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福祉 のまちづ くりに関す る研究 第 2

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(1)

長崎大学 教育学部 一社会科学論叢 一 第58 1‑16(1999)

福祉 のまちづ くりに関す る研究 第 2 報

一 福岡市の公共的建築物のバ リアフリーについて ‑ 秋 山 晴子*・藤 田 昌子H ・金谷 玲子 =*

On Making an AccessibleCity(2)

Thepresentsituation ofbarrierson publicbuildings in Fukuokaclty thathinderthedisabled‑

Haruko Akiyama,Atsuko Fujita and Reiko Kanaya

Abstract

Previously we reported thatthe presentsituation aboutbarrierremovalon pavements,parksand publictransportfacilitiesin Fukuokacity fordisabled people.

Thepurposeofthisstudy isfirstly to discussaboutregulationsand lowsfor developing welfare community,secondly to clarify the present situation and problemsaboutbarrierremovalon public buildingsfordisabled people within one kilometerofthe JR.Hakata Station.Itturned outthatthere were many barriers thathindered the disabled on public buildings through thisinvestigation.

From now on,itis to be desired thatwe make an accessible city in view of uuniversaldesign" which includes barrier‑free design,adaptive design,and

transgenerationaldesign.

1 は じめ に

福 祉 の ま ちづ く りの考 え方 は ノーマ ラ イゼ ー シ ョンをベ ー ス と して い るが , バ リア フ リーを一 つ の実践手段 と してい るので,本研究 で は,バ リア フ リーの まちづ くりの実態 を把 握 し, これか らの ま ちj くりのあ り方 を探 る ことを 目的 とす る。

第 1報 (1'で は,博 多駅 周辺 にお け る歩 道 ・公 園 ・公共 交通機 関 のバ リア フ リー状 況 につ いて明 らか に した。

*

長 崎大学教育学部 家庭科 Faculty ofEducation,NagasakiUniv.

**

奈良女子大学大学院生 GraduateStudent,NaraWomen'sUniv

書目

下関福祉専門学校 (非) ShimonosekiWelfareCollegeLecturer

(2)

2 福祉のまちづ くりに関する研究 第2報

建 築物 において は, 不特 定 かつ多数 の利 用者 が想定 され る公共 性 の高 い建築物 は もちろ ん の こ と,生活弱者 は概 して生活 圏 が小 さい ことを考慮 して,身近 にあ る小規模 の施 設 ま で配慮 した整備 をす す め て い く必要 が あ る そ こで,本報 では, 第 1報 と同 じ地 域 内 で, まず整 備 が進 ん でい る と考 え られ る公共 的建 築物 のバ リア フ リー状況 につ いて取 り上 げ る ことにす る 建 築物 のバ リア フ リー化 を促 進 す る もの と して,建 築基 準法 施行 条例 , 福祉 の ま ちづ くり条例 ・指針 , 「高齢者 ・身 体 障害者 等 が 円滑 に利 用 で き る特 定建 築物 の建 築 の促 進 に関す る法律」 (「‑ ‑ トビル法 」 ,以 下 「‑ ‑ トビル法 」 とす る) な どい ろい ろ あ るが, それ ぞれ規 定 が異 な って い る それ らの特 徴 及 び問題 点 の整 理 , 及 び博多駅 周辺 にお け る公共 的建 築物 につ い てのバ リア フ リー状 況 を明 らか にす る

2 研 究 方法 (1) 文献分析

対 象文献

福祉 の ま ちづ くり条例 (福 岡市 ,大 阪府 ), 「福 岡型 福祉社会 」 の ための環境 づ くり 指針 ,‑ ‑ トビル法,建築基準法施行条例,全国車 いす宿泊 ガイ ド2001, イ ンターネ ッ

ト上 情報

(2) 実 測調 査 分析 調 査 の概 要

・調 査対 象 :第 1報 と同様JR博 多駅 博 多 口表 (西 )側 1km圏 内の公共 的建 築物 一 区役所 ,警察署 , 公民 館 ,郵 便 局, 国民金 融公 庫,民 間金 融機 関 (以

下 ,金融 機関 とす る) ,商 業施 設 ,宿 泊施 設 , 公共交通機 関一

・調査項 目 :出入 口,廊下 ,階投 ,昇 降機 ,便所 ,駐 車場 ,敷地 内通路 ,設備 , ソフ ト面 (人的対応 ) のバ リア フ リー化

・調 査時期 :1998年11月30日,1999年 1月29日,2月10日,3月9日

・調査方 法 :『「福 岡型 福祉社会 」 の ため の環 境 づ くり指 針』 及 び 「福 岡市福 祉 の ま ちづ くり条例」 に準 拠 した実 測調 査

3 結 果 と考蕪

(1) 福祉 の ま ちづ くりに関す る法律

1)福祉 の ま ちづ くりに関す る法律 の概 要 及 び対 象建 築物 等 の比較

福祉 の ま ちづ くりに関す る法律 と して, 建 築基 準 法施行 条例 ,福祉 の ま ちづ くり条例 ・ 指針,‑ ‑ トビル法 な どがある。建築基 準法 は1950年 ,す なわ ち平均寿 命が50歳程度 の時代 を背景 と して制定 され たため,高齢者 や障 害者 の視 点が欠落 して い る そ こに定 め られ て い るの は,最 適基 準 で はな く,建 築物 の満 たす べ き最低基 準 で あ り, しか もその水 準 は健 康 な成 人 を対 象 と した もの であ る その上 ,高 齢 化 の進 展等社 会 的背景 の変 化 に よ り建 築 基 準法 が想定 していた利 用者像 も大 き く異 な って い る現状 では, その妥 当性 を欠 いてい る

地 方 自治体 の中では,1990年 に神奈 川県 ,兵庫 県が地方 の特殊性 に応 じて付加 的要件 を定 め ることを許 容 してい る建 築基 準法40条 か ら,福祉 的視 点 を導入 しよ うと した。上乗せ で き る項 目は本 来安 全 ・衛 生条項 に限 られ て い るため,安 全 ・衛 生 を で き るだけ幅広 く解釈 す る こ とで,可 能 と判 断 され る限 りにお け るバ リア フ リー要件 を規 定 条項 に盛 り込 ん だ改 正

(3)

3

であ った。 その後 この条例 は,大 阪府 や横浜市 の建 築基 準法 施行 条例改正 な ど各地 の福祉 の ま ちづ くりに大 きな影響 を与 えた この建築基準法施行 条例 は,法 的拘束力 もか な り強 く罰則規 定 も伴 って い る しか し,建 築基準法 に基 づ くため,特殊建 築物 と称 され る建物 のみ しか対象 とな らず (表 1),対象 とな る建物 で あ って も新 築物 や大規模改造 時 の事前 協議 のみであ って,既 存物 の改善 は求 め られていない と ころに問題 が あ る。

1 ー トビル 法 , 建 築 基 準 法 施 行 条

例,

福 祉 の ま も づ くり条 例 の 対 象 建 築 物 等 の 比 較

・ト ル法 ‑建 集 基 準法lI施 行 条 例 福 祉 の まち づ く り条 例福 岡 県 福 岡 市 :建 築 物 特 殊 建 築

まちづくり施 設 対 象 施 設

⊂) ○

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(つ C

○ C) ○ 〇〇〇〇〇〇〇〇〇

○ (⊃ ○

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0 (⊃ ○

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(⊃ C) ○

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○ )く C) (⊃ () × ! C) ○ (⊃ × ⊂) (⊃ (⊃ X (⊃ (⊃

くつ × ○ ○

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× × ○ C)

× 対 象 外

対 象 建 集 物 施 設 病 院 ・診 療 所 等 医 療 施 設 劇 場 ・観 覧 鴇 等 興 行 施 設 集 会 場 ・結 婚 式 場 等 集 会 施 設 展 示 場

百 貨.ス ーパ ー等 物 品 販 売 施 設 ホ テル ・旅 館 (宿 泊 施 設 )

老 人 福 祉 セ ンタ等 社 会 福 祉 施 設 体 育 館 ・遊 技 施 設 等 スポーツ遊 技 施 設 博 物 館 ・図書 館 等 教 育 文化 施

公 衆 浴 場

飲 食 店 ・レ ス トラン等 飲 食 施

自動 車 車 庫

銀 行 ・信 用金 庫 等 金 融横 関 施

理 髪 店 ・貸 衣 装 崖 等 サ ー ビス施 設 車 両 の停 車 場 又 は 航 空 機 等 の 発 着

場 を 構 成 す る建 先 物 (紺 ・紛 い) 公 衆 便 所

電 気 ・ガス事 業 等 公 益 事

施 設 官 公 庁 施 設 (郵 便 局 ・保 健 所 ・免古書等) 官 公 庁 施 設 (市 役 所 ・区 役 所 ) 学 校

共 同 住 宅 ・寄 宿 舎 火葬 場

社 会 福 祉 施 設 (所 )

公共 輸 送 車 両 等 の 用 に供 す る施 設 事務 所

地 下祷

道 路 (歩 遭 ・立体 横 断 歩 道 施 設 等 )

路 外 駐 車場 住 宅 開 発 団地

公 共 輸 送 車 繭等 (鉄道・バス・M ・£空8等)

○ 対 象

(4)

4 福祉のまちづ くりに関する研究 第2報

大 阪府 は全 国で初 め て,建築基 準法施行条例 (1992年3月改正 ) で カバ ーで きない部分 を, 地 方 自治法 第14条 に基 づ く福祉 の ま ちづ くり条 例 (1992年10月公布,1993年4月施行 ) で綱 か け し, 両者 か ら外 れ る範 囲 をで き るだ け減 らそ う と した。 これ は, 建 築基 準 法 施行 条 例 と福 祉 の ま ちづ く り条 例 とで は強 制 力 に差 が あ る と され るか らで あ る 建 築基 準 法 施 行 条 例 は, 前 述 の とお り条 例 に反 す る建 築物 を建 て る こ とを阻止 で き るの に対 し,地 方 自治 法 に根 拠 を置 くま ちづ くり条 例 で は, その権 限 が幅 広 い ため か え って裁 量 権 を乱 用 され る可 能 性 が高 い。 しか し, いず れ にあ って も条 例 は指 針 や要 綱 に よ る指 導 とは比 べ もの にな ら な い権 限 が付与 され て い る。 つ ま り, 指 針 は法 的拘 束 力 を もた な い ガ イ ドライ ン的 な資料 で あ るが , 条例 は制 定 に伴 い義 務 化 を可 能 にす る こ とが で き る 表 1の よ う・に福 祉 の ま ち づ くり条 例 にお い て は, 建 築基 準 条 例 が対 象 と して い る特 殊 建 築物 以 外 に, 金 融 機 関 等 施 設 , サ ー ビス施 設 , 公 共 輸 送 車 両 等 の 用 に供 す る施 設 ,公 衆 便 所 , 公益 事 業 施 設 ,官 公 庁 施 設 ,事 務 所 , 地 下 街 , 道 路 , 公 園,住 宅 開発 団地 ,公 共 輸 送 車 両 等 な ど も含 め て整 備 誘 導 を 図 る もの で あ る ま た, この条 例 は既 存 施 設 の改善 に まで も言 及 して い る い わ ば,

この2つ の条 例 が 相 補 って初 め て福祉 の ま ちづ くりが進 む こ とに な る0

1994年 に公布 ・施 行 され た‑ ‑ トビル法 は,地 方 自治体 による条例 化 ,ADA (Americans with DisabilitiesAct;障害 を もつ ア メ リカ人 法 ), 障害 者 基 本 法 の改 正 を背 景 に, 国 に よ るバ リア フ リー基 準 の 標準 化 を 図 る こ とを 目的 と して い る これ は本 格 的 な高齢 社 会 の到 来 を 間近 に控 え , それ に対 応 した建 築行 政 の転 換 を明言 す る もの で, 従 来 の成人 健 常 者 を基 準 とす る ま ちづ く りか ら, 高 齢 者 ,幼 児 , 障害者 な どす べ て の人 々に も利 用 しや す い快 適 な環境 づ くりを 目指 して い る その 内容 は,病 院,劇 場 ,範 覧場 ,集 会場 ,展示場 , 百 貨 店 そ の他 の 不 特 定 多数 の もの が利 用 す る政 令 で定 め る建 築物 を建 築 しよ う とす る建 築 主 は, 出入 口, 廊 下 , 階 段 , ス ロー プ,昇 降機 , 便 所 な どを高 齢 者 や 障害 者 が 円滑 に利 用 で き る よ うに, 措 置 を講 じる よ うに しな けれ ば な らな い とい う もの で あ る 対 象 とな る特 定 建 築物 には, 各省 庁 の足並 みが そ ろわ なか った こと もあ り, 官 公庁 施 設 (市 ・区役所 ), 学 校 ,工 場 , 共 同住 宅 ・寄 宿 舎 , 火葬 場 , 社 会 福 祉 施 設 (入 所 ) , 公 共 輸 送 の車 両 等 の 用 に供 す る施 設 (コ ン コー ス, ホ ー ム な ど), 事 務 所 ,道 路 , 公 園 等 の公 共 的 に重 要 な建 築 物 ・施 設 が対 象 か らはず れ て い る (表 1) これ は, 自治 体 か ら も指 摘 され て い る問題 点 で あ る. この ‑ ‑ トビル法 で は,一 定 の条 件 を満 た した もの は, 建 築 費 の助 成 ・融 資 ,秩 金 の優 遇 な どを受 け る こ とが で き る。 つ ま り, ‑ ー トビル法 は この よ うな特 例 に よ って, 誘 導 的基 準 を増 や そ う とす る もの で あ る。 ‑ ‑ トビル法 は要 綱 段 階 や条 例 化 に あ た り, 課 題 と され た法 的 実 効 性 の確 保 ,技 術 統一 の基 準 とい った基 本 的 な問題 に対 して そ の解 決 の 一 歩 を踏 み 出 した もの とい え る た だ し, ‑ ‑ トビル法 は正 し くい え ば建 築確 認 を条 件 と した建 築基 準 法 の最 低 基 準 で は な い の で, 今 後 は都 道 府 県 に お け る福 祉 の ま ちづ く り条例 等 との有機 的 な連 携 や , 建 築 物 の設 計 や計 画 に関 わ る際 の設 計 者 の理 解 が重 要 に な って く

(2)

0

2) 福祉 の ま ちづ く りに関 す る法 律 に お け る届 出又 は事 前 協 議 対 象 施 設 の規 模 比 較

‑ ‑ トビル法 で は,都 道 府 県知 事 による指示 の対 象 とな る特 定建 築物 の規模 は床面積 (増 築 若 し くは改 築 又 は 用途 の変 更 の場 合 に あ って は, 当該 増 築 又 は用途 の変 更 に係 わ る部 分 の床 面積 ) の合 計 が

2 , 0 0 0

m2以 上 と非常 に大 きいが, 福祉 の ま ちづ くり条例 で は,届 出又 は 事 前 協 議 対 象 施 設 の規 模 は各 自治 体 に よ って異 な ってい る (表 2) 新 し く制 定 され た福

ll

(5)

5

岡市 の 福 祉 の ま ちづ く り条 例 で対 象 とな る施 設 は ,規 模 に よ る制 限 が 少 な くな って い る。

事 業 者 か らは 自治 体 間 に よ る指 導 の違 い に対 して不 満 が 出 て お り, 自治 体 も事 業 者 に対 し て理 解 を求 め に く くな って い る(3)と指 摘 が な され て い る よ うに, 自治 体 間 に よ る対 象施 設 規 模 の差 は整 備 の進 ま な い理 由 の一 つ とな って い る。 また, 既 存 施 設 に関 して は, 大 阪 桁 で は改 善 計 画 の策 定 を求 め て い る (た だ し改 善 計 画 策 定 は知 事 か らの要 請 で 作 業 が始 ま る 仕 組 み に な って お り, 条 例 の運 用次 第 とい う こ と に な る) の に対 し, 福 岡 県 , 福 岡市 の い ず れ に お い て も努 力 義 務 に と どま って い る点 は, 福 祉 の ま ちづ く りに支 障 を きた す こ とに な る と思 わ れ る

表 2 福 祉 の ま ち づ く り条 例 に よ る届 出 又 は 事 前協 議 対 象 施 設 の 規 模 の 比 較

一 一 一

‑ ‑ . 〜

福 岡 県 福 岡 市 (歪 還w .す べ て.............̲̲星 口 IlIIi

対 象 建 築 物 . 施 設

(特定まちづ(r鳩鼓) (特 定 施 設 )

老 人 福 祉 セ ン タ ー 一 等 社 会 福 祉 施 設

す べ て す べ て

博 物 館 . 図 書 館 等 教 育 文 化 施 設

鉄 道 駅 舎 . 空 港 等 交 通 機 関 施 設

公 庁 施 設 (郵 便 局 .

市 役 有 頭

汀 「

下街

公 衆 便 所 1,000rす ヨn2超 えるもの ‑i

電気 .ガ ス事 業 等 公 益 事 業 施 設 ‑

芸 芸 芸 芸 語 芸雷 雲 芸 蔽 一 一I

墾 旦 二軍 男 金 庫 等 金 融 機 関些 堅 」

.劇 場 .観 覧 場 等 興 行 施 設

用 途 面積

展 示 場ホテ ル .旅 館 (宿 泊 施 設 ) ‑

i 喜

300m2以 上

理 髪飲 食 店 .レ ス トラ ン等 飲 食店.貸 衣 装屋 等 サー ビ施設ス 施 設 i 500nf超 える拍 ー I

石 貨 店 .マ ー ケ ッ ト等 物 品販 売 店 1,000m絹途 面積:以 上

体 育 鋸 .遊 技 施 設 等 遊 戯スホープ施 設 1,000m2超 えるもの 公 衆 浴 場

自動 車 車 庫 I

共同 住 宅 一寄 宿 舎 用途 面積 床 面債 の 合 計2,000m'p以 上 50戸 を 遍 云 音 1

工 場

5 , 0 0 0 r

n'.超 えるもの iII

事 務 所 2,000rTi‑'以 上

複 合 建 設 物

住 宅 開 発 団地 開発 区 域 の 面積5ba以 上 ‑

公 園

=

す べ て

‑ I ‑ 」 I

路 外 駐 車 場 I一 ‑i豆 f

上 言己規 模 の対 象 物 T ‑ I‑届 出 事 前 協

議 事 前 協 議

上 記 以 下 の規 模 の 対 象 物 義 務 1 努 力

義務 努 力 義 務

(6)

82

耕3>TtQJT)ti.誠at

8

<LJ淋eq胡桝傭

8

粛柵tt薄

ハ ー ト ビ ル 法 福 岡 県 福 祉 の ま ち づ く り条 例 1 福岡市福祉のまちづくり条例 の環境づくり緒針(福岡型福祉社会」のため朝市) 基 礎 的 基 準 坊 導 的 基 準 整 備 基 準 望 ま し い 基 準 集 儲 基 準 併 導 基 準

達とする1以上の出入口は次の構 出入口は次に定める構造 1以上の出入口は次の柵 出入口は次に定める構造 1以上の出入とすること 連とする とすること 達とする の稚 t出入とすることは次に定める構造 ・有効帽なものは農81500cmcm以上 (以上が望主妻

入 ・噂は戸は自動又は円滑に帥閉 ・80cm以上 1以上の出入口は幅120cm有効幅員戸は自動又は円滑に開閉は80cm以上 ・1以上の出入口は有効幅 ・有効噂員は戸は自動又は円滑に開閉80cm以上1以上の出入口は有効幅 ましい)

他の出入口は90cm以上 120cm.他は90cm以上 120cm,他は98cm以上 引き戸がよく,自動式引

戸は自動又は円滑に開閉 戸は自動又は円滑に肺析 戸は自動又は円滑に開閉 戸が最も望ましい

通過できる稚遺 通過できる構造 通過できる樵遭 通過できる檎達 通過でさる横道 通過できる構造

l等 ・ 噂120cm以上 博180cm以上 有効増員120cm以上 有効相員180crl 有効幅員120cm以上 i.有効幅員180cm 有効帽員130cm以上(主要

高低差がある地合は傾斜 ・高低差がある幼合は傾斜 ・高低差がある幼合は傾斜 ・高低差がある坊合は傾斜 ・高低差がある場合は傾斜 ・高低差がある地合は傾斜 なものは180cm摺れい) 路(120cm以上,勾配 路 (150cm以上,勾配 韓(有効幅員120cLn以上 蕗(有効幅員120cm以上 蒔く有効幅員120cm以上, 路(有効噂員120cm以上, ・段差が生じる坊合は斜路 1/12,手すりを披ける) I/12,両側に手すりを投 勾配1/12,手すりを扱け 配1/12,両に手り 勾1/12,手すりを披け 勾配1/12,側に手すり 有効帽員130cm以上,勾配 又は昇降境を扱ける ける)又は昇降機を披け る)又は昇降機を扱ける を投ける)又は昇降境る)又は昇降横を放ける を放ける)又は昇降.Bを 8,6(1/12),原則として

出入口から受付等まで原 る 出入口から受付等まで原 扱ける 出入口から受付等まで原 放ける 両側に手すり)を改ける 別として輯専用床材等を ・出入口から受付等まで原 別として辞専用床材等を ・出入口から受付等まで原 即として紡専用床材等を ・出入口から受付等まで原 ・出入口からカウンターま 東改する 別として誘導用床材等を 放牧する 別として誘導用床材等を 薮改する 別として誘専用床材等を で必要に応じて視先陣専

女役する 敷改する 放牧する 者併専用床材を放牧することが望ましい

段 ・手すりを設ける 両側に手すりを設ける 手すりを設ける 両側に手すりを設ける 手すりを投ける 両側に手すりを放ける 手すりを改ける絹脈空山 一

噂150cm以上 蹴上げ16cm有効噂員120cm以上 噸150cm以上 蹴上げ16cm有効幅員120m以上 噂150cm以上,肌上げ16⊂m噂120cm以上,蹴上げ16cm, 以下.埠面30cm以上 以下,踏面30cm以上 以下,袴面30cm以上 踏面30cm程度,蹴込2m

井 l糠 床面積の合計が2000rd 1以上のエレベー ーは 用途面積が2000rTf以上 1以上のエレベーターは すべての交通嶺閑施設, 1以上のエレベーターは 1以上のエレベーターは 上のものには次の構造の 次の構造とする (学校,共同住宅,事務所, 次の構造とする 注1) 学校等施設及び共同住宅 次の稚連とする注2) 次の檎達とする

エレベーターを設ける かごの床面積2.09r止 エ恥ま5階建以上)のもの ・かごの床面積2.Ognf 等は5階建以上 その他の ・かごの床面肴2.09rrf かごの内法寸法帽140cm

かごの床面積1.83nfll〕・出入口の噂90cm は次に定める構造とする ・出入口の幅90cm 並投は床面積が2000rd以 ・出入口の幅90cm 奥行き135cm以上 ..出入口の帽80cm 他のエレベーターについては基礎的基準とする かごの床面積出入口の噂801c.m83rd 上又は階数がものは[1]の檎丑とする5階以上の 帥口幅JL80cm以上

便所 ・車いす使用者用便房を1 ・各常ごとに車いす使用者 ・相祉型便房を1以上(男 ・各階ごとに蒋祉型便房を ・福祉型便房を1以上放ける・各階ごとに福祉型便房を ・車いす使用者対応型便房 以上(男女区分時は各l以 便房を籍便房数200以下..区分時は各1以上)扱ける 絵使方数200以下... (男女区分時は各lB上)3鹿便房数200以下...鵜数 は男女別々に牧けること 上)披ける その数の2%以上,200以 ・床正式小便器1以上2,6以上,

2

00上‑1% ・床正式小便器1以上 2%以上,200以上‑1タ̀+2が望ましい

床鷹式小便器1以上 ‑1,̀+2以上放ける +2以上放ける ベビーベット及びベビー 以上改ける 小便矧 ま床正式が望まし

床覆式小便器 1以上 床正式小便器を1以上 以上扱けるを1(チェアが備えられた便所男女区分時は各1糾) )床鷹式小便器をベビーベット及びベビーチェアは基礎的基準に同 t1以上 tい

鑑 ・車いす使用者用監手並改 ・車いす使用者用駐車施設 ・車いす使用者用監事倣 車いす使用者用金改 ・車いす使用者用金手地殻 ・車いす使用者用駐車地役 ・柾春着等が専用,又は健 辛 を1以上扱ける を全島車台軌200以下... 1以上改ける注5) を全駐車台数200以下 を1以上(全息阜台数100を全島阜台数0以下... 先的に使用できる駐車ス 当台数の2%以上 200 当台数の2%以上,200 以上の塊合は鞍当台鼓の 当台数の2%以上,200 ペースを扱ける

(7)

A る構造とする1以上の通庸は次に定め 各出入口に通じる通路は次に定める構造とする る構造とする1以上の通路は次に定め 各出入口に通じる通路は 1以上の通蕗は次に定め 各出入口に通 じる通路は ・次に定める林道とする る構造とする舶) 次に定める構造とする 有効幅180員1m以上が望ましい、30m以上(でき 也 ・幅員は120cm以上,高低差 ・幅且は180cm以上.高低差 ・幅員はl20cm以上 高低差 ・鼻は180cm以上,a;低差 ・幅員は120cm以上,高低差 ・幅員は180cm以上 市低差 ・1箇所以上の斜路 (5%( 内 がある場合は傾斜路等を がある場合は傾斜路 がある鴇合は傾斜路等を がある坊合は傾斜路 がある場合は傾斜路等を がある坊合は傾斜靖 1/20)以下)を設ける 逮 扱ける (1/15以下)等を扱ける 設ける (1/15以下)等を改ける 牧ける .(1/15以下)等を牧ける 視覚群書者妨専用プロツ 路 ・誘導用床材又は音声等で ・誘導用床材又は音声等で ・誘導用床材又は音声等で ・誇専用床材又は音声等で ・諌専用床材又は音声等で .誘専用床材又は音声等で クを故地入口から建物入 視覚坪尊者を誇導する視覚陣専者を誘導する注7◆視覚群書者を誘導する注8 視先陣青書を練導する注8■視覚群書者を誘導する ;先陣専者を誘導する注10、口までの経路に数枚する

,L 授乳できる場所を設けること 削1) 必要に応じて捷乳できるスペースを設けること 必要に応じて授乳できるベッド等を備えることスペースを牧け,ベビー

l 聴覚障青書の非難に必要 標示類は,見やすく盈塀 標示類は,次に定める基 ・文字や記号はできるだけ と認められる場所に光等 しやすいように設置位fE,準に適合させること 大きく太い書体とする

・標 !

L 1

'E

I類 書

l l による非常警報装置を設 文字の大きさ,色等に配 ・分かりやすい文字,妃号,・標示板は車いす使用者に

けること .慮すること 囲等で表妃すること とっても見やすい位置 一

I

I il Il嘉呈志望望芸芸芸芸者に配慮した音,光等による非常警報装置を設けること 避難路には点滅誘導灯と警 莞雷芸悪霊諾 窒去 l硬導音響装碇が一体とな報知横と連動させる高さに取り付けるげる装置とし,日動火災った誘導灯を改定することが望ましい

F J

l警 iI i官公庁舎にぎける塘合においては,辛いす使用者の利用に支障のない構造の妃載台等を1以上扱けること載台等を設l記載台等を改ける坊合においては,車いす使用者の利用に支障のない.ることの育己載台等を 1以上設け*達 (4カウンター下部スペース高さ85cnt程度)5m程度、奥行きを設ける 注1)学枚,共同住宅等,事務所.工坊は用途面額が2,000Jf以上かつ階数が3以上の建策物

2)学校,共同住宅等は用途面積の合計が2.000げ以上かつ階数が3以上の建築物

注3)興行施投.展示乱 社会福祉施牧,教育文化施奴,交通機関蒐投,公衆便所,官公庁施設,学校又は地下務はすべての施投,医療施設,集会施設,宿泊施役,飲食放牧.金融機関等施奴,サービス施設.

又は公共事業施設は用途面帝が300rrf以上の施軌 自動車車齢 ま用途面横の合計が100Drd以上の施奴.事務所,エ札 又は複合沌奴は用途面額の合計が2000n以上の施牧が対象O それ以外の施投は,腰掛便所,手すり等が適切に配置されている便房(出入口の有助幅員は65cm以上)を扱けた便所を1以上(男女区分時は各1以上)扱ける

4)医療施投,興行地役,集会施設,展示塊,物品販売施牧,宿泊地投,社会福祉施投.スポ‑ツ遊技施投.教育文化施設.公衆浴場,飲食施牧,金融機関等施設,サービス施奴,交通機関施設,公共事業施軌 官公庁施投.地下街又は複合施設のうち,用途面肴の合計が5000rrf以上の施投が対象

注5)学校,共同住宅,事務所,工鴇の駐車鰍 ま除 く

6)不特定かつ多数の者が利用する駐車塊及び近隣商業地域若しくは商業地域若 しくは駐車場整備地区内の共同住宅 (用途面積の合計が5000rrE以上のものに限る)に設けられる駐車場 7)一般公共の用に供される自動車車席を除く

8)一般公共の用に供される自動車車凪 学挽 共同住宅,事務所,及び工場は除く 9)共同住宅にあっては共用のものに限る

10)自動車車庫,学校及び共同住宅は除く

注11)官公庁確執 公共輸送車両等の用に供する施設,物品取売店並びに病院及び銀行で用途画商が2,000.1f以上の建築物 ー」

(8)

8 福祉のまちづ くりに関する研究 第2報

民 間業 者 に と って バ リア フ リー化 は大 きな 負担 で あ り,民 間業 者 だ けで負担 す る こ とに は困難 が あ る しか し整 備 を 国 や地 方 自治 体 の補 助 金 の み で まか な う こ とは, 限定 的 な福 祉 的措 置 と しか な らず,普 遍 的 な整 備 の推 進 とは な らな い。 この ため, こ う した費 用 は社 会全体 で負担 して い くことが検討 され て い る中で(4), あ らゆ る生活関連施 設 がバ リア フ リー 化 す る こ とは, 利 用者 に と って は もち ろん切 望 され る こ とで あ るが,整 備 を進 め る側 にお いて も,社 会連帯 の意識 の 中で のバ リア フ リー化 を進 め る こ とが効果 的 で あ る と思 われ る。

3)福祉 の ま ちづ くりに関 す る法 律 に よ る基 準 の比較

表3は‑ ‑ トビル法 , 福祉 の ま ちづ くり条 例 等 基 準 の概 要 を比 較 した もの で あ る。 福 岡 県 及 び福 岡市 の福祉 の ま ちづ くり条 例 の基 準 は,基 本 的 に は‑ ‑ トビル法 の基 準 を踏 襲 し てい る. 生 活弱者 の視 点 でみ た場合 ,福 岡市 において は便 所 にベ ビーベ ッ ト又 はベ ビーチ ェ アや授乳 スペ ースを備 え るよ うに規定 が な されて い るのは画期 的であ るが,用途 面積 (5,000 m2以 上 ) に よ り対 象 が制 限 され て い る。 また,対 象 建 築物 の規模 と して は制 限 され て い な いが,整 備 基 準 にお いて福祉 型 便 房 の整 備 対 象 とな る施 設規 模 が制 限 され て い る 特 に飲 食施 設 に関 して は,300m2以 上 の規 模 を もつ もの と規 定 され る と比較 的車 いす使 用者 が利 用 しやす い と され て い る フ ァ ミリー レス トラ ンで さえ除外 され る ものか あ るの は遺 憾 な こ と で あ る。乳 幼 児 を連 れ た人 や高齢 者 , 障 害 者 等 の便 所 で の不 便 さや危 険 を解 消 す るため に ら, 今 後 対 象 とな る規 模 の制 限 を少 な くす る こ とが望 まれ る。 また, ‑ ー トビル法 と福祉 の ま ちづ くり条例 の各基 準 を比較 す る と, 福 岡県 , 福 岡市 の よ うに大 きな相違 が み られ な い 自治 体 もあ り, ‑ ‑ トビル法 の効 果 か あ わ られ て い る と もいえ る。 しか し, ‑ ‑ トビル 法 とは異 な った基 準 を制 定 して い る 自治 体 (例 :東 京 都 ) もあ り,対 象施 設規 模 の 問題 も 含 め て, 少 な くと も利 用者 ・事 業 者 の混 乱 が避 け られ る よ うな 「ナ シ ョナ ル ・ミニ マ ム」

の設 定 が望 まれ る。 ‑ ー トビル法 や福祉 の ま ちづ く り条 例 の意義 は,地 域 住 民 が そ の地 域 で 自由 に行動 し,地 域 で の さま ざ まな活 動 に参加 で き る環 境 づ くりを実 現 させ て い くこ と にあ る その た め に も,地 域 にお け る具 体 的 な生 活 バ リア の所 在 を把 握 し, それ を な くす た め の方 法 を考 え て いか な けれ ば な らな い(5)0

(2) 福 岡市 の公 共 的建 築物 の整 備 状 況

福 岡市 で は福祉 の ま ちづ くり条 例 に よ って,公 共 的建 築物 や公共 交 通 機 関, 住 宅 開発 団 地 ,道 路 , 公 園 な どの都 市 の主 要 な施 設 ・空 間 ・機 能 に福 祉 的配 慮 を義 務 づ け, ま ちづ く

りを積極 的 に進 め る ことを 目的 と して い る この まちづ くりの条例 は1998年4月1日か ら一 部施行 してい る (完全施行 ,施行規則 につ いては1999年4月1日)。 この条例 で は,高齢者, 障害 者 等 が対 象施 設 を安 全 か つ 円滑 に利 用 で き るよ うにす るた め の公 共 的利 用部 分 の構造 及 び設備 に関 す る基 準 を 「整 備 基 準」 (6)と して い る さ らに高齢 者 , 高 齢 者 等 が整 備 基 準 に よ り確 保 され る水 準 よ り も高度 な水 準 で対 象施 設 を安 全 かつ 円滑 に利 用 で き る よ うにす るため の公共 的利 用部 分 の構 造 及 び設 備 に関 す る基 準 を 「誘導 基 準」(7)と して定 め,整 備 を進 め よ うと して い る 以 下 ,条 例 の基 準 とは整 備基 準 を指 す こ と とす る

1998年12月 に公布 され た 「福 岡市 福 祉 の ま ちづ く り条 例 施行 規 則」 (8), 及 び1992年3月 にだ され た

「福 岡型 福 祉 社 会 」 の た め の環 境 づ く り指 針』 (9)に沿 って, 検 討 を行 い, そ の結 果 を表4に示 す 。 な お, 宿 泊施 設 に関 して は, 日常 生 活 にお いて利 用 す る もの で は な い た め, 別 に取 り上 げ る こ と とす る

(9)

t 区 役 所 菅 察 署 ■ T t ; 庫l 融 機 関 L l 換 合 商 業 鰍 商 l 業 百 貨 施 店 ス 設 ー ー パ

ー 当数 1 i 1 2 I 1 211 3 1 1 11

出 入 口 1 2

効幅鼻80cm以

上 2 2 2 I l 211 1 t l( 1 3 3 ) 1 7 7 62 62 l

動扉等通過できる

戸 有 2 0 20 1 3 230 l

.覚時事着用床材有廊下等

0 0 0 2 10 一 1 一 十 I ‑ 000 I

差無

( C ) ○ ‑ ‑ ‑ 望 丁 I i 旦‑ × × 1 2 ○C′

覚陣専着用床材有

× × ×I l ( 凋 ) ×× +×

階 段

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勤 惰 旦 1 2 0 C 以 上

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〇 (○

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昇降機

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○ (× ) 1(1)

4.昇降機

l

l l

エレ ベー タ ー 1 0 ( ) ‑ ‑

l O 11

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車い す 対 応 , 点 字 有 1 0 IO, i l I .

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7.

地 口 内 に 1 2 0 刷 上

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視覚辞書着

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8.設備車いす対応

妃 載 台 X××○××3 I ′ ノ 1 3 H r‑ l L l l I‑

点字付案

内 板 ×××′ し ( ノ×× ヽ × × × ×

点字付A

T M ‑‑‑′ ㌔ 一 ̲〇I ヽ 2 ′ ′ 1 3‑ 十上京.

車いす

貸 出 数 200l

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× ‑ 不適合

‑ ‑弓 巨該当

& 4

^jit井冨将耕

替 8

JtlJ77IJI蕪;7L

(10)

10 福祉のまちづ くりに関する研究 2報

1)特 定 建 築物 の施 設 のバ リア フ リー状 況

‑ ‑ トビル法 に よ る と政 令 で定 め る建 築物 の 出入 口, 廊下 , 階段 ,昇 降機 , 便 所 そ の他 の建 設 省 令 で定 め る施 設 を特 定施 設 とい う (‑ ‑ トビル法 第2条 )。以 下 , その 順 に従 う と同 時 に設 備 面 及 び ソ フ ト面 につ い て述 べ る

(∋出入 口

建物 出入 口の有効 幅員 は,指針 で は85cm以上 ,条例 では80cm以上 と規 定 され て お り,調査 対象建 築物 の出入 口はすべ て基 準 を満 た してい る。 しか し同 じ両 開 きの 自動 扉 で あ って も, 170cm (区役所 ) と広 い もの ところ もあれ ば,110cm(A銀行 ) と狭 い ところ もあ る。 ま して, 片開 きの 自動扉 で90cm (A特 定郵 便局 ) しか ない 出入 口は非常 に狭 く不便 で あ る。 「車椅子 1台 が 円 滑 に通 行 で き る最 低 幅 は 90cm, 車 椅 子 と人 が す れ違 う こ とが で き る最 低 幅 は 135cm ̀10'とされ てお り, せ め て主 要 な 出入 口の有 効幅 員 は, ‑ ‑ トビル法 や条 例 の誘導 的基 準 で あ る120cm以 上 は必 要 で あ り,改 善 が求 め られ る また,車 いす使 用者 が通 過 す る 際 に支 障 とな る段 は設 けな い こ と と され て お り, いず れ の 出入 口 に も段 差 は な く,基 準 を 満 た して い る。

出入 口の扉 が 自動 式 引 き戸 とな って い る と ころは, 区役所 , 郵便 局 , 金融 機 関 ,複 合 商 業 施 設 の一 部 しか み られ な い。百 貨 店 の一 部 には扉 が な く, 吹 き放 され た状 態 とな って お り, 誰 にで も通 過 しやす い もの とな って い る。 警 察 署 , 公民 館 , スーパ ー, 複 合 商 業 施 設 の一 部 , 百 貨 店 の一 部 は手 動 式 で, 車 椅 子 使 用者 の通過 には介助 が必 要 とな る。

障 害 者 へ の配 慮 と して, イ ンタ‑ ホ ンがA公 民 館 に, 視 覚 障害 者 用床 材 は普 通 郵 便 局 , B特 定 郵 便 局 , B銀 行 に設 置 され て い るの み で あ る 総 務 庁 の行 った官 庁施 設 のバ リア フ リー化 の実 態 調 査 に よ る と, 出入 口 にお い て利 用者 が施 設 を不案 内 と感 じる人 は多 く, 出 入 口へ の 点字 ブ ロ ックや誘導 チ ャイ ムの設 置 を要望 す る人 が 多 い。建 築基 準 法 で は, 玄 関 付近 には 呼 び 出 し設備 を設 け,視 覚 障害 者 の利 用 に考 慮 す る こ とと規 定 され て い るが , 呼 び 出 し施 設 まで の誘導 が確 実 で な く, ど こに あ るのかわ か りに くいの か現 状 で あ る。

出入 口 にお い て,段 差 か ない こ とや有 効 幅 員 に関 して は最 低基 準 を満 た して は い たか , 自動 扉 等 円滑 に通 過 で き る戸 や視 覚 障害 者 用床 材 ,音声 誘導 装 置 に関 して は ほ とん ど整 備 され て お らず , 障 害 者 の利 用 は介助 者 な しで は難 しい とい う状 況 で あ る

② 廊下 その他 これ に類 す る もの

廊下 の有効 幅 員 は,指針 で は130cm以 上 ,条例 で は120cm以上 とされ てい る 調 査対 象建 築 物 の ほ とん どは基 準 を満 た して い るが, 区役 所 で は1階 の ロ ビーや受 付 窓 口周 辺 を 除 く所 で移動 が 困難 な箇 所 が あ る。一 般 市 民 に最 も解 放 的 で な けれ ば な らな い区役 所 の各 課 が フ ロアを カウ ンター等 で仕切 るため, 廊下 が入 り組 み,幅員 が狭 い と ころで は69cmしか な く, 車 いす の通 行 か で きない状 況 とな って い る。 また,廊下 が物 置 にな って い る所 もあ り, 防 災上 か ら も改 善 が望 まれ る

段 差 が生 じる場 合 は,指 針 で は斜 路 , 条例 で は傾斜路 又 は昇 降機 を設 け る こ と と され て い る。19cmの上 り板 が あ り, C銀行 の 出入 口付近 には数段 の階段 が あ る また国民 金 融公 庫 で は廊下 に は段 差 は ないが,営 業 フ ロア が2階 にあ り,昇 降手段 と して の階段 しか な い た め, 実 質 的 に は大 き な段 差 が あ るの と同 じで あ る。 いず れ にお いて も,不 便 か つ危 険 で あ り, 介 助 者 な しでの車 いす の通 行 は不 可 能 で あ る。B銀 行 の 出入 口付近 には数 段 の階段 と ス ロー プが あ り, ス ロープ は幅員 (134cm),勾 配 (1/12) と も基 準 を満 た して い るo Lか

(11)

ll

し,階 段 は幅 員, 蹴 上 げ (16cm), 踏 み面 (35cm)は基 準 を満 た して い る もの の, 階段 その もの が カ ー ブ して い る上 に手 す り もな く危 険 で あ る。 デ ザ イ ン上 , 床 に高 低 差 を つ け る こ とは, 建 築物 内 に限 らず 歩 道 や 公 園 な どで み られ るが, 一 般 に通 行 に は不 便 で あ り危 険 で あ る。

この よ うな段 差 は もち ろん 設 け な い方 が好 ま しいが , やむ を得 ず段 差 を設 け る場 合 に は, は っ き り段 差 が あ る こ とを 明 確 にす る方 法 を と った り, あ るい は サ イ ドに ス ロー プ や昇 降 機 の 設 置 が望 まれ る

指 針 ・条例 と もに原 則 と して 誘 導 用 床 材 等 を敷 設 す る と され て い る 視 覚 障 害 者 用 床 材 が 廊 下 に設 置 され て い るの は , 普 通 郵 便 局 とB銀 行 の2ヶ所 の み で あ る。 しか も普 通 郵 便 局 で は 出 入 口か ら郵 便 小 包 用 の 窓 口 ま で, B銀 行 で は 出入 口か ら点 字 付 A TM ま で に, い ず れ も 1ヶ所 しか敷 か れ て お らず , 建 物 全体 と して の整 備 か進 ん で い な い。

廊 下 に お い て ほ, 有 効 幅 員 は ほ とん ど基 準 を満 た して い るか,段 差 の解 消 方 法 につ い て は 問 題 が 多 く残 って い る。 ま た, 視 覚 障 害 者 の 移 動 につ い て は非 常 に困 難 な の で, 弱 者 サ イ ドに立 った配 慮 が望 ま れ る

(卦 階 段

指針 で は, 階段 及 び踊 り場 の有 効 幅 員 は120cm以 上 ,階段 の蹴上 げ は16cm程 度 ,踏 面 は30cm 程 度 とす る こ と と され て い る 条 例 で は階段 の 内法 は120cm以 上 , 手 す りを設 け る こ と とあ

るが , 蹴 上 げ と踏 面 の 寸法 につ い て は記 述 が な く,誘導 基 準 にの み蹴上 げ は16cm以 下 ,踏 面 は30cm以 上 と規 定 され て い る。 調 査 対象 建 築物 で は有 効 幅 員120cm以 上 の基 準 はす べ て満 た され て い た。 しか し, 階 段 の寸 法 は皆 異 な り, 蹴 上 げ, 踏 面 と もに基 準 を 満 た して い る も の は 1カ所 もなか った 階 段 は場 所 に よ って蹴 上 げ も踏 面 も異 な って お り, ま た 同 じ階 段 で も蹴 上 げ や踏 面 寸 法 が段 に よ って異 な る場 合 もあ り, 歩 きづ ら く危 険 で あ る 今 後 , 階 段 の規 格 は統 一 され る こ とが望 まれ る

④ 昇 降 機

前 述 の 規 定 の よ うに, エ レベ ー ター が 設 置 され て い る と ころ は, 区役 所 1基 , 百 貨店 2 塞 , 複 合 商 業 施 設11基 で あ る。 指 針 , 条例 と も開 口幅 員 は80cm以 上 と規 定 され て お り, いず れ も基 準 を満 た して い るが , 車 いす 対 応 か つ 点 字 つ きエ レベ ー ター は 区役 所 1基 , 複 合 商 業 施 設 3基 の み と配 慮 が 少 な い。 エ ス カ レー ター は, 複 合 商 業 施 設 と百 貨 店 に設 置 され て い る 指 針 に は エ ス カ レー ター の基 準 が あ るが, 条 例 で は規 定 され て い な い の で , 勾 配 , 乗 降 口 ま わ りの整 備 , 車 い す 対 応 エ ス カ レー ター の導 入 な どに関 す る基 準 を制 定 し, 整 備 を進 め て い くこ とが望 ま れ る。

⑤ 便 所

便 所 は , 福 祉 型 便 房 , 一 般 用 便 所 , 子 ど も用設 備 を取 り上 げ, そ の 結 果 を 表 5に示 す。

a) 福 祉 型 便 房

条 例 で は, 車 いす 使 用者 が 円滑 に利 用 す る こ とが で き る よ う十 分 な床 面 積 が確 保 され , か つ腰 掛 便 座 , 手 す りな どが 適 切 に設 置 され て い る便 房 の こ とを福 祉 型 便 房 と し, 福 祉 型 便 房 の 出入 口及 び便所 の 出入 口の有 効 幅 員 は80cm以 上 と規 定 され て い る これ は,一 般 に車 い す 使 用 者 対 応 型 便 所 (指 針 )や 多 目的 便 所 と呼 ば れ る もの で あ る。 福 祉 型 便 房 の あ る と こ ろ は, 区役 所 ,A公 民 館 , 複 合 商 業 施 設 ,∫R博 多駅 ,地 下 鉄 博 多 駅 , 福 岡 交 通 バ スセ ン ター で あ る。 福 岡交 通 バ ス セ ン ター とA公 民 館 で は,一 般 用便 所 の 中 に福 祉 型 便 房 が設

(12)

12 福祉のまちづ くりに関する研究 2報

置 され て い るが , 他 は一 般 用便 所 に隣 接 して福 祉 型 便 房 が設 け られ て い る。 前 者 の場 合 , 異 性 の介 助 者 の利 用 が不 可 能 とな る こ とが 問題 とな る いず れ も便 房 内 にお い て車 いす で 移 動 で き, 向 きを変 え る こ とが で き る広 さが あ り, 腰 掛 便 座 と手 す りが設 置 され て い る。

しか し,A公民 館 で は,便所 の 出入 口に11.7cmの段 差 が あ るため,車 いす利 用者 は介助 者 な しで は福 祉 型 便 房 が利 用 で きな い 便 房 出入 口の戸 が プ ッシ ュボ タ ンに よ り自動 に開 く も の は, 複 合 商 業 施 設 の1カ所 と地 下 鉄 博 多 駅 の み で あ り, 他 の福 祉 型 便 房 の戸 は手 動 で, 開 閉 しづ らい もの とな って い る。 ま た,荷 物 置 場 は少 な い上 に,設 置 され て い て も車 いす 使 用者 で は利 用 で きな い位 置 にあ った りす るな ど配 慮 が足 りな い と ころが 多 い の は考 慮 す べ きで あ る。

表5 便 所 の バ リア フ リー状 況

( 該 当 箇 所 数 )

1 1 2 1 1

1116

便 所 設 置 数 6 1 各1.

2 2

6

3 4 2 7

◆福祉型便誘致 1 0 1 13 0 1

4 2 0

アブt:)‑チの平坦性形態 1 0 13 1

4 2 ‑

性別区分有 0 1 0 0 0 男女各1

自動扉有 0 0 1 0 4 O

扉の幅員80cm以上 1 1 13 1 4 2

便房内平坦性 Mi 1 1

3

1 4 2

荷物置場有 0 0 7(

5 ) ■

0 4 2

子 ども用便器,便座有 1 0 小2

. 和1

0 便座 2 0

洗面所 水栓器具 自動 1 9 0 2 0

レバー 0 4 1 2 2

手す り有 O 5 1 4 2

ベ ビーシー ト有 1 0 l

l

I) 2 2

緊急ブザ 1 1 1.3 1 4 2

◆ ‑.般用便所 6 1 2 2

2

6 3 4 2 6

一チの平坦性形態 6 1 () 2

2

6 122 倭1

性別区分有 6 1 0

2 2

6 3 4 22 4

便房 ['.lJT入 口幅員65cm以上 0 U 0

2 2

0 0 掛け式のみ 6 平坦牡 鹿の ト(内部) 6(6

)

U(1) 1(2)

2 2

6 3(3) 4(3) 2 2 腰掛式便器省 く設置数) 6(7

)

0 0 22(

7 1 )

6(7) 1

( 2

) 3(4) 2(5) 0 l 手す り有 (設置数 ) 6(12

)

0 0 5(

5 )

0 1

( 2

) 3(4) 0 2 手す りの設直箇所 和I.

& 1

各和

1

腰 2 4 各和

荷物置場有 6 U 1 2

1

6 3 4 2 4

ベ ビーチェア有(設置数 1 0 0

2 (

2) 2 0 2(2) 0 0

ベ ビーシー ト有く設置数 0 0 0 4(4) U 1(2) 0 0 0

緊急ブザー一 0 0 0 0 ̲4 0 0

乳幼児用ベ ット有 O 0 0 1(脂) 0 0 2 O

子 ども用便器有 (設蔵敷) 0 T 甘 0 2(2) 0 Tl 4(4) 0 0 洗血所 水栓器具 自動レ′ヾ‑ O6 0U 00 14

8

21 3() 01 n2

‑ / ツ シ

0

ユ 1

手す り有 0 U 0 け 0 0 0 0

0

♯設置

置が患いため、車いす使用者が利用で きなところが 2カ所

ある

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