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田 辺 征 夫

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Academic year: 2021

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奈良文化財研 究所 と大韓民 国国立文化財研究所 との共同研究 は、 同 じような遺 跡や文化財 を もち、 その保護 のための研 究 に従事する両研究所が、相互の交流 を 通 じて研究の向上 を図ろうとの 目的で、1999年11月に始 まりました。以来、5年 間 にわた り互いの発掘現場 に若手研究者 を参加 させた り、各分野の研 究者の交流 を お こなった りして きましたが、 これ らを通 して研究者が相互 に刺 激 を与 え合い、

また 日韓両国の研究状況 を具体的に知 ることがで きたことは大 きな意義 をもつ も のであ りました。

さて、2005年12月か らは、新 たに「 日本の古代都城並 びに韓国古代王京の形成 と発展過程 に関す る共同研究」のテーマを設定 し、共同研究の新段 階に入 りまし た。そこで、 これを機 に、 これ までの共同研究、交流の成果 を両国研究者の論文 集の形でまとめることとしました。

本論文集 には、古代都城 ・王京の形成 と発展 にかかわるさまざまな角度か らの 研究 に加 え、遺跡 の保存 と整備 にかかわる論文 も含 まれ、文化財 の保護のための 研究 をテーマ とす る 日韓両研 究所の論文集にふさわしい内容 となってお ります。

両研究所の共同研 究は、今後 とも継続 してい く予定ですが、その分野は、考古、

歴史、建築、庭園、遺跡整備、復原、そ して保存科学 な ど多岐 にわたってお りま す。その成果の公表 も随時 はか って まいる所存で、本論文集 は、その出発点 とな るものであ ります。

本書が、今後 の 日韓両 国文化財研究所の共同研究の一層の進展 につながれば幸 いであ ります。

2007年 12月

独 立行政法人 国立文化財機構 奈 良 文 化 財 研 究 所 長

田 辺 征 夫

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