大正から昭和初
中期にかけて建設されたコンクリ
ト系構造物群の調査研究
安田
有輝
．序
九
大学
1930
(
昭和
5
)
建設
学部
館
，
20
世紀初頭
建設さ
多く
コン
系建物
。
図
-
表
，
表
-
同大学箱
崎
ンパス
コン
系建物
一覧表
示
い
。初期
建物
建築
代
，
料
コン
強
設計
幹
水セ
ン
比
説
(1916
)
や関東大震災
(1923
)
経
，
建物
構造
設計手法
骨子
確立さ
い
時期
近接
，
建物
，現
完全
同一
い
現代
通
構造設計，
料設計
理論
入
，数
間隔
経
建設さ
，貴
重
資料
いえ
。
，同大学
伊都
ンパ
ス
移転
進
，
伴
，
表
-
建物
う
多く
解体さ
あ
。
究
解体
当
，当時
技術
実態
可能
限
収集
記録
目的
調査
行
あ
。
う
稿
，
調査
行
5
建物
中心
，
採集
試料や写真
検討
行
あ
。調
査
行
建 物
表
-
赤背
示
。 同 建 物群
2017
解体さ
い
。
．建物概要
旧応力
生産
館
設計
,
竣
共
1925
(
大正
14
)
あ
。延
床面積
9570m
2
あ
,
写真
-
及
図
-
(
主
コ
抜
行
1,2
階
面図
)
示
う
,
基
的
桁行方向
67.3m,
梁間方向
59.4m
型
面 形 状
,
立 体 的
高 さ
16.7m(
屋
パ
ペ ッ
)
建物
あ
。
建物
3
階建
地
階
有
。
1930 1940 1950 1960
関 東 大 震 災(
年)
日 本 工 業 規 格(
年) 建 築 工 事 標 準 仕 様 書(
年) 応
用 物 質 化 学 機 能 教 室 建 設(
年) 道 路 工 学 実 験 室 ， 旧 応 力 研 生 産 研 本 館(
年) 超 伝 導 シ ス テ
科 学 研 究 セ ン タ ー 建 設(
年)
原 子 核 実 験 室 建 設(
年) 市
街 地 建 築 物 法(
年)
鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 構 造 計 算 規 準(
年) 農 学 部
6
号 館 建 設(
年)
建 築 基 準 法(
年)
十 勝 沖 地 震 ， 原 子 核 実 験 室 増 築(
年) 創 立 五 十 周 年 記 念 講 堂(
年)
河 骨材 主流
丸鋼 主流
石骨材 及し始
異形鉄筋 及し始
石骨材を使用
水 セ
ン ト 比 説 ， 軍 艦 島 Ｒ Ｃ 造 建 物(
年)
同 潤 会 ア パ ー ト 建 設(
～
年)
図
-
表
大規模
建物
あ
,2
期
建設
行わ
。
図
-
×部
増築部
表
。
増築時期
不明
あ
,1925
(
大 正
14
)
時 点
増 築 部
図 面
,
建設時期
離
い
い
あ
。
室内側
漆喰
あ
。室外側
コン
躯 体
タ
層
張
付
,
官
さ
い
。構造
鉄筋コン
河海 学実験室遈路 学実験室 砂利 砂 - 2
法文学部本館旧応力 生産 本館 砂利 砂 丸鋼 3,B1
喞筒室 - - 1
法文学部図書館及 書庫保存図書館 砂利 砂 - 4
応用化学教室応用物質化学機能教室 砂利 砂 丸鋼 4
文学部心理学教室 砂利 砂 - 2
混疑土供試体貯蔵室 - - 1
発電所留学生セン タ 分室 砂利 砂 - 2
学部本館 砂利 砂 - 5,B1
喞筒室並 濾過機室 - - 1
生物学教室蒸気及 乾熱消毒室 - - 2
配電所 - - 2
高周波電気及 電子 学実験室 超伝 シ ステ ム 科学 究セン タ
砂利 砂 丸鋼 2
倉庫 - - 2,B1
炭塵及 瓦棋爆発実験室 - - 1
学部高温化学実験室 砂利 砂 - 1
地形変動観測所 - - 1
磁気分析実験室 - - 1
付属図書館新聞閲覧室 - - 1,B1
煉炭及 団鉱実験室 - -
-書庫及 標本庫 - - 3,B1
化学教室実験室 - - 2
法文学部演習室記録資料館 砂利 砂 - 2,B1
採鉱学実験室 - - 1
航空学教室航空 学教室 砂利 砂 - 6
農芸化学教室農学部号館
砂利 砂 石骨材
- 4
理学部実験室原子核実験室
砂利 砂 石骨材
丸鋼 3
建築学教室 砂利 砂 - 3
創立五十周 記念講堂 石骨材 - 4,B1
建築学教室 砂利 砂 - 4
表
九
大学箱崎
ンパス
コ ン
ト系建物一覧
1)
※ 箇所 不明分或い 現時点 未調査分 あ 基本的に表中 建物 C造 あ ，旧 応力 生産 本館 学部本館 一部 C造 あ ，超伝 システム科学 究セン タ 一部無
筋コン ト造 あ 赤背 項目 ，本論文を執筆 際に調査を行った建物を示 建物 規模
階数 地
建築 棟 称現 称 骨材 種類 鉄筋 種類
造
(
以
RC
造
)
鉄骨鉄筋コン
造
(
以
SRC
造
)
混合構造
あ
。
SRC
造
増築箇所
見
,
建 物 背 面
大 講義 室
使 用 さ
い
部 屋
柱
,
梁
使 用 さ
い
。 日
最 古
SRC
造 建 物
,1923
建
大阪松竹
あ
,
建物
初
期
SRC
造
建物
あ
いえ
。
RC
造部
壁厚
,
外壁
20cm,
間
壁
10cm
～
20cm
あ
。
応用物質化学機能教室
設計
1926
(
昭和元
)
，
竣
翌
1927
(
昭和
2
)
あ
。延
床面積
2782m
2
あ
，
写真
-
及
図
-
示
う
，基
的
桁行方向
46.8m
，梁間方向
20.7m
長方形
面形状，
立 体 的
高 さ
19.3m(
屋
パ
ペ ッ
)
直 方 体
形
建物
あ
。建物
4
階建
地
階
有
。
室内側
漆喰
あ
，
タ
層
使用
コン
躯体
直接漆喰層
張
付
箇
所
。建物内部
水回
周辺
漆喰部
大
く腐食
い
箇所
見
。
，床
塩化
ニ
シ
大
く剥
，
ス
大
く
摩耗
い
箇所
見
。
う
箇所
コン
劣化
進行
や
い
補修
必要
あ
。外壁
ン
張
，
タ
層
あ
。
ン
空襲回避
偽装塗料
残
，特
建物正面側
外壁
黒
汚
多く見
。
，建物背面側
外壁
エ
ッセンス
汚
く目立
い
。
ン
浮
少
く概
精
く張
付
い
，
ン
剥
離
い
箇所や，
ン
新
い
交換
箇
所
見
。建物
構造
ＲＣ造
あ
，壁厚
外
壁間
壁共
20cm
あ
。
写真
-
，
調査
行
道路
学実験室
(
：
1925
建設，延
床面積
205m
2
)
，超伝導システ
科学
究センタ
(
中：
1931
建設，延
床面積
578m
2
)
，
原子
実験室
(
右：
1944
建設，延
床面積
2157m
2
)
外観
示
。原子
実験室
4
期
渡
造改築
繰
返さ
，
コ
採
調査
行
1944
建
設部
1968
増築部
あ
。
，原子
実験室
増
築部や農学部
6
号館
(1938
建設部
)
等
石骨
使用さ
い
。文献
2)
，既
1957
頃
，
福
岡県
以前
砂利
乏
い県
記述
あ
，
図
-
，
表
-
，全国的
石骨
及
以前
，福岡県
石骨
使用さ
い
う
え
，事実
一致
い
。
．構造体コンクリ
トの性状
表
-
示
う
，
5
建物
，屋内外合わ
計
58
コ
採
。
中性化深さ
測定方法及
縮試験
方法
JIS
従
行
。
写真
-1)
旧応力研生産研本館
Ｆ 増築箇所
SRC造 1-H
1-J 1-I
59400
9250 3750 37503750 18400 75003750 9250
67200
10500
11000
11000
3600
8800
13500
8800
59400 12200 450045004500 80004500 45004500 12200
Ｆ 増築箇所
1-G 1-A
1-B 1-C
1-F 1-E
1-D
SRC造
柱A 柱B
59400
9250 3750 37503750 18400 75003750 9250
67200
10500
11000
11000
3600
8800
13500
8800
59400 12200 450045004500 80004500 45004500 12200
Ｎ
各地点縮強
1-A19普9核３景……2]
1-B16普」核３景……2]
1-C14普1核３景……2]
1-D16普「核３景……2]
1-分16普1核３景……2]
1-切15普4核３景……2] 1-低1」普「核３景……2] 1-H測定不能
1-I11普8核３景……2] 1-J14普4核３景……2]
図
-
旧応力研生産研本館
1
，
2
階
面図
写真
-1)
応用物質化学機能教室
Ｆ 2-A
2-H
2-I 2-J
2-K
10800 5400 4500 5400 4500 8100 8100 46800
20700
8100
2700
5400
4500
Ｎ
Ｆ 2-B
Ｆ
2-C,柱C 2-D
Ｆ
2-E 2-F
2-G
図
-
応用物質化学機能教室
面図
写真
-
その他建物外観
各地点 縮強2-A 15普5核３景……2] ,2-B 測定不能 ,2-C10普6核３景……2] ,2-D 11普1核３景……2]
2-分 14普1核３景……2] ,2-切 15普」核３景……2] ,2-低1」普1核３景……2] ,2-H 9普4核３景……2]
2-I 6普9核３景……2] ,2-J 14普4核３景……2] ,2-K 11普」核３景……2]
図
-
屋 外 側
採
コ
縮 強
中 性
化速
係数
関係
，
図
-
屋内側
採
コ
縮強
中性化速
係数
関係
示
。屋外
コン
暴露
，中性化速
係数
A
，以
式
成
立
。
，
f
齢
28
日
縮強
あ
。屋内側
採
コ
中性化速
係数
算定
，
(1)
式
右辺
1.7
乗
(1
’
)
式
使用
。
屋外
側
採
コ
，
(1)
式
基準値
回
あ
。建物毎
均値
見
，応用物
質化学機能教室
中性化
進行
，
大幅
(1)
式
基準値
回
い
。
効果
大
思わ
。逆
，屋内
側
採
コ
，
(1
’
)
式
基準値
回
多
。建物毎
均値
見
，建物
建設
近代
近
く
，現行
中性化速
係数
基
準値
近
い
い
，一番新
い原子
実験
室
(1968
建設部
)
さえ
基 準値
回
い
。
試験体番号 経過 数
仕 情報 合計仕 厚さmm
骨材寸法 最大値mm
密度
(g/cm3
) 中性化深さmm
中性化速度係数 mm√
縮強度
(N/mm2
)
均値
(N/mm2
)
標準偏差
(N/mm2
)変動係数
縮強度 み％
静弾性係数 ×
4
N/mm2
)
1-A 91 22.1 2.36 108.1 11.3 19.9 0.22 1.94
1-B 91 20.7 2.32 103.9 10.9 16.3 0.20 1.78
1-C 91 27.6 2.32 106.2 11.1 14.1 0.31 1.46
1-D 91 20.8 2.43 108.1 11.3 16.2 0.16 2.16
1-E 91 26.4 2.32 66.4 7.0 16.1 0.23 1.54
1-F 91 24.2 2.39 59.4 6.2 15.4 0.13 1.86
1-G 91 22.2 2.28 119.9 12.6 13.2 0.31 1.41
1-H 91 44.6 - 0.0 0.0 - -
-1-I 91 21.5 2.33 0.0 0.0 11.8 0.19 1.29
1-J 91 43.9 2.34 40.1 4.2 14.4 0.23 1.32
2-A 89 - 2.26 86.4 9.2 15.5 0.25 1.39
2-B 89 12.0 2.35 60.5 6.4 - -
-2-C 89 23.9 2.29 86.7 9.2 10.6 0.20 1.21
2-D 89 - 2.36 113.1 12.0 11.1 0.16 1.89
2-E 89 14.2 2.38 97.6 10.3 14.1 0.15 2.34
2-F 89 13.8 2.43 0.0 0.0 15.3 0.18 1.63
2-G 89 11.2 2.35 90.4 9.6 13.1 0.15 1.77
2-H 89 51.6 2.30 0.0 0.0 9.4 0.19 1.29
2-I 89 46.3 2.28 0.0 0.0 6.9 0.14 1.58
2-J 89 39.2 2.38 0.0 0.0 14.4 0.18 1.19
2-K 89 45.6 2.32 0.0 0.0 11.3 0.22 1.03
3-a 87 24.0 全断面中性化 15.5
3-b 87 28.4 全断面中性化 28.6
3-c 87 28.5 全断面中性化 19.7
3-A 90 塗装 タ 19.8 20.5 2.2
3-B 90 塗装漆喰 17.8 91.0 9.6
3-C 90 塗装 タ 20.4 54.1 5.7
3-D 90 15.8 97.0 10.2
3-E 90 16.0 119.0 12.5
3-F 90 16.9 全断面中性化
-3-G 90 塗装 タ 23.5 82.9 8.7
3-H 90 19.0 116.0 12.2
3-I 90 18.1 全断面中性化
-3-J 90 塗装 タ 42.9 全断面中性化
-3-K 90 塗装漆喰 26.4 全断面中性化
-4-A 84 - 2.29 全断面中性化 - 21.8
-4-B 84 37.2 2.31 全断面中性化 - 26.0 2.26
4-C 84 23.4 2.34 100.0 10.9 11.0 1.12
4-D 84 14.0 2.34 112.0 12.2 11.4 1.53
4-E 84 20.8 2.41 50.3 5.5 24.9 1.29
4-F 84 22.0 2.36 96.1 10.5 13.2 1.88
4-G 84 13.8 2.37 63.6 6.9 19.1 1.48
4-H 84 11.8 2.18 76.1 8.3 9.6 1.33
4-I 84 35.3 2.44 0.0 0.0 16.6 1.84
4-J 84 21.5 2.34 75.4 8.2 21.2
-4-K 84 62.0 2.24 0.0 0.0 24.2 2.40
4-L 84 51.8 2.18 0.0 0.0 9.6 1.33
5-A 73 21.9 2.30 59.7 7.0 27.1 0.24 1.85
5-B 73 19.5 2.38 55.3 6.5 16.9 0.19 1.99
5-C 73 14.1 2.31 73.9 8.6 17.9 0.20 1.50
5-D 73 22.3 2.37 18.3 2.1 9.7 0.13 1.57
5-E 73 28.5 2.34 43.9 5.1 18.1 0.22 1.53
5-F 73 20.3 2.27 50.3 5.9 6.0 0.12 1.09
5-G 73 21.4 2.31 51.4 6.0 7.9 0.22 1.12
5-H 73 19.3 2.32 42.2 4.9 14.2 0.07 2.04
5-I 44 塗装 タ 21.9 2.26 14.9 2.2 27.0 0.30 1.64
5-J 73 25.9 2.38 46.2 5.4 16.9 0.19 1.99
5-K 73 20.6 2.37 11.3 1.3 9.7 0.13 1.57
5-L 73 46.8 2.27 10.2 1.2 6.0 0.12 1.09
5-M 73 31.6 2.32 7.2 0.8 14.2 0.07 2.04
5-N 44 タ 31.0 2.31 0.0 0.0 32.4 0.27 2.19
0.49
原子核 実験室
26
吹付タイ 漆喰 タ
吹付タイ 漆喰 タ
主筋： 丸鋼径
m m ～
m m 帯 筋： 丸鋼径
m m 主筋
帯筋 結束
線 結ば
い 継手 重 継手を使
用し い
16.0 7.89
※ 箇所 不明分或い 未調査分 あ 黄背 文献
1)
引用した数値，灰色背 室外側 採取した試験体 数値あ 中性化深さに 赤数値 ，JA に示さ 最 ぶ厚さ 屋内側 mm，屋外側 mmに遉しい を示 縮強度 均値に
赤数値 ，既存鉄筋コン ト造建築物 耐震診断基準 解説
3)
に規定さ ，精密調査に基 く材料強度 設定に関 縮強度 均値 Nmm
2
を 回っい を示
旧応力 生産 本館
塗装 漆喰
タ 23 0.14
0.22
官仕 タ
12.1 2.16
2.65
超伝 システム 科学 究 センタ
吹付タイ 漆喰 タ
石器質タイ
タ
27
応用物質 化学機能 教室
ン タ 吹付タイ 漆喰 タ
41
遈路 学 実験室
塗装
漆喰
タ
23
主筋： 丸鋼径 mm～ mm帯筋：
丸鋼径 mm～
mm主筋
帯筋 結束線
結ば い
継手 重 継手
を使用しい
に相当 15.3
鉄筋情報
主筋： 丸鋼径
m m ～ m m 帯
筋： 丸鋼径
m m ～
m mを使用
し い
に相 当
-主筋： 丸鋼径
m m ～
m m 帯
筋： 丸鋼径 m m ～
m mを使用
し い 継手
重 継手を
使用し い
0.34
17.4 5.99
-0.26 -
-表 採取コア一覧
建物
縮試験
採取コア 情報 中性化
-- 21.3 5.46
塗装漆喰
塗装漆喰
0
10
20
30
40
50
0
5
10
15
20
旧応力 生産 本館 建設
応用物質化学機能教室 建設
超伝 システム科学 究センタ 建設
原子核実験室 建設
原子核実験室 建設
縮強度
N
mm
2
)
A：中性化速度係数(mm/√ ) f：材齢28日 縮強度(N/mm2)
0
10
20
30
40
50
0
5
10
15
20
旧応力 生産 本館 建設
応用物質化学機能教室 建設
超伝 システム科学 究センタ 建設
原子核実験室 建設
原子核実験室 建設
縮強度
N
mm
2
)
A：中性化速度係数(mm/√ ) f：材齢28日 縮強度(N/mm2)
図
-
屋外側採取コアの中性化速度係数
図
-
屋内側採取コアの中性化速度係数
※赤色プ
ッ
建物毎
均値
示
。
図
-
縮強
静弾性係数
関係
示
。
静弾
性係数
E
，以
式
成
立
。
，γ
単
容積質量，
縮強
あ
。現
行
規定
，静弾性係数
(2)
式
基準値
80%
回
い
い。
，採
コ
静弾性係
数
，建物毎
均値
原子
実験室
(1968
増築
部
)
以外
基準値
回
い
，
コ
毎
実験
値
基準値
回
い
。
原因
，原子
実験室
増築部
石骨
使
用さ
い
考え
。
図
-
縮強
縮 強
時
関 係
示
い
。 図 中
(3)
～
(6)
式
Shah
式，六車式，
Popovics
式，
式
あ
。
Shah
式
式
く対応
い
，
究
4)確認さ
い
。
図
-
中性化速
係数
変遷
示
い
。
同図中
，建物
耐用
数
基準
，耐用
数
30
，
65
，
100
置
線
引い
い
。
現行
設計
，
耐用
数
65
目標
設計
行わ
，耐用
数
65
満足
建物
約半数
あ
。
図
-
縮
強
変遷
示
い
。文献
5)
，コン
強
基準
1920
～
1932
(4.4N/mm
2
：市街
地建築物法
)
，
1932
～
1959
(8.8N/mm
2：市街地建築
物法
)
，
1959
～
(11.8N/mm
2：建築基準法
)
，採
コ
内，時代毎
基準値
回
，戦時中
物品
乏
い時代
建設さ
原子
実験室
(1944
建設部
)
採
1
あ
。
黒線
，
現
耐震診断
基準値
13.5N/mm
2
線
あ
，
応用物質化学機能教室等
基準値
回
。
．結
箱崎
ンパス内
5
建物
調査
行い，得
知見
以
。昭和中期
建設さ
建
物
構造体コン
，現
比
，屋内
側
縮強
わ
中性化
進行
ス
速
，屋外側
中性化
進
い
。
耐用
数
65
満
い建物
半数
。
縮強
対
静弾性係数
，全体的
僅
い
値
示
，原子
実験室
(1968
増築部
)
以外
現
行
基準値
満
い
。
縮強
，大部
建
設当時
基準
満
，応用物資化学機能教室
除く全
建物
，現行
耐震診断
基準
満
い
。
参考文献
1)
九
大 学 箱 崎
ン パ ス
近 代 建 築 物
調 査
ワ
ン
プ
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九
大学箱崎
ンパス
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鉄筋コン
建物
石
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強
関
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Vol.51
，
No.1
，
pp.16-19
，
2013
0
5
10
15
20
25
30
35
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
旧応力 生産 本館 建設
応用物質化学機能教室 建設
超伝 システム科学 究センタ 建設
原子核実験室 建設
原子核実験室 建設
縮強度
N
mm
2
)
E： ン 係数(N/mm2)
γ：単位容積質量(t/m3)
σB： 縮強度(N/mm2) (2)
0
5
10
15
20
25
30
35
0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.5
旧応力 生産 本館 建設
応用物質化学機能教室 建設
原子核実験室 建設
原子核実験室 建設
縮強度
N
mm
2
)
(3)
(4) (5)
(6)
1920
1930
1940
1950
1960
1970
0
2
4
6
8
10
12
14
旧応力 生産 本館 建設
応用物質化学機能教室 建設
超伝 シ ス テム科学 究センタ 建設
原子核実験室 建設
原子核実験室 建設
報告書
1)
引用
西暦
耐用 数30 (A=5.48)
耐用 数65 (A=3.72)
耐用 数100 (A=3.00) A：中性化速度係数(mm/√ )
1920
1930
1940
1950
1960
1970
0
10
20
30
40
50
旧応力 生産 本館 建設
応用物質化学機能教室 建設
超伝 シ ス テム科学 究センタ 建設
原子核実験室 建設
原子核実験室 建設
報告書
1)
引用
西暦
市街地建築物法(改正前)45kgf/cm2=4.4N/mm2
市街地建築物法(改正後)
90kgf/cm2=8.8N/mm2
建築基準法
120kgf/cm2=11.8N/mm2
耐震診断基準
13.5N/mm2
