1971
諸種食品内二於ケル浩化器系離職病病原 細菌ノ転転弓懸スル軍陣衛生學的研究 附長期間魚肉内二生存シ攣異シ
タル腸チフス菌二就テ
儲官鵜羅薙) 海軍軍馨學棲防疫學敷室
湊海軍病院(院長深田軍醤大佐)
海軍軍馨中佐 新 井 甫
(昭和11年4月22日受附 特別掲載〕
目 第1章 緒 言 第2章 丈 獄
第3章 三山浸出液内二於ケル大腸菌ノ 増殖率ノ膏血
第1節 實験方法
第2節 高度二稀繹シタル大腸菌液ヲ 用ヒタル場合
第1項 蒸溜水ヲ以テセル實瞼 第2項 寳蓮草浸出液ヲ以テセル實 験 t
第3項生牛肉浸出液ヲ以テセル實 験
第3節 濃厚大腸菌液ヲ用ヒタル場合 第1項蒸溜水ヲ以テセル實験 第2項 生理的食璽水ヲ以テセル實 験
第3項 寳蓮草浸出液ヲ以テセル實 験
第4項 生牛肉浸出液ヲ以テセル實 験
第4節 小 括
第4章 各種飲食州内口出ケル大腸菌,
「チフス」菌,「パラチフス」菌,
赤痢菌,「メチニコフ」菌ノ生存 期間ノ實験
第1節 實験方法
第2節 牛肉内=於ケル生存期間
次
第1項 大腸菌ヲ以テセル實験 第2項・「チフス」菌ヲ以テセル童画 第3項 「パラチフス」:B型菌ヲ以テ セル自験
第4項 志賀赤痢菌ヲ以テセル實験 第5項 Y型赤痢菌ヲ以テセル實験 第6項「メチニコフ」菌ヲ以テセル 實験
第3節 牛肉大和煮罐詰二於ケル生存 期間
第1項大腸菌ヲ以テセル實験 第2項「チフス」菌ヲ以テセル實験 第3項 「パラチフス」B型菌ヲ以テ セル實験
第4項志賀赤痢菌ヲ以テセル實験 第5項 Y型赤痢菌ヲ以テ・セル實験 第6項 「メチニコフ」菌ヲ以テセル 實験
第4節 生魚肉(鰺)二於ケル生存期間 第1項 大腸菌ヲ以テセル實瞼 第2項 「チフス」菌ヲ以テセル實験 第3項 「パラチフス」:B型菌ヲ以テ セル實瞼
第4項 志賀赤痢菌ヲ以テセル實瞼 第5項 Y型赤痢菌ヲ以テセル實験 第6項「メチニコフ」菌ヲ以テセル 實験
[ IS9 )
の麗 新
第5節罐詰魚肉(鰯)二階ケル生存期 間
第1項大腸菌ヲ以テセル實験 第2項「チフス∫菌ヲ以テセル實験 第3項「パラチフス」8型菌ヲ以テ セル實験
第4項 志賀赤痢菌ヲ以テセル實験 第5項Y型赤痢菌ヲ以テセル實瞼 第6項「メチニコフ」菌ヲ以テセル 實験
第6節 生野菜白楽浸出液内二於ケル 生存期間
第1項 大腸菌ヲ以テセル二二 第2項「チフス」菌ヲ以テセル實験 第3項 「パラチフス」B型菌ヲ以テ セル實験
第4項 志賀赤痢菌ヲ以テセル實験 第5項 Y型赤痢菌ヲ以テセル實験 第6項「メチニコフ」菌ヲ以テセル 實験
第7節 罐詰人参二於ケル生存期間 第1項大腸菌ヲ以テセル實験 第2項 「チフス」菌ヲ以テセル實験 第3項「パラチフス」B型菌ヲ以テ セル實験
第4項 志賀赤痢菌ヲ以テセル實験 第5項Y型赤痢菌ヲ以テセル實験 第6項「メチニコフj菌ヲ以テセル 實験
第8節 三水申二於ケル生存期間 第1項 大腸菌ヲ以テセル實験 第2項 「チフス」菌ヲ以テセル實験 第3項 「パラチフス』B型菌ヲ以テ セル二丁
第4項 志賀赤痢菌ヲ以テセル實験 第5項Y型赤痢菌ヲ以テセル實験 第6項「メチニコフ」菌ヲ以テセル 雪男
第9節 海水中二於ケル生存期閤 第1項 大腸菌ヲ以テセル實験 第2項 「チフス」菌ヲ以テセル丁丁 第3項「パラチフス」:B型菌ヲ以テ セル二二
第4項 志賀赤痢菌ヲ以テセル二丁 第5項 Y型赤痢菌ヲ以テセル實験
井
第6項「メチニコフ」菌ヲ以テセル 實瞼
第10節 小 括
第5章 糞便内二三ケル大腸菌ノ生存期 間ノ旧記
第1節 實験方法 第2節 實験成績
第1項正常糞便内二二ケル生存期 間
第2項 井水ヲ附加シタル糞便内二 於ケル庄存期間
第3項尿ヲ附加シタル糞便内二三 ケル生存期間
第4項 尿中二於ケル生存期間 第3節 小 括
第6章 器物二附着シタル大腸菌ノ生存 期間ノ實験
第1節 實験方法 第2節 實験成績
第1項銅山附着セシメタル場合ノ 生存期間
第2項 眞鍮二附着セシメタル場合 ノ生存期間
第3項 鉛二附着セシメタル場合ノ 生存期間
第4項鐵二附着セシメタル場合ノ 生存期間
第5項「アルミニューム」二附着セ シメタル場合ノ生存期聞 第6項 木片=附着セシメタル場合 ノ生存期間
第7項帆布二附着セシメタル場合 ノ生存期間
第8項 鐵塗料上二附着セシメタル 場合ノ生存期間
第9項 木片塗料上二附着セシメタ ル場合ノ生存期間
第10項 帆布塗料上=附着セシメタ ル場合ノ生存期間
第11項 硝子二附着セシメタル場合 ノ生存期間
第12項 「コンクリート」二附着セシ メタル場合ノ生存期間 第13項 磁器二附着セシメタル場合 ノ生存期間
[ 1se 1
諸種食晶内二於ケル消化器系傳染病病原細菌ノ蓮命二關スル軍陣衛生學的研究
第3節 小 括
第7章長期間魚肉内二生存シ攣異シタ ル腸「チフス」菌二期テ
第1節 菌株ノ由來及腸チフス菌二二 菌二子スル:文献概観
第2節 生物健民予断 第1項 形態學的性典 第2項 培養基上ノ性状 第3項 カタラーゼ反回 第4項 バクテリオ ・ファージ樵査 第5項 抵抗力試験
第3節 冤疫學的性状 第1項 凝集反慮
第2項 Castellani真否牧試験 第3項 沈降反慮
第4項 民心結合心慮 第5項 毒力試験
第6項試験管内感作感染防禦力試 験(Pfeiffer氏現象)
第7項 自動性幻惑交叉感染防禦力 試験
第4節 小 括 第8章引括並結論 丈 献 附 圖
1973
第1章 緒 論
温度並=培地ノ攣化二依ル細菌ノ抵抗力=關シテハ從來細菌學的,衛生學的=多数ノ學者
=依り研究セラレ細菌ハ高温ヨリモ低温二際シテ遙カニ生存能力張大ニシテ中性=近キ「メ ヂウム」内ニチハ永ク生存シ得ルコトハー般二悉知セラレタル所ナリ.余ハ溝化器系傳染病
ノ傳播ハ門門ト密接ナル關係アルコトヲ思ヒ「チフス」菌屡,赤痢菌属,「コレラ」二二及大腸 菌が食糧品タル牛肉,生魚肉,生野菜及之等ノ罐詰門並井野及海水二,又艦内使用器具ノ鐵 板木片明他二附着シタル場合,血温,室温,二野冷藏庫及獣魚肉冷凍庫ノ各種温度=於テ如 何ナル生存期間ヲ有スルヤ,叉共死滅二巴ル迄=ハ如何ナル漕長ヲ辿ルモノナルヤヲ調査ス ルハ防疫衛生學上極メテ有意義ナルモノト認メ本門二二着手シタリ.
第2章 文 獄
大腸菌驕「チフス」菌驕,赤痢菌蜀,「コレラ」菌ノ温度並二「メヂウム」二封スル抵抗力ノ文 献ヲ渉猟スルニt
1.大腸菌麗
大腸菌es =關シテハBullock(1)ハ塞天培養基=於テ乾燥ヲ防ゲバ数箇月以上生存スト,
Skinner u. Murray(2」ハ常温ニテ土壌中二100−200日後二至ルモ樹詮明セラレタリト云ヒ,L
:Busson 3}ハ常温殺菌水中ニテ6日聞Jahren(4,ハ常温不二毒水中ニテ35日闇生存シタリト云 ヘリ・Koser u・Skinner (5)2・稀薄石炭酸水ノ大腸菌殺菌力ハ低温トスレバ著シク緩徐nナル
ト,Ruediger〔6)ハ河水tp =於ケル大腸菌ハ夏季ヨリモ冬季結氷期間中が遙力=生存力旺盛ト ナリト,:Buchner (7)ハ培地中=於ケル大腸菌ハ零下20−24℃=テモ死滅セズト, Kolle u・ H・
Hetsch (s)ハ大腸菌ハ「チフス」菌其他主要病原菌ヨリモ抵抗力大ナリトナシ,志賀博士(9)ハ 大腸菌ノ外襲二封スル抵抗力ハ腸「チフス」菌ヨリ大鷹シテ本菌ノ培養ヲ絹綜二浸シ乾燥セシ
ムレバ5箇月聞生存スト,渡邊信(1。)ハ肉汁培養基中室温ニテ1箇年7箇月生存シタリト報
ゼリ.
[ 191 ]
1974 新 井
2.「チフス」菌麗
W.Bullock(lDハ尿1c日中= 60萬ノ「チフス」菌ヲ混入シタル昌80。:F(26℃)=テ72時間後 昌ハ全部死滅シタリト報ジP批rk d 2)ハ氷中二22週「チフス」菌ノ生存ヲ詮明シ, Sedgwick u.
Winslow {13)ハ凍結ニヨリ著シク菌歎ヲ減少スルモ長時生存スト云ヘリ. Brehm, Walter(14)ハ 凍結融解ヲ反復スルトキハ凍結ヲ持績セル場合ヨリモー層細菌ノ獲育上職シ有害ナルモ伺供 試菌ハ140日後マデ生存シタルト云ヒ,Perrone・(15)・2・零下15−17。 C=12時間普通戴天斜面
二凍結シタル「チフス」菌ハ直後免疫性ヲ消失スルモ普通培養基二移植血温二期養スレバ再ビ 本尊ノ病原性ヲ獲得スト云ヘリ.
Conradi (16)ハ参禅汚染水中二「チフス」菌ヲ讃明シタリ.「パラチフス」菌ノ抵抗力二就テハ KirStein (17)ハ冷却牛乳中二61日後詮明シ, Conradi(19)ハ汚染セラレタル河水ノ天然戦中=,
Rommeler (ig)ハ魚類輸逡1二使用セラレタル氷申二「パラチフス」菌ヲ謹明シタリ.:Prudden Cze)
ハ零下1−11℃ノ持績低温昌3箇月以上堪ユルモ凍結融解ヲ5回反復スレバ3日以内二死滅
スト云ヒ,:Belli c 21)バー川水中二凍結スルモ死滅セズ, Baskenon(22,ハ試験管培養中ノ「チフ ス」菌ヲ零下8−15℃=13日間暴露シタルヲ再ビ常温二移シタル削袖即智二秀歌ナカリシト 云フ,大塚「23)ハ「チフス」菌,「パラチフス菌,志賀菌ノ「ブイヨン」培養ヲ滅菌綿紗二浸シ艀竈
申昌テ乾燥セシモノハ外壁零下18−31。Cノ塞冷中=10時間乃至1週間放置スルモ伺全・部生 存シタリト,春日,松谷氏ハ(24)大腸菌,「チフス」菌,「パラチフス」A型菌,「パラチフス」
:B型菌,赤痢菌(志賀,Y.:Flexner型),「コレラ」菌ヲ「ブイヨン」=培養スル際ハ零下30℃内 外=於テ大腸菌ヲ除キ何レモ30日後ニハ死滅セリト,遠藤(25)ハ「チフス」菌「パラチフス」A 及B型菌,赤痢菌「コレラ」菌=就テ旭川二於テ冬季最高4・6℃最低零下27。Cノ低温昌於テ 塞冷二樹スル抵抗力ヲ實験シタル=同氏ノ所謂旭川「チフス」菌ヲ糞便中=混ジタルモノハ20
日間,普1通塞天斜面培地上ノモノハ60日間,鍵盤水引溺坤ノモノハ21日間生存シタリト,濱 崎氏(26,ハ満洲=於テ「チフス」菌「パラチフス」:B型菌,志賀,Y. Flexner菌等ハ「ペプトン」
水中=於テ最高8℃最低零下28℃ノ低温ニチモ60日間死滅セズ僅カニ獲育ノ減弱ヲ認メル ノミナリト,而シテ其国育自己生活力ノ減退ハ適温ノ卿竈内=72−96時間培養セバ恢復サレ,
図解ノ染色力及凝集反慮ニハ影響ナキモ「チフス」菌類:B型「パラチフス」菌ノ運動ハ不活濃 トナリタリト報ジ,漢邊(廉)氏(z7)ハ旭川地方冬季最高5・9℃最低零下33℃ノ塞冷=「チフ ス」菌A及:B型「パラチフス」菌,志賀型,y型,及Flexner型,赤痢菌,普通大腸菌ノ「ブイヨ ン」高小塞天聴面塞天血温24時間培養後ノモノヲ暴露シタルニ「チフス」菌A,及B型「パラチ フス」菌,大腸菌ハ3箇月以上,赤痢菌ハ2−3箇月=及ブモ樹生活力ヲ減殺セラル・コト 勘シト報告セジ.
3.赤痢菌罵
:Flexner(2日置ハ赤痢菌ヲ塞氣tp =乾燥スルモ12日聞生存シ水中,「パタ∫チt一・一ス」中門テ常濃二 f 5 一・一 9日間生存シタリト,P勉1(29)ハ赤痢菌ヲ土壌二混ジ1.5−15℃ノ温度ノ時期=於テ 101日後s至ルモ伺讃明シ得トSchmidt (3。)ハ赤痢菌ハ冬季ノ塞冷=2箇月聞死滅セズト云へ [ 192 ]
諸種食品内二面ケル消化器二面染病病原細菌ノ蓮命二閣スル軍陣衛生學的研究 ・1975
iJ :vincdnt(31Pハ低温二保持スルトキハ容易皇死滅セザルコトヲ報ジButjagin(s2)ハ「シ稽リ ア」=於テ零下44.8度ノ酷熱昌3箇月堪ヘザルコトヲ報告シタリ.其他赤痢菌ノ寒冷置綿ス ル抵抗力實験三川「チフス」菌ノ文献昌テ記載シタル大塚㈱⊃,春日,松谷(24),遠me C 25),濱崎
。36),渡邊(2了)等ノ報告アリ.
4.コレラ菌屡
余ハ「コレラ」望蜀ノ實験ハ「メチ=コフ」菌ヲ以テ行ヒタルモ「コレラ」菌薦ノ温度並二培地
・呂封スル抵抗力ヲ述プレ2〈 RaEptschewski (33) 2・「コv・ラ」菌ハ零下15℃sハ約1箇月間生存 スルモ零下21℃二於テハ其期間短縮シタリト,Renk(34,ハ1月最寒ノ候二河三二「コジラコ 菌ヲ混ジテ光線ヲ避ケ實験シタルニ殺菌河水二四テハ05−0.7。Cノ温度二於テ試験開始當時
二於テハ1.Occ中二155萬個ノ「コレラ」菌存在セシガ24時朗唱=ハ1 2,000一一一 1 4.,OOO個トナリ 3日後ニハ卒板培養法ニチハ全然野拙セズ,「ペプトン」水二増別口シ場合二「コレラ」紅反回 tヲ呈シタルモ無菌トセザル河水二丁テハ零度以下ニテ開始時無数ノモノガ2一一4時聞後ニハ 24,000個トナリ4日後昌死滅シ伺無菌トセザル河水=テ起塞剤二放置シ零度内外=テ凍結セ シメ途中1回融解シタル際燕6−7日後二死滅セリ.同氏ハ以上ノ實験ヨリ:氷ガ8日間以上 経過シタル;場合ニハ「コレラJ菌二封シテ衛生上安全ナリト論ゼリ.Abel(鋤ハ「ペプトン」水 二培養シ零下20℃二連績凍結セシメタルニ「コレラ」菌ハ3日目ニハ死滅シ逞クモ8日後s ハ確定的二之が生存ヲ讃明セザルコトヲ報ジ,Uffelmann (36)ハ試駿管内無菌水「ブイヨン」土 三等二薪鮮培養「コレラ」菌ヲ無数二混和シタルニ零下24・8℃ノ低温ニハ5日聞堪ヘタル事
ヲ,K:asanski(37,ハロシア=於テ「コレラ」菌培養ヲ二野零下31・8c℃ノ持績低温ノ屋外=テ凍 結セシメ,4日ノ絡リニ全:部死滅セリト報ジ,Finkelburg (38〕ハ零下550ヨリ8.0℃迄ノ塞冷昌 10日間作用セシ四二ルトキハ實験室ノ「コレラ」菌ハ獲育ヲ凹目ラレタルモ漢墾ヨリ丁付セ ラレタル薪鮮培養ノモノハ生存シ樹接種可能ナリシト去ヘリ.Karschenki (39,ハ零下125−
17・6℃昌於テ保テバ4日後=死滅スト,Macfady6n(40)ハDewars,:Laboratrium昌於テ零下 183一一190℃ノ液艦子堕呂テモ7日以内昌ハ死滅セシメ得ズト,遠山博士⊂41)ノ「コレラ」菌,「メ チ=コフ」菌,「チフズ」菌ノ實験ニヨレバ薪鮮培養ン「コレラ」菌ヲ零下20℃内外ノ冷凍庫二試 験管内昌於テ放置シタルニ蒸溜水,水道水,生理的食翌旦ハ1日,海水ハ7日,肉汁24日,
「ブイヨン」=28日間生存シ,叉晩春及盛夏ノ室温友3−8℃ノ氷室二二テ新鮮ナル鰹,鯛等 10種ノ魚類ヲ其儘及100℃30分間滅菌セルモノニ「コレラ」菌ヲ附着セシメクルニ室温二二テ ハ5−10日,氷室ニチハ11−23臼間生存シ,生魚ト滅菌魚ニヨル生活力ニハ大差ナク,此際 魚類ノ腐敗i.テ食用二堪ヘザル=至ルモ樹暫クハ「コレラ」菌ハ生存シ得ルヲ誼明iン,又夏季 室温二於ケル實eea ヨレバ「コレラ」菌1「チフス」菌が魚類=附着シタノt際ハ普通50−60倍乃至 200−300倍,1000倍以上ニモー定期間細菌数増殖スルノが普通ニテ,塁塞天培養18時間ノ生 活力旺盛ナル「メチ=コフ」菌ヲ浮游セシメタル海水申昌魚類ヲ放ストキハ数分ニシテ魚類ノ 艦内昌「メチニコフ」菌ヲ年明ズル=至ルモ三月(10.1−14.3℃)ノ候ナラバ4日間,八月(24.5
・一Q5・5℃)ノ候=ハ20時間後=川面旧誼明セラレザルa至ル.叉化面的純粋ナル食塵ハ市販 ,[ ,193 ]
lg76 新 井
費不純ナル食ag =一比較シテ「自レラ」菌二封スル殺菌力ハ遙力=強大ナルコ塾ヲ併テ報・告セ
,IJ
其他血温,量温,氷室=於ケル糞便中ノ「コレラ」菌ノ生存力二就テハ:Kock(42),:Nicati u・
R{etsch( 3)Uffelmann c 44) Grube(45, Karlinski (46) Abel u. Chusen(4!) 北里。49),渡邊及川合(49)1
荘田氏等(5。)ノ報告アリテ乏等ハ何レモ1−10日以内ノ生存ヲ認占居ルモ稀昌1箇月内外生 存スルモノアルヲ報ズ.而シテ蕪,田玉出ハ糞便ガ:PH:6・4−6・2ヲ持績スルカ若シクハ酸性ト ナルトキ=ハ菌ハ比較的早期S死滅シ「アルカリ」性ナル場合Sハ生存期間比較的延長スト云
,ヘリ.
第3章 食品浸出液内=・於ケル大腸菌ノ壇加率ノ實験
第1節實験方法
供試菌株ハ糞便ヨリ分離シタル曽i通大腸菌ヲ,保存温度ハ37℃丁丁,4 ・一 10℃野i下冷藏庫,零下8℃
獣魚肉冷凍庫,室温ノ4種トナシタリ.室温トハ四季ヲ通ジタルモノニシテ毎日正午ノ氣温ヲ測定SJ春 季ハ最低13。C,最高24℃,夏季最低2「C,早高34℃,秋季最低120C,,最高290C,.冬季12月最低9・S C,
最高18.5。Cナリキ.
實施要領,菌膿ヲ含有セシメタル「メヂウム」Fシテ蒸溜水,生理的食盤水,費蓮草,牛肉ノ4種ヲ用ヒ 牛肉及蜜蓮草ハ20倍董ノ清水ヲ加ヘテ30分煮沸濾出シ,コレラ濾紙ニテ濾過シ透明ナル濾液ヲ探ル・以上
ノ「メヂウム」ハ申試験管二20cc宛分注シ滅菌ス,菌液ハ2種トナシーハ大腸菌液(生理的二丁水1・Occ申 二1.06seノ菌琶ヲ含有ス)ヲ各種「メヂウム」ニテ2万倍(以下2万倍液ト繕ス)乃至10万倍(以下10万倍液ト 繕ス)稀羅濃度二混合シタルモノ=シテ,他ハ上記「メヂウム」1・Occ二供試菌1・0δse(2mg)ヲ混和シタルモ
ノナリ.供試「メヂウム」二菌ヲ混和シタル後ハ直二指定温度内二静置三三開始ヨリ第2週以内ハ毎日第3 下間目ハ隔日第4週以降ハ毎週末1回各「メヂウム」ヲ良ク丁丁シ,2万倍液肥10万倍液ハ樵腿0・1ccヲ生 理的食璽水50cc二稀羅シ其1.Occヲ40−45℃二溶融セル遠藤氏培養基15cc二混和李板トナシ,叉「メヂ
ウム」1.Occ中=細菌1.06se(2mg)ノ割合二丁ジタル濃厚ナル供試菌液ノ・場合二在リテハPt O.1ceヲ生理的 食艶水5cc二稀繹シ該稀羅液ノ0・1ecヲ直接遠藤氏李板上二各3板宛滴下塗抹シ滅菌「コンラージ」硝子棒 ニテ卒均塗抹シタル後,何レモ艀竈37℃24時閻培養後細菌ノ集落ヲ計算セリ。以上李板上二供試菌ノ謹 育ナキトキハ「ブイヨンj二,一夜壇菌セリ.菌集落ハ鑑別培養,凝集反慮ヲ行ヒテ供試菌ト合致スルコト
ヲ確實ニナシ置ケリ.伺卒板上二集落無数ナルペク回想セラル・際ニハ「メヂウム」ヲ生理的食盤水ヲ以テ lj =十進法ニヨリ稀羅シ培養スルコトトナヲタリ.護育集落ノ計算バー李板上二1000個以上ヲ無数(。。)壷 皿(柵),500−1000個ヲ(柵〕,100−500個ヲ(珊),50−100個口(十十),1−50個ヲ(十)トナシ李板上ニハ護 育セズ「ブイヨン」増訂ニヨリ護育スルヲ(十〇)トシ檜菌スルモ陰性ナリシモノヲ(一)トナス.
第2節高度二曲繹シタル大腸菌液ヲ用ヒタル場合 第1項蒸溜水ヲ以テセル實験
艀竈37℃a保存シタル場合
1.Occ(2mg)ノ大腸菌菌液ヲ殺菌i蒸溜水ニテ,2萬倍男帯トナル割合=浮游セシメタルモ ノ(以下2萬倍液ト構ス)=アリ・テハ當初446個ノ菌集落ガ24時間後二〜・133個,72時聞後sハ [ 1su ]
諸種食品内二於ケル消化器系傳染病病原細菌ノ運命=關スル軍陣衛生學的研究 1977
23個トナリ5日後2個トナリ6日後=ハ増菌$ヨリテノミ謎明シ得ラレ7日後ニハ増菌スル
モ陰性ナリキ.
1・Occ(2mg)菌液ヲ10萬倍稀繹ノ割合=混ジタルモノ(以下10萬倍液ト構ス)=テハ當初91 個菌数ガ3日後=ハ7個5日後=ハ丁丁ニヨリテノミ丁丁シ6日後ニハ護育セ ザリキt 室温二保存シタル場合
室温・・寸寸験中最低13℃最高20℃ヲ示シ8リ.共字数2萬倍液ハ實験開始當時519個ナ リシモ1日後28個二減少シ5日後=ハ129個1・ナリ6日ヨリ急激昌減少・u 9日目迄生存シア
第1表 蒸溜水二稀繹浮游セシメタル大腸菌ノ生存経過
保 存 温 度 37℃ 13−20℃ 4一ぴC
p零下げC
1.Occ 1.0白金耳菌液稀羅
山田+離 二萬碗離 白眉+酷二十橘倍
\P 況
@H和 @鴎
ウ 慈
6.6 〃 〃 〃 〃
1 1 」
〃
實験月日 経過日数 正午氣響
鵜壽169
6.7 6.9 6.8 6.4 62 6.4 6.5 W−2離1・514・1446個!9・剣519卿3・個1545個}71個14・4個196個31・1・4}65・33123i28i・gi22・161…187 4 2い315幽いd24i231・214・31581268162 i 5い!・引65i2317i2}5i69717gt544い5
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生存日敷
li651g 1
8「・4【・2 21 14備 考 十eハ遠藤氏牢板上二醗育セズ「ブイヨン」増菌ニヨリ陽性ノモノナリ以下同ジ.
g 195 )
1978 二 二
リタリ.10萬倍液ハ開始當時130個ナリシモ24時間後29個一トナリ以後漸次減少シ8日間生存 シアリタリ.
野十三二庫(温度4−10℃)=保存シタル場合
丁丁開始時2萬倍液:ガ545個10萬倍液71個ナリシモ共=4日後迄著シキ減少ナク,5日後 ヨリ減少甚シク,2萬倍液ハ12日後ヨリ「ブイヨン」増菌ニヨリ三明セラv14日聞生存シ,10 萬倍液ハ12日後二死滅シクリ.
鰍魚肉二丁庫=保存シタル場合
實験開始時2萬倍液ハ404個10萬倍液ハ96個ナリシモ8日目迄ハ大腸菌ノ死滅二丁テ徐々 ナリシモ9H後ヨリ著明トナリテ2萬倍液ハ3週間,10萬倍液ハ2週間生存シアリ3週後=
ハ護育セザル=至レリ.
第2項寳蓮草浸出液ヲ以テセル實験 二二37℃二保存シタル場合
實験開始時2萬倍液ハ400個,10萬倍液ハ61個ノモノガ24時間ニシテ無数トナリ3−5日頃 が増白白:高調二十シ,爾後漸減シ10−20日ノ自著シク減少シ3週後=バー準板上二10萬個内 外ノ「コ,nニー」ヲ現シ,2箇月後昌ハ100個内外トナリ2萬倍液ハ84日後10萬倍液ハ70日後
二急激二減少シ死滅シタリ,
室温ユ保存シタル場合
實命中温度最高34℃最低13℃ニシテ實験開始初日ヨリ7日間ハ13−15℃ノ温度ナリキ,
開始時2醜液ハ471個ナリシモ24時間後2356個昌増加シ10萬倍液ハ76個ガ24時閥後昌480個 昌増加シ48時間後ニハ何vモ1億個内外二激増シ72時間ニテ最多三二達シ以後漸次減少シ1 第2表 寳蓮草浸出液二三繹浮游セシメタル大腸菌ノ生存経過
保 存 温 度 37℃ ・3−33c l4一・αC 零下8℃
1痂c1.0白金耳菌液稀繹
二萬倍 十萬倍 二萬倍 十萬倍
i二醐+萬倍 十萬倍正午氣響
6.8 〃 ツ 〃 〃 〃
二萬倍
@〃
一 〃
實験月日 経過目数 P 混
@H謬正 蕪
60 59 &0 8r1 60 6.2 66 68
V−2直後i.・514・i4・・個【61個1471個176個1615個[84個1592個186個
31・1・4「651・・{・・12舗61卿 64
17471・・1{6・31 4121・31帥7q・・q…122ら4・α…i1・馬・・q…17亀2・α…1696i7・1537}54 5131・4165118q・・咽2邸・α・・中7印・q…121向・・動…1・62{61472i14 614}・3i54}22騨・・l17ち5・q…18卿・・lgち6・q…1776 i 521415125 7【51・5175{8q235・・中2もユ・α…「7脚・・13生86q…1637い812・11588161・4155陣・卿6ろ6・q…i3職…1・窃6・q…i496い81389164 gレ12・17・【卿・・{12亀3・α…14乳・2α…1・瓢…{3851・2矧33
・・1812・153巨25α…2¢9・軌…陣q…12偽3・q…12518117・121
C 1ss 1[
諸種食品内二於ケル消化器系傳染病病原細菌ノ蓮命二關スル軍陣衛生學的研究 1 979
11
ig
12・179
巨498・…1 衡・6・・・…143・・・・…。5,220,000 227
}5
82 1・7 12 い・122 172
1u28・…1 ・4・4・・・…16・55・・…14,840,000 4 1・2 36 1・4
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118
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15 13 14
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16 14 1・3
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臣
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178
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74 352
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28 56
122
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18 77 27 82
981 一
3,700 26,590 』十。 1925 28 74 十蟹 一
13ろ…
16,200 8 2V旺一2奄〟E 34 63 獅 一 2,100 1,100 十。 十〇
9 98 33 83 一 2,900 860 十〇 十。
16 105 32 62 顧 915 120 18 一
23 112 32 69 109 41 十。
陶
30 119 62 十。 2 一 一
VI皿_
@6
126 33163 1 625
十。 一 口13 133 33 63 128 幽 陶
20 140 29 69 46 一
27 147 28 73 十。
尉
X−3 154 28 82 十。
10 161 26 73
幽
17 168 22 48 一
24 175 29 83 獅
X_1 182 15 70
生 存 目 数 84 70. 154 126 112 98 42 28
[ 197 ]
1980 新 井
箇月後=ハ10萬個内外トナリ4箇月末二至リテ初メテ直接計算シ得ル程度二減少シ,2萬倍 液=於テハ154H後10萬倍液ハ126日後死滅シタリ.
野下冷藏一二保存シタル場合
温度絡始4−10℃=テ玉高開始時2萬倍液ハ615個,10萬倍液ハ84個ノモノガ1週間・・殆 ンド増減ナク,1週後ヨリ僅カニ漸次減少2萬倍二一9日以後ハ100個以下トナリ稜育菌数 二増減アリタルモ112日聞生存シ10萬倍液ハ漸減スルモ98日間生存シアリタリ・
獣魚肉冷藏庫二保存シタル場合
温度ハ終始零下8。Cヲ保チ實験開始時2萬倍液ハ592個10萬倍液ハ86個日モノが途中殆ン ド増菌ナク減少二極メテ丁丁二経過シ2萬倍液ハ42日後,10萬倍液=於テハ28日後=死滅シ
タリ.
第3項生牛肉浸出液ヲ以テセル實験 購i竈37℃二保存シクル場合
霊験開始時二二2萬倍液,418個10萬倍液,90個ノモノガ24時閲二丁藪トナリ48時間後最高 s達シ72時間ヨリ減少ヲ始メ4週後ニハ10萬個内外二減少シ,7週後ニハ激減シ,1萬個内外
トナリ第10週後ニハ算出可能ノ,1000個内外トナリ2萬倍液ハ91日後=,10萬倍液ハ105日 後=死滅シタリ.
室温二保存シタル場合
本論験中最低13℃最高34℃=シテ實験開始ヨリ第2週迄ハ13−22℃ヲ示シタリ・
2萬倍液10萬倍液共二實験開始ヨリ逐次菌藪ノ増加ヲ示シ3−4日頃二最高激二達シ以降 漸次減少=向フモ減少率山隠i竈37℃二一スレバ梢緩昌シテ2−3週頃=初メテ10萬個内外
第3表 牛肉浸出液二途繹浮游セシメクル大腸菌ノ生存脛過
1
ロ 存 温 度1
[1.Occ 1.0白金耳菌液稀繹
ヒ
實験月日 脛過日鐵 正午氣響 \鞭1
Iv−2
P醐15[4・1
3い114165[
4i21・3t54 5i31・4i6513
6[4・31 へr −
7 ・517511 奄T1
54 2
8}61・4i5511 91712・[7・i1
・・1812・153i
37ec
二萬倍
6.4
9.0
十萬倍
r1
8.8
13−33ec
二萬倍
tt
8.4
十萬倍
tt
8.8
4−100C 二萬倍
tt
8.2
十萬倍
r1
8.4
零下8℃
=二萬倍
tt
6.4
十萬倍
90個
eo [ oo
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6.6
1733個11・8個141・個1 73個IS7・個i・44個 1 oo 1 co 1 710 1 22s 1 621 1 125
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116,400,0001 34,650,0001131,200,0001 14,300,0001 2,019 100.260,eooi 24,200,0001123,600,0001 20,600,0001 1,41g
1 so,600,0001 i,2671 4e2 1 6go 1 ies
i4・657・…ト4181剣541陣
1 14,300,0001 2,01gl 371 [ 620 i 7s i20,600,0001 1,41gl 323 1 473 1 70 1o4,000,0001 11,sso,ooo13gs,600,0001131,200,0001 64s 1 2gl 1 2s3 1 s1
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C 198 ;
諸種食品内二於ケル消化器系傳染病病原細菌ノ運命二關スル軍陣衛生學的研究 1981
11 9 20 79 9・6・8・・・…1 43,500,000 308,000,000 134,200,000 1,220 十 83 6 12 10 22 72 45・45・・…i 50,000,000 214,800,000107,000,000 550 十。 101 8 13 11 18 68 68・7・・・…1 25,300,000392,600,000 231,200,000 382 11 154 2 14 12 18 68 卿49,100,000 10,000,000266β00,000175・8・・・…1・・462 110 149
一 15 13 1・4 65 1,170,000 7,800,000140,000,000 85,000,000 180 十。 14 1 16 14 13 54 5,400,000 3,800,000 56,600,000 26,400,000 十。 十 42 一 18 16 1・9 52 1,570,000 1,100,000 2,400,000 5,600,000 351 十。 27 一 20 18辱 i・8 78 800,000 3,000,000 1,800,000 1,606,000 十〇 173 18 7
22 20 ・glg・ 320,000 170,000 6・9・・・…1 1,750,000 十ゆ 60 5 10 23 21 」・3 69 6,900 260,000 ・・42・・…12・32・・…
68 十〇 」 一 30
128
[・5 57 100,950 54,600 150,000 182,000 十。 29 十。 十。V−7
135
12・ 78 102,700 7・・・…1・22・2・・ 147,000 762 14 陶 十〇14 42 i・9 69 24,500 26….・1 191,000 237,000 十。
軸 一 一
21 49 【2・ ■U1 9,650 ・生24・[21丘… 180,200 295
一 一 一
28
156 122
9・129・7・・ 35,700 450 1,010 470 93V工一4 63
i22
66 75・12・5・・ 2,100 3,200 240 5211 70 }25 65 12 190 2,900 2,100 十。 十。
18 77
127
82 34 48 915 2,650 十。 1425 84
128
74 十。 十。 十。 十「 800 一{VII_2 91
134
63 十。 8│12
3,700 4,600 715 十。
9 98 7133 83
一 十。
7921・・252 48 16 105
132
62鞠 十。 4,100 1ρ10 620 16
23 112 32 69 一 一 2,020 950 125 12
30 1・19
132
62一 4,350 450 37 十〇
VI皿ニー
@6
1・26133
63 一 1,250 181 124 5213 133 33 63 1,700 56 168 16
20 i・4・
129
69 2,034 十。 22517
27 147
128
73 860 3叫 156 十。X一:3 154 、 28 82 1,250 十。 64 十。
10 161
126
73 215 68 18 陶17 168
122
48 48P 21
十。 軸2q ・75−P 29
831
932 46 71 1
X−1 182 1・5 70 「1 1・ 132 12
1
生 存 日 激 91 105 182(+) 182(+) k+182 1154 28
135
[ 1so .]
:1982 新 弁.
二減少シタリ.,一2萬倍液ハ6−22週遅間,10萬倍液 、6−16週ノ間ハ常昌1000個以上ノ襲育 ヲ見タリ,此間菌藪ノ動揺が甚シカリシバ温度ノ高低二起因スルモノナランカ,而シテ2萬 倍液ハ23週後ヨリ1000個以下ノ離歌トナリ10萬涙液ハ17週後ヨリ1000個以下ノ絵羽トナリタ ルモ何レモ180日6箇月以上経過シタルモ死滅スルニ至ラザリキ.
野茱冷藏庫=保存シタル場合(温度4−10℃)
實験開始時2萬倍液ハ410個10萬倍液ハ73個ノ細菌数ナリシモノガ24時間後ヨリ1−2週間 二極メテ少数乍ラ計算上野落数二増減アリタルモ其後ハ漸次減少思懸キ時昌増幽霊ザレパ稜 育セザルコトヲ反復シ,2萬倍液ハ182日6箇月以上生存シ、10萬倍液ハ154日後死滅シタリ.
獣魚肉冷藏庫船保存シタル場合(温度零下8℃)
實験開始時2萬倍液ハ875個10萬倍液ハ144個ノ細菌数ナリシモノが何レモ1週末迄・・殆ン ド減少セザルモノノ如ク略同数ノ階数ヲ維持シタリ.1週ヨリ2週ノ間二於テハ梢僅力=死 滅ノ歌況現制レ,爾後国立減少シテ2萬倍液ハ28日後10萬倍液ハ35日後全ク死滅シタリ.
第3節 濃厚大腸菌液ヲ用ヒタル場合
高度昌稀繹シタル大腸菌液ト全ク同一一ノ條件ノモトニ,初期=犬腸菌が無敷呂存在セル場 合=ハ如何ナル生存経過ヲトルヤヲ調査スルヲ本實験ノ目的トス.
第1項蒸溜水ヲ以テセル實験 艀竈37℃n保存シタル場合
門門開始當時無数ナリシモノガ7日後計算可能トナリ500個内外=激減シ2週後ハ32個=
減ジ第3週ニハ培養上陰性トナリタリ,即チ14日間生存シアリタリ.
室温二保存シタル場合(本四験中13−22eC>
1週後ニハ計算能否ノ限界程度迄=減少シ2週後ハ容易=計算シ得ル昌至リ第3週ハ遠藤 氏培地上二護育ヲ見ズ,「ブイヨン」増菌昌ヨリ護育シ第4週置ハ増菌スルモ嚢育セズ帥チ室 温二於テ3週間生存シアリタリ.
野茱冷画趣二保存シタル場合(温度4一一10℃)
第2週後ヨリ計算可能トナリ第3週ヨリ激減シ第5週ヨリハ「ブイヨン」昌壇菌セザレバ獲 育セズ,第6週末迄生存シアリタリ.
冷凍庫昌保存シタル場合(温度零下8。C)
野茱冷藏庫二於ケルト同様第3週ヨリ集落計算可能トナリ第6週後ヨリ500個以下ノ菌株 数トナリ第8週後ヨリ檜菌セザレバ獲育不能トナリ第9週末迄63日間生存シアリタリ.
第2項生理的食盤水ヲ以テセル實験 卿竈370C二保存シタル場合
實験開始ヨリ1週後二既二菌藪計算可能トナリ第2週末迄ハ生存シタリシモ第3週末ニハ 斗酒セズEPチ14日間生存シアリタリ.
室温二保存シタル場合(實験中13−22℃)
第:1i週末ニハ集落ノ計算可能トナリ第2週末ニハ集落100個以下トナリ35日間生存シアリ [ 2QO .)
諸種食品内二三ケル消化器系傳染病病原細菌ノ運命二關スル軍陣衛生學的研究 1983
タリ.
野茱冷藏庫二保存シタル場合(温度4−10℃)
い
第3週末迄ハ無敗二護育シタリシモ第4週末ヨリ集落500個以下トナリ63日間生存シアリ
タリ.
冷凍庫二保存シタル場合(温度零下8℃)
第2週末迄・・無藪ナリシモ第3−4週末迄バー時集落1000個以下トナリシモ第5週末二再 ビ無数トナリ第6週二減少シ計算シ得ル=至り第7週末二急激二野少シテ50個以下トナリ暫し ラク其近似集落歎ヲ持績シ77日後二死滅シタリ.
第3項 寳蓮草浸出液ヲ以テセノt實験 醇竈37。C二保存シタル場合
町回初期ヨリ第5週末迄ハ無歎二護育シタレ共第6週末二至リテ集落ヲ計算シ得ル=至り 第9週団団激減シテ第10週迄70日間生存シアリタリ.
室温二保存シタル場合
實験申,春夏秋ヲ通ジテ13−34℃ニシテ帰塁開始ヨリ第9週末迄ハ毎回無藪二褒育シタ レ共,第10週ヨリ集落1000個以下トナリ第11週末ニハ100個以下トナリ爾後時々1000個近ク ノ好即興シタルコトアリタルモ概ネ,100個内外叉ハ夫以下ノ集落数ニテ154日間生存シアリ
タリ.
野菜冷藏庫二保存シタノし場合
第10週末集落無実トナリシモ第11週末ニハ激減シテ100個以下1・ナリ第12週明暢ハ幾分護 育恢復シテ100個以上トナリタルモ第;13週末ニハ減ジ50個以下トナリ爾後100個以下ノ激二於 テ輕度ノ増減アリ開始ヨリ112日間生存シアリタリ.
冷凍庫二保存シタル場合
第6週ヨリ集落減少シテ算μ河畔トナリ以降多少ノ消長アリタルモ漸次減ジ91日後死滅シ
タリ.
第4項生牛肉浸出液ヲ以テセル實験 鰐竈37℃=保存シタル場合
12週8拍後葉集落計算可能トナリ13週置ハ再ビ無数トナリタルモ,14週ニハ著シク減少シ テ15週後=ハ集落50個以下二減少シ16週後=ハ遠藤氏平板=モ「ブイヨン」増菌=ヨルモ獲育 セザリキ,帥チ15週105日聞生存シアリタリ.
室温二保存シタル:場合(實華中13−33℃)
23週161日後漸ク,1000個以下トナリ爾後500個以上1000個内外ヲ持績シ182日6箇月ヲ経 過スルモ持薬歎生存シアリタリ.
野茱冷藏無二保存シタル場合
室温二比較シテ梢早期ヨリ嚢育不良トナリ12週ヨリ100一一500個内外=減少シタルモ又爾後 時二無数二二 育シ182日6箇月二二至ルモ術供試菌ノ生存シアルヲ設明セリ.EPチ野二心藏 【201】
1984
新 弁
第4表 濃厚大腸菌浮游液中二於ケル大腸菌ノ生存経過
「メ ヂ ウ ム」
殺菌蒸溜水
殺 菌 生 理I∴匙」謹_水、 寳蓮草浸出液牛肉浸出液
保 存 温 度 【零下 13− 零下8一
PH正午度 霜時
37
o6.1 13−
Q2一〃一5.9 5−10
p〃一5.8
零下
Q些
V 真5.6
37
│6.77.O 13一.
Q2『〃一6.9 4−10
黶V 8㎜
V一 37
p7.1〜6.4
13−
R4一〃一8.2 4_10
V『5.8
零下
U〃}5β 37
│64−9.2
4−10
p〃』9.2
〃 實験月日 ・ 経過倉敷 正午氣,温C
淑%野
華一6.0 zd 69 「
1
9.0 6.8
圃細眉十一細1剛歩一柵圃冊
[国酬・8f68_____2・17い8178
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諸種食品内二於ケル浦化器系傳染病病原細菌ノ蓮命二關スル軍陣衛生學的研究
第5表
大腸菌ノ各種「メヂウム」内二子ケル生存期間比較表1985
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細菌濃度 稀稀大腸 菌 液 濃厚大腸 薗液
備考 凍一黙魚肉冷凍庫 冷一野菜冷藏庫1:室一室涯ゼ幽圏卿一艀竈(三七度)
庫温度ニテハ長期間生存シ得テ時=生活力ヲ減退スルコトアルモ冷藏庫内ノ氣温9−10℃二 昇ルトキハ再ビ生活力ヲ恢復シテ遠藤氏雫板上二獲育スル集落ノ増加ヲ招來スルコトアルモ
ノナリ.
獣魚肉冷凍庫二保存シタル場合
12週ヨリ始メテ1000個以下ノ集落トナリ以降22週迄ハ集落著シク減少シ50個トナリタルコ トアルモ再ビ1000個以上無数二恢復シタルコ1・アリ,第23週ヨリハ増減ハアリタルモ1000個 以下ヲ持績シ6箇月182日ヲ経過スルモ死滅二至ラザリキ.
第4節小 括 以上ノ實験成績ヲ小括スルニ,
1.滅菌蒸溜水二浮游シタル大腸菌ハ卿竈37℃二於テ高度稀繹液中ノモノハ6日,濃厚菌液 中ノモノハ2週閉,室温二於テハ高度稀繹液申ノモノハ9日,濃厚菌液申ノモノハ3週間,野 茱冷藏庫二於テハ稀繹液申ノモノハ2週聞,濃厚菌液中ノモノハ6週聞,鰍魚肉冷凍庫二於 テハ高度稀繹菌液中ノモノハ21日聞,濃i厚菌液:申ノモノハ63日聞生存セリ.
2・滅菌生理的食盤水二浮游シタル大腸菌ハ濃厚菌液:中ノモノ卿竈37。Cエ於テ14日聞,室 灘35日間野茱冷藏庫二63日間,冷凍庫:二於テ77日闇生存セリ,
[ 2Q3 )
1986 新 井
3.寳蓮草浸出液:二浮游シタル大腸菌ハ血温曽於テ高度隊繹液:中ノモノ84日,濃厚液中ノ モノハ70日,室za =於テハ高度稀繰及濃厚菌液中ノモノ共=154日,野茱冷藏庫二於テハ高 度稀繹及濃厚門中ノモノ共二112日,獣魚肉冷凍庫二於テハ高度稀繹尊母ノモノハ42日,濃i 厚綿中ノモノハ91日間生存シタリ.
4.牛肉浸出液二浮游シタル大腸菌ハ艀竈37℃=於テ高度下駄液申ノモノハ91日乃至105 日,濃厚菌液中ノモノハ105日後二死滅シ室温ニテ高度稀繹及濃厚菌液1−iノモノ共二182日後 モ樹生存シ野茱平門庫二丁テハ高度稀繹町中ノモノ10萬倍液ハ154日後二死滅シ2萬倍液稀 繹門中ノモノ及濃厚菌液中ノモノハ182日後モ少数ナガラ生存シアリタリ・
獣魚肉冷凍庫二於テハ高度丁丁液中ノモノハ28日乃至35日後二コ口シ濃厚菌液中ノモノハ 6箇月ヲ経過スルモ尚生存シタリ.
5.大腸菌液ヲ艀竈37℃=保存シタル場合最モ早期=死滅シ,一獣魚肉冷凍庫(零下8℃)之
=亜ギ野菜冷藏庫及室盗二保存シタルモノ・・長期間生存ス・
6.牛肉浸出液ノ如キ榮養素二富メル「メヂウム」内=テハ,零下8℃ノ獣魚肉冷凍庫内ヨ リモ室温及4−1G℃ノ野茱冷藏引手二極メテ長期二旺盛二生存スル如シ.
7.滅菌蒸溜水及生理的食塵水ノ如キ榮二三皆無叉ハ極メテ僅少ノ「メヂウム」内二於テハ 温度低温ナル程大腸菌ノ生存日藪長期=亘ルが如シ.
8.大腸菌ヲ長期聞培養スルニ當リ菌数ノ減少度ヲ見ルニ保存経過中幾分ノ檜減動揺アル モノナリ.
9.二上ノ「メヂウム」中二保有セラレタル大腸菌ハ3簡月以上経過スルコトアルモ遠藤氏 準板上二常二定型二二落トシテ槍出、セラレタリ.
第4章各種飲食町内二等ケル大陽解,腺「チフス」菌,「パラ 手7ス」,菌赤痢菌,「メチニコフ」菌ノ生存期間ノ實験 第1節 實 験 方 法
本實験ハ6月ノ初夏ヨリ開始シ盛夏秋季冬季二亘リタリ.供試「メヂウム」ハ生牛肉及生魚(鰺)ヲ細漸シ 百倍量ノ水道水ヲ加.煮沸シタルモノ,新鮮野菓(白菜)ヲ20倍ノ水道水ヲ加ヘテ煮沸浸出シタルモノ,罐 詰ハ牛肉大和煮,鰯,人参罐詰ノ6種ニシテ何レモ濾過スルコトナク其儘ヲ「メヂウム」トナシ各小片塊5 瓦ト共二丁試験管中二液盟20ccヲ容レ滅菌シタリ.伺下水及海水ヲ「メヂウム」トシテ用ピタリ.
實験要領 上記供試「メヂウム」ヲ20cc宛試験管二分注シ平皿供試細菌ノ普通寒天尉面血温24時間培養 ノモノ1白金平野(2mg)ヲ混入シ卿竈(37℃)室温(第3章第1節第2項)ト同時9.5−34℃野菜冷引時
〔4 一一10tC)鰍魚肉冷凍庫(零下21℃)ノ4箇所4種別ノ温度二保有シテー定日厳ノ後二各「メヂウム」ヨリ1 贋金耳騒ヲ探り大腸菌,「チフス」菌,「パラチフス」菌,赤痢菌ニアリテハ遠藤氏培地二「メチニコフ」菌ニ アリテハ壁島「ヘモクロピソエキス」寒天三板二混和培養シテ血濃24時間二型育スル菌集落ヲ計算シタリ1 第2節 牛肉内=於ケル生存期聞
第1項大腸菌ヲ以テセル蟻壁
牛肉二於ケル大腸菌ハ鰐竈37℃ニチハ12週後;集eS 1000個以下トナリ,其翌週ハ100−500 K 204 ]
諸種食品内二於ケル消化器系傳染病三原細菌ノ運命=關スル軍陣衛生三二研究 .1987
個トナリ133日聞生存シ室温,髄野臥冷藏庫及¥魚肉冷凍庫内=テハ6箇月ヲ経過スルモ何レ モ殉集落無数二割育シタリ.
牛肉液ノP・H回国験開始時65=シテ購i竈37℃ニチハ急激二上違令末P.Hハ9.2トナリ室 濫二保存シタルモノハ8.6,野司冷藏庫ハ8.0,冷凍庫ハ6.4ヲ示シタリ.而シテ供試菌ハ常
二遠藤氏干板上二定型的集落トシテ検出セラレタリ.
第2項 「チフス」菌ヲ以テセル實験
腓竈37℃ニテ第13週後集落1000個以下二減ジ計算可能トナリ,第15週ヨリ100個昌激減シ 119日後二死滅シ,室温ニチハ第22週=集落1000個以下=減ジ第23週ニハ再ビ無数トナリタ ルモ第24週sハ500個以下二野ジ確實二計算可能トナリタルモ6箇月ヲ経過スルモ生存シア
リ,野茱冷藏庫ニチハ第15−16週ニ一時計算可能二減ジタルモ第17−18−20週ハ無数トナリ 第21週二500個以下目減ジ以降:第24週迄ハ50−500個ノ聞ヲ増減シ第25週二500−1000個二増 力ロシタルモ第;26週二50個以下二減少シ6箇月後モ生存シアリタリ.
獣魚肉冷凍庫;テ青螺;10週ヨリ1000個以下=減少シ,以降第22週迄藪回無撒二集落ノ獲 育 ヲ見事ルコトアリタルモ第23週ヨリ確實二計算可能トナリ第24週ヨリ500個以下トナリ6箇 月ヲ経過後50−100佃内外ノ集落数ニテ生存シアリタリ.
終末P・H:漏斗i竈9.0,室温8.2,野菜冷国庫8.6,冷凍庫6.2ヲ示シタリ.
供試「チフス」菌ハ遠藤氏雫板上二常二定型的集落トシテ転出セラレタリ.
第3項「パラチフス」B型菌ヲ以テセル實験
艀竈37℃ニテ第18週ヨリ集落1000個以下トナリ,第20週ニハ50個以下=ナリ,147日聞生存 シ室温,野熱冷藏庫,鰍魚肉冷凍庫ニチハ6箇月ヲ経過スルモ何レモ無数二生存シアリタリ.
終末P.Hハ馬立9.1,室温8.4,野茱庫8.2,獣魚肉冷凍庫6.6ヲ示シ,供試「パラチフス」:B 型菌ハ遠藤氏亭板上二常二定型的集落トシテ槍餌セラレタリ.
第4項志賀赤痢菌ヲ以テセル實験
志賀赤痢菌ハ艀竈37。C=テ第8週二1000個以下トナリ翌第9週=再ビ無籔ニナリタルモ 第10週ニハ100−500個二減ジ77日間生存シ,室温ニチハ3箇月後ヨリ1000個以下=減ジ105
週間生存シアリ,野茱冷戴庫ニチハ第24週迄ノ聞二野テ第11,15,18,22,23週末ノ5回 1000個以下ノ計算可能二減ジタルコトアリ其他ノ押回時=何レモ無藪二磯育シ第25週= 1000 個以下トナリ第26週6箇月後嗣ハ50−100個二減少シタルモ伺生存シアリテ,獣魚肉冷凍庫:
ニチハ第19週末迄ノ間第12,15週置2回1COO個以下i・ナリタルモ共他ハ無撒二護育シ第20週 置リ1000個以下ノ計算可能=減ジ以降100個内外ノ中撒叉ハ50個以下ノ少敷ノ集落籔ノ獲育 ヲ以テ6箇月後モ生存シアリタリ.
而シテ終末P.Hハ露助竈9.1,室温8.4,野臥庫6.2,冷凍庫6.2ヲ示シタリ.
供試志賀赤痢菌ハ遠藤氏不板上二常二定型的集落トシテ槍出セラレタリ.
第5項y型赤痢菌ヲ以テセル實験
y型赤痢菌ハ艀竈37℃ニテ第17週ヨリ1000個以下二減少シ第19週末133日後二死滅シ,室 [ 2U5 )