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1. 群馬大学医学部附属病院泌尿器科での生体腎移植の臨床的検討 ; 20年間の歩み(第30回群馬移植研究会学術講演会)

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Academic year: 2021

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第30回群馬移植研究会学術講演会

日 時:平成 19 年 9 月 20日 (木) 午後 6時 30 ∼ 会 場:群馬ロイヤルホテル 3F ふじなみの間 会 長:竹吉 泉 (群馬大院・医・臓器病態外科学) 当番世話人:竹吉 泉 (群馬大院・医・臓器病態外科学) 1.群馬大学医学部附属病院泌尿器科での生体腎移植の 臨床的検討;20年間の歩み 羽鳥 基明,林 雅道,町田 昌巳 関原 哲夫, 尾 康滋, 見 勝 田中 俊之,関根 芳岳,新井 誠二 中里 晴樹,柴田 康博,山本 巧 曲 友弘,小池 秀和,伊藤 一人 川口 拓也,加藤 雄一,山中 英壽 鈴木 和浩(群馬大院・医・泌尿器病態学) 1987年から 2006年 12月までの 20年間で 62回 (59 名) の生体腎移植を施行した. ABO血液型不適合移植を 8名, 2次移植を 3名に施行した. 移植時平 年齢は 27.8 歳, 平 透析期間は 2.3年であった. 最年少は 7.5歳であ り, 最小体重症例は 16.5kg (9 歳) であった. 腎不全の原 疾患は, 慢性糸球体腎炎が最も多く, 糖尿病性腎症が 2 例, 全身性エリテマトーシス, アルポート症候群, バー ター症候群がそれぞれ 1例であった. アルポート症候群 はサルコイドーシスを合併していた. 移植腎生着率は, 1 年 92%, 5年 81%, 10年 62%であり, 患者生存率は 1年 95%, 5年 91%, 10年 91%であった. 生体腎提供者は親 が 49 名と最も多く, 姻族は 4名であった. 急性拒絶反応 出現率は後半の 10年で激減した. 腎移植後の出産を 3 名に認め, 合計 5名の挙児を得た. 移植腎機能喪失原因 は, 慢性移植腎症が 7例と最も多く, 次いで死亡が 4例 であった. 全死亡者は 6名であり, 死因は, 周術期の感染 症に合併した DIC, 透析再導入後の感染症に合併した DIC がそれぞれ 1名, 周術期に発症した急性心筋梗塞が 2名, 浴室でのてんかん発作による 死が 1名, 突然死 (検死未施行) が 1名であった. 腎移植後に甲状腺癌 1名, 精巣腫瘍 1名を認めたが, 現在再発を認めない. 2.群馬大学医学部附属病院における院内コーディネー ターの役割 須田 明美(群馬大医・附属病院・看護部) 1997年に施行された「 移植に関する法律」から,今 年で 10年を迎える. 脳死下での臓器提供は約 10年で 56 例, 221名の方へ各臓器が移植されている. 腎移植は, 腎 不全患者に対し, 透析療法に代わる患者の QOL 向上に 直結する医療である. 腎不全患者の増加とともに, 移植 待機患者も年々増加傾向にあり, 待機期間の長期化も問 題となっている. 群馬県では県内の献腎移植推進をはか るため, 平成 14年より財団法人ぐんま臓器移植推進財 団から, 各提供病院を中心に群馬県院内コーディネー ターが委嘱され, 私自身は平成 17年度より活動してい る. 当院においては, H18年に心停止下腎提供を初めて 経験した. 県コーディネーターの指導の元, 院内におけ る補助業務活動を通し, 研修を通して学んだことを深く 理解できたが, その反面, 院内コーディネーター活動の 難しさを痛感した. 今後の院内におけるコーディネーター業務として, 移 植医療の普及・啓発活動, 臓器提供マニュアルの整備等 を中心に行い, 自 自身の学びを深めるとともにその役 割をはたせるよう活動していきたいと える. 3.自家末梢血幹細胞移植後アデノウイルスによる出血 性膀胱炎,腎障害,ウイルス血症および血球貪食症候 群をきたしたマントル細胞リンパ腫の一例 田原 研一,横濱 章彦,関上 智美 馬渡 桃子,大崎 洋平,斎藤 貴之 半田 寛, 島 孝文,塚本 憲 野島 美久 (群馬大院・医・生体統御内科学) 症例は 59 歳 男性. 2006年 5月マントル細胞リンパ 腫 Stage IVBと診断されリツキシマブ+Hyper CVAD を 3コース行った. 末梢血幹細胞採取を行った後シクロ フォスファミド, エトポシド, メルファラン, デキサメサ ゾンを前処置とした自家末梢血幹細胞移植を 2007年 2 月 23日に行った. Day 5より肉眼的血尿が出現, その後 両側水腎症, 腎不全を合併. 尿中よりアデノウイルス 11 型が検出されビダラビン, γ-グロブリンの投与を day 7 より開始した. しかし, day 12より 40度の高熱が持続, 腎不全悪化, 血球貪食症候群, 意識障害が出現. 血中にア 75 Kitakanto Med J 2009;59:75∼76

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