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弥生会計/やよいの青色申告

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Academic year: 2021

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業務別の

使い方を

知りたい

業務

業務マニュアル

業務別の

使い方を

知りたい

こんな方におすすめです

こんなときに こんなときに

便利です!

便利です!

こんなときに こんなときに

便利です!

便利です!

こんなときに

便利です!

業務時に必要な

操作方法を知りたい。

業務の流れと

操作方法の

概略をつかみたい。

・初めて経理を担当する方

・初めて弥生製品を使用する方

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【お断り】

• 本書の解説や各操作の画面は、 Microsoft Windows 7 環境と弥生会計 14 スタンダードを基本としています。 お使いの環境や製品ラインナップによっては、画面や操作等が異なることがあります。

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経理の仕事と弥生会計 ... 6

迷ったときはヘルプ機能を活用しよう ... 10

第 1 章

日常操作

14

1 日常取引の流れ ____________________ 15 2 帳簿や伝票の種類 ___________________ 16 3 取引の入力方法を決定しよう ______________ 18 どの帳簿・伝票を使えば良いのか(お悩みの方) ... 18 4 主な取引事例 _____________________ 21 5 起業のための費用を計上するとき ____________ 23 6 現金の出し入れがあったとき ______________ 27 7 預金の出し入れがあったとき ______________ 33 8 商品を現金で売ったとき ________________ 38 9 掛けで商品を売った(買った)とき ____________ 42 掛けで商品を売った場合 ... 43 掛けで商品を買った場合 ... 50 10 給与を支払ったとき __________________ 57 11 経費を立て替えて支払ったとき _____________ 63 12 個人の生活費を支払ったとき ______________ 70 13 クレジットカードで支払ったとき ____________ 74 14 固定資産を取得したとき ________________ 79 固定資産とは ... 79 固定資産の取得価額を決定しよう ... 83 固定資産を取得したら弥生会計で管理しよう ... 86 購入したときの仕訳を入力 ... 87 固定資産の情報を登録 ... 90 減価償却費の仕訳を作成 ... 95 15 消費税の記帳で気をつけたいこと ____________ 96 消費税の記帳方法には税込 / 税抜がある ... 96 消費税が課される取引と課されない取引がある ... 97

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第 2 章

月次操作

100

1 残高試算表の作成と印刷 _______________ 101 2 残高試算表を確認しよう _______________ 103

第 3 章

年次操作

106

1 期末になったら決算をしよう _____________ 107 2 決算書の内容 ____________________ 108 決算書の種類 ... 108 貸借対照表とは ... 109 損益計算書とは ... 110 株主資本等変動計算書とは ... 111 3 決算∼申告手続きの流れ _______________ 112 4 決算整理仕訳を入力しよう ______________ 113 実地棚卸し ... 114 減価償却費の計上 ... 118 繰延資産の償却 ... 120 貸倒引当金の計上 ... 122 経過勘定項目の計上 ... 125 家事按分の計算(個人事業者のみ) ... 130 5 決算書を作成しよう _________________ 132 6 課税事業者は消費税申告書を作成しよう ________ 136 消費税を申告する義務がある人とは ... 136

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第 4 章

付録

148

1 操作の基本はクイックナビゲータ ___________ 149 2 次年度の会計処理を始めるには ____________ 150 3 業務が終了したらバックアップを取ろう ________ 152 4 操作や運用などで困ったときは ____________ 154 5 仕訳や勘定科目がわからないときは __________ 155

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経理の仕事と弥生会計

中小企業の経理の仕事は、日常の出納管理から帳簿付け、給与計算、そして決算と多岐にお よびます。 仕事の内容は、毎日行う「日常業務」、毎月決まって行う「月次業務」、決算のように毎年一定 の時期に行う「年次業務」に整理できます。 弥生会計では、これらの業務に合わせ、日々発生するさまざまな取引を記録し、一定期間の 取引を集計する作業を行います。弥生会計を使用することで記録の必要な取引の管理や、 その取引によって変動した会社や事業の状態が把握でき、「貸借対照表」や「損益計算書」な どの決算書類を簡単に作成することができます。 資料の作成 ・決算書 ・残高試算表 ・消費税申告書 など 月次・年次 入力 日次 商品 支払い レジ お客様 取引の発生 帳簿や伝票入力 取引の内容を帳簿 や伝票に記録 出力

弥生

会計

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■ 日常業務 日単位で行う経理の仕事は、主に支払いや入金といった「現金・預金の出し入れ(出納業 務)」と「取引の記帳」です。 「現金・預金の出し入れ」では、金額が大きい場合は銀行から振込で処理したり、交通費など の少額の出納の場合は、金庫に現金を用意して経理担当者が直接お金の出し入れを行った りします。 「取引の記帳」では、会社で発生するさまざまな「お金やモノの動き(取引)」を帳簿や伝票へ 記帳することを中心に行います。弥生会計では「取引の記帳」を管理します。日々の取引を 弥生会計に入力していきましょう。詳細は、「日常操作」(P14)を参照してください。 ■ 月次業務 月単位で行う経理の仕事は、従業員の給与計算や源泉所得税の納付、取引先への請求書の 発行・受取り、入出金の管理の定期的な処理や試算表の作成などがあります。弥生会計で は、「試算表」を作成することができます。 詳細は、「月次操作」(P100)を参照してください。 現金・預金の出し入れ (出納業務) ・伝票への記録 ・現金出納帳など補助簿への転記 ・総勘定元帳など主要簿への転記 取引の記帳 『弥生会計』を使用すると、 1 回の入力で関連する帳簿や 伝票に自動で転記されます。

弥生

会計

従業員の給与計算 代金の支払い 請求書の発行・受取り 請求書

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8

■ 年次業務 年単位で行う経理の仕事は、決算書の作成、申告書の作成や納税、来期の予算作成などがあ ります。弥生会計では、決算書の作成、申告書の作成(消費税申告書など)を行うことができ ます。 詳細は、「年次操作」(P106)を参照してください。 導入から弥生会計に関連する経理業務の 1 年の流れは、「弥生会計の導入∼ 1 年間の流れ」 図を参照してください。 など 決算 申告・納税 予算の作成 『弥生会計』では、次のことができます。 ・決算書の作成 ・申告書の作成(消費税申告書など)

弥生

会計

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経理業務の流れ 日常業務 取引の発生 来期の業務を始めるには・・・ 会計年度を次年 度へ繰り越す。 年次業務 月次業務 申告・納税 決算に基づき所得税や 消費税、法人税などを 申告・納付する。 予算の作成 決算書をもとに会社 の財政状態を把握し、 次年度の予算を作成 する。 支払い 商品の仕入先などか らの請求に基づき、 支払期日までに代金 を支払う。 請求書 当期 来期 出納 売上の入金や経 費支払いのため の出金など入出 金を管理する。 入金の確認 入金状況を確認 し未入金の場合 は確認の問い合 わせや催促など を行う。 試算表の作成 各勘定の残高と 合計をまとめた 試算表を作成す る。 源泉徴収・納付 従業員の所得 税、住民税、社 会保険料などを 源泉徴収して納 付する。 請求業務 取引先への 1 ヶ 月分の請求書を 作成、 送付する。 給与計算 従業員の 1 ヶ月 の給料などを計 算、支払作業を 行う。 帳簿の記帳 総勘定元帳や 現金出納帳な どの帳簿に記 録する。 弥生 会計 弥生 会計 弥生 会計 弥生会計 決算 1年分の企業活動を整理 し、決算書を作成する。 弥生 会計 伝票の作成 入金、出金の 発生ごとに伝 票を起こす。 弥生 会計 『日常 操作 c P 14』 参照 『 月 次操作 c P 100』 参 参照 『付 録 c P 1 48』 参照 『年 次操作 c P 106』 参照

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迷ったときはヘルプ機能を活用しよう

操作方法がわからない、表示している画面の項目の内容や計算式について知りたいときに は、ヘルプ機能を活用しましょう。 メモ : ヘルプの内容は、『操作マニュアル』([ヘルプ]メニューの[マニュアル]-[操作マニュア ル])と同様です。一部の項目や計算式などの説明は、ヘルプにのみ記載されています。 ■ ヘルプを開くには ヘルプ画面を開くには、次の 2 つの方法があります。 ● メニューバーから開く [ヘルプ]メニューの[目次とキーワード]をクリックします。 ● 表示された画面から開く 表示中のウィンドウやダイアログの[ヘルプ]ボタンをクリックします。 ・メニューの操作方法がわからない     ・画面の項目や計算式を知りたい そんなときは ? 弥生 会計 ヘルプを活用しよう

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■ ヘルプの活用方法 ヘルプを活用した情報の探し方にはいくつかありますが、ここでは次の 3 つの方法を紹介 します。 ■ 情報を調べてみよう 次のマニュアル記載例から、ヘルプを活用して情報を調べてみましょう。 <マニュアルの記載例> 方法 説明 ページ 全文検索する 機能名や項目名などのように検索したい内容が明らかなときに、 お勧めの方法です。 P12 目次から検索する 主な機能や全体の流れを確認したいときに、お勧めの方法です。 P13 画面に関するヘルプを 参照する 現在使用している画面に関するトピックが表示されるため、その 画面についての操作や機能を知りたいときに、お勧めの方法です。 P13 事業所設定については、ヘルプ「事業所情報の確認と設定」を参照して ください。 各項目の設定方法については、 [ヘルプ]ボタンをクリックし て表示されるヘルプを参照し てください。

1 事業所設定を確認してみよう

「全 文 検 索 す る」(P12)、ま た は 「目次から検索する」(P13)から 調べてみる。

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● 全文検索する 1. [ヘルプ]メニューの[目次とキーワード]をクリックします。 ヘルプが表示されます。 2. 次の手順でヘルプを検索します。 目次から前後の流れや関連する情報を把握しよう ヘルプを検索した状態のまま(「全文検索する」の手順2の状態)[目次]タブをクリックすると、検 索で参照したタイトルが選択された状態で目次が表示されます。検索した語句から目次の前後 を確認して、関連する情報や流れを確認することができます。 [検索]タブをクリック します。 ① 目的のヘルプを探すための語句 を入 力 し、[検 索 開 始]ボ タン を クリックします。 ② 参照したい項目をダブル クリックします。 ③ 選択した項目のヘルプが 表示されます。 ④ ヒント ヒント 語句を検索した後に、[目次] タブをクリックします。 ① 検索で参照した項目 が選択された状態で 表示されます。 前後の目次を確認 します。 ②

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● 目次から検索する 1. [ヘルプ]メニューの[目次とキーワード]をクリックします。 ヘルプが表示されます。 2. 次の手順でヘルプを検索します。 ● 画面に関するヘルプを参照する 画面の[ヘルプ]ボタンをクリックすると、画面に関するヘルプを参照できます。 [目次]タブをクリック します。 ① 選択した項目のヘルプが 表示されます。 ④ 目的のフォルダをダブルクリッ クすると、そのフォルダーに含 まれる項目が表示されます。 ② 参照したい項目をダブル クリックします。 ③

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日常操作

この章では、毎日の経理の仕事で必要な取引の記帳について説 明しています。取引ごとに必要な仕訳や入力方法、取引事例、消 費税の記帳方法、固定資産の管理方法などについて記載してい ます。 1 日常取引の流れ ……… 15 2 帳簿や伝票の種類 ……… 16 3 取引の入力方法を決定しよう ……… 18 4 主な取引事例 ……… 21 5 起業のための費用を計上するとき ……… 23 6 現金の出し入れがあったとき ……… 27 7 預金の出し入れがあったとき ……… 33 8 商品を現金で売ったとき ……… 38 9 掛けで商品を売った(買った)とき ……… 42 10 給与を支払ったとき ……… 57 11 経費を立て替えて支払ったとき ……… 63 12 個人の生活費を支払ったとき ……… 70 13 クレジットカードで支払ったとき ……… 74 14 固定資産を取得したとき ……… 79 15 消費税の記帳で気をつけたいこと ……… 96

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日常取引の流れ

下図は取引の発生から決算書作成までを手作業で記帳した場合の流れです。手作業では、 すべての作業を行う必要がありますが、弥生会計では帳簿や伝票に取引を入力するだけ で、その後の転記や集計作業をすることなく決算書を作成できます。 <記帳の流れ> すべての取引の仕訳を 勘定別、日付順に転記 します。 日常作業 各勘定の残高と 合計をまとめた 試算表を作成し ます。 月次作業 決算に必要な貸 借対照表や損益 計算書などを作 成します。 年次作業 決算書 貸借対照表、損益計算書 など 取引の発生 仕訳の記帳 転記 転記 集計 弥生会計では、帳簿や 伝票を入力するのみ。 集計 試算表 残高試算表 弥生 会計 簡易帳簿 現金出納帳、預金出納帳 売掛帳、買掛帳など 入金伝票、出金伝票 振替伝票など 伝票 または 元帳類 総勘定元帳、補助元帳

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帳簿や伝票の種類

弥生会計では「クイックナビゲータ」の[取引]カテゴリをクリックすれば、経理に必要な帳 簿と伝票の一覧が表示されます。主に使用する帳票や伝票は次のとおりです。 <帳簿・伝票の種類> 帳簿(主要簿) 総勘定元帳 勘定科目ごとに集計するための帳簿です。勘定科目ごとに関係するすべて の取引を表示します。 仕訳日記帳 入力したすべての取引を確認できる帳簿です。複式簿記形式(借方 / 貸方)で 表示されます。取引の入力、修正、削除も行えます。 帳簿(補助簿) 現金出納帳 現金に関する取引の入金額と出金額を入力する帳簿です。現金売上の場合 もこの帳簿に入力します。 預金出納帳 金融機関への預入金額と引出金額を入力する帳簿です。通帳を見ながら取 引を入力します。 売掛帳 掛けによる商品の販売、サービス提供などの売上の入力、売掛金の回収につ いて入力する帳簿です。 買掛帳 掛けによる仕入の入力、買掛金の支払いについて入力する帳簿です。 補助元帳 補助科目ごとに管理している内容について入力する帳簿です。 伝票 振替伝票 すべての取引を入力できる伝票です。また、複合仕訳も入力できます。 入金伝票・出金伝票 現金の入金取引、出金取引を入力する伝票です。 帳簿 現金や預金、売掛、買掛など取引の種類 に応じて入力します。 「借方」「貸方」の簿記を知らなくても、 お小遣い帳感覚で入力できます。 伝票 複 合 仕 訳の 入 力 の ほ か、入 金、 出金などの取引を入力します。 主要簿 すべての取引を表示します。

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■ 帳簿や伝票の関係 弥生会計では、ひとつの帳簿や伝票に仕訳を入力するだけで、総勘定元帳だけでなく関係 する帳簿にも自動転記されます。また、残高試算表や決算書などの関係する資料にも自動 で金額が集計されます。 たとえば、現金出納帳から現金売上の取引を入力した場合は、総勘定元帳や仕訳日記帳な ど関連する帳簿に自動転記されます。 関 連 す る 帳 簿 に 仕 訳 が自動で転記される。 ② 現金出納帳に取引 を入力すると ① 関連する集計表や決算書などにも自動 で集計された金額が表示される。 ③ <決算・申告関連の資料> <集計表関連の資料>

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取引の入力方法を決定しよう

どの帳簿・伝票を使えば良いのか(お悩みの方)

日々の取引は、帳簿や伝票に記帳していく必要があります。弥生会計では、帳簿や伝票から でも日々の取引を入力することができます。しかし、すべての帳簿や伝票を使用して取引 を入力すると煩雑な作業となり、取引を二重に記録してしまうなどの問題が発生する原因 にもなりかねません。入力に慣れるまでは、一定の入力方法に従って取引を入力すること をお勧めします。 入力方法はいくつかありますが、ここでは「簡単取引入力を中心とする入力形式」と「帳簿 を中心とする入力形式」の 2 つのパターンを紹介します。“ 初めて経理を担当する方 ” や “ 仕訳入力になれていない方 ” にはお勧めの方法です。 ■ 簡単取引入力を中心とする入力形式 操作が簡単なため、初めて経理を担当する方でパソコンの入力操作が苦手な方でも仕訳を 入力できます。簡単取引入力には、「現金取引」「預金取引」「売掛取引」「買掛取引」に関する いくつかの取引事例が初期設定されています。取引事例を選択して、日付と金額を入れる だけで仕訳を入力することができます。 簿記知識 パソコン操作 ☆ ☆ レベル ☆:低 ☆☆:中 ☆☆☆:高 「現金・預金・売掛・買掛」取引 その他の取引 [簡単取引入力]から入力し ます。 簡単取引入力で対応でき ない取引は、振替伝票や 帳簿から入力します。 取引の仕訳がわからない場合には、 [仕訳アドバイザー]を確認します。 ※簡単取引入力は、入力を専門としたメニュー  です。 ※入力した取引の確認や修正・  削除は、[仕訳日記帳]から  行います。 など 仕訳例に[仕訳作成]アイコンがある場合 は、クリックすると伝票に仕訳を自動で作 成することができます。 仕訳日記帳については、ヘルプ「仕訳日記帳のウィ ンドウ」を参照してください。 (P155 参照)

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■ 帳簿を中心とする入力形式 帳簿(現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳)を中心に取引を入力します。 お小遣い帳感覚で入力でき、簿記初心者にお勧めの入力形式です。また、続けて帳簿や伝票 を入力することができるため、仕訳量が多い場合にも適しています。各帳簿の入力順序は 以下のとおりです。二重仕訳を防止するためにも、以下の順番で入力しましょう。 簡単取引入力で入力できない項目 以下の場合は、簡単取引入力では入力できません。 • 「現金取引」「預金取引」「売掛取引」「買掛取引」のいずれにも該当しない取引 • 簡単取引辞書に登録されていない取引 • 複合仕訳(P58) 簡単取引入力の詳細は、ヘルプ「簡単取引入力のウィンドウ」を参照してください。 ヒント ヒント 簿記知識 パソコン操作 ☆∼☆☆ ☆∼☆☆ レベル ☆:低 ☆☆:中 ☆☆☆:高 「現金・預金・売掛・買掛」取引 その他の取引 左記に当てはまらない取引の 場合は、振替伝票から入力し ます。 手順① 日々の現金取引を入力します。 現金で支払った領収書を見ながら 入力します。 手順② 通帳に記入されている順番に取引 を入力します。現金取引を既に現 金出納帳で入力している場合は、 その取引が転記されています。 取引の仕訳がわからない場合には、 [仕訳アドバイザー]を確認します。 仕訳例に[仕訳作成]アイコンがある場合 は、クリックすると伝票に仕訳を自動で作

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伝票を中心とする入力形式【応用編】 “ 伝票の作成に抵抗のない方 ” や “ 経理に慣れている方 ” には、「伝票を中心とする入力形 式」がお勧めです。伝票(振替伝票、入金伝票、出金伝票)のみを使用し、取引を入力します。 入力順序は特にありません。 記載内容について 経理実務は多種多様であり、『業務マニュアル』に記載した運用方法はいくつかある方法のうち、 最も一般的なものを紹介しています。税理士や会計士などの専門家によっては、別の方法を勧め られることがあります。この場合は、専門家とご相談の上、対応してください。 ヒント ヒント 簿記知識 パソコン操作 ☆∼☆☆ ☆☆∼☆☆☆ レベル ☆:低 ☆☆:中 ☆☆☆:高 現金取引 その他の取引 現金の入金・出金取引を入力します。 左記に当てはまらない 取引を入力します。 取引の仕訳がわからない場合には、 [仕訳アドバイザー]を確認します。 仕訳例に[仕訳作成]アイコンがある場合 は、クリックすると伝票に仕訳を自動で作 成することができます。(P155 参照) 注意 注意 注意

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主な取引事例

記帳に関連する主な取引は次のとおりです。どのような取引の場合に、弥生会計ではどん な証憑(しょうひょう)書類をもとに、帳簿や伝票から取引を入力するのかなど知りたい場 合に参考にしてください。 取引の詳細については、次項の各取引の説明を参照してください。 ■ 記帳に関連する主な取引一覧 No 取引 証憑例 推奨するメニュー 発生頻度 預金口座から現金の出し入れがあったとき c P33 1 預金口座へ現金を入金する 通 帳、イ ン タ ー ネットバンキング の取引照会結果 現金出納帳 2 預金口座から現金を引き出した 通 帳、イ ン タ ー ネットバンキング の取引照会結果 現金出納帳 経費を支払ったとき c P27、P33 3 経費を現金で支払った 領収書、出金伝票 現金出納帳 4 経費を現金で振り込んだ 請 求 書、振 込 依 頼 書控、領収書 現金出納帳 5 経費が預金口座から引き落とされた < 預金口座から引き落とされる経費の例 > ・月額リース料 ・電話代金(固定・携帯) ・水道光熱費 ・事務用品費 引 落 通 知 書、領 収 書兼請求書など 預金出納帳 商品を売ったとき(現金売上の場合) c P38 6 商品を現金で売った 売 上 台 帳(レ ジ 記 録 等)、売 上 伝 票、 領収書控 現金出納帳 商品を売ったとき(掛売上の場合) c P43 7 商品を引き渡した、またはサービス提供 を完了した 請 求 書 控、物 品 受 領書、納品書(検収 書)控 売掛帳 ほぼ 毎月1回 都度

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メモ :「推奨するメニュー」は、「帳簿を中心とする入力形式」で取引を入力する場合にお勧め のメニューです。 メモ :「簡単取引入力を中心とする入力形式」で取引を入力する場合には、簡単取引入力をお 勧めします。ただし、「給与を支払う」の取引については、簡単取引入力では対応してい ないため、「推奨するメニュー」に記載の帳簿による入力をお勧めします。 商品を仕入れたとき(掛仕入の場合) c P50 11 商品が納品され検収する 納品書、請求書 買掛帳 12 買掛金を現金で支払った 領収書、出金伝票 現金出納帳 13 買掛金を預金口座に振り込んだ 振 込 依 頼 書、預 金 通帳 預金出納帳 給与を支払う c P57 14 特別徴収住民税の通知書が届く 納税通知書 記帳不要 15 給与計算して給与明細を作成し、給与を 預金口座に振り込んだ 給 与 明 細 一 覧 表、 または給与明細書 の控 振替伝票 16 預かった源泉所得税・住民税を納税する 納 付 書、振 込 依 頼 現金出納帳 (住民税が口座引落 の場合は、預金出納 帳) 17 社会保険料が引き落とされる 引 落 通 知 書、預 金 通帳 預金出納帳 No 取引 証憑例 推奨するメニュー 発生頻度 都度 ほぼ 毎月1回

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起業のための費用を計上するとき

起業時に特別に支出した「設立までの準備費用」や「設立後から開業までの準備期間に要し た費用」は、事業開始後に創立費や開業費などの費用として計上します。 < 例> • 定款及び諸規則作成のための費用 • 定款の認証手数料、登録免許税 • 印鑑の作成費 • 広告用チラシなどの作成費 これらの準備費用は、原則として支出時(設立初年度)における費用として扱います。 また、費用の計上方法においては、支出時(設立初年度)にその全額を費用とはせず、一定の 期間内で分割して費用を計上することも選択できます。 起業前の準備費用は、あまり収益の出ていない事業開始年度に一括して費用にしてしまう と、収益よりも費用が多くなり赤字になってしまう可能性が高くなります。 起業までの準備費用を「繰延資産」として計上する場合は、次年度以降に数年にわたって平 均的に費用を計上することができるため、極端な赤字を抑えるなどの収益と費用のバラン スを保ちやすくなります。 10 万 収益 100 万 費用 赤字 120 万 100 万 黒字 黒字 黒字 <起業した年に費用として一括計上した場合> <起業した年に繰延資産として計上し、後に費用を複数年に分割して計上する場合> まだ収益の出ていない起業した年度に 一括して費用を計上すると、収益より も費用が多くなり、多額の赤字にな る可能性が高い。

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■ 繰延資産とは 繰延資産は、サービスの代金が支払い済みだったとしても、将来にわたって会社に利益を もたらすと考えられる費用をいいます。 具体的には次の 3 つに該当するものをいいます。 代表的な繰延資産には、次のものがあります。 メモ : 商店街のアーケード、日よけ、アーチなどのように共同的施設の設置や改良のために支 出した費用においても、法人税法上の繰延資産として複数の会計期間にわたって費用 化することができます。 メモ : 法人税法上の繰延資産には、上記のほかに資産を賃借するための権利金などがありま す。詳しくは、税理士や最寄りの税務署などに確認してください。 例えば、「創立費」に該当する「定款及び諸規則作成のための費用」は、費用の発生が設立初 年度限りであったとしても、定款(会社の基本ルール)や諸規則自体は会社のルールとして 設立の翌年度以降も機能し続け、一定の期間にわたって、その支出の効果が及ぶものと考 えられます。 創立費や開業費などを繰延資産として計上する場合、決算時に資産を費用に振り替える作 業を行います。これを繰延資産を償却するといいます。繰延資産の償却については、「繰延 資産の償却」(P120)を参照してください。 種類 内容 償却期間 創立費 会社を設立するためにかかった費用 <具体例> • 定款および諸規則作成のための費用 • 創立事務所の賃借料 • 定款の認証手数料、登録免許税 • その他会社設立事務に関する必要な費用 5 年以内 開業費 会社設立後、営業開始までに支出した開業のための費用 <具体例> • 開業準備期間中の賃借料 • 広告宣伝費 • 通信費 • 交通費 5 年以内 ① すでに代価の支払いが完了し、または支払義務が確定していること ② ①に対応する役務(サービス)の提供を受けていること ③ その効果が将来にわたって発現するものと期待されていること

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<創立費、開業費を繰延資産として計上する場合の流れ> メモ :「繰延資 産」として費 用を計上 する場 合には、「起 業のた めの費用 を計上す るとき」 (P23)で説明している仕訳のほかに、決算時には繰延資産の償却(P120)を行ってくだ さい。 ■ 入力タイミング 開業準備のために役務(サービス)の提供を受け、その代金の請求書を受け取ったとき(ま たは、代金を支払ったとき)に仕訳を入力します。 ■ 仕訳入力 開業準備のための取引は、請求書(または、領収書)を基に仕訳を入力します。金額の支払方 法に応じて「現金出納帳」「預金出納帳」「振替伝票」などから入力します。 創立費 開業費 繰延資産(創立費や開業 費など)の償却を行う 設立準備 設立登記 営業開始 決算 仕訳入力 弥生 会計 仕訳入力 弥生 会計 起業のための準備費用を支出したときに 創立費や開業費などで費用を計上する 必要な情報 • 日付 • 金額 • 商品名など

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簡単取引入力では対応していません。 仕訳の入力は、「帳簿を中心とする入力形式の場合」を参照してください。 1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[現金出納帳]をクリックします。 現金出納帳が表示されます。 2. 次の手順で仕訳を入力します。 3. 次の行をクリックすると、入力した仕訳が登録されます。 簡単取引入力を中心とする入力形式の場合 帳簿を中心とする入力形式の場合 [支 出 金 額]に 請 求 額を入力します。 ④ [相手勘定科目]から「開業費」を選択します。 サーチキー1:[KAIGYOU] ② [日 付]に納 品書(兼 請求書)の日付を入 力します。 ① ③[摘要]に取引が具体的にわかるような内容を入力します。

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現金の出し入れがあったとき

商品やサービスの代金を現金で受け取ったとき、または商品やサービスを購入するときに 代金を現金で支払った取引は、領収書控や領収書を基に「現金出納帳」に入金額 または 出 金額を入力します。たとえば、次の取引を入力します。 ● 現金取引の例 • 経費を現金で支払った場合 消耗品や事務用品などを現金で購入した場合に入力します。 • 仕入れた商品の代金を現金で支払った場合 商品を現金で購入した(仕入れた)場合に入力します。 • 売り上げた商品の代金を現金で受け取った場合 商品を現金で販売した場合に入力します。 <現金取引の一例> 「現金出納帳」とは、日々の現金の出入りや残高を詳細にチェックするために作成する帳簿 です。毎日数多く発生する現金の出入りを頻繁に記帳していくため、最もよく使う帳簿の1 つです。 文房具の購入 配当金受領書の受取り 売上代金の 受取り 入金 出金 など など はがきや切手 などの購入 宅配代金の支払い 仕訳入力 弥生 会計 仕訳入力 弥生 会計

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■ 入力タイミング 現金出納帳には、原則として毎日、日々の入出金を入力します。入力までに間隔を置いてし まうと、何のために使用したのか忘れてしまうため、日々の取引は定期的に入力していき ましょう。 メモ : 最低限、入出金の理由がわかる証憑やメモ書きを整理して残しておきます。 ■ 仕訳入力 現金出納帳には、基本的に領収書(レシート)を基に入力します。 <仕訳例> 4 月 4 日に事務用品 1,078 円分を現金で購入した。 借方 貸方 摘要 事務用品費 1,078 現金 1,078 ノート等購入

弥生文具店

神田店 お買い上げ明細は上記のとおりです。 ノート A4 ボールペン 青インク 付箋 ¥130 ¥350 ¥598 合計 ¥1,078 (消費税等   ¥51) 現金お預り ¥1,500 お釣り ¥422 03-5207-XXXX 20XX/04/04 日(水)20:15 東京都千代田区神田紺屋町 1-X-X @65×2 @70×5 必要な情報 • 日付 • 金額(消費税額) • 商品名など

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリの[簡単取引入力]をクリックします。 [簡単取引入力]ウィンドウが表示されます。 2. 次の手順で操作します。 3. 登録の確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。 取引が登録されます。 4. [入力確認]ボタンをクリックすると[仕訳日記帳]が表示され、本日入力した取引の仕訳を 確認できます。 簡単取引入力を中心とする入力形式の場合 [取引タイプ]から 「経費支払」を選択 します。 ② [取引名]から該当 する取引を選択し ます。 ③ [摘要]に取引が具体 的にわかるような内 容を入力します。 ④ [登 録]ボ タ ン を クリックします。 ⑦ 金額を電卓で入力、また は直接入力します。 ⑥ レシートの日付を選 択 する か、直 接入 力 します。 ⑤ [現金取引]ボタンを クリックします。 ①

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[現金出納帳]をクリックします。 現金出納帳が表示されます。 2. 次の手順で仕訳を入力します。 3. 次の行をクリックすると、入力した仕訳が登録されます。 帳簿を中心とする入力形式の場合 [相手勘定科目]から「事務用品費」を選択します。 サーチキー1:[JIMUYOU] ② [日 付]に レ シ ー ト の 日付を入力します。 ① [摘要]に取引が具体的にわかる ような内容を入力します。 ③ [支出金額]に支払った 金額を入力します。 ④

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帳簿や伝票の科目入力には「サーチキー」が便利 サーチキーは、仕訳の入力時に目的の科目(勘定科目・補助科目)を、すばやく選択できる機能で す。入力する際にキーワードを入力すると、目的の科目が表示されます。科目を探すためのサー チキーのキーワードの設定は、[科目設定]にあるサーチキー1、2、3 へ科目ごとに設定します。 メモ :[科目設定]は、クイックナビゲータの[導入]カテゴリの[科目設定]をクリックすると表 示されます。 < 例:サーチキー1 を使用して「現金」を選択したい場合> サーチキーの入力方法は、ローマ字、カタカナ、数字から 1 つ選ぶことができます。入力方法は、 [環境設定]の[選択]タブにある「サーチキー入力の設定」で選択できます。業務マニュアルでは、 初期設定の「サーチキー1:ローマ字」を使用した操作を例に説明しています。 メモ :[環境設定]は、クイックナビゲータの[導入]カテゴリの[環境設定]をクリックすると表 示されます。 メモ :サーチキーの詳細は、ヘルプ「仕訳入力の基本操作」を参照してください。 ヒント ヒント 「GE」と 入 力 す る と、「GE」 か ら 始 ま る サ ー チ キ ー の キーワードを持つ科目を一 覧表示します。 3 種類のサーチキーを 設定できます。 サーチキー1:ローマ字 サーチキー2:カタカナ サーチキー3:数字 サーチキーを使用するために、科目設定には現金勘定の[サーチキー1]に「GENKIN」が設定 されている(初期設定の科目には、サーチキーのキーワードが既に設定されています)。 帳簿や伝票などの入力時

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証憑のない支出は経費として認められないことがある 経費の多くは領収書、もしくは先方の発行する請求書を基に入力していくことになります。領収 書の出ない電車・バス等の交通費や取引先の冠婚葬祭等の慶弔費を除き、外部との取引に関する 証憑(領収書、請求書等)を保管しましょう。なお、外部証憑のない支出は税務調査等においてト ラブルの元になります。 経費を現金で支払った場合は「現金出納帳」から仕訳を入力します。 毎月銀行口座から引き落とされたり、預金口座から振込で支払った経費は、通帳を基に「預金出 納帳」から仕訳を入力します。 預金出納帳については「預金の出し入れがあったとき」(P33)を参照してください。 領収書のない経費はどうするか 少額の交通費や慶弔費などの領収書の出ない経費を帳簿上に経費計上する場合には、交通費の 精算や慶弔費の日付・支払先などの記録を求められます。領収書がもらえない取引は、帳簿や伝 票に記録します。それらの帳簿や伝票の摘要欄には「日付」「内訳金額」「支払先」「支出目的」など の取引内容を記入します。金額によっては、出金伝票のほかに稟議書等の証憑を利用して、書面 による状況説明を残しておきましょう。 事業に関係ない支出は経費にならない 領収書があったとしても、ビジネス以外の目的で使った支出は、経費にはなりません。しかし、支 出の中には、事業費と生活費の両方に関係する支出があります。その場合には、事業費と生活費 の分離が必要となります。個人事業者の場合は、「家事費用の按分振替という制度(家事按分)」が 認められています。弥生会計では家事按分を簡単に行うことができます。家事按分については、 P130 を参照してください。 ヒント ヒント 旅費交通費:電車代やタクシー代などの交通費や宿泊       代などの出張旅費 福利厚生費:従業員の慰安、保険、残業の食事代など 接待交際費:取引先の接待や、歳暮の贈答品など 消耗品費 :備品やソフトウェアなど単価10万円未満       のものを購入した場合 ※ 勘定科目については、仕訳アドバイザーから調べる   ことができます。(P155) 広告宣伝費:新聞・雑誌などへの広告掲載料、社名入り       カレンダーやチラシの印刷費など、広告 宣伝に使用した費用 通信費  :切手代、はがき、電話料金、インターネット のプロバイダー利用料など 雑費   :ソフトのバージョンアップ代などの他の       勘定科目にあてはまらない少額の費用 ※ 勘定科目については、仕訳アドバイザーから調べる   ことができます。(P155) ヒント ヒント ヒント ヒント

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預金の出し入れがあったとき

預金口座の預け入れや引き出しなどの預金取引は、「預金出納帳」に入力します。「預金出納 帳」とは、預金の出入りと残高を管理するための帳簿で、預金通帳を見ながら取引を入力し ていきます。仕入代金の支払いなどに銀行振込を活用することが多い場合は、「預金出納 帳」で残高を管理します。 ● 預金取引の例 • 経費を銀行振込で支払った場合 消耗品や事務用品などを銀行振込で購入した場合に入力します。 • 仕入れた商品の代金を銀行振込で支払った場合 商品を銀行振込で購入した(仕入れた)場合に入力します。 • 水道光熱費、電話代など、口座引き落としがあった場合 銀行口座から自動引き落としがあった場合に入力します。 <預金取引の流れ> 自社 預入 引出 銀行 公共料金の 引落し 売上代金の 振込 振込 ( 回収 ) 引落、 振込(支払) 通帳記入 など 仕入代金の 振込 預金の入金 預金の出金 仕訳入力 弥生 会計

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■ 入力タイミング 預金出納帳の入力時期は特に決まりはありませんが、なるべく定期的に入力しましょう。 ■ 仕訳入力 預金出納帳には、通帳を基に入力します。 メモ : 当座預金の場合には、一般に金融機関が発行する「当座勘定照合表」で取引内容や残高 を確認します。 <仕訳例> 4 月 20 日に普通預金から電話料金が 3,000 円引き落とされた場合 借方 貸方 摘要 通信費 3,000 普通預金 3,000 3 月分電話代 普 通 預 金 明 細 1 年 月 日 お支払金額(円) お預り金額(円) 差引残高(円) 2 3 4 5 6 7 8 X X - 4 - 4 X X - 4 - 2 0 X X - 4 - 2 0 X X - 4 - 2 5 *50,000 *30,000 *20,000 *3,000 ATM カ)ナガシマシヨウジ デンワ リースガイシヤ X X - 5 - 1 5 *10,000 デンキ X X - 5 - 1 5 *7,000 スイドウ X X - 5 - 1 5 X X - 5 - 2 0 カ)カトウサンギヨウ *50,000 *50,000 ATM *1,240,000 *1,190,000 *1,197,000 *1,207,000 *1,177,000 *1,197,000 *1,200,000 *1,190,000 必要な情報 • 振込・引落があった銀行口座 • 日付 • 金額(消費税額) • 契約先や取引先の会社名など

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリの[簡単取引入力]をクリックします。 [簡単取引入力]ウィンドウが表示されます。 2. 次の手順で操作します。 メモ :預金勘定科目の補助科目には、あらかじめ銀行名や支店名などの補助科目を設定しておく必 要があります。補助科目の登録方法は、P37 を参照してください。 3. 登録の確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。 取引が登録されます。 4. [入力確認]ボタンをクリックすると[仕訳日記帳]が表示され、本日入力した取引の仕訳を 確認できます。 簡単取引入力を中心とする入力形式の場合 [取引タイプ]から 「経費支払」を選択 します。 ③ [取引名]から該当 する取引を選択し ます。 ④ [摘要]に取引が具体 的にわかるような内 容を入力します。 ⑤ 金額を電卓で入力、また は直接入力します。 ⑦ 通帳の日付を選択す る か、直接 入 力し ま す。 ⑥ 預金の勘定科目を選択します。 補助科目がある場合は、該当す る補助科目を選択します。 ② [預金取引]ボタンを クリックします。 ① [登 録]ボ タ ン を クリックします。 ⑧

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[預金出納帳]をクリックします。 預金出納帳が表示されます。 2. 次の手順で仕訳を入力します。 メモ :預金勘定科目の補助科目には、あらかじめ銀行名や支店名などの補助科目を設定しておく必 要があります。補助科目の登録方法は、P37 を参照してください。 3. 次の行をクリックすると、入力した仕訳が登録されます。 現金の取引を減らすと経理がラクになる 公共料金、宅配便、従業員の給与など経費にはいろいろありますが、通帳からの「自動引き落と し」や「自動振替」にて支払いを行うと大変便利です。 たとえば、電気代、水道料金、ガス代などの公共料金を「自動引き落とし」などにすると、月に 1 回 通帳記入された取引を見ながら帳簿をつけるだけで済みます。現金で取引する場合と違い、現金 を引き出すために銀行に行き来する手間が省け、預金通帳に記録が残るので帳簿への入力も後 日まとめて行うことができます。 帳簿を中心とする入力形式の場合 [相手勘定科目]から「通信費」を選択します。 サーチキー1:[TSUUSHIN] ③ [引出金額]に支払った 金額を入力します。 ⑤ 口座引落があった預金口座の[勘定 科目]と[補助科目]を選択します。 ① [摘要]に取引が具体的にわかる ような内容を入力します。 ④ [日 付]に 通 帳 の 日 付を入力します。 ② ヒント ヒント 電気代、電話料金、水道料金など 公共料金 事務用品、従業員の給料、宅急便代など その他

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勘定科目の内訳は補助科目で管理しよう 勘定科目の内訳を管理したいときは、その勘定科目に「補助科目」を登録します。 たとえば、銀行の口座ごとに預金の管理をしたいと きは、該当する預金勘定科目の補助科目として銀行 や口座を登録します。また、得意先ごとに売掛金を管 理したいときは、売掛金の補助科目として得意先名 などを登録します。 <補助科目の登録方法> ① クイックナビゲータの[導入]カテゴリの[科目設定]をクリックします。   [科目設定]ウィンドウが表示されます。 ② 次の手順で操作します。 ヒント ヒント 売掛金 普通預金 東印刷 南工業 長島商事 北東銀行 昭和信用金庫 ②[補助作成]ボタンを クリックします。 ①補助科目を設定した い勘定科目を選択し ます。 ③ 各 項 目 を 設 定 し て [登 録]ボ タ ン を ク リックします。

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商品を現金で売ったとき

日々の商売で現金と引き換えに商品やサービスを売っている場合には、現金売上として仕 訳を入力します。現金売上の仕訳は、商品等を渡し、現金を受け取ったときに売上を計上し ます。 現金売上の 1 日の流れは、下図のとおりです。(例:小売店、飲食店などの場合) <1 日の現金売上の流れ > 1 日の売上をまとめて計上 小売店や飲食店など 1 度に多品種の商品を売り上げる場合には、1 日にまとめて売上合計金額を 計上することが多いようです。この場合、1 日に発生した各売上取引の記帳が不要であるという ことではなく、記帳の代わりに納品書や請求書の控え、あるいは明細が打ち込まれたレジテープ などの証憑となるものを保管しておく必要があります。 自社の金庫 ①開店前 つり銭用にお金をレジ に入れます。 ②営業中 商品やサービスを提供し、現金を 受け取ります。 ④集計後 残金を金庫へ 戻します。 ③閉店後 1 日の売上を集計し ます。 商品 支払い レジ お客様 䇭㪇 㪇㪇㪇 㪈 仕訳入力 弥生 会計 ヒント ヒント

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■ 入力タイミング <1 日の現金売上の流れ > の「③閉店後」で 1 日の売上を集計したときに「現金出納帳」へ現 金売上の取引を入力します。 「①開店前」「②営業中」「④集計後」の業務では、仕訳の取引には該当しないため、入力は不 要です。 ■ 仕訳入力 現金売上の取引は、レジの記録など取引の明細がわかるものを基に仕訳を「現金出納帳」か ら入力します。 <仕訳例> 1 日の売上を集計したところ売上が 85,610 円だった 借方 貸方 摘要 現金 85,610 売上高 85,610 本日の現金売上合計 日計取引点検 売計 割引 1 人数 純売上 内税 税抜き純売上 総売上 現計 掛計 入金 支払 現金在高 掛計在高 信計 信計在高 内税売 内税 一括取消 両替 領収証 1077 ¥107,700 ¥590 3 55 名 ¥107,110 ¥5,078 ¥102,032 35 客 30 客 3 客 2 客 ¥107,110 ¥85,610 ¥17,000 ¥4,500 2 ¥2,000 ¥88,110 2 ¥4,500 ¥17,000 ¥4,500 ¥107,110 ¥5,078 ¥3,000 ¥8,260 3 6 2 20XX/04/05 22:10 必要な情報 • 日付 • 金額(消費税額)

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリの[簡単取引入力]をクリックします。 [簡単取引入力]ウィンドウが表示されます。 2. 次の手順で操作します。 3. 登録の確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。 取引が登録されます。 4. [入力確認]ボタンをクリックすると[仕訳日記帳]が表示され、本日入力した取引の仕訳を 確認できます。 簡単取引入力を中心とする入力形式の場合 [取引タイプ]から 「売 上・回 収」を 選 択します。 ② [摘要]に取引が具体 的にわかるような内 容を入力します。 ④ [登 録]ボ タ ン を クリックします。 ⑦ 金額を電卓で入力、また は直接入力します。 ⑥ 売上の日付を選択す る か、直接 入 力し ま す。 ⑤ [現金取引]ボタンを クリックします。 ① [取引名]から該当 する取引を選択し ます。 ③

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリの[現金出納帳]をクリックします。 現金出納帳が表示されます。 2. 次の手順で仕訳を入力します。 3. 次の行をクリックすると、入力した仕訳が登録されます。 帳簿を中心とする入力形式の場合 [収 入 金 額]に 売 上 金額を入力します。 ④ [相手勘定科目]から「売上高」を選択します。 サーチキー1:[URIAGE] ② [摘要]に取引が具体的にわかる ような内容を入力します。 ③ [日 付]に 売 上 の 日 付を入力します。 ①

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掛けで商品を売った(買った)とき

商品の販売代金を後日に受け取ったり支払ったりすることを約束して、商品を販売したり 商品を仕入れたりする取引を「掛取引」といいます。 掛取引には、掛売上(掛けで商品を売った場合)と、掛仕入(掛けで商品を買った場合)があ ります。この 2 つの取引の流れは下図のとおりです。 掛売上については、「掛けで商品を売った場合」(P43)を参照してください。 掛仕入については、「掛けで商品を買った場合」(P50)を参照してください。 ① 見積依頼 ② 見積書発行 ③ 注文 ⑤ 請求書発行 ⑥ 支払い ① 見積依頼 ② 見積書発行 ③ 注文 ④ 納品(出荷) ④ 納品(出荷) ⑤ 請求書発行 ⑥ 支払い

仕入先

販売先︵得意先︶

掛売上 掛仕入

自社

:自社の流れ :他社の流れ

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掛けで商品を売った場合

商品を納品したが、まだ代金を回収していない場合は、掛売上に該当します。 掛けで商品を販売した場合の未回収代金のことを「売掛金(うりかけきん)」と呼びます。 「売掛金」の回収は、一般的に月に1回などの一定の期間ごとに行い、得意先ごとにまとめて 回収する取引です。掛売上の取引の流れは下図のとおりです。 <掛売上取引の流れと証憑> 「見積書」「納品書」「請求書」など

得意先

自社

※出荷基準を採用している場合 見積書 注文書 納品書 物品受領書 請求書 検収書 領収書 受注 見積依頼 見積り 見積書の検討    →発注 出荷・納品 入金の確認 代金の支払い 請求 商品の 受け取り 検収 仕訳入力 弥生 会計 仕訳入力 弥生 会計 ヒント ヒント

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■ 入力タイミング <掛売上取引の流れと証憑>(P43)で次の業務を行ったときに取引の仕訳を「売掛帳」へ 入力します。その他の業務は仕訳の取引には該当しないため、入力は不要です。 • 「出荷・納品」「商品の受け取り」「検収」のいずれかの取引 売上を計上するとき(詳細は、後述の「売上計上のタイミング」を参照してください) 仕訳例は「仕訳入力(売上を計上するとき)」(P45)を参照してください。 • 入金の確認 掛代金を回収したとき 仕訳例は「仕訳入力(掛代金を回収したとき)」(P47)を参照してください。 売上計上のタイミング いつ売上を計上するかについては、いくつかの基準が定められています。ここでは、代表的な売 上計上基準である「出荷基準」「引渡基準」「検収基準」について説明します。売上計上基準は、自社 の業種や業態に応じて合理的なものを採用しましょう。そして、一度選択した基準は、原則とし て継続しなければいけません。 ヒント ヒント 受注 出荷 検収 請求 支払 発注 自社 得意先 納品 商品受け取り 回収 出荷基準 引渡基準 検収基準 会社が商品を出荷したことをもって、売上を計上します。一般的に、卸売業 などでよく採用されている基準です。出荷記録となるもの(出荷伝票や納品 書控えなど)が、売上の証憑として必要です。 出荷基準 引渡基準 検収基準 相手方に商品が引き渡されたことをもって、売上を計上します。一般的に、 小売業などでよく採用されます。「物品受領書」が売上の証憑として必要です。 納品した商品の品質、規格などを相手方が検収したことをもって、売上を計 上します。システム開発や精密機器などの製造業でよく採用されます。「検 収書」が売上の証憑として必要です。

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■ 仕訳入力(売上を計上するとき) 売上の計上は、納品書や検収書などを基に仕訳を「売掛帳」から入力します。 メモ :「納品書」ではなく「納品書兼請求書」となっている場合もあります。 <仕訳例> 4 月 20 日に長島商事へ出荷した取引に関して納品書兼請求書を発行した。 (出荷基準の場合) 借方 貸方 摘要 売掛金 233,100 売上高 233,100 4 月分掛売 請求書の発行をもって売上を計上する場合 納品書や検収書をもって売上を計上する以外に、請求書の発行をもって売上計上(帳簿への記 入)を行う場合もあります。 売上計上日の原則(「売上計上のタイミング」(P44)を参照)は、あくまでも売上計上基準による ため、請求書発行時に売上計上する実務を採用する場合には、決算時に本来の売上計上基準に基 づいた金額調整が必要です。 例えば、1/1 から 12/31 を会計期間とする会社が、10 日締めの請求書を基に売上を計上してい 必要な情報 • 得意先 • 日付 • 売上金額(消費税額) • 販売した商品名 ヒント ヒント

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリの[簡単取引入力]をクリックします。 [簡単取引入力]ウィンドウが表示されます。 2. 次の手順で操作します。 メモ :売掛金勘定科目の補助科目には、あらかじめ得意先名などの補助科目を設定しておく必要が あります。補助科目の登録方法は、P37 を参照してください。 3. 登録の確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。 取引が登録されます。 4. [入力確認]ボタンをクリックすると[仕訳日記帳]が表示され、本日入力した取引の仕訳を 確認できます。 簡単取引入力を中心とする入力形式の場合 [取引タイプ]から 「売 上・回 収」を 選 択します。 ② [摘要]に取引が具体 的にわかるような内 容を入力します。 ④ 金額を電卓で入力、また は直接入力します。 ⑥ 売上の日付を選択す る か、直接 入 力し ま す。 ⑤ [登 録]ボ タ ン を クリックします。 ⑦ [売 掛 取 引]ボ タ ン を ク リ ック し ま す。補 助 科 目 が あ る 場 合 は、該当する補助科目を選択し ます。 ① [取引名]から該当 する取引を選択し ます。 ③

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[売掛帳]をクリックします。 売掛帳が表示されます。 2. 次の手順で仕訳を入力します。 メモ :売掛金勘定科目の補助科目には、あらかじめ得意先名などの補助科目を設定しておく必要が あります。補助科目の登録方法は、P37 を参照してください。 3. 次の行をクリックすると、入力した仕訳が登録されます。 ■ 仕訳入力(掛代金を回収したとき) 回収の取引では、預金通帳または領収書(控)を基に仕訳を「売掛帳」から入力します。 メモ : すでに売掛金の回収金額を現金出納帳や預金出納帳から入力している場合は、売掛帳 に転記されています。二重仕訳にならないよう注意してください。 帳簿を中心とする入力形式の場合 [補 助 科 目]で 掛 売 り し た 得意先を選択します。 ① [売 上 金 額]に 請 求 額を入力します。 ⑤ [摘要]に取引が具体的にわかる ような内容を入力します。 ④ [相手勘定科目]から「売上高」を選択します。 サーチキー1:[URIAGE] ③ [日 付]に 請 求 日 を 入力します。 ② 必要な情報 • 得意先 • 日付 • 金額(消費税額)

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリの[簡単取引入力]をクリックします。 [簡単取引入力]ウィンドウが表示されます。 2. 次の手順で操作します。 メモ :売掛金や預金勘定科目には、あらかじめ得意先名や銀行名などの補助科目を設定しておく必 要があります。補助科目の登録方法は、P37 を参照してください。 3. 登録の確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。 取引が登録されます。 4. [入力確認]ボタンをクリックすると[仕訳日記帳]が表示され、本日入力した取引の仕訳を 確認できます。 簡単取引入力を中心とする入力形式の場合 [取引タイプ]から 「売 上・回 収」を 選 択します。 ② [摘要]に取引が具体 的にわかるような内 容を入力します。 ⑤ 金額を電卓で入力、また は直接入力します。 ⑦ 回 収 日 を 選 択 す る か、直接入力します。 ⑥ [登 録]ボ タ ン を クリックします。 ⑧ [売 掛 取 引]ボ タ ン を ク リ ック し ま す。補 助 科 目 が あ る 場 合 は、該当する補助科目を選択し ます。 ① [取引名]から該当 する取引を選択し ます。 ③ 補 助 科 目 が あ る 場 合 は 選択します。 ④

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[売掛帳]をクリックします。 売掛帳が表示されます。 2. 次の手順で仕訳を入力します。 メモ :[補助科目][相手補助科目]には、あらかじめ得意先名や銀行名などの補助科目を設定してお く必要があります。補助科目の登録方法は、P37 を参照してください。 3. 次の行をクリックすると、入力した仕訳が登録されます。 帳簿を中心とする入力形式の場合 [回収金額]に回収した 金額を入力します。 ⑤ [相手勘定科目]から「普通預金」を選択し、 [相手補助科目]から銀行名を選択します。 [普通預金]のサーチキー1:[FUTSUUYO] ③ [摘要]に取引が具体的にわかる ような内容を入力します。 ④ [補助科目]で掛売りした 得意先を選択します。 ① [日付]に回収日 を入力します。 ②

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掛けで商品を買った場合

商品を受け取ったが、まだ代金を支払っていない場合は、掛仕入に該当します。掛けで商品 を仕入れた場合の未払い仕入代金のことを「買掛金(かいかけきん)」と呼びます。「買掛金」 の支払いは、月に 1 回、仕入先ごとにまとめて支払うことが多い取引です。 <掛仕入取引の流れと証憑> メモ : 決算時期には特別に期末時点までの請求書を仕入先から発行してもらう場合がありま す。 ■ 入力タイミング 上図の次の業務を行ったときに取引の仕訳を「買掛帳」へ入力します。その他の業務は仕訳 の取引には該当しないため、入力は不要です。 • 検収→仕入の計上 入荷した商品に問題がないことを確認したとき(検収) 仕訳例は「仕訳入力(入荷した商品を検収したとき)」(P51)を参照してください。 • 請求書の確認→代金の支払い 掛代金を支払ったとき 仕訳例は「仕訳入力(掛代金を支払ったとき)」(P54)を参照してください。 受注 →出荷・納品 納品書 検収 →仕入の計上 物品受領書 請求書 入金確認 見積依頼 見積書作成 見積書

自社

仕入先

仕訳入力 弥生 会計 注文書 発注 請求書の確認 →代金の支払い 仕訳入力 弥生 会計 請求

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■ 仕訳入力(入荷した商品を検収したとき) 商品の仕入取引では、原則として検収済みの商品に関する納品書を基に仕訳を「買掛帳」か ら入力します。 メモ :「納品書」ではなく「納品書兼請求書」となっている場合もあります。 <仕訳例> 4 月 30 日に山田事務機から仕入れた商品と納品書が届いた。 借方 貸方 摘要 仕入 109,200 買掛金 109,200 4 月分掛仕入 必要な情報 • 仕入先 • 日付 • 仕入金額(消費税額) • 仕入れた商品名

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリの[簡単取引入力]をクリックします。 [簡単取引入力]ウィンドウが表示されます。 2. 次の手順で操作します。 メモ :買掛金勘定科目の補助科目には、あらかじめ仕入先名などを登録しておく必要があります。 補助科目の登録方法は、P37 を参照してください。 3. 登録の確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。 取引が登録されます。 4. [入力確認]ボタンをクリックすると[仕訳日記帳]が表示され、本日入力した取引の仕訳を 確認できます。 簡単取引入力を中心とする入力形式の場合 [取引タイプ]から 「仕 入・支 払」を 選 択します。 ② [摘要]に取引が具体 的にわかるような内 容を入力します。 ④ 金額を電卓で入力、また は直接入力します。 ⑥ 仕入の日付を選択す る か、直接 入 力し ま す。 ⑤ [登 録]ボ タ ン を クリックします。 ⑦ [買 掛 取 引]ボ タ ン をク リ ッ ク し ま す。補 助 科 目 が あ る 場 合 は、該当する補助科目を選択し ます。 ① [取引名]から該当 する取引を選択し ます。 ③

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[買掛帳]をクリックします。 買掛帳が表示されます。 2. 次の手順で仕訳を入力します。 メモ :買掛金勘定科目の補助科目には、あらかじめ仕入先名などを登録しておく必要があります。 補助科目の登録方法は、P37 を参照してください。 3. 次の行をクリックすると、入力した仕訳が登録されます。 帳簿を中心とする入力形式の場合 [相手勘定科目]から「仕入高」を選択します。 サーチキー1:[SHIIREDA] ③ [摘要]に取引が具体的にわかる ような内容を入力します。 ④ [日 付]に 仕 入 日 を 入力します。 ② [仕入金額]に商品の 代金を入力します。 ⑤ [補助科目]で掛仕入した 仕入先を選択します。 ①

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■ 仕訳入力(掛代金を支払ったとき) 代金の支払い取引では、請求書を基に仕訳を「買掛帳」から入力します。 メモ : すでに買掛金の支払金額を現金出納帳や預金出納帳から入力している場合は、買掛帳 に転記されています。二重仕訳にならないよう注意してください。 <仕訳例> 5 月 20 日に山田事務機に 4 月分の仕入代金を普通預金口座(北東銀行)から振り込んだ。 借方 貸方 摘要 買掛金 109,200 普通預金 109,200 4 月分掛代金支払 必要な情報 • 仕入先 • 日付 • 金額(消費税額) • 購入した商品名

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリの[簡単取引入力]をクリックします。 [簡単取引入力]ウィンドウが表示されます。 2. 次の手順で操作します。 メモ :買掛金や預金勘定科目には、あらかじめ仕入先名や銀行名などの補助科目を設定しておく必 要があります。補助科目の登録方法は、P37 を参照してください。 3. 登録の確認メッセージが表示されるので、[はい]ボタンをクリックします。 取引が登録されます。 4. [入力確認]ボタンをクリックすると[仕訳日記帳]が表示され、本日入力した取引の仕訳を 確認できます。 簡単取引入力を中心とする入力形式の場合 [取引タイプ]から 「仕 入・支 払」を 選 択します。 ② [摘要]に取引が具体 的にわかるような内 容を入力します。 ⑤ 金額を電卓で入力、また は直接入力します。 ⑦ 支 払 日 を 選 択 す る か、直接入力します。 ⑥ [登 録]ボ タ ン を クリックします。 ⑧ [買 掛 取 引]ボ タ ン を ク リッ ク し ま す。補 助 科 目 が あ る 場 合 は、該当する補助科目を選択し ます。 ① [取引名]から該当 する取引を選択し ます。 ③ 補 助 科 目 が あ る 場 合 は 選択します。 ④

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1. クイックナビゲータの[取引]カテゴリから[買掛帳]をクリックします。 買掛帳が表示されます。 2. 次の手順で仕訳を入力します。 メモ :[補助科目][相手補助科目]には、あらかじめ仕入先名や銀行名などの補助科目を設定してお く必要があります。補助科目の登録方法は、P37 を参照してください。 3. 次の行をクリックすると、入力した仕訳が登録されます。 帳簿を中心とする入力形式の場合 [補助科目]で掛仕入した 仕入先を選択します。 ① [相手勘定科目]から「普通預金」を選択し、 [相手補助科目]から銀行名を選択します。 [普通預金]のサーチキー1:[FUTSUUYO] ③ [日付]に支払日 を入力します。 ② [支払金額]に支払った 金額を入力します。 ⑤ [摘要]に取引が具体的にわかる ような内容を入力します。 ④

参照

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