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はじめに これはあくまで安全確保のための 注意書き であり 絶対的な唯一の方法 ではないという考え方があるからです この冊子が活用されることを望みますが 基本はその場で自分で判断を下し 自分と他人の安全を守ることだと考えます どれほど楽しくとも些細な事故がそれを打ち消します よくわきまえ より充実し

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Academic year: 2021

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走行のルール

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|はじめに|

これはあくまで安全確保のための「注意書き」であり、「絶対的な唯一の方法」ではないという考え方がある からです。この冊子が活用されることを望みますが、基本はその場で自分で判断を下し、自分と他人の安全を 守ることだと考えます。 どれほど楽しくとも些細な事故がそれを打ち消します。よくわきまえ、より充実したサイクリングを目指しましょ う。 またこの走行マニュアルは、鳥取大学サイクリング部の走行マニュアルであり、部外の人と走行する場合や レースなどに参加する際は、合図などが異なる場合があります。なので、事前に走行マナーやルールを確認し、 安全な走行を心掛けてください。 この走行マニュアルは北海道大学サイクリング部「Safety Note」を大幅に参考にしています。 平成 25 年 5 月 10 日 平成 25 年 11 月17 日 一部改訂

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|用語説明|

CL 班の先頭を走り班員に指示を出す。 テール 班の最後尾を走り後方確認をする。 メカトラ パンクや自転車の故障などのこと。 ダート 砂利や水たまりなど路面状態が悪いこと。 フロントライト 前方を照らすライト。(フォーカスとも言う) テールライト 後方につける赤いライト。 団走 班にわかれ5人程度でかたまり走る。 フリーラン 団走ではなく、バラバラに走り好きなペースで走る。 パッキング 自転車に荷物を積むこと。 キャリア 荷台。

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I. 班走行

ヘルメット、グローブを必ず装備する。

|心得|

班員 救急セットの携帯とその正しい使い方の把握 工具・予備パーツの携帯とその正しい使い方の把握 十分な車間の確保 前の人のパッキング状態の注意 体調が悪化した時の他の班員、班長へのアピール 水分・補給食は十分に持っておく 保険証の携帯を心がける 視力が低い場合は矯正する 走り出す前に準備運動をする  CL 道路の状態、班員の状態に合わせたペースで走る 後ろをちぎっていたら待つ 手信号は3秒以上前、30m以上手前で出す 狭い横道に出入りする車両にも注意 前班と後班の打ち合わせを忘れずに 状況が分からないときはとまって、後続も止めさせる 後班のCLは、前班に近づき過ぎないように心がける  テール 隊列より少しだけ車道寄りを走る 手信号は車にアピールする 先に行ってしまった班員との連絡、報告をする 忘れ物の確認

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II. 一般走行

 車間距離は広くとる 前の人が不意にブレーキをかけたとしても、衝突せず止まれる車間距離をとる。  班の人数は目安して6人以下とする。また班と班との間は100m以上あける。 走りながら他のことをしない  班と班同士の追い越しは原則的に禁止 班同士の間隔が狭くなったときは、広い歩道や空き地で止まり間隔をあける。 前の班がメカトラなどで止まっているときは、その班と連絡をとり追い越しする場合もある。  手信号 自分の判断で出す。前の人が出していなくても、自分が必要だと思ったら出す。 ・止まるとき 右手を後ろに出し、手のひらを広げる。同時に「ストップ!」と声を出す。 最後まで伝わったら、最後の人が「はーい」と言う。 ・右折するとき 右手を真横に出し、「右」と言う。 ・左折するとき 左手を真横に出し、「左」と言う。 ・前方に歩行者・自転車がいるとき 歩行者又は自転車を避ける方向の手を真横に出し、「歩行者」又は「自転車」 と言う。最後まで伝わったら、最後の人が「はーい」と言う。 ・道路に空き缶などが落ちているとき 落ちているものを避ける方向の手を真横に出し、「障害」と言う。 最後まで伝わったら、最後の人が「はーい」と言う。 車道で路駐している車を避けるときも同様にする。 ・道路状況に異常があるとき これから進入する道路の路面状況を見て、「ダート!」「段差!」「ポール!」と声を出す。 最後まで伝わったら、最後の人が「はーい」と言う。 ・手信号が間に合わないときは声を出す ストップのときで手信号が間に合わなければ、声を出して後ろに伝える。 ブレーキのほうが優先。  後ろから車が来たとき 後ろの人から順に「車!」と叫び、一番前まで伝わったら、CLの人は「オーライ!」と叫ぶ。大型車、バイ クのときは「大型!」「バイク」、連続してくる場合は「連続!」と叫ぶ。  交通ルール ・逆走禁止 車道を走行中は、左側車線を走行し決して逆走してはいけない。 ・無灯火禁止 夕方やトンネル、ナイトランなど少しでも暗くなってきたら、フロントライトとテールライトをつけるよう にする。

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・一時停止・二段階右折 一時停止・二段階右折など標識のあるところでは、標識を守る。 ・一列走行 歩道・車道のいずれも複数で走行するときは、横に広がらず一列で走行する。  CL 班の先頭を走り班員に指示を出す。 ・班のペースを決める。 徐行10km/h以下、団走時の平地での速度22~24km/h、下りは35km/hまで、上りは班員の様子 をみて、無理をせず遅い人に合わせる。 ・道路の状況を確認し指示を出す。 「ストップ」「右」「歩行者」「障害」「ポール」「ダート」など。 停止のときは原則歩道に入り、通行の邪魔にならない場所で停止する。 歩道から車道に出るときは、後方を確認し車がきていなければ右手を真横に出し、「車道」と言い 車道に入る。車がきている場合は停止し車が通り過ぎるのを待つ。 ・スタートのとき スタートするときは「行きます」と班員に言い、ゆっくりとスタートする。 班員がついてきているか確認してからペースを上げる。 また、信号を渡る際も班員全員が渡れたか確認する。 ・右左折のとき 右折又は左折したところでとまり、後班を待つ。 テールから「OK」と言われたらスタートする。 また、前班のテールが手を振っているのが見えて曲がる個所を確認したら手を振り合図する。(夜 間はフロントライトを振る)  テール 班の最後尾を走り班員に指示を出す。 ・車道での後方確認 車道で走行中、後方を確認し車がきたときは「車!」と叫び前の班員に伝える。 車が2台のときは「2台!」、3台以上のときは「連続!」と叫ぶ。 「連続!」と言ったあと車が途切れたり、全て通り過ぎたら「オーライ!」と叫ぶ。 また、大型車は「大型!」、バイクは「バイク!」と言う。 ・CLへの状況報告 歩道から車道にCLが出たいとき、後方を確認し車がいれば「車」、「連続」などを言い、いなければ 「オーライ!」と言う。 車道で路駐車を追い越す場合も同様にする。 また、上りなどで班員がついていけてない場合や辛そうな場合はCLにペースを変えるように言う。 ・後班との連絡 右左折時、曲がる手前でとまり後班から見えるところで後班のCLに手を振り合図する。(夜間はフ ロントライトを振る) 合図が帰ってきたら、CLに「OK」と伝える。

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III. 特殊走行

 下り 長い下りや急な下りのときは、CLが判断して「車間」と言って指示を出し、班員どうしの間隔をあける。 車間を空けているとき、各自後方確認する。 テールは「車」など言わなくていい。  トンネル トンネルを通行するときはフロント・テールライトを必ずつける。 トンネル内は暗いのでサングラスは外す。 CLは、路肩が狭いので、十分な広さの歩道があれば歩道を通る。  フリーラン 車の通行の妨げになるので、道に広がりすぎず左端を走る。(特にスタート時) 前の人を抜かすときは右から抜かす。 ゴール地点および最後尾にトレーナー又はトレーナー補をつける。  ペースラン 団走で急な上り坂のときに行い、各自好きなペースで走る。 その際、集合地を決めておき全員が揃うまで待ち最後尾には班長がつく。  ナイトラン ナイトランをしないようなコースを立てるのが原則ですが、途中のトラブルなどでナイトランをする羽目に なることもあります。そのような場合、以下の注意事項を守ること。 ライトは必ず点灯し、車間を十分に取る テールライトを必ず自転車につける 目立つ色の衣服を身につける スピードを抑え、落ち着いて走行する  雨天 ・車間を広く取る 雨が降るとブレーキの効きが悪くなり、前の人と衝突してしまう危険性が高まります。また、前の人が 跳ね上げた泥が顔にかかってしまうことがあるので注意しましょう。 ・スピードを落とす 雨天時はブレーキの効きが悪いうえに、スピードが出ているとブレーキをかけたときに転倒してしまう ことがあります。見通しが悪く前がどうなっているか良く見えないときもあるので、スピードの出しすぎ には注意しましょう。 ・ブレーキシューを頻繁にチェック 雨の日はブレーキシューの減りが早いです。効きにくくなったらシューを調整しましょう。休憩ごとに点 検を! 雨の日には特に、面倒くさがらずにブレーキを調整しよう。 ・晴天時よりも早めにブレーキをかける 雨天では晴天時よりも制動距離がのびるので早めにブレーキをかけることを心がけましょう。 ・雨や霧で視界が悪い時はライトを点灯する ライトを点灯することで、車に対して自分の存在を認識させることができます。

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・段差・白線・マンホールは滑りやすい 段差は下図のように角度をつけて走ろう。白線やマンホール、側溝にかかっている金属製のふたの 上はなるべく通らないように。 ・水溜りはスピードを落とすかなるべく避ける 水溜りの中は見えないので、深いのか段差があるのかどうか分からない。 ・レインウェアは一旦止まってから着脱 自転車に乗りながらレインウェアを着脱しようとすると片手運転になって注意散漫になるのでやめま しょう。 レインウェアの足首(特に右足―チェーンホイールがあるから)には足ストラップをしよう。 ・休憩の回数を増やそう 悪天候の走行では疲労がたまりやすいので休憩の回数を増やしましょう。

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IV. その他

 パッキング ・横幅を極力狭くする 重心を低くするため、重い荷物を下に入れる ・左右の重量配分を均等にして細かいものを露出させない。 出発前に揺らして確認する。  個人走行 ・下調べを行う(個人ラン等) 崖崩れや工事などにより道が通れないこともあります。事前に情報を集めることが大切です。また地 形図は必ず携帯しましょう。 ・事前に非常食・飲料水を確保しよう ダートの道沿いには民家がほとんどありません。トラブルが起きても助けてくれる人がいないことが多 いので、装備を充実させて自分で対処しなくてはなりません。 ・パッキング・自転車の点検を走行前・走行後に行う ダート走行では自転車や体に激しい振動が伝わります。この振動は疲れを増大させるだけではなく、 パッキングを緩ませ崩壊させることがあります。ネジが緩んで抜けたりキャリアが折れたりすることな どで、自転車にガタが出やすくなります。  テント泊の禁止 ・1年生は夏合宿が終了するまでの間、1年生のみでのナイトラン・テント泊・野宿・日をまたいでの走行 を禁止します。 ・夏合宿後は勝手にしてください。

参照

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