第2学年 英語科学習指導案
指導者 後藤 賢次郎 1 単元 Lesson 4 Enjoy Sushi (New Crown 1)
2 指導観 ○ 2020年に東京オリンピックが開催されることに伴い、訪日外国人の増加を想定し、日本国内の 様々な地域・分野において、さらに多言語化が進んでいる。その中で生徒たちが英語に親しみ、積極 的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を試みることはたいへん意義深いと考えられる。 本単元は、日本語の通じる寿司店や、寿司の作り方を紹介するという内容である。自国の文化を外 国の人に伝える機会はこれから増えると考えられ、英語を用いた国際交流への意欲につなげられる場 面設定である。言語材料としては、There is/are ~. (「~がある(いる)」)、Is/Are there ~?(「~ があり(い)ますか」)という場所を説明する表現と動名詞が扱われている。 〇 本学級の生徒は、男子21名、女子17名の計38名である。事前アンケートでは「英語学習に意 欲的である」と73%の生徒が答えたが、64%の生徒が「英語を使ってコミュニケーションをとる ことが苦手である」と答えている。また、定期考査における観点別学習状況では、「コミュニケーシ ョンに関する関心・意欲・態度」「表現の能力」「理解の能力」「言語文化に対する知識理解」のう ち、「表現の能力」が最も低い。以上のことから、表現の機会を増やす必要があると考える。 生徒はこれまでに、既習の言語材料を用いて自分自身についての話を相手に伝えたり、疑問詞を 含んだ疑問文でたずねたりする活動に繰り返し取り組んできており、ペアやグループでは英語を間 違いを恐れず堂々と話すことができるようになってきている。そこで、本単元では ALT に自身の夢 のレストランを紹介するという活動に取り組ませることで、今までの学習の成果を発揮させたい。 また、質問されたことに対して適切に返答するためには、十分な語彙力が必要であることを実感さ せ、今後の学習につなげたい。 〇 本単元の指導にあたっては、まずつかむ段階において、「ALT に自身の夢のレストランを紹介する」 という単元の課題をつかませる。次に、There is/are の用法を理解させる。その際、部屋にある物 の名前(名詞)のリストを参考に、「自分の部屋に何があるのか」を相手に正確に伝えたり、相手の 英語から情報を聞き取り、絵で表したりできるようにする。次に、動名詞の用法を理解させる。そ の際、~ing の形を取ることで動詞は名詞の役割を果たすことを確認する。そして、動名詞を使った 表現ができるようにするために、相手の夏休みについてのインタビュー活動を行う。さらに、ひろ げる段階においては、日本の食文化についての文章や寿司の作り方を読み、学習内容である There is/are や動名詞を用いてどのような表現ができるのかに注目させる。そして、深める段階において、 自分の夢の部屋レストランを ALT に紹介させる。を絵に描き、There is/are を使って表現させる。 その際、より多くの表現に取り組ませるために前置詞についても留意させる。動名詞を使った表現 活動では、自分の好きなことについての紹介をさせる。 3 単元目標 ○ There is/are や動名詞を用いて、間違うことを恐れず、積極的に会話を続けようとしている。 (コミュニケーションへの関心・意欲・態度) ○ There is/are、動名詞を含む文を用いて、相手に正しく情報を伝えることができる。 (外国語表現の能力) ○ There is/are、動名詞を含む文を読んで、内容を理解することができる。(外国語理解の能力) ○ There is/are、動名詞の用法を理解することができる。 (言語や文化への知識・理解)
4 単元計画(8時間) 関:関心・意欲・態度、表:表現、理:理解、言:言語・文化についての知識・理解 段 階 配 時 主な学習活動・内容 指導上の留意点 評価規準 つ か む 4 1 ALT と教師の間で行われる会話 を聞いて単元の目標と、There is/are の用法を理解する。 2 There is/are の用法を理解し、 日本語の通じる寿司店につい ての対話文を読む。また、There is/are の文を聞いて、ペアの 人の部屋の様子を絵に描く。
・Is there a bed in your room?
・Yes/No, there is (not). 3 動名詞の用法を理解し、お寿司
のレシピについての対話文を 読む。また、動名詞を用いて、 自分の好きなこと等を書く。 ・I like playing soccer.
4 動名詞を使って夏休みについ て、相手にインタビューする。
・Swimming was fun. ・I like playing soccer.
○写真を見せながら ALT のお気に 入りの日本のレストランについ ての会話を、単元の学習内容で ある There is/are や動名詞を使 って行う。 〇「みんなの夢のレストランを紹 介してほしい」という ALT の願 いを伝え、単元の目標を理解さ せる。 ○自分の部屋についてペアで対話 をさせ、There is /are を用い て物の位置を説明できるように する。 ○話したことと聞いたことが正し く伝わっているか確認するため に、相手から聞き取ったことを 絵に描かせる。 ○目的語としての動名詞を定着さ せるために~ing の形を復習す る。 〇グループで自分の好きなことを 伝 え る 活 動 の 場 を設 け るこ と で、動名詞の形を定着させる。 ○動名詞を使ってインタビュー活 動を行い、インタビュー内容を まとめることで、動名詞の用法 の定着を図る。 理:There is/are の用法 を理解する。 <文法プリント> 表:There is/are を使い、 相 手 に 正 し い 情 報 を 伝 えることができる。〈様 相観察〉 言:動名詞を使って、正 し い 文 を 書 く こ と が で きる。<文法プリント> 表:動名詞を使って友人 の夏休みについて、正し い文で表現できる。 <ワークシート> ひ ろ げ る 2 5 寿司についての文を読み、内容 を理解する。 (1)寿司の種類 (2)飾り巻き寿司 6 飾り巻き寿司の作り方につい ての文を読み、飾り巻き寿司の 作り方を理解する。 ○日本語訳を配り、イメージを絵 に描かせる。 ○自分の持つイメージを共有させ るために、描いた絵をもとに、 4人グループ内で交流させる。 ○4人グループで、本文中の There is/are、動名詞の確認をさせ、 それぞれの用法を理解させる。 関:意欲的に、寿司につ い て の 文 章 を 読 も う と している。 <様相観察〉 理:寿司についての文の 内 容 を 理 解 す る こ と が できる。〈学習プリント〉 ふ か め る 2 7 There is/are、動名詞を使っ て、夢のレストランの紹介文を 書く。 (1)夢のレストランを絵に描 く。 (2)絵を元に、夢のレストラ ンの文を書く。 8 自分の夢のレストランを英語 で ALT に伝える。 ○夢のレストランのイメージをも たせるために、絵を描かせる。 ○様々 な位置を伝え られるよ う に、前置詞の使い方に留意させ る。 ○自信をもって ALT に自分の夢の レ ス ト ラ ン を 紹 介さ せ るた め に、ペアなどの少人数グループ で練習させる。 表:There is/are や動名 詞を正しく使って自分 の夢のレストランの紹 介文を書くことができ る。<ワークシート> 表:英語で自分の夢のレ ストランを ALT に紹介で きる。<様相観察> 本 時
There is my favorite restaurant in Onojo. There are nice wooden tables in the restaurant. There is also a large showcase for sushi. I can enjoy eating sushi there. Please tell me about your dream restaurant.
5 本時 平成30年9月20日(木) 5校時 (1) 本時の指導観 生徒は、前時までに動詞を~ing の形にすると、名詞と同じ役割をもつことを学習している。また、目 的語としての動名詞の定着を図るために、~ing の形のパターンプラクティスに取り組んできた。そこで 本時は、インタビュー活動を通して、主語としての動名詞の用法を理解させる。まず、「導入」の段階で はウォーミングアップとして、日常会話練習をペアで行わせ、めあてを提示する。その後、前時までに 学習した内容を復習させるために、”I like playing soccer.”のような動名詞が目的語となり、「~す ること」の意味を持つ文を作らせる「パズルカード」の活動を行う。この際、話し合いを通して用法の 確認ができるように 4 人班で協力してパズルに取り組ませる。その後、「展開」の段階では、主語と目的 語の両方の用法の動名詞を用いて、正しい文で表現できることをねらう。そのために、インタビュー活 動を行わせる。この際、教員の写真を使った紹介とモデル文を提示し、インタビュー内容の疑問文を引 き出す。また、グループを作り、一人あたり 6 人にインタビューさせる。その後、友人が夏休みにした ことを、主語と目的語の両方の用法の動名詞を用いた文章を書いてまとめさせる。この際、ワークシー トには例文を、黒板のモデル文は提示したままにしておく。さらに、インタビューで得た情報を共有さ せるために、インタビュー結果を発表させる。この際、4 人班で協力して発表させる。最後に「まとめ」 の段階では、動詞を~ing 形にすることで名詞の役割をすることを再確認させるために動名詞のまとめを させる。この際、発表された文章を使って動名詞のポイントを押さえる。 (2) 主眼 インタビュー活動を通して、動名詞を使って友人の夏休みについて、正しく書くことができる。 (3) 準備 パズルカード モデル文(提示用) ワークシート (4) 指導過程 段 階 学習活動・内容 指導内容(〇教師の支援 ◇評価) 形 態 配 時 導 入 1 ペアで会話練習をする。 ・How are you?
・What did you eat last night? ・What are you going to do tonight?
2 めあての確認をする。 ○ペアで日常会話練習をさせることで、積 極的に英語で話すことに慣れさせる。 ○ペアで日常会話を練習した後に、昨晩食 べたものと今夜することをクラス内に 共有するために発表させる。 ○本日のねらいをつかませるために、動名 詞を使って教員が夏休みにしたことに ついて話す。 ペ ア グ ル ー プ 15 展 開 3 パズルカードを使って動名詞が含まれた文を 作る。
・I like playing soccer. ・Swimming was fun.
・She enjoyed playing the piano.
○動名詞の復習をするために、4人班で協 力してパズルを完成させる。 四 人 班 5 めあて 動名詞を使って友達の夏休みを紹介しよう。 I went to Shikoku during summer vacation.
I enjoyed visiting many places there. Especially, visiting Matsuyama castle was really fun.
展 開
4 12 人グループでインタビューを行う。 ・What did you do during the summer vacation? ・How was ~ing ○○?
5 インタビューした友人の中から1人を 選び、その友人の夏休みにしたことをま とめる。
・His/Her name is ○○.
・He/She enjoyed ~ing ○○ during the summer vacation.
(He/She didn’t enjoy ~ing ○○ during the summer vacation.)
・~ing was (not) ○○ for him/her.
6 インタビュー結果を発表する。 ○活動内容を確認させるために、人物の写 真を使った紹介とモデル文を提示する。 その際、インタビュー内容の疑問文を生 徒から引き出す。 ○学習プリントを使って、インタビュー内 容をまとめた文を書かせる。 ○動名詞を正しく使って文を書かせるた めに、ワークシートには例文を、黒板の モデル文は提示したままにしておく。 ◇動名詞(主語と目的語の両方)を使って 友人の夏休みについて、正しい文で表現で きる。≪表現≫ ○インタビューで得た情報を共有するた めに、4人班で発表をする。 グ ル ー プ 個 人 四 人 班 13 7 3 ま と め 7 ふりかえりをする。 ・動名詞の用法を確認する。 ・自己評価をする。 〇動詞の~ing 形にすることで名詞の役 割をもつことを再確認させる。 ○主眼の達成度をチェックするために、評 価シートを配布し、自己評価と問題に取 り組ませる。 一 斉 7 (5) 板書計画
めあて 動名詞を使って友達の夏休みを紹介しよう。 Interview your friends ・with 3 large groups Mr.Goto’s summer ・interview 6 friends ・I enjoyed visiting many places there. ・choose a friend
・Especially, visiting Matsuyama castle was really fun. ・write about his/her summer ・share in your group
Question Sentences
・What did you do during summer vacation? ・How was ~ing ○○?
・I visited Yahoo-oku Dome. ・It was fun. I enjoyed watching a
baseball game. Visiting
Yahoo-oku Dome was fun. まとめ Classmates’ ideas
・He enjoyed swimming. ・Swimming was fun for him. 廊下側を A、駐車場側を B とし、6人
にインタビューさせるために B の先頭 はインタビュー終了後、最後尾に移動 し、他は前へ1人分移動して、次の生 徒のインタビューを行う。
A : What did you do during the summer vacation?
B : I visited Yahoo-oku Dome. A : How was it?
B : It was fun. I enjoyed watching a baseball game. Visiting Yahoo-oku Dome is always fun.