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第10号記念号によせて

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Mar. 2010 巻頭言 第10 号記念号によせて 1

巻頭言

第 10 号記念号によせて

学長 平田郁美

1999年4月、「共愛=共生」を建学の精神として、共愛学園前橋国際大学が開学して 11年がたちました。本研究紀要「共愛学園前橋国際大学論集」は、本学の前身である共 愛学園女子短期大学の紀要「共愛論集」の後を受けて2001年に創刊され、このたび第 10号記念号刊行という節目を迎えました。誠によろこばしく、この間、お力添えいただ きました皆様方、また尽力された歴代図書館長、紀要編集委員、図書館職員はじめ関係者 各位に、深い敬意と感謝を捧げます。 本学は国際社会学部一学部のみの小さな大学ですが、英語、国際、情報・経営、心理・ 人間文化、児童教育の5コースを持ち、教員の専門分野は多岐にわたります。広い領域に 教員の専門分野が広がっていることは、本学の大きな強みであります。それぞれが学内外 の同じ分野の研究者と交流し、活発な研究活動を行っているとともに、専門を異にする教 員間の共同研究も盛んになってきました。さらには、地域共生研究センターが開設され、 センターを窓口として、地域の自治体や企業等との共同研究も多く行われています。 大学の紀要は学内の研究活動のバロメータともいわれます。本学においても、こうした 研究活動の活性化を表すように、個人だけでなく共同の研究成果発表の場として、本論集 への投稿論文は創刊時に比べて質・量ともに充実してまいりました。また、本論集を所蔵 する図書館は、東京大学総合図書館はじめ121館にのぼります。本学のような小規模大 学の研究紀要が、これだけ多くの図書館に所蔵されていることはめずらしく、本論集の質 の高さを示しているものと自負しております。 大学における教育と研究は車の両輪のようなもので、すぐれた研究のあるところにすぐ れた教育があるといわれます。日ごろ身近に接している自分たちの教師が活発に、真摯に 研究活動を行っている姿を見ることは、学生たちに誇りを与え、夢を与え、そして誠実に 物事にあたることを教えます。本論集が、研究成果発信の場として、また研究者の交流の 場としてさらなる発展をとげ、学内の研究活動の活性化に、教育の基盤の強化に、関係分 野の発展に寄与することを祈念し、第10号記念号刊行の言葉とさせていただきます。

参照

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