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Academic year: 2021

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(1)

青森県におけるフライト農産物輸送

点 れ 勇

i は じ め に

青森県における農産物の流通は,高速交通体系の整備によって改善されてきた L かし,

減反政策による転作の増加!のため野菜の産地問競争が激しくなり,また

により,野菜の生産,流通をめぐる状況は厳しくなってきている

C

このような埼勢のもとで,杭 噌よる農産物輸送が沼速な手段として注日されてきた。そこで本研究では,

ブラ千卜農産物輸送の実怒と問題点を明らかにすることを目的とした二

におけるフライト システムの概要をまとめる

G

次 おけるフライト

おけるフラ千卜

フライト を分析することによっ

て , と問題点を明らかにする。

日 青森県における イト農産物輸送システムの概要

関 lには,青森 における農産物 ステムの概 ノぶした。農産 とし

;

ム トラック輪 鉄 などカ f ある が,ここでは,農

[ J j めるト

部 1 . 曹森黒における農産物輸滋システム( 1 9 9 1 年) (聞き取り調査により作成) ラック輸送とた較することにより,農産物の航空輸送の利点,

もつ利点として次の 3 点が挙げられる。 1)  ることにより中京地区以両へも翌日販売が可能となった o 2) 小口 でも市場へ出荷できる 3) 1  @ ] に 2

を活用して生産・流通部での拡大が望まれる。

を明らかにする c

トラック輸送が難しし る。以上のよう

され

しかし,

の失点のためであるつ 引

に ,

ι

水産物や郵龍物の郵ノぐソクな

がよくない c それは次

2  )気象等による欠航が心配。 3)便数が少ないうえ

り扱い量も増加する傾向にあるため農産物の積議量も誤

(2)

られる c そ の た め 農 産 物 の 航 空 輸 送 量 の 大 幅 な 増 加 は 見 込 め な L 、 c 上 達 し た 3 つ の 欠 点 の 地 に も は 課 題 が あ る む つ ま り , 航 空 輸 送 は 空 港 ま で の 輸 送 時 間 が ト ラ ッ ク 輸 送 よ り も 短 時 間 で 為 る も の の , 空 港 か ら 市 場 ま で 運 ば れ る 時 間 が 長 く , 鮮 車 を 保 持 す る 上 で 空 潜 に お け る保管体寄せが重要となっている c また, ト ラ ッ ク の 設 構 も 改 善 さ れ , 保 冷 車 の 導 入 に よ っ て が か か っ て も 鮮 震 が 維 持 で き る よ う に な り , 航 空 輸 送 は 荷 主 に と っ て は , 輸 送 の 1 手 段 と す る 動

日9 1 年に している は , 表 1 の とおワで、ある

よ る と , 航 空 運 賃 の 設 定 方 法 は , 統 と 地 上 め 集 配 料 金 , 業 ジ ン に よ っ て 構 成 き れ て い て , 通 常 の 航 空 貨 物 代 理 吉 ( 日 本 通 と 利 用 者 ( 経 農 協 ) な ど の r m で取っ決めら

れ て い る 。 表 1 からわかるように,

は ト ラ ソ ク 運 賃 の 3 倍以んと である c そのため, を f 安う場合 L , t :

の場合に適用心 :資料:線経治 i ! より号!問 i

上君主 i t i 之 、 き や J とんどうの場会である。

なお、前金運,土、;三 il~ 全治、青森?を i巷とも得議である 大 限 、 名 古 援 へ の 迷 i f [ 土 、 東 京 積 終 え と て 計 算 さ

のある 出荷さiLる

1 1 1   青森県におけるフライト農産物輪送の現況

1  . 年 次 期 推 移 1 き 9 1 i f12 片

き 4 f 昆 大 阪 行 き 2 f l l ! ,   7 便 れ ま

しアい き 4 f 兎礼申晃行き l ひ

は ,

ヰ 。

る o 1 宅用機構は, A  3 0 0 ,  1 ¥ 1 8   , 1 D C 9  ‑40 な

t 入 定 期 全 機 種 の 安 物 最 大 積 載 可 約 4 0 t 日である c

同 2 U:,過去 7 おける

2 0  

の推移を示しているコ 1 9 8 3 年 に お い て 2 5 7 )3  千トンていみった農産物輸送量は, 1 9 9 0 年には 3 8 万 7 千 ト ン に 達 し て お っ , 着 実 に 増 加 し て いる

A V

 

‑ ‑

1 9 8 3   1 9 8 4   1 9 8 5   1 9 8 6   1 9 8 7   1 9 8 8   1 9 8 9   1 9 9 0 ( 年

j

ω

一方ワライト農産物事会送量の推移について 関 2. 青森壊における農産物輸迭豊の推移,

;ム図 3 の と お り で あ る o 1983‑1986 年 ま で 1 9 8 3 ‑ ‑ . . . 1 9 き 9 年 ( 青 森 翠 農 林 部 資 料 よ り 作 成 )

(3)

グ) 3  6  f 音という な イ 申 び を 示 し た o 1 9 8 7 年 7 月 に は 青 森 空 塔 が ジェット f とされたが, 1 9 8 7 年以降は 250‑3 部 している c 1 9 8 7 年 の 場 合 l i , となった トンの間

どによっ

̲  1

が減少の原閃とみられる。 1 9 8 7 午以母の として,便数が少なく積載量が限 られているため, 1 語格動向に対定、した と ど ま っ て い る こ と , ま た 収 益 性 の よって薮空輸送をやめた農協があることなど

られる 2  .月別変動

最 近 3 年間の青森揺におけるフライト

月 したのが岡 4 で

ある。いずれの年も?月がピークであり,次 いで 9 月が多 L 九 こ れ i ' ,青森県のフライト

品目の中で最も輸送量が多いきやえんどうの ためである c 冬期におけるフ ライト品目は,生しいだけが主流でみる。今 しいたけのように年間を通じて出高が 可能な品自については,

とが必要で、ある

C

3  .方間別構成

図 5 は,青森県におけるフライト 万面別構成を示している a

るゆ

2

ニ n は ,

京 阪 神 の み で 9 1 . 7% を r 1 i め るよりもフライト ラフでは,

a. 野 菜

事会送量

400  350  300  250  2 0 0   1 5 0   1 0 0  

50 

O 198319841985198619871988198919 紛(年)

図 3 . 膏森県におけるフライ十農産物輸送量の 推移. 1 9 8 3 ‑ ‑ ‑1 9 9 0 年

リ作成)

1 0 0   9 0  

1 f

 

j  i  { 

80  ?

60 

1 1

3 1

S E

i ‑

ο ︒

' ・ ・

1

川開

50  4 0   3 0   20  1 0  

。 8  9  1 0   1 1   1 2  

5  6 

芭 4 . 背蘇県におけるF.I期jフライト農意物輸送量 の推移, 1 9 8 8 ‑ ‑ ‑1 さきち年

(青森県農林部資料より作成) b. 全体(生しいたけ、おうとう、パラを含じ

思 5 . 宵轟県における農産物の方頭部構成.

1 9 9 0 年 4 丹 ‑ ‑ ‑ t 9 9 1 年 3 月

り作成)

(4)

メリットが大きいからである。 b の全捧のグラフでは,北海道の割合が 16.4% となっている。そ の原因として,北海道へは野菜が出荷されておらず,青森路できやえんどうに次いで輪送量の多 い主しいたけが大量に輸送ぎれていることが挙げられる

I V   青森県内のフライト農産物産地の対応、

1  .フライ十週量産物の品畏構成

国 61 ま,青森路におけるフライト農産物の品目構成を示している

o

1 9 8 6 年 , 1 9 鈎年ともに最も ミのは,きやえんどう,次いで生しいたけとなっておワ,この 2 品目で約 90% を占める c

1986 年

34 , 4 10kg 

1990 年

26

576 主 g 5 ¥

注ーその他の品目

1986 年 1990 年

・ネゑ 1 ・アヲ仁川ラァケス

・フ。ロ/コリーー ・→ナンショウ

・アスハラフケブ、 ・ ブ ロ ノ コ 1 )

・ちのこ ・きゃいんげん

e  J j うとう ・ねぎ

・えだまめ

‑ ニ カ ミ ザ j

‑レト

Y

レトコーン ーーとドわさび et 幻うど

. μ

IL

ぺ、'1

.ノ¥ラ

‑ お う と う

luOr"

題 6 . 青森県におけるフライト農産物の品目構成 (青森県農林部資料より作成)

しかし, 1 9 8 6 年と 1 9 9 0 年とを ると割合 は減少しているが, 1 9 8 6 年のその他 S 品日か ら 1 9 9 0 年のその地 1 4 品目へと,品自数が大幅

に増加した。 きれ

るの;ム花 y f 類である。生活の多様化等の変 化によって,

ある。

拡大しているからで

A.  1 き 8 6 年

B.l 季初年

国 7 .市町村別フライト農産物出祷叢 (青森県農林部資料より作成)

ト シ

(5)

2  .普森県におけるフライト農産物産地の変化 ジェット

年の市町村J] J I 7 ライト

おけるブライト農産物産地の変化を調べるために, 1 9 8 6 年 , 1 9 9 0 を取 1 ) とげた(図打。青森京港のジェットイ七の前年である 1 9 8 6 年に 三戸郡名川町を中心に南部地方に集中している。 1 的。

なると,津軽油方でも出荷 L ている市町 I 村がみられるが,南部地方と かなリ少な L 九津軽地方で出話量が比較的に多いのは,北津軽郡の稲垣村と

2 町村で出持量が多いのは,

可能だからであるの

にあるため, 九州

3  .稲垣村のさやえんどうの例 北津軽郡稲垣村のきやえんどう

しかし,きやえんどうは非常に手間のかかる作物であリ,ま

ジふソト f と を

ると,丘 i j 菊量は る。この

なわれてきた。

よる栽培環境の悪化などにより,作付面積が減少 L , も約 1 0 0 戸あったものが 8 0 戸近くに j 成少し,出有量も 、 y なっている。このような状況の中 は生産地花

めざやしているが, してきている。

V ま と め

( 1 )   航空輸送は,荷主としては輪送の 1 る

O

( 2 )   農産物の航空輸送;ム してきたが, 1 9 8 7 年以降{土橋怒動向に応じたお 荷にとどまって L 、 る 。

仕向地は,フライトメリットの大きい中京,京寂神が中心である。

( 4 )   本県にお汁るフライト農産物は,さやえんどうと生しいだけの 2品目で全体の約 90% を占 める。その地に小口の品目 えている c

( 5 )   ジェット化により涼軽地方でも なったが,ブライト

( 6 )   県内では農村の人予不足,

のワライト農産物の作付面積が減少傾向にあり,

本稿の作成に調指導・御助言下さった今井先生,

i 斉逮の方々に深く 参考文献・資料 G  ( 1 9 8 4 )   : 

貨物を中心に一一 O  山本雅之(1 9 8 3 ) : 

お ' t る

を利用する市町村がみられるように とする南部地方である

どにより, さやえんどう等 も横ばいとなっている

議藤先生,

ついて おける搭載

3 0 ,  294~304 1 7 ,  19~56

学(1 9 8 8 ) .秋田県におけるフライト農業地域 の地域的展開と 秋大地理,

¥ J  

(

,  

7  ~12

9 6 ペ ー ジ

と産地対応、 3 8 ぺ…ジ

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