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Studies on Microbial Formation and Degradation of ε-Poly-L-lysine

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Academic year: 2021

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Title

Studies on Microbial Formation and Degradation of ε-Poly-L-

lysine( 内容の要旨(Summary) )

Author(s)

鬼頭, 光暁

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(工学) 甲第202号

Issue Date

2003-03-25

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/1923

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

氏名(本籍) 学 位 の 種 類 学位記号番号 学位授与年月日 専 攻 学位論文題 目 鬼 頭 光 暁 (愛知県) 博 士(工学) 甲 第 202 号 平成15年 3月25日 物質工学専攻 Studie$On Micrdbi&lFo円弧tion鮎Id 鮎訂d鵬i皿Ofど-Poly-L-1ysine (微生物によるど-ポリートリジンの合成と分解に関する研究 学位論文審査委貝 (主査) 教 授 長 澤 透 (副査) 教 授 西 川 一 八 教 授 北 助教授 吉 田 豊 和

論文内容の要旨

e-Poly-L-1ysineは放線菌Str印tOnU,CeS albulusが生産する強塩基性0 ノ酸である。本物質は抗菌活性を示し、詳細な安全性の評価の後、食品備 用されるようになった。現在、C-pOly-L-1ysineはS.albulusを用いてコ いるが、未だその価格が高いことが欠点である。安価な大量供給が可能に 解性の機能性ポリマーとしての新たな用途開発が期待されている。e-Poly一 産性向上には、まずその生合成、生分解機構の解明が必須であるが、こか 素、遺伝子レベルでの研究報告がないのが現状であった。本申請者はe-pOl 生合成、生分解の機構を明らかにする一ことを目的に本研究に着手した。 本申請者は、まずS.albulusが e-pOly-L-1ysineの合成活性だけで】 poly-L-1ysine分解活性を示すことを見出した。培地のpHが酸性条件下「 1ysineを生産するが、中性領域では分解酵素活性が顕著となり、e-pOly-は認められない。このe-pOly-L-1ysine分解酵素の実体を明らかにするたbe みられた。本分解酵素は膜に強固に結合していたため、チオシアン酸ソー

率的な可顔化法が見出された。次に、カラムクロマトグラフィを用いて卑

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が調製された。精製酵素は54kDaの同一サブユニットから成り、e-pOly-存在に相関性があり、C-pOly-L-1ysine生産菌は、自らが生産した抗菌物質 1ysineに対する自己防御のために、本分解酵素を細胞表層に有しているとそ¢ 義が考察された。またe-pOly-L-1ysine分解活牲を指標に、新規c-POly-L-1ysi を探索する新しいスクリーニング方法が考案された。これらの成果は、「第1 べられている。 e-PolyTL-1ysine分解酵素遺伝子のクロ「ニングと、一次構造解析が行われプ はぎ・COe封coJorA3の推定メタロペプチダーゼと70%の相同性を示し、本酵覇 関与するアミノペプチダーゼであることが明らかにされた。またe-pOly-L-1ysi 素遺伝子の近傍領域の解析が行われ、その近傍領域に6つの0肝が明らかにさ らの遺伝子のc-pOly-L-1ysineの生合成との関与について解析が行われた。こオ は、「第2章」に述べられている。 次に、S・albulusにおけるe-pOly-L-1ysineの生合成が詳細に検討された。 を用いた反応では、㌻pOly-L-1ysinel合成の前駆体としてL-1ysineが、またコ 源としてグルコースが必須であることが確認された。また膜画分にATPとL-1y えることで、C-pOlyl■-1ysineが生成されることが明らかにされた。C-Poly-L一 生成過程において、5残基程度のレ1ysineオリゴマーが検出された。このオリ プライマーとなり、C-pOly-レ1ysineへと伸長反応が進行する生合成機構が提頚 これらの研究は進行中で佳境に入ってため「Appendix」に記されている。, さらに5・8肋血5とは別途に、新たに自然界から㌻pOly-L-1ysine耐性 ChrYSeObacteTium sp・OJ7およびSphingobacterium multiYOrum OJlOが分離さ らの耐性菌の持つC-pOlyrL-1ysine分解酵素についても検討が加えられた。両再 製単離され、酵素化学的諸性質が明らかにされた。OJ7株の酵素はc-pOly-L-1y亡 ンド型に、OJlO株の酵素はエキソ型に分解するアミノペプチダーゼであること にされた。両株の高濃度c-pOlyrL-1ysine耐性がこれらの分解酵素と密接に関ち ことが結論づけられた。これらの成果は、「第3章」に報告されている。

論文審査結果の要旨

微生物が生産するE-pOly-L-1ysineの発見は20年余り前になる。その抗菌再

性から食品保存剤としての応用開発が行われ、現在、放線卑Str印tO町Ceざ

aル いた工業生産が行われている。食品保存剤e-pOiy-レ1ysineは国内で汎用されモ ノ一 旦ヽ⊂ニIヽ■ Jゝ レヽ -℡ _} ll_L ノゝ血l:与司ト_′まノh土臭チロコ J ⊥人 J■ __■t、す 、_ 一。h L ▼ J_♪与,nn ′l_ 一_

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産するが、中性p甘領域ではe-pOly-L-1ysineを生産せず、顕著なEFpOly-酵素活性を示した。このe-pOlyFレ1ysine分解酵素の実体を明らかにすぞ 試みられた。本酵素は膜に強固に結合していたが、チオシアン酸ソーダ壱 法が見出された。可溶化後、カラムクロヰトグラフイにより本酵素は単一 れた。本酵素は54kDa.のサブユニットから成る。本分解酵素はe-pOly-L-1y のL-1ysineを1分子ずつ遊離するエキソ型の分解様式を示した。酵素活十 ンをコファクタ→とすることが明らかにされた。 (2)各種放線菌における膜結合性のe-pOly-L-1ysine分解酵素活性の分布 5tr印tO町Ce5 V山冨山jaeIFO12827、Str印ね町Ce5・.月OUr5eゴIFO15452 が悍 成することが見出された。膜結合型のe-pOly-L-1ysine分解酵素を有する壱 e-pOly-レ1ysine生産活性を示した。即ち、E-pOly-L-1ysine生産活性と薫 存在に相関性があり、e-pOly-L-1ysine生産菌は、自らが生産した抗阻 1ysineに対する自己防御のために、本分解酵素を細胞表層に有していると 義が考察された。また8rpOly-レ1ysine分解活性を指標に、積極的に新規e-p一 生産菌を探索する新しいスクリーニング方法が提案された。 (3)e-Poly-Lplysine分解酵素遺伝子のクローニングと、山次構造解析カミ albulusのc-pOly-レ1ysine分解酵素はS.coelicolor A3の推定メタロー 7鴫の相同性を示し、一次構造中に亜鉛結合モチーフが存在することからtオ 関与するアミノペプチダーゼであることが明らかにされた。また5.aJ血J レ1ysine分解酵素遺伝子の近傍簡域の解析が行われ、その近傍領域に6つ・ かにされた。これらの遺伝子のE-pOly-L-1ysineの生合成との関与について た。 (4)S.albulusによるe-pOlyTL-1ysineの生合成が培養および休止菌体を 検討された。休止菌体を用いた反応では、C-pOly-L-1ysine合成の前駆体とt が必須であり、またエネルギー源とtしてグルコースの添加が必須であるこ た。またS.albulusの膜画分にATPとL-1ysineを加えることでie-pOl・ 生成されることが明らかにされた。またこのE-pOly-L-1ysineの生合成過毒 残基程度からなるL-1ysineオリゴマーが検出された。このオリゴマーがフ り、C-pOly七1ysineLへと伸長反応が進行する生合成機構が提案されたこ (5)S.albulus とは別途に、新たに自然界からE-POly-Lqlysine αrγ5eO占acterj皿Sp.OJ7および伽ム血卯ムacter血皿用UJtjyoru皿OJlOが曇 らの耐性菌の持つE-POly-L-1ysine分解酵素についても検討が加えられた。 製単離され、酵素化学的諸性質が明らかにされた。OJ7株の酵素はe一口。1v-】

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梼の全容解明に迫る状況となってきた。これらの基礎研究の成果は、今後、E-pOly-L-1ysine生産性の増強を図る応用研究に活用でき、将来的に本学位論文のバイオインダス トリーへの貢献度は極めて大きいと思われる。

最終試験結果の要旨

(1)公表論文 この論文の主要部分は3編の審査付き論文として既に公表済みである。この論文が 学論文として完成された内容を有することを確認した。 (2)修得単位 指定された単位を修得していることを確認した。 (3)審査 公聴会までに、指導教官ならびに審査委員の審問に対して十分な回答がなされた。 公聴会を開催し学位審査委員会で審議の結果、申請者は最終試験に合格と判定した。

参照

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