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(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

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Academic year: 2021

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第4学年○組 算数科学習指導案

平成20 年○月○○日(水) 4年1組教室 指導者 ○○ ○○ 1 単元名 折れ線グラフ(6時間完了) (1)単元の目標 ① 折れ線グラフに表すよさを生かして、進んで折れ線グラフに表したり、身のまわりにある折れ 線グラフを活用しようとしたりする。 ② 変化のようすがよく分かるグラフにつくり変えるための方法を考えたり、変化の特徴を傾きか ら考えたりすることができる。 ③ 折れ線グラフを読んだりかいたりすることができる。 ④ 折れ線グラフの特徴が分かる。 (2)構 想 インターネットや本、新聞などでは、記事の解説に統計的な資料を活用することが多い。子どもた ちは、調べ学習を進める上で、それらの資料を取捨選択し、そこから分かることを読み取っていく。 また、夏休みに開かれる統計グラフコンクールのように、さらに資料の扱いに習熟し、アンケートを もとにした統計をグラフによって視覚化する活動も身近なものとなっている。資料を読み取ったり、 かいたりすることは、子どもたちの基本的な学習活動のひとつであると思う。本単元「折れ線グラフ」 では、折れ線グラフで表すことの長所や、その読み方かき方を学習する。資料を活用する力の基礎・ 基本となる単元であると考えられる。 本単元までに、子どもたちは2年生のときには、好きな遊び調べを素材に絵グラフをつくる学習を し、3年生では、希望するスポーツの調査をもとに資料を分類・整理し、その結果を棒グラフに表す 学習を積んできている。本単元では、絵グラフや棒グラフのように、項目別の分布のようすを表すも のとは違い、時間の経過にともなって変わる量の変化のようすを表すための、新しいタイプのグラフ に子どもたちは出会うことになる。まず、その導入では、2時間ごとの気温の変化を示した表を、ど うやったら変わり方がよく分かるグラフに表すことができるかを考えさせる。その上で、折れ線グラ フという表し方を知り、次に、線の傾きぐあいで変わり方のようすが分かるという折れ線グラフの特 徴を学ぶ。そして、第2時~第3時では、簡単な折れ線グラフの読み方を練習した後、折れ線の傾き の緩急と変化のようすの関連を考えたり、同一場面に表した2つの折れ線グラフを比較したりする活 動を通して、グラフの読み取りを深める。第4時以降は折れ線グラフをかく段階に移り、第5時には、 目盛りのとり方によって折れ線グラフの視覚的な効果が変わることを話し合い、波線を使ったグラフ の省略の仕方を知る。 本単元における指導の重点として、次の二つを挙げたい。1つ目は、折れ線グラフのよさや特徴、 波線の意味などを理解させる場面やグラフの読み方・かき方といった表現・処理の作業の段階におい て、実態に応じた個別の支援を行うことである。2つ目には、折れ線グラフの傾きと変化のようすの 関連や2つの折れ線グラフの比較、変わり方のようすが分かりやすい目盛りのとり方など、数学的な 考え方を鍛える場面に時間を確保し、子どもなりの言葉で意見を発表させることで、折れ線グラフに 対する見方をみんなで深めていくことを挙げたい。この二つの重点を実践していくことにより、子ど もたちは、統計的な内容に対する的確な理解や適切な表現方法を持って学習を進めることができるよ うになり、学習活動がより豊かになると考えている。

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(3)計 画 2 本時の学習指導 (1)目 標 ① 変化のようすがよく分かるグラフのかき方を考えようとする。 ② 波線を用いて、目盛りを省略したグラフをかくことができる。 (2)児童の実態と教師支援 本学級の児童は、活動的で興味のあることには意欲的に取り組むが、こつこつ計算練習を積み重ねた り、細部まで配慮して正確に図を書いたり、思考を図表などで表現したりすることは苦手としている児 童が多い。また、学習内容の理解を単なる結果としてとらえ、それを話し合いから見い出していくよう な過程を重視しない傾向がある。学級を形式的に二分した少人数指導であるため、普通学級の少人数化 が実際の姿であり、前述の児童の実態に伴う、学習形態での問題はそのまま移行するが、人数が少ない ことで、どの児童にもきめ細かく対応することが可能となる。 本単元を実施するに当たっては、15人による授業展開になる。学習集団が等質ではないため、グル ープ学習を設定することで、お互いに教え合いながら、意欲的に学習に取り組むことができると考える。 また、少人数学習の特質を生かして、理解の度合いに応じて、個別援助をしたり、発展的な課題を与え たりする対応が可能になる。学習内容の理解の速さの違いによって生じる進度の差を明らかにするので はなく、個別に対応して自信を持たせる教師支援、及び、友達と協力して課題に当たっていく場を設定 学 習 課 題 学 習 内 容 時 間 変わり方のようすをわかりや すく表すにはどうしたらよいか 考えよう ○ 変わり方を分かりやすく表す工夫 ○ 折れ線グラフの縦軸と横軸の目盛りの意味 ○ 折れ線グラフの名称 ○ 折れ線グラフの傾きと変わり方の関連 1 変わり方が大きいか 小さい かを調べるにはグラフのどこに 目をつけるとよいのだろう ○ 折れ線グラフの読み取り問題作り ○ 縦軸と横軸の交点の意味 ○ 折れ線グラフの傾きの緩急の表す意味 1 2つの折れ線グラフからどん なことが分かるだろう ○ 同一場面で表された2つの折れ線グラフのそれぞれの 読み取り ○ 同一場面で表された2つの折れ線グラフの変わり方の 比較 1 折れ線グラフをかこう ○ 折れ線グラフのかき方 1 気温の変わり方がもっとよく 分かる折れ線グラフのかき方を 考えよう ○ 変わり方がよく分かる目盛りのとり方 ○ 波線による省略の仕方と長所 1 (本時) 身のまわりにあるいろいろな 折れ線グラフを読み取ろう ○ 身のまわりにあるいろいろな折れ線グラフの例 ○ 身のまわりにあるいろいろな折れ線グラフの読み取り ○ 身のまわりにあるいろいろな折れ線グラフの考察 1

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することにより、ともに学ぶ満足感を持てるように導く教師支援を実践したい。具体的には、グループ 学習のときの机間指導や個別にマルを付けてまわる指導の形態をとることになる。また、特にグループ 学習の留意点として、児童の実態を十分に把握して座席を組むなど、グループ間の差が少なくなるよう に意図的な座席の配置も取り入れなくてはならないと考えている。少人数ゆえにできる指導・支援の形 態を生かしていきたい。 (3)準 備 ① 児童 ア.ものさし イ.はさみ ウ.のり ② 教師 ア.グラフ用紙(目盛り付きと2種類の目盛りの長いもの)イ.台紙 ウ.座席表 (4)展 開 時 間 学 習 内 容 教 師 支 援 導 入 5 把 握 1 追 究 26 1 「1日の気温の変わり方」の表をもとに折れ 線グラフを仕上げる。 2 かき上げた折れ線グラフを見て、気温がどの ように変わったかを話し合う。 ○ 変わり方がよく分からない。 ○ 読み取りにくい。 3 学習課題を確認する。 4 変わり方がもっとよく分かるようなグラフ にするには、どう工夫したらよいかを考え、話 し合う。 ○ 1 マスの大きさを大きくすればいい。 ○ 5目盛りで1度として、1目盛りの表す単 位を細かくすればいい。 5 自分たちの考えた工夫を生かし、折れ線グラ フをグループで協力してかく。 ○ 変わり方は分かりやすくなった。 ○ とても長いグラフになった。 ○ 要らない部分がある。 ・点のうち方を確かめ、グラフのかき方に ついて、必要に応じて個別指導をする。 ・折れ線グラフの特徴を復習した上で、グ ラフを読み取る発問をすることで、変わ り方のようすが分かりにくいことに気づ かせる。 ・気づかないときは、前時の変わり方の分 かりやすいグラフを並べ、比較させる。 ・学習課題を提示する。 ・折れ線の上がり下がりを大きくするため には、1度の変化を大きく表す工夫を考 えるとよいことを必要に応じて助言す る。 ・一人ひとりの考えをノートに書かせ、机 間指導をして把握する。 ・グラフ用紙について、子どもたちの考え をそれぞれ生かすために、1マスの大き さを大きくしたものと1目盛りの表す単 位を細かくした2種類を準備する。 ・グラフの不要な部分に気づいたグループ のつぶやきが出たら、大切に扱いたい。 時こく(時) 午前 8 10 12 午後 4 6 気 温(度) 17 18 19 18 20 21 18 気温の変わり方がもっとよく分かる折れ線グラフのかき方を考えよう A…変化のようすをわかりやすくする ために、1目盛りの表す単位を細か くすることに視点を置き、考えをま とめている。 B…変化のようすをわかりやすくする ために、1マスの大きさに注目し、 考えをまとめている。 (評価①)

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(5)評 価 ① 1目盛りの表す単位を細かくしたり1マスの大きさを大きくしたりして、変化のようすがよく 分かるグラフのかき方について、工夫を考えることができたか。 (活動4のノート記録と授業の一言感想から) ② 表のデータをもとにして、省略できる範囲を考えながら、波線のある折れ線グラフをかくこと ができたか。 (活動7と授業の一言感想から) 練 習 10 整 理 3 6 波線を用いた折れ線グラフのよさを知り、不 要な部分を切り取り、必要な部分のみを貼る。 ・ 波線の記号の意味と使い方 ○ グラフが見やすくなった。 ・ 変化の大きくなったグラフの読み取り 7 練習問題を解く。 ○ 変わり方のよう すを表すのに必要 な部分はどこだろう。 ○ 最大値と最小値から考えよう。 8 本時を振り返り、一言感想をノートに書く。 ○ 変わり方のようすを分かりやすくするた めには目盛りのとり方が大切なんだな。 ○ 波線で省略すると、グラフが見やすくなる ことが分かった。 ・省略の記号としての波線の意味を教え、 不要な部分を切り取って、台紙に貼らせ ることで、グラフが見やすくなったこと を確認させる。 ・1目盛りをいくつにするかをまず考える ように補説する。個別指導が必要な児童 には、1目盛りを1人と表すとよいこと を助言する。 ・本時の授業で分かった学習内容について、 触れて書くように指示する。 入学者数(人) 2002 年 198 2003 年 183 2004 年 206 2005 年 202 A…表からデータの最大値と最小値を 読み取り、自分で目盛りを決めて、 波線のある折れ線グラフをかくこと ができる。 B…表のデータをもとした目盛りのと り方の指示を受け、波線のあるグラ フをかくことができる。 (評価②)

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(度) 午 後 午 前 (時)

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(度) 午 後 午 前 (時)

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(度)

参照

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