フ ル ー ト の 吹 奏 時 に お け る バ ズ ィ ン グ 音
- 原 因 究 明 と 改 善 方 法 -
井 出 朋 子
Tomoko Ide
は じ め に
フ ル ー ト の 音 は 奏 者 の ア ン ブ シ ュ ア1か ら 生 み 出 さ れ る 。 そ し て 音 色 (ね い ろ )は 空 気 が 楽 器 に 入 る 最 後 の 通 り 道 で あ る ア パ チ ュ ア2に よ っ て 左 右 さ れ る 。 フ ル ー ト を 学 び 始 め た 者 に と っ て 、 い か に 最 適 な 唇 の 形 状 を 探 し 、 そ の 筋 肉 を 開 発 さ せ て い く か と い う こ と は 、 最 初 に 立 ち は だ か る 壁 で あ り 、 永 遠 の 課 題 と 言 っ て も 過 言 で は な い 。 奏 法 は 経 験 年 数 を 重 ね る 毎 に 、 安 定 す る か の 様 に 見 え て も 、 フ ル ー ト を 続 け て い る 限 り 、 様 々 な 課 題 と 向 き 合 っ て い く こ と が 現 実 で あ る 。 そ の 中 の 一 つ に 、 吹 奏 時 に お い て バ ズ ィ ン グ 音 が 発 生 す る ア ン ブ シ ュ ア の ト ラ ブ ル が 挙 げ ら れ る 。 バ ズ ィ ン グ (英 : buzzing)と は 、 金 管 楽 器 の 奏 法 の 一 つ で 、 息 に よ っ て 唇 を 振 動 さ せ る 技 術 で あ り フ ル ー ト に は 無 用 の は ず で あ る 。 し か し 、 フ ル ー ト の 演 奏 時 の ト ラ ブ ル と し て し ば し ば 出 現 し 、 初 歩 の 学 習 者 の み な ら ず 習 熟 者 に も 潜 在 し 、 現 れ 出 る こ と が あ る 。 本 稿 は 筆 者 の こ れ ま で の 演 奏 活 動 と 指 導 経 験 の 両 側 面 か ら 触 発 さ れ た も の で あ る 。 今 回 の 研 究 に あ た り 、 ア ン ケ ー ト 調 査3及 び イ ン タ ビ ュ ー 調 査4を 実 施 し 、 こ の 問 題 の 原 因 究 明 と 、 ど の 様 な 改 善 法 を 提 案 で き る の か を 検 討 す る 。
1 仏 : Embouchure 字 義 は 「 ~ へ の 入 り 口 」 の 意 味 の フ ラ ン ス 語 だ が 、 音 楽 で は 管 楽 器 を 演 奏 す る と き の 楽 器 を あ て が う 唇 の 形 の 意 味 で 用 い る (ポ ー タ ー 1979:8)。
2 英 : Aperture 上 下 の 唇 の 開 き (ネ ル ソ ン 2010:29)。
3 調 査 期 間 : 平 成 28 年 6 月 4 日 ~ 平 成 30 年 12 月 15 日 回 答 者 : フ ル ー ト を 学 習 中 の 中 学 生 、 高 校 生 と 大 学 生 以 上
4 調 査 期 間 : 平 成 30 年 10 月 10 日 ~ 同 12 月 15 日 回 答 者 : フ ル ー ト 指 導 者 の 7 名
1 . ア ン ブ シ ュ ア ・ ト ラ ブ ル と し て の バ ズ ィ ン グ 音
今 回 の 研 究 の た め に 実 施 し た ア ン ケ ー ト 調 査 の 結 果 (後 述 )か ら 、 対 象 者 の 全 員 か ら 「 バ ズ ィ ン グ 音 を 起 こ し た 経 験 が あ る 」 と 回 答 を 得 た 。
こ の こ と か ら ト ラ ブ ル と し て 出 現 す る バ ズ ィ ン グ 音 は 、 フ ル ー ト の 上 達 過 程 に お い て 不 可 避 の 事 例 と 言 う こ と が で き る の で は な い だ ろ う か 。
1 . 1 先 行 研 究 及 び 指 導 法
フ ル ー ト 奏 法 に 関 す る 論 述 や 教 則 本 の 中 か ら 、 バ ズ ィ ン グ 音 に 関 す る 記 述 は ほ と ん ど 存 在 せ ず 、 十 分 な 議 論 が な さ れ て い な い こ と が 窺 え る 。
教 則 本 に お い て は 、 フ ロ イ ド 著 『 フ ル ー ト 奏 法 成 功 へ の 鍵 ジ ェ フ リ ー ・ ギ ル バ ー ト の レ ッ ス ン ・ シ ス テ ム 』 の 中 に 見 ら れ 、 以 下 に 引 用 す る 。
高 音 域 で バ ズ ィ ン グ 音 が す る の は 、 上 唇 に 圧 力 が か か り す ぎ て い る た め で あ る 。 ア ン ブ シ ュ ア は 緊 張 さ せ な い よ う に し な く て は な ら な い (フ ロ イ ド 1995: 78)。
で は 実 際 の レ ッ ス ン の 場 で は ど の よ う な 指 導 が 行 わ れ て い る の だ ろ う か 。 今 回 の イ ン タ ビ ュ ー 調 査 で は 、 7 名 の フ ル ー ト 指 導 者 か ら 、 生 徒 の バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 に 対 し そ の 要 因 と 指 導 内 容 に つ い て 回 答 を 得 た 。
イ ン タ ビ ュ ー の 結 果 、 要 因 と し て 考 え ら れ る こ と は 「 唇 全 体 の 緊 張 に よ る も の 」 (5 名 )、「 下 唇 を 横 に 引 く 力 が 強 い た め 」 (1 名 )、「 口 の 周 り の 筋 肉 の 未 発 達 が 原 因 」 (1 名 )が 挙 が り 、 指 導 者 に よ り 見 解 の 相 違 が 認 め ら れ た 。
そ れ に 対 し て 、 指 導 法 は 一 様 に 「 唇 の 力 を リ ラ ッ ク ス さ せ る こ と 」 に 留 ま り 特 別 な 対 策 を 講 じ て い る 様 に は 見 受 け ら れ な か っ た 。 こ れ は バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 が し ば し ば 起 こ り 得 る 偶 発 的 な 現 象 で あ る た め に 、 指 導 者 自 身 が 大 き
な 問 題 と し て 捉 え て い な い こ と が 理 由 の 一 つ で あ る と 推 測 す る 。
1 . 2 ア ン ケ ー ト 結 果 か ら 見 る バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 状 況
今 回 の ア ン ケ ー ト 調 査 の 結 果 か ら バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 状 況 に つ い て 明 ら か に し た い 。
(1 )バ ズ ィ ン グ 音 の 経 験 に つ い て
フ ル ー ト の 吹 奏 中 に バ ズ ィ ン グ 音 を 起 こ し た 経 験 の 有 無 と 対 象 者 の 年 齢 を 表 1 に 記 す 。
表 1 (単 位 : 人 )
経験がある 経験がない
中高生
15 0
大学生以上
10 0
年齢 バズィング音を起こしたことがある
(2 )バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 時 の 音 域 に つ い て
(1 )の 対 象 者 に 、 発 生 し た 音 域 を 回 答 し て も ら っ た 。 表 2 は 中 高 生 と 大 学 生 以 上 に 分 け 、 音 域 は フ ル ー ト の 低 音 ・ 中 音 ・ 高 音 域 に 分 類 し 表 2 に 記 す 。
表 2 (単 位 : 人 )
年齢 低音域 中音域 高音域
中高生
1 0 14
大学生以上
0 0 10
(3 )バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 状 況 や 理 由
バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 状 況 や 理 由 と 考 え ら れ る こ と に つ い て 自 由 記 述 の 結 果 を 以 下 に 記 す 。
・ 唇 の 力 み が あ る 時 ・ 高 音 を 大 き な 音 量 で 出 す 時
・ 唇 が 緊 張 し て い る 時 ・ フ ル ー ト を 始 め 間 も な い 頃
・ 唇 が 息 の 圧 力 に 負 け て い る 時 ・ ピ ッ コ ロ を 吹 い て い る 時
1 . 3 バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 時 の 特 徴 と 傾 向
バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 状 況 (強 度 ・ 時 間 ・ 身 体 反 応 )を 分 析 す る た め に 、 筆 者 が フ ル ー ト の 吹 奏 時 に バ ズ ィ ン グ 音 を 発 生 さ せ て 調 査 を 行 っ た 。
試 行 方 法 は 高 音 域 (c⁴~ e⁴)に お い て 通 常 の 奏 法 と 故 意 に バ ズ ィ ン グ 音 を 発 生 さ せ た ア ン ブ シ ュ ア を 比 較 し た 。 図 1 は 通 常 時 の 高 音 域 の ア ン ブ シ ュ ア で あ る 。
図 1
図 2
図 2 は バ ズ ィ ン グ 音 が 発 生 し た 瞬 間 の ア ン ブ シ ュ ア で あ る 。 ア パ チ ュ ア の 開 き が 狭 め ら れ 、 上 下 の 唇 が 接 触 し て い る こ と が 確 認 で き る 。
バ ズ ィ ン グ 音 が 発 生 す る と 、 該 当 す る 音 は 摩 擦 音 (bu の 音 )に か き 消 さ れ て し ま う 。 摩 擦 音 の 音 量 は 唇 の 振 動 の 強 さ に 比 例 し 、 ご く 小 さ な 音 量 か ら 、 聴 衆 の 耳 に 届 く ま で 、 様 々 な レ ベ ル が あ る 。 摩 擦 音 の 持 続 時 間 は 概 ね 短 く す ぐ に 止 む が 、 数 秒 間 に わ た り 持 続 す る 事 例 や 演 奏 中 に 頻 発 す る の は 、 奏 者 の ア ン ブ シ ュ ア 制 御 不 能 や 精 神 的 な 緊 張 に 起 因 す る と 考 え ら れ る 。
1 . 4 発 生 要 因
バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 要 因 と し て 次 の 3 点 が 考 え ら れ る 。
① 奏 法 の 要 因 (奏 者 自 身 の 誤 っ た 奏 法 )
② 指 導 の 要 因 (誤 っ た 指 導 方 法 )
③ 環 境 の 要 因 (演 奏 疲 労 、 心 身 の 緊 張 )
② 、 ③ に つ い て は 改 め て 調 査 を 行 い 別 の 機 会 に 述 べ る こ と と し た い 。 こ こ で は ① の 奏 法 の 要 因 を 指 摘 と し て 以 下 に 挙 げ た 。
(1 )唇 の 圧 迫 に よ る ア パ チ ュ ア の 狭 小
極 度 に 締 め 付 け ら れ た ア パ チ ュ ア の 状 態 の ま ま 、 速 度 の 速 い 息 を 吹 き 込 む こ と が バ ズ ィ ン グ 音 を 引 き 起 こ す と 考 え ら れ る 。 フ ル ー ト 奏 法 で は ア パ チ ュ ア の 開 閉 変 化 を す る こ と で 息 の 速 度 や 角 度 を 調 整 し 、 低 音 か ら 高 音 を 吹 き 分 け て い る 。 中 音 域 か ら 高 音 域 で は ア パ チ ュ ア の 開 き を わ ず か に 狭 め る こ と に よ っ て 気 流 速 度 が 上 が り 、 そ の 結 果 高 い 振 動 数 の 音 が 得 ら れ る 。 し か し 、 こ の ア パ チ ュ ア 開 閉 に 関 わ る 筋 肉 の 伸 縮 技 術 が 十 分 に 発 達 し て い な い 、 ま た は 機 能 し な い 場 合 や 、 息 の 支 え が 不 十 分 で あ る と 、 口 元 に 頼 り 必 要 以 上 に 強 い 息 を 吹 き 付 け て し ま う の だ 。 高 音 域 に 熟 達 し て い な い 初 歩 の 学 習 者 に 多 く 見
ら れ る 誤 っ た 奏 法 で あ る 。 習 熟 者 に お い て 、 口 元 付 近 の 筋 肉 が 発 達 し て も 猶 、 バ ズ ィ ン グ 音 が 出 現 す る の は 、 こ の 悪 癖 を 思 い 出 し て し ま う こ と が 一 因 と 言 え る だ ろ う 。
(2 )楽 器 の 保 持 不 良 に よ る ア パ チ ュ ア の 狭 小
誤 っ た 楽 器 の 持 ち 方 が ア パ チ ュ ア に 悪 影 響 を 及 ぼ し バ ズ ィ ン グ 音 を 引 き 起 こ す 。 第 一 に 手 や 顎 の 力 で 楽 器 を 内 側 に 回 す こ と や 、 左 手 の 力 で 楽 器 を 唇 に 強 く 押 し 付 け る こ と で ア パ チ ュ ア を 狭 小 状 態 に し て し ま う 。 第 二 に 歌 口 と 下 顎 の 支 点 が 適 切 で な い た め に 、 楽 器 が 前 後 に 揺 れ 動 き 安 定 し た 音 が 得 ら れ な い 。 不 安 定 な 音 な ま ま 力 任 せ に 息 の 速 度 に 頼 る こ と が バ ズ ィ ン グ 音 を 起 こ す 引 き 金 と な る 。
2 . 改 善 に 向 け た 練 習 法
前 章 に お け る 要 因 の 考 察 を 踏 ま え 、 バ ズ ィ ン グ 音 の 発 生 防 止 を 図 る た め に は 、 正 し い 息 の 支 え に 基 づ き ア パ チ ュ ア を 柔 軟 に 保 つ こ と 、 そ の 開 閉 を 自 在 に コ ン ト ロ ー ル す る 技 術 が 必 要 で あ る と 考 え ら れ る 。
奏 者 が 要 因 を 理 解 し た 上 で 、 日 頃 か ら ト レ ー ニ ン グ を 積 み 重 ね る こ と で 、 吹 奏 中 の ト ラ ブ ル に も 速 や か に 対 処 す る こ と が 可 能 と な る 。 以 下 に 作 成 し た エ ク サ サ イ ズ に は 各 譜 例 の 上 部 に そ の 練 習 方 法 と 留 意 点 を 記 し た 。 ま た 練 習 の 初 期 段 階 で は 、 鏡 を 使 用 し ア パ チ ュ ア を 目 視 で 確 認 し な が ら エ ク サ サ イ ズ を 行 う こ と を 薦 め た い 。
(1 )ア パ チ ュ ア の サ イ ズ を コ ン ト ロ ー ル す る エ ク サ サ イ ズ
方 法 : ① 通 常 の 奏 法 。 留 意 点 : ① ア ン ブ シ ュ ア を 変 化 さ せ な い 。 ② ア パ チ ュ ア を 狭 く す る 。 ② 息 圧 を 一 定 に 保 つ 。
③ ア パ チ ュ ア を 広 く す る 。 譜 例 1
(2 )息 の 速 度 を コ ン ト ロ ー ル す る エ ク サ サ イ ズ
方 法 : ① ア パ チ ュ ア を 狭 く し 速 い 息 か ら 徐 々 に 遅 い 息 に 変 化 さ せ る 。 ② ア パ チ ュ ア を 広 く し て 遅 い 息 か ら 徐 々 に 速 い 息 に 変 化 さ せ る 。 留 意 点 : 譜 例 1 を 使 用 す る 。
(3 )ア パ チ ュ ア の 変 化 と ダ イ ナ ミ ク ス を コ ン ト ロ ー ル す る エ ク サ サ イ ズ 方 法 : ① 空 気 量 を 増 加 さ せ 自 然 と ア パ チ ュ ア が 広 が る こ と を 認 識 す る 。 ② ア パ チ ュ ア を 変 化 さ せ な が ら 空 気 量 を 増 加 さ せ る 。
留 意 点 : ア パ チ ュ ア を 広 げ る 際 に 上 下 の 歯 の 隙 間 を わ ず か に 開 け 唇 を 縦 方 向 に 広 げ る 。 譜 例 2 を 使 用 す る 。
譜 例 2
(4 )ア パ チ ュ ア の 柔 軟 性 を 得 る エ ク サ サ イ ズ ① 方 法 : タ ン ギ ン グ を せ ず 「 Fu」 の 発 音 で 行 う 。 留 意 点 : 両 唇 を 柔 軟 に 保 つ 。 譜 例 3 を 使 用 す る 。
譜 例 3
(5 )ア パ チ ュ ア の 柔 軟 性 を 得 る エ ク サ サ イ ズ ② 方 法 : タ ン ギ ン グ を せ ず 「 Fu」 の 発 音 で 行 う 。
留 意 点 : 唇 の コ ン ト ロ ー ル に 頼 ら ず に 勢 い の あ る 空 気 の 流 れ を 作 る 。 譜 例 4 を 使 用 す る 。
譜 例 4
ま と め
前 章 の エ ク サ サ イ ズ は あ く ま で 一 例 に 過 ぎ ず 、 実 際 の 練 習 で は 学 習 者 の 習 熟 度 に 沿 っ て 音 域 や 強 弱 記 号 を 選 択 す る 必 要 が あ る 。
バ ズ ィ ン グ 音 は フ ル ー ト 奏 法 上 の ト ラ ブ ル の 一 つ で あ る こ と は 間 違 い な い 事 実 だ が 、 一 方 で バ ズ ィ ン グ 音 が 発 生 し た 時 に 我 々 は 適 切 な 緊 張 を 超 え て 自 分
が 誤 っ た 奏 法 に 傾 い て い る こ と を 思 い 知 る こ と が で き る 。 誤 り を 自 覚 し 、 正 し い 奏 法 を 見 つ け 出 す の は 自 分 自 身 で あ る 。 今 回 の 調 査 か ら 示 唆 を 得 て 考 案 し た エ ク サ サ イ ズ が 、 そ の 一 助 と な る よ う 願 っ て い る 。
参 考 文 献
フ ロ イ ド 、 ア ン ジ ェ リ ー タ ・ ス テ ィ ー ヴ ン ス 1995『 フ ル ー ト 奏 法 成 功 へ の 鍵 ジ ェ フ リ ー ・ ギ ル バ ー ト の レ ッ ス ン ・ シ ス テ ム 』 榎 田 雅 祥 訳 、 音 楽 之 友 社 。
ネ ル ソ ン 、 ブ ル ー ス 2010『 ア ー ノ ル ド ・ ジ ェ イ コ ブ ス は か く 語 り き 』 小 関 馨 子 訳 、 杉 原 書 店 。
ポ ー タ ー 、 モ ー リ ス ・ M 1979『 ア ン ブ シ ュ ア 』 大 室 勇 一 、 荒 木 雄 三 共 訳 、 全 音 楽 譜 出 版 社 。