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シス関連遺伝子などを誘導し, それらの一部は細胞死を促進することが知られている.Xc を介するグルタミン酸の興奮毒性による神経細胞死の機序は, 以下のように考えられている 2).Xc は, シスチンとグルタミン酸のみを輸送基質とし,Na + 非依存性の交換輸送系であり, 細胞内のグルタミン酸を放出し

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(1)

はじめに

 グルタミン酸は哺乳類の中枢神経系において,約

70

% の神経細胞が神経伝達物質として利用し,認知,記憶・学 習などの脳高次機能に関与している.しかし,細胞外の過 剰なグルタミン酸は,興奮毒性という概念で表されるよう に,神経毒性を持つことが知られている.興奮毒性による 神経細胞死は,脳虚血,脳外傷,てんかん,肝性脳症など の急性神経疾患のみならず,アルツハ イ マ ー 病, 筋 萎 縮 性 側 索 硬 化 症 (

ALS

),ハンチントン病などの慢性 神経疾患における細胞死に共通するメ カニズムと考えられている(図 1)1)  興奮毒性による神経細胞死の機序と して,グルタミン酸受容体の過剰活性 化によるものと,シスチン/グルタミ ン酸交換輸送体(

Xc

)の抑制を介する ものが知られている(図 2).グルタミ ン酸受容体の過剰活性化は,イオン チャネル型グルタミン酸受容体である

NMDA

型,

AMPA

型受容体を介す る細胞外からの

Ca

2+の流入と,代謝 型グルタミン酸受容体から細胞内情報 伝達系を介し,

IP

3産生をもたらすこ とにより滑面小胞体から

Ca

2+を放出 させる

2

つの経路により細胞内

Ca

2+ 濃 度 を 上 昇 さ せ る( 図 2). 細 胞 内

Ca

2+濃度の上昇は様々な分解酵素を 活性化し,構造蛋白質,遺伝子,細胞 膜が破壊され,細胞死につながると考 えられている(図 2).また,細胞内

Ca

2+濃度の上昇は転写因子を活性化 して,プロトオンコジーン,アポトー 毒 性 の メ カ ニ ズ ム と 症 候

グルタミン酸

 

田中光一

たなか こういち 東京医科歯科大学難治疾患研究所教授 生理的濃度のグルタミン酸 過剰なグルタミン酸 神経伝達物質 神経毒 正常な脳高次機能 認知 記憶・学習 社会性など 急性・慢性神経疾患 アルツハイマー病 脳虚血 ハンチントン病など 図 1 主要な興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸の 二面性 図 2 グルタミン酸の興奮毒性による神経細胞死の機序

(2)

シス関連遺伝子などを誘導し,それらの一部は細胞死を促 進することが知られている.

Xc

を介するグルタミン酸の 興奮毒性による神経細胞死の機序は,以下のように考えら れている2)

Xc

は,シスチンとグルタミン酸のみを輸送基 質とし,

Na

非依存性の交換輸送系であり,細胞内のグル タミン酸を放出し代わりに細胞内にシスチンを取り込む. 細胞内に取り込まれたシスチンは還元されてシステインと なり,グルタチオン合成に利用される.過剰な細胞外グル タミン酸は,

Xc

を介する細胞内へのシスチンの取り込み を阻害し,細胞内システインが減少し,グルタチオンの枯 渇をもたらす(図 2).グルタチオンは中枢神経系における 主要なラジカルスカベンジャーであり,その枯渇によって 細胞内レドックス状態のバランスが崩れ,酸化ストレスに より神経細胞死が生じる(図 2).  興奮毒性による神経細胞死は,多くの場合,細胞外グル タミン酸濃度の上昇を伴う.細胞外グルタミン酸濃度の上 昇の機序として,以下の

3

つが考えられている.① シナ プス前終末神経からの過剰なグルタミン酸の放出,② グ ルタミン酸輸送体の取り込み能低下,③ グルタミン酸輸 送体の逆作動によるアストロサイトからのグルタミン酸の 放出.シナプス前終末神経からの過剰なグルタミン酸の放 出は,脳虚血,てんかんの重積発作などの時に起こるが, グルタミン酸輸送体の機能が正常ならば,細胞外グルタミ ン酸濃度が神経毒性を生ずるような高濃度にまで上昇しな い.したがって,グルタミン酸輸送体が,グルタミン酸神 経毒性の発生機序を考える上で最も重要な機能分子であ る. 現 在, 脳 内 に は

4

種 類 の グ ル タ ミ ン 酸 輸 送 体 (

GLAST

GLT1

EAAC1

EAAT4

)が存在するこ とが知られている3~5)

GLAST

GLT1

は主にアストロ サイトに,

EAAC1

EAAT4

は神経細胞に存在する.こ の中で,脳における細胞外グルタミン酸濃度の制御にとっ て重要なものは,アストロサイトに存在する

GLAST

GLT1

である.以下に,グルタミン酸の興奮毒性が関与す る様々な神経疾患について,グルタミン酸輸送体との関連 を中心に概説する. ●

脳虚血/脳梗塞

 脳虚血/脳梗塞による脳損傷の主要な原因の一つは,一 過性の細胞外グルタミン酸濃度の上昇(グルタミン酸サー ジ)である.グルタミン酸サージの機序としては,

ATP

枯 渇による神経細胞の脱分極によるグルタミン酸放出の増加 とグルタミン酸輸送体の機能異常が知られている.グルタ ミン酸輸送体は,細胞内外の

Na

K

のイオン勾配を駆 動力にしてグルタミン酸を細胞内に取り込む.短時間の脳 虚血では

ATP

枯渇による

Na

/

K

のイオン勾配の消失に よる

GLT1

の取り込み能低下が,長時間の脳虚血ではア ストロサイトの脱分極による

GLT1

の逆作動がグルタミ ン酸サージに関与していることが知られている6).さらに,

GLT1

の発現量を規定する

1

塩基多型と脳梗塞後の障害 程度に相関があることが報告されている7).また,脳出血 後の脳損傷を悪化させる大脳皮質拡延性抑制の発生は,

GLT1

の機能異常により増加する. ●

てんかん

 てんかんは,神経細胞の過剰な発射による反復性の発作 なので,てんかんによる脳障害にはグルタミン酸の興奮毒 性が関与している.脳への大きな障害を伴うてんかん性脳 症の患者に,

slc1a2

GLT1

)の機能障害を伴う点変異が 報告されている8).また,失語症を伴うてんかん患者に,

NMDA

受容体のサブタイプ

NR2A

NR2B

の過剰活性 化を伴う点変異が報告されている9).最近筆者らは,大脳 皮質特異的

GLT1

欠損マウスが,生後

12

14

日に限局 したてんかん発作を起こし,それにより大脳皮質

2

/

3

層お よび海馬の錐体細胞が選択的に脱落することを見出してい る(図 3).

2

/

3

層の錐体細胞は,大脳皮質間の連絡を担う 神経細胞なので,その障害は脳高次機能に大きな影響を与 えると考えられる. ●

アルツハイマー病

 アルツハイマー病(

AD

)の病態にグルタミン酸の興奮 毒性が関与することは,中等度および高度

AD

の症状の進 行を抑制する薬として

NMDA

受容体の阻害剤であるメ マンチンが使われていることからも明らかである.

AD

の 死後脳解析では,グルタミン酸輸送体

GLT1

の発現減少 が報告されている.さらに,アミロイドβにより

GLT1

の 機能が障害されることも報告されている.最近,グルタミ ン酸の興奮毒性は

AD

の初期病変としても,注目されてい る.アミロイドβが早期から蓄積しやすい脳部位は健康時 から神経活動の高い部位であり,

AD

の初期段階ではてん かん性脳波が頻繁に観察されることが報告されている.さ らに,神経活動の亢進は,アミロイドβの放出,蓄積やタ ウの放出,リン酸化を促進することが知られており,興奮 毒性は変性タンパク質の脳内伝播にも関与する可能性があ る10).また,

AD

モデルマウスの

GLT1

の発現量を増減 させると,

AD

様症状が改善・悪化することが報告されて いる.

(3)

ハンチントン病

 ハンチントン病において変性する線条体神経細胞は,多 くのグルタミン酸作動性神経細胞から入力を受けており, その変性にグルタミン酸興奮毒性が関与している可能性が 示唆されている.患者死後脳の解析では,線条体における

GLT1

mRNA

およびタンパク質の発現減少が報告さ れている.さらに,ハンチントン病モデルマウスにおいて も

GLT1

の発現減少が報告され,

GLT1

の発現を増加さ せるセフトリアキソンはモデルマウスの運動障害を改善す ることが知られている11).また,原因遺伝子である変異ハ ンチンチンは,転写因子の

GLT1

プロモーター領域への 結合を阻害し,

GLT1

の発現を減少させる. ●

筋萎縮性側索硬化症(ALS)

 

ALS

における運動ニューロンの変性にグルタミン酸興 C A GLT1免疫染色 B cKO Ctr cKO cKO 100 80 60 40 postnatal days

number of mice showing epilepsy

(%) 20 0 10 11 12 13 14 15 16 Ctr NeuN 図 3  大脳皮質特異的 GLT1欠損マウス(cKO)は一過性のてんかん発作を示す,A)GLT1の免疫染色,B)てんかん発作を起こす cKO マウスの割合, C)NeuN 染色.矢頭:神経細胞の脱落,Ctr:対照マウス.スケールバー:A)2 mm,C)100 μm. Age(weeks) Survival rate (%) A 100 80 60 40 20 0 0 20 40 60 80 100 Age(week) 5 70 60 50 40 30 20 10 0 6 7 8 9 Latency to fall (s) B control cKO C control 50 40 30 20 10 #of ChAT+cells/section 0 4 p=0.002 5 cKO E flox/flox cKO D 図 4 

脊髄特異的グリア型グルタミン酸輸送体欠損マウス(cKO)は ALS 様症状を示す.A)生存率,B)Hanging wire test での落下するまでの時間, C)cKO マウスは下肢麻痺(矢印)を示す,D)脊髄前角の運動ニューロン,E)cKO マウスでは脊髄前角の運動ニューロン数が減少する.白丸:対照 マウス(control),赤丸:脊髄特異的グリア型グルタミン酸輸送体欠損マウス(cKO).**:p<0.01.

(4)

奮毒性が関与することは,

ALS

の治 療薬として使われているリルゾールが グルタミン酸放出阻害・グルタミン酸 輸送体活性作用を持つことから明らか である.孤発性

ALS

患者および遺伝 性

ALS

モデル動物では,グルタミン 酸取り込み能や

GLT1

の発現減少が 報告されている.さらに,遺伝性

ALS

モデル動物の運動障害は,

GLT1

の発 現 を 増 加 さ せ る 薬 物 に よ り 改 善 す る12).最近筆者らは,脊髄特異的グリ ア型グルタミン酸輸送体欠損マウスを 作製し,そのマウスが運動麻痺・脊髄 運動ニューロンの減少を示すことを見つけ,

GLT1

の機能 障害が

ALS

の原因に成り得ることを明らかにした(図 4). さらに,孤発性

ALS

患者では,グルタミン酸受容体のサ ブタイプである

AMPA

型受容体

GluA2

の正常な

RNA

編集が低下し,

AMPA

型受容体の

Ca

2+透過性が亢進し, グルタミン酸興奮毒性により運動ニューロンが変性するこ とも報告されている. ●

パーキンソン病

 パーキンソン病で変性する黒質ドーパミン神経細胞は, 多くのグルタミン酸作動性神経細胞から入力を受けてお り,さらに,患者血小板におけるグルタミン酸取り込み能 が減少していることから,グルタミン酸興奮毒性がパーキ ンソン病にも関与することが示唆されている.

GLT1

阻害 剤の黒質注入や

EAAC1

の欠損により,黒質ドーパミン神 経細胞の変性と運動異常が観察される.また,パーキンソ ン病モデル動物の症状は,グルタミン酸受容体(

AMPA

型受容体,

NMDA

型受容体)阻害剤や

GLT1

の活性化 薬により改善することが示されている13)

脊髄小脳変性症

 脊髄小脳変性症では,主に小脳のプルキンエ細胞が変性 する.小脳プルキンエ細胞は脳虚血に最も脆弱な神経細胞 として知られ,グルタミン酸興奮毒性に対する感受性が高 い.脊髄小脳変性症で,グルタミン酸の興奮毒性が関与す る疾患として

1

型,

5

型,

7

型がある.脊髄小脳変性症

1

型および

5

型モデルマウスでは

EAAT4

GLAST

の発 現が,脊髄小脳変性症

7

型モデルマウスでは

GLAST

の 発現が減少し,グルタミン酸の興奮毒性がプルキンエ細胞 の変性に関与すると考えられている14)

多発性硬化症

 多発性硬化症(

MS

)患者の血液,脳脊髄液,脳におけ るグルタミン酸濃度は上昇している.また,

GLT1

の発現 量を規定する

1

塩基多型と

MS

の再発患者の血中グルタミ ン酸濃度に相関があることが報告されている.さらに,

MS

患者の脱髄部位では

GLT1

GLAST

の発現が減少 している.

MS

モデルマウスの症状は,グルタミン酸受容 体(

AMPA

型受容体,

NMDA

型受容体)阻害剤や

GLT1

の活性化薬により改善することが示されている15)

エイズ脳症

 エイズ脳症は,

HIV

1

human immunodeficiency

virus

1

)の脳への直接感染により引き起こされる認知障 害・脳萎縮のことである.死後脳解析から,エイズ脳症の 患者では,

GLT1

の発現が減少することが報告されてい る.

HIV

1

の感染によりアストロサイトで発現が亢進す る遺伝子である

AEG

1

astrocyte elevated gene

1

) は,

GLT1

の発現を抑制することが報告され,エイズ脳症 における神経細胞の変性にグルタミン酸の興奮毒性が関与 することが示唆されている16)

緑内障

 緑内障は,

40

歳以上では約

5

%が潜在的に罹患している と考えられており,日本人の中途失明原因の第

1

位であ る.わが国の緑内障の約

70

%は正常眼圧緑内障であり,そ の病態は不明である.緑内障患者では

GLAST

が減少し ていることが報告されている.さらに,高頻度で緑内障を 併発する

AD

患者でも

GLAST

の減少が報告されており,

GLAST

の機能異常が緑内障の病態に関与している可能 性が高い.グルタミン酸輸送体

GLAST

および

EAAC1

図 5  GLAST 欠損マウスは正常眼圧緑 内障と似た症状を示す.上の黒矢 印:網膜神経節細胞,下の赤矢 印:視神経乳頭陥凹の拡大. C D 野生型 GLAST欠損 野生型 20 15 10 5 0 GLAST欠損 眼 圧( mmHg) A B E

(5)

欠損マウスは,眼圧が正常であるにもかかわらず,網膜神 経節細胞が加齢に伴い選択的に変性し,視機能の異常,視 神経乳頭陥凹の拡大など正常眼圧緑内障に似た症状を示す (図 5)17).また,

GLAST

の発現を増加させる

arundic

acid

および

NMDA

型グルタミン酸受容体の阻害剤であ るメマンチンは,

GLAST

へテロマウスの緑内障様症状を 改善する18)

むすび

 以上のように,グルタミン酸の興奮毒性は,様々な神経 疾患の病態に関与することが明らかになりつつある.した がって,グルタミン酸興奮毒性の抑制は,これら神経疾患 の新規治療法の開発につながる.これまでグルタミン酸興 奮毒性に対する神経保護薬の開発は,グルタミン酸受容体 阻害剤を中心に行われてきたが,シナプス伝達遮断による 副作用の問題があり,臨床で使われている薬剤は,メマン チン(

NMDA

型グルタミン酸受容体阻害剤)とペランパ ネル(

AMPA

型グルタミン酸受容体阻害剤)のみである. 筆者らの研究から,グリア型グルタミン酸輸送体を欠損さ せてもシナプス伝達そのものには大きな影響を与えないこ とがわかっている19).したがって,グリア型グルタミン酸 輸送体の転写・翻訳や取り込み活性を促進する薬物は,副 作用の少ない新しい神経保護薬として有用であると期待さ れる20) 文献

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