• 検索結果がありません。

極浅海域 で計測 された離岸流の時空 間変動

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "極浅海域 で計測 された離岸流の時空 間変動"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)海 岸 工 学 論 文集,第55巻(2008) 土 木 学 会,081‑085. 極浅海域 で計測 された離岸流の時空 間変動 Time-Space. Fluctuation. of Rip Current. Measured. in Very. Shallow. Region. 出 口 一 郎1・ 野 村 尚 生2・ 筒 井 研 伍3・ 有 田 守4 Ichiro DEGUCHI,. Spatial. variation. five wave a significant velocity. of time varying. gauges. and current. and mean. water. surface. and. surface. in the breaker. pattern. TSUTSUI. displacements It is found. incident. Although. simulation,. Kengo. zone.. and grouping. displacement.. by the numerical. tion was not reproduced. 1.. rip current. meters. shift of rip current. tion was reproduced. Naoki NOMURA,. waves. the effect. the shift. around that. of flow. a rip channel. small. caused. change low. of incident pattern. and Mamoru. were. in incident. frequency. wave. caused. ARITA. grouping. measured wave. caused. in mean. current. fluctuation on the low. by the change. by arrayed. direction. frequency. in incidentwave. modirec-. perfectly.. 設 置 型ADCP1台. は じめ に. に よ る流 速 測 定 で あ る.5組. 配 列 を 図‑2に 示 す.す 波 浪 が 海 底 地 形 な ど に よ って 変 形 を受 け,た 堤 開 口部 あ る い は リ ップ チ ャネ ル,ラ. と え ば潜. ー ジカ ス プ の 凹部. べ て の 計 測 は,サ. の計 測 器 の. ン プ リ ン グ間 隔. 1sで 連 続 計 測 を行 った. ま た,十 字 配 列 した 計 測 器 周 辺 の 海 底 地 形 は,海 象 条. か ら離 岸 流 が発 生 す る.ま た,突 堤 状 構 造 物 に沿 う沖 向. 件 が 許 す 範 囲 で,毎. 日K‑GPSを. 複数 台用 いた相対 測位. きの 流 れ は,海 浜 流 場 に与 え られ た境 界 条 件 に よ っ て発. で 計 測 を 行 っ た.移 動 局 は背 中 に背 負 い,計 測 範 囲 を 約. 生 す る.こ れ らの 流 れ は,海 底 地 形,境 界 条 件 と入 射 波. 5m間. 浪 特 性 が わ か れ ば 定 常 な流 れ と して 予 測 可 能 で あ る.し. た デ ー タか ら2.5m間 隔 の メ ッ シ ュ デ ー タ を作 成 した.. 隔 で 移 動 す る こ とに よ って 水 深 を 計 測 し,得. られ. か し,少 し長 い 時 間 ス ケ ー ル で み る と,実 測 され た流 れ は必 ず し も定 常 で は な く,空 間 的 に も変 動 す る.本 研 究 で は,極 浅海 域 で ア レー配 置 さ れ た流 速 計 と水 位 計 に よ っ て 計 測 さ れ た 離 岸 流 を含 む 流 速 と水 位 変 動 の 時 空 間 変 動 の 特 徴 的 な例 につ い て検 討 し,そ れ らが,入 射 波 向,波 高 の長 周 期変 動 に よ って 引 き起 こ さ れ る可 能 性 が あ る こ と を数 値 計 算 に よ っ て示 した も の で あ る. 図‑1. 浦富 海岸 と計 測器 設置位 置. 2. 流 体 運 動 の 現 地 実 測 流 体 運 動 の 実 測 は,2002年. 以 降 継 続 して 離 岸 流 の 実 測. を行 って い る鳥 取 県 岩 美 郡 浦 富 海 岸 で,2007年9月4日. 〜. 10日 の 間 に行 っ た.浦 富 海 岸 の概 要 と,計 測 機 器 設 置 位 置 を 図‑1に 示 す.た. だ し,こ の地 形 は2006年 に鳥 取 県 に. よ って 測 定 さ れ た もの で あ り,汀 線 形 状 は時 々刻 々 変 化 して い る.計 測 項 目 は,水. 深1.5m以. 浅 の リップチ ャ ン. ネ ル が 形 成 さ れ て い る海 底 周 辺 で10m間. 隔で 十字 配列. 図‑2. 計測 器 の配 置. した 圧 力 セ ンサ と水 平 方 向2成 分 電 磁 流 速 計 を 組 み 合 わ せ た5組 の 計 測 器 に よ る水 位 と流 速 の 計 測 お よ び,海 底. 1正 会 員. 工博. 大阪大学教 授大学 院工学研究科. 2正 会 員. 工修. 伊藤忠商事 株式会社. 3学 生会員 4正 会 員. 大阪大学大学 院工学研究科地球総 合工 学専攻 博(工)大. 阪大学助教大学院工学 研究科. 3.. 測 定 さ れ た 海 底 地 形 と 海 浜 流 ・水 位 変 動. (1) 海 底 地 形 変 化 水 位 計 な ど の計 測 器 は,9月4日 心 に 設 置 した が,計. に リ ップ チ ャネ ル を 中. 器 設 置 地 点 周 辺 の 海 底 地 形 は,5日. か ら計 測 を 行 っ た.図‑3に,5日,6日,7日 ほ ぼ15時 頃 計 測 した 海 底 地 形 を 示 す.こ. お よ び9日 の の 間,8日. は,.

(2) 82. 海. 岸. 工. 学. 論. 文. 集. 第55巻(2008). 台 風9号 の 高 波 に よ り計 測 は行 って い な い.座 標 は,図‑ 1に 示 す 位 置 に あ る水 準 点 を原 点 に北 向 き お よ び東 向 き を正 と して い る.平 均 的 な 汀 線 位 置 は,鉛 直 軸 の‑6.76 mに 位 置 す る.図 中 に は,十 字 配 置 した 計 測 器 の位 置 も 記 入 して あ る.ADCPは,測. 点No.2の1m沖. に 設 置 した.. 5日 に はす で に リ ッ プ チ ャ ネ ル の 位 置 が 若 干 西 側 に 移 動 し,4日 に 最 深部 に位 置 して い た十 字 配 置 の 中心 が リッ プ チ ャネ ル の 最 深 部 か ら東 側 にず れ て い る.. (d) 9月9日 海 底 地 形. 図‑3 6日 に は,リ. 計測 され た海底 地形. ップ チ ャ ン ネ ル は さ らに 西 側 に20m程. 移 動 し,計 測 点No.2の. 度. み が リ ップ チ ャ ンネ ル に か か っ. て い る.こ の 状 態 は,7日. まで 継 続 す るが,9日. には地形. 計 測 範 囲 か ら リ ップ チ ャ ン ネ ル は消 滅 して い る. 5日 か ら8日 にか け て設 置 点 周 辺 で の平 均 的 な有 義 波 高 (a) 9月5日 海 底 地 形. は0.4mか そ の後,台. ら0.8mに. 増 大 し,周 期4.5〜6.0sで. あ っ た.. 風 通 過 後 の9日 に は再 び 入 射 波 高 は0.5m程 度. ま で 減 少 し,周 期 も5s程 度 で あ っ た. (2) 計 測 さ れ た 水 位 変 動 と流 速 計 測 位 置 が リッ プ チ ャネ ル 内 に あ った,9月4日. および. 5日 午 前 中 は,流 速 計 を 設 置 した5箇 所 の 少 な く と も2箇 所 以 上 で0.4〜0.9m/sの. 沖 向 き流 速 が 計 測 さ れ,時. て1.0m/sを 超 え る流 速 が 観 測 さ れ た.そ. とし. の流 速 は空 間 的. に 大 き な 勾 配 を 持 ち,時 間 的 に も定 常 で は な か った.4 日 に計 測 さ れ た 水 平 方 向2成 分 流 速 の20sの 移 動 平 均 か ら推 定 され る海 浜 流 流 況 の 時 間 変 化 の例 を 時 間 を 追 って 図‑4に 示 す.図. 中 の 実 線 お よ び破 線 は,そ れ ぞ れ の 図 に. 示 す計 測 時 間 の前 半 お よ び後 半 の 流 速 ベ ク トル で あ る. (b) 9月6日 海 底 地 形. 4日 午 前 中 か ら16時 頃 に か け て は,北 りか ら有 義 波 高0.5m,周 射 して い た.こ た流 れ は,流. か ら約30度 西 よ. 期4.0〜4.5sの 波 浪 が 定 常 に入. の 間 は,図‑4(a)に. 示 す よ う に 観 測 され. 向,流 速 の 変 化 も少 な く,リ ップ チ ャ ネ ル. に沿 って 沖 向 き の流 れ が 発 生 して い た.20s移. 動平 均流. 速 は,最 大0.7m/sで あ った. そ の 後.4日20時 間 で 変 動 し,22時. 頃 は,入. 射 波 向 が 北 か ら10〜17° の. 頃 に は 北 か ら時 計 回 りの 正 を と った 波. 向 が‑5〜20° の 間 で 周 期 的 な 変 動 を 示 し,そ の 周 期 は3 分 程 度 で あ った.こ. の 間 に計 測 され た流 況 は,図‑4(b),. (c)に示 す よ う に,複 雑 に変 動 し,20s移 動平 均流 速 も ‑0 .1m/s〜0.7m/sの 間 で 大 き く変 動 した.入 射 有 義 波 高, 周 期 は そ れ ぞ れ ほぼ0.5m,4.5sで (c) 9月7日 海 底 地 形. あ った..

(3) 極浅 海域 で計 測 され た離岸 流 の時空 間変動 一 方 ,9月5日. 83. 午 前 中 は,入 射 波 向 は,北 よ り約30度 東. よ りで大 きな 変 化 は 見 られ なか った の に対 し,入 射 有 義 波 高 は 増 加 中 で,周. 期 は4.5s〜5sの. 間 に あ り,. 55s〜100sの 周 期 を有 す る顕 著 な波 群 を形 成 して い た. これ に伴 い,測 定 さ れ た 水 位 変 動 お よ び 流 速 に も波 群 周 期 に 対 応 し た 長 周 期 変 動 が 見 ら れ た.No.1お で 計 測 され たN‑S方. 向 お よ びE‑W方. よ びNo.5. 向 流 速 の20s移 動. 平 均 値 に基 づ き流 況 の 時 間 変 化 を ベ ク トル 表 示 した もの が 図‑5(a)お よ び(b)で,(c)はNo.5で. 実 測 され た 水 位 変 動. とそ の20s移 動 平 均 を示 す. (a) 9月4日16時16分. 〜40分. (a) 流 速 ベ ク トル 時 間 変 化(No.1). (b) 9月4日20時16分. 〜24分. (b) 流 速 ベ ク トル 時 間 変 化(No.5). (c) 9月4日22時i6分. 図‑4. 〜21分. 計 測 され た海 浜 流流速 の 空間分 布 (c) 水 位 の 時 間 変 化(No.5). 図‑4(b)に 示 す 実 測 流 速 の 平 面 分 布 か ら推 定 され る流. 図‑5. 況 の変 化 は,入 射 波 向 の 変 化 に伴 い 離 岸 流 の流 軸 が 約20 m東 側 に 移 動 し,以 前 は,離. 実 測 され た流速 ベ ク トル と水位 変動 時間変 化 (9月5日10時42分 〜). 岸流 の東側 の セル内 に位. 置 して い た 計 測 計 群 が,離 岸 流 の西 側 に位 置 す る よ う な 変 化 が 生 じた た め と考 え られ る.. 図‑5(c)に 示 す水 位 変 動 の移 動 平 均 値 は,周 期 ほ ぼ60s, 振 幅0.1m程. 図‑4(c)に 示 す 実 測 流 速 の 平 面 分 布 か ら推 定 さ れ る 流. 度 の 長 周 期 変 動 を示 し,No.1お. 況 変 化 は,実 線 で 示 す 時 間 で の計 測 器 群 は,離 岸 流 の 東. る.ま. 側 に形 成 され る小 規 模 な 海 浜 流 セ ル 内 に位 置 して い た も. 対 値 の 最 大 値 は,1m/s以. の が,波. 向 の 変 化 に よ る離 岸 流 軸 の 西 側 へ の 変 化,あ. る. よ びNo.5で. 測 定 され た流 速 ベ ク トル も同 じ周 期 で 長 周 期 変 動 して い た,No.1に. な お,ADCPで. お け る20s移 動 平 均 流 速 ベ ク トル の 絶 上 の値 と な る.. 計 測 され た 流 速 の 鉛 直 分 布 は,計 測 範. い は海 浜 流 セ ル の拡 大 に 伴 い,離 岸 流 の 中 に含 ま れ て し. 囲 内 で ほ ぼ一 様 で,No.2地. ま っ た こ とに よ る もの と推 定 され る.. 速 と顕 著 な差 異 は 見 られ なか った.. 点 で電 磁 流 速 計 で計 測 した流.

(4) 84. 海. 岸. 工. 学. 論. 文. 集. 第55巻(2008). 以 上 の結 果 よ り,入 射 波 向 の わ ず か な変 化 で 海 浜 流 の 流 況 が 変 わ る こ と,入 射 波 が 強 い波 群 性 を 有 す る場 合 は, 海 浜 流 お よ び平 均 水 位 変 動 に もそ の 影 響 を 受 け た長 周 期 変 動 が 現 れ る が,海 浜 流 の 流 況 は大 き く変 化 しな い こ と が わ か っ た. 4.. 海 浜 流 の 入 射 波 特 性 の変 化 に対 す る 応 答 に 関 す る 数 値計 算. (1) 海 浜 流 数 値 計 算 の 概 要 入 射 角 の周 期 的 な 変 化 お よ び 波 群 に対 応 す る入 射 波 高 の周 期 的 な変 化 に よ って,前 章 で 述 べ た実 測 され た よ う な海 浜 流 の 空 間 的 ・時 間 的 な変 化 が 生 ず る可 能 性 を 数 値 (a) θ0=‑5°. に対 応す る海 浜流. 計 算 に よ っ て検 討 した. 計 算 は,9月5日. に 測 定 さ れ た海 底 地 形 上 で,波 浪 場 と. 海 浜 流 場 を 解 く こ とに よ っ て行 った.波 浪 場 は非 定 常 緩 勾 配 方 程 式 に よ り計 算 し,得 られ た 波 高,波. 向を用 いて. radiation stressを 評 価 し,海 浜 流 基 礎 式 に基 づ い て 海 浜 流 を 計 算 した.計 囲 を,沖 300m,岸. 算 領 域 は,図‑3(a)に. 示 す地 形計 測範. 側 お よ び沿 岸 方 向 に 外 挿 して 求 め た 沿 岸 方 向 沖 方 向100mの. 領 域 で,計. 算 格 子 間 隔 は0.5m. で あ る. (2) 波 向 が 変 化 す る 場 合 の 海 浜流 計 算 図‑4(b)あ る い は(c)に示 す 海 浜 流 パ タ ー ンを 対 象 と し た計 算 を 行 っ た. 入 射 波 向 の 変 動 周 期 をT1と. し,初 期 入 射 角 θ0に対 し,. dθ の 振 幅 で 入 射 波 向 を 変 動 させ た.最. (b) θ0=5°. 図‑6. は,助 走 計 算 と し,初 期 入 射 波 向 で計 算 さ れ た諸 量 を 用 いて 海 浜 流 計 算 を 行 い,そ. ベ ク トル を 示 す 実 測 時 間 の波 向 の 実. 測 結 果 よ り,θ0=0°,dθ=0°. 入 射波 向の変 化 に伴 う海浜 流 の変化. の 後T1/8時 間 間 隔 で 波 浪 変 形. 計 算 を こな い,海 浜 流 と波 浪 変 形 計 算 を 繰 り返 し行 っ た. ま ず,図‑4(b)に. に対 応 す る海 浜 流. 初 の1周 期 の 間. お よ びT1=200sと. 計 算 を 行 っ た.入 射 波 高 は0.4m,周. して. 期 は5sで あ る.入. (3) 波 高 が 変 化 す る場 合 の 海 浜 流 計 算 つ ぎ に,図‑5に. 示 す 波 群 を 構 成 す る波 浪 に よ っ て 引 き. 起 こ され る海 浜 流 の 時 間 変 化 の 再 現 計 算 を 行 っ た.入 射 波 高 は,実 測 結 果 に基 づ き波 群 周 期Tl=60sに 中 心 に そ の30%の. 対 応 し平. 射 波 向 の 変 動 を 与 え て か ら ほ ぼ5周 期 目 以 降 か ら定 常 な. 均 的 な 波 高H0=0.5mを. 振 幅で 周期 的. 周 期 変 動 を す る結 果 が 得 られ た.結 果 を 図‑6に 示 す.図 ‑6(a)は ,θ0=0° に対 応 す る 入 射 波 向 で 計 算 さ れ た海 浜. に 変 動 さ せ て 与 え た.周期 は5s,入 射 角 は,θ0=0°. で計. 算 した.波 浪 お よ び 海 浜 流 の 計 算 は,入 射 波 向 を 周 期 的. 流,(b)は. θ0=0° に対 応 す る 入 射 波 向 で計 算 さ れ た海 浜. に変 動 させ る場 合 と同 様 の方 法 で 行 っ た が,こ の 場 合 も. 流 で,そ. れ ぞ れ 図‑4(c)の 実 線 お よ び破 線 で 示 さ れ る ベ. 波 高 を変 動 さ せ た 後,6周. ク トル の流 況 に 対 応 す る.計 算 結 果 の海 浜 流 は,リ. ップ. チ ャ ネ ル の外 側 で 大 規 模 な 変 動 が 生 じ,計 測 器 配 置 点 周 辺 で の 流 況 の 顕 著 な 変 化 は な いが,No.4お. よ びNo.5で. の 流 況 変 化 あ るい は流 速 の絶 対 値 は,概 略 再 現 さ れ て い る. しか し,図‑4(c)に. られ た. ま ず,図‑7に6周. うな 流 況 の変 化 は,入 射 波 向 を 変 化 させ る だ けで は再 現 さ れ な か っ た.従 来 のradiation stressを介 して の 海 浜 流 計 算 で は完 全 に 対 応 で き な い 問 題 点 と考 え られ る.. 期 目のH0=0.5mに. 計 算 され た海 浜 流 ベ ク トル を示 す.リ. 対 応 す る波 浪 場 で ップ チ ャ ネル 上 で,. 0.6m/s程 度 の 離 岸 流 が 計 算 され て い る. 図‑8は,計. ベ ク トル を 示 す 流 況 に 対 応 す る よ. 期 程度 で定常 な周期変 動が得. 間 変 化(1s間. 測 点No.1お. よ びNo.5の. 隔 で ベ ク トル を 描 画)お. け る平 均 水 位 の時 間変 化 で あ る.. 海 浜 流 ベ ク トル 時 よ び,No.5に. お.

(5) 極浅海 域 で計測 された離 岸流 の時 空間変 動. 85. 変 動 のパ ター ン は再 現 さ れ て い る.ま た,No.5に 海 浜 流 の計 算 結 果 も,図‑5(b)に. 示 す 実 測 値 と比 較 して. 若 干 小 さ め の 値 で は あ る が,流 向,時 再 現 され て い る.さ. らに,図‑8(c)に. 間 変 化 は,ほ ぼ10cmの. おけ る. 間変 動 パ タ ー ン は 示 す平均 水位 の時. 振 幅 で 変 動 して い るが,こ. れ は,. 図‑5(c)に 示 す 実 測 水 位 変 動 の20s移 動 平 均 値 の 振 幅 と一 致 す る. Murray(2004)は,リ. ップ チ ャ ネ ル が存 在 し な い海 岸. で 発 生 す る離 岸 流 の 実 測 結 果 に 基 づ き そ の継 続 時 間 の頻 度 分 布 を作 成 し,平 均7.87分 で あ る こ とを 報 告 して い る. ま た,入 射 波 の 波 群 特 性 を考 慮 し,入 射 波 に 時 間 変 動 を 与 え た数 値 計 算 を 行 い そ の再 現 につ い て検 討 して い る. 図‑7. Ho=0.5mに. Murrey(2004)の. 対 応 す る波 浪 場 で 計 算 さ れ た 海 浜 流. 結 果 で は実 測 され た継 続 時 間 を 再 現 す. るの に1分 以 内 の 周 期 で 入 射 波 を 変 動 させ る必 要 が あ る. しか しこ こ で対 象 と した地 形 性 離 岸 流 で は,計 算 に よ っ て 波 群 周 期 と 同 じ周 期 の変 動 が 流 れ,水 位 変 動 に現 れ る. ま た,離 岸 流 は 間 歇 的 に発 生 す るの で は な く,連 続 的 に 変 化 す る海 浜 流 が 沖 向 き に流 れ る場 合 に顕 著 にな る.し た が って,地 形 性 離 岸 流 の場 合 はそ の継 続 時 間 を 定 義 す る こ と は困 難 で あ る. 5.. 結語. 砕 波 帯 内 の浅 海 域 で 十 字 配 列 した 水 位 計 ・流 速 計 に よ (a) No.1に お け る流 速 ベ ク トル の 時 間 変 化. り,リ. ップ チ ャネ ル 周 辺 の海 浜 流 の 空 間的 ・時 間 的 な変. 動 を 計 測 した.リ. ッ プ チ ャネ ル が 存 在 して い る間 は,明. 確 な 離 岸 流 が 発 生 し,入 射 波 向 の わ ず か な変 動 に伴 っ て 流 況 が 顕 著 に変 化 し,入 射 波 が 波 群 を形 成 す る場 合 は, 流 速 及 び水 位 変 動 に 波 群 周 期 に対 応 した変 動 が 現 れ る こ とが わ か っ た. さ ら に,入 射 波 向 及 び波 群 に対 応 した入 射 波 高 を周 期 的 に 変 動 させ た場 合 の 海 浜 流 数 値 計 算 を行 った 結 果,入. (b) No.5に お ける流速 ベク トル の時簡変 化. 射 波 群 に対 応 して 入 射 波 高 を変 化 させ た場 合 は,実 測 さ れ た 流 速 及 び水 位 変 動 が ほ ぼ再 現 され たが,入. 射波 向の. 変 動 に よ る海 浜 流 況 の 変 化 に つ い て は十 分 な 再 現 性 は得 られ な か っ た. 今 後,radiation (c) No.5に. 図‑8. お け る平 均 水 位 に 時 間 変 化. 計 算 され た流速 ベ ク トル と平均 水位 時間 変動. 図‑8(a)〜(c)は,図‑5(a)〜(c)に. 参. 示 す 流 速 ベ ク トル と平. 均 水 位 の実 測 地 と対 応 して い る.No.1で. 計 算 された流速. は,実 測 値 と比 較 して若 干 小 さ め の値 で は あ るが,時. stressを 介 さ な い 方 法 で 非 定 常 海 浜 流. の計 算 方 法 を 開発 す る必 要 が あ る も の と考 え られ る.. 間. 考. 文. 献. Murray, A. B.(2004) Rip channel development on nonbarred beaches: The importance of a lag in suspended sediment tran sport, JGR, Vol.109, C04026, 14p..

(6)

参照

関連したドキュメント

東シナ海の基礎生産量を推定する上で, 陸棚斜面の底層水 の湧昇に伴う栄養塩の供給量を算定することは極めて重要な 問題である。

(Takikawa et al., 2003, JO).そのため,本研究で得られた

図 .4-5 に,各有義波高のカスプ地形における海岸線 300m 地点の沖方向への水位差を示す.各地点での岸方 向へ 50m 地点との差を表し,水位差が正の場合沖方向 の水位が高いことを表す.

研究背景で述べたように、FAI や MSTID などのプラズマ輸送過程の解明には、電離圏空間構

間伏海岸の気象・海象 大島での気象観測は,図-1

まず,中部日本海沿岸の2箇所で得られた波浪・流速場の現地観測データを解析し,日

主要な研究成果

海岸付近の空中塩分量について(Ⅱ) ガーゼ捕捉器の風速抑制作用 幸喜善福