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柔物体の抵抗に関する研究 第1報 : 一様水流中におかれた柔平板について: University of the Ryukyus Repository

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(1)

Title

柔物体の抵抗に関する研究 第1報 : 一様水流中におかれた

柔平板について

Author(s)

永井, 實; 真栄田, 義才; 新里, 寛英

Citation

琉球大学理工学部紀要. 工学篇 = Bulletin of Science &

Engineering Division, University of the Ryukyus.

Engineering(10): 91-100

Issue Date

1975-09-01

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12000/26608

(2)

柔物体の抵抗に関する研究

1

報:一様水流中におかれた柔平板について

永井賓‘真栄田義才"新里寛英山

The Drag Force on Flexible Bodies

1

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1.緒 雪 イルカやカマス等の水中動物が、その体重より推測 きれる推進力に対して、予想以上に早い速度で遊泳す ることはすでによく知られており(1).ωその原因として 水中動物の表皮の柔かきあるいは表皮の分泌液の効果印 等による摩擦抵抗の減少が考えられているが、その詳 細については今日まで明確でない。

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は、イルカの表皮と力学的に類似となるよ うに、内部に種々の

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を満たしたゴム製の 受付:1975年4月30日 . 琉球大学理工学部機械工学科 " 琉球大学短期大学部機械工学科 "・琉球大学理工学部機械工学科研究生 表皮を紬対称物体表面の一部に貼りつけ、海水中の曳 行実験を行ったが、その結果柔表面の摩擦低抗係数は 剛表面のそれに較べて著しく減少すると報告した。川 Kr

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の報告以降、多くの研究者によって追実験あ るいは理論的にこれを裏づけようとする試みがなきれ ているが(5)いずれも確証を得るに至っていない。種子 回らは、ソフランで表面を寝った平板を水槽中で曳行 することによって種々の実験を行ったが、 いずれも 柔表面をもった平板の摩擦抵抗は剛表面平板のそれに 同等かあるいはそれよりも高くなるという否定的な結 論を得ている

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本研究は、物体の柔かきが摩擦抵抗に及ぼす影響を 明らかにしよ うとするもので、その第一段階として最

(3)

9

2

永井、真栄回、新里:柔物体の抵抗に関する研究 第

1

報 :一様水流中におかれた柔平板について も簡単な一様水流中に置カ通れた柔平 板 (旗)の流動現 象について調べたものである。 旗に関する研究として は種子自による空気流中の旗の研究(8)があるが、水流 中の旗と空気流中の旗との問には、流体と旗との密度差 の相違や同一流速に対するレノノルズ数の相違など重 要な相違点があり、互いに異なる流動現象を示すこと が予想される。 本報告では、 柔平板の摩擦抵抗曲線を剛平板の摩擦 抵抗曲線と比較すると同時に水流中における柔平板の 揺動の様子およびその周波数について実験結果を記述 する。

2

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Dj 平板に加わる摩擦抵抗 d. 境界層の排除厚さより計算した平板後流の幅 平板の長き N 柔平板の揺動周波数 Fig. 3. 1 Water channel Rel平板の長き を 代 表 長 さ と 山 イ ノ ルズ数 (=子) S 平板片面の面積 51平板の長きを代表長きとしたストロハ 岨(=守) 51・平板後流の幅を代表長きとしたストロハ 哨( = ヂ ) 平板の厚き U 一様流の流速 よ 境 界 同 除厚き(=1.

7

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9

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ρ 流体の密度 ν 流体の動車占性係数 3.実験装置とモデルの構造 3.1柔物体研究用益流水槽 柔物体研究用に今回 特別に製作した整流水槽をFig.3・1に示す。本装置は 前後端に大気に開放された給水槽と集水槽をもち、両 水槽の水位差によって測定部の流速を0-約3m / sec まで変化させることができる。流体工学実験宰の地下 水槽より汲み上げられた上水は、給水槽、助走部、ノズ ル、測定都、ディフユーザ、集水槽を径て再び地下水槽

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(4)

Jt..しまま大学理工学部紀要(工学篇) 93 へ排出きれる。測定部の乱れを小きくするために助走 部の長きは管の等価直径(1ωII1II)の3f音で入口恨)1に整 流板を設置しである。ノズルは断面積縮少率を1/10と しその形状は文献 (9)のものを採用した。測定昔日は 220回。の正方形断面、長き 1mの直管で、 流れの可視 化のために4側面は厚き10皿の透明アクリル板で梅成 きれている。 本 水 糟 の 測定部入口における速度分布の代表例を Fig.3.2に示す。速度分布はピトー管を上下方向にト

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Fig. 3.2 Velocity distribution at theinlet ofthe testsection(Um=95.5四/sec) ラパースきせることによって測定した。図より明らか なように測定部壁画に発達する境界層は十分に薄〈、 主流部の速度分布には中央付近にや、速度の減少が見 られるが平均速度からのずれは約1.

5

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の範囲内にあ り、本実験の目的に十分供しうることが認められた。 3.2抵抗測定法 摩擦抵抗の測定方法および抵抗 検出素子をFi

a

;

.3.3およびFig.3.4に示す。供試平板 に加わる摩担軽

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底抗は、支軸を介して抵抗検出素子の板 パネに伝えられ、板パネに貼付きれた歪みゲージの歪 量を静歪測定器で読みとることによって測定される。 抵抗検出素子の検定は、実験の都度、供試平板を実験 状態と同様の条件下で静止水中に吊り下げ、流れ方向 に既知の荷重をかけることによって行った。歪 抵抗 曲線の一例をFig.3.5に示す。 、¥、 ~ Flow -ーエmn...一 ../"" _./"

Fig.3.3 Schematic diagram ofthe drag measurement

Fig.3.4 Drag measuring element

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Fig.3.5 Drag (Weight)-strain curve

3.3 供斌平板 Fig.3.6に実験に使用した1種類 の聞l平板と2種類の柔平板を示す。剛平板は幅200、 長き300、厚き0.6皿のブリキ板で、板の先端に支軸と して外径1.0II1IIのステンレス管をハンダ付してある。 柔平板は幅と長きは剛平板と同一寸法て¥厚き0.1聞 の十分にf1exibilityのあるビニール膜である。この場

(5)

94 永井、真栄回、新里:柔物休の抵抗に関する研究 第1報・一様水流中におかれた柔平板について OON

5

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合、支軸の強度の必要性から、平板の厚きに対して輸 の直径がかなり大きくなるので、その影響を見るため、 直径が

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の支輸を取り付けた

2

種類の 柔平板を用意し、それぞれ柔平板Aおよび柔平板Bと した。 4 実験結果とその考察 4.1剛平板の康嬢抵抗 剛平板の実験結果をFig. 4.1に示す。 図の横軸はレイノルズ数

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である。図には数回 の実験によって得られた測定値の平均値とそのバラツ /:E(x冒 .i) き(J= ./とL二一ーを同時に示した。ただし nは測定回 v n 数、 Xiは測定値で f は測定値の平均値である。図中の 二つの実線のうち下の実線は層流境界層の摩擦抵抗に 関する Blasiusの式 Cf= 1.328

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l12 ( 1 ) で、上の笑線は乱流境界層に対する理論式

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琉球大学理工学部紀要(工学篇) 95 れる。ただし、 Relが約1.5 X 10.付近では測定値は理 論値の

3-4

倍程度高

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Relの増加につれて徐々に理 論値に近づいている。Relが約1.6XI05-4XI05に おける

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Jのなだらかな上昇はこの領域が境界層の遷移 領域であることを示しており、 Relが約 4X 105以上で は完全に乱流境界層の領域であると思われる。 本実験結果は、全体として理論値より高めの

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f分布 曲線を示しているが、平板の摩擦低抗の他に付加抵抗 司回・

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として、平板前端の支軸および平板後端で平板をiftlJ定 部に吊り下げるためにとりつけた直径約0.3聞 の 細 糸 に加わる抵抗を流れに直角におかれた円柱の抗力を考 えることによって、推定したところ、低レイノルズ数 領域の異常に高い領域を除いて、 isIJ定値と理論

f

直の差 をほぼ説明するニとができた。 4.2柔平板の摩擦低抗 'Fig. 4.2(a)およひ(b)に、 柔平板AおよびBの実験結果を示す。図は剛平板の場

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Fig. 4.2 Friction coefficient for the flexible flat plate as a functionofReynolds number (a)Fle引blef1at plateA 合と同様に横軸にRel、縦軸にCjをとり数回の測定値 にや、その傾向が認められる程度で判然としないが、 の平均値とバラツキ6を示してある。両図より、柔平 岡図の場合ともほぼ4XI05以上の領域てな乱流境界層 板の摩擦抗抗係数は、低レイノルス・数領域において理 の領域と考えられ、この値は先の開

J

平板の場合と一致 論値よりもかなり高〈理論値の数倍ないし10倍程度に する。 達しており、 Relの増加とともに次第に乱流境界層の つぎにFig.4.2(a)とFig.4.2(bJを比較すると、Relが 場合の理論値に漸近することがわかる。柔平板上の境 2.0XI05以下の低レイノルズ数領域でFig.4.2(b)の 場 界層の遷移領域は、図4.2(a)の3X 105 -4 X 105付近 合の方が(a)<7)場合よりもいくらか低い。したがって支

(7)

9

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永井、真栄回、新里:柔物体の抵抗に関する研究 第

1

報、一様水流中におかれた柔平板について

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Fig. 4.2(b)Flexiblef1at plate B 輸の直径が小きい程前に述べた付加抵抗が小きくなる ことを示していると思われる。たずし、その変化率は 小さく、支軸による付加抵抗をもって実験{直と理論値 の大きな差を説明するには無理があるように恩われる。 とくにFig. 4.2(8)の場合、測定値のバラツキも小き く、実験の再現性はあると思われるので、他に何らかの 抵抗増大をもたらす原因を考えなければならない。 4.3従来の実験結果との比較 Fig.4.3に剛平板と

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』 u Fig. 4.3 Friction drag coefficients by various experiments

(8)

琉球大学理工学部紀要(工学篇)

9

7

柔平板の摩擦抵抗係数および従来行なわれた同種の実 験結果を比較のために示す。同図より明らかなように、 本実験において、低レイノルズ数領域においては、柔 平板の摩燦抵抗は剛平板のそれよりもかなり高〈、 そ の差はRelの増加とともに次第に減少し、 Relが約3X 105以上で逆に柔平板の摩擦抵抗の方がわずかに低くな ることが認められる。 つぎに図より、本実験の剛平板に関する笑験曲線の 低レイノルス'数領域への延長線上には、種子回による 気流中で格動 (fluttering)していない旗に関する実験 結果(ロ印)があり、本実験の柔平板に到する実験曲 線の低レノノルズ数領域への延長線上には、同じく種 子田による気流中で錨動している旗の実験結果(・印) があることがわかる?格動していない旗の状態を剛平 板と考えるならば、本実験と種子回の実験は、いづれ も理論値よりかなり高い値を示しているが、レイノル ズ数の異なる領域で互いに補い合う結果を示している ように思われる。また種子回らがレイノルズ数の高い 領 域 (106-107)で行った柔表面をもっ平板の摩擦抵 抗係数は理論値よりかなり高い値を示しているが、本 実験の場合も含めて、摩嫁抵抗係数が理論値よりも高 い領域においては、 CfはほぼRelの一会乗程度に比例 して減少しており、この勾配は層流境界層の場合の勾 配 ーを lこ較べてかなり高いことが注目される。なお 図には先述のKramerの実験結果も示してある。図よ り明らかなように本実験によれば、境界層の遷移領 域 における柔物 体の摩擦抵抗係数が、 Kramerの実験ほ ど顕著に減少することは認められない。 4.4柔平緩の繍動 実験中の観察によれば、柔平 板は流れとともに常に進行波状の揺動をしていること が認められた。 Fig.4.4はその時の写真で、柔平板上 に

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間隔で描かれた格子縞によって揺動状態を知る ことができる。 (a)U= 104.6個 /sec (b)U=147.7咽 /sec Fig.4.4Picture showingthe fluttering motion of the flexible plate(Plate B)

(9)

9

8

永井、真栄回、新里:柔物体の抵抗に関する研究 第

1

報、 一様水流中におかれた柔平板について 次に柔平板の鎗動周波数を、周波数が低いときには え、支軸に連結きれた歪ゲージの出力の変動を電磁オ 直接肉眼とストップウォッチで計測し、周波数が高い シログラフに記録することによって測定した。Fi

g

.

4.5 ときには、柔平板の揺動と支軸の変動が一致すると考 は電磁オシログラムの代表例であり、計調JI結果は表4.1

(a)

仙川剛山明~I~叫

二二二二二

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一一一一 一----r一 一 ー十一

(b)

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Fig. 4.5 Oscillograms sho.wing the fluttering motion of the flexible plate(PlateB) Table.4.1 Measured values of the fluttering frequency at various velocities

(10)

琉球大学理工学部紀要(工学篇) 101:::

-〆

師 、 u Z 1ト

1 10 1よ00

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1

)Q U cm/s Fig. 4.6 Fluttering frequency as a function of the velocity

に整理した。 Fig.4.6に揺動周波数 Uと主流速度 Uの 関係を示す。同図より明らかなようにNとUの聞には ほ11" N=const. U2 の関係があるように恩われる。ただし直接計測による 実験点のみに注目すればほほ N=const-ut なる関係が得られる。またUキ130cm/secを境にして、 NI-J.急減することが認められる。 Fig.4.7 は横軸にレイノルズ数、縦軸に平板の長さ を代表長にとったストロハル数SI=NI;Uをとって慈 理したもので、同図には比較のために、剛

l

平板の後流 に発生したカルマン渦列の周波数に関する実験値(10) と気流中の旗の揺動周波数に関する測定例(8)を示しで ある。同図より次の諸点が明らかになった。すなわち 本実験によれば低レイノルズ数領域におけるSIとRel の聞にはほぼ St= const . Rel吉 99 なる関係が得られるが、これは剛平板後流に発生する カル7ン渦

y

iJの場合と比例定数は異なるが、勾配が良 〈一致している。また電磁オシログラフによって測定 した高レイノルズ数領域ではSIのRelに対する勾配は や、高くなってはぽ St= const . Rel ( 6 ) となる。 一方、気流中で揺動している旗の場合には、 StはほぼRelーをに比例し、水流中の場合に較べて勾配 が逆であることが注目きれる。 btbE 10

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Fig. 4.7 Strouhal number calculated on the plate length (3 ) つぎにFig.4.8は、層流境界層の理論的な排除厚き o.を計算することによって得た平板直後の後流の幅d・ を代表長とした場合のストロハル数St・

=

Nd./U(た だしd・=2o"+t)Relの関係を示したものである。 比較のために剛平板後流のカルマン渦列に関するSt" は文献 (11)より計算によって求めた。同図によれば、 本実験において直接計測を行ったRelが約1.6X 105以 下の領域では、 (4 ) St"=0.012 (7 ) (5 ) となり、 SIはRelに無関係に一定値となることがわか る。剛平板後流のカルマン渦列のSI"は0.20となり、 このときRed・(=Ud/1/)はほぼ103程度である。こ の値は円柱後方のカルマン渦列のSt(=Nd/U, dは 円柱直径)がRed(=Ud/ν)の103近傍で示す値と良 〈一致している。両者を比較すると、本実験の場合の

S

山 カ ル マ ン 渦 列 のSt・の占の程度になるが、 この ことより柔平板は必ずしも平板後流のカルマン渦列に

(11)

かになったが、本報告では問題提起の程度にとどめ、 今後、より精密な測定を行いつつ、詳細な分析を進め る予定である。 本研究は計画段階より、千谷教授を始め熱流体研究 会の諸先生に貴重な助言と激励をいただいた。また、 実験装置の製作と実験の遂行には、機械工作工場の方 々および佐久川恵博、渡嘉敷兼正、城田俊、長嶺由政 の諸氏になみなみならぬ御協力をいただいた。ここに (7)種子回と本地,九州大学応力研所報, 27(昭42),25.

(8) Taneda, S., J. Phys. Soc. Japan, 24・2(1968),25.

(9)堀栄一、航空学会誌, 11・1l5(昭38・8),229. (10)Taneda, S., J. Phys. Soc. Japan,

13・4(1958),418.

(2)谷一郎,科学, 34・9(1964),471.

(3)Ling, S. C. and Ling, T. Y.,J. Fluid MecJianics,65・3(1974),499.

(4)Kramer, M. 0., J. Amer. Soc. Nav. Engrs., 72 (1960), 25. (5)Landahl, M. T., J. Fluid Mechanics, 13 (1962), 609. 第1報、一様水流中におかれた柔平板について (1)Lighththill, M. J., J. Fluid Mechanics, 9 (1960), 305. 記してこれらの方々に厚〈感謝申し上げる。 (6)種子回と本地,九州大学応カ研究所報, 26(昭42),85. 参 考 文 献 永井、真栄回、新里:柔物体の抵抗に関する研究 同期して揺動するのではなく、その主程度の低い周波 数で揺動しながら、渦列を放出しているように推察き ずかにf丘くなる。 (2)剛平板、柔平板の場合とも低レイノルズ数領域 の摩擦抵抗係数は理論値に較べてかなり高いが、その 水流中に平行におかれた剛平板および柔平板の流動 現象を観察した結果以下の諸点が明らかになった。 (1)柔平板の摩擦抵抗係数は、境界層が層流と思わ れる低レイノルズ数領域て¥剛平板のそれよりも高い が、両者の差はレイノルズ数の増加とともに減少し、 境界層の遷移領域と恩われる3X 105を境として高レイ ノルズ数領域て北逆に柔平板の摩擦抵抗係数の方がわ 値は、きらに低いレイノルズ数の領域で測定きれた気 流中の揺動しない旗、揺動する旗の摩擦抵抗係数にそ れぞれ良〈接合している。 ほぽ進行波状の運動である。その揺動周波数は、境界 層が層流と思われる低レイノルズ数の領域において主 流速度のほぼ1.

5

乗に比例し、平板後流の幅を代表長 としたストロハル数

St'(=Nd'/U)

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参照

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