• 検索結果がありません。

ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 提 供 シ ス テ ム の 多 元 化 と そ の 問 題 点

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 提 供 シ ス テ ム の 多 元 化 と そ の 問 題 点"

Copied!
26
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 提 供 シ ス テ ム の 多 元 化 と そ の 問 題 点

小 林 良 二

〔要 約 〕

近 年 の ホ ームヘ ル プサ ー ビス は、 サ ー ビス利 用 対 象者 の普遍 化 と重 度化 に と もな い 、 サ ー ビス 供 給 量 の拡 大 と質 の 向 上 を大 きな課 題 と して い る。 この た め、政 府 で も、提 供組織 の 多元 化 、サ ー ビス派 遣形 態 の柔 軟 化 、 サ ー ビス 内容 の分 化 、ヘ ルパ ー の派遣 決定 に伴 うケ アマ ネ ジ メ ン ト体 制 の確 立 な ど、多 くの 課題 を提 起 し、 また、 そ う したサ ー ビス の提 供 が効 率 的 ・効 果 的 に行 われ る こ

と も求 め てい る。

筆 者 で は 、 こ う した政 府 の方針 に対 して、地 方 自治体 が どの よ うに対 応 し、

どの よ うな課 題 を持 って い るか を検 討す るた め 、東 京都 調布 市 を フ ィール ドと し、制 度面 お よびサ ー ビス提 供 実 績 を中心 とす る調 査 を行 った。

その結 果 、調布 市 にお い ては ホ ームヘ ル プサ ー ビス の供給 量 は拡 大 し、 あ る 程 度 の重 度 要 介護 者へ の対 応 がす す ん で はい る ものの 、そ の サ ー ビス 量 は必 ず しも充分 で は ない こ と、サ ー ビスの効 果 的 な提 供 にあ た って は 、常 勤 型 とパ ー ト型 を適切 に組 み 合 わせ る必 要が あ る こ とな どが 示 され た。

〔キ ー ワ ー ド〕

ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 、 多 元 的 サ ー ビ ス 提 供 シ ス テ ム 、 公 的 責 任 と公 的 助 成 、 専 属 型 とチ ー ム 型

は じめ に

公 的介護 保 険 の導入 を ひか えて 、 さ まざ まな介護 サ ー ビス基 盤 整備 対 策 が う

(2)

24 人 文 学 報NQ291(社 会 福 祉 学14)199&3

ち だ さ れ て い る 。 平 成8年6月 に発 表 さ れ た厚 生 省 の 『介 護 保 険 制 度 案 大 綱 』 に お い て は 、 サ ー ビ ス 人材 の 確 保 や 質 の 向 上 の た め 、 「魅 力 あ る 職 場 づ く り、

研 修 の 充 実 、 潜 在 的 人 材 の 活 用 、 共 同 組 織 や 民 間 機 関 に よ る 人 材 養 成 な ど幅 広 い 観 点 か ら計 画 的 な対 応 策 を講 ず る」 こ とや 、 「サ ー ビ ス の 質 や 業 務 の 評 価 方 法 を確 立 す る と と も に 、 介 護 支 援 専 門 員 の 養 成 に 努 め る」 な どの 方 針 が 示 さ れ て い る が 、 在 宅 ケ ア サ ー ビ ス の 中 心 に な る ホ ー ム ヘ ル パ ー に つ い て は 、平 成4 年 に厚 生 省 が 発 表 した 『ホ ー ム ヘ ル プ事 業 運 営 の 手 引 』(以 下 『 手 引jと す

る)で 、 か な り思 い き っ た 方 策 を う ち だ して い る 。

そ こ で まず 、 ホ ー ム ヘ ル パ ー 人 材 の 確 保 とサ ー ビス の 質 の 保 障 とい う観 点 か ら見 て 重 要 と思 わ れ る 内 容 を 『 手 引jか ら整 理 して み る と次 の よ う に な る。

第1に 、 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビス の 供 給 量 を増 大 させ る た め 、 サ ー ビ ス の 提 供 主 体 を多 元 化 す る必 要 が あ る こ と を 指 摘 し、 従 来 の 公 的 な ホ ー ム ヘ ル プ提 供 団 体 だ け で な く、 行 政 関 与 型 有 償 福 祉 サ ー ビ ス 、 シ ル バ ー マ ー ク を もつ サ ー ビ ス 提 供 団 体 等 、 多 元 的 な サ ー ビ ス提 供 団 体 へ の 事 業 委 託 を推 進 す る と して い る 。 第2に 、 ホ ー ムヘ ル プ サ ー ビ ス 派 遣 対 象 者 を拡 大 し、 特 に 家 族 介 護 者 の 要 件 の 緩 和 を行 う と して い る。

第3に 、 ホ ー ムヘ ル プ サ ー ビス 派 遣 形 態 を柔 軟 化 す る た め 、 派 遣 回 数 や 派 遣 時 間 な ど を利 用 者 の ニ ー ズ に あ わ せ て提 供 す る こ と 、 ま た サ ー ビ ス 内 容 につ い て は 、 現 状 で は 家 事 援 助 が 圧 倒 的 な の で 、 身 体 介 護 サ ー ビ ス の 拡 大 に努 め る こ と を求 め て い る 。 さ ら に 、 サ ー ビ ス の 短 時 間 利 用 へ の 配 慮 や 、 早 朝 、 夜 間 、 休 日 に お け る ニ ー ズ へ の 対 応 を促 して い る 。

第4に 、 ヘ ル パ ー の 派 遣 決 定 に つ き、 ニ ー ズ の 把 握 、 他 の サ ー ビ ス との 調 整 、 緊 急 時 の 対 応 、 継 続 チ ェ ッ ク体 制 な ど、 い わ ゆ る ケ ア マ ネ ジ メ ン ト体 制 の 確 立 を 説 き、 また 、 こ れ との 関 連 で 、 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビス と他 の サ ー ビ ス と

の 有 機 的 連 携 の 必 要 性 を強 調 して い る 。

第5に 、 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビス の 効 率 的 運 用 に 関 す る もの で あ り、 い わ ゆ る

「チ ー ム 運 営 方 式 」 の 必 要 性 を指 摘 して い る。

この よ う に 『 手 引 』 で は 、 ホ ー ム ヘ ル プ ニ ー ズ の拡 大 に対 して 、 サ ー ビス 提

供 団 体 の 多 様 化 ・多 元 化 に よ るサ ー ビ ス 人 材 の 確 保 を基 調 に しつ つ 、 サ ー ビ ス

(3)

利 用 者 の資 格 要 件 の緩 和 やサ ー ビス提 供 回数 ・時 間の 柔軟 化 、 ケ アマ ネ ジメ ン ト体 制 の確 立 、 効率 的 なサ ー ビス運 営 な ど、サ ー ビス提 供 シス テ ム にか か わ る 包 括 的 な課題 を提 起 して い る とい え る。

本稿 で は、 昨年(1996年)度 に筆 者 が実 施 した東 京都 調 布 市 にお け るホ ー ム ヘ ル プサ ー ビス調 査 を踏 まえ、 『手 引』 の提 起 した課題 が どの よ うに取 り組 ま れ てい るか、 また 『手 引』 に は示 され て い ない どの ような問 題 が生 じて い るか 等 を中心 に、 い くつ かの論 点 を検 討 して み よ うD。

1.調 布 市 にお け る ホ ー ムヘ ル プサ ー ビス提 供 体 制 の 多 元 化

ア.ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 種 類

調 布 市 は 東 京 都 内 の 自治 体 で 、 平 成8年3月 末 の 人 口 は約19万 人 で あ る が 、 都 内 の 他 の 自 治 体 と 同 様 に 、 公 的 な ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス(市 の 職 員 、 お よ び 、 家 政 婦 紹 介 所 へ の委 託 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ)と 並 ん で 、1988年 か ら調 布 市 社 会 福 祉 事 業 団(そ の後 「調 布 ゆ うあ い福 祉 公 社 」 、 以 下 公 社 とす る 〉 を設 立 し、 住 民 参 加 型 の ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス へ の 取 り組 み を 開 始 した 。 公 社 に よ る 参 加 型 ホ ー ム ヘ ル プサ ー ビ ス は そ の 後 順 調 に 拡 大 し、 公 的 サ ー ビ ス と な ら ん で 重 要 な役 割 を 果 た す よ う に な っ た が 、 こ の 活 動 を 基 盤 と して 、 市 は1994年 か ら 、 公 社 に対 し、 嘱 託 制 度 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビス を委 託 し、 サ ー ビ ス の 拡 大 を 図 っ て き た 。 これ に よ っ て 調 布 市 で は 、 「 市 職 員 ヘ ル パ ー 」 、 家 政 婦 紹 介 所 へ の 委 託 事 業 で あ る 「 介 護 券 ヘ ル パ ー」 、 公 社 へ の 委 託 事 業 で あ る 「嘱 託 ヘ ル パ ー」 お よ び 、 公 社 の 「 協 力 会 員 ヘ ル パ ー」 とい う、4つ の ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス が 活 動 す る こ と に な っ た 。 さ ら に 、1996年 か ら は 、 市 内 の 医 療 法 人 、 社 会 福 祉 法 人 に対 し夜 間 の ホ ー ム ヘ ル プ お よ び 介 護 サ ー ビス の 委 託 を 開 始 して い る 。

東 京 都 の 自 治 体 に お け る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス は 、 家 政 婦 紹 介 所 へ の 介 護 券

方 式 に よ る ホ ー ムヘ ル プ 事 業 委 託(以 下 「介 護 券 ヘ ル パ ー 」 とす る 〉 に よ っ て

急 速 な伸 び を 示 した こ と は よ く知 られ て い る が 、 そ の運 用 を み る と、 一 般 に 市

職 員 ヘ ル パ ー が 主 と して 低 所 得 世 帯 に派 遣 され 、 介 護 券 ヘ ル パ ー は 、 そ れ 以 外

(4)

26 人 文 学 報No291(社 会 福 祉 学14)1998.3

の 世 帯 の ホ ー ム ヘ ル プ ニ ー ズ に対 応 す る こ と と され て きた 。

調 布 市 も、 同 じ経 過 を た ど っ て きた が 、 こ の 方 針 を1990年 か ら一 部 変 更 し、

介 護 券 ヘ ル パ ー を 低 所 得 世 帯 に も派 遣 す る こ と に した 。 しか し、1994年 ま で は 、市 職 員 ヘ ル パ ー が 低 所 得 世 帯 を 担 当 す る と い う方 針 を 維 持 して い る 。 そ の 後 、 低 所 得 以 外 の 一 般 世 帯 にお け る ニ ー ズ の増 大 に伴 っ て 、 市 職 員 ヘ ル パ ー と 介 護 券 ヘ ル パ ー の 区 分 が 維 持 し に く くな っ て き た 。

イ.福 祉 公 社 の 設 立 と そ の 展 開

次 に 重 要 な の は 、1988年10月 に設 立 され た 「 調 布 市 社 会 福 祉 事 業 団」 の 創 設 に よ る 参 加 型 ホ ー ム ヘ ル プサ ー ビ ス の 開 始 で あ る。 事 業 団 は そ の 後 、1990年10 月 か ら財 団 法 人 「 調 布 ゆ うあ い福 祉 公 社 」 と な り、 よ り公 益 的 な 諸 事 業 を展 開 して き て い る 。 公 社 の協 力 会 員 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス は 、 市 が 直 接 関 与 す る事 業 で は な い が 、 会 員 制 に よ る有 償 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 開 始 に よ り、

調 布 市 全 体 と して は 、 か な り多 様 な ニ ー ズ に対 応 で き る よ う に な っ た 。 こ の こ と に つ い て は 、 後 に詳 し く見 る こ と にす る 。

ウ.嘱 託 ヘ ル パ ー の 拡 大 と サ ー ビ ス 提 供 体 制 の 整 備

調 布 市 に お け る 嘱 託 ヘ ル パ ー は 、 当 初 市 所 属 の ヘ ル パ ー と さ れ 、1992年 が1 人 、1993年 が4人 、1994年 が6人 で あ っ た が 、1994年7月 に は30人 に な っ た 。

こ れ は 、 こ の 月 か ら 、 嘱 託 ヘ ル パ ー を増 員 し、 一 括 して 公 社 に委 託 した た め で あ り、 当 初 市 の 嘱 託 ヘ ル パ ー で あ っ た 者 も、 公 社 へ の 所 属 変 更 が 行 わ れ た 。

これ に よ っ て 、 調 布 市 の 公 的 な ホ ー ム ヘ ル プサ ー ビ ス は 、 市 職 員 ヘ ル パ ー 、 公 社 嘱 託 ヘ ル パ ー 、 家 政 婦 紹 介 所 の 介 護 券 ヘ ル パ ー の3者 に よ っ て提 供 され る こ と に な っ た 。 調 布 市 で は 、 こ の よ う な 体 制 の 導 入 に 際 し て 、1994年7月 に

『 調 布 市 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビス 事 業 の 手 引 』 を作 成 し、 そ れ ぞ れ の 役 割 分 担 を

示 して い るが 、 そ の 概 要 は次 の 表1の とお りで あ る。

(5)

表11994年7月 か らの ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 提 供 体 制

市 職 員 ヘ ル パ ー 嘱 託 ヘ ル パ ー 介 護 券 ヘ ル パ ー

(1働 務 条件 常勤

月16日 ・1日6時 間

家政婦紹介所 に委託

勤務(こ れ はその後

、 月20日 に 改 め ら れ

た)又 は 、 月80時 間 勤 務 。

(2)業務 内 容 介 護 サ ー ビ ス の う ち 介 護 サ ー ビ ス の う ち 家 事 サ ー ビ ス お よ び

、 頻 回 ・特 別 困 難 ケ

、 長 時 間 ・時 間 外 ・

軽 度 の介護 サ ー ビス

一 ス

休 日 、 お よ び 困 難 ケ

一 ス

(3)業務 時 間 月 曜 日 〜 金 曜 日 月 曜 日 〜 日曜 日 月 曜 日 〜 日曜 日 午 前8時30分 〜 午 後 午前7時 〜午後7時 午 前7時 〜午 後7時

5時 1時 間単位 3時 間単 位

1時 間単 位

以 上 の 業 務 分 担 の 主 要 な意 義 は 、 家 事 援 助 型 の ホ ー ム ヘ ル プ と身 体 介 護 型 の ホ ー ム ヘ ル プ との 分 化 で あ り、 こ れ も国 が1989年 に導 入 した 方 針 に対 応 した も の と な っ て い る 。

た だ し、 この 表 を見 る と、 家 事 型 と介 護 型 の 分 離 に対 す る ヘ ル パ ー の 業 務 分 担 は そ れ ほ ど簡 単 な もの で は な い 。 す な わ ち 、 市 職 員 ヘ ル パ ー は 、 頻 回 ・特 別 困 難 ケ ー ス の 介 護 サ ー ビ ス を 、 嘱 託 ヘ ル パ ー は 長 時 間 ・時 間 外 ・休 日お よ び 困 難 な 介 護 サ ー ビス を担 当 し、 介 護 券 ヘ ル パ ー が 軽 度 の 介 護 サ ー ビ ス お よ び 家 事 サ ー ビ ス を 担 当 す る 、 と され て い る が 、 こ う した 区 分 に よ る 派 遣 決 定 の た め に は 、 家 事 援 助/身 体 介 護 の 区 分 の 他 に 、 重 度/軽 度 、 あ る い は 、 特 別 困 難 ケ ー ス/困 難 ケ ー ス な どの カ テ ゴ リ ー を 明 確 化 す る必 要 が あ っ た 。 こ の た め に は 、 従 来 の よ う な サ ー ビス 決 定 基 準 で は な く、 よ り複 雑 な ニ ー ズ の 判 定 と提 供 され る サ ー ビ ス の 量 お よ び 内 容 の ア セ ス メ ン トが 必 要 に な っ た の で あ る 。

こ の 他 、 嘱 託 ヘ ル パ ー の 導 入 に よ っ て 、 サ ー ビ ス の 利 用 時 間 が よ り柔 軟 化 さ れ た こ と、 サ ー ビ ス の 提 供 時 間 帯 が 午 前7時 か ら午 後7時 に 拡 大 され た こ と、

休 日 の サ ー ビ ス提 供 が 可 能 に な っ た こ と 、 な どが 注 目 さ れ る 。

1996年 か ら は 、 嘱 託 ヘ ル パ ー 体 制 が さ ら に多 元 化 す る こ と に な っ た 。 す な わ

ち 、 こ の 年 の7月 か ら、 市 内 の 医 療 法 人 に対 して 、 嘱 託 ヘ ル パ ー10人 に よ る 夜

(6)

28 人 文 学 報No291(社 会 福 祉 学14)1998.3

間 帯 ホ ー ム ヘ ル プサ ー ビス の 委 託 を開 始 し た。 こ れ は 政 府 が1995年 度 か ら導 入 し た 「24時 間 巡 回 型 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 」 を導 入 す る た め の 準 備 段 階 と し て 、 市 内 全 域 を対 象 に 、午 後8時 〜 午 前0時 の 問 、 排 泄 介 助 を 中 心 とす る巡 回 型 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス を試 行 的 に実 施 しよ う とす る もの で あ っ た 。

ま た 、1996年10月 か らは 、 市 内 の 社 会 福 祉 法 人 に対 して 、 介 護 型 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 委 託 を 開 始 した 。 こ の結 果 、 調 布 市 の ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス は 、 介 護 サ ー ビ ス に 関 して 、市 内 が3つ の 地 域 に 分 割 され 、 市 の 中 心 部 を市 職 員 ヘ ル パ ー が 、 東 部 を公 社 嘱 託 ヘ ル パ ー が 、 西 部 を社 会 福 祉 法 人 嘱 託 ヘ ル パ ー が 担 当 す る こ と に な っ た 。 こ れ に対 して 、 介 護 券 ヘ ル パ ー 、 お よ び 公 社 の 協 力 会 員 は 、 こ れ まで 通 り、 家 事 サ ー ビ ス を 中心 に 、市 内 全 域 を カバ ー す る 体 制 と な っ た 。

以 上 の体 制 を 整 理 す る と次 の よ う に な る 。

表21996年11月 以 後 の ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 提 供 シ ス テ ム

提供体制 ヘ ルパ ー の設置形態 担当地域

市直営 常 勤6人(高 齢担 当6人 、障害担 当5人) 中部

公社委託 嘱 託30人(月20日 勤 務:23人 、 月80時 間 勤 務:7人) 東部

医療法人委託 嘱 託10人:夜 間 巡 回 型 全域

社会福祉法人委託 嘱託5人: 西部

家政婦紹介所委託 介 護 券149人(常 勤 換 算38.5人) 全域

公社 協 力 会員(登 録) 全域

こ の よ う な ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 提 供 シ ス テ ム に よ っ て 、 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス資 源 が どの よ う に拡 充 され 、 そ れ が どの よ う に利 用 され て きた か に つ い て 、 以 下 で み て み よ う。 なお 、 本 稿 で は 、 以 上 の 経 緯 の う ち 、 地 域 制 が 導 入

され る以 前 の 、1996年6月 ま で の デ ー タ に 基 づ い て 検 討 す る 。

2.ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 提 供 実 績 の 検 討

先 に述 べ た よ う に 、 調 布 市 に お け る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス は 、1996年6月 時

点 で は 、市 職 員 ヘ ル パ ー 、 家 政 婦 紹 介 所 へ の 委 託 に よ る介 護 券 ヘ ル パ ー 、 公 社

(7)

へ の 委 託 に よ る 嘱 託 ヘ ル パ ー に よ っ て 提 供 さ れ て お り、 こ れ ら は 、 行 政 の 公 的 責 任 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス と して 実 施 さ れ て い る(以 下 、 「 公 的 責 任 」 に よ る サ ー ビ ス とす る)。 こ れ に対 して 、 公 社 の協 力 会 員 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス は 、 利 用 会 員 か ら の 利 用 料 が 協 力 会 員 に全 額 支 払 わ れ て い る と は い え 、 そ の 運 営 に は市 か らの 資 金 助 成 が 行 わ れ て い る こ と か らみ て 、行 政 の 公 的 関 与 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス で あ る と い う こ と に な る(以 下 、 「 公 的 助 成 」 に よ る サ ー ビ ス とす る)。 もち ろ ん こ の他 に も、調 布 市 の 住 民 は 、 個 人 契 約 に よ り、 家 政 婦 紹 介 所 そ の 他 の 企 業 や 団 体 か らサ ー ビ ス を購 入 して い る と考

え ら れ る が 、 こ れ に つ い て の 全 体 的 把 握 は 不 可 能 で あ る 。

以 下 、 今 回 分 析 に利 用 した 資 料 の 性 質 につ い て 簡 単 に 説 明 して お く と、 次 の 通 りで あ る 。

(1)調布 市 福 祉 部 高 齢 福 祉 課 が 集 計 した 公 的 責 任 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 実 績 デ ー タ(1985年 〜1995年 の 各 月)

(2)筆者 が1993年 か ら作 成 した 公 社 の ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス資 料(1993年5月 、 1994年 〜1996年 の 各 年6月 、1996年ll月 。 お よ び 、1993年5月 の 、 行 政 責 任 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 利 用 者 デ ー タ)

(1)で は 、 各 年 の 公 的 責 任 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス 実 績 の 動 向 が 把 握 で き るが 、 ヘ ル パ ー 数 、 利 用 者 数 、利 用 回 数 、 利 用 時 間 数 な ど の 趨 勢 が わ か る だ け で 、 そ れ 以 上 の サ ー ビ ス の 詳 細 は わ か ら な い 。

こ れ に対 して 筆 者 が 作 成 した(2)の 資 料 で は 、 調 布 市 に お け る 公 的 責 任 お よ び 公 的 助 成 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 全 体 が 把 握 で き る こ と に な る 。 こ の 場 合 、 資 料 の 作 成 は 、 毎 年 決 め られ た 月 の サ ー ビ ス 実 績 に つ い て 、4つ の タ イ プ の ヘ ル パ ー が 提 出 した 「活 動 実 績 報 告 」 を1件 ず つ コ ン ピ ュ ー タ に 入 力 し、 こ れ に も とつ い て 、 必 要 な計 算 を行 う こ と に な る 。 こ う した 方 法 を用 い る と 、 活 動 実 績 報 告 か ら 、1回 毎 の サ ー ビ ス に 関 し て 、 そ の 利 用 者 、 提 供 者(ヘ ル パ ー)、 利 用 時 間 、 内 容(家 事 援 助 ・身 体 介 護 の 区 分)な ど が 把 握 で き る の で 、 こ れ ら の デ ー タ を集 計 す れ ば 、 公 的 責 任/公 的 助 成 別 、 サ ー ビ ス 提 供 機 関 別 な どの サ ー ビ ス 実 施 状 況 を よ り詳 し く把 握 す る こ とが で き る 。

も っ と も、 筆 者 が 作 成 し た1993年 〜1996年 の デ ー タの う ち 、1994年 と1995年

(8)

30 人 文 学 報NQ291(社 会 福 祉 学14)1998.3

の デ ー タは 公 社 の サ ー ビス 実 績 に も とつ く もの の み で あ り、 市 の 公 的 責 任 に よ る デ ー タ は 作 成 して い な い 。 従 っ て 、 公 的 責 任 お よ び 公 的 助 成 の 両 方 を含 む デ ー タが 得 られ る の は 、1993年5月 、1996年6月 お よ び11月 の み で あ る。

以 上 の 点 を勘 案 し て本 稿 で は 、 全 体 の 動 向 に 関 して は 、(1)の 公 的 責 任 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス デ ー タ を用 い 、 詳 細 な分 析 に 関 し て は 、(2)の デ ー タ の う ち 、1993年5月 と1996年6月 の 集 計 デ ー タ を用 い て 分 析 を行 う。 な お 、 調 布 市 福 祉 部 高 齢 福 祉 課 が 作 成 した(1)の デ ー タ と、 個 別 の 実 績 報 告 か ら筆 者 が 作 成 し た(2)の デ ー タ を比 べ る と、 デ ー タの 作 成 過 程 の 違 い な どの 理 由 で 、 デ ー タ上 わ ず か な 差 異 が み られ るが 、 分 析 上 は 、 差 しつ か え な い 。

ア.ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 利 用 世 帯 数 と 利 用 回 数

調 布 市 に お け る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 延 利 用 世 帯 数 は 、1985年 の 年 間834 世 帯 か ら1995年 に は3,702世 帯 に 達 して い る。 こ れ を 月 別 の 平 均 値 で 見 る と、

1985年 度 の70世 帯 か ら1995年 度 の309世 帯 へ と大 幅 に 増 え て い る 。

こ れ に 伴 っ て 、 サ ー ビ ス の 延 利 用 回 数 も 、1985年 の4,478回 か ら1995年 に は 24,578回 と な っ て お り、 月 別 の 平 均 利 用 回 数 で は373回 か ら2,048回 に増 え て い る 。

そ こで 、 この10年 間 の 利 用 世 帯 と利 用 回 数 の 伸 び を 図1で 見 る と 、前 者 は4.4 倍 の 伸 び で あ り、 後 者 は5.5倍 の伸 び とな っ て い る。 利 用 世 帯 の伸 び よ り も、 利 用 回 数 の 伸 び の ほ う が 大 きい こ とは 、 よ り頻 回 型 の サ ー ビ ス提 供 が行 わ れ る よ

う に な っ た こ と を 示 して い る 。 す な わ ち 、1985年 度 で は 、1世 帯 あ た り利 用 回 数 は 月 平 均5.4回 で あ っ た が 、1995年 度 で は 月 平 均6.6回 で 、1」 回 程 の 増 加 と な っ て い る 。

イ.市 職 員 ヘ ル パ ー と 介 護 券 ヘ ル パ ー の 動 向

調 布 市 は 、 急 速 な ホ ー ム ヘ ル プ ニ ー ズ の 増 大 に対 して 、 東 京 都 内 の他 自 治 体 に お け る よ う に 、 市 職 員 ヘ ル パ ー の 増 加 に よ っ て で は な く、 家 政 婦 紹 介 所 へ の 業 務 委 託 に よ っ て 、 サ ー ビ ス の 拡 大 を 図 っ て き た 。

そ こ で 、 市 職 員 ヘ ル パ ー と介 護 券 ヘ ル パ ー の 提 供 した サ ー ビ ス 量 の変 化 を 、

(9)

図1利 用 世 帯数 、 利 用 回 数 の伸 び 伸び率

600

400

200

100

549 ,"

443.9 40Z'

◎一 一 世 帯 数 か 。一一利 用 回 数

0 ,; :,;88鍍89嬢90鰻91鍍92鍍93鞭94鍍95鞭

利 用 世 帯 数 と利 用 回 数 に つ い て 見 て み よ う。

まず ホ ー ム ヘ ル プ 利 用 世 帯 に つ い て み る と、 図2に 示 さ れ て い る よ う に 、 図2ホ ー ム ヘ ル プ 利 用 世 帯 割 合 の 推 移1ヘ ル パ ー 別

% 100

75

50

25

■ 市職員

%%介 護券 []嘱 託

0

85鍍,.・.:=88鞭89輯F度90年 度91年 度s293年 度94鞭95鰻

1986年 度 で は 、595%の 世 帯 に 市 職 員 ヘ ル パ ー が 派 遣 さ れ て い た が 、 そ の 後 、

(10)

32 人 文 学 報NQ291(社 会 福 祉 学14)1998.3

徐 々 に そ の 割 合 は 低 下 し、1993年 に は 、 市 ヘ ル パ ・ 一が34%、 介 護 券 ヘ ル パ ー が 66%を 占 め る まで に な っ た 。

そ の 後 、 調 布 市 で は1992年 度 か ら 開 始 した 嘱 託 ヘ ル パ ー を1994年 か ら公 社 に 所 属 替 え す る と と も に 、 増 員 を は か る こ と に よ り、 介 護 サ ー ビ ス を 中 心 とす る 本 格 的 な 嘱 託 ヘ ル パ ー の 活 動 が 開 始 され た 。 こ の 結 果 、95年 度 の サ ー ビ ス利 用 世 帯 の う ち 、 市 職 員 ヘ ル パ ー が20%、 介 護 券 ヘ ル パ ー が64%、 公 社 嘱 託 ヘ ル パ ー が16.3%の サ ー ビ ス を提 供 す る こ と に な っ た 。

ま た 、 ヘ ル パ ー の 種 類 ご との サ ー ビス 提 供 回 数 を 図3で み る と 、1986年 度 に 図3ホ ー ム ヘ ル プ 利 用 回 数 割 合 の 推 移:ヘ ル パ ー 別

% 100

75

50

25

0

■ ■ 市職員 ////介 護券 [コ 嘱託

85鰻86鍍87鰯 芝88鞭89鰯 芝90鞭91鍍92鍍93鍍94鍍95鰯 芝

お け る 介 護 券 ヘ ル パ ー に よ る サ ー ビ ス提 供 回 数 の 割 合 は48.6%で あ っ た 。 そ の 後 こ の割 合 は 増 加 し、1993年 に は72.6%に まで な っ て い る 。1994年 か らの 嘱 託 ヘ ル パ ー 導 入 に よ り、 この 割 合 は67%ま で 下 が っ た が 、 そ れ で も、 ほ ぼ3分 の 2が 介 護 券 ヘ ル パ ー に よ る 提 供 と な っ て い る。

こ の こ と をみ る と、 嘱 託 ヘ ル パ ー の 導 入 に もか か わ らず 、 介 護 券 ヘ ル パ ー の 役 割 は な お 圧 倒 的 に 大 き い とい え る。

ウ.公 社協 力 会 員 を加 え た場 合

(11)

と こ ろ で 先 に 述 べ た よ う に 、 調 布 市 で は 、1988年10月 か ら調 布 市 社 会 福 祉 事 業 団 を 設 立 し、1990年10月 か ら は財 団 法 人 「調 布 ゆ うあ い 福 祉 公 社 」 と して 、 協 力 会 員 に よ る有 償 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 提 供 を拡 大 して き た 。 そ こ で 、 公 社 に よ る ホ ー ム ヘ ル プサ ー ビス を 加 え て み る と 、 調 布 市 の ホ ー ム ヘ ル プサ ー ビ

ス提 供 の状 況 は か な り異 な る もの に な る 。 こ こで は 、 本 調 査 等 で 入 手 で きた 資 料 に 基 づ き 、1993年5月 、1994年6月 、1995年6月 、1996年6月 お よ び11月 に つ い て 、 公 社 の協 力 会 員 を含 む調 布 市 全 体 の ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 利 用 状 況 を検 討 して み よ う 。(な お 、 こ こ で の利 用 者 は 、 複 数 の 提 供 シ ス テ ム を利 用 し て お り、 実 際 の 利 用 者 数 よ りは や や 多 くな っ て い る)。

第1に 、 図4に よ る と、1993年5月 に 、 市 職 員 ヘ ル パ ー を利 用 した 人 数 は58

人 鋤

200

100

0

図4ヘ ル パ ー別 サ ー ビス利 用人 数 の推移

2425 3116

87 マ 05

'

'

'

'

'

}'

'

2 か25/ 6 巨15

'

'

67 マ 54

/

/

'

/

ノ /

'

4ー /17△ 一 ∩ V

℃41 75 V 48

1

ノ ︑

執 ︑ 〆

68 駄 ーノ ノ 2 ﹂14 07

'

"

''

" ζ

23 } 1814■層 85

o‑一 市 職 員

▲一 一 一 介 護 券

▽一一一一一 嘱 言モ .一 一 … 協 力 会 員

93年5月94年6月95年6月96年6月96年11月

人 、介 護 券 ヘ ル パ ー は118人 で あ っ た が 、 公 社 協 力 会 員 のサ ー ビ ス を利 用 した も の は123人 で あ り、公 社 の 協 力 会 員 利 用 者 が 最 も多 か っ た。 も っ と も、 市 の ヘ ル パ ー の 場 合 、 高 齢 の 利 用 世 帯 だ け の 数 字 で あ る の に対 して 、 公 社 の 場 合 、 高 齢 者 だ け で な く、 障 害 者 や そ の 他 の 世 帯 もサ ー ビ ス を利 用 して い る の で 、 必 ず し

も正 確 な比 較 に は な ら な い が 、 そ れ で も、1993年5月 に お け る公 社 の ホ ー ム ヘ

ル プサ ー ビ ス の 利 用 者 は 、 ほ ぼ90%が 高 齢 者 で あ っ た か ら、 介 護 券 ヘ ル パ ー と

(12)

34 人 文 学 報No291(社 会 福 祉 学14)1998.3

ほ ぼ 同 数 の 人 数 が 、 協 力 会 員 に よ る ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビス を利 用 して い た と考 え られ る 。

こ れ を割 合(図5)で み る と 、1993年5月 に お け る 市 職 員 ヘ ル パ ー の 利 用 者

図5ヘ ルパ ー別 サ ー ビス利 用 人 数 の 割 合 の 推移

% oo 1

75

50

25

■ 市職員 ////介護券 [コ 嘱託 口 協力会員

93年5月94年6月95年6月96年6月96年11月

は19.4%、 介 護 券 ヘ ル パ ー の利 用 者 は39.5%、 公 社 協 力 会 員 の利 用 者 は41.1%で あ っ た 。

こ れ に 対 して 、1994年 か ら公 社 に 嘱 託 ヘ ル パ ー が 導 入 さ れ た こ と に よ り、

1995年6月 に は 、 嘱 託 ヘ ル パ ー利 用 者 が48人 、 市職 員 ヘ ル パ ー 利 用 者 が57人 、 公 社 協 力 会 員 利 用 者 が140人 、 介 護 券 ヘ ル パ ー 利 用 者 が171人 と な っ た(図4)。

割 合 で み る と、 そ れ ぞ れ 、11.5%、13.7%、33.7%、41.1%と な る 。 そ の 後 、 1996年6月 に な る と、 こ の順 位 は 変 わ ら な い もの の 、 介 護 券 ヘ ル パ ー利 用 者 の 割 合 が 急 増 して い る こ と な どが 注 目 され る(図5)。

第2に 、 利 用 回 数 別 にみ る と、 こ う した事 情 は か な り異 な る 。 図6に よ る と、

1993年5月 に お け る市 職 員 ヘ ル パ ー の 利 用 回 数 は273回 、 協 力 会 員 は557回 、 介 護 券 ヘ ル パ ー は887回 と な っ て い る。 また 、 そ れ ぞ れ の 割 合 は 、 図7に よ る と、

15.9%、32.4%、51.7%で あ り、 回 数 の 点 で は 、 介 護 券 ヘ ル パ ー が よ り重 要 な役

割 を果 た して い る こ と が わ か る 。

(13)

人 ㎜ 2

図6ヘ ル パ ー 別 サ ー ビ ス利 用 回 数 の 推 移

1500

1000

500

0

堅1

/ / f

」 1676

1046!ノ

ノ ▲/

!〆

!1288

1

887,一'

一 一 一 一 コL評

'!849、 、 、,!

55,//\ 、・88625̲t./ 一 一 一

■,

4t7.‑J' v‑̲̲‑352/

273"

328276297

̲̲218

892 刃 一.嗣

653

93年5月94年6月95年6月96年6月

人 数 人 数 人 数 人 数

96年11月 人 数

o一 市 職 員

▲一 一 一 介 護 券

▽一一一一一 嘱 託 .… 一 協 力 会 員

図7ヘ ルパ ー別 サ ー ビス利 用 回数 の割 合 の 推 移

% oo 1

75

50

25

■ 市職員 /////i介 護券 [コ 嘱託

〔=コ 協力会員

0

93年5月94年6月95年6月96年6月96年11月

こ の よ う に 、 サ ー ビ ス利 用 者 数 で は 公 社 協 力 会 員 の 方 が 多 い の に対 して 、 利

用 回 数 か ら見 る と介 護 券 ヘ ル パ ー の 方 が 大 き な割 合 を 占 め る と い う こ と は 、 協

(14)

36 人 文 学 報NQ291(社 会 福 祉 学14)1998.3

力 会 員 が 、 介 護 券 ヘ ル パ ー と比 べ て 、 比 較 的 少 な い 回 数 で 、 必 ず し も定 型 的 で は な い ニ ー ズ に対 す る援 助 活 動 を行 っ た こ と を示 して い る 。

協 力 会 員 の 活 動 は 、 「日頃 の 経 験 で 、 誰 に で も参 加 で き る」 活 動 を建 て前 と して い た か ら 、 介 護 券 ヘ ル パ ー の よ う に 、3時 間 を単 位 とす る定 期 的 な 訪 問 を 前 提 とす る 「仕 事 」 と は異 な る性 質 の ニ ー ズ に対 応 す る こ と に な っ た と い え る 。 つ ま り、 公 社 協 力 会 員 の ホ ー ム ヘ ル プ 活 動 パ タ ンは 、 そ れ まで の市 職 員 ヘ ル パ ー や 介 護 券 ヘ ル パ ー に よ る サ ー ビ ス で は対 応 しに くい ニ ー ズ に応 え る もの で あ っ た 。

第3に 、 図5に 戻 る と、 市 職 員 ヘ ル パ ー に よ る サ ー ビ ス の 利 用 者 の 割 合 は 年 々 低 下 して お り、1993年5月 か ら1996年ll月 の 問 に 、 利 用 者 の 割 合 で は19.4%か

ら9.0%に 、利 用 回 数 の割 合 で は 、15.9%か ら6,3%に まで 低 下 した 。 も っ と も、

市 職 員 ヘ ル パ ー の 利 用 者 数 自体 は 、 こ の4年 間 で そ れ ほ ど低 下 した わ け で は な い 。 利 用 者 お よ び 利 用 回 数 の 割 合 の 低 下 は 、 も っ ぱ ら他 の サ ー ビ ス利 用 者 や 利 用 回 数 の 増 大 に伴 っ て 生 じた もの で あ る 。

い ず れ に して も、 公 社 協 力 会 員 の 活 動 を ふ くめ た調 布 市 の ホ ー ム ヘ ル プサ ー ビ ス の 利 用 状 況 を考 え る と、 公 社 協 力 会 員 の ホ ー ムヘ ル プ活 動 に よ っ て 、 こ れ まで 対 応 で き な か っ た ニ ー ズ が 掘 り起 こ され 、 市 と して も よ り多 様 なサ ー ビ ス の 提 供 を行 う こ とが 求 め ら れ て きた と い え る だ ろ う。

エ.サ ー ビ ス 利 用 者 と サ ー ビ ス 提 供 シ ス テ ム と の 関 係

以 上 の デ ー タ は 、 サ ー ビ ス 提 供 機 関 か ら み た サ ー ビス 提 供 状 況 で あ る が 、 こ れ を 、 サ ー ビ ス利 用 者 の方 か らみ る と どの よ う に な る で あ ろ うか 。 こ こ で は 、 公 的 責 任 に よ る サ ー ビ ス と公 的 助 成 に よ る サ ー ビ ス の 両 方 の デ ー タが 得 られ る 、1993年5月 と1996年6月 の 状 況 を比 較 して み よ う。

表3に よ る と、1993年5月 にお け る ヘ ル パ ー の 実 利 用 人 員 は 、281人 で あ っ た が 、3年 後 の1996年6月 に は491人 に な り、75%の 伸 び に な っ て い る 。 こ れ をヘ ル パ ー 種 類 別 にみ る と、 もっ と も大 き い の は 介 護 券 ヘ ル パ ー利 用 者 でll3%

の 伸 び で あ り、 次 い で 、 複 数 の 種 類 の ヘ ル パ ー を利 用 す る混 合 型 利 用 者 の106

%、 協 力 会 員 利 用 者 の70%な ど と な っ て い る。

(15)

同様 に 、 表4に よ る と 、 ヘ ル パ ー 利 用 回 数 は2つ の 時 点 で 、1,717回 か ら3,152 回 へ と84%の 伸 び とな っ て い る 。 こ の う ち も っ と も増 え た の は協 力 会 員 利 用 回 数 で118%の 増 加 で あ り、 次 い で 混 合 型 の105%、 介 護 券 ヘ ル パ ー の84%の 伸 び

と な っ て い る が 、 市 職 員 ヘ ル パ ー は2%の 減 と な っ て い る 。

表3ヘ ル パ ー種 類 別 サ ー ビ ス 利 用 人 数(1993年5月/1996年6月)

1993年5月1996年6月 増 減 数 増 加 率 増 減 寄 与 率 市 職員 ヘ ルパ ー

介護 券 ヘ ルパ ー 協力 会員

混合

52人 ios 106 18

50人 一2人96%‑1.0%

2241i921356.7 1807417035.2 37192069.0

合計

281 491 210175 100.0

表4ヘ ル パ ー種 類 別 サ ー ビ ス 利 用 回 数(1993年5月/1996年6月)

1993年5月1996年6月 増 減 数 増 加 率 増 減 寄 与 率 市職員 ヘ ルパ ー

介護券 ヘ ルパ ー 協 力会 員

混 合

246回

$01 454 216

242回 一4回98%‑0.3%

1477676 990536 443227

18447.1 21837.4 20515.8

合計

1717 3152 1435184 100.0

こ れ らの 数 字 か らわ か る よ う に、 こ の3年 間 の ホ ー ム ヘ ル プサ ー ビス 利 用 者 とホ ー ム ヘ ル プ 資 源 の 増 加 は 、 相 変 わ らず 介 護 券 ヘ ル パ ー の 活 動 の 増 加 に も と つ く もの で あ っ た こ とが わ か る が 、 協 力 会 員 の 寄 与 率 もか な り大 き い こ と 、 ま た 、 複 数 の ホ ー ムヘ ル プ サ ー ビス を利 用 す る混 合 型 の サ ー ビ ス利 用 者 が ふ え て い る こ と も注 目 に値 す る 。

混 合 型 サ ー ビ ス の 利 用 状 況 は 、 表5に よ る と、1993年 の 場 合 、 介 護 券 ヘ ル パ ー と協 力 会 員 の 組 合 わせ が11人 で もっ と も多 く3.9%、 市 職 員 ヘ ル パ ー と協 力 会 員 の 組 合 わ せ が6人 で2.1%と な っ て い た 。 こ れ に対 して 、 表6に よ る と 、1996 年 の 場 合 、 公 社 の 嘱 託 ヘ ル パ ー と協 力 会 員 の 組 合 わせ が12人 で2.4%、 介 護 券 ヘ

ル パ ー と協 力 会 員 が10人 で2.0%な ど と な っ て お り、3種 類 の ヘ ル パ ー の 組 合 わ せ も2人 み られ る 。

こ の よ う に 、1993年 と1996年 と を全 体 と して比 較 して み る と、 サ ー ビス 利 用

(16)

38人 文学 報NQ291(社 会福祉 学14)1998,3

者 で75%、 サ ー ビス 提 供 回 数 で84%の 増 加 をみ 、 市 職 員 ヘ ル パ ー を 除 い て 、 そ れ ぞ れ の 種 類 の ヘ ル パ ー が 提 供 す る サ ー ビ ス 量 が 拡 大 した に もか か わ らず 、 ど れ か1つ の 種 類 の ヘ ル パ ー で1人 の利 用 者 の 全 て の ニ ー ドを満 た す こ と は 困 難 で あ り、 複 数 の 種 類 の ヘ ル パ ー で 対 応 せ ざ る を 得 な く な っ て い る こ とが わ か る 。

表5ホ ーム ヘル プ利 用 者93年5月

複合2 利用者 件数 分数 件/利 分/件 糊翻 件数% 分数%

市介

1

10 1186 10.0 178.8 o.a o.s

0.6

市協 6 68 11532 11.3 169.6 2.1 4.0 3.7

介協 11 138 25080 12.5 161.7 3.9 8.0 8.1

52 246 31122

4.7

126.5 18.5 14.3

10.0

105 801 166320

7.6

zo7.s

37.4 46.7 53.6

協 cos 454 74250

4.3

163.5

37.7

26.4 23.9 合計 281 1717 310092 6.1 180.6 100.0

100.0 100.0

注)市=市 職 員 、 介e介 護 ヘ ル パ ー 、 協=協 会 会 員 の 略

表6ホ ー ムヘ ル プ利用 者96年6月

複合2 利用者 件数 分数 件/利 分/件 朋都 件数% 分数%

市嘱介

1 11 1710 11.0 155.5

0.2

0.3 0.3

市嘱協

1 9

1115

9.0

123.9 0.2

0.3 02

嘱介

6 76

14700

12.7 193.4

i.2 2.4

z.e

市介 7 93 11075 13.3 119.1 1.4 a.o 2.1

介協 10 136 z>>ea 13.6 155.7 2.0 4.3 4.0 嘱協 12 118 18975 9.8 1fiO.8 2.4 3.7 3.6

50 242 21210 4.8 87.6 10.2

7.7 4.0

嘱 62 500 77430

8.1 154.9

iz.s

15.9 to.7

ire

aso 77370 4.2 157.9 24.0 15.5

14.7

介 224 1477 281100 6.6 190.3 45.6 46.9 53.5 合計 49i 3152 525865 6.4 166.8 100.0 100.0

100.0

注)市 、介 、協 は表5と 同 じ。嘱=嘱 託 ヘ ルパ ーの略

1人 の 利 用 者 に 複 数 種 類 の ヘ ル パ ー 派 遣 が 必 要 に な っ た理 由 は 、 1人 当 り派

(17)

遣 回 数 の 増 加 に よ る もの で あ る。1993年 の デ ー タで も、1996年 の デ ー タ で も、

複 数 種 類 の ヘ ル パ ー が 派 遣 され て い る利 用 者 の サ ー ビス 利 用 回 数 は 平 均 で 月12 回 で あ り、1996年 の 場 合 に は 、1種 類 の ヘ ル パ ー 派 遣 の 場 合 よ りか な り多 い 。 この よ う に現 状 で は 、 い くつ か の ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 種 類 を組 み 合 わ せ て サ ー ビス の 頻 回 化 に対 応 しな け れ ば な ら な か っ た と い え る 。

な お 、 表7に よ れ ば 、 市 か らの 委 託 に よ る 介 護 券 ヘ ル パ ー は6つ の 家 政 婦 紹 介 所 か ら派 遣 され て い る か ら、 実 際 上 は8つ の 団 体 が 公 的 な ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビス 提 供 に 関 与 して い る こ とが わ か る 。 そ れ だ け に、 サ ー ビス の 調 整 に つ い て は 、 複 雑 な対 応 が 必 要 に な っ て い る わ け で あ る 。

表7部 門 別 ヘル パ ー種 類別 サ ー ビス利 用状 況96年6月

部 門 所属

朋 者 鋤 者

件数 分数

利用都

件数% 分数% 利/援 件/利 分/件 件/援

行政 市職員

59 13 296 24835 11.1 9.4 4.7 4.5 5.0 83.9 22.8

公社 公社嘱託

$2 26 sus 97080 15.5 19.5 18.5 3.2 7.5 157.6 23.7

公社協 力

141 9ア 598 92430 zs.s 19.0 17.6 1.5 4.2 154.6 6.2

介 護券 介護券計

248 170 1642 311520 46.8 52.1 59.2 1.5 6.6 189.7 9.7

介護券A

30 25 159 aooso 5.7 5.0 5.7 1.2 5.3 189.1 6.4

介 護券B 41 17 2Z6 41400 7.7 7.2 7.9 2.4 5.5 183.2 13.3

介護 券C 62 37 453 84540 11.7 14.4 lfi.1 1.7 7.3 186.6 12.2 介護 券D 60 61 446 85500 11.3 14.1 16.3 1.0 7.4 191.7 7.3

介 護券E 6 6 30 6120 1.1 1.0 1.2 i.o 5.0 204.0 5.0

介 護券F 49 24 328 63900 9.2 10.4 12.2 2.0 6.7 194.8 13.7

合計 合計

530 306 3152 525865 100.0 100.0 100.O 1.7 5.9 166.8 10.3

オ.重 度 化 に と も な う サ ー ビ ス 頻 回 利 用 の 状 況

一般 に、 ホ ー ムヘ ル プサ ー ビス の利 用 回数 や利 用 時 間 につ い て み る と、 家事 援 助 の場 合 、1回2時 間、週2回 程 度 の サ ー ビス提 供 が標 準 と され るの に対 し て、 身体 介護 の場 合 、頻 回 ・長 時 間 のサ ー ビスが必 要 に なる こ とが指摘 され て

きた。 もっ と も、最 近 巡 回型 の ホ ー ムヘ ル プサ ー ビスが導 入 され て以 来 、 身体

介 護 で も、 た とえば 、 オム ッ交換 な どの場 合 、短 時 間の援 助 で 十分 な効 果 が得

られ る とされ、 また、 家事 援 助 につ い て も短 時 間 の援助 で大 きな効 果 が あ が る

もの もあ る とい う指摘 が行 われ る よ うに なっ た。 つ ま り、家 事援 助 、 身体 介 護

(18)

40 人 文 学 報NQ291(社 会 福 祉 学14)1998.3

を通 して 、 そ れ ぞ れ の 援 助 に か か る 時 間 を 的 確 に ア セ ス メ ン トし、 サ ー ビ ス の 提 供 を 効 果 的 な もの にす る こ とが 求 め られ る よ う に な っ て きた の で あ る。

こ れ に 対 して 、 サ ー ビ ス 利 用 回 数 に つ い て み る と、 家 事 援 助 が 週2回 程 度 で 一 応 の ニ ー ズ を満 た す の に対 し

、 身 体 介 護 の 場 合 に は 、 重 度 に な れ ば な る ほ ど 頻 回 の 援 助 が 必 要 に な る こ とが 指 摘 さ れ て い る 。 そ こ で 、 重 度 化 に と も な う サ ー ビ ス利 用 の 頻 回 化 に対 し、 公 社 協 力 会 員 を 含 む4つ の ヘ ル パ ー の シ ス テ ム が ど の よ う な対 応 を行 っ て きた か に つ い て 見 て お こ う。

表8は 、 こ の 点 を 検 討 す る た め に作 成 した も の で あ る 。 こ の 表 に お け る利 用 回 数 型 のAと は 、 こ の 月 の サ ー ビ ス 利 用 回 数 が4回 以 下 、 つ ま り、週1回 程 度 の サ ー ビス を利 用 した 者 で あ る 。 同 様 に して 、 月9回 以 下 ・週2回 程 度 の 利 用 をB、 月13回 以 下 ・月3回 程 度 をC、 月14回 以 上 ・週4回 以 上 をDと して い る 。

表8回 数 型 別 ヘ ル パ ー数96年6月

融 型 1人 2人 3人 4人 5人 6人 7人 1人% 2人% 3人% 4人%

5人% 6人% 7人%

件数

A 219 24 4 1 0 0 0 ea.a 9.7 t.6 0.4 o.o 0.0 o.o zas

8 85 49 25 7 1 1 D 54.6 29.2 14.9 4.2 o.s o.s o.o 168

C 18 11 13 3 3 0 0 37.5 22.9 27.1 6.3 6.3 o.o o.o 48

D s 5 3 5 4 1 3 22.2 18.5 11.1 18.5 14.8 3.7 11.1 27

こ の 表 に よ る と、A型 の サ ー ビス利 用 者248人 に つ い て は 、88.3%が1人 の ヘ ル パ ー で 対 応 して い る の に 対 して 、B型 で は50 .6%、C型 で は37.5%、D型 で は22.2%で あ り、 利 用 回 数 が 増 え る ほ ど よ り多 くの ヘ ル パ ー の 派 遣 が 行 わ れ て い る 。 特 にD型 で は 、 最 多 で7人 の ヘ ル パ ー が か か わ っ て お り、 重 度 の 在 宅 ケ ア の 場 合 、 い か に多 くの 介 護 サ ー ビ ス の 人材 が 必 要 に な る か が わ か る。

こ の こ とは 、 さ ま ざ ま な課 題 を提 起 して い る 。 す な わ ち 、週3回 程 度 を超 え

る よ う な頻 回 の サ ー ビス ニ ー ズ が あ る場 合 、 利 用 者 の 側 か ら見 る と、 複 数 の ヘ

ル パ ー が 入 れ 替 わ り立 ち 替 り訪 問 す る こ とが 避 け ら れ な くな り、 異 な る ヘ ル

パ ー へ の対 応 に 落 ち つ か な い とい う よ う な感 想 を もつ こ と は避 け ら れ な い で あ

ろ う。

(19)

逆 に ヘ ル パ ー の 側 か ら見 る と、1人 の 利 用 者 の と こ ろ に 多 くの ヘ ル パ ー が か か わ る の で あ る か ら 、 他 の ヘ ル パ ー が どの よ う な対 応 を して い る か に つ い て の 引 継 ぎや 情 報 の 交 換 が 不 可 欠 に な る で あ ろ う。 こ の よ う な 組 織 的 な対 応 を 、1 つ の サ ー ビス 提 供 団 体 内 で行 う こ と は比 較 的 容 易 で あ ろ うが 、 も し、 他 の 提 供 団 体 との 間 で こ の よ う なサ ー ビス提 供 に 関 す る調 整 を す る と な る と 、 そ れ は き わ め て 困 難 で あ ろ う。 特 に 、 介 護 券 ヘ ル パ ー は 、 他 の ヘ ル パ ー 派 遣 シ ス テ ム と 異 な り、 単 に サ ー ビ ス の 委 託 を受 け る だ け で 、 家 政 婦 紹 介 所 に よ る サ ー ビ ス 調 整 機 能 を前 提 と して い な い か ら、 他 の ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス との 調 整 は ほ と ん ど行 わ れ て い な い 。 こ の 場 合 、 サ ー ビ ス利 用 者 あ る い は そ の 家 族 が サ ー ビス 調 整 能 力 を も っ て い れ ば 、 問 題 は あ ま り起 らな い か も しれ な い が 、r人 暮 ら し世 帯 や 高 齢 者 世 帯 な ど、 サ ー ビ ス 利 用 に関 す る 実 質 的 な調 整 機 能 を 発 揮 しえ な い 場 合 に は 、 サ ー ビ ス提 供 機 関 の 側 で 調 整 を行 う こ と が 求 め られ る 。

一 般 的 に 見 て 、 サ ー ビ ス 調 整 機 能 は 、(1)利 用 者 とヘ ル パ ー 、(2)複 数 の ヘ ル パ ー 問 、 〈3)複数 の サ ー ビス 提 供 団 体 間 に必 要 で あ る。 こ こ で の デ ー タ は 、(2)と (3)の調 整 機 能 に 関 す る もの で あ る が 、(1)の 調 整 機 能 が 重 要 で あ る こ と は い う ま で もな い 。 た だ 、 本 稿 で検 討 した デ ー タ を み る と、(2>お よ び(3)の 分 野 に お け る 調 整 が 重 要 な 課 題 に な っ て い る とい え る で あ ろ う。

カ.ヘ ル パ ー 種 類 別 の 頻 回 利 用 へ の 対 応

と こ ろ で 、 こ の よ う な サ ー ビ ス の 頻 回利 用 に 対 す る、 そ れ ぞ れ の サ ー ビス 提 供 シ ス テ ム の 対 応 は か な り異 な っ て い る 。 以 下 、 こ の 点 を 検 討 して み よ う。

図8は 、 こ の 点 を検 討 す る た め に作 成 した もの で あ る 。 こ の グ ラ フ にお け る 利 用 回 数 型 のA、B、C、Dは 、表8で 用 い た 分 類 と同 じ もの で あ る2)。

こ の 図 に よ る と 、 全 体 で541人 が サ ー ビ ス 利 用 者 と な っ て い る が 、 そ の う ち 90%に あ た る485人 は 、 週2回 程 度 以 下 、 つ ま り、Aお よ びBの タ イ プ に属 し て い る。 こ れ に対 し て 、Cお よ びDの タ イ プ に属 す る利 用 者 は 全 体 で は56人 で あ り、 こ の う ち 、64%を 介 護 券 ヘ ル パ ー 、20%を 嘱 託 ヘ ル パ ー 、13%を 協 力 会 員 、4%を 市 職 員 ヘ ル パ ー が 対 応 して い た 。

1994年 に お け る サ ー ビ ス提 供 体 制 の 再 編 に お い て は 、 市 職 員 ヘ ル パ ー が 「介

(20)

42 人 文 学 報NQ291(社 会 福 祉 学14)1998.3

人 50 1

100

50

図8ヘ ルパ ー 別利 用 回数型 別 利 用 者 数96年6月

124 へ

115

、 \

\88

Z

X34

s.

33

、.

、L .

X24

24

、qミ

m

貸 \

、7

0

̲12

・・一 ・一̲』 レ1

o‑一 市 職 員

▲一 一 一 介 護 券

「7」。。一一 嘱 言『

■ 一一一・ 協 力 会 員

01

A(305)B(180)C{37)D(19)

護 サ ー ビス の う ち 、 頻 回 ・特 別 困 難 ケ ー ス 」 を 、 嘱 託 ヘ ル パ ー が 「介 護 サ ー ビ ス の う ち 、 長 時 間 ・時 間外 ・休 日お よ び 困 難 ケ ー ス 」 を受 け 持 つ と され た が 、 少 な く と も頻 回 ケ ー ス に つ い て は 、 依 然 と して 介 護 券 ヘ ル パ ー 、 場 合 に よ っ て は公 社 協 力 会 員 に依 存 す る 形 に な っ て い る 。

と こ ろ で 、 こ の よ う なサ ー ビ ス の 頻 回 ケ ー ス の 増 加 に 対 して 、4つ の ホ ー ム ヘ ル パ ー の シ ス テ ム は 、 どの よ う に対 応 した の だ ろ う か 。 ・

図9を 見 る と、 頻 回 利 用 者 が 増 え る 場 合 、 市 職 員 ヘ ル パ ー と嘱 託 ヘ ル パ ー は 担 当 す る ヘ ル パ ー 数 を そ れ に応 じて 増 や して い る 。 す な わ ち 、Aタ イ プ(週1 回程 度)の 場 合 、1人 の 利 用 者 に対 して 、 そ れ ぞ れ1.8人 と1.2人 の ヘ ル パ ー が 対 応 して い る の に 対 して 、Dタ イ プ(週4回 程 度 以 上)で は 、 そ れ ぞ れ5.0人 と 5.3人 の ヘ ル パ ー が 派 遣 され て い る。 こ の こ と は 、 頻 回利 用 ケ ー ス に な る と、 多

人 数 の ヘ ル パ ー が 関 わ る こ と を意 味 して お り、 単 純 化 して い え ば 、1週 間 の う ち毎 日 あ る い は 毎 回 別 の ヘ ル パ ー が 訪 問 す る こ と に な る 。

これ に対 して 、 介 護i券ヘ ル パ ー と協 力 会 員 の 場 合 、 対 応 す る ヘ ル パ ー を ほ と

ん ど増 や して い な い 。 す な わ ち 、Aタ イ プ で は そ れ ぞ れ 、1.0人 と1.1人 で あ る

の に対 して 、Dタ イ プ で も、1.9人 と2.0人 で あ る 。

(21)

回6

4

図996年6月 利 用 回 数 型 別 サ ー ビ ス提 供 回 数=ヘ ル パ ー 別

D市 職 員

5・3▲ 一 一 一介護 券

,v

▽一 一一一1属 言モ f・ 一一 一・ 協 力 会 員

2。 一 一 一 一i

1.0

' '

。5.0

' '

4.0/

,

' ' ' '

2.8

'

'' '

',v

'

' 3.1

'

2,2/ノ

'.v' z.oa$

i., '

' ' ' ' '

1.2.'

1.4

ρ 一

2!二̲

一 ● 齢

,口9'

一 一・の 一"1 .9

̲̲̲̲▲ ド ノ '

影,一 一

1.3 1.3

a

ABCD

さ ら に 、 図10に よ る と 、 市 職 員 ヘ ル パ ー と 嘱 託 ヘ ル パ ー は 、 頻 回 派 遣 が 必 要

図1096年6月 利 用 回 数 型 別 ヘ ル パ ー 担 当 回 数 回

12 ◎一 一一 市 職 員

▲一 一 一 介 護 券

10v‑一 一一 嘱 言 モ

日 ・一一一・一協 力 会 員 8

6

4

2

0

ABCD

に な っ て も 、 利 用 者 に 対 す る ヘ ル パ ー1人 あ た り の 提 供 回 数 を あ ま り 変 え て い な い の に 対 し て 、 介 護 券 ヘ ル パ ー と 協 力 会 員 の ば あ い は 、1人 あ た り の 派 遣 回

10.7

1 !

1

ノ・ノ

ノ9 .18 .0

/

8一 畠 一 幽 尊 靹!

/'ρ

1。 1・

/,'

ノ ●

ノ, '

徊1'

多1/‑6.2

!.'

!"'

1け ρ

̲̲3与.//4・7.. ' ,一 … 一一犀5̲.一

」 ピ ' ,/3.2▽ 一 一 印

,3ζ 一 層"2 ▼,.83・4

.."4

9.8

(22)

44 人 文 学 報No291(社 会 福 祉 学14)1998.3

数 が 急 速 に増 え て い る 。Dタ イ プ で 見 る と、 介 護 券 ヘ ル パ ー の 場 合1人 の ヘ ル パ ー が10.7回 、 協 力 会 員 の 場 合8回 派 遣 さ れ て い る の に対 して 、 嘱 託 ヘ ル パ ー

は4.5回 、 市 職 員 ヘ ル パ ー は3.4回 に 過 ぎ な い 。

以 上 の こ とか ら 、 重 度 化=頻 回 化 の 要 請 に 対 して は 、 つ ぎの2つ の 対 応 方 法 の あ る こ とが わ か る 。

第1の 方 法 は 、 頻 回 派 遣 が 必 要 に な る場 合 、 で き る だ け 少 な い ヘ ル パ ー で 多 くの 回 数 対 応 す る方 式 、 つ ま り、 専 属 型 の 派 遣 で あ り、 第2は 、 多 くの ヘ ル パ ー で 多 くの 回 数 に対 応 す る方 式 、 つ ま り、 チ ー ム 型 の 派 遣 で あ る 。

専 属 型 の 方 式 を と っ て い る の は 、 介 護 券 ヘ ル パ ー と公 社 の 協 力 会 員 で あ り、

チ ー ム 型 の 方 式 を採 用 して い る の は 市 職 員 ヘ ル パ ー と公 社 の 嘱 託 ヘ ルパ ー で あ る。

重 度 の 頻 回 サ ー ビ ス利 用 者 に対 して ど の よ う な タ イ プ の 派 遣 形 態 が 望 ま しい か とい う こ と は い ち が い に は い え な い 問 題 で あ ろ う。 一 般 的 に は 、 利 用 者 の 側 か ら見 れ ば 、 少 数 の 事 情 の わ か っ た ヘ ル パ ー の 派 遣 の 方 が 望 ま しい で あ ろ う が 、 ヘ ル パ ー の 側 か ら見 る と、 重 度 の ケ ア を必 要 とす る利 用 者 に 対 して 専 属 型 の 対 応 をす る の は 、 か な りス トレ ス が か か る こ と に な ろ う。

こ う した 状 況 を解 決 す る た め に は 、 先1ま ど も述 べ た よ う に 、 さ ま ざ ま な レベ ル に お け る調 整 シ ス テ ム を機 能 させ る と と も に 、1人 の 利 用 者 に対 す る チ ー ム 制 の ア プ ロ ー チ を 導 入 す る ほ か は な い で あ ろ う。 そ の 場 合 で も、 最 大 で も何 人 の ヘ ル パ ー に よ る チ ー ム が 望 ま しい か とい う問 題 は 、 こ れ か ら検 討 しな け れ ば な ら な い 課 題 で あ る。

4.考 察 と ま と め

最 後 に 、 以 上 述 べ て き た こ と を踏 ま え て 、 論 点 の 整 理 を して お こ う。

第1に 、 調 布 市 に お い て は 、 制 度 面 か ら見 る と、 ホ ー ム ヘ ル プ ニ ー ズ の 増 大

に 対 して 、 介 護 券 ヘ ル パ ー へ の サ ー ビ ス 委 託 の 増 大 に よ っ て 対 応 して き て お

り、 こ れ は他 の 東 京 都 内 の 他 の 自 治 体 と変 わ ら な い 。 しか し、1988年 に 設 立 さ

れ 、1990年 に財 団 法 人 化 され た 公 社 の 協 力 会 員 の ホ ー ム ヘ ル プ活 動 に よ っ て 、

(23)

多 様 な ニ ー ズ へ の 対 応 が で き る よ う に な っ た こ と、 ま た 、 そ の 後 の 展 開 の 中 で 、 公 社 に対 して 嘱 託 ヘ ル パ ー を委 託 し、 介 護i型で 頻 回 ・長 時 間 の ニ ー ズ を必 要 とす る利 用 者 に対 して サ ー ビス を提 供 す る 体 制 が と ら れ た こ と は 注 目 に値 す る 。

先 に もみ た よ う に 、1996年6月 の デ ー タ に よ る と、 協 力 会 員 を 含 め た ヘ ル パ ー の 種 類 別 の 利 用 者 数 は 、 介 護 券 ヘ ル パ ー の 割 合 が50%以 下 で あ る。 こ の こ

とは 、 多 様 な ヘ ル パ ー の 人 材 確 保 に 成 功 して い る と も考 え られ る 。

しか し第2に 、1994年 の 嘱 託 ヘ ル パ ー 開 始 に と もな う 『 覚 書 』 に 示 され た よ うな 、 市 職 員 ヘ ル パ ー 、 嘱 託 ヘ ル パ ー が 重 度 の 介 護 ケ ー ス を担 当 し、 介 護 券 ヘ ル パ ー は軽 度 の 介 護 と家 事 援 助 を担 当 す る とい う方 針 は 、 必 ず し も達 成 され て い な い 。 こ れ は 、1996年6月 の デ ー タ に 示 され て い る よ う に 、 介 護 券 ヘ ル パ ー お よび 協 力 会 員 が 、 頻 回 、 長 時 間 の ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビス を提 供 して い る こ と

に 示 され て い る 。

家 事 援 助 が 比 較 的 長 時 間 、 滞 在 型 の対 応 を必 要 とす る の に対 して 、 身 体 介 護 の 場 合 に は 、 ニ ー ズ に応 じて 長 時 間 あ る い は 短 時 間 の 柔 軟 な サ ー ビ ス の 提 供 が 必 要 で あ る こ と を考 え る と 、 今 回 検 討 した 結 果 で は 、 や は り、 嘱 託 型 の ホ ー ム ヘ ル プサ ー ビ ス の 増 員 が 必 要 で あ る とい う こ と に な ろ う。 こ の 場 合 、 上 で 述 べ たC、D型 の サ ー ビ ス利 用 者 の 数 が 人 材 整 備 の 、 一 応 の 目安 に な る の で は な い だ ろ うか 。

第3に 、 こ う した課 題 を 考 え て ゆ く と、 ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス提 供 の2つ の タ イ プ につ い て 考 察 す る こ とが 必 要 に な る 。 先 に見 た よ う に 、 ホ ー ム ヘ ル パ ー の 派 遣 方 式 に は 、専 属 型 とチ ー ム 型 の2種 類 が あ り、 重 度 化 に伴 う頻 回 派 遣 に つ い て は 、 こ の2つ の 方 式 の 適 切 な組 み 合 わせ 、 あ る い は 、 チ ー ム 方 式 の 導 入 が 必 要 で あ る と述 べ た 。

と こ ろ で 、 こ う した 派 遣 方 式 の 違 い は ま た 、 ヘ ル パ ー の 就 労 条 件 の 違 い と も 関 連 して い る。 す な わ ち 、 頻 回 型 の サ ー ビ ス 提 供 が 必 要 に な る場 合 、 専 属 型 の ヘ ル パ ー は 、 時 間 給 に よ る 出 来 高 払 い の 方 式 が 可 能 で あ る の に た い して 、 チ ー ・

ム方 式 を と る 場 合 は 、 一 定 の 労 働 時 間 を拘 束 し、 常 勤 型 の 報 酬 を 保 障 す る 身 分

保 障 方 式 が 必 要 で あ る と思 わ れ る 。

(24)

46 人 文 学 報NQ291(社 会 福 祉 学14)1998。3

介 護 券 ヘ ル パ ー は 前 者 の 方 式 で あ り、 協 力 会 員 も報 酬 形 態 か らみ れ ば 、 前 者 に属 す る。 もっ と も、 協 力 会 員 の 活 動 は 自発 性 を基 本 とす る参 加 型 の 活 動 で あ り、 時 間 の単 位 は 介 護 券 ヘ ル パ ー よ りは る か に 柔 軟 に 設 定 され る こ と に な る。

こ れ に対 して 、市 職 員 ヘ ル パ ー と嘱 託 ヘ ル パ ー は 、 時 間拘 束 に よ る常 勤 型 の 方 式 に よ っ て い るが 、 調 布 市 の 嘱 託 ヘ ル パ ー は 、 基 本 が6時 間 の 時 間 拘 束 で あ り、 ホ ー ム ヘ ル プ 活 動 だ け を考 え れ ば 、 サ ー ビ ス 費 用 効 率 と して は 、 か な り市 職 員 ヘ ル パ ー よ り安 くな る 。

しか し、 こ こ で の 問 題 は 、 ど ち らの サ ー ビ ス 形 態 が 、 どの ニ ー ズ の充 足 に適 して い る か とい こ とで あ ろ う。 本 調 査 の 暫 定 的 な結 論 か らい え ば 、 家 事 援 助 お よ び 軽 度 の 身体 介 護 で 、 比 較 的 定 型 的 な ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の 場 合 に は 、 前 者 の 出 来 高 方 式 で 対 応 で き る と考 え られ る が 、 重 度 、 あ る い は 頻 回 ・長 時 間 の ホ ー ム ヘ ル プ あ る い は ホ ー ム ケ ア へ の ニ ー ズ に対 して は 、 身 分 保 障 型 の 方 式 の 方 が 望 ま しい と考 え ら れ る 。 こ れ は 、 重 度 の 介 護 サ ー ビ ス の 場 合 、 利 用 者 の ニ ー ズ に そ っ て 、 短 時 間 あ る い は 長 時 間 の サ ー ビ ス 提 供 が 可 能 で あ る し、 ま た 、 時 間 帯 の 延 長 や 休 日へ の 対 応 も可 能 に な るか らで あ る 。

今 回 の デ ー タで は 、 こ の 点 を利 用 者1人 あ た りの ヘ ル パ ー 数 と そ の ヘ ル パ ー の サ ー ビ ス 提 供 回 数 、 お よ び 、 長 時 間 利 用 ケ ー ス に つ い て考 察 した わ け で あ る が 、 重 度 の 要 介 護 ケ ー ス に対 す る 柔 軟 な 対 応 と い う点 で は 、 時 間 拘 束 ・身 分 保 障 型 の ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス の ほ うが 、 ま さ っ て い る とい え る だ ろ う。

以 上 が 『 手 引 』 に お け る 、(1)、(2)、(3)、(5)に か か わ る 課 題 の 分 析 で あ る。

最 後 に 、 『 手 引 』 に お け る 課 題(4)と の 関 連 で ホ ー ム ヘ ル プサ ー ビ ス提 供 体 制 とサ ー ビス の 質 の 確 保 につ い て 述 べ て お き た い 。

ホ ー ム ヘ ル プ サ ー ビ ス は 、 多 くの 福 祉 サ ー ビ ス が そ うで あ る よ う に 、 典 型 的 な対 人 サ ー ビ ス で あ り、 そ の 業 務 は 「密 室 的 状 況 」 で お こ な わ れ る こ とが 多 い た め 、 利 用 者 の み な らず 、 ヘ ル パ ー か ら も不 満 や 苦 情 が よせ られ る 可 能 性 が 大 きい 。 これ に対 して ど の程 度 迅 速 な 対 応 が で き る か は 、 サ ー ビ ス の 質 の 保 障 に と っ て 不 可 欠 の 要 素 で あ り、 人 材 の 養 成 ・確 保 と並 行 して 取 り組 ま な け れ ば な ら な い 課 題 で あ る3)。

こ の こ と を 今 回 の 調 査 に即 して み る と 、 コ ー デ ィ ネ ー タ ー が 利 用 者 とヘ ル

参照

関連したドキュメント

One-Dimensional Non-Chemical Equilibrium Dynamic Modelling of an Impulse Arc in N2 Gas at Atmospheric Pressure Yasunori Tanaka, Member, Tadahiro Sakuta, Member Kanazawa University

単品系 二 品系 小児用 ス ト ー マ 装具併用品 ス ト ー マ 用洗腸用具

Department of Chemistry and Chemical Engineering , Faculty of Engineering, Kanazawa University; Kanazawa-shi 920 Japan The SN reactions of t-alkyl alcohols with

マイ クロ切削 システ ムの 高度化 にむ けて... 米山 ・陸:マ イク 口旋削加工

 (b)還元作用トノ開係:酸化血色素ヨリ還元血色素ノ化生ハ細菌ノ還元作用昌因ル事ハ

③委員:関係部局長 ( 名 公害対策事務局長、総務 部長、企画調査部長、衛 生部長、農政部長、商工

Simon, Herbert A., (997, Administrative Behavior: A Study of Decision-Making Processes in Administrative Organizations,Fourth Edition, New York :

( (( ─ Reaz Rahman, The Law of the Non-Navigational Uses of International Watercourses: Dilemma for Lower Riparians, よび Assessment of the Work of the