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充 実 の 課 外 活 動 で 学 生 生 活 ボ ラ ン テ ィ ア

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Academic year: 2022

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(1)

ス ポ ー ツ ︑文 化 ︑

充 実 の 課 外 活 動 で 学 生 生 活 ボ ラ ン テ ィ ア

ポプラ

(2)

P O P L A R

C O N T E N T S

SPECIAL ISSUE

スポーツ、文化、ボランティア 課外活動で充実の学生生活

数字でみる関学 関学生のいま、むかし〜学生気質の変化をみる

卒業生への就職支援を開始

就職の窓

Photo Library

時計台 ひと 人 ひと

私たちの先生

商学部 柿原正郎ゼミ

Sky Seminar

理工学部教授 片寄晴弘 CAMPUS NEWS

野田正彰教授からのメッセージ クローズアップ 高中部通信

BOOK SELECT

また今度の日曜日 文学部教授・宗教総主事

 田淵 結

2

8

9

10 12

14

15 16

22

23

2006 SPRING No.52

S P ECIAL ISSUE

2 表紙/第4別館

(西宮上ケ原キャンパス)

5月、クスノキの新芽が眩しい。

第4別館には各教室のほか、言 語教育研究センター(言語コ ミュニケーション文化研究科)

と総合教育研究室がある。

ス ポ ー ツ ︑文 化 ︑

充 実 の 課 外 活 動 で 学 生 生 活 ボ ラ ン テ ィ ア

(3)

西

42

37

78

1 7 0

︑青

1

3

  学 生 会 公 認 団 体 に は 体 育 会 と

文 化 総 部 の ほ か ︑ 指 導 部 と 吹 奏

楽 部 ︑ チ ア リ ー ダ ー で 構 成 さ れ

体 育 会 の 試 合 や 大 学 行 事 には 欠

か せ な い 存 在 の 応 援 団 総 部 ︑

80

年 以 上 に わ た り 情 報 を 提 供 し て

き た 新 聞 総 部 ︑ ニ ュ ー ス や コ マ ー

シ ャル ︑映 像 番 組 や ラ ジ オ 番 組

な ど の 作 品 を 制 作 す る 総 部 放 送

局 ︑ス ク ー ル モ ッ ト ー ﹁

M a s t e r y   f o r

  S

e r v i c e  

﹂ を 実 践 す る 宗 教

総 部 が あ る ︒

特  集

3

(4)

  2 0 0 5 年

12

月 現 在 の 公 認 団

体 構 成 員 数 は 男 子 1 7 7 9 人 ︑

女 子 1 1 9 0 人 の 合 計 2 9 6 9

人 ︒ 学 生 数 の 約

17

パ ー セ ン ト に

当 た り ︑

6

人 に

1

人 が 公 認 団 体

に 所 属 し て い る 計 算 だ ︒

  ま た ︑ ス ポ ー ツ や 音 楽 ・ 演 劇 ︑

ボ ラ ン テ ィ ア と い っ た 多 彩 な 活

動 に 取 り 組 む 登 録 団 体︵ 学 生 会

未 公認 団 体 ︶に は 2 1 2 9 人 が 所 属 ︒ 自 治 会 傘 下 団 体

に 属 す る 5 7 5 人 を 合

わ せ る と ︑ 公 認 ︑ 未 公

認 ︑ 自 治 会 傘 下 の い ず

れ か の 団 体 に 属 す る の

は 5 6 7 3 人 で ︑

32

2

パ ー セ ン ト の 学 生 が 何

ら か の 活 動 に 打 ち 込 ん

で い る こ と に な る ︒

  ﹁

N o b l e

  S t u

b b o r n n e s

s ︵

貴 な る 粘 り ︶﹂ ︒ 関 学 体 育 会 は ︑

全 国 の 大 学 で も 珍 し いモ ッ ト ー

を 持 つ 体 育 会 だ ︒

42

部 を ひ と つ

に ま と め ︑ 各 部 の 活 動 が 円 滑 に

進 む よ う サ ポ ー ト す る ﹁ 体 育 会 学

生 本 部 ﹂ で は ︑ 各 部 か ら 選 出 さ れ

た 本 部員 た ち が 忙 し く 立 ち 動 き ︑

若 々 し い 力 が み な ぎ る ︒

  ﹁ 関 学体育 会 は ︑ 結 果 だ け を 求

め る 集 団 で は あ り ま せ ん ︒ 結 果

を 出 す ま で の 過 程 で ︑ 人 間 的 な

成 長 を 大 切 に し て い る の が 特 長

で す ﹂ と ︑ 本 部 長 の 秦 賢 太 郎 さ

ん は 話 す ︒ 剣 道 部 に 所 属 す る 傍

4 体育会学生本部長の秦賢太郎さん

馬術部

主将

(文学部4年生)

岡村邦寛

さん

馬場での練習は朝6時から10時ごろまで、その 後は厩舎で馬の世話や掃除をします。365日 24時間、交代で管理し、えさ代や光熱費などは バイトで稼ぎます。馬との信頼関係が重要な競 技ですから、日ごろから馬をかわいがり、きちんと 手入れをするようにしています。大学から始める 部員がほとんどですが、大会では常に上位入賞 しています。

空手道部

(交換留学生)

アダム・ハリス

さん

けいこは厳しく、それ以外は楽しくと、けじめを重 んじています。有段者も初心者も「もっと強くな りたい」という思いで、心身を鍛錬する毎日です。

米国からの交換留学生、アダム・ハリス君も一 緒にけいこに励んでいますが、熱心で部の雰囲 気にも解け込んでいます。昨年は関西1部に昇 格、勢いに乗って今年は全日本ベスト8を目標に しています。

弓 道部

幹部補佐

(法学部3年生)

藤本 亮

さん

練習は授業の空き時間を中心に毎日行っています。

来年は創始95年・創部90年ということもあり全員、

気合が入っています。部のモットーはスクールモットー Mastery for Service にしたがい「他者を助けん が為にすべからく強き者たれ」。自分たちが勝つこと だけではなく、他の大学にも感動を与えられる弓。人 として強くなるための修練を重ねています。夏の全 日本選手権では男子女子とも目標は日本一です。

(経済学部3年生)

山口恵理子

さん

K W A N S E I G A K U I N U N I V E R S I T Y

主将

(文学部4年生)

稲荷亮太

さん

(5)

ら ︑

2

年 生 の 春 か ら 本 部 員 と な

り ︑ 昨 年

11

月 に 本 部 長 に 就 任 し

た ︒ 代 々 受 け 継 が れ て き た 金 バ ッ

ジ が 襟 元 で 鈍 く 光 る ︒

  体 育 会 学 生 本 部 は 関 西 大 学 と

の 対 抗 戦﹁ 総 合 関 関 戦 ﹂︵

21

ペ ー ジ

参 照 ︶を は じ め ︑ 卒 業 式 の 日 に 体

育 会 の 発 展 に 寄 与 し た 優 秀 選 手

に 授 与 す る 体 育 会 功 労 賞 ︑ 全 国

や 関 西 制 覇 し た 団 体 や 個 人 を 表 彰 す る 大 学 祭 の 覇 業 交 歓 な ど の

実 施 に 携 わ る ︒ 各 部 の 要 請 を 受

け て 動 く 場 合 も 多 く ︑ 最 近 で は

廃 部 の 危 機 に 直 面 す る 部 の 部 員

勧 誘 に 奔 走 し た ︒

  校 歌 す ら 覚 え ず に 卒 業 し て い

く 学 生 が い る 中 ︑﹁ 関 学 に 入 っ た

と い う 意 識 を 持 ち ︑ 学 校 を 好 き

に な る 一 番 の 方 法 が 体 育 会 に 入

る こ と ︒ そ し て ︑ 苦 し い こ と を と

も に 乗 り 越 え 本 当 の 仲 間 ︑ 友 達

に な れ る ﹂ と ︑ 体 育 会 の 良 さ を 語

る 秦 さ ん ︒ 自 身 も ﹁ 部 活 動 ︑ 本 部

活 動 を 通 じ て 大 勢 の 人 と 交 流 し ︑

学 び ︑ 一 生 も ん の 友 達 が で き ま し

た ﹂ と 言 い 切 っ た ︒

  生 涯 の 友 に 巡 り 合 え

る の は ︑ 文 化 総 部 も 同

じ ︒

37

の 文 科 系 ク ラ ブ

で は ︑ 学 術 研 究 や 音 楽 ︑

美 術 ︑ 伝 統 文 化 な ど ︑

自 ら の 興 味 に 応 じ て さ

ま ざ ま な 文 化 活 動 を 展

開 し ︑ 自 己 表 現 や 自 己

特  集

5

ラ ク ロス部

男子主将

(経済学部4年生)

佐野 弘

さん

男子は「地上最速の格闘球技」といわれスピー ディーでパワフル、女子も華麗さの裏に激しさを 秘めています。大学からの新しいスポーツで、み んな同じスタートラインから切磋琢磨できるのが 魅力ですね。体育会になって歴史が浅いため、

部員一同、自覚と責任ある行動に努め、男子は

「挑」、女子は「『1』にこだわれ」を合言葉に日 本一をめざしています。

グリークラブ 関西学院

部長

(法学部4年生)

佐藤信夫

さん

演奏会やリサイタルで万来の拍手を浴びると 練習のしんどさも吹っ飛びます。しかし、日本最 古の歴史を誇り、かつては150人以上いた部員 も今では40人ほどに。そこで今年は心機一転、

40余年ぶりに全国合唱コンクールに出場し、優 勝をめざします。今後も古き良き伝統は大事にし つつ、時代の流れに合わせて変えるべきは変え ていこうと考えています。

(経済学部4年生)

神田紀子

さん

女子主将

能楽部

部長

(社会学部3年生)

山内俊一郎

さん

普段は和室で練習し、月2回、観世流の先生に けいこをつけていただきます。シテ(演者)と地謡 に分かれ、レパートリーは「高砂」「羽衣」など約 30作品。年に数回、神戸や大阪の能楽堂で披 露しています。競ったり点数が付いたりしないの で、自らの思うまま理想を追求できるのが魅力で す。姿勢が良くなり、礼儀作法なども身に付ける ことができます。

K W A N S E I G A K U I N U N I V E R S I T Y

E.S.S.部長の片山智宏さん

(6)

の 向 上 を め ざ し て い る ︒

﹁ 文 化 部 は 一 人 ひ と り の 個 性 を 伸

ば せ る 活 動 が で き る ︒ い ろ ん な

人 が 輝 け る 場 で す ﹂ と 片 山 智 宏 さ

ん は 話 す ︒

  片 山 さ ん が 部 長 を 務 め る 英 語 研 究 部︵ E ・ S ・ S ・ ︶は 昼 休 み ︑ 日

本 庭 園 に 集 ま り 英 語 で 会 話 を 楽 し む ︒ 放 課 後 に は ス ピ ー チ ︑ デ ィ

ベ ー ト ︑ デ ィ ス カ ッ シ ョ ン ︑ シ ン

ポ ジ ウ ム の 四 つ の セ ク シ ョ ン に 分

か れ て 英 語 力 を 磨 く ︒ 単 に 語 学

力 の 向 上 だ け で な く ︑英 語 の 教

師 に な り た い ︑ デ ィ ス カ ッ シ ョ ン

を 通 じ て コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力

を 身 に 付 け た い な ど ︑ 個 々 が 将

 常に日本一を目標に戦い、多くのファンを持つアメリカンフットボ ール部ファイターズ。170人の大所帯の運営は監督やコーチはも ちろん、マネージャーやトレーナー、分析ス タッフなどの働きに負うところが大きい。

 「中高は何もしてなかったので、大学で はぜひ何かに打ち込みたいと思った」と、

商学部4年生の高橋絢子さん。関学とい えばファイターズ。自らマネージャーを志 願して門をたたいた。

 当初はルーティンワークを覚えるので 精一杯、2・3年生はチケット販売とユニ フォーム管理を、今年は会計を担当する。

ほかにもホームページの管理やグッズ販 売、ビデオ撮影と、マネージャーの仕事は 幅広い。

 「責任が大きく、やりがいを感じます。

直接勝敗にかかわれなくても、チームが 勝つために自分はどう動けばいいのかを 常に考えておくことが大切です」

 5年ぶりの学生日本一に向け、気合は 選手に負けていない。

 一方、けがのためにプレーヤーを断念、裏方に 回るケースもある。ラグビー部のフォワードとして 活躍していた経済学部4年生、園田修之さんは 首の故障が原因で今年から主務に転向した。他 大学と交渉して試合日程を組んだり、予算をにら みながら備品の購入を決めたり。プレーだけに集 中できた選手時代とは異なり、常にクラブ全体を 見渡す広い視野が求められる。

 OBなどいろいろな人と交流する機会が増え、

「クラブが大勢の人に応援されていることにあら ためて気付かされた」。また資料の作成などを通 じて、学校の指定強化クラブ認定にもかかわるこ とができた。今は、選手と主務の両方を経験でき ることに喜びを感じているという。

 「監督やOBの方に『主務はクラブの顔。強い チームには必ずいい主務がいる』と言われました。

そうなれるように頑張りたいです」

自 信 と 誇 り を 持 っ て 強 豪 チ ー ム の 活 動 を 支 え る

6

「クラブに入ったこと で誇れるものができ た」と高橋さん。「性 格も図 太くなりまし た」と笑う

献血実行委員会 宗教総部

(社会学部3年生)

小笠原由乃

さん

誰かが協力することで助けられる命のために、

献血週間を設けて中央芝生横に献血車をとめ 協力を呼び掛けています。スポーツのように目標 を決めたり、結果が目に見えるわけではありませ んが、命を支える一人に加われたこと、人のため に頑張れる自分に気づいたことがうれしいです。

献血を大切に思う気持ちが相手に伝わった時、

やっていて良かったと思います。

大学選手権1回戦突破を めざし、「選手がいい環境 で練習できるようにしたい」

と園田さん

K W A N S E I G A K U I N U N I V E R S I T Y

委員長

(7)

来 の 夢 に 向 か っ て 切 磋 琢 磨 し て

い る と い う ︒

  部 員 数 は ︑ 文 化 総 部 で は 最 も

多 い 1 1 4 人 ︒当 然 の こ と な が ら ︑

守 ら な け れ ば な ら な い 決 ま り 事

や 約 束 事 も 多 い ︒

﹁ 規 律 を 守 る の は 社 会 に 出

て か ら も 大事 ︒ 高 校 と 社会

の 中 間点 で あ る 大 学 で 規律

を 守 り な が ら 活 動 す る の に

慣 れ て お け ば ︑ 将 来 に と っ

て も 有 益 だ と 思 い ま す ﹂

  関 西 学 院 大 学 で は ︑ こ れ

ら 学 生 会 公 認 の ス ポ ー ツ ・

文 化 活 動 団 体 を 対 象 に ︑ 今 年 か ら ﹁ 指 定 強 化 ク ラ ブ ﹂ の 認

定 制 度 を ス タ ー ト ︒ 応 募 の あ っ

22

団 体 か ら ア メ リ カン フ ッ ト

ボ ー ル 部 ︑ ラ グ ビ ー 部 ︑ 陸 上 競

技 部︵ 駅 伝 競 技 ︶︑ サ ッ カ ー 部 ︑

吹 奏 楽 部 の

5

団 体 を 選 定 し た ︒   こ の 制 度 は ︑ 課 外 活 動 の さ ら

な る 高 度 化 を め ざ す と と も に ︑

学 生 や 教 職 員 ︑ 同 窓 生 ら の 母 校

愛 の 醸 成 や 大 学 の 知 名 度 向 上 に

寄 与 で き る 団 体 を 指 定 し ︑ 支 援 ・

強 化 を 図 る の が 目 的 ︒ 対 象 団 体

に は ︑ 今 年 度 か ら

3

年 間 に わ た っ

て 活 動 支 援 費 を 交 付 し ︑ 大 学 と

し て 重 点 的 に 支 援 す る ︒

特  集

7

人形劇団 デク

部長

(社会学部3年生)

大歳千尋

さん

児童館や幼稚園などの依頼を受け、年間6、7 回、公演しています。脚本作りから人形の洋服 や小道具の制作、さらに読み合わせと準備期 間は2カ月以上ですが、仲間と協力して作品を 仕上げていくのは楽しく、毎日の練習も苦になり ません。公演後、子どもたちが人形をさわりに来 たり、お年寄りから「ありがとう」の言葉を聞くとす ごくうれしいです。

エ コ ・ハビタット 関西学院

会長

(総合政策学部3年生)

増田好美

さん

居住問題に取り組むNGOの学生支部として、

フィリピンや韓国で現地の人々と交流しながら 住居の建設に取り組んでいます。自分が積み上 げたブロックが家になっていくのは楽しいし、感 動します。今年は活動開始から10年。なれあ いになりつつある中で、学生主導をもう一度見 直し、学生らしい発想で自分たちにできることを やっていきたいと思います。

ラ グ ビーサークル

K.G.CHAPPIES

主将

(理工学部3年生)

松尾林太郎

さん

神戸三田キャンパスの学生を中心に、上ケ原 や他大学からもメンバーが集まり、週3回練習し ています。年2回のリーグ戦のほか、夏休みの 東西交流などに参加することもあります。経験 者もいれば初心者もおり、個々の目的もそれぞ れですが、今年はもう少し勝つことにこだわりな がら、しかもみんなが満足できるよう厳しく、楽しく 活動していきたいです。

K W A N S E I G A K U I N U N I V E R S I T Y

(8)

関学生 のいま むかし

〜学生気質の変化をみる

いまの学生は昔と比べてどうなんだろう?

総合教育研究室では2、3 年に1度、

アンケートによって学生の生活の実態などを調べ、

「カレッジ・コミュニティ調査基本報告書」にまとめている。

調査はさまざまな角度から行われているが、

ここではその一部を紹介。初回(1976 年度調査)と 最新分(2004年度)とを比較し、学生気質の変化を追った。

8

数字 でみる 関学

※質問・回答の表記およびその数値は 一部補正しているため、

上記報告書のデータとは異なる。

回答 1976 年度 2004 年度 教養や視野の拡大 30.7% 30.0%

専門知識、技術の修得 11.6% 14.3%

就職に有利 8.2% 13.2%

青春を楽しむ 17.3% 7.4%

将来の安定した生活 3.4% 7.3%

就職に必要な勉強をする 3.4% 6.4%

皆が行くから 4.0% 4.8%

学問研究 5.1% 4.4%

立派な人格形成 4.9% 2.7%

その他 11.4% 9.5%

質問 1 大学 思った理由 に進学しようと

質問 2

人 の くらし方について、

あなたの気持ちに一番 近いものは (自分のめざすくらし方)

2004 年度 家族や友人といった人間関係を

大事にしていく 36.8%

経済的により豊かなくらしをめざす 17.2%

自分の技能や能力を伸ばしていく 16.8%

心と体の健康を大切にする 11.4%

社会の役に立つような事をする 7.7%

1976 年度 金や名誉を考えずに、

自分の趣味にあったくらし方をする 46.5%

その日その日をのんきに

クヨクヨしないでくらす 16.2%

一生懸命働き、金持ちになる 9.0%

世の中の正しくないことを押しのけて、

どこまでも清く正しくくらす 5.1%

まじめに勉強して、名をあげる 4.4%

番外編

上位ベスト5

関学 生の授業出席率

(9)

  関西学院大学は今年度から卒

業生を対象にした就職支援プロ

ジェクトを始める︒性別や年齢

を問わず再就職や転職を希望す

る卒業生を積極的に支援︒生涯

を保証する大学の実現に向けて

本腰を入れる︒

  プロジェクトでは第二新卒や︑

結婚や転勤などの事由で退職

した人などを主な対象として募

集︒単に登録して連絡を待つだ

けの一般的な職業紹介や派遣登

録とは一線を画し︑卒業生のキ

ャリアアップ支援に力を入れる︒

生涯学習の一環として位置づけ︑

講義や教育プログラムを充実さ

せ︑資格取得も目指す点が特徴︒

日本の大学では先駆的な取り組

みになる︒

  今回は第一弾として︑金融関

連に強い人材サービス会社のア

ーティス株式会社の協力を得て︑

日系・外資系銀行︑証券︑保険︑

運用会社などの金融機関への就

職・転職を目指す﹁金融業界プロ

グラム﹂を始める︒

  プログラムは︑﹁導入時研修﹂

﹁資格取得﹂﹁キャリアコンサル ティング﹂﹁就職先紹介﹂の流れ

で進む︵上図参照︶︒

  参加者はまず関学教員などを

講師とした金融業界への就職に

向けた導入時研修を受ける︒講

義は大阪と東京でそれぞれ開か

れる予定︒

  次に

2︑ 3カ月かけてイン

ターネットを利用した遠隔授業

︵ e - l

e a r n i n g ︶

を受ける︒証券

外務員二種やファイナンシャル

プランナー︵FP︶など金融業

界で働くのに必要な資格の取得

を目指す︒

  その後アーティス社に派遣・

紹介登録︒必要に応じて同社専

門スタッフによるコンサルティ

ングを受け︑本人の希望や能力 に応じた就職先が具体的に紹介

される︒

  春と秋の

2回に分けて︑希

望者を募る︒プログラム期間

は春秋ともに

1年間︒参加費

e - l e a r n i n g 受

講料を含め

1万 8千円︒特典として大学

図書館や学内のパソコンが利

用できるほか︑教務部の提供

するエクステンションプログラ

ムの各講座が学生と同じ格安

料金で受講できる︒詳細は教

務部生涯学習課ホームページ

h t t p : / / w w w . k w a n s e i . a c . j p / c l a s s m a t e / s h u s h o k u s h i e n . h t m

参照︒問い合わ l ︶を

せは同課︵20798・

54・68

92︶まで︒

 就職部は今春キャリアセンターに改組 し、西宮上ケ原キャンパスの事務室もリ ニューアルしました。学生の就職相談に より応じやすいようにブースを設置。エン トリーシートや履歴書の書き方、インター ンシップなど就職活動や進路の相談など、

学年を問わずご利用ください。

9

キ ャ リ ア セ ン タ ー が 始 動

就職 窓 卒業生への就職支援を開始

[導入時研修]

プログラムイメージ

関西学院大学

春季 秋季

4月 10月

5月

11月 10月

アーティス 株式会社 講座と

オリエンテーション

(大阪・東京)

e-learning(2〜3カ月)

登録

紹介・派遣

4月 3・2級 FP

証券外務員二種 簿記3級

専門のスタッフによるコンサルティング

[就職準備]

申し込み

(10)

Kwansei Gakuin Architecture

10

時 計台 Photo Library

 いつの時代も関学の シンボル 時計台。正 面には Mastery  for  Service のスクールモ ットーを刻むエンブレム が掲げられている。W. 

M.ヴォーリズは正門、中 央芝生、甲山山頂と時 計台が一直線に並び、

キャンパスの軸線とな るよう設計した。時計台 は永きにわたり図書館 として使 用され、学 生 の勉学の場となってい たが、9 7 年の新 大 学 図書館竣工後は事務 室、展示室としても使わ れてきた。現在1階は学 院史編纂室、インターナ ショナルルーム、2階は 大学院生の共同研究 室として使われている。

時代を超えて

愛される関学のシンボル。

時計台は未来へと 時をきざむ。

関西学院創立者 W.R.ランバスの胸 像が静かに佇む

(11)

Kwansei Gakuin Architecture

設計:W.M.ヴォーリズ/ヴォーリズ建築事務所 竣工:1929年3月

構造:鉄筋コンクリート造 規模:地上2階、一部地下1階

11

(12)

  ﹁ 今 の 時 代 に 合 っ た 応 援 団 を 築 き た い ﹂︒ 第 み を 語 る ︒

60

代 応 援 団 総 部 団 長 は 意 気 込   本 職 は 吹 奏 楽 部 所 属 の ト ラ ン ペ ッ ト 奏 者 ︒応 援 団 は 指 導 部 ︑吹 奏 楽 部 ︑チ ア リ ー ダ ー 部 の 三 部 で 構 成 さ れ ︑団 長 は 基 本 的 に 指 導 部 か ら 選 ば れ る ︒し か し ︑

指導部 の 部員 が い な い た め ︑大役 が 回 っ て き た ︒

4

年 生 に   楽 器 を 使 っ た 応 援 は 慣 れ た も の だ が ︑学 ラ ン を ま と い 演 舞 を す る の は 初 め て ︒自 分 の 動 き を ビ デ オ に 撮 り な が ら 練習 に 励 ん で い る ︒

  目 下 の 悩 み は 慢 性 的 な 部 員 不 足 ︒新 人 勧 誘 は 緊 急 課 題 だ ︒﹁ 厳 し い 面 も あ る け ど ︑応 援 し た 人 か ら﹃ あ り が と う ﹄と 感 謝 さ れ た と き の 充 実 感 は 言 葉 で は 言 い 表 せ な い ︒少 し で も 興 味 の あ る 方 は 部室 を の ぞ い て く だ さ い ﹂   荒 川 静 香 選 手 の 金 メ ダ ル で 盛 り 上 が っ た 今 冬 の ト リ ノ 五 輪 ︒世 界 で も ト ッ プ レ ベ ル の 選 手 が ひ し め く 日 本 女 子 フ ィ ギ ュ ア ス ケ ー ト 界 で ︑国 体

4

位 ︑全 日 本 学 生

来 ﹂の 結果 を 残 し た ︒

8

位 な ど 昨 季 は﹁ 自 分 で も 上 出   母 の 知 人 が ス ケ ー ト 教 室 を 開 き ︑そ の 生 徒 集 め を 母 に 依 頼 ︒﹁ 結 局 誰 も 見 つ か ら ず ︑弟 と

に そ の 楽 し さ の と り こ に な っ た ︒ で 入 会 す る こ と に な っ た ﹂と 苦 笑 す る ︒で も す ぐ

2

人   国 内 の 盛 り 上 が り と は 逆 に ス ケ ー ト リ ン ク の 閉 鎖 が 続 く ︒練 習 場 所 の 確 保 は 困 難 を 極 め ︑自 宅 か ら 約

を バ ネ に 学生最後 の シ ー ズ ン に 臨 む ︒ 動 時 間 に 本 を 読 む よ う に な っ た ﹂︒ 逆 境 厳 し い が ︑﹁ 精 神 的 に 強 く な っ た し ︑移 け て リ ン ク に 通 っ て い る ︒現 状 は 確 か に

2

時 間 半 か

勉学に、スポーツに、趣味に─。

さまざまな分野で一生懸命に頑張るKGピープルたち。

きらきらと輝く横顔を紹介する。

砂岡真典

さん

法学部4年生

梅谷友紀

さん

商学部4年生

12

学 ラ ン ま と い 演舞 の 練習 団長 は 吹奏楽部 の ト ラ ン ペ ッ タ ー 満 足 な 結 果 を 残 し た 昨 シ ー ズ ン 逆 境 乗 り 越 え リ ン ク に 舞 う

(13)

  ﹁ 契 約 も 徐 々 に 増 え ︑よ う や く 軌 道 に 乗 り 出 し た ﹂︒ 昨 年

た ︒ 込み に ︑神 戸 市 内 の 賃 貸 不 動 産 会 社 を 駆 け 回 っ 立 ︒こ の 半 年 間 は ︑独 自 開 発 し た シ ス テ ム の 売 り

9Will Brand

月 に ㈱ ︵ 神 戸 市 ︶を 設   社 員 は す べ て 学 生 ︒当 初 は 信 用 力 の 乏 し さ か ら 営 業 先 で 門 前 払 い に 遭 う な ど ︑現 実 の 厳 し さ を 痛 感 す る 日 々 が 続 い た ︒初 め て 契 約 が と れ た と き は﹁ と び 上 が る ほ ど う れ し か っ た ﹂︒

  現 在 は 尼 崎 か ら 明 石 の 一 部 ま で 約

圏 へ の 事 業 拡 大 を 成 し 遂 げ た い ﹂と 意 気 込 む ︒ 神 間 で 収 益 を 確 保 し ︑早 期 に 大 阪 進 出 ︑関 西 の 物 件 情 報 を 管 理 し て い る ︒﹁ ま ずは 地 元 阪

1

万 件

  悩 み は 人 手 と 時 間 不 足 で ︑学 業 と の 両 立 に も 苦 心 す る ︒﹁ 意 欲 の あ る 学 生 で あ れ ば ど ん ど ん 来 て ほ し い ﹂と 呼び か け て い る ︒   ﹁ 自 分 は ア マ チ ュ ア で 二 流 だ と 思 っ て い た ︒だ か ら び っ く り ﹂︒﹁ 文 學 界 ﹂︵ 文 藝 春 秋 社 ︶の

光 を 浴び た ︒ 間 模 様 を 描 い た﹃ テ デ ィ・ ベ ア ﹄が 選 ば れ ︑一 躍 脚 期 同 人 雑 誌 優 秀 作 に 熊 の 縫 い ぐ る み を め ぐ る 人

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年 下 半   高 校 生 と 中 学 生 の 母 ︒家 事 ・ 育 児 の 合 間 に 執 筆 活 動 を 続 け る 一 方 で ︑自 宅 や 地 域 の 小 学 校 な ど で ト ー ル ペ イ ン ト 教 室 も 開 い て い る ︒今 作 は 関 学 文 芸 部 の O B ・ O G で 刊 行 す る﹁ 別 冊 關 學 文 藝 ﹂︵ 第

い る 姿 を 伝 え た か っ た ﹂ た ち が ︑悩 み を持 ち な が ら も何 と か 生 き て き な い ち ょ っ と 病 的 な 側 面 を 持 つ 登 場 人 物

30

号 ︶に 掲 載 ︒﹁ 社 会 に う ま く 適 応 で   ﹁ 夢 に 向 か っ て 努 力 を 続 け て い れ ば い つ か か な う ︒次 は 自 分 の 本 を 出 せ る よ う に 頑 張 り ま す ﹂

ひと   ひと 人

西山直隆

さん

商学部3年生

浅田 (阿形) 厚美

さん

1986年社会学部卒

家事や子育ての合間に 小説 を執筆 努力を続ければ夢はかなう 不動産物件管理システムを 開発 関西圏 へ の事業拡大を

13

同社の詳細はホームページ

(http://willbrand.jp)参照

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  柿原ゼミではゼミの研究テーマから進め方まで︑すべて学生が相談して決め︑運営しています︒ゼミ長もいません︒全員が意見を出してとことん話し合います︒

3年生の春学期では全員が一

つのビジネスプランを作成しました︒私は最近の子どもたちの遊びをテーマに︑ゲーム機ばかりでなく外に飛び出して行ってみんなと一緒に遊ぶ︒その中にビジネスモデルを作ることを発案しました︒玩具メーカーとタイアップしたり︑託児所などお母さんのスペースも作ったりと︒ゼミのみんなから率直な意見を受け︑改善を重ねて仕上げていきました︒完成したとき は達成感がありましたね︒そのほか﹁化粧品のサンプルのビジネス﹂や﹁企業の社会貢献活動支援﹂など︑どれも内容の濃いビジネスプランでした︒優秀なプランは学外のコンテストに応募︑そのうち一人が﹁学生ベンチャー支援事業﹂︵上月スポーツ・教育財団主催︶努力賞を受賞しました︒  柿原先生はゼミの運営は学生に任せつつ︑困ったときにはすぐに助言︑投げかけた疑問には的確に応えてくれます︒怒るときは怒る︑盛り上がる時は誰よりも盛り上がるとメリハリがあるところが魅力です︒私も柿原ゼミで新しいことに目を向けていくうちに自分の中に社会に向けたアンテナを持つようになりました︒よくよく注意して見てみれば︑自分の周りに﹁ん?何かおかしい﹂と思うものがゴロゴロ転がっている︒それがインターネット・ビジネスなどにつながっていくのかなと思うようになりました︒このゼミで出会った仲間はみんな個性的でとにかくパワフル︑お互 いに刺激を与えながら成長していると思います︒︱学生たちへ

  ゆったりまったりした学生生活も悪くないとは思いますが︑せっかくの大学生活なのですから︑何にでも貪欲にガツガツと取り組む姿勢を忘れてほしくないですね︒私の学生時代は︑体育会のクラブに

上に精を出しました︵笑︶︒ られた時間のなかで遊びにも人並み以 みも春休みもありませんでしたが︑限 した︒月曜日以外は毎日練習で︑夏休 4年間ドップリの生活で   毎日忙しく過ごし続けていると︑本当にいろんなことを体験できます︒﹁やりたいことがあり過ぎて困る

 !!

1

24時間じゃ足りない

います︒ な学生生活を送ってもらいたいと思 !!﹂というよう

︱今後の目標は

  IT産業やネットビジネスにおける経営戦略が私の専門です︒いまは昨今続々と登場するネットサービスのビジネスモデルについて研究しています︒ネット上の音楽配信や映像配信サービスが︑既存の音楽・映像ビジネスの常識や枠組みをことごとく覆していく様はまさにダイナミックの一言です︒

  そうした変化の激しい分野の現象をアカデミックに研究することは実はとても難しいのですが︑理論と実務の両方に貢献できるような戦略フレームワークを構築することを目指して︑いま各種の実証研究を進めています︒

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Our Favorite Professor

かきはら・まさお 兵庫県明石市出身。専門は経営情報シ ステム論。関西学院大学経済学部卒、ロンドン大学(LSE)

情報システム学科修士課程(2000年)、博士課程(2003 年)修了。民間コンサルティング会社勤務、LSE情報システ ム学科リサーチアシスタントを経て、2003年から関西学 院大学商学部専任講師。デジタル化とネットワーク化の進 行による企業の経営戦略の変化について研究を進める。

商学部

柿原正郎ゼミ

ネ タ は 意外 と 身近 に イ ン タ ー ネ ッ ト・ ビ ジ ネ ス の

(      ) 山田千裕

商学部4年生さん

先生からひと言

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  た と え ば ︑ ふ と 思 い つ い た 鼻 歌 を バ ッ ハ 風 に も コ ル ト レ ー ン 風 に も 自 在 に ア レ ン ジ で き た ら ど う だ ろ う ︒ 音 楽 好 き に は き っ と た ま ら な い ︒ そ れ を 実 現 す る た め に ︑ い ま ︑ 音 楽 の 特 徴 を 転 写 ︑ す な わ ち ﹁ 真 似 ﹂ す る た め の シ ス テ ム 開 発 を 手 が け て い る ︒

  音 楽 に 限 ら ず ︑ デ ザ イ ン の 特 徴 は 言 葉 で 説 明 す る よ り も ︑ 実 際 の 事 例 を 参 照 し た 方 が は る か に 容 易 で あ る ︒ 職 業 的 な デ ザ イ ン 分 野 ︑ 特 に コ ン テ ン ツ 制作 の 場 面 で も ︑﹁ ス タ ン リ ー ・ キ ュ ー ブ リ ッ ク 後 期 作 品 の シ ー ン 展 開 ﹂﹁ ビ ー ト ル ズ の あ の 編 曲 ﹂ な ど と ︑ 具 体 的 な 事 例 を あ げ て デ ザ イ ン イ メ ー ジ の 伝 達 ・ 共 有 を は か る こ と が 多 い ︒ こ う し た 人 間 の 作 業 を 計 算 機 処 理 に よ っ て 代 替 す る シ ス テ ム の 開 発 を 目 指 し て い る の だ ︒ 実 現 し た ら ︑ た と え ば 鼻 歌 を パ ソ コ ン に 入 力 し ︑﹁ こ ん な 感 じ ﹂ と い っ た 具 体 的 な 目 標 事 例 を 示 す こ と で ︑﹁ マ イ ル ス ・ デ イ ビ ス っ ぽ い ソ ロ で 始 め て ︑ ビ ッ グ バ ン ド の 盛 り 上 が り で 締 め く く る ﹂ と い っ た 音 楽 の デ ザ イ ン が で き る よ う に な る ︒ ユ ー ザ は 専 門 的 な 知 識 を 持 ち 合 わ せ て い な く て も ︑ 自 分 が 思 い 描 く イ メ ー ジ の 音 楽 を 創 る こ と が 可 能 と な る の だ ︒

  楽 譜 や M I D I と い っ た 客 観 的 な デ ー タ 記 述 だ け で な く ︑ 拍 節 構 造 ︑ 和 声 ︑ フ レ ー ズ な ど の よ う に ︑ 受 容 者 や 創 作 者 の ナ イ ー ブ な 知 覚 ・ 認 知 に か か わ る 部 分 を モ デ ル 化 し ︑ 検 索 が で き る よ う に デ ー タ ア ー カ イ ブ 化 す る ︒ ま た ︑ 音 楽 は 最 終 的 に は 音 の 波 と し て 聴 覚 に 投 影 さ れ る 時 系 列 芸 術 で あ る ︒ 流 し の ギ タ リ ス ト が 即 興 で 伴 奏 で き た り ︑ カ ラ オ ケ で 知 ら な い 曲 で も 何 と な く 歌 え た り す る の は ︑ 人 間 に 先 行 す る メ ロ デ ィ か ら 後 続 音 や 和 声 ︑ フ レ ー ズ 構 造 を 捕 ら え る ﹁ 予 測 能 力 ﹂ が あ る か ら だ ︒ 転 写 ︵ 真 似 ︶ の 確 度 を あ げ る た め に は ︑ こ の 予 測 能 力 を 有 し た ﹁ 人 工 の 音 楽 的 な 頭 脳 ﹂ の 開 発 も 不 可 欠 で あ る ︒ こ の 研 究 で は ︑ 音 楽 テ イ ス ト 変 換 シ ス テ ム や 名 演 奏 追 体 験 シ ス テ ム な ど に よ っ て ﹁ 能 動 的 音 楽 鑑 賞 ﹂ の 世 界 を 拓 く ほ か ︑ 音 楽 ロ ボ ッ ト の 頭 脳 の 実 現 に も 関 連 づ け て ゆ く ︒

  研 究 が 進 ん で も ︑ お そ ら く 音 楽 シ ス テ ム ・ ロ ボ ッ ト が 人 間 を 超 え る こ と は で き な い だ ろ う ︒﹁ こ の 曲 が 好 き ﹂﹁ あ の 人 の 演 奏 が 好 き ﹂ と ︑ 理 屈 で な く 言 え る と こ ろ が ︑ 人 間 の 凄 さ で あ る ︒ そ の 凄 さ に 一 歩 で も 近 づ き ︑ ア マ チ ュ ア 音 楽 家 が よ り 創 造 的 な 楽 し み を 享 受 で き る シ ス テ ム を 開 発 し た い ︒ バ ン ド 少 年 だ っ た 頃 と 同 じ 楽 し さ を 感 じ な が ら ︑ 研 究 を 進 め て い る ︒ 自 在 に デ ザ イ ン す る シ ス テ ム ︑開 発 中 あ な た も 音 楽 プ ロ デ ュ ー サ ー に

Sky Seminar スカイセミナー

かたよせ・はるひろ 専攻は音楽情報処理、感性情報処理。大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程後期課程修了。㈶

イメージ情報科学研究所主任研究員、和歌山大学システム工学部助教授等を経て現職。代表を務める研究「時系列メデ ィアのデザイン転写技術の開発」が科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業に採択され、5年で約4億円の研究費 を受託。著書に「自己実現」(岩波書店、共著)など。元バンド少年、そしてフィギュアスケートで国体出場という経歴も。

理 工 学 部 教 授 片 寄 晴 弘

※日本航空グループの機内誌『Skyward』に年8回掲 載する関西学院の企画広告を転載したものです。

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  関 西 学 院 大 学 は 2 0 0 8 年 に 新 設 の 学 部 ﹁ 人 間 福 祉 学 部 ﹂ を 設 置 す る 計 画 を ま と め た ︒ 三 つ の 学 科 ︵ 社 会 福 祉 学 科 / 入 学 定 員 1 3 0 人 ︑ 社 会 起 業 学 科 /

グ ラ ウ ン ド ︵ 第 上 ケ 原 キ ャ ン パ ス の か ら 構 成 さ れ ︑ 西 宮 間 科 学 科 / 1 0 0 人 ︶

70

人 ︑ 人 る予定︒ 建 物 に 本 拠 地 を 構 え ー ル ド ︶に 建 設 す る 新

1

フ ィ

  現 在 の 社 会 学 部 社 会 福 祉 学 科 を 大 き く 拡 充 し つ つ ︑ さ ら に 関 学 の ス ポ ー ツ 科 学 ・ 健 康 科 学 領 域 を 融 合 す る 人 間 福 祉学部は ﹁人間﹂ とその生活環境 と し て の ﹁ 社 会 ﹂︑ そ し て そ の ﹁交互作用﹂ の中で生じる福祉ニ ー ズ を は じ め と す る さ ま ざ ま な 生 活 課 題 へ の ソ リ ュ ー シ ョ ン を 見 い 出 し 提 供 で き る 専 門 的 人 材 と ︑ 市 民 と し て 地 域 お よ び 国 際 社 会 の 福 祉 向 上 に 貢 献 す る 人 材 を養成することを目指す︒

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人 間 福 祉 学 部 2 0 0 8 年 に 設 置 を 計 画

 アメリカンフットボール部の拠点と なる新グラウンドが第3フィールドの 一角に完成し、4月1日に記念式典が あった。2003年の夏合宿中に急逝し た故平郡雷太さん(当時22歳)を偲 ぶ記念樹も、新グラウンドを見下ろす 土手に移された。柏木佑介主将は「質 の高い練習をして、学生トップである ことを約束する」と宣誓。日本一奪還 に向け意欲を示した。

アメフット新グラウンド竣工

 20 06 年度の大学入学 式(春 学 期)が4月3日、午前と午後の2回に 分けて西宮上ケ原キャンパスの総合 体育館で開かれた。桜が美しい穏 やかな春の日に初登校した4,440人 の新入生が校歌「空の翼」を斉唱。

「知識と品格のある人間性を養い、

勉学に励んでほしい」という平松一 夫学長の式辞を真剣な眼差しで聞 いていた。

 大学院入学式は4月1日に行われ、

博士課程前期課程に341人、後期課 程54人、専門職学位課程(司法研究 科・経営戦略研究科)266人がさら なる研究の道へと進んだ。

大学入学式を開く 初等部長 (校長・予定者) に

磯貝曉成氏が就任

新建物のイメージ

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感 情 を 言 葉 に す る

教授

﹁我が子が携帯メールやインターネットばかりやっていて︑あまり話をしません﹂

 JR 西ノ宮 駅 が正 式に関 西 学 院

(西宮上ケ原キャンパス)の「最寄り 駅」となり、この4月から通学定期券 が購入できるようになった。

 これまで同キャンパスの「最寄り 駅」は阪急甲東園、仁川の両駅のみ で、例えば滋賀県内や加古川・姫路 方面から通う学生は、大阪や三宮で 阪急電鉄に乗り換えるのが一般的 だった。

 大学は昨年からJRと交渉を進め、

今年度から正式に同駅が「最寄り駅」

に認められた。同駅発のバスの時間 をうまく合わせれば、通学時間が大 幅に短縮される見込み。

 元テレビ東京アナウンサーで、現 在はフリーの八塩圭子さんが商学部 助教授に就任し、4月11日に初講義 を行った。300人の学生を前に「多く の学生さんの前で、90 分間話し続け るのは疲れます。アナウンサーとして 話すこととは訳が違う」と話しながら も、充実した表情を見せていた。

 担当する科目は、

企業と消費者の行 動を扱うマーケティ ング・コミュニケー ションやメディア戦 略などで1年生対象 のゼミも受け持つ。

 若い人は感情をそのまま出すこ

とも︑生の感情が入ってくることも

拒絶する傾向があるのではないで

しょうか︒子どもの頃から社交的

なルールだけを身につけて︑表面的

に人とつきあおうとする︒その結果︑

他者との感情的な関わりを避け︑

感情を表現することを恐れるよう

になる︒﹁自分の感情が周りと違う

と言われたらどうしよう﹂﹁自分の

感情が処理しきれなくなったらど

うしよう﹂と感情を抑えてしまうの

です︒

  人間の感情には喜怒哀楽があり

ますが︑その中で﹁楽しい﹂﹁喜ぶ﹂

はいい感情で︑﹁怒る﹂﹁哀しい﹂は否

定的な︑悪い感情とする考え方が

よくないですね︒深く悲しめる人

は深く喜べる人です︒自分や相手

を破滅させようとするような怒り

はよくないですが︑コミュニケーシ

ョンを深める怒りもあります︒相

手に自分がどうして怒っているの

かをちゃんと伝えて︑それで理解が 生まれることがあるからです︒怒

りや悲しみを常に抑えてはいけま

せん︒

  若い男女は恋愛ができなくなっ

たと言われています︒血液型や趣

味嗜好が同じかどうかといった情

報だけで自分と相手が合うかどう

かを判断していて︑感情の交流が十

分にありません︒大人の夫婦も同

じではないでしょうか︒会話と言え

ば﹁給料はどうか﹂﹁子どもの成績

は﹂といった情報の伝達だけで︑ま

るで家族でビジネスをやっている

ようです︒

  怖くても︑少しずつでも︑自分の

思っていることを身近な人に伝え

てみてください︒小さな事でも怒

りでも何でもいいのです︒自分の生

の感情を出しても︑それで人間関

係が即壊れてしまうわけではない

ということを体験していくこと︒恋

人同士も︑夫婦もよくケンカしたら

いいと思います︒感情をちゃんと伝

えることです︒それでこそ生きてい

ることの喜びや実感が生まれるの

です︒コミュニケーションから生き

ている喜びが生まれてくるのです

から︒

野田正彰教授からのメッセージ 

・・・・・・・・ 

キャンパスニュース

CAMPUS NEWS

JR西ノ宮駅までの 通学定期券が購入可能に

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八塩圭子助教授が 学生300人を前に初講義

のだ・まさあき 比較文化精神医学専攻。平和学「広島・長崎講座」、「災害救援学」講座、ノンフィクション作家養成講座を担当。

 「あなたのちょっとしたアイデア で新しい事業を」。大学は、池田銀 行と共催で起業に興味を持つ学生 に、夢を実現する素晴しさを知って もらおうと「ビジネスプランコンテス ト」を開催する。最優秀賞の KGビ ジネスプラン・オブ・ザ・イヤー に は賞金10万円、優秀賞には5万円 がそれぞれ贈られる。(該当なしの 場合あり)

  対 象 は 学 部 生と大 学 院 生 で 、 応 募 期 間 は 7 月 1 日 〜 1 0 月 1 0 日 。応 募 方 法 な ど の 詳 細 や 問 い 合 わ せ は 、社 会 連 携 センター

(20798-54-6890)まで。

ビジネスプランコンテストを

開催

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C L O S E -U P ● 建 学 の 精 神 を 理 解 す る   関 西 学 院 は 1 8 8 9︵ 明 治

﹁ 念 と し て い ま す ︒ こ の 理 念 は ト 教 主 義 の 教 育 を 建 学 の 理 た ︒ 以 来 ︑ 関 西 学 院 は キ リ ス に よ っ て 神 戸 に 創 設 さ れ ま し 監 督 教 会 の ラ ン バ ス 宣 教 師

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︶ 年 に 米 国 南 メ ソ ジ ス ト

M a s t e r y   f o r   S e r v i c e ﹂

と い う ス ク ー ル ・ モ ット ー と し て 端 的 に 表 現 さ れ て い ま す ︒ ﹁ 奉 仕 の た め の 練 達 ﹂ と 訳 さ れ る こ の モ ッ ト ー は ︑ 自 分 自 身 の た め よ り も む し ろ 社 会に 貢 献 す る た め に 実 力 を 身 に つ け る こ と を 求 め て い ま す ︒ キ リ ス ト 教 主 義 に 基 づ い た 教 育 理 念 と 言 っ て も ︑ こ れ は 決 し て ク リ ス チ ャ ン に な る こ と を 強 要 す る と い う こ と で は あ り ま せ ん ︒ 仏 教 の 国 に 育 ち な が ら ︑ 複 眼 的に キ リ ス ト 教 の 考 え 方 で も 世 界 を 見 る こ と に よ っ て 人 間 と し て の 視 野 を 広 げる こ と が で き る ︑ そ れ が 関 学 で 学 ぶ 大 き な 意 味 だ と 思 い ま す ︒

● 国 際 的 な 視 野 を も つ

  創 立 者 ラ ン バ ス 博 士 は 百 年 も 前 に ﹁ 世 界 市 民 ﹂ と して 伝 道 ・ 医 療 ・ 教 育 の 分 野 で 人 々 の た め に 献 身 す る 生 涯 を 送 り ま し た ︒ そ の 足 跡 は 南 北 ア メ リ カ ︑ ア ジ ア ︑ ヨ ー ロ ッ パ ︑ ア フ リ カ に 及 ん で い ま す ︒ 学 生 の 皆 さ ん も 身 近 な 足 元 を 大 切 に す る と と も に 世 界 的 な 視 野 を 身 に つ け ら れるよ う 期 待 し ま す ︒ 本 学 に は 国 連 ︑ イ ン ド ネ シ ア ︑ カ ナ ダ ︑ オ ッ ク ス フ ォ ード な ど さ ま ざ ま な 国 際 セ ミ ナ ー や 多 く の 国 際 プ ロ グ ラム が あ り ま す ︒ ぜ ひ ︑ そ れ ら の 機 会 を 活 用 し て ︑ そ の 国 ︑ そ の 地 域 に 出 掛 け て い っ て 直 に 学 ん で く だ さ い ︒ 激 動 す る 世 界 が 多 様 な 価 値 観 で 成 り 立 っ て い る こ と を 身 を も っ て 学 ぶ 貴 重 な 機 会 と な る で し ょ う ︒

● 関 学 で の 学 び に つ い て

  何 と 言 っ て も ︑ ま ず そ れ ぞ れ の 学 部の 専 門の 勉 強 を し っ か り す る こ と で す ︒ 学 生 時 代 に 実 力 を 身 に つ け て 基 礎 を 作 ら な い と ︑ 社 会 に 出 た と き に 更 に 磨 き を か け る こ と は で き ま せ ん ︒ ま た ︑ 学 習 の 場 は 教 室 だ け で は あ り ま せ ん ︒ 大 学 は 今 ︑ 社 会 と の 連 携 を 強 め て お り ︑ 実 務 家 に よ る 講 義 も 多 く あ り ま す ︒ 学 生 が 社 会 に 出 か け て 学 ぶ フ ィ ー ル ド ・ ワ ー ク ︑ 企 業 に 直 接 入 り 込 む イ ン タ ー ン シ ップ な ど に も 挑 戦 し て く だ さ い ︒ さ ら に ︑ 学 生 時 代 に 自 身 の ラ イ フ デ ザ イ ン に つ い て 計 画 的 に 考 え ︑ 将 来 へ の 備 えを 十 分 に す る こ と も 大 切 で す ︒

● 生 涯 の 友 や 師 と 出 会 う

  ク ラ ブ 活 動 と ゼ ミ が 友 人 を つ く る 重 要 な 場 所 に な ると 思 い ま す ︒ ク ラ ブ 活 動 で は 同 期 ︑ 先 輩 ︑ 後 輩 と い う 一 見 複 雑 な 人 間 関 係 の 中 で 自 分 の や り た い こ と を 追 求 し て い く ︒ そ の 中 で 得 ら れ る 成 長 は 想 像 以 上 の も の が あ り ま す ︒ ま た ︑ 全 国 大 会 や 試 合 ︑ コ ン ク ー ル な ど に も 積 極 的 に 参 加 し て ︑ 異 な る 文 化 の 大 学 の 人 々 と 交 ◎クローズアップ

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関 学 で の 学 び と は 平 松 学長 に 聞 く

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流 し て も ら い た い で す ね ︒   ゼ ミ で は 勉 学 を 通 じ た 形 で の 友 人 ︑ 先 生 と の 出 会 い が あ り ま す ︒ 勉 強 は テ レ ビ や 通 信 教 育 ︑ 読 書 か ら も で き る 部 分 は あ り ま す が ︑ せ っ か く 大 学 に 入 っ た 以 上 は 人 間 と 人 間 と の 関 わ り の 中 で 学 ん で ほ し い と 思 い ま す ︒ 若 い 時 期 に 共 有 で き る も の を 持 つ 友 人 や 師 と 出 会 い ︑ 共 に 学 ぶ こ と で す ︒ 私 は 中 学 部 時 代 に 恩 師 で あ る 矢 内 正 一 先 生 に 出 会 い ︑ 教 師 に な ろ う と 決 意 し ま し た ︒ 良 い 先 生 と の 出 会 い が 刺 激 と な り ︑ 将 来 を 決 め る こ と も あ る の で す ︒ 関 西 学 院 大 学 で は 多 く の 先 生 や 学 生 が 多 様 な 取 り 組 み を し て い ま す ︒ 大 切 な 出 会 い を 経 験 し て ほ し い で す ね ︒

● 学 生 時 代 の 思 い 出

  私 の 学 生時 代 を 振 り 返 る と 二 つ の 思 い 出 が あ り ま す ︒ ク ラ ブ 活 動 と 大 学 紛 争 で す ︒ ク ラ ブ 活 動 で は 今 で も 部 員 数 最 多 の ﹁ 会 計 研 究 会 ﹂ に 属 して い ま し た ︒ み ん な で 一 緒 に 勉 強 を す る と い う あ る 意 味 特 殊 な ク ラ ブ で す が ︑ 部 の 勉 強 は と て も 厳 し く 大 変 な も の で し た ︒ と に か く

す ︒ 弟 関 係 は 今 も 生 き て い ま こ で 得 た 友 人 ︑ 知 識 ︑ 師 多 く を 学 び ま し た ね ︒ そ

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年 間 頑 張 っ た こ と で   も う 一 つ は 大 学 紛 争 で す ︒ 今 の 学 生 さ ん に は 想 像 も で き な い と 思 い ま す が ︑ 大 学 が バ リ ケ ー ド 封 鎖 さ れ て 勉 強 も で き な い時 代 で し た ︒ そ の 時 私 は 関 学 革 新 評 議 会 と い う グ ル ー プ を 作 っ て ︑ 合 宿 を し な が ら 仲 間 と 共 に 大 学 や 社 会 に つ い て 懸 命 に 考 え ︑ 議 論 し ま し た ︒ 全 学 共 闘 会 議 と い う 大 学 紛 争 を 起 こ し た 学 生 た ち か ら 火 炎 瓶 を 投 げ つ け ら れ た り ︑ 走 っ て 逃 げ た り す る よ う な こ と も あ り ま し た ね ︒ そ こ で 強 く 認 識 し た の は 現 状 に 安 住 す る の で は な く ︑ 改 革 が 必 要 だと い う こ と で す ︒ そ れ が 今 ︑ 学 長 と し て 取 り 組 ん で い る 改 革に も 影 響 し て い る と思 い ま す ︒

● 保 護 者 の 皆 様 へ

  学 生 の 世 代は 特 に 直 接 的 に 干 渉 さ れ る こ と を 嫌 う 時 期 だ と 思 い ま す ︒ そ の 心 理 を 読 み と っ て 深 く 干 渉 せ ず に ︑ 温 か く 見 守 っ て い た だ け れ ば と 思 い ま す ︒   ま た ︑ 関 西 学 院 大 学 に つ い て よ く 知 っ てい た だ け れ ば 幸 い で す ︒ ど ん な 大 学 な の か ︑ ど ん な 教 育 理 念 な の か ︒ 年 に 一 度 全 国 各 地 で 開 催 す る 教 育 懇 談 会 にも ぜ ひ ご 出 席 く だ さ い ︒

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キャンパスニュース

CAMPUS NEWS

ひらまつ・かずお 兵庫県西宮市生まれ、

中学部から関西学院に通う、関西学院大学 商学部卒、大学院商学研究科博士課程修 了、商学博士。1975年に関西学院大学商 学部専任講師、1985年から同教授。2002 年から学長、現在2期目。家族は妻と一男 一女。趣味は読書と海外旅行。

平松一夫

(商学部教授)

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経営戦略研究科・春季連続セミナー

〜ビジネススクール、 アカウンティ ングスクール〜

 専門職大学院経営戦略研究科が 5月、大阪梅田キャンパス(アプローズ タワー14階)および同13階会議室で 開く。無料。申し込み不要。問い合わせ は同研究科(20798-54-6572)まで。

■ビジネススクール(企業経営戦略コ ース)・春季連続セミナー「現代のマー ケティングの構造と技法」

▷5月19日㊎19時〜20時「広告会社 におけるブランド・コミュニケーション 研究」梅本春夫教授▷5月27日㊏16 時30分〜17時30分「外食の未来:食 を巡る消費者の変化」山本昭二教授

■アカウンティングスクール・春季連 続セミナー「企業会計をめぐる最近の 動向」※時間は19時〜20時

▷5月17日㊌「金融ビッグバンとディ スクロージャーの進展」上田耕治助 教授▷5月24日㊌「新会社法と企業 会計」岡本智英子助教授▷5月31日㊌

「企業経営と内部統制̶なぜ内部統 制がこれほどまでに重要になってき たのか̶」石原俊彦教授

梅田講演会

「今どきの子育て事情と子育て支援  

〜ひろば型支援の可能性〜」

 現在の子育てに関するさまざまな 課題や求められる支援のあり方につ いて、生協の取り組みなど実例をもと に考える。

▷日時=5月22日㊊14時〜15時30分

▷場所=大阪梅田キャンパス1405教室

▷講師=川島恵美・社会学部専任講師  大阪梅田キャンパス、同窓会西 日本センター主催。無料。申し込み は  ①氏名②〒・住所③電話・FAX④ メールアドレスを明記の上、メール

(kghub@kgo.kwansei.ac.jp)かFAX

(06-6485-5612)で送付(先着順、定 員80人)。問い合わせは梅田講演会係

(206-6485-5611)まで。

大学アメリカンフットボール部 を応援しよう

◇ヨコハマボウル

(VS法政大学)

▷日時=5月28日㊐14時〜

▷場所=横浜スタジアム

▷料金=1,500円(前売り1,200円)

◇万博スタジアムオープニング定期戦

(VS明治大学)

▷日時=6月24日㊏16時〜

▷場所=万博公園アメリカンフットボ ール競技場(仮称)

料金=1,500円(前売り1,000円)

その他の試合はF I G H T E R S   H P

(http://www.kgfighters.com/)参照。

夏の献血週間

宗教総部献血実行委員会

ひとりでも多くの皆さまのご協力をお 願いいたします。

▷日時=6月12日㊊〜16日㊎12時 30分〜17時

▷場所=中央芝生横(西宮上ケ原 キャンパス

※6月16日㊎は骨髄バンク登録会も 同時開催

中国問題についての講演会

 米国の中国問題専門家ボッテリエ 教授(ジョンズ・ホプキンス大学)、ハ

ーディング教授(ジョージ・ワシントン 大学)を招き、現在の中国経済の動き を米国側がどう見ているかについて 聞く(同時通訳付き)。JETRO(日本貿 易振興機構)との共催。無料。申し込 み不要。

▷日時=6月20日㊋13時30分〜15時

▷場所=関西学院会館2階レセプシ ョンホール

問い合わせは産業研究所(20798- 54-6127)まで。

関西学院交響楽団

「第107回定期演奏会」

▷日時=6月25日㊐13時30分開場、

14時開演

▷場所=尼崎アルカイックホール

▷曲目=「交響曲第2番ニ長調シベリ ウス」、「組曲『仮面舞踏会』より抜粋ハ チャトリアン」など。

▷入場料=500円。全席自由。前売券は 関学生協サービスカウンターで販売予定。

問い合わせは関西学院交響楽団HP

(http://kgso.nobody.jp/)まで。

関西学院グリークラブ

第55回東西四大学合唱演奏会

 関西学院大学、同志社大学、早稲 田大学、慶応大学のグリークラブによ る恒例の演奏会。今年の関西学院グ リークラブのステージ名は「ドイツロ

マン派の夕べ」、6曲を披露する。

▷日時=6月25日㊐16時30分開場、

17時30分開演

▷場所=京都コンサートホール 大ホール

▷入場料=S席2,000円(指定席)、A 席1,500円(指定席)、B席1,000円 申し込み、問い合わせはグリークラ ブホール(20798-52-6471)かHP

(http://www.kg-glee.gr.jp/)まで。

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催し

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 関西学院、関西、両大学の体育会 各部が優勝を争う「総合関関戦」の 第29回大会が6月15日〜17日の3 日間の日程で関西大学・千里山キャ ンパスをメーン会場に開催される。

今年のスローガンは「決戦」。

 過去の対戦成績は関学の14勝14 敗。今回関学が勝利すれば、初の勝 ち越しとなる。大会広報担当の磯見 洋一さん(経3)は、「勝つことはもち ろんですが、地域の人にも関心をも ってもらえる大会にしたい」と、さまざ まな催しを企画している。

 各競技の日程は後日、学院ホーム ページなどでも掲載予定。

 今春、中学部に入学した新入 生たちが始業式を前に、授業も 始まっていないのに、大きな荷物 をかかえて登校してきた。中学部 の新入生オリエンテーションキャ ンプ(千刈キャンプ)の始まりだ。

 この2泊3日のキャンプでは、

規則正しい共同生活を送る。さ まざまなプログラムを通して、Be  Good,  Be  Honest, Be Brave の中学部精神などを学 ぶ。中でも、毎年盛り上がるプログラムが「メチ ャビー」だ。水がいっぱい撒かれたグラウンドで する メチャクチャなラグビー から名づけられた

「メチャビー」。全身泥だらけになりながらも、

一つのボールを追いかける。悪条件の中で仲 間と協力し、諦めずに最後まで全力を尽くすこ とができる子どもを育てることが目的だ。

 ウォーミングアップで泥の上をでんぐり返し。

まずは泥に慣れることから。最初は泥に躊躇 しがちな新入生たちも、慣れてしまえば、服はも との色も分からなくなり、顔も泥まみれになる。

 このキャンプには、中学3年生と関学大生 がリーダーとして参加。先輩たちの鼓舞する 声で、新入生たちのボールを追いかけるスピー ドは上がり、声援も大きくなっていく。リーダー 役として参加した山崎純意君(中学部3-D)

は「何事にも積極的に取り組む心と協力し合 うことの大切さを知ってほしい」と話した。新入 生の切原俊君(1-B)は「最初は泥に抵抗が あったけど、始まってしまえば同じ。ガムシャラに ボールを追いかけました」と、メチャビーを終えた シャワー後ということもあって、スッキリした表情 で話していた。

 入学直後、新入生たちがキャンプで経験し たことは、これから始まる新しい生活に必ず生 きてくる。

学生支援センターのご利用を

 学生生活が充実したものとなるよ うに、専門スタッフが学生や保護者 の皆さまの相談に乗っています。「性 格テスト」(随時受け付け)、「コミュ ニケーション講座」(5月25日㊍15時 10分〜16時40分、大学図書館ホー ル〈西宮上ケ原〉)、「心理適性テスト」

(西宮上ケ原:6月1日㊍13時30分

〜14時40分、神戸三田:6月6日㊋

13時30分〜14時40分 要予約)など も行っていますので、ぜひ気軽にご 利用ください。

◇西宮上ケ原キャンパス・学生 支援センター

学生サービスセンター3階 20798-54-6114

▷開館時間=平日10時〜18時(11 時30分〜12時30分は閉室)

◇神戸三田キャンパス・学生支 援センター分室

第二厚生棟1階 2079-565-9043

▷開館=平日9時〜17時(11時30 分〜12時30分は閉室)

■「なんでも法律相談」新設  卒業生の弁護士が授業期間中 の月2回、西宮上ケ原キャンパスに 来学し、関学生の相談に無料で乗 ります。携帯電話などの架空請求 や詐欺商法など法律に関わる相談 を受け付けています。事前予約制

(20798-54-6114)。

)))))))) 高中部通信

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中学部

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新 入 生 の 千 刈 キ ャ ン プ で 恒 例 の 〝 メ チ ャ ビ ー 〟

〒662-8501

西宮市上ケ原一番町1-155 関西学院広報室

「ポプラ」編集係

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第29回総合関関戦開催 お知らせ

参照

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