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SDN環境での定量的性能評価に関する一検討

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Academic year: 2021

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(1)インターネットと運用技術シンポジウム 2015 Internet and Operation Technology Symposium 2015. IOTS2015 2015/11/26. [Work in Progress] 研究報告. SDN 環境での定量的性能評価に関する一検討 山本 成一†1,1,a). 西形 渉†2,1,b). 上田 耕佑1,c). 河合 栄治1,†3,d). A study of quantitative performance measurement on SDN. 現在,広く利用されている SDN 環境である OpenFlow では,そのコントロール環境(処理系) として ryu,trema 等が知られている.これらの処理系は利用者にコントロー ルプレーンを抽象化したネットワーク操作環境 (API) を提 供している.よって,ネットワーク管理者は普及したプロ グラミング言語を利用して,制御アルゴリズムを容易に変 更できる.一般的にソフトウェアの品質や性能は,利用す るアルゴリズムが大きく影響する.SDN 環境でも同様に, 図 1. 適正なアルゴリズムの利用が望まれる.また,SDN を実環 境で利用する際には,物理的制約事項との関連も忘れては ならない.本稿では,コントローラソフトウェアの挙動に. 提案システム概要. 図的に変更させた.各挿入遅延時間について,一定フロー 数に対するレイテンシ変化を図 2 に示す.これより,評価. 注目し,SDN 環境の性能を定量的に比較する手法を提案 する. 本稿では,1) コントローラで任意のアルゴリズムを利 用して,2) 現実利用に近い環境で SDN 環境の性能比較を 行う事を要求事項とする.よって,コントロールプレーン メッセージを計測する手法は採用せず,特定のネットワー クフローが意図どおり流れるかを確認する,データプレー ントラフィックを観測する手法を提案する. 以下に,利用例を示す.特定の OpenFlow ネットワーク システムにて,一定量のトラフィック転送処理にかかる全 体の時間をレイテンシとした.この場合に,ネットワーク 制御アルゴリズム変更によるレイテンシ変化を比較した. 具体的には,各フローの初回処理 (packet in) で一定の遅 延を挿入し,一定のフロー数に対するレイテンシを測定し た.制御アルゴリズム変更の想定で,挿入する遅延量を意. 図 2. 利用例:フロー数に対する転送全体時間 (レイテンシ) の変化. 対象システムは,フロー数 (F ) とレイテンシ (L) は,挿入 遅延 (D) と定数 (K) を用いて,. log L = KF D. (1). で近似できる特性を有することが判明した.レイテンシが 1 †1 †2 †3 a) b) c) d). 情報通信研究機構 NICT, Chiyoda, Tokyo 100–0004, Japan 現在,東京大学 Presently with The University of Tokyo 現在,イクシアコミュニケーションズ株式会社 Presently with Ixia Communications K.K. 現在,奈良先端科学技術大学院大学 Presently with Nara Institute of Science and Technology [email protected] [email protected] [email protected] [email protected]. c 2015 Information Processing Society of Japan ⃝. フロー数の冪関数となる理由は,ボトルネックで発生する 遅延が累積し,逐次処理されるフローを遅延させている為 と考えられる. 本稿では SDN 環境の性能測定として,データプレーン トラフィックを観測する手法を提案し,利用例として特定 環境下での特性を評価した.今後は複雑な構成の対応や, ハードウェア測定器を活用した精度向上を検討する予定で ある. 51.

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