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新潟県福祉のまちづくり条例

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Academic year: 2021

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(1)

整備の基本的考え方

(1)浴室は、高齢者、障害者等にとって転倒など危険の大き な場所であり、特に安全面での配慮が必要です。 (2)また、障害の種類、程度、介助者の有無など様々な利用 の態様を考慮し、脱衣室、洗い場、浴槽への一連の動作が 円滑に行えるよう配慮する必要があります。特に、車椅子使 用者にとっては、車椅子から移乗するための台、手すりが重 要となります。

● 整備基準

ホテル等、老人福祉センター等及び公衆浴場に設ける1以 上(男女の区分があるときは、それぞれ1以上)の共同浴室及 び脱衣場の構造 ・出入口の幅は、80㎝以上とする。 ・戸を設ける場合は、自動的に開閉する構造その他の車椅 子使用者が容易に通過できる構造とする。 ・車椅子使用者が移動する際に支障となる段を設けない。 ・腰掛台を設ける。 ・レバー式等の操作が容易な水栓器具を設置する。 ・浴槽、シャワー、手すり等を適切に配置する。 ・車椅子使用者が円滑に利用できる十分な空間を確保す る。

◎ 整備指針 【目標となる基準】

・出入口の幅は、90 ㎝以上とする。 ・床面は、濡れても滑りにくく、かつ、体を傷つけない仕上げと する。 ・浴槽の深さは 50 ㎝程度とする。 ・浴槽への移動用に浴槽の高さに合わせた移乗台を設け る。 ・浴槽、洗い場の周囲には手すりを設ける。 ・シャワー、蛇口は、座ったままで届く位置に設け、シャワーヘ ッドかけを使いやすい位置に上下 2 か所設ける。 ・上記のほか、規則別表第 3「1 建築物(コンビニエンスストアを 除く。)に関する整備基準」の「14 共同浴室等」の項第 2 号 から第 7 号までに定める構造とする。

整備指針 【配慮すべき事項】

■手すり ・手すりは水平、垂直タイプの両タイプのものとし特に洗い場と 浴槽の移動などの動作の場合は垂直タイプの手すりを設け る。 ■水栓器具 ・冷温水の区分等、点字、浮き彫り記号による標示を行う。 ■非常呼び出しボタン ・非常呼び出しボタンを、浴槽からも手の届く位置に設ける。

建 築 物

14 共同浴室等

- 56-

(2)

浴室の例

一般浴室

車椅子対応の浴室

●80 ㎝以上 ◎90 ㎝以上 腰掛台 脱衣場 脱 衣 棚 洗い場 浴槽 スロープ 洗い場 160 ㎝ 160 ㎝ 60 ㎝ 85 ㎝ 170 ㎝ 移乗用 プラットホーム 50 ㎝程度 160 ㎝ 移乗用 プラットホーム 90 ㎝程度 10 ㎝程度 40 ㎝程度 エプロン高さ

車椅子使用者及び杖使用者が

共用する浴室

車椅子使用者出入口 40~45 ㎝ 杖使用者等出入口 ●80 ㎝以上 ◎90 ㎝以上 40~45 ㎝ - 57 - *出入口は、ドアの厚みや引 き残しを除いて、必要幅員を 確保すること。

(3)

整備の基本的考え方

スポーツ活動は、健康維持、ストレス解消等に有意義なもの であり、近年は高齢者や障害を持つ人のスポーツ活動が盛んと なってきています。体育館、スポーツ施設などにおける更衣室・ シャワー室は、車椅子使用者でも利用できる十分な広さの確保 と設備の整備を行う必要があります。

● 整備基準

スポーツ施設に設ける1以上(男女の区分があるときは、そ れぞれ1以上)の更衣室又はシャワー室の構造 ・出入口の幅は、80㎝以上とする。 ・戸を設ける場合は、車椅子使用者が容易に通過できる構 造とする。 ・車椅子使用者が移動する際に支障となる段を設けない。 ・腰掛台及び手すりを設ける。 ・操作の容易な位置にレバー式等の操作しやすい水栓器具 を設置する。 ・1 以上の更衣用又はシャワー用ブースは、車椅子使用者が 円滑に利用できる十分な床面積を確保する。

◎ 整備指針 【目標となる基準】

・出入口の幅員は、90 ㎝以上とする。 ・床面は濡れても滑りにくい仕上げとする。 ・室内の周囲に手すりを水平に、また、必要に応じて垂直に 設ける。 ・腰掛台、ベンチ等の高さは、車椅子座面の高さに合わせて、 40 ㎝~45 ㎝程度とする。 ・シャワー用車椅子又はシャワーいすを用意する。 ・ロッカーは車椅子でも使用できる高さに設け、下部は車椅 子のフットレストが入るようスペースを確保する。 ・上記のほか、施行規則別表第 3「1 建築物(コンビニエンスス トアを除く。)に関する整備基準」の「15 更衣室及びシャワー 室」の項第 2 号から第 6 号までに定める構造とする。

整備指針 【配慮すべき事項】

■水栓器具 ・水栓器具は冷温水の区分等、点字、浮き彫り記号による標 示を行う。 ■脱衣ロッカー ・ロッカーは、補装具を入れるための大きめのものを設ける。

建 築 物

15 更衣室

及び

シャワー室

- 58 -

(4)

更衣室及びシャワー室の配置例

更衣ブース 150 ㎝以上 ロッカー φ150 ㎝ φ150 ㎝ ●80 ㎝以上 ◎90 ㎝以上 車椅子使用者用 車椅子使用者用 更衣ブース シャワーブース シャワーブース

車椅子使用者用更衣ブース

車椅子使用者用シャワーブース

鏡 40~45 ㎝程度 75 ㎝程度 40~45 ㎝程度 グリッド蓋付排水溝 はね上げ式 - 59 -

(5)

整備の基本的考え方

旅は、日常生活から離れ、心身をリフレッシュするよい機会で す。高齢者、障害者等が安心して旅行するためには、宿泊施 設、特に客室の整備が求められます。このため、車椅子使用者、 視覚障害者等の利用に配慮した構造、設備を有する客室の整 備を行います。

● 整備基準

ホテル等に設けられる1以上の客室の構造 ・出入口の幅は、80㎝以上とする。 ・戸を設ける場合は、車椅子使用者が容易に通過できる構 造とし、その前後に高低差がないこと。 ・車椅子使用者が円滑に利用できる十分な床面積を確保す る。 ・車椅子使用者が円滑に利用可能な構造の便所を設ける。 (客室の外部に多目的トイレが設けられている場合(客室数 50以上の場合は、同一階に限る。)を除く。) ・車椅子使用者が円滑に利用できる構造の浴室を設ける。 (客室の外部に同様の構造の共同浴室等が設けられている 場合を除く。)

◎ 整備指針 【目標となる基準】

・ホテル又は旅館には、客室の総数が 200 以下の場合は当 該客室の総数に 50 分の 1 を乗じて得た数以上、客室の総 数が 200 を超える場合は当該客室の総数に 100 分の 1 を 乗じて得た数に 2 を加えた数以上の障害者が円滑に利用 できる客室(以下「障害者対応客室」という。)を設ける。 ・障害者対応客室の出入口の幅員は、内法を 90 ㎝以上と する。 ・障害者対応客室の客室内には、直径 150 ㎝以上の車椅 子が転回できるスペースを 1 以上設ける。 ・障害者対応客室の床面は滑りにくい仕上げとし、転倒したと きに衝撃の少ない材料を用いることとするが、車椅子の移 動等を考慮し、毛足の長いじゅうたん等は避ける。 ・障害者対応客室には車椅子使用者が円滑に利用できる便 所及び浴室を設ける。 ・障害者対応客室には視覚障害者のため、点字による利用 案内書又は音声による利用案内の設備を備えておく。 ・障害者対応客室には聴覚障害者のため、お知らせなどのフ ァックスを設置する。

整備指針 【配慮すべき事項】

■ベッド ・付添いを考慮し、ベッドを 2 台設ける。ベッドの高さは車椅子 の座面の高さ(40~45 ㎝)とする。 ・ベッドの側面は 140 ㎝以上のスペースを確保する。 ■諸設備 ・コンセント、スイッチ、収納棚等は、車椅子での使用に適す る高さ及び位置とする。 ・照明は、ベッド上からも点滅できるものとする。 ・視覚障害者のため、入口ドアノブ又は周辺に部屋番号を点 字で標示する。 ・聴覚障害者のため、来訪者を知らせる点滅ランプを設置す る。 ・聴覚障害者に非常を知らせるため、警報装置と連動した体 感式振動装置、視覚による伝達装置等を設ける。

建 築 物

16

客室

- 60 -

(6)

客室の配置例

140 ㎝以上 φ150 ㎝ φ150 ㎝ φ150 ㎝ 45 ㎝以上 ●80 ㎝以上 ◎90 ㎝以上

ベッドの高さ

40~45 ㎝程度 ベッド 140 ㎝以上 - 61 - *出入口は、ドアの厚みや引 き残しを除いて、必要幅員を 確保すること。

(7)

75~90 ㎝ 65 ㎝程度 70~80 ㎝ 60~90 ㎝ 65 ㎝程度 (90~110 ㎝) 70~80 ㎝ 30 ㎝以上 45 ㎝程度 45 ㎝程度 140 ㎝ 65 ㎝程度 60~80 ㎝ 45 ㎝程度 70~80 ㎝以上 (28~38 ㎝)

整備の基本的考え方

(1)カウンター等は、車椅子使用者が利用しやすいように下部 は車椅子のフットレスト、ひざが入るようなスペースを設けま す。 (2)カウンターでの呼び出しには聴覚障害者の利用を考慮す るなど、情報の発信場所として配慮する必要もあります。

● 整備基準

・2人分以上の受付カウンター又は記載台を設ける場合は、 次の構造のものを1人分以上設置する。 ・幅は、80㎝以上 ・高さが 75 ㎝程度でけ込みのあるもの

◎ 整備指針 【目標となる基準】

・立位で使用するカウンターには、別に車椅子使用者用のカ ウンターを併設する。 ・車椅子使用者用のカウンターの高さは 70~80 ㎝とし、下 部に高さ 65 ㎝程度、奥行 45 ㎝程度のスペースを設ける。 ・玄関出入口内部からカウンターまで、必要に応じて誘導用 床材及び注意喚起用床材を敷設する。 ・呼び出しをするカウンターにあっては、電光掲示板を設置す る。また、必要に応じ無線振動呼出し器による呼出しを行 う。

整備指針 【配慮すべき事項】

■立位のカウンター ・立位で使用するカウンターは、体の支えとなるよう台を固定 し、又は、必要に応じて支えのための手すりを設ける。 ■サービスカウンター ・大規模な物品販売店舗では、サービスカウンターに買い物 介助員をおく。 ■筆談対応の表示 ・聴覚障害者に対し、筆談で対応する準備をし、その旨を表 示する。

建 築 物

17 カウンター・記載台

- 62 -

カウンターの例・文字表示装置

(8)

置き型公衆電話

壁付公衆電話

65 ㎝程度 45 ㎝程度 90~100 ㎝ 70~80 ㎝ 90~100 ㎝ 110~120 ㎝ 30 ㎝以上 20 ㎝以上

ポスト

整備の基本的考え方

日常生活に欠かせない通信手段である電話、郵便について、 高齢者、障害者等の利用に配慮した整備を行います。特に公 衆電話を多数設置する建築物においては、車椅子使用者等障 害を持つ人の利用に適した公衆電話を玄関ホールなど分かり やすいところに 1 台以上整備する必要があります。

● 整備基準

・公衆電話台を設置する場合は、車椅子使用者が円滑に使 用できる高さ及びけ込みに配慮した公衆電話台を1以上設 置する。

◎ 整備指針 【目標となる基準】

(1)公衆電話 ・車椅子使用者の利用する電話台の高さは 70 ㎝前後とし、 下部に車椅子のフットレスト及びひざが入るよう、高さ 65 ㎝ 程度、奥行き 45 ㎝程度のスペースを確保する。 ・電話ダイヤル及びプッシュボタンの中心は、90~100 ㎝の 高さとする。 ・周囲には、車椅子使用者が近づけるよう、十分なスペース を確保する。 ・高齢者、障害者等の利用に配慮した機能を持つ電話機を 設置した場合には、見やすい場所にその旨を標示する。 (2)ポスト ・差し出し口の高さは、110~120 ㎝とする。 ・下部に、高さ 30 ㎝以上のフットレストの入るスペースを設け る。

整備指針 【配慮すべき事項】

■手すり等 ・つえ使用の下肢障害者等歩行困難者のため、体を支える 手すり又は壁面を電話台の両側に設ける。 ・つえを立てかける場所や引っ掛けるフック等を設ける。 ■電話機等 ・必要に応じて、音量増幅装置付き受話器、点字標示付き 電話器等や、聴覚・音声・言語障害者用にファックスを設 置する。

建 築 物

18 公衆電話・ポスト

- 63 -

公衆電話・ポストの設置例

(9)

整備の基本的考え方

手すりは、高齢者、障害者等の誘導、落下防止、移乗動作 の補助などについて有効な設備であり、目的に応じた形状、取 付位置、材料などで堅固に設置します。

● 整備基準

・傾斜路の勾配が12分の1を超え、又は高さが16㎝を超える 部分には手すりを設ける。 ・階段は踊場を除き手すりを設ける。 ・1以上の階段の両側に手すりを設ける。(整備基準適合の エレベーターを設置する場合、近接する複数の階段で左右 両側に手すりを設ける場合又は幅140㎝を確保できない場 合を除く。) ・用途面積2,000㎡以上の公共的施設の主たる利用経路に 設置するエレベーターのかご内には手すりを設ける。 ・多目的トイレには腰掛便座、手すり等を適切に配置する。 ・敷地内通路の段がある部分には、手すりを設ける。 ・敷地内通路の傾斜路には、手すりを設ける。(傾斜路の勾 配が12分の1を超え、又は高さが16㎝を超え、かつ勾配が 20分の1を超える部分。) ・共同浴室には浴槽、シャワー、手すり等を適切に配置する。 ・更衣室及びシャワー室には腰掛台及び手すりを設ける。

◎ 整備指針 【目標となる基準】

・廊下には必要に応じて手すりを両側に連続して設ける。 ・傾斜路には両側に手すりを設ける。 ・傾斜路の手すりは踊場も含めて連続して設ける。 ・階段には両側に手すりを設ける。 ・階段の手すりは踊場にも連続して設け、途中で途切れない ようにする。 ・階段及び傾斜路の端部の水平部分となる手すりは、45 ㎝ (旅客施設にあっては 60 ㎝)以上の水平部分を設け、でき れば廊下等の手すりと連続させる。 ・エレベーターのかご内には、手すりを設ける。 ・多目的トイレの手すりは便器の両側に垂直、水平に設ける。 ・一般の便所においても 1 以上の大便器は腰掛式とし、高齢 者、障害者が利用しやすいように手すりを設ける。 ・敷地内の通路における傾斜路には両側に手すり設ける。 ・敷地内の通路における傾斜路の手すりは踊場も含めて連 続して設ける。 ・共同浴室の浴槽、洗い場の周囲には手すりを設ける。

整備指針 【配慮すべき事項】

■種別 ・廊下、階段、傾斜路等に設ける誘導用の手すりの取付け高 さは、1 本の場合は 80 ㎝程度、2 本の場合は 65 ㎝及び 85 ㎝程度とし、連続して設ける。 ・便所、浴室等に設ける移乗動作補助用手すりは、動作に応 じて、水平・垂直型の手すりを設ける。 ■形状 ・形状は、外径 4 ㎝(小児用にあっては 3 ㎝)程度の握りやす いものとする。 ■壁との関係 ・壁との間隔は、5~6 ㎝程度とし、手すりの下側で支持す る。 ■端部 ・端部は、衝突時の危険性を少なくする等のため、下方又は 壁面方向に曲げて納める。 ■材質 ・手触り、耐久性、耐蝕性など取付箇所に見合ったものとす る。 ・冬季の冷たさに配慮した材質を用いることが望ましい。 ■標示 ・端部、曲がり角、階段の始終点などの要所には、現在位置 など点字、浮き彫り記号で標示する。

建 築 物

19 手すり

- 64 -

(10)

手すりの形状

手すりの設置例

4 ㎝程度 5~6 ㎝程度 5~6 ㎝程度 ◎45 ㎝以上 80 ㎝程度 W/2 W ◎45 ㎝以上 80 ㎝程度 W/2 ◎45 ㎝以上 80 ㎝程度

スロープの場合

◎45 ㎝以上 80 ㎝程度

壁付手すり

床付手すり

85 ㎝程度 65 ㎝程度 85 ㎝程度 65 ㎝程度 点字プレート - 65 -

(11)

45 ㎝程度 70~80 ㎝ 70~80 ㎝ 金銭投入口 取出口 高さ 45 ㎝~125 ㎝程度の 範囲 カウンター下部スペース

水飲み器の例

券売機の例

整備の基本的考え方

水飲み器・自動販売機等は外出時によく利用するもので、高 齢者、障害者等へ配慮した整備が求められています。

● 整備基準

(なし)

◎ 整備指針 【目標となる基準】

(1)自動販売機・自動現金預払機・券売機 ・コイン投入口、操作ボタン及び取り出し口がそれぞれ高さ 45 ㎝~125 ㎝の範囲内にあるものを選定する。 ・操作ボタンには、品目・金額など点字で標示する。 ・券売機の発売範囲、運賃表等は、点字付きのものを設置 する。 ・自動現金預払機は音声ガイドに従った押しボタン操作で行 えるものを設置する。 (2)水飲み器 ・水飲み器の形式により下部に車椅子のフットレストが入るス ペースを確保する。 ・腰掛け式のものは下部にスペースを設ける。 ・給水栓は、光電管式、ボタン又はレバー式とし、足踏み式 のものは手動式のものと併設する。

整備指針 【配慮すべき事項】

■周囲のスペース ・水飲み器、自動販売機等の周辺には、車椅子使用者が接 近できるスペースを確保することが望ましい。 ■フック等 ・つえや傘を立てかけるフック等や腰掛、荷物を置ける台等 を設けることが望ましい。 ■給水栓 ・水飲み器は使用する初めに勢いよく水が出ないよう給水栓 を調節する。

建 築 物

20 水飲み器・自動販売機等

- 66 -

水飲み器・券売機の例

(12)

コンセント・スイッチなどの高さ

使い易いスイッチの例示

スイッチ 押しボタン 引張りスイッチ インターホン コンセント 電話 アンテナ 三口コンセント 110 ㎝ 80~90 ㎝ 35 ㎝

整備の基本的考え方

自ら使用または操作する必要のあるコンセント及びスイッチ類 は、高齢者、障害者等の使用に配慮する必要があります。小型 のものや操作の分かりにくいものは、手先の機能の低下している 人には使用しにくく、また、高齢者や車椅子使用者には使用で きる位置に制約があることも考慮しなければなりません。

● 整備基準

(なし)

◎ 整備指針 【目標となる基準】

・コンセント・スイッチ類は、床上 35 ㎝~110 ㎝ 程度の間に 設置する。

整備指針 【配慮すべき事項】

■スイッチの形状・仕様 ・各部屋におけるコンセント・スイッチ類の出入口との相対位 置は統一する。 ・スイッチ・ボタンなどは、大型で操作が容易なものとする。 ・スイッチは、上下又は左右に操作して電源を切り換えること ができるタンブラースイッチとする。 ■標示 ・必要に応じ点字標示を行う。

建 築 物

21 コンセント・スイッチ類

- 67 -

コンセント・スイッチ類の設置例

(13)

一体型

既設誘導灯に追加する場合

誘導音スピーカー 誘導音スピーカー 点滅装置 点滅装置

階段の一時待機スペースの例

バルコニー等の一時待機スペースの例

点滅型誘導音装置付誘導灯

90 ㎝程度 インターホン 一時待機スペース の表示 防火戸 廊下 一時避難施設の表示 避難階段 UP DN

一時避難施設の例

120 ㎝ インターホン 一時待機スペース バルコニー 防火戸の下枠には 廊下 一時避難施設の表示 避難階段 UP DN 一時避難施設の表示 程度 段差を設けない

整備の基本的考え方

高齢者、障害者等は、災害など緊急時にはとりわけ対応が 遅くなりがちであるため、緊急時の諸設備を設けるに当たっては、 特に高齢者、障害者等への配慮が必要です。また、高齢者、 障害者等が多数利用する施設については、さらにきめ細やかな 配慮が必要です。

● 整備基準

・劇場等、集会所等、ホテル等において自動火災報知設備 を設ける場合、これと連動した光等による非常警報装置を 設ける。

◎ 整備指針 【目標となる基準】

・警報装置は、光及び音によって非常事態の発生を告げる 装置とし、自動火災報知設備等と連動させる。 ・警報装置には、事態の状況を文字により知らせる文字表示 装置を設ける。 ・非常口には段差を設けない。やむを得ない場合はスロープ を設ける。 ・避難口には点滅形誘導灯及び誘導音装置付き誘導灯を 設ける。 ・防火扉は車椅子使用者などの通行に支障のない構造とす る。 ・車椅子使用者等は、階段を利用して避難することが難しい ため、安全に救助を待つための、以下のような一時避難施 設を設けることが望ましい。 ・階段の踊場、階段に隣接したバルコニー、階段の付室に 設置し、救助を待つために必要な耐火性能や遮煙・遮炎 性能等を有する。 ・車椅子使用者が待機するのに十分なスペースを、避難 動線の妨げとならない位置に設ける。 ・一時避難施設であることを、分かりやすく標示する。 ・階段室や付室に設ける場合は、出入口に一時避難施設 が設置してある旨を表示する。 ・一時避難施設には助けを求めたり、状況を伝えたりする ためにインターホンを設置する。

整備指針 【配慮すべき事項】

■誘導灯等の位置 ・煙を避けるために低姿勢となっても避難すべき方向が分か るように床面や腰の高さに、非常口誘導灯や光走行式誘導 装置等を併設することが望ましい。 ■じゅうたん等 ・じゅうたん、カーテンなどは防炎製品を用いる。

建 築 物

22 緊急時の設備

- 68 -

点滅型誘導音装置付誘導灯・一時避難施設の例

参照

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2 環境保全の見地からより遮音効果のあるアーチ形、もしくは高さのある遮音効果のある

(F)ハロゲン化誘導体、スルホン化誘導体、ニトロ化誘導体、ニトロソ化誘導体 及びこれらの複合誘導体並びに 29.11 項、29.12 項、29.14 項、