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電気的鼓室岬 角 検査 臨 床 的 意 義 関す 研究

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(1)

電 気 的鼓 室 岬検査 関す 研 究

金 沢 大学 医 学 部 耳 鼻 咽 喉 科学 講 座 (

: 古 川 伎 教 授)

.

( 平 成

4

5

2 7 日

受 付)

内耳最 も 重 要

適 応条 件

, 聴 神 経

活 動

ラ セ神 経 節 細胞

残 存

し て

. こ の神 経 節 細 胞 残存

有 無

, 現 在 電 気 岬 角 検 査 (pr o m o nto ry te st,

P T

)

さ れ る

.

し か し

従 来報 告

で ほ P T

測 定

最 小

聴 聞 値,

t

h

r e s

h

o

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l

, 最 大 快 適 開 催, C O m

f

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bl

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l

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l

,

両 者,

d

yn a m

i

c r a nge

各 症 例個 体 差

大 きく 単独

ラ セ 神経細 胞残存 程 度

し な

.

ま た

内 耳術 後成 績

し な

.

従 来検 査項 目

,

P T

ら れ た

各 周波 数

ご と

D

/

C

算 出

,

れ ら を

合 計

し た

値 (

D

/

C

総 和)

た な

ラ メ

と し て

難 聴種 類, 程 度

期間

関 係

検 討

し た

. 対 象

は 正

常 聴 力 例

2 0

含 む

9 9

,

1 05

ち わ

, 内耳 性 難 聴

3 8

, 聴 神 経腫 瘍

1 9

経 性 難 聴

2 0

, 原 田

明 難聴

2 7

.

P T

陽 性 率

,

常聴 力例

9 0

% , 内耳 性 難 聴 例

8 2

% , 神 経 性 難 聴 例

5 6

% ,

不 明

難 聴 例

8 9

%

. こ の結 果

よ り

,

P T は

難 聴 障 害 部 位 診 断有 効

検 査

, 聾 患 者障 害 部 位 診 断

に は

従 来 良検 査

た だ

有 効

る と

え ら れ た

. 各 疾 患

ご と

D

/

C

総 和 値

,

常 聴 力例

2

.

7 0 土0

.

7 2

, 内耳 性 難 聴 例

1

.

7 8 ± 0

.

7 4

, 神 経 性 難 聴 例

1

.

2 4 ±0

.

6 6

, 原 因

不 明

難 聴 例

1

.

9 0 ±0

.

7 0

. 内耳 性 難 聴 例, 神 経 性 難 聴 例

は 正

常 聴 力 例

有 意

め た

(

P

<

0

.

05

).

ま た

内 耳性 難 聴

神 経 節 細 胞 残 存

突 発 性 難 聴,

ラ セ 神経 節 細 胞 残存

わ れ

て い

性 中耳 炎

よ る

細 菌 性 迷 路 炎, 髄 膜 炎

に よ る

内耳 炎

と を

比 較

有 意

め た

(

P < 0

.

05

). こ の結 果

か ら D

/

C

総 和 値

ラ セ 神 経 節細 胞残 存 程度

程 度 反 映

て い

る と

推 測

. 聴 力

D

/

C

総 和値

関係

聴 力

常 群

聴 力 ル ア

ウ ト

と で

有 意 な 差

め た

(

P < 0

.

0 5

). 失 聴期 間

ご と

D

/

C

総 和 値

,

失 聴 期 間

長く

な る ほ ど D

/

C

総 和値

と な り

,

1

年 未 満 群,

1

1 0

年 群,

11

年 以

と で そ れ

有 意 な差

め た

(

P

<

0

.

0 5

). 般 的

内 耳性 難聴

で ほ

, 失 聴 期 間

長 く

な る ほ ど

ラ セ 神経 節 細 胞

お よ び

鳩 牛 神 経

2

次 的 変 性

す す

む と

わ れ

お り

, こ の結 果

か ら

D

/

C

総和 値

神 経変 性 程 度

反 映

し て

る と

推 測

.

れ ら

結 果

か ら P T は

感 音 性 難 聴鑑 別 診 断, 感 音 性 難 聴障 害程 度,

ラ セ 神 経 節 細 胞 残 存 数定 量 化役 立

え ら

.

ま た

内 耳術 後 成 績推 定

程 度

な る

え ら れ た

.

K e

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外 耳道

か ら 入 り

, 中 耳, 内 耳

聴 神 経活 動

, 大 脳聴 皮質

え ら

る が

, こ の聴覚 路

こ に障 害

起 き

も 難 聴

生 ず

. 難 聴

周 囲

障 害 ほ

か り で な

, 社 会対 す

思 案

か ら

孤 独

抱 き 精 神 面

も 影 響 を 与

,

と り わ

け 高 度 難 聴

場 合

会 話

全 く

不 可

り 日

社 会 生 活

え る

支 障

. こ の

難 聴, 内耳

じた

高 度 感 音 性 難 聴

れ ま で ほ

, 補 聴器 効 果 も

く 適 切

治 療 方 法

. 近 年, 高 度 難 聴 者

内耳機 能,

な わ ち

分 析

と そ れ に

刺 激 電 流発 生

代 行 す

る た め

開発

.

れ は

内耳

入 さ れ た

特 殊

電 極

残 存

し て

聴 神経

電 気 刺 激 す

音 感

認 知

せ よ

の で

.

D

jo u r n o 1 )

,

1 9 5 7

嫡 牛 神経

直 接 電 気 刺 激

音感 覚

た と

発 表

し た

.

1 9 6 6

S i

m m o n s

2 )

は 6

複 合 電 極鴫 牛 内 移 植

,

1 0

3 0 0 H

z 以 下電 気 刺 激

音 感 寛

得 ら

, 刺 激 電 流

自 覚 的

大 き

も増 大

した と

発 表

し た

.

1 9 7 0

A b br e via

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ら は

, 欧 米諸 国

実用 段 階

入 り3 0 0 0

例 以

臨 床 応用

報告

さ れ

3 卜 7),

も 数 年 前

か ら

臨 床 応

用 が

み ら れ

8 卜 1 の,

内耳

聾 患 者

た な

び を

, 今 世 紀

お け

耳 鼻 咽 喉 科 学最 大 ト ピ

と し て

位 置

ら れ

.

し か し な が ら

内耳適 応

必 ず

も広 く

. 現在我国

内 耳適 応 条 件

と し

, 補聴

器 を

い ても言語

判 別

側 高 度 難 聴 者

, 聴神 経

活 動

神 経 節 細 胞

残 存

し て

, 画 像 診 断禍牛 内

電 極

込 む

充 分

, 言語習 難 聴 者

と と さ れ て

. 最 も 重 要

適応 条件

さ れ て

, 内耳ラ セ神 経 機 能残 存有 無

現在 電気教 室 岬角 検 査 (pr o m o nto ry te st,

P T

)

.

し か し

,

P T

臨床 的意 義

意 味 付 け

て は 不

多 く 各 種

も少

い の

現状

.

P T

検査 結 果

音 感 覚有 無, 周波 数 弁別 軋

弁 別 最 短 時 臥

最 小 電 流 (t

h

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h

o

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l

,

T

),

ず 快適

C O M ,Chr o nic o

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C , C O mi o r

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p

r O m O n

t

O r

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t ;

S O, SC ale o u

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T ,

t

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(2)

電 気岬 角 検 査臨 床 的 研 究

音感

最 大電 流 (c o m

f

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bl

e

l

e v e

l

,

C

値),J

び そ

差 (

d

yn a

m i

c r a nge,

D

\ D

=

C

p

T

,)

さ れ る

し か

, 従 来報告

れ ら

T

,

C

,

D

単独

で ほ ラ

経節紳 胞残存 程 度

相 関

,

内 耳成 績

し な

.

ま た

, 難 聴種 類

相 関 も得

て い

.

こ で 本研究

, 各 種難 聴

に お

る P T を

, 従 来 用

ら れ て

音感 覚有無, 周 波 数 弁 別 能,

最 短 弁 別 時 間 , 難聴種 類, 程 度, 期 間

と P T

検査 結 果

関 係

た な

パ ラ メ

検 討

え る

と に し た

.

対 象 及 び方 法

.

聴覚

常 者

と して 2 0

2 0

対象

と し た

. 年 齢

は 2 8

7 3

歳( 平均

4 6

.

5

歳)

,

ち わ

男性

9

名 女性

1 1

.

も 全員 両耳

も 鼓 膜 所 見

は 正

, 聴 力

純 音 聴 力 検 査

て 4

分法

よ る

平 均 聴 力 域 値(

5 0 0 H

z,

1 K H

z,

2 K H

z各 気 導聴 力域値

を そ

れぞ

a ,

b

, C

る と

(a

+ 2 b +

c)/

4 で

し た

)

が 3 0 d B

以 内

.

難聴 対象例

と し て 7 9

8 5

対象

と し た

.

ち わ

,

感音性難 聴

と して そ

原 因

臨床 的各 種 検 査

で 明 ら か

内 耳

る と

診 断

突 発 性難 聴

1 9

1 9

,

2

2

, 慢 性 中耳 炎

に よ る

細 菌性 迷 路 炎

1 0

1 0

, 髄 膜 炎

よ る

内耳炎

4

4

, 内耳 梅 毒

1

2

, 剤 性 難 聴

1

1

.

ま た そ

原 因

内 耳性

神 経 性

か が 不

わ れ

て い

感音性 難聴

と し て

,

側 先

3

6

, 若 年 性 先 天 性 側聾

6

6

, 進 行 性 感 音 性難 聴

1 4

1 4

, 頭 部 外 傷

1

1

. 感 音 性 難 聴

も 神経 性 ( 後 迷 路 性)

原 因

聴神 経腫瘍

1 7

1 9

耳 ( 側 性

1 5

, 両 側 性

4

耳), 小 脳 橋 角 部 腫 瘍 (舌下腺 腫瘍 転 移例)

1

1

耳 も 対 象

と し た (

1

).

.

T

a

b

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l

.

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3 1 1

2 1 1 8

9 0 4 2 2 1

0 9 5 4 1 7

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1

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6 3 9

1

. 測 定 装 置

刺 激 装 置

と し て

,

ト リ

イ ム

Z l O O 1 2

( ク レ ア,

, 洲)

.

1

, 装 置

ダ イ ヤ グ

ラ ム

を 示

. こ の

路 抵抗 表

刺激 電 極接 着状 態

確 認

. 刺 激 信 号と

て 二相 性パ ル 電 流

ト を

持 続 時 間

5 0 0

m s e c

で 1

秒 間

に 1

割合

与 え

. 刺 激 電 流

t

O か ら 5 0 0

A

連 続 的

, ル ス の周 波 数

と L て 5 0

,

1 0 0

,

2 0 0

,

4 0 0

,

8 00 H

z

選 択

.

l n.E CT RO DES

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(3)

2

. 測 定 方 法

被 検 者検 側 鼓 膜

し た

小 綿 球

1 0

分 間 表 面 麻 酔, 刺 激 針 電 極

鼓 膜

入 し

針 電 極先 端

岬 角 表 面

固 定 す

( 図

2

).

部位

は ∴

鼓膜後 下 象 現

鼓 膜 輪 ,

及 的正 円窓部 位

.

関 電 極

と し

同 側 乳 突部

.

3

. 測 定項 目

1

) 音 感 覚有 無

刺 激 周 波 数

5 0 H

z

, 刺激 電 流

増 加

さ せ

ゆ き 音 感

得 ら

れ た か

な か

た か を

検 査

し た

. 音 感 覚

れ た

を P T

陽 性, 音 感 寛

ら れ

ず 痛

み だ

じ た

を P T

陰性

と した

.

ま た

, 音 感 覚

れ ず 痛

み だ

じ た

,

ま た は

振 動 感

, 必 ず も う 度 刺 激 針 電 擾

部 位

え て

し た

.

2

) 最 小

聴 聞値 (

T

), 最 大 快 適 闘 値 (

C

) 測 定

P T

陽 性 例

して

, 各 周波 数 (

5 0

,

1 0 0

,

2 0 0

,

4( 札 8 0 0 H

z)

普 感 覚

最 小 電 流値

最 小

聞 値 (

T

), 苦 痛

ず 快 適

音 感 寛

最 大電 流 値

最 大 快 適 開 催 (

C

)

め そ れ

開値

測 定

し た

.

3

)

な る

刺激

波 数別 能

P T

陽 性 例

,

5 0

,

1 0 0 H

z

測 定

た C

使

そ れ ぞ

周 波 数 信 号

,

え る か そ

も 違

え る か を

, 周波 数

が 可

陽 性

と し

,

な か

陰 性

と し た

.

4

)

2

音 間

最 短別 時 間

P T

陽性 例

し て

,

1 0 0 H

z

C

で 2

音 間

時 間

を 2 50

,

2 0 0

,

1 5 0

,

1 0 0

,

5 0

,

40

,

2 0

m s e c

短 く す

2

と し

弁 別

最 短

時 間

測 定

し た

.

5

) 音 感 覚種 類

P T

陽性 例

し て

,

音 感 寛

じ た か そ

種頬

,

又 は

筆 記

え て

.

. 統計 学 的 処理

ら れ た

数 値

平均 値

標 準偏 差

で 示 した

.群間

平 均 値検 定

は S

tu

d

e nt t 検 定

, 多 群 間平均値

検 定

元 配 置 分 散 分 析 後

S

c

h

e

ffe

を 用

.

, 危 険 率

5

% 以 下

統 計 学 的有 意 差 あ

り と し た

.

.

常聴 力例

ト 1

.

P T

陽性 率

正 常 聴 力 例

2 0

耳 中

P T

陽性 耳

,

1 8

陽 性 率

は9 0

%

. 陰 性 耳

2

,

れ ぞ

れ3 0

歳 女性,

4 0

歳 男性

振 動感覚

み で

( 表

2

).

2

. 各 刺 激

波 数

T

,

C

,

D

各 刺激 周波 数 別 陽性率

3

各 刺 激 周 波 数平 均 値

標 準 偏 差

を 示 し た

.

T

,

C

5 0 H

z反 応 開 催

最 も 低 く 良好

そ れ

刺激 周波 数 増 加

閥 値

が 上

した

.

そ し

D

,

した

を と る

傾 向

を 示 し た

.

し か し

の バ ラ ツ

キ が

多く

た め

標 準偏 差

大 き

と な

. 刺 激 周 波 数 別 陽 性 率 ( 陽性 耳)

,

50 H

z

で1 0 0

% (

1 8

耳),

1 0 0 H

z

1 0 0

% (

1 8

耳),

2 0 0 H

z

で 9 4

% (

1 7

耳),

4 0 0 H

z

で8 3

% (

1 5

耳),

8 0 0 H

z

56

% (

1 0

耳)

刺 激 周 波 数増 加

よ り

陽 性 率

低 下

し た

( 図

3

). こ の

と ほ

,

5 0

,

1 0 0 H

z

音 感 覚

じた が 2 0 0 H

z 以 降

で は

音感覚

じ な か

が 1

,

2 0 0 H

z

ま で

音 感 覚

じ た が 40 0 H

z 以 降

音 感 寛

が 2

,

4 0 0 H

z

ま で

音感

T

a

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2

.

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参照

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