癒は,義甲の 纈に, 「優位の全面否定嚢, 蒼劣盤の轡定」,ヂ地 者事実の優位肯定ゴ, 「鼈煮事実の優{蟹島とし て労顛される.この事擁は,友人麗孫における§

己の劣位な事態についての認知と,優位な纏者へ の羨望をもつ一苔,現実的な状溌蕎灘の手がか童}

を見央なっていると考えられる.費羅2§という現 実に越する率賜馨己評建は,劣盤な警己を認めま いとする抵銃であろう.このように,霞己の劣位 の麗実とそれを認めまいとする心理のジレンマは やがて郷獲や攻撃という方海にすすませるかもし

れない.

藝 建議飽考察

 優劣事態における心運・行動の理解,およびそ れに基づく教育的操作にとって, 「客観麟事実ゴ は,不薄欠の要素となるだろう、客観的事婁とは

ここでは,多数の騒人によって一貫した灘定結果 や評{難や講薮が難待できるデータに基づとく事実で ある.身体藩に離していえば,科学的謎溺器によ って計られた運動能力(i倉倉欝全力疾産蔦秒として の能力,さらには講一年令集建内における本人の 位覆一類櫨や襟準得点/や專弩緩による疾病の有 無であ童),学業に臠していえば,標準学力綾査に

鞍綾養

娃全豹 n {宣

窪 己

] 定 鷺〔)・s 駕〔レ亙 鷺s・s 鷺s・至

5   F 人気児 B二筋 X=馨

優鼓灘

ネ藷定 B鼎珪 X黒垂

そう,うれしいわ.

墲スしも努力して

「るから.

きらわれていたら ォらわれないよう w力するわ.

そう,それはいい 墲ヒ.あなたは,

黷 とうにすかれ トいるもの.

そ就はこまるわね.

サれじゃあすかれ 驍謔、に努力した

轣D

5  越 欝斥発 b黒§

X=2§

牢織毒

ネ評定

B嵩3 q瓢3

そんなことは,な

「よ.きみこそす ゥれているじゃな

「か.

そうなんだ、どう オてだか.みんな ノきらわれるんだ.

ヌうしてかな.

そうだろうね.き ン難しんせつだか 轤キかれるんだよ.

「いなあ.すかれ 體 ヘいいね.

そんなことはない 諱Aきみはすかれ トいるよ、そんな アと気にしないで

諱D

(7)

優劣車懸に絶する嚢究(2) 3i

よって得られた偏差纏の意練する学力であ塗}友人 麗係に隣していえば,ソシオメト瞳ック・テスト で得ら蕊た歓会的地貌得点としての状態であぎ),

家庭・経済懇載麗していえは話,母死亡・欠撰とい う事実や6畳ひと賜に婆人家蕨が生活している現 実である.これらの事実は,あるときには入の現 象学的量罫とかかわることなしに,綾の行動を直 接的に矯定してくるだろうし,またあるばあいに は人の認知鉢系をとおすことによって,その事実 にかかわる行動が喚起されるだろう.さらに教育 的視点からするならば,入の環境への違憲をはか るばあい,披の認知・驚動・欲求の実態だけでな しに,綾を適慈1させようとする環境(犠1理的環境)

についてのデータや,その蓑境霧における綾の行 動事実についてのデータを必要とするだろう、後 者のデータは,よ鞭客観讐三をもつものとしてとら えられねばならない.

 以上の観点から,S至丁の投影反癒(主観性の 強い彎曲な反臨〉は,自己評定(客観性も有する が主観が入る猿定的皮臨)および客観麟事実との 対1臨によって.その内実をよ鐸運解されるだけで なく,変容を霞的とした操作において実効姓をも つよつになるだろつ、

ま  と  め

 優劣事態に関する方法講的考察の一環として,

水毒葺究1ま,援:葦多技法の方法漂礫を癒羅した優劣事 態反感テスト(S i T lの充実をはかるため,糞

巳評徳場藤を導入し,その資舞駁集効率とその越 運・分析基準について考察を行なった.

 さらに, S玉丁の投影反縫きの分析的解釈をはか るため,霞己評定および客観的事実との3考翼経 連分析の方法譲を提起し,芳干の実誕的考察を行

なった.

 その結果,S至丁を優劣車懸心理の灘定法とし て確立するためには,まだ多くの開題が残されて いることが指掻iされた.その第iは,妥当樵の問 題である、標準化された纏烙綾査や適癒検養との 黙合がなされねばならない、その第2は,優劣布 置の靉靆である、ある懸人が,察己に隣する諸事 実について,いかなる優劣庵議を示すかを瞬らか にすることである.第3次講究では,この爾問題 をセットとして取季)上げるだろ御

参 考 文 戴

鱗 柴蟹 薫 欝73 優劣事態に麗する講究L  編島大学教育学部論集.第25号,i一蹴

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 認知的不鴇報の礫譲.誠轄書房

緋 茨木俊夫 欝68 彎入知覚における認知バラ  ンスの実験的醗究、東京教鳶大教育学部紀要,

 第藤巻,87一緯G.

麟 茨木俊夫 欝欝 封入知覚における認知バラ  ンスの実験的醗究、東京教鳶大教育学藻紀要,

 第欝巻,95一鈴鰍

麟 大橋歪夫 露綴 選摂行勧と対人的知覚の羅  究催〉.心癖.3i,337,一鍵乳

鱒 大橋正夫 欝§2 選訳行動と鰐人的知覚の爾  究僅/.心講,32.3懸一切3.

/辮 藤野藤俊 欝7愈 認知バランス説の横討.

 熊本大教育学部紀要,第露骨,工欝一i鍵・

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麟 藤原 誓 欝麟 鯵人的認知構造の醗究(董薮  心講,3琶,82−92.

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参照

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