真値 加速度周波数積分 加速度時間積分
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(2) 土木学会第70回年次学術講演会(平成27年9月). Ⅰ‑589. 2.0%. 補正なし 従来 本手法. 15. 真値 Surge GPS Surge 本手法 Surge. 13. 誤差[%]. Surge[m]. 14. 1.5%. 12. 11. 1.0% 0.5% 0.0%. 10. 0. 9 0. 20. Time[s] 40. 10. 20 30 最大傾斜角[deg]. 40. 図 7 補正結果の誤差. 60. 図 4 浮体のサージ応答 このようにして求めたライダーの風速の精度を検証す. 図 4 に本研究で提案した手法により求めたサージ応答. るために,数値シミュレーションを実施した.シミュレ. の時系列を示す。この例では 8[s]~11[s] (4 秒間) ,. ーションでは,浮体の最大動揺角度を 6 度,18 度,36. 20[s]~39[s] (20 秒間) ,47[s]~50[s] (4 秒間)の GPS データ. 度に変化させて水平風速の予測誤差を求めた.従来の補. が欠測したと仮定している.提案した手法は,真値の波. 正手法 2)では,傾斜角度が 36 度となると,誤差が大きく. 形により近く,欠損部分のデータを補完できていること. なったのに対し,本研究で提案した手法では誤差の大幅. が分かる.. な増大は見られなかった.. 3.ドップラーライダー補正手法の定式化. 5.結論. ピッチ方向,ロール方向にライダーが傾斜すると図. 本研究では浮体の動揺計測手法とライダーの動揺補正. 5(a)の様になる.この時,各ビームの計測高度が目標高. 手法を提案しシミュレーションと実観測データから検証. 度からずれることにより誤差が生じる.本研究では,目. を行い,以下の結論を得た.. 標高度を挟む 2 点の計測高度から,線形内挿により目標. 1) 提案した手法により,加速度データを用いて GPS が. 高度の視線風速を求めた.. 欠測した時の変位を高精度に求めることが可能とな vertical. vertical. った.. p1 p4. 2) 提案したライダーの補正手法は最大傾斜角に関わら. p2. p5. ず,高精度な補正が可能である.最大傾斜角が 36 度 の場合,水平風速の誤差は 1.5%になるが,補正によ. p3. り,誤差は 0.3%まで低減する.. (a). 謝辞. (b). 本研究は,経済産業省の福島浮体式洋上ウィンドファ. 図 5 傾斜したライダーと視線風速. ーム実証研究事業の一環として実施された.ここに記し て関係者の皆様に感謝の意を表す.. W2,4 axis. V4. w2, 4. w2, 4. V2. 参考文献. u2, 4. u2, 4. 1) Julia Gottschall, Hristo Lilov, Gerrit Wolken-Möhlmann,. . 0 0. Bernhard Lange : Lidars on floating offshore platforms 4. 2. /About. u2,4 axis. the. correction. of. motion-induced. lidar. measurement errors ( simulations and first experiments ) , EWEA, 2012.4. 図 6 ライダー断面図. 2) Fujitani,T.: Direct measurement of turbulent fluxes over thesea during AMTEX. Pap. Meteor. Geophys., 32, 119–. 次に図 6(a)に示すように,視線風速ベクトルの張る平面 内での風速の水平成分𝐮1,3 および𝐮2,4 を求める.最後に, 図 6(b)に示すように,真の水平風速𝐮を求める.. ‑1178‑. 134, 1981..
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