• 検索結果がありません。

『3年〇組はたらく犬事典』をつくろう

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "『3年〇組はたらく犬事典』をつくろう"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1

-第3学年 国語科学習指導案

1 単元名 『3年〇組はたらく犬事典』をつくろう「もうどう犬の訓練」 2 指導観 ○ 本学級の児童は、1学期の総合的な学習の時間に、興味のある生き物(植物・昆虫など)を決 め、意欲的に調べ学習を行い、レポートを書くという初めての経験をした。しかし、資料の長い 文章をどうまとめていいか分からずに、書いてあることをそのまま長く書き写した児童がほとん どである。そこで、目的に応じて色々な本や文章を読み、内容の中心をとらえたり段落相互の関 係を考えて全体の構成を把握したりすることができるようになるこの時期に、本単元を設定する。 そして、大事な言葉や文を見つけながら読み、書かれている内容を要約することができるように する。このことは、大事な言葉に着目して文章の内容を読み取る読みの力に加えて、目的や必要 に応じて情報を収集し、内容を短くまとめて活用する力を身につける上で意義深いと考える。 ○ 本単元に関しては、2年生の「ビーバーの大工事」において、大事な言葉や文に気をつけなが ら文章を読むことを学習した。3年生の1学期「自然のかくし絵」では、段落に書かれている内 容を正しくとらえるために、題名とつながりのある言葉や繰り返し用いられている言葉に着目し 段落の中心文を見つけ、要点をまとめる学習をした。本単元ではこれらの上に立ち、大事な言葉 や文を見つけながら文章を読んで、書かれていることを要約することができるようにする。この 学習は4年生「くらしの中の和と洋」での、段落相互の関係を考えて読み取り、調べたことを目 的に応じて引用したり要約したりする学習へと発展する。本教材は、盲導犬の訓練について、盲 導犬の定義や役割、訓練の段階を順序立てて説明した文章である。「どのような訓練が行われる か」ということに即して説明しているため、大事な言葉や文を見つけやすく、段落ごとの内容を とらえやすい。要約を初めて学習する児童に適した教材文といえる。 ○ 本単元の指導にあたっては、大事な言葉や文を見つけながら読み、書かれている内容を要約す ることができるようにしたい。そのために、本単元においては、働く犬について調べて分かった ことをカードにまとめ、全員のカードを集めて事典として紹介する「『3年〇組はたらく犬事典』 を作ろう」という単元を貫く言語活動を設定する。働く犬について友達や学校のみんなに紹介す るという目的意識を持ち、そのために教材文の内容を主体的に読み、目的に応じた要約する力を 身につけ活用することができると考える。 第一次で、教師の『はたらく犬カード』で働く犬の紹介を聞き、自分たちも働く犬の紹介をし てみたいという学習意欲を持たせる。そして教材文の扉絵や「てびき」を活用し「書かれている 内ようを要約する」という身につけたい力を具体的に示し、教材文を使って身につけていこうと いう学習の見通しをもたせる。そして身につけた力を生かし、『3年〇組はたらく犬事典』をつ くって友達や学校のみんなに働く犬を紹介をしよう、という目的意識も持たせる。 第二次では、教材文「もうどう犬の訓練」を読み、繰り返し出てくる言葉や題名とつながりの ある言葉を見つけながら読み、中心文を見つけさせる。そして、中心文から要点をまとめ、言葉 を削除したり補ったりしながら要点をつなげて要約文を作る、という要約の仕方を習得させてい く。また、要約するときに選んだ大事な言葉や文について、選んだ理由やその言葉の持つ意味に ついて話し合わせ、内容を読み深めていきたい。 第三次では、身につけた読みの力を生かして自分の『はたらく犬カード』をつくり、学級全員 のカードをまとめて『3年〇組はたらく犬事典』を完成させる。 3 目標 (1)友達や全校のみんなに働く犬のことを紹介することに関心を持ち、働く犬についての科学読み 物を読み、調べたことを意欲的にカードにまとめようとする態度を育てる。 〔関心・意欲・態度〕 (2)大事な言葉や文を見つけながら読み、書かれている内容を要約することができるようにする。 〔読むこと〕 (3)指示語や接続語が文と文との意味のつながりに果たす役割を理解することができるようにす る。 〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕

(2)

2 -4 本単元でつけたい読みの力と、単元を貫く言語活動 大事な言葉や文を見つけ、書かれていることを要約する力 『3年〇組はたらく犬事典』をつくろう 5 単元計画(13時間) 段階 配時 学 習 活 動 教師の支援 第 3 1 全文を読み、学習の見通しを持つ。 一 ① ○教師作『はたらく犬カード』による働く犬 ○単元の見通しや活動への意欲が持 次 の紹介を聞き単元を通して行う言語活動の てるように教師が作成した『はた 見通しを持ったり、教材文を読んで初発の らく犬カード』を使って盲導犬以 感想を書いたりする 外にも働く犬がいることを紹介す ・働く犬っていろいろいるんだ。 る。 ・もっと知りたい。みんなにも教えたい。 ① ○初発の感想を発表し合い、『はたらく犬カ ○資料を要約する必要性を感じさせ ード』を構成するパーツを理解し、学習計 るために、カードに長い文章は書 画を立てる。 けないことを確認する。 ・文をまとめるにはどうしたらいいか。 調べたことを『3年〇組はたらく犬事典』にまとめて、みんなにはたらく犬の ことを教えよう。 ① ○難しい語句や新しい漢字の練習をする。 ○写真と言葉を結びつける。 第 6 2 教科書教材「もうどう犬の訓練」を読み、 二 要約の仕方を理解し、『もうどう犬カード』 次 をつくる。 ① ○「はじめ」「中」「おわり」に分け、大まか ○文章の組み立てをとらえさせるた な内容をつかむ。 めに、順序や期間を表す言葉を手 ・訓練のことは「中」に書いてある。 がかりにさせる。 ・「中」もいくつかに分かれている。 ① ○要約の仕方を知り、盲導犬は「どんな犬」 ○要約の仕方をまとめた「学習ナビ かについて要約する。 ②」を活用し、ていねいに指導す ・短くまとめることを要約というんだ。 る。 ・大事な言葉や中心文を見つけよう。 ① ○「さいしょの訓練」について要約する。 ○要約する力を身につけるために、 ・訓練の内容の言葉や中心文を見つける。 大事な言葉や文を選んだわけを話 ・要点をつなげて要約する。 し合う場を設定する。 ① 〇「次の訓練」について要約する。 ○要約する力を身につけるために、

本時

・中心文を見つけ、要点をまとめる。 大事な言葉や文を選んだわけを話 ・大事な言葉を入れて要約する。 し合う場を設定する。 ① ○「ふさわしい心がまえ・仕上げの訓練」に ○要約する力を身につけるために、 ついて要約する。 大事な言葉や文を選んだわけを話 ・だんだん難しい訓練になっている。 し合う場を設定する。 ① ○筆者のまとめを要約し、前時までの学習を ○自分の働く犬カードをつくるため

(3)

3 -振り返り、『もうどう犬カード』をつくる。 の練習として、もうどう犬のカー ・筆者の1 番いいたいことが書いてある。 ドを全員につくらせる。 ・要約の仕方が分かった。 第 4 3 自分の興味を持った働く犬のことを調べ、 三 『はたらく犬カード』をつくる。 次 ③ ○選んだ本の中からカードをつくる上で必要 ○まず本や資料に書いてあることを な情報を取り出し要約し、カードをつくる。 そのまま書き写させ、後で大事な ・○○犬とはどんな犬か。 言葉や文を中心に書き換えたり補 ・どんな訓練をしているか。 ったりして要約させる。 ① ○単元の学習をふり返り、まとめをする。 ○この単元で学習したことを今後の ・要約の仕方を身につけることができた。 いろいろな教科の学習に生かして ・社会や総合の学習でも使ってみよう。 いくことを意識づける。 文章の中にある大事な言葉や文を見つけて内容を要約し、『はたらく犬事典』を つくることができた。みんなにはたらく犬のことを伝えることができた。 ※『3年〇組はたらく犬事典』をつくり、図 書室に置いてもらう。 【『3年〇組はたらく犬事典』のカード】

犬の絵

※働く犬の例 ・介助犬 ・聴導犬 ・警察犬 ・麻薬犬 ・セラピー犬 ・牧羊犬 ・災害救助犬 6 主眼 ○ 大事な言葉や中心文を選んだ理由を話し合ったり、「したがう訓練」と「したがわない訓練」 の難しさを比べたりする活動を通して、もうどう犬が人を安全にみちびくために、危ない物の前 で止まったり避けて進んだりすることや、危険な命令には自分の判断で従わないことを教えられ る、という訓練の内容を要約することができるようにする。 7 準備 教師…教師の『はたらく犬カード』 「学習ナビ①」(要点のまとめ方) 「学習ナビ②」(要約の仕方) 形式段落⑨⑩⑪⑫の教材文 言葉カード 訓練の様子の写真

どんな犬かの

要約文

観点ごとの要約文

観点ごとの要約文

(4)

4 -8 展開 7/13(習得) 段階 学 習 活 動 具体的な手立て つ 1 今までの学習を振り返り、本時のめあてをつかむ。 か ○前時までの学習を振り返る。 ○本時の学習への意欲を持たせるため む ・「人間のいうことにしたがう訓練」のことを要 に、教師の『はたらく犬カード』を 約した。要約ができるようになってきた。 見せる。 ○本時のめあてをつかむ。 ○本時に関係のある形式段落を確認し、 ・次の訓練について要約するんだ。 音読させる。 「人を安全にみちびく訓練」とは、どのような訓練か要約しよう。 見 2 本時の学習の見通しについて、話し合う。 ○考えをつくるために、内容面と方法 通 ◇手がかりとなる大事な言葉や中心文をさがす。 面から見通しを確認し、板書する。 す ◇だん落の要点をまとめる。(学習ナビ①) ◇要点をつなげて要約する。(学習ナビ②) つ 3 教材文から、訓練の内容を表す大事な言葉や段落 く の中心文を見つけ、各段落の要点をまとめる。 る ○形式段落から、訓練の内容を表す大事な言葉や中 ○中心文や大事な言葉を見つけるため 心文を見つけ、サイドラインを引く。 に、要点をまとめるときに使った学 ・「止まる」「よける」 習ナビ①を掲示しておき、活用する ・「きけんな命令にはしたがわない」 ように助言する。 ○段落の中心文をもとに各段落の要点をまとめ、ペ ○各段落の要点をつないで意味段落の アで発表し合う。 【思考の明確化】 要約をするために、まず要点をまと ・次は、人を安全にみちびく訓練。 めさせる。全員参加の交流の意識づ ・ハーネスが犬の体に取りつけられる。 けのために、全体交流の前にペアで ・あぶないものの前で止まったりそれをよけて進 発表し合う場を設定する。 んだりすることを教えこまれる。 ・きけんな命令には、したがわないことを教えら れる。 ふ 4 大事な言葉や中心文について話し合い、「人を安 か 全にみちびく訓練」の要約文を書く。 め る 〇大事な言葉や中心文と選んだ理由、訓練の内容 〇安全を守るために「したがわない」 について話し合う。 ことの大切さと、それをもうどう犬 ・訓練に絶対必要だから「ハーネス」を入れる。 が自分で判断しなければならない難 ・訓練の内容と関係のある言葉が大事。 しさを理解させるために、前時の あぶないものの前で止まる。よけて進む。 「したがう」訓練と比較させる。 きけんな命令にはしたがわない。 ※もうどう犬が自分で考え判断する。 ○要約文を書く。 【思考の再構成】 ○全員が要約することができるように ・人を安全にみちびく訓練では、あぶないもの キーワードや字数・書き出しの言葉 の前で止まったりよけて進んだりすること・・・ ・学習ナビ②を提示する。 ふ 5 本時学習を振り返る。 ○『はたらく犬カード』を書くときに り ・大事な言葉や中心文に着目すると、内容を要約す 本時で学習した要約する力が必要で か ることができた。 あることを確認する。 え 人を安全にみちびく訓練では、ハーネスが犬の体に取りつけられ、あぶないものの前で る 止まったりよけて進んだりすることや、きけんな命令にはしたがわないことなどを教えら れる。 ここを要約するときに大事な言葉や文はどれですか、それはなぜですか。

参照

関連したドキュメント

○本時のねらい これまでの学習を基に、ユニットテーマについて話し合い、自分の考えをまとめる 学習活動 時間 主な発問、予想される生徒の姿

本学級の児童は,89%の児童が「外国 語活動が好きだ」と回答しており,多く

1 単元について 【単元観】 本単元では,積極的に「好きなもの」につ

“〇~□までの数字を表示する”というプログラムを組み、micro:bit

小学校学習指導要領より 第4学年 B 生命・地球 (4)月と星

学期 指導計画(学習内容) 小学校との連携 評価の観点 評価基準 主な評価方法 主な判定基準. (おおむね満足できる

記録表 ワークシート 作品 活動の観察

小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児