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Title
センターレポート 第14号
Author(s)
長崎大学 総合情報処理センター
Citation
センターレポート, 14, pp.1-174; 1995
Issue Date
1995-03
URL
http://hdl.handle.net/10069/25559
Right
NAOSITE: Nagasaki University's Academic Output SITE
長崎大学総合情報処理センター
『センターレポート』
第
14
号
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次
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. 巻 頭 言
センターレポート第14号によせて2
. 投 稿
コンピュータ雑談. コンピュータ}ネットワークが整備されて感じていること 情報教育についての雑感.Y
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における情報処理環境レポート... 計算機から情報メディアとしてのパソコンへ... 古い計算機の再利用ーいらないならうちに下さい! -学内LAN(NUNET)
を介したCD-ROM検索システムの 小 山 純 有 薗 幸 司 上 村 春 樹 杉 原 敏 夫 田 遺 秀 二 川 崎 浩 二 森 山 雅 雄 2 4 6 8 13 19 導入と利用...• 吉 村 淳 , 字 戸 一 子 , 喜 多 芳 明 , 戸 川 和 夫 25 NFSとNISの設定,運用について... 中 村 千 秋 38 (部局LAN紹介) 長崎大学医学部の部局LAN紹介...• 和泉 喬 523
. 講演会より
コンピューターネットワーク新時代. 牛 島 和 夫 544
.
センターから
インターネットによるカラー画像情報発信. 野 崎 剛 一 , 花 田 英 輔 , 馬 場 邦 宏 69HTML
文書作成入門...• 馬 場 邦 宏 花 田 英 輔 野 崎 剛 一7
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www
サーバの運用と問題点... 花 田 英 輔 85 センターにおける弘~EX による文書作成環境... • 鶴 正人 101 ネットワークの運用・管理について...• 野 崎 剛 一1
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インターネットと地域ネットワークの状況... 小山 純 鶴 正人 1225
.
センタ一利用諸統計...
1336
. 平成 6
年度センタ一利用申請課題一貰
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1497
.
諸 規 則 .
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名簿...
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1 . 巻 頭 日
センターレポート第
14
号によせて
長崎大学総合情報処理センター長 小山 純 E-mail: [email protected]剖 aki-u.ac.jp 長崎大学総合情報処理センター長に就任しご挨拶代わりの巻頭言に「現在総合情報処 理センターが力を入れて取り組んでいる課題の一つに“長崎大学キャンパス情報ネットワー ク構想"がありますJ
と述べ,r
全学の皆様方のご協力,ご援助」をお願いしたのは平成3 年1月のことでした.それから 4年,横山学長,井上事務局長をはじめ全学の関係者のご 努力の結果,長崎大学キャンパス情報ネットワーク (NUNE町が完成し,昨年 7月完成披 露式典を挙行することができました.センターの永年の夢がかなったわけで,こんなに嬉 しいことはありません.あらためて関係者の皆様に御礼申し上げます. NUNETという素晴らしいハードウエアが実現した現在,つぎの問題は,いかにこれを 使いこなすかです.センターレポート第 14号の記事のほとんどを占めているのは,“コン ピュータネットワーク新時代"と題した牛島九大教授の披露式典での講演をはじめ,ネッ トワークとその利用に関する記事です.大学の至る所で,その利用の試みが始まっている ことが伺えます. 現在,総合情報処理センターが提案している課題の一つが"ネットワークを利用した大 学公開"です.Mos
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等で一度でもネットワークを体験された方はお解りと思いますが, ネットワークには距離感がありません.となりの研究室でも東京あるいはアメリカでも全 く同じように情報を送り,あるいは受け取ることができます.言い換えると,長崎大学が 持っている素晴らしい情報を,長崎大学が発信すれば,たちどころに世界中の人々に届け ることができます. 長崎大学総合情報処理センターでは,センターの外観やネットワークの構成に関する情 報を公開しています.また,長崎大学紹介のサンプルを作成中です.大学開放の有力な道 具のーっとしての,ネットワークの活用を是非ご検討頂きたいと思います.長崎大学総合 情報処理センターとしても,そのためのお手伝いをさせて頂、きたいと考えています. 12
. 投 稿
コンビュータ雑談
薬学部 有 薗 幸 司 E-mail: [email protected] これまでセンターレポートの随想などを興味深く読ませていただいていたが,今回,私 のコンピュータとの係わりや,研究室で如何に利用しているか紹介したいと思う. 私が最初にコンピュータと係わりをもったのは 実験結果のデータを処理するためNEC PC-8001 を使ったことに遡る.当初,自前で簡単な統計処理プログラムを作成して 3~4 年f
吏っていたが,その後NECPC-9801M2, VM, VXとLotus1-2--3でマクロを組んで使 用した.これはLotus1-2-3の何回かのパ}ジョンアップをへて今も利用している.また, NEC PC-9801 VMではwordstarなどの英文ワープロとタイプライタを接続して論文執筆 に利用した. 今はその老後をゆっくりと過ごしている(?)・MacintoshPlusに初めてであったのは昭和 63年頃と思い出される.現在は,骨董品として研究室のオプジェと化した感じのあるこの 名機を,当時は腫れ物を触るがごとく使っていた.この MacintoshPlusとの出会いは,そ れまでロットリングで苦労していたスライド用の原稿作成を簡便にし,スペルチェックが 簡単で飾り文字の便利な英文ワープロの利用,さらにNTX-'}プリンタでの印刷などそれ までの研究室の環境を一新する感動的な出来事であった.しかし 当時日本語ワープロだ けは実用にはまだまだで NEC PC98シリーズの一太郎を使っ.ていた.現在はこの日本語 環境もかなり改善され,いくつかの日本語ワープロは実に快適に使えるようになった. 渡米中,日本で購入することを考えるとかなり割安であったため, 当時の 1カ月の給料 の1.5倍以上をつぎ込んで MacintoshIIsiを購入し 日本まで必死に持ち帰ったのはなつ かしい思い出である. 研究室で汎用している Macintosh用の主なソフトは,日本語ワープロのマックライト II, さらに NECPC98で使用している Lotus1-2-3をMacintoshで同様に利用できるエクセ ル,統計処理にはスタットビューII,グラフ関係ではカレイダグラフ,ケミドロー,マック ドロー Pro,データベース用にはファイルメーカー Pro,エンドノート,さらにPhotoshop とNIHimageなどであろうか. 次にこれらのソフトの研究室での利用状況を紹介しよう.研究室に配属された学生はま ず教室の実験マニュアルをマスターすることと同時に Lotus1-2-3を用いて実験結果を処 理することを身につけることも要求される.さらに各種実験で得られたデータはスタット ビューIIで統計処理(有意差検定)を行い,カレイダグラフで図表作成し,ケミドロー, マックドロー Proでスライド用に手直しをする手法を覚えることになる.さらにマックラ 2イト IIや必要ならばページメーカーを利用して学会用の要旨や報告書の作成する.
またスキャナーでWesternblotや Northernblotなどの画像データを取り込み, Photoshop で加工したのち NIHimageを使って画像の濃淡を数値化している.このシステムは,これ までアイソトープから化学発光のシステムに切り替えた現在でも十分実用に耐え,この方 面の研究には欠かせないものとなっている.
ところで,昨今パソコン通信が盛んであるが,私も NIFTYServeや PCVANさらに COlll puServeや GEnieなどの外国のネットにも加入している.使用しているソフトはフリーウ エアーの CASTERMで, NIFTY Serveの Bio-Netバイオフォーラムを主に利用し,必要 なソフトを DOwnLoaclしたり,健康や Macのフォーラムも覗いている.ところで,数年前 から日本薬学会では年会の要旨を電子メールで送るようになっている.私どもは最初,薬 学部の電算室から送付していたが,現在では自宅から送っている.データの出具合では締 め切り間際まで粘ることも可能であり,電子メールでの要旨送付は便利である. 本年(平成6年)度,長崎大学では全学的にヰーサーネットが整備された.これまでは研 究に必要な情報や関係分野の報告のチェックには薬学図書や研究室で購入しているジャー ナル以外には2次情報誌を主に利用し,さらに薬学部図書で購入しているカレントコンテ ンツのデスケット版と学術情報ネットを利用し,東京大学のケミカルアブストラクト (CA) のCASTORを併用していた.医学部図書分館の MEDLINEも必要に応じて使っていたが, 何分にも医学部優先であり,また利用時聞が限られており十分には活用できていなかった. しかし,イーサーネットが構築された現在は, MEDLINEの CD-ROM版の検索が研究室か ら直接利用できとても便利になった.CAや MEDLINEからのデータはファイルメーカー Pro,エンドノートで整理している.薬学部では大学院での情報教育や実習が行われている こともあり,研究室の院生も積極的に利用している.さらに,イーサーネットが構築され たことで世界中のサーバーにログインでき,必要に迫られてFetchによって得た研究支援 ソフトは EnzymeKinetics, MacMolecule, Gel Readerなど数多くある.特に重宝してい るのは GenBankのデータパンクで,ここから得られた多くの酵素の DNAの seqUE'uceを RT-PCRの Primer構築に利用している. 最後になったが,平成5年度に教育研究学内特別経費を頂き,芳本教授のご協力を得て 薬学図書室にもイーサーネットを利用した学内ネットの利用環境を整備できたこと,イー サーネットの利用には情報処理センターの野崎,花田両先生に,大変お世話になったこと を付記しておく. 3
コンビューターネットワークが整備されて感じていること
熱帯医学研究所 上 村 春 樹 E-mail: [email protected] 熱研からも誰かが書こうということで 簡単に引受たものの何を書いたらいいのかわか らず時間だけが過ぎてしまって,土屋先生とセンターの人達にご迷惑をおかけしておりま す.少し落ち着いて考えてみると僕がコンピューター,あるいはネットワークについて書け ることなんかないに決まっているのに,それについて立派なことを書かなければならない と思っているから書けないのではないかと聞き直ることにし,なかなかうまくコンピュー ターを使いきれない側の立場から,感じていることを少し書いてみたいと思います. あれば便利,できれば便利ということはわかっていても,具体的に必要になるまでは自 分から努力して積極的にはじめよう,というふうにはなかなかなれない私にとって,大学 のネットワークが整備されて教室のすぐ前までケーフ・ルが来 自分の研究室のパソコンを 用いてアクセス出来るようになったことは大変ありがたいことと思っています.というの は,それ以前でも各部局まで末端は届いていて,電子メールでも電子ニュースでも利用す ることは不可能ではなかったし講習会にも何度かでかけて受講していたのですが,末端が 置いてあるところまで行かなくてはならないということと その末端機の使い方に慣れて いないという 2つの点で,なかなか定期的に使うというようにはなりませんでした.文面 を考えるのは自分の研究室のコンピューターを使うのが便利であり,それをネットワーク とつないであるコンビューターに簡単な操作で入力する方法がわからないから,私が送る ときはFaxを使い,読むのは簡単だから返事は電子メールでもらうという状態をしばらく 続けましたが,不便で長続きしませんでした. センターの花田先生にマッキントッシュでの使い方とセットアップの仕方を具体的に教 えていただき,自分の机の上でいつでも使えるようになってはじめて電子メールを使うよ うになったと感じています.電子メールは メールというくらいだからひとりでは何とも ならず相手があってはじめて必要になるものであり,日本国内ではやっとそれぞれの大学 にケープルがついたところでもあり,まだあまりみんながつかっていないので,やりとり には電話, Fax,手紙等を使い,電子メールは使っていません.しかし,外国との間では, 電話を使うには時差を気にしなくてはいけないし, Fax.もその料金がパカにならないので, 文字だけですむことには電子メールを使い,図や表,文字列がずれたらいけないものはFax で送るという方法を用いています. メールは一対ーの情報交換の手段であり,双方にとって最も都合のよい方法をその時々 に選択しているのですが,電話,手紙, Faxと共に電子メールが使える状態になっていて便 4-利だと感じたときがありました.それは,昨年11,12月に一か月半程ブラジルに行ったの ですが,その時こちらの事務に提出しなくてはいけない書類などがあって,ブラジルにい る私と日本の研究室との交信に電子メールを使ったときです.向こうの事情として,電話, Faxは料金が高いことと,別のフロアーにあって使い勝手がよくないということ,ネット ワークにつながっているコンピューターは研究室のなかにありいつでも使えた,というこ ともあったのですが,日本の方もネットワークの利用が便利になって教室の木下さんが慣 れていた,ということで助かりました.残念ながらどうやって日本語を使えばいいかわか らないからローマ字でやりとりして 彼女にタイプし直してもらって提出しましたが,ネッ トワークが使えていなかったら大変でした.そのとき,アメリカの NIHの人が同じ時期に 来ていたのですが,彼は自宅のコンピューターと研究室のコンビューターをつないで使っ ているだけではなく,家族にも使い方を教えておいて,外国に出かけたときに連絡の手段 としても使っていると言っていました.言われてみればなるほどと思うことですが,セッ トアップしてふだんから使っていないと思いてるかないし出来ないことだから,そろそろ家 にもコンピューターの買い時かな,と思いました. 一方この1: 1のコミュニケーションである電子メールは必要に迫られて使いはじめて いますが,不特定多数とのコミュニケーションである電子ニュースは,大学の llagasaki -u.center.newsで運用停止の予定を見たり, bionet.journals.contentsを見る程度であり,ど うして日本で日本にいる人達を対象としたネットワークでも,日本標準時ではなく
GMT
を使うのだろうなどという本筋と関係のないことだけを感じるくらいで,議論に足るよう なことを思いつくことはなく,自分から投稿したことはありません.それからデータベー スの利用も医学部図書館のMedlineを使っているだけで ほかはどうやったらいいのかわ からないので,具体的なマニュアルがどっかにないかなと思いながら積極的には探してい ないのが現状です. コンピューターが,かつての一部専門家のものであった時代から,一般の人は意識しな くても色々に利用している時代,そして困ったことに使えないものは困る時代になりつつ あるように思います.周りにある実験機器を見てもボタン操作なしに測定してくれるもの はほとんど無くなりつつあります.簡単なコンビューターとつなぐことによって機能が拡 張されているのですが,操作が複雑になり単純な目的には使いにくくなっているものもあ ります.はじめてその機械に触るものでも,すぐに目的に合わせて使いこなせる単純なマ ニュアルがあれば,と思うことが何度かあります. コンピューターネットワークが整備されて,いろいろなことが自分のところで便利に出 来るようになり,さらに情報処理センターを通していろんな情報を手に入れることも可能 になってきています.自習が難しい初心者にとっては どうしたらいいのかわからなくなっ たとき簡単にもとに戻れる方法を知っていると,安心して使い始められるので,そのよう な方法,セットアップの仕方を含めて,具体的な,しかも簡単なマニュアルと一緒に,今 後もいろいろなことを教えてくれたらと センターの先生方を頼りにし期待しています. 5-情報教育についての雑感
経済学部 杉 原 敏 夫 本学のキャンパスネットワークも昨年(平成6年)7月,I
NUNETJ と命名され,正規な運 用が開始された.世界に広がるネットワークのインフラが整備されたことによる,教育・ 研究への影響ははかり知れない効果をもたらすものと期待されよう.効果として大きいこ とは,本人の自主的な努力により,得られる情報がリアルタイムにかつワールドワイドに なったことであろう.すなわち,本学の教職員は教育にしろ研究にしろ「やる気になれば」 目的とする情報の収集,交換のレベルがそれ相応に高まっていく環境を与えられたわけで ある. 同様な動きが,民間企業においても出現しているようである.今でこそ,かつて流行と なったI
SIS(Strategic Information System)J
という言葉は消失したが,経営情報システム は確実に経営活動の根本を担い,情報は最後発ながら経営資源の一角の地位を確立してい る.SISというはなぱなしいタームが消えたことに一層その傾向がかいまみられる.特に, 現在の経営情報システムの傾向を見てみると,多分に次のような究極的な色合いが感じら れる.すなわち, ・1人1台のコンピュータ(ワークステーション,端末) ・企業の最高幹部と構成員との 1対 lの直接的な会話と情報交換 ・1原始伝票の単位でのデータ管理 である.もはや,コンピュータは 1台を共有して使う段階を通り越して,常時に 1人が 1 台を利用する段階に至っている.POSしかり,ハンデイ端末またしかり,実務担当者は現 場のどこにでもコンピュータを持ち歩くことができ,しかもそのようなコンピュータは従 来における汎用大型機の機能に匹敵する.また,最近,企業内LAN
の整備により,社長 または役員に直接,メールを送る企業が続出している.従来の企業組織の典型である実務 層ー管理層一戦略層へと伝搬するピラミッド型の情報伝達経路はかたちを変え,このこと が,マネジメントのあり方への変更を迫る可能性も秘めている.また,最後に述べた原始 帳票単位でのデータ管理は,古来からの大福帳の情報システム的な復活であり,経営者が 直接に現場を見るという経営の原点的な状況を提供しようとしている. 以上のことから見受けられるように,I
I
J
,または「個jを対象とするという状況を情報 システムは確実に生成しようとしている. - 6このことの意味するものはどういうことであろう.経営活動における情報の授受の単位 が個人相互にまで入り込み,対象とする領域は経営体の守備範囲ぎりぎりまで拡大されつ つあるということである.すなわち,情報システムにおける「電話
J
の復権である.また, スーパー電卓とメモ帳の復権である.このことは これから先の企業組織の一つのあり方 を暗示していると言えよう.経営活動は「大衆J
から[小衆」へ,さらには「個J
へとその 対象を変えつつある.このことはマーケテイングのみならず,生産・研究開発の現場にも 及んでいくものであろう.現存の企業の形態のままでは そのような要請に対応できない のは言うまでもない.企業内でもネットワーク活用により,従来の職種と階層にとらわれ ない,組織を縦横にまたがるバーチャル組織が活動を始め,また企業聞をも横断したバー チャル・コーポレーション(仮想企業)へと向かうのも情報システムのインパクトであろう. 情報の流通方式が企業内でも企業間でも戦略単位を大きく変える要素として影響を及ぼそ うとしている. 個人的な見解ではあるが,情報教育(特に経済学部での)はこのような情報環境の進展 をある程度見極めたの中で検討する必要があるものと考えている.情報処理の仕組みをプ ラックボックスとして終始することは余り気持ちの良いことではない.特に,私のように 社会に出て間もない頃には08/360
シリーズの膨大な仕様書を読解してきた経験を持つ者 としては,情報処理教育というと真っ先に演算方式とかアルゴリズムとか多重処理の仕組 みとかをその主要項目として位置づける傾向にある.しかしながら,今日のダウンサイジ ングの流れ,なかでもパーソナルコンピュータの処理方式,ユーザインタフェースともに 驚異的とも思えるほどの進展を考えると利用者としての操作は,自動車の運転領域に入っ て来たと考えざるを得ないのである.先に述べたような,スーパー「電話的J
,スーパー 「電車的J
,スーパー「メモ帳的」な機能を持つ道具としての活用術をその基本とする必要 があるものと考えるのである. さらにこのことを踏まえて進めば,与えられたデータを言われるままに解析して,結果 を出すというような受け身的な活用ではなく,データを掘り当て,どのような分析を行い, 自分の考えを推し進めていくかという情報活用の積極性とそれを裏付ける情報的センスの 養成が是非とも必要だと考える.別の言い方をすれば, ・仮説が提案でき,仮説検証的な思考方法ができる ・表象事項を動かしている,あるいは潜在している要因を追求できる ・個々の分析を一連の政策ストリームに展開できる とでもいうような能力とでも考えることが出来ょう.これは,もう情報教育の領域ではな いという意見も当然出てくるだろう.これらの目指すものはある意味では,大学またはそ れ以上の教育の共通した目的であるということもできる.しかしながら,これらに最も近 い位置にあるものが情報教育ではないかということも考えられないであろうか.情報教育 は煎じ詰めれば,データ分析・総合及びコミュニケーションの技術と前後してこのような 能力の育成をその中に意識的に内蔵させるべきであると考えられる.面白いことに,良く できたコンピュータゲームには萌芽的ではあるが,そのような意図が見えかくれする. それならば,カリキュラムはどうか,実施展開方法はどうすべきか,などと考えればそ こに至って,制約条件ともどもに,はたと考え込んでしまうのである. 7Yale University
における情報処理環境レポート
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はじめに
教養部 団 連 秀 二 E-mail: [email protected]出aki・u.ac.jp E-mail: tanabe%[email protected]文部省の在外研究でここ YaleUniversityの M剖onLaboratoryに来て 8カ月がすぎまし
た.来た当時は英会話の能力の貧困さから,なにがどうなっているのか全然わかりません でしたが,最近は落ちついて物事に対処できるようになりました. さて, Yale Universityはアメリカ Conne.cticut州の NewHavenにある私立大学でキャン パスはNewHavenの中心に位置しています.大学は日本の学部に当たる Ya1eCollege,大 学院のGraduateSchoo1 of Arts ancl Seienees,および
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の Professiona1Schoo1sから構成 されています.学生数は学部,大学院, Professiona1 Schoo1sを合計すると約 11,000人です. 全教育スタッフは約2,600人,事務関係職員は約 6,000人にのぼります. 大学のキャンパスにはほとんど塀というものが存在しません.何処から何処までが大学 のキャンパスで,何処から一般の敷地なのか全然わかりません.したがって,大学のキャ ンパス(?)の中に一般道路が走り,普通に人が歩いています.大学は3
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年以上の歴史が ありますから建物も当然古く,1
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年代に建てられたものがあちこちに存在します.もち ろん近代的な建物も存在しますが,外観は教会のような威厳のある建物に入ってみると実 はそこは図書館で,図書検索用のパソコンがずらっと置いてあったりします.そんなとき, その外見と中身の違いに少々戸惑うのは事実です.実際,ほとんどの事務処理は電子化さ れているため,どのオフィスでも事務員一人にパソコン1
台は当然です.そして,そのほ とんどはMacintoshです.ただし,研究室をのぞくと,そのコンピュータの分布は一変し て, SUN, HP, IBM, VAX, APPLEなどなど様々です.2
学内情報処理環境
2.1 Yale University Computing & Information Systems
Ya1eには Ya1eUniversity Computing & Information Systems (CIS)という長崎大学で は総合情報処理センターに当たるものが存在します.その役割もよく似ていて,ここで情 報処理,学内ネットワークに関するすべての手続きを行います.CISは現在大きく分けて 3つのシステムを稼働させています.具体的には, Biomecl(VAX-VMS), Minerva (Unix), Ya1eVM(VMjCMS)の
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つのシステムを持っており, UMPG(Mu1ti Protoeo1 Gateway)を 介して, Minervaやその他のシステムのデータベースやアプリケーションを利用することが出来ます.UMPGでは図 1のようなサービスを提供しています.もちろん UMPGを介 さず,たとえば直接Minervaに Loginして,データベースを利用しでもかまいません.ほ とんどのユーザーはVMSか Unixシステムを利用しているようで, YaleVMは近い将来無 くなるようです.CISからのニュースには YaleVMを特別に利用しなければならないテー マを持っている人は前もって知らせるようにと注意を促しています.これから大型汎用機 は消えて行く運命にあるのでしょうか? 九 1I!:品34~442話.2よ24J義芸品讃器讃鰻 U耐piii:iì~~目前師団~J 君揖輯器輔君臨話器話誤認器憩鱒殿障 Y.I・ M ulti-P問tocol Gate眠 刊 〈 円 問 )S.問,.,..
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図 1 UMGPのサーピス
CISは学内の情報を WWW(theWorldWide Web)を通して提供しています.ここに書い ている情報も Mosaicを使い www.cis.yale.eduから得た内容を元にしています.その Home pageの画面を図 2に示します. 図 2 Yale Universityの羽弓九乃ヘ1Home page W W Wの内容は非常に豊富で,全部読むにはかなりの労力を必要としますが,簡単にま とめてみますと, CISの情報,各学部の情報, Yaleが持っている博物館,美術館の情報,後 述する MCSCの情報(取り扱っている商品名,仕様,価格など),その他,です.博物館, - 9
美術館の情報などは写真付きで,まさに
www
を最大限に利用しています.また,学部の 情報は教授のプロファイルから,仕事内容まで,かなり詳しく紹介されています.2.2 Yale Microcomputer Support Center
C1Sの重要なサービスの一つに Ya1eMicrocomputer Support Center (MCSC)がありま す.ここではPersona1Computerの展示,販売,修理,およびソフト,周辺機器の販売な どを行っています.また, Persona1 Computerに関する質問などにも親切に答えてくれま す.ここには常時Macintosh,IBM, DEC, ZEN1THの AcademicPriceで提供されるマシ ンを展示しています.もちろんだれでも試用することが出来ます.ぶらぶらしているとす ぐMay1 he1p you?と人が近寄ってきて,いろいろと相談に応じてくれます.その横のカウ ンターではソフトと消耗品を売っています.有名なソフトは常時在庫があります.このよ うなサービスが長崎大学にもあるといいなと思うのですが,日本ではAcadcmicPrkeとい うシステムがあまり浸透していないので,ユーザーにとって実質的なメリットはあまり無 いかもしれません. 2.3 学内
LAN
学内の LANは非常に複雑で,その絵を描くことは不可能と判断しましたので, C1Sか ら得た図を図3に示します.それぞれのシステムは EtherNetで接続してあり,それぞれの システムの下にさらにいろいろな学部の LANがぶら下がっています.具体的にどのくら いのLANがあるかはわかりませんが, App1eTa1kの LANは Maeilltoshの App1eMelluの Chooserから覗くことが出来ますから,試しに数えたところ, 82の App1eTa1k Zoneが存在します.それぞれの Zone には1O ~20 のファイルサーバが存在し複数のプリンターがつ ながっています.App1eTa1k以外の LANもあるでしょうから,その数はご想像におまかせ します. さて,前にもふれたようにこの大学の建物は古く,石造りの建物がかなりあります.した がって, LANの工事も大変だったようです.自分のパーソナルコンピュータを学内の LAN に接続するためのコストはEtherNetの場合約 $2,000,Loca1 Ta1k"の場合は約$300です.そ のほかにネットワーク維持費として年間$100から $200ほど払わないといけないようです. もっと簡単にLANに接続するための方法として, SL1P(Seria1Line 1nternet Protoω1)接 続があります.登録料として, $50,使用料として,月 $25を払えば, SLIPサーパのアカウ ントをもらうことが出来ます.もちろん電話料は別です.SL1Pのいい点は自宅から LAN に接続できる点です.悪い点はモデムの速度にもよりますが,通信速度が遅い点です.僕 は現在SLIPを使っていますが,通常のメールのやりとりでは問題はありません.しかし, MOSA1Cなどを使うとご存じのように 14400bpsでもかなり待たされます. SLIP用のソ フト (1nterSL1P)は C1Sからもらうことが出来ます.仁:1Sは App1eShare用のサーバを持っ ており,そこに,いろいろなFreeware,Sharewareをおいています. 1llterSLIPもそこから ダウンロードすることが出来ます.
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.4 利用登録など 学生および職員は無条件でセンタ?の複数のシステムに IDを持つことが出来ます.コ ンピュータの利用が必要な学部に所属する学生,スタッフはprepaicls('rviceを利用するこ とができ,年間$100を前もって支払えば,あとは自由にシステムを利用できます.そして 10Ac:ad個ni:UniJ:aDd VMSComp
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Dl!:CVAX 7610 1措 置BRAM 132GB diS. 《罰副bDet130.13Z.19.*.medi:al訓泊m均 図 3 Yale UniversityのLAN(一部) そのサービス料は,通常所属学部から支払われるので,実質的に無料でネットワークを利 用することができます.さて,その signupですが, SMARTと呼ばれる au.tomatedself -registration systemを利用し,ネットワークにつながったマシンから簡単に行うことが出 来ます.長崎大学でも出来ないでしょうか?3 学部情報処理環境
現在私がいるところは M剖onLaboratoryという建物の中の Depar.tmen.tof Chemical
Engineeringですので,ここを中心に紹介します.Departmentのにはコンピューター室が 一部屋だけあります.そこには2台のMacintosh,2台のIBMPC eompatibleマシン (Loeal Talk用のボードが挿入されています),レーザープリンタインクジ、エツトカラープリンタ があり,それぞれLoealTalkでつながっています.このLocalTalk LANはルーターを通し てEtherNetにつながっています Maci,ntoshにはMSWorcl, MS EXCEL, NCSA Telnet, Mosaicなどが,また, IBM PC compatibleマシンにも MSWor,1c MS EXCELおよび通 信ソフトがインストールされています.これらのコンビュータはDepartmentの所有品な
ので,管理も Departmentが行っていますが,実際に面倒を見ているのは大学院生です. このコンピュータ室は解放されていて 誰でも自由に利用することが出来ます.学部の学 生は講義で与えられた自分の課題のために,大学院生,ポスドク,教授はメールのチェック, データ処理,論文の制作などのために使っています.ただ,利用者に対して,コンピュータ の数が不足気味で,マシンが空くのを待つこともよくあります.しかし,ほとんどの教授 は自分のマシンを持っていますし,大学院生も同様です.したがって,それほど深刻なマ シン不足ではないようです.教官は講義の内容に関する質問を電子メールで受け取り,回 答するようです.また,研究室のセミナーの予定もすべて電子メールで伝えられます.こ の点から見ても電子メールを含めた情報処理ネットワークは完全に大学にとけ込んでいる ように見受けられます. 研究を行う上で必要なものに,文献検索があります.化学の分野ではもっぱら仁;A S(Chem-ical Abstracts)が有名ですが,前述の Biomed上にアカウントがあれば利用することが出 来ます.また, Yaleは約 10の図書館を持っておりその蔵書は膨大な数に上りますが,す べて, LAN上のパソコンから検索することができ,その本がどの図書館にあるか,どの書 架にあるか,雑誌の場合は所有している Volume,貸し出し中か否かまで知ることができま す.図書を探すための無駄な時間を使う必要が無く たいへん重宝しています.
4
さいごに 以上駆け足でYaleの情報処理環境をレポートしてみました.抜けている部分も多々ある と思いますが,お許しください.取り留めもない私のレポートを最後まで読んでいただい た方に感謝します.Yaleのある教授に言わせると,ここの情報処理環境はそれほど良くな く,アメリカでは標準だそうです.なにがどう悪いのかはわかりませんが,前述のように, 建物が古いので,ネットワークの工事は困難を究めるようです.それでも,よくぞここま でと言うくらい,よく整備されています.ここは近い将来,情報処理環境, LAN環境の整 備を行うそうです.その頃また 僕じゃない誰かがそのレポートを書いてくれることと思 います. この記事はSoloWriterを使い Macintosh上で書きました.このファイルは圧縮したあと BinHexで変換して電子メールにくっつけて送ります.ネットワーク様様ですね. 12計算機から情報メディアとしてのパソコンヘ
歯学部予防歯科学講座 川 崎 浩 二 B・mail:[email protected] 私が初めてパーソナルコンピューター(以下パソコン)に触れたのは確か12
年位前で した.まず手始めにBasicで簡単なプログラんを組んで基本的な統計計算をさせようと思っ たのですが,何せそれまではキーボードにも触ったこともなかったものでしたからアルファ ベットがどのキーに位置しているかを探すのに時間はかかるし いろんなコマンドを覚え るのも大変で,I
こりゃコンピユ}ターが趣味の人でなければやってられないな!J
という のが正直な第一印象でした.その後,本学教育学部の西原純先生から手取り足取りのご指 導を承りながらセンターの大型コンピューターの統計パッケージI
ANALYSTJを使わさ ていただく機会がありました.その折も煩雑な命令文に手こずり基本的な専門用語も十分 理解できなくてとまどったことを思い出します.このように一昔前までは私にとってコン ピューターとは複雑な計算をさせる「計算機」であり,気軽につき合える「道具」ではあ りませんでした. しかし数年前から事態はだいぶ変わったように思います.まず第一にパソコン操作が非常 に簡単になりました.小学校l年生でも何の抵抗もなく使っています.その理由はMaeintosh やWindowsに代表されるように,コマンド(コンビューターを作動させるために必要な命 令文)を全く知らなくてもアイコンと呼ばれる絵やメニューを選択するだけでコンピュー ターが操作できる GUI(Graphical User Interface)が一般的になったことが挙げられます. 第二に自分でプログラムを組まなくとも自分の要望に応えてくれる様々なアプリケーショ ンソフトが提供されるようになり,ワープロ,表計算,データベース,スライド作成,画 像処理,翻訳など何でもパソコンで迅速にしかもスマートにできるようになりました.私 にとってパソコンは「計算機」から簡単・気軽に使える有能な「文房具jへと発展したわ けです. そして 2~3 年前からもうひとつの大きな変化が現れてきました.それは最近新聞や雑 誌でもおなじみの「インターネット」の発達です.インターネットが実用化されるように なって今までのコンビュータ一利用形態に大きな付加価値が与えられました.それはパソ コンが情報交換の媒体になったことです.自分の机の上のコンピューターが全世界のコン ピューターネットワークとつながり,瞬時にして全世界からありとあらゆる情報を入手で きたり,逆に自分から情報を発信することができるようになりました.インターネットの 母体はアメリカ国防省が軍事目的で開発した ARPAnetという小さなネットワークでした が,全米科学財団が科学振興のために作ったNSFネットに代わり,やがてそれが幹線とな 13り企業や大学などのネットワーク同士を結んだ状態のことをIllternetと呼ぶようになりま した.近年アメリカのアル・ゴア副大統領が「情報スーパーハイウェイ構想
J
を打ち出し ましたが,これはかつてアメリカに大陸横断道路が敷かれ,交通網が確立するとともに産 業が活性化していったように情報スーパーハイウェイという情報網を網羅することで産業 の発展を目指すものです.その基幹となるものがインターネットです.この構想がパック アップとなってインターネットは急成長し,1
9
9
4
年現在世界で約2
5
0
0
0
のネットが存在し,2
0
0
0
万人が利用していると言われています. 現在インターネット上で以下のサービスが事受できます. 1.電子メール 研究者間の手紙や情報交換は電子メールが主体となってきています.電子メールの長所 は,ベーパレス,文書の再利用生が高い,コピー転送の繰り返しによっても劣化しない,検 索が簡単であることなどが挙げられます.このことは外国の研究者と共同で論文を草稿す るような時には非常に有用です. 電子メールを媒体としてある特定分野のトピックスについて討論したり情報交換をするた めの IMailingListJと呼ばれるシステムがあります.たとえば SOUTHERN仁;ALIFORNIA 大学が主催する矯正歯科医のための ORTHODONTISTSLISTSERVEに登録すると一人 の会員が投稿したメールが全会員に送られ,他の会員がその記事に対して議論し合うこと ができます. 某会社や某大学では新入社員(新入生)全員にパソコンを供与する時代ですから,事務 的な回覧書類は全て電子メールで行い,00
検討委員会も MailingListのような形態で行 われるかもしれません.2
.
情報検索 インタ}ネット上では世界のありとあらゆる情報を自分の目的に応じて引き出すことが できます.情報検索には以下の3つのシステムが利用できます. Gopherは目次, WAISは 索引, W W Wはクロス・リファレンス的な情報検索システムと書われています.国際大学 新谷隆先生の言葉を借りればこれらのシステムは「人類のありとあらゆる活動記録を収め た大百科事典j と言えます.同システムを利用するにはそれぞれのアプリケーションソフ トが必要ですが,それらは Freewareとよばれる無償配布のもので,後で説明する FTPに よって自分のコンピューターに直接取り込むことが可能です. • Gopher Michigan大学で開発されたシステム.国別機関別に階層化されており,北米→ USA→ ニューヨーク州→00
大学といったように階層を下っていけます.100
研究所のxx
氏が 行っている研究成果を知りたい」という発想が原点になっています。図 lには Gopherで N orth America → USA →Generalを経由して NIH(NationalInstitute of Hea1th)にアクセ スしたところを示しまし。た。 • WAIS(Wide Area Informa七ionServices) 任意のキーワードで検索を行う方法です.Internet上に散在するサイトのディレクトリ情 報を収めたサーバーで,ユーザーが与えたキーワードを基に全世界のサ,イトを超高速で走査 してそのキーワードが含まれるデータベース一覧を表示してくれます.その一つを選択し, さらに絞り込んだキーワードを与えることで目的の情報を得ることができます.たとえば 14-・ー・・.. . . .・ー・ ー・・ー.. . .・ー-ーーーー・.. . . .・ー.. . . North Americo ・ー ー. ー.・ ・ ・, .1 US日 . -・ーー・・.. . . . ..
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lroterroet抑her@1991 -1993 Uro;vers;ty of Miroroes山 箇A削nげnn問1旧削0 白AboutThiS白ndother G叩hersat NIH 白He白lthand Clinical Informalion 白Granls自ndRese白rchInformation 白門olecul白rEliology Databases 白Library白 川Literature Sources 白NIHC白 川 崎 Info 白NIHComputer and Network Information 白Weather白ndAre目Information-で
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孟 白E-m目iland Directory Services :-:-L..白SearchNI H PhoneElook I I -・.・:・:L.一回Search門enusat this Gopher Site by Keywordo
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.. 図 1Gopherによる検索の例rWeatherJと rWashingtonDCJというキーワードから WashingtonDCの天気予報を読 んだりすることなどもできます。例を図2,図3に示しました。図2はキーワード rhealthJ で rhealthJ関連のデータベース一覧を表示させ、その中の rHealth-security-Aet.sreJと いうデータベースの説明をみているところで、図3は rHealth-security-Act.srcJを読み込 み、 roraIJというキーワードで検索し、 rDentalCareJに関する文書を表示させたところ です。 Na冊 目 |田.lIlth-S.~師団・回目.sn:
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(3) Treatnent of dental dlsease, Incl udlng r凶tlne 1lll1ngs, prO!5世官tie5 101""genetie de:fect,s:p園内iDdol'1ltolmc:.inte。"ce例 ,関門d e阿d回虫:lontic: s
:oruiCliUi:.
Waisによる干食索例 2
• W W W (World Wide Web)
W W Wとは,ハイパーテキストを用いて文字以外にも画像や音声データの情報も扱うこ とができる情報検索システムです.1989年にスイスの CERN(素粒子物理研究所)で開発 されたもので, 1993年に Xwindow用と Macintosh用のユーザ、インタフェースモジュール (MOSAIC)がリリースされて以来,飛躍的に成長を遂げています.画面上のテキストやグ ラフイクスは全世界のホストに繋がっており,画面の青い文字やアイコンをクリック(画 面上の矢印で選択)するだけで,さらに詳しい情報の画面に移動したり,静止画像や動画,・ 音声も見たり聞いたりできます.接続したホストが詳細なデータを持っていなくても,他 のホストへリンクされていればそこから直接他のホストにあるより詳しい情報を受け取る ことができます。図4には WHOのホームページにアクセスしたところを示しました。 キーワードによる検索も, 図 3 http://info.cern.ch/hypertext/DataSources/bySubject/Overview.html http://www.biotech.washington.edu/WebQuery.html http://www.cs.colorado.edu/home/mcbryan/WWWW.html などにアクセスすることで可能です. 3.遠隔アクセス(リモートログイン) ネットワークを介して離れたところのコンピューターを利用できるシステム.アカウン ト(利用資格)さえあれば世界中のコンピューターにアクセスする事もできます.長崎大 学ではMedlineという医学関連の Abstract付文献検索システムがこの方法で供給されるよ うになりました.おかげで以前のようにわざわざ医学分館まで足を運び制限時間
3
0
分,制 限人数l人という制約下で検索時間の遅い CD司ROMでの検索をしなくてすむようになり, それに代わって複数人が同時に自分の部屋のコンピューターからスピーデイに検索できる ようになりました. - 16-匡口 山ortdHeallh Organiz8lion削 凶 出HomePa自由 JJij
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ttp:II¥WIU蜘D.cnrThe Workl t帽althOrganlz副lon
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World・WldaWebSen
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r情 loometo the home page of the World HealthO~gani2盤国'6 叫涛rimer刷、#or1d-Wide 浩挫 1nformauo n S elVer (Iocat&d a:邑堕盟inS'r'Ii国巾ng:imagemap)onlhe担量盟主t (read tt袷GuidetoUsi即the1 nternet if notftImi liar with甘leInt&rne.tWorld-Wicle Web E生Qand Web and M05!ilk Ueer's G uide are also Iwa ilable.). Inlorrrol:ion : 回 E拘GSR~19 巴司WHO'sMajor包 但 盟 鍾 ~盟坦割引時.0Stat陰tica11nformauo n S yst州 園 町IIA柑 帽Di"ecto同e6andS¥'iI叩lone8
∞
k 直 WHOV畑 附 附iees 図 4 W W WのW H Oホームページにアクセスしたところ その他の例としてはリモートログインで東大,東工大,筑波大,早稲田大などの附属図 書館のコンピューターに直接アクセスして蔵書や雑誌の検索(書名,著者名, Subject.)が 可能です.4
.
ファイル転送FTP(FileTransfer Protocol)というシステムによって,公開されているFreewareや
Share-wareとよばれるアプリケーションソフト,画像,文書などのファイルを自分のコンピュー ター上に転送してくることが可能です.ファイルをフロッピィーディスクに保存してそれ を郵送しなくても全世界中どこでもインターネットに繋がっているコンピューターからコ ンピューターへ直接ファイルが転送できるわけです.
5
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ネットニュース 電子ニュース,ニュース,フォーラムとも呼ばれています.r
ニュース」といっても新聞, テレビ,ラジオのニュースとはちょっと違います.あるテーマについて質疑応答したり,議 論したりできる公開会議室のようなものです.全世界でインターネットに接続できる人は 誰でも参加して読み書きできる公開の場です.現在長崎大学経由で購読できるネットニュー スのグループ数は約1,600です.目的は電子メールの項で述べたMailingList(ML)と同じ ですがM Lはclosedの会員制である点が異なります. 医学関連のネットニユ}スを例にとってみると sci.med,sci.med.dentistry, sei .med.aicls など英語で全世界の人と議論できるグループと日本語で読み書きできる fj.sC'I.mediealのよ うなニュースグループとがあります. インターネットは非営利で運営されていますが,通称「パソコン通信J
と呼ばれている 商用ネットワークがあります.昨年こういった商用ネットワークもインターネットに接続 し,インターネットからリモートログインでパソコン通信のホストコンピューターへアク セスが可能になりました.また逆に商用ネットからもインターネットへ電子メールを送つ 17たりインターネット上のネットニュースに参加することもできるようになりました.パソ コン通信のサービスには電子メール,ネットニュースのほかに,付加料金はかかりますが ファックス配信サービス,新聞速報記事,各種データベース検索(新聞記事のデータベー ス,国立国会図書館書誌情報,米国書評情報,各種雑誌記事情報,企業情報,新製品・マー ケッテイング情報,金融・証券・相場情報, IN FOCUE等々),百科事典・現代用語の基 礎知識・手紙文凡例集などのオンラインサービス,翻訳,旅行案内・宿泊・天気等の情報, オンラインショッピング等々と多種多様なサービスがあります. インターネット上のサービスは現在のところ長崎大学職員であれば個人負担なく受けら れます.これからの課題はこういった有用な情報やサービスを自分の仕事にどう活用して いくかということではないでしょうか?それは我々自身の脳のソフトウェアに頼らなけれ ばなりません. 私は今やパソコンは情報交換機能を備えた有用な文房具だと認識しています.従って仕 事をするには一人に一台のパソコンが必要です.パソコンを銀行の現金自動引出装置を操 作するのと同じ感覚で扱えるようになった現在,今までキーボードアレルギーだ、った人も どんどんパソコンに接してもらって情報網の輪が拡大することを願っています.
古い計算機の再利用
いらないならうちに下さい!-1
はじめに
工学部機械システム工学科機械制御学研究室 森 山 雅 雄 E-mail: [email protected]・ac.jp 1994年の 12月も押し迫ったある日,総合情報処理センターの花田先生から,一通の電 子メールが来た.r
今年もセンターレポートに何か書きませんか.
J
だそうだJ
俺の文書って 結構好評じゃねえか!J
って,調子こきまくっていたんだけど,よくそのメールを読んだ ら,r
執筆を頼んでいた先生に逃げられて,レポートが集まらなくてこまってる1.J
そうだ. 「ったく,押えなわけね,俺って.
J
と,ボヤきながら,断りの文句を考えていたんだけど, 「センターレポートって,大体かたっ苦しいんだよな,UNIX MAGAGINE
みたいに,普通 の話し言葉で書けばもう少し気楽に読めるのに.
J
という不満が出てきて,r
じゃあ,俺がそ ういう記事書くべ2.
J
ということになった.だが,花田先生にはr
O
K
J
という返事はし たものの,ネタが見当たらない.r
普段の言葉で書く」ってことは,自分の身についたもの じゃないとできないってことを実感した.じゃあ,俺の身についたものって何かと,また考 え込んだ.r
リモートセンシングJ
3 ?まさかなあ これじゃあ地球観測センター 4レポー トになっちゃうし,r
逆片エピ固めから STFへの移行における最適童心移動J
?
ちょっとマ ニアックだしなあ.というわけで,表題のテーマが消去法で決まった.思えば,修士から 博士課程にかけて,理学系の,研究費が少ない講座にいたおかげで,r
計算機をしゃぶりつ くす」能力はだいぶ身についたと自負している.最近はだいぶ計算機が安くなって来たた め,古い機械がダブついているのをよく見かける.そういう時,r
もったいねーな!J
と感 じてしまう.そういう機械だって,購入したころは,みんなに喜ばれて使われたはずなの に,可哀想だよなあ.これを読んで胸が痛んだら,この後に書いてあることを参考にして 再利用してやってよ.(もうよか,しゃーしかもん,というのであれば,機械制御研究室に 頂戴!) lホントはこういう文句じゃないよ 2私,茨域出身です. 3人工衛星から地球を観測することです.私の専門はこの中の,放射伝達という分野です. 4埼玉県の鳩山という山奥にあります. 192
パソコンの再利用
ここから,ちょっと文体を変えます(
1
ぴーしーのおとjみたいな感じで). 最近のパソコンの進歩は速くて,とてもついていけないので,我々制御研でやっている ちょっと昔のDOSマシンを対象にした再利用法を羅列してみます.計測とか制御とかに使 うという目的以外ならば,これらのどれかに(多分)あてはまってくれるんじゃないかと 思いますよ(ホント?) . 2.1 端末にする これは,ワークステーション (UNIXマシン)を↑吏ってみたいと思っているんだけれど も, CPUが80286以下のマシンしか持っていないというところにお勧めです.端末ってい うからには,ワークステーションにパソコンを接続するわけですけど,接続の仕方には,以 下の 2種類があります.2
.
1.1
シリアル接続 これは,パソコンのRS232-Cポートを通して通信する形態です.
1
安いけど遅い」つての が特徴です.これを採用するには以下のどれかの条件に当てはまらないといけません. ・近くにワークステーションがある.(直結する.) ・シリアルポートトランシーパがある(機械システム工学科と構造工学科には ANNEX というのが設置されています). ・デジタル多機能電話がある5 この条件に当てはまったら, RS232-Cケープルを揃えて下さい.直結する場合にはクロス ケーブル,多機能電話の場合にはストレートケーブルを揃えて下さい.コネクタの形状を よく確認して,ちゃんとつながる奴を選んで下さい.ANNEXの場合には,きしめんみた いな専用のケープルがあるはずですからそれを使いましょう. この後はソフトウェアの話です.パソコンを端末として利用する場合には,端末ソフト ウェアというのが必要になります.ワークステーションは 端末を接続して用いることも 可能ですが,その場合,端末に求められる機能は以下のようなものです. 1.RS232-Cポートを通した外部とのデータのやり取り. 2.画面制御(カーソルキーなど画面制御コードのエミュレーション). 3.漢字コード変換 4.ファイル転送 5.その他(グラフイック処理,オートダイヤル機能など) ちょっとここで画面制御の話をします.パソコンの画面で カーソルキーを動かせば,カー ソルは大体思い通りに動いてくれますが,それは,パソコンのOS(MS-DOS)が,そのパソ コンのカーソルキーを押したときに出てくる信号を理解してくれるからですが, UNIXの 場合には,いろいろなパソコンのカーソルキーなんか知らないのが当り前です.UNIXが 5但し,あと2年でなくなる方向だそうです. 20知っている端末つてのは, 70年代から 80年代にアメリカで広く利用された専用端末とい う奴です.これは,パソコンの機能なんか全く無いものです (MSPの専用端末みたいなも のですにこれらの専用端末のうちで,最も有名なものが, vt100端末と呼ばれるものです. 端末ソフトウェアというのは,パソコンをこのvt100端末に変身させてくれるもので,例 えば,カーソルキーを押せば, vt100端末のカーソルキーを押したのと同じ信号を出して くれます.一部の端末ソフトウェアには,このような画面制御機能が,無いかまたは貧弱 で, viやemacsなどのスクリーンエディタが動かないのがありますから注意して下さい6 ではここで,機械制御研おすすめの端末ソフトウェアを紹介します.これらはすべてフリー ソフトウェアであり,大体は長崎大学のanonymousftpで入手できます7 ここでいうグラ フィック機能というのは ワークステーションが出力するグラフイックコード(京、ktronics4014 というグラフイツク専用端末への出力:plot, gnuplotなどのグラフ描画ソフトウェアを用 いる場合などに出力される)を理解して,パソコンのグラフイツク画面に絵を描く機能の ことです. 表 1 端末ソフトウェア一覧 名称 対象パソコン 備考 MS-KERMIT NEC- グフツフィク機能あり PC9801及び互換機, DOSjVマ ethernetにも対応 シン,その他もろもろ HTERM NEC-PC9801及び互換機(ハイじ グラフィック機能が貧弱 ゾモードも含む), DOSjVマシ メニュー形式で設定,ファイル転 ン,富士通FMシリーズ,松下電 送を実行できる 気PANACOM-Mシリーズ TSS.COM NEC-PC9801及び互換機 構造工学科修行教授製作 メインフレームにも対応、 グラフィッグ機能あり ethernetにも対応 ETERM NEC-PC9801及び互換機 メインフレームにも対応 グラフイツク機能あり
ちなみに我々は, MS-KERMITとHTERMを用いて, NEC-PC9801-F, VM2, VX2, RX2, UVll, NEC-PC98XA, EPSON PC286-U, NOTE,富士通FM-16sを端末として利用してい
ます.どうですか?これで結構仕事ができますよ.ケーブル一本でいけるし,試してみる 価値はあると思いますよ. 2.1.2 ethernetによる接続 シリアル接続ができない人や,
r
ethernet使いたか!J
と思っている人は,ちょっと奮発 して,パソコン用のethernetIjFを購入して下さい.購入するときの注意としては, 6一部のパソコン通信用の端末ソフトウェアがそのようです. T一部のものは無いかも知れません,すいません. 21-コネクタの形状を接続先に合わせる(プリンタポートのような形状なら 10BASE-5, BNCコネクタなら 10BASE-2,電話のモジ、ユラージ、ヤツクのようなら 10BASE-Tです). ・端末ソフト,ファイル転送ソフトなどが標準装備でない場合は別途購入する. あたりです.この辺りは,各組織のネットワーク管理委員の方に相談して,決めるのがよろ しいかと思います.気をつけてほしいのは,この接続形態をとる場合は,申請が必要ですし, センターニュースを読み返すなり,ネットワーク管理委員の方に伺うなりして, e.hterne.t I/Fの設定を正しく行う必要があります.正しく設定しないと,通信ができないだけでな く,そのネットワークの機能を著しく損なう場合がありますから注意して下さい. 2.1.3 電子メールだけでいいと言う人へ 「おいは,電子メールだけでよか
.
J
という人にとってみると,いちいちloginして,メー ルを読んだり,なれていないエディタで,メールを書くというのは苦痛かもしれません.そ ういう人にはMS-DOS上からメールが読めて,普段使っているエディタを用いて,メール が出せるフリーソフトウェアがあります. シリアル接続ならばUUPC,ethernet接続ならば PC/Mというのがあります.両者と もNEC-PC9801や DOS/Vマシンなら利用できます.これは結構便利らしいので,我々も 一部の人のために使い始めているところです.DOS上のパッチファイルをうまく書けば, ファンクションキ一一発+パスワード入力でメールの読み書きが行えるみたいです.これ らも長崎大学の anonymousftpにあるはずです(?
)
.
2.2 ワークステーションにする えっ?と思うかも知れませんが, 386DX以上の CPUを持つパソコンならば, (完全な) UNIXが走ります.もちろん NEC-PC9801シリーズでも 01¥です.今のパソコンは, CPU 性能だけならば低価格ワークステーションを十分上回ります.386DXの 20MHzで,大体 4 -5MIPSの性能ですから,我々機械制御研のメインマシンとほぼ同等です.我々は,こ のクラスのマシンで, rnailや news,LA'JEXによる文書作成, Mosaicを用いたオンライン データ取得を多人数でガシガシやってます.数値計算をしないならばこのくらいのマシン で十分ですよ. パソコンでどんなUNIXが走るか?ということを説明します. 98, DOS/V共に 386BSD, FreeBSD, Linuxといったフリーの UNIXが走ります. Linuxについては余り詳しくありませんから,ちょっと説明を省きます.386BSD, FreeBSDとも,その名の通り BSD系の UNIXです (BSD系の UNIXというのは簡単に説明できませんが, UNIXには BSD系, SYSV系の 2種があり,そのうちの片方だと思って下さい.両方とも「まともな