わが国青年(学生・生徒)における性行動の性差に関する調査研究(その2) : 環境的諸条件との関連における性差について
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(2) 30. 間. environment near. and. motels 6) In both or. of present behavior. the experience have rentrooms. as. there. sexes,. home boy1. Kissingl. Petting. relation,. but. it is not. the. There. some. kinds. have. a. are. of. Among. 8) jobsand 9). both. Dating, A. and. sexes. Eissing,. significant in. sexualbehavior. to. a. so. a. females. relations. between. males and lower ratio. females. a. significant and Coitus. been As. none. Girl. and. Coitus. Ⅱunting. or. of. show. are. behavior.. sex. the. But. tendency. a. dwellings. whose. such between. atmosphere to such sex Contact the with as. to. a. significant. of. dwelling. present. living. are. who. experiencing. such. conditionsand their. with. parents. sexualbehavior. as. have. relation found. been. between. having. females・. but. found. between. having. side. lovers. some kinds of and some there are ratio of relation, however, Some have been found significant relations as Physical Contact the sexualbehavior with. to the. have. been. with. regard. to. Kissing. and. found.. between having relations PhysicalContact the with. their opposite. own sex. motorcar.r among. males,. But._ but. fema.1es.. among. 11) or. defFerences. Significant There are significant. 10) bicycle. sex. ratio. on.. has relation both sexes・. no. females. and. males.. differences between the sexes・ slgnificant between having lovers and such kinds of Sex Arousal・ sex, Petting opposite among and Coitus,. males higher. signiffcant relations for sex. the opposite I)esire for and actualPhysical. with. significant behavior・ Both. Coitus. to. seeking, Coitus, and. case. tendency. Both. notany Desire. some. sex. significant Petting,. Eissing,. or. 0rgirlfriend. opposite. 武. tendency. a. are. sex・. 7). of Coitus・. Dating. and. 宮. No. significant in both sexes.. relations. have. been. found. between. religious faith. and. Eissing. ⅤⅠ環境的諸条件と性意識・性行動との関連における性差 ここでは性意識や性行動におよぼす環境条件や生活様態の影響性について男女間に性差 があるか香かを考察するoこれに関して一覧表にまとめてみたものが第25表(その1… その2)および第53表である。 1)生育環境との関連における性差 生育環勤まパーソナリティの形成要因として重要なものであるが,現時点での青年の性 意識や性行動に対して体験優性としてどの程度影響しているか。これを男女それぞれに対 する影響性の点から検討する。 先ず生育環境を都市と郡部との別にして,小学校卒業までの生育地域と性意識や性行動 との関連をみると,デート経験やキッス経験との間にほ男子でも女子でも関連はないがペ ッティングや性交などの経験との間にほ男子においては有意の関連をもっている。すなわ ち,男子においては,ペッティング経験〔(男一都市19・9,郡部25・6) (女一都市11.7, 郡部10・3)〕でも性交経験(第26表)でも郡部で生育したもののはうが多いが,女子にお いてほ郡部育ちでも都市育ちでも変わりがない。つまり生育過程に対する郡部の影響の違 いはデートやキッスに関しては男女間に性差ほないが,ペッティソグや性交に関してほ性 差が認められるわけである。 次に,生育環頃を家庭のふんいきに絞ってその関連性をみると,小学校卒業までの生育.
(3) 31. わが国青年(学生・生徒)における性行動の性差に関する調査研究(その2) 第25表. 環境的諸条件と性体験との関連における性差(その1) ○印-有意関係(塞)&り(p<.o5以上) ×印-・. なし. 〝. 有意事項 男における有意女におけ轟層 監萱酔おける (X空値) (X2値)関係 関係 都. 部 居 住 環 境 生 育 地 域 (小学迄 部都). 両. 市・郡. デ. 〟. ペッティング. 〟. 性. 有. 無. 〟. ×. ○. 24.46. ○. 18.91. ×. 0.68. ×. 0.23. ス. 〉く. 1.29. X. 1.01. 6.98. X. 0.89. 交. 0 0. 6.501. 〉く. 0.18. ト. キ. 親. 1.09. ー. 〝. デ 性. ッ. ト. ー. 異性きょうだい 有無 〝. 0.58. 〉く. 1.50. X. 0.002. X. 1.401. O. 7.77. O O. 4.64. X. 3.14. 3.91. X. 0.86. X. 2.65. X. 0.85. X. 0.195. X. 0.ll. X. 2.30. 〉く. 0.41. X. 1.20. ×. 1.59. X. 0.04. ○. 7.65. 異性接近欲. ×. 5 05. ×. 0 57. -ソト(active) 欲 接 触 接触経験. X. 0 90. ×. 3 20. X. 4 55. ×. 3 70. X. 4 55. X. 2 19. 0. ×. 2 05. ×. 1 08. 0 0. デ. ト. ー. ペッティソグ. 〝. 性. ス. ッ. 交 慰. 自 同性愛志向. 育 環 (小学迄). 競. 〝 〝. ト. ●-tl. ア. キ. ー. ッ. ス. ペッティソグ. 性 同. 〝. デ. 現在家庭環境 〝. 〝 〝. キ. 〝. ッ. 〝. ペッティソグ. 〝. 性. 〝 〝. 形. 態. ス. 交. 13. 83. 6 48 69. 45. 0. 89. X. 1 60. 0. 17. 41. ×. 2 82 2.93. 辛-テル-・多. 郡. 両親死亡- ・多 両親健在- ・少. 有 有 有. 楽しくない-・多 〝. 楽 しい-・少 〝. 楽しくない-・多 〝. X. 1 97. X. 0.64. 〉く. 0 24. 0 0. 13.89 20.06. 〝. 0 0 0 0 0. 13.79. 〟. 24.15. 〟. 17.50. 〟. 0. X. 3. X. 1. 〉く. 5. 同性愛志向 同 愛 性. 0. 0. 8. 衣. 0. 18. .41 .57 .01 .64 .02 .86 .00 .92. 楽しくない・-多 ×. 2.88. ×. 2.77. 20. 55 17.98. x. 3.37. 0. 13.19. ×. -・多 -・多 ・-多. 楽しくない-・多. 0. 0. 7.22. 部-・多. ×. 8 72. ×. 〝. ×. 17. 親. 9 71. 0. 16. -ソト(active) -ソト(passive) (⊃ X 欲 触 接 X 接触経験. 〝. 住. ト. ー. 異性接近欲. 〝. 居. 交. 同性愛志向 性 愛. 〝. 8.58. X. キ. 生. 4.43. 1.24. 〝. 〝. 〉く X. X. 〝. 〝. 2.82. O. 交. 異性接近欲 接触経験. 〝. 〉く. 16.79. 同性愛志向. 〝. 0. ×. 性交経験 性交 経験. 8.69. 〟 〟. 下宿・アパート寮-多 親 -・少.
(4) 32. 間. 武. 宮. (その2) 関連度における 昌蒜おけ轟闇姦違おけ(i2闇有意事項 性差 (X2値). 事項 〝. 異性. 〝. デ. の. 友. 0. 26.4昌. 7.64. X. アパ-ト-多. 親同居・-少 ト. ー. 0. 78.79. 39.70. 親同居-・少0. 122.76 アパート8>?. 親・下宿苧>8 〝. 異性接近欲. 0. 18.25. ×. 3.30. 〝. -ソト(active) -ソト(passive) × 接 触 欲 0. ×. 10.85. ×. 0.009. 8.87. ×. 〝. 接触経験. 0. 5 7.34. 〝. 性的. 0. 14.12. キ. (⊃ 0. 3 7.05. 〝. 9 8.18. 0. 29.44. 〝. ペッティング. 0. 9 0.14. 〝. 住. 居. 形. 〝. 態. 性. 興奮 ッ. ス. 交. 0. 家庭のふんいきの如何が男女に対して. 16.99. 0. 寮. 2.42 177.47. 親(?)-・少 下宿(?)I-多. 10.54. ート寮・-多 親(?)-少 親.親せき(8)-少 親・下宿(?)-少 親. 27表),異性接触経験(第28表),辛. 〝. ッス経験(第29表),性交経験(第30 秦)などの性行動に関してはいずれも. 那. 育. 市. 也 域. 那. 家庭のふんいきの如何に有意の関連性 が認められない。これに対して,女子 においてほ,これらの性行動に関して ほいずれも家庭のふんいきの如何に有 意の関連があり,家庭が暗くて楽しく. 0 0. 73.4 7. 8>?. 80.0 8. 8>?. ○. 21.05. 8>?. 小学卒までの生育地域と性交経験 性 ある. 成. 8>?. -少. 異なった影響性をもっている。すなわ ち,男子においては,デート経験(第. 57.6 8. アパート寮-多. 14.09. 第26表. 0. 下宿・アパ. 8.30. 9 4.00. -・多. 部. 男易 女易 男易 *; 男 女. 計 (男). x乞-6.503. 計. なし. 313 14.2. 1891 85.8. 2204. 1 22. 1 742 93.5. 1864. 6.5 80 19.0. 340 81.0. 420. 2?.2 29527.8 393 142. (女) X乏-o.176. 交. 2231 1999. 277 2624 2141. P<.05 P>.50. ない場合にこの種の性体験をするものが多いことが明らかである。 また,これとは対照的に同性愛志向(第31衰)や同性愛の経験(第32表)では,家庭 のふんいき如何は男子との間にほ有意の関連があるが,女子においては有意の関連がな い○すなわち,同性愛志向のものや同性愛経験者についてほ女子では家庭のふんいきによ り差異ほないが,男子でほ暗くて楽しくない家庭に育ったものに多いといえるわけであ る。. なお,異性接近欲や異性接触欲などの性意識や異性-ソトなどにおいてほ,生育家庭の ふんいき如何にほ男女ともそればれ関連がなく,そのようなものに対する生育家庭の影響 性の性差は認められない。. 以上の諸点から考えると,パーソナリティの形成過程において, 験の性差をもたらし,郡部の地域性が男子に影響をあたえる。. ③都都の地域性が性体 ⑧これに対し,生育家庭の_.
(5) 88. わが国青年(学生・生徒)における性行動の性差に関する調査研究(その2) 第27表. 小学卒までの生育家庭とデート経験 .■-ヾ■. ア. ト. ー. なし. ある 明. 男易 *; 男易 *; 男易 *;. る い. 成 宿. 育 家 庭. し、. ふ つ. う. 輿. 計. 女. (男) (女) 第29表. X乞-o X乏-7. 04 648. 631 38.4. 1643. 985 62.9. 582 37.1. 1567. 117 62.6. 70 37.4. 187. 69 74.2. 24 25.8. 93. 522 61.4. 328 38.6. 8 50. 29呂 59.3. 201 40.7 1 029. 494. 807. 1347 P>.90 P<.05. 成 育 衣 庭. る. 男易. し、. 女. 暗 い. ふ つ. う. 計. n. %. 男易 *; 男易 女易 男 女. (男) X乞=2.19 (女) x乞=13.83. 覗. 男易. る. *;. 暗. 男易 *; 男易 *;. 成 育 衣. し、. し、. 庭 ふ. ラ. 2680. +. 計. _+女 -「頁「豆富⊆石高. 2154. (女). ッ. ある 明. 異性鞍触経験 ある なt,. つ. 小学卒までの生育家庭とキッス経験 キ. 小学卒までの生育家庭と異性接触経験. 計. 1012 61.6. 1651. 第28表. 530 32.4. ス. なし 1104 67.6. 第30表. 明 る. 1569. 118 64.1. 184. 成. 58 61.7. 94. 297 35.1. 549 64.9. 846. 育 衣 庭. 晴 い. ふ つ. 142g.1 8?5.9 1 771. 2664 2158. -. い. 495. 1605. 1633. 205 13.3. 1337 86.7. 1541. 96 51.6. 90 48.4. 186. 20 21.5. 73 78.5 452 53.4 41 0 82.2 1455. 93. 2666. 1820. 2134. 395 46.6 89 17.8 121 1 314 P>.10 P<.01. 性. 1196 76.2. 553. 9 13 55.9. 847 499. 交. 計. 塾互_也:_. 1634. 893. 720 44.1. 小学卒までの生育家庭と性交経験. 計. 373 23.8 66 35.9 3(; 38.3. P>.30 P<.001. X急-9.71. 計. -. う. 男還 女是 男易 女易 男易 女易. 計 (男). 237 14.6 84 5.3. 1 388 85.4. i百豆5. 149 1 94.7. 1 575. 156 84.3. 185. 男. 29 15.7 11 12.1 1 36 16.2 49 10.0 402. 2247. 2649. 女. 144. 2013. 2157. X望-1.08 (女) X皇-69.45. ■..一..■■■l■ll1一1■■■■■l■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■llll■l■l■1一-. 80 87.9. 91. 703 83.8. 839. 442 90.0. 49 1. P>.50 P<.001. 晴くて楽しくないふんいきの下における家庭環境の影響性は,性意識では男女とも関連が ないが,性行動に関しては男女に対しそれぞれ異なった方向に影響をあたえている。すな わち,女子に対してほ異性-の接近行動の方向-,男子には同性接近行動の方向-の悟性 を培うような影響性をもっている。 2)両親の健香.異性きょうだいの有無との関連における性差 パーソナリティの形成に親子,きょうだいの影響も無視できない要因になっているが, 性意識や性行動に対しても影響をあたえることが考えられる.そこで両親の健否との関連 をみると,デート経験や同性愛志向に対しては男女ともそれぞれ有意の関連がないが,性 交経験に対しては男子においては有意の関連があり,貴子に対しては有意の関連が見出せ ない。すなわち,男子においては,両親健在の下に生育したものは性交経験が少なく,両 親の欠けたものが最も多く,いずれか一方の親を欠いて育ったものにも性交経験をもつも.
(6) 34. 間. 第31表. 宮. 小学卒までの生育家庭と同性愛志向経験 同性愛志向 ある 覗. 男易 *; 男易 *; 男易. る しヽ. 成. 宿. 育 衣 庭. し、. ふ つ. う. 女. n. %. 男 女. 計. (男) X2-16.89 (女) X雪-1.60. 第33表. 457 29.5 429 28.1 77 44.5. 265 32.6 144 30.7 799. 1737. 602 P<.001 P>.30. 1 487. 29 31.9. 両 演 の. 育 蘇. 男易 *; 男易 *; 男易 *; 男易 *;. 演 健 荏 両 親 死 亡. 父健 の. み在. 計. 一. 男 女.  ̄耶∃訂雨. 91. 育 家 庭. 813. (女) X乞-3.58. 男易 女易 男易 *; 男易 女易. る し、. 成. 宿 し、. ふ つ. 469 、. う. 2536 2089. 男. 計. 女. (男) (女). 交 なし. 第34表. 128 6.3. 1890 93.7. 2018. 5 38.5. 8 61.5. -17.41 X2-2.32. 13. 異 也. あ. き. る. ら. 30. な. 2. 15 88.2. 17. 77 74.0 96 89.7 2233. 104. tJヽ. 計. 男易 *; 男易 *; 男 女. 2626 21 47. 25 13.9. 155 86.1. 180. 6 6.7. 83 93.3. 89. 66 8.2. 738 91.8. 804. 242.7. 49550.3. 472. 183 84. 1567 1 526. 2368. 2551. 2003. 2087. P<.001 P>.30. なt,. 計. 1415 93.6 1195 91.9. 96 6.4. 1511. 106 8.1. 1301. 809 92.5. 66 7.5. 875. 601 88.0. 683. 2224. 82 12.0 1 62. 1796. 188. 2386 1984. i頁「町 (女) X2-7.770. 107. 計. 56 3.7. 異性捷近欲. tJヽ. 24 80.0. なし 1475 94.1 1470 96.8. ある. だ. 6 20.0. 92 5.9. 具性きょうだいの有無と異性接近欲. よ. 5 100. 2006. X. 計 2479. 1 41 P<.001 P>.30. 明. 173. 21 24 85.7. ll.8 27 26.0 11 10.3 398. 同性愛 ある. 1529. 355 14.3. 0. 小学卒までの生育家庭と同性愛経験. 1550. 両親の有無と性交経験 性 ある. 第82表. 計. なし 1093 70.5 1100 71.9 96 55.5 62 68.1 548 67.4 325 69.3. 武. P<.01. のが多い傾向にある. (第83衰) 異性きょうだいの有無との関連をみる と,デ-ト,ペッティング,性交,自慰 などの性行動や同性愛志向などに対して.
(7) 35. わが国青年(学生・生徒)における性行動の性差に関する調査研究(その2) 第35表. 異性きょうだいの有無と異性接触経験 異性接触経験 なし ある. 異 性 き. あ. 男易 *; 男易 女易. る. よ. ラ. な. だ しヽ. しヽ. 男. 計. 女 (男) X乞-4.64. (女). X乞-3.14. 701 46.9. 794 53.1. 197 15.5. 1071 84.5 498 57.7. 1268 863. 1 650. 異 性 き. あ. 男易 *; 男易 *;. る. う. な. だ 662. 1 292. キ. ある. よ. 至芸.5 5Z97.5 1066 280. 具性きょうだいの有無とキッス経験. 計 1495. 365 42.3. 第36表. し、. 2358 1930. しヽ. 計. ス. 計. なし. 517 34.6. 978 65.4. 1495. 335 26.3. 939 73.7 603 69.4. 1274. 512 75.6. 677. 男. 266 30.6 165 24.4 783. 1581. 安. 500. 1451. x皇 3.911 x2=o.857. P<.05 P>.05. ッ. 869. 2364 1951. P<.05 P>.30. 3)現在の生活環境の諸条件との関連における性差 青年が現在どのような生活環境や生活条件の下にあるかによっで性意識や性行動体験の 異なることが考えられる。そこで男女それぞれにおいて,どのような関連があるかについ で性差の存否を検討することにする。 先ず,居住地域を都市と郡部に別けてみると,性交経験に関しては男女ともそれぞれ有 意の関連は認められず,性差はない。生育 第37表. 性 ある. 男易 *; n. 吹. 罪 %. 画. *; 男蒜 *& 輿 男易 茶 *; キレ 男易 *; スッ男易 リブ女易 モ. 居 住. 潔 境. I チ. ′レ. ヤ. バl. ト. 過程においてほ男子にのみ関連をもち郡部. 居住環境と性交経験 交 なし. 計. 302 15.1. 1695 84.9. 1997. 101 6.9. 1363 93.1 808 82.4. 1464. 479 91.6. 523. 150 23.0 31 ll.9. 501 77.0 230 88.1. 651. 201 16.9 45 6.5 185 19.4 56 10.3. 985 83.1. 1186. 651 93.5 767 80.6. 696. 173 17.6 44 8.4. 8p 17.1. (男) (女). 9 52 545. 389 82.9. 469. 1…写.2 至芸.8 1091. 5145. 6236. 女. 300. 3369. 3669. 性差X.1-7.224. 居住環竜の如何でほ男女ともそれぞれ性交 経験に有意の関連をもっている.すなわ 第38表. 現在の家庭と異性接触欲 異性接触欲 なt, ある. 明 る. 現. 荏. 489 89.7. 180. P<.001 P<.01 P>.20. 験の多寡には関連がない。. 261. 質 X2-24.455 X望-18.913. が,現在どこに居住しているかには性交経 都都の地域別では関連がないが,近隣の. 981. ー. 計. 出身者が多く経験するv=とが認められた. の. 家. I/ヽ. 暗 し、. 庭 ふ つ. う. -. 男易 *; 男易 *; 男易 女易 男 女. 計. 1351 91.7. 122 8.3. 1473. 550 38.2. 891 61.8. 1441. 198 91.7. 18 8.3. 216. 67 54.9. 55 45.1. 122. 924 92.4. 76 7.6. 1000. 239. 338. 577. 笥冒.4∂岩岩.6 2473. 21 6. 2689. 856. 1 284. 21 40.
(8) 36. 間. 武. 宮. ち,男女とも住居から1キロぐらのいの範囲内にモーテル・レンタール-ム・同伴旋館な どや,;-・スナック・キャ,;レ-・クラブなどがあるような環境に生活しているものほ性 交経験が多い傾向にある(第37表)。しかし,男女の間に傾向差(関連度)の性差ほ認め られない。. 次に現在の家庭のふんいきと性意識や性行動との関連をみると,性差の認められないも のと,性差の認められるものとがある.すなわち,. ③異性援近欲やデート経験では男女と. もそれぞれ有意の関連がなく,家庭のふんいきの如何に関係なく経験している。. ⑧異性-. ソトの受容や同性愛などに関してほ,男女ともそれぞれ家庭のふんいき如何と有意の関連 性をもち,家庭の暗くて楽しくないふんいきの下に生活しているものが多く経験している 傾向にあるが,男女とも同様の傾向があり,関連度において性差が認められないo. ⑧これ. に対して,異性接触欲(第38表),異性接触経験(第39表),異性-ソト(第40表),辛 ッス経験(第41表),ペッティング経験,性交経験(第42表),などの性意識・性行動体 験では,女子は家庭のふんいき如何と有意の関連をもち,家庭が晴くて楽しくないふんい きの下に生活しているもののほうが,そのような体験が多い傾向にある。これに対して男 子においては有意の関連が認められず,家庭のふんいき如何に関係なく体験しているとい った特徴があるo ④ところが同性愛志向(第43衰)に関してほ道の傾向にある.男子に おいては家庭のふんいきと同性愛志向とは有意の関連をもち,家庭が晴くて楽しくないふ んいきの下に生活しているものに同性愛志向老が多いといえるが,女子においては有意の 関連がない。 以上の諸点からみると,異性接近欲やデートのように誰でも共通に経験するようなもの では家庭のふんいき如何に係わりなく経験し,男女の間に性差ほない。これに対し性的欲 求を行動的に満足するか否かの点では,男子は家庭のふんいき如何に係りなく体験する が,女子は家庭のふんいき如何に影響され,暗くて楽しくない家庭条件に規定される懐向 がある。この懐向に対して例外的なのほ,同性愛志向で,生育家庭でも現在家庭でも暗く 第39表. 現在の家庭と異性接触経験 異性接触経験 ある. 明 る しヽ. 堤 荏. 宿. の. し、. 衣. 磨. ふ つ. ら. 男易 女蒜 男易 *; 男易 *; 男. 計. 女. (男). X乞=0.565. (女) X2=24.145. なし. 第40表. 異性-ソト さる なし. 計 1454. 6慧.o7gg.o 1443 1雪22.6 12…享.4 103 47.7. 113 52.3. 216. 33 27.7. 86 72.3. 119. 452 45.3. 545 54.7. 99 7. 99 17.3 1210 314 P>.90 P<.001. 478 82.7. 現在の家庭と異性-ソト経験. 明 る tLヽ. 現 荏. 暗. の. 衣 庭. I,ヽ. ふ つ. 572. 1457. 2667. 1820. 2184. -. う. 男易 i; 男易 *; 男易 女易 男 女. 計. (男). X2-o.239. (女) X急-13.892. 414 29A 70 4.9 64 30.9 15 12.4 289 29.9 41 7.4 767 126 P>.80 P<.001. 計. 992 70.6 1 362 95.1 143 61.1. 1406. 106 87.6 677 70.1 516 92.6. 121. 1812 1984. 1 432. 207. 966 557 2579 2110.
(9) 37. わか国青年(学生・生徒)における性行動の性差に関する調査研究(その2) 第41表. キ. ッ. ある 明 る しヽ. 現 荏. 略. の. 餐 庭. しヽ. ふ つ. ラ. 男易 *; 男易 *; 男易 *; 男. 計. 女. (男). X皇-8. 014. (女) X乞-17. 第48表. .504. ス. 466 31.9. 994 68.1. 1 460. 342 23.3. 1123 76.7. 1465. 75 84.4. 143 65.6. 218. 47 38.2. 76 61.8 640 64.8. 1 23. 405 71.1. 570. 348 35.2 1 65. 28.9 889 554. る. 現 荏 の. しヽ. 宿. 衣 庭. しヽ. ふ つ. う. 計. n. 女 % 早. 安 (男) X乏-17 .859 (女) X皇-3. 366. 性 ある 明 る. 1777 1604. I/、. 現 荏. 宿. の. 988. 衣 庭. しヽ. ふ つ. う. 2666. (男) (女). P>.20 P<.001. 男易 *; 男易 *; 男易 i;. 交 なし. X乞-5.016 X乞-17.976. 計. 201 13.8. 1251 86.2. 1 452. 80 5.5. 1 383 94.5. 1 463. 29 13.7. 183 86.3. 2] 2. 18 14.8. 104 85.2. 122. 1 68 17.0. 819 83.0. 987. 46 8.0. 526 92.0. 572. 398. 2258. ㌢瑞雲蔓⊥器 女. 計. 2158. 現在の家庭と同性愛志向経験. 男蒜 *; 男易 *; 男蒜. 現在の家庭と性交経験. 計. なし. 同性愛志向 覗. 第42表. 現在の家庭とキッス経験. 2651. P>.05 P<.001. て楽しくない家庭の下に育ったり,生活 計. している男子にその傾向がみられる。. 慧一馬畠㌻ i東岳 403. さらに,現在の居住形態と諸種の性意. 29.1. 70.9. 393 27.6 89 43.6 40 38.6. 1030 72.4. 1423. 115 56.4. 204. 79 66.4. 119. もの,一方に関連があり,他方に関連が. 645 67.8. 952. ないという点で性差のあるもの,などが. 378 69.3. 546. ある。. してみると,男女とも関連のないもの,. 307 32.2・ 1 68 30.7 799. 1 742. 2541. 601. 1 487. 2088. P<.001 P>.10. 識・性行動との関連における性差を検討 両方に関連があるが関連度に性差のある. 異性-ソトや異性-ソトに応じた経験 などでは,現在の居住形態の如何にかか わらず男女とも有意の関連が認められな い。. これに対して,デ-ト経験(第44表),異性接触欲(#45表),性的興奮経験(第46 義),キッス経験(第47表),性交経験(第48蓑)などは男女ともそれぞれ居住形態の如 何に有意の関連をもっているが,国連している居住の形態に有意の性差が認められる。す なわも,デート経験においてほ,男女とも親と同居しているものほその経験率が低く,下 宿,アパート,寮に居住するものに多いが,その関連度において有意差が認められる。異 性接触欲に関してほ,男女とも下宿住いに多いが,その関連度からみると,女子が多く, また,親との同居者は女子において少い点において有意の性差があるc性的興奮経験に関 しては,女子で親との同居者に少い点で性差が認められる.またキッス経験に関しては, 男女とも親との同居者に少ない点では共通しているが,男子ではアパート居住者に多く知 人の家の寄寓者に少ないが,女子では寮(寄宿舎)居住者に多い懐向がある点で有意の差 がある。性交経験に関しても,男女とも親との同居者に少い点でほ共通しているが,男子.
(10) 38. 問. 第44表. 居住形態とデート経験 デ. ト. ー. ある. 親. の. 男易 *; 男易 女易 男易 *; 男易 *; 男易 *; 男易. 他. 女. の. 衣 下. 宿 ア ○. ′ヽ. I ト. 形. 寮. 感. 知 人 の. 衣 そ. 計. 武. 男 女. なし. 第45表. 905 42.8. 2114. 1165 60.7. 754 39.3 .. 1919. 231 78.S. 64 21.7. 29 5. 52 83.9. 10 16.1. 62. 122 78.2. 34 21.8 16 25.4. 156. 73. 19 61.3. 16 21.9 15 22.1 12 38.7. 25 65.8. 13 34.2. 38. 14 66.7. 7 33.8. 21. 5 62.5. 3 37.5. 57 78.1 53 77.9. n. %. 1652. 1038. 1347. (男) X2-78.787 (女) X2-89.703 (性差)x2-122.761. 81 1 P<.001 P<.001 P<.001. 異性接触欲 ある なし. 計. 1209 57.2. 47 74.6. 居住形態と異性接触欲. 演 の. 家 下. 宿 ア ノ■ヽ. 63. l ト. 住. 形. 寮. 68 31. 態. 知 人 の. 家 そ の. 他 2690 21 58. 男易 *; 男易 女易 男易 *; 男易 *; 男易 *; 男易 *; 男. 計. 女. (男). x乞-16.99 (女) X2-177.47. (性差)X急-57.68. 1925 91.1 748 39.2 284 95.9 36 56.3 146 93.0 25 41.7 70 92.1 27 39.7. 計. 187 8.9. 2112. 1 158 60.8. 1906. 12. 296. 4.1 28 43.7 11 7.0 35 58.3 6 7.9 41 60.3. 32 100. 64 157 60 76 68. 0. 32. 17 44.7. 21 55.3. 88. 17 77.3. 5 22.7. 22. 2 28.6. 5 71.4. 2474 855. 221. 2695. 1288. 2143. P<.005 P<.001 P<.001. ではア′ミートや寮の居住者に多く,女子でほアパ-ト居住者に多く,知人の家の寄寓者に 少ないなどの点で有意の性差を示している。 さらに,異性の友(第49表),異性援近欲(第60表),異性接触経験(第51表),ペッ ティング経験(第52表)などにおいては,男子ほ有意の関連をもっているが,女子にお いてほ居住形態の如何とほ有意の関連がない。すなわち,異性の友についてほ男子におい ては,親と同居者ほ少なく,アパート,下宿,寮の居住者が多くもっている傾向がある が,女子には居住形態の如何に関連がない。また異性接近欲に関してほ男子で寮居住者に 多くみられるし,異性接触経験に関してほ,男子では親との同居者や知人の家の寄寓老に 少なく,寮,アパート,下宿の居住者が多く経験する僚向がある。女子においてもほぼ同 様の慣向がみられるが関連度において居住形態の如何に有意な関連がない。ペッティング 経験に関してほ,男子では親と同居者に少なく,アパート,寮の居住者が多く経験してい るが,女子においてほ居住形態の如何に有意の関連が認められない。 以上の特徴を考えると,男女とも居住形態に関してほ,親や知人の家に居住するものほ 性体験率が低いが,秦,ア′<-ト,下宿などの居住者ほ体験率が高い傾向にあり,その関 連度において有意の差をもって男子にその儀向が高いということがいえる。.
(11) 39. わが国青年(学生・生徒)における性行動の性差に関する調査研究(その2) 第46表. 性的興奮 ある なし 親 の. 衣 下. 宿 ア ′ヽ. I ト. 形. 莱. 態. 知 人 の. 衣 そ の. 他. 計. 第47表. 居住形態と性的興奮経験. 男易 *; 男易 女易 男易 i; 男易 *; 男易 女易 男易 女易 男 女. 202 9.7. 2083. 965 53.2. 850 46.8. 1815. 285 96.3. 11 3.7. 296. 42 67.7. 20 32.3 7 4.6. 62. 41 70.7. (男) (女) (性差)X皇-73.472 X乞-21.654 Z2-14.116. 男易 家 *; 下 男易 宿 女易 男易 L *; 男蒜 *; 知 人 男蒜 家 *; そ 男蒜 他 女易 ア. ノ■ヽ. 69 90.8 40 63.5. 23 36.5. 63. 30 96.8. 1 3.2. 31. 21 58.8 17 77.3. 15 41.7 5 22.7. 36. 住. 76. 形. 態. の. 22. の. 5書.I。….9 23 3 2661 928. 演. 158 58. 2041. P<.001 P<.05 P<.001. ッ. ある の. 17 29.3 7 9.2. 2428 1113. キ. 計. 1881 90.3. 146 95.4. 居住形態とキッス経験. 計. 計. なtJ. 605 28.9 458 23.8 140 47.3. 1 488 71.1. 209 8. 1465 76.2 156 52.7. 1 928. 20 31.7 88 56.4 25 39.7 37 48.7 30 44.8. 43 68.3 68 43.6. 68. 38 60.3. 63. 39 51.3. 76. 37 55.2. 67. 9 30.0. 21 70.0. 30. 16 42.1. 22 57.9 9 40.9. 38. 13 59.1. 296. 1 56. 21. 2冨.o7喜.o 1781 2673. 男. 892. 女. 551. (男) X雪-98.178 (女) Ⅹ皇-29.435 (性差)X2-80.081. ス. 161 1. 2162. P<.001 P<.001 P<.001. 4)その他の諸条件との関連における性差. 青年の性行動を規定する条件はその他いろいろあるが,車の所有の有無,アルバイトの 有無,恋人の有無,信仰の有無,などの条件も性行動との関連如何が考えられる。(第53表) 先ず,アルバイトをしているか否かと性行動体験との関連をみると,男女とも,デー ト,キッス(第54表),ペッティング,性交(第55表),自慰などの性体験においてそれ ぞれ有意の関連をもっている。しかし,その関連の強さにおいて性差が認められ,すべて 男子のほうが,アルバイト経験との関係において女子よりも性行動の経験率が高い傾向に ある。. 次に恋人の有無と性行動体験との関連をみると,キッス経験(第56蓑)や性交経験 (第57表)などでは男女とも有意の関連をもち,恋人をもっているもののはうが,そのよ うな性体験をもつものが圧倒的に多いが,男女間に有意の性差は認められず,男女同様の 僚向がある。これに対し,異性捷触経験(第58表),性的興奮経験(第59表),ペッティ ング経験などに関しては,男女ともそれぞれ有意の関連をもち,恋人をもっているものの 掩うが体験率は高いし,男女それぞれにおける経験比率ほ男子のほうが高いが,恋人の有 無と性体験率との関連の強さにおいては女子のほうが高い。すなわち,恋人のある老の性 体験可能度は女子のが高い傾向にあるといえる。.
(12) 40. 間. 第48表. 居住形態と性交経験 性 ある. 親 の. 家 下. 宿 ア ノヽ. I ト. 形 態. 知 人 の. 家 そ の. 他 計. 武. 男易 *; 男易 女易 男易 *; 男易 *; 男易 *; 男易 女易. 1843 88.1 1809 93.9 230 79.3. 6 9.4. 58 90.6. 64. 54 35.8. 97 64.2. 151. 9 14.5. 53 85.5. 62. 22 30.1. 51 69.9. 73. 7 10.4. 60 89.6. 67. 6 20.0. 24 80.0. 30. 2 5.6. 34 94.4. 86. 7 33.3. 14 66.7. 21. 女. 143. 2020. 異性の友 ある. 2091. 親. 男是 *; 男易 女易 男易 *; 男易 *& 男易 *; 男易. の. 1926. 家. 290. 下. 宿 ア ノ■ヽ. I I. 形. 悲. 知 人 の. 衣 そ の. 2g.022597g.02656. 397. 居住形態と異性の友. 計. 248 ll.9 1 17 6.1 60 20.7. 男. (男) X2-94.000 (女) X乞-14.091 (性差)X2-21.052. 交 なし. 第49表. 2163. n. 他. 女 % 男 女. 計. P<.001 P<.05 P<.001. (男) (女). X芝-26.426 X2-7.639. 計. なし. 735 34.7 727 37.1 1 26 4S.0. 1383 65.3. 2118. 1233 $2.9. 1960. 167 57.0. 293. 27 42.2. 87 57.8. 64. 79 51.3. 75 48.7. 154. 30 4(;.2. 35 53.8. 65. 32 42.1. 44 57.9. 76. 84 50.0. 84 50.0. 68. 15 46.9. 17 53.1. 32. 16 43.2. 21 56.8. 37. 10 50.0. 10 50,0. 20. 8 37.5. 5 62.5. 997 837. 1696. 2693. 1 365. 2202. P<.001 P>.10. さらに,自分で自由に使える事(自動車・オートバイなど)の有無と性行動との関連を みると,異性-ソト(第60表)や異性接触経験(第61表)を例にとってみても,いずれ の性行動においても,男子では有意の関連をもち,串をもっているもののほうが体験率が 高いが,女子では有意の関連がない。 なお,信仰の有無と性行動との関連をみると,キッスや性交の経験に関しては男女とも 有意の関連がなく,信仰の影響はわが国の青年の性行動に対してほ無力であるといった特 色を指摘することができる。. (第53表参照). 以上の諸条件と性意識や性行動との関連を考えると,. ①アルバイトの有無との関連にお. いてほ男女ともそれぞれ有意の関連をもっているが,関連の強さほ男子のほうが高く性差 が認められるo これに対して, ⑧恋人の有無との関連においては,男女ともそれぞれ関連 をもっているが,キッスや性交に関しては関連強度に性差ほ認められないが異性接触経 験,性的興奮,ペッティングなどの経験においては,関連の強さは女子のはうが高い。 自分で自由に使える車の有無との関連においては,異性接触経験に関して男子でほ関連が あるが,女子でほ関連がない。. ④信仰の有無との関連においてほ男女とも関連がなく,性. 体験に対して男女ともひとしく信仰に規定されることがない.. ⑧.
(13) 41. わが国青年(学生・生徒)における性行動の性差に関する調査研究(その2) 第50表. & 戟 衣. 男易 *;. 下. 男 %. の. 宿 ア ○. ′ヽ. I ト. 形. 悲. 知 人 の. 秦 そ の. 他 計. 第51表. 居住形態と異性接近欲. n. *; 男易 *;. 男蒜 *; 男易 *; 男易 *; 罪 女. (男) x乞=18.25 (女) x乞=3.80. 異性接触経験 なし ある. ;1. 真綿 1958. 親. 92.5. 7.5. 1761 90.0. 1957. 餐. 281 94.6. 196 10.0 16 5.4. 297. 下. 61 95.3. 3 4.7. 64. 145 92.9 56 90.3. 11. 7.1 6 9.7. l I. 62. 29 90.6. 3 9.4. 32. 36 94.7. 2 5.3 6 28.6 1 12.5 196. 38. 2699. 213. 2196. 2503 1983. ア ノヽ. 62 92.5. 7 87.5. 宿. 156. 77. 15 71.4. 男易 *; 男易 *; 男易 *; 男農 女畏. の. 2 2.6 5 7.5. 75 97.4. 居住形態と異性接触経験. 形 67. 態. 知 人 の. 家 21. そ の. 21. 他. と. 2092. 262 13.8 165 56.1 14 21.9 99 63.1 12 20.0. 164 1 86.2. 1903. 129. 294. 43.9 50 78.1 58 36.9 48 釦.0. 64 1 57 60 77. 芸望., …芸.1 67 茎….,亭主.1 17 53.1. 32. n. 5 13.5. 昌2 86.5. 37. 11 52.4. 10 47.6. 21. 女 %. 男易 女是. (女) X皇-10.543. ⅤⅠⅠ ま. 1220 58.3. 15 46.9. (男)ズ芝-57.337. P<.005 P>.50. 872 41.7. n. 男 %. 男 女. 計. 計. 765... 2喜.. 146 1. 1212. 311 .. .P< P>. 1828 001. 2673 2139. .05. め. 性意識や性行動は′< -ソナリティの形成過程における環境的諸条件や現在の生活環境や 生活態様などの物的・人的諸条件に影響されることが少なくない。そこで,生育環境とし て,郡部,近隣の居住環境,両親の健否,異性きょうだい,生育家庭のふんいきを,現在 の生活環境として,家庭のふんいき,居住形態を,生活態様として車の有無,アルバイ ト,恋人の有無を,信条として信仰を,それぞれ指標として,これらの諸条件が男女の性 意識や性行動にどのような影響的関連性をもっているかについて性差の観点から検討し た。その結果ほおよそ次のような性構造の性差の特徴を得た。 (1)生育環境との関連では,都部の地域性の相違が性体験の性差をもたらし,郡部の 地域性が男子に有意の影響的関連性をもっているのに対し,女子では有意の関連がない。 また,生育家庭の暗くて楽しくないふんいきの下における家庭環境の影響性は,性意識に 関しては男女とも有意の関連をもたないが,性行動に関しては男女に対しそれぞれ異なっ ③郡部とデー た方向に影響的関連性をもっている。これを意識や行動に即してあげると, ト経験およびキッス経験との関連をみると,デート経験やキッス経験では,性差ほなく, 男女いずれにおいても有意の関連は見出せない. ⑧ペッティング経験と性交経験において は男子ほ有意の関連をもち,郡部育ちのものが多く経験している。これに対し女子では有.
(14) 42. 間. 第52表. ある 親 衣 下. 宿 ア ′ヽ. I ト. 秦 知 人 の. 衣 そ の. 他. 計. 第53表. 〟 ○. 14 23.0 29 39.2. 45 60.8. 74. 8 12.1. 58 87.9. 66. 8 26.7. 22. 30. 意の関連が見出せないが,男子でほ有意. 73.3 31 86.1. 36. の関連があり,晴くて楽しくない家庭に. 246 P<.001 P>.10. -ソト(active) 接 触経験. 〟. ペッティング. 〟. 性. 交. 自 重安触経験. 慰. ほ有意の関連をもっていないが,女子で. 155. ほ有意の関連をもち,生育家庭の暗くて 楽しくないふんいきの下に育ったものに. 61. 多くみられる。これに対して,同性愛志 向や同性愛経験でほ,女子においてほ有. 育ったものに多い。. 22. (2)両親の有無とデート経験や同性 愛志向との関連においては,性差ほ認め. 芸詣. られず,男女いずれも有意の関連ほな い.これに対して性交経験との関連に おいてほ,女子でほ有意の関連がない. 性 キ. 性. ッ. 54.23. 〉く. 0.399. 0. 24.61. ×. 0.84. 0. 76.23. 0 0. 94.91. ある--多 〝. 〝. (⊃ 87.10. 0. 41.10. 〝. 0. 43.74. 42.60. 0. 12.19. 〝. 0. 22.20. (⊃. 38.87. 0. 17.16. 〝. 0. 8.89. 0. 29.89. 0. 8.55. 〝. 0. 23.79. 0. 294. 98. 0. 366. 13. 〝. 0. 45.25. 6.46. 0. 65.20. 〝. 0. 5.90. 0. 514. 39. 0. 512.12. 〝. ×. 2.01. 0. 515.42. 0. 427.02. 〝. 交. 0. 474. 88. 0. 273.81. 〝. ス. ×. 0.329. ×. 0.28. 交. X. 1.12. ×. 0.71. 興 奮 ッ. 0. 0. ス. ッ. ス. ペッティング. 仰. 異性接触経験,キッス経験,ペッティン グ経験,性交経験などにおいてほ,男子. 62. 39. 58. ト. ー. 性的 キ. 宿. 意の関連をもっていない。デート経験,. 敵おけ(i2闇姦違おけ轟闇有意事項 監重度に謬儲. キ. 〟. 19 06. 験などでは性差ほなく,男女いずれも有. 1919. 草・アルバイト・恋人・信仰と性体験との関連における性差 ○印-有意関係(差)あり 〝 なし ×印-・. デ. 有無. 13 59.1 6 75.0 21 08. 553. 〟. 恋人. 異性接近欲,異性接触欲,異性-ソト経. 293. 2 25.0. アノレ′ヽ イト. 〟. 計. 212 72.4 53 85.5 89 57.4 47 77.0. 関連事項 有無. ⑧小学校卒業までの生 育家庭のふんいきの影響如何をみると,. 2087. 9 40.9. Z乞-90.14 X乏-8.297. 意の関連がない。. 1 727 82.8 171 1 89.2. 5 13.9. ⊥星_ 女 (男) (女). なし. 360 17.2 208 10.8 81 27.6 9 14.5 66 42.6. 男易 *; 男易 女易 男易 *; 男易 *; 男蒜 *; 男易 *;. の. 悲. 武. 居住形態とペッティング経験 ペッティング. 形. 宮. (⊃. 0 ×. 6.25 2.199. 8>♀. ?>8. 学>8.
(15) 第54表. キ. ッ. ア. しヽ. ′レ. る. ・?. ノヽ. イ I. しな て いい. (罪). 392 52.5. 746. 128 40.1 528 27.6 424 23.1. 191 59.9. 319. 1882 72.4. 1910. 1409 76.9. 1833. 男. 882. 1774. 女. 552. 2656 2152. X乏-94.909. 1600. 性 ある し て. ア. しヽ. ノレ. る. 11. ノヽ. イ ト. しな て. X2-48.737. 第56表. A (男) (女). P<.001. (性差). キ. ッ. なtJ 115 23.5. 254 74.3. 88 25.7. 487 23.0. 1628 77.0. 2115. 282 16.0 862. 1480 84.4. 1762. 女. る. な い. 男易 女易 男易 女易 X乞-474.882. (女) X2-273.811 X2-2.199. 第59表. 計. (性差). 2641 2152. P_<+担 +. 交 なし 255 53.1. 4$0. 91 27.2. 244 72.8 1949 92.4. 335. 161 7.6 482.7 386 139. 2110 1774. 17冨67.3 2204. 2590. 1970. 2109. P<.001 P<.001 P>.10. 宅急一旦妄456 94.2. 5.8. 179 52.2. 343. 1834 63.0. 2117. 1908 90.6. 1603 92.0. 1 742. 836 50.3. 85 25.5 198 9.4 825 49.7. 1431. 2602. 女. 303. 1782. 2085. ぞ<・99I. 計. 225 46.9. 248 74.5. 1171. Z乞-45.252. 2247 2010. 20.0. 男. (男) X苧-294.97@ (女) x乏=366.126. 394 142. 性的興奮. 宅嘉一退去喜一 889 164 47.8 783 37.0 139 8.0. 1833. 恋人と性的興奮経験. 異性接触経験 80.0. 1729. 恋人と性交経験. 女. 恋人と異性接触経験. 319. 1O4. P<.05. 男. (性差). 738. 1903. X乞-8.893. 計. (男). (男) X望-514.389 (女) X皇-512.12_!B P>・10 (性差) X皇-2.013 第58表. あ. 計. 168770.8. 性 ある. 490. 2605 2104. 281 88.1. P<.001. 計. 375 76.5. 1743 1 568 536 P<.001. 男. 計. ス. 38 ll.9. X豆-38.374 X乞-17.158. 第57表. 恋人とキッス経験. 161 21.8. なtJ 577 78.2. ⊥v言.7 ▲■右左.3. 男. 計. 交. 2至23.2. 女克. P<.001. ある. 男易 *; 男蒜 n. いい. +圭L姓 (性差). アルバイトと性交経験. 計. 354 47.5. 男易 *; 男易 *;. 計. ス. なし. ある し て. 第55表. アルバイトとキッス経験. 男 女. 計 (男). X畠-6.462. P<.001. +皇L型. P<.001. (性差) X乞-5.896. 2364 1084 P<.05 P<.02. 333 2 106 166 1. 226. 2590. 910. 1994.
(16) 44. 間. 第60裏. 革の所有と異性-ソト経験 異性-ント ある なt,. あ る. な しヽ. 計. 武. 男易 *; 男易 a. 女 % 男 女. (男) X乏-54.230 (女) X皇-o.399. 45090.2. 2芸告.8 19425.9 1i.1 138794.8 4…吉.7 l12 5.8. 1815 94.2. 757. 1 789. 123. 1960. 第61義. 幸の所有と異性接触経験 異性接触経験. 計. ある. 676. あ. 156. る. 1870. な. 1927. P<-二面i P>.50. い. 男易 女易 男易 女易 男 女. 計. (男). X2芋24.609 (女) X望-o.335. なし. 計. 368 53.4. 32 1 46.6. 689. 25 16.2. 129 88.8. 1 54. 825 42.5. 1118 57.5. 1948. 284 14.5. 1 672 85.5. 1956. 1 193. 1439. 2632. 309. 1801. 2110. P<.061i P>.50. 経験との関連においてほ,性差は認められず男女いずれも有意の関連もない。これに対し て,異性接近欲では男子においてほ有意の関連はないが,女子では有意の関連があり,輿 性きょうだいのある女子に多い。異性接触経験との関連でほ,女子には有意の関連が認め られないが,男子では有意の関連があり,異性きょうだいのある男子に多い。 (4)現在環境の都鄭と性交経験との関連をみると,性差ほ認められず,男女いずれも 有意の関連がない。 (5)現在の居住環境としての近隣環境と性交経験との関連をみると,男女とも有意の 関連をもち,近隣にモーテル・レンタールーム・同伴旋館などがある環境下で生活してい るものは多く性交経験しているが,その関連度において性差は認められない。 (6)現在の家庭のふんいきと,デI卜,異性接近欲との関連においては,性差ほ認め られず,男女いずれも有意の関連がない。これに対し,異性-ソト,異性接触欲,異性接 触経験・キッス,ペッティング,性交などの経験との関連においてほ,男子では有意の関 連が認められないが,女子でほ有意の関連があり,晴くて菜しくない家庭のふんいきの下 に生活しているものが多く経験している。またこれとほ道に,同性愛志向との関連では, 女子には有意の関連が認められないが,男子では有意の関連があり,暗くても楽しくない 家庭に生活している男子が多く経験している。 さらに,異性-ソトに応じた経験や同性愛経験との関連においてほ,男女し+ずれも有意 の関連が認められるが,関連度において性差が認められない。 (7)現在の居住形態と異性-ソトに応じた経験との関連についてほ男女ともそれぞれ 有意の関連ほない。これに対し,親友や異性の友をもつもの,異性接近欲,異性接触経 験,ペッティング経験などとの関連においてほ,女子では有意の閑適がなく,男子では有 意の関連があり,親との同居者に少なく,アパートや寮や下宿で生活する男子が多く経験 する傾向にある.また,デート,異性接触欲,性的興奮,キッス経験,性交経験などとの 関連では,男女ともそれぞれ有意の関連をもち,ア′<-トや寮や下宿のものに多く,両親 と同居のものに少ない債向があり,その関連度では男子においてその傾向が高い。 (9)恋人の有無と異性翻虫経験,性的興奮,キッス,ペッティング,性交などの経験 との関連においては,男女ともそれぞれ有意の関連をもち,恋人をもつもののほうがその.
(17) 45. わが国青年(学生・生徒)における性行動の性差に関する調査研究(その2). ような性体験をするものが多い。その関連度においてはキッスや性交では性差が認められ ず,恋人をもつものは男女ともそのような性体験を同じように経験する傾向がある・oこれ に対し異性接触経験,性的興奮,ペッティングなどの経験との関連においてほ'男女とも 有意の関連をもっているが,その関連の強さにおいては性差が認められ,女子のほうが高 い傾向にある。 (10)アルバイトの有無とデート,キッス,ペッティング,性交,自慰などの経験との 関連においては,男女ともそれぞれ有意の関連をもっているが,その関連度においては性 差が認められ,男子のほうが高い傾向にある。 (ll)自分で自由に使える事の有無と異性-ソトや異性接触経験との関連においてほ, 女子では有意の関連がないが,男子では有意の関連が認められ,車をもっているもののほ うが,そのような経験をするものが多い傾向にある。 (12)信仰とキッスや性交の経験との関連では,男女ともそれぞれ有意の関連が認めら れない。つまり,わが国の青年でほ,男女とも性意識や性行動の経験と宗教的信仰との間 には関連がなく,宗教的影響力の低いこともその特色の一つとして指摘できるo. vIIIわが国青年(学生・生徒)の性構造の特色 以上その1およびその2をまとめて,わが国青年(学生・生徒)の性構造の特色を性差 の観点から考察してみると,いくつかの男女の性構造の類似性や差異性を指摘できるo 1)性体験の関連構造における特色 数多くの性意識や性行動の体験率は個々の意識や行動の種類によって異なるが,それぞ れの性体験相互間には,有意の関係が男女それぞれの間においてみられるoつまりある種 の性体験をもつ場合にほ,他種の性体験をもつ比率が,ある種の性体験をもたない場合よ りも高い。このような統計的有意の関連性においてほ,男女いずれも差異はないが,その 関連強度においては,男女類似のものと,差異のあるものとがあるoすなわち, (1)デート経験のあるものほ,キッス欲・キッス・性交の経験をもつ可能性が高い 点,キッス経験のあるものは,ペッティソグや性交の経験をもつ可能性が高い点,ペッテ ィング経験のあるものは性交の経験の可能性が高い点,などにおいてはそれぞれの関連強 ①デート経験と, 度において男女間に差異はない○しかし,現実の性体験比率からみると, キッス,ペッティソグ,性交の経験との間には断層があり,デート行動ですぐにキッス ⑧キッス経験とペッティソグ経験と性交 やペッティソグや性交を経験することはない点, 経験との間にもそれぞれ断層があるが,キッス経験がペッティソグ経験や性交経験と同じ 性体験のカテゴリーに属し,後二者と比較的に独立して経験されない点,などに欧米や北 欧の青年と異なっている。 (2)デート経験の有無に関連して,女子のほうが性的興奮,異性との身体接触,ペッ ティングなどの経験と関連度が高いoつまり,男女にとってデ-ト経験の有無はキッス欲 .キッス・性交などの経験との関連度は同等であるが,性的興奮・異性捷触・ペヅティソ グなどの経験に対しては女子のほうがデート経験の関連度が高く,デート経験によってデ.
(18) 46. 間. 宮. 武. 一T経験のないものよりも,これらの性体験をしやすい懐向にあるoこの懐向ほ恋人をも つているか否かによる関連においても全く同様である。すなわち恋人をもっているもの は・キッスや性交の経験を多くもっている点で男女とも同様であるが,性的興奮・異性接 触・ペッティングなどの経験との関連の強さほ女子のはうが高い。 これらの債向に比して,男子ほデート経験の有無の如何よりも,性的興奮を経験する と,キッス欲・キッス・ペッティング・性交などとの関連度が女子よりも高くなる。 2)性体験の始期に関する性構造の特色 性体験の始期についても,性差に関していろいろの特色が認められる。 (1)女子が男子より早期に体験するのほ,平均的にほ女子の初潮が男子の射精より早 くあらわれるという点だけであるoデートキッス・ペッティング・性交・自慰などの始. 期は男女間に差異はなく,ほぼ同じ時期に初めて体験している。これに対し,異性接近欲 ・性的関心・異性接触欲・性的興奮・キッス欲などの性的欲求や異性接触経験などは男子 のほうが早期に経験する傾向がある。 (2)身体的性成熟を基点とする場合,男子は射精を経験する以前に,異性接近欲や性 的関心の始期が先行するし,射精の始期と並行してはぼ同じ年齢期に異性接触欲・性的興 奮・自慰などを初めて経験するoこれに対し,女子では先ず初潮を経験し,その後に異性 接近欲・性的関心・自慰などがそれぞれ相次いで後行するが,初潮の始期と次にあらわれ る異性接近欲との問には平均して約1年の間隔がある。 (3)男女とも性体験の始期の系列ほ,デート-キッスーペッティング→性交となって いるが,女子ほペッティングと性交との始期間隔が短かい。 また,男子でほデ-トと異性接触経験がほとんど同時期に初めて経験するのに対し,女 子ではデート経験の始期と異性接触経験の始期との問にかなりの時期差が存在している し,その間に被接触経験の始期が介在している。 (4)各種の性行動や性意識の体験の始期相互間の相関をみると,. ③高い相関関係にあ 〔異性接触欲-キッス欲〕, 〔キッス欲一異性接触 経験〕, 〔キッスーペッティング〕などがあるoつまり,これらの性体験についてほ男女と も一方を早く(または遅く)経験すると,他方も早く(またほ遅く)経験する懐向があ るもので,男女に差異のないものにほ,. るoところが,. 〔性的関心一異性翻虫欲〕,〔異性接触経験-キッス・ペッティング・性交〕, 〔ペッティングー性交〕などの性体験に関してほ男子のほうが女子よりも相関が高い傾向 にあるし,女子は〔性的興奮一異性接角虫欲・性交〕において男子よりも相関が高い。. ⑧男. 女のいずれか一方が高く,他方が相関が低いかまたほ男女とも中等度の相関があるが性差 のあるものについてほ,男子でほ〔デートーキッス・ペッティング・性交〕の間に始期に 関する相関が高い傾向にあるし,異性接近欲の始期とデート・キッス・ペッティング・性 交の経験始期との間には有意の関連がないoこれに対し,女子は〔異性接近欲一異性接触 経験・デートキッス・性交〕,. 〔異性接触欲一異性接触経験・キッス・ペッティング〕, 〔性的興奮一異性翻虫経験・キッス・ペッティング〕, 〔キッスー・性交〕などの性体験始期 相互間に男子よりも相関が高い債向にある。.
(19) 47. わが国青年(学生・生徒)における性行動の性差に関する調査研究(その2). 以上の傾向の性差から考えると,男子の性体験は積極的であり,性的欲求を行動的に訴 え,性体験の境会があれば,これを満足しようとする特色があるのに対し,女子でほ性行 動に対応した性意識や性的欲求を経験した上でなければ,性の行動的体験をしない債向が ある。. (5)性成熟の指標として男子の射精と女子の初潮をととりあげ,それぞれの始期と他 の種類の性体験の始期との相関をみると,女子の初潮とキッス・ペッティング・性交・デ ートとの問には始期に関して有意の相関はない。また,男子の射精とキッス・ペッティソ グ・性交との間には有意の相関があるといっても無視し得るほどの低い相関関係にあるよ すなわち,男女ともからだの性成熟の遅速と性意識や性行動の体験の遅速とはほとんど関 連がないか,たとえあってもほんの僅かである。このことほ,男女それぞれの中には,か らだの成熟が早くても,性体験のおそいものもいるし,性成熟がおそくても性体験の早い ものもいるといえるわけである。この点,からだの成熟の早いものは性の目ざめも早いと いった従来の常識に対し,少なくとも,キッス・ペッティング・性交・デートなどに関し ては妥当しない。. 3)環境的諸条件と性体験との関連構造における特色 男女の性意識の発達や性体験に対して環境的条件がおよぼす影響性は必らずしも男女に 一様でない。この点に閲し主な特色をあげると次の如きものである。 (1)家庭のふんいきの影響性は,それが成育過程においても,現在の生活の場であっ ても,ひとしく女子に対して各種の性体験の可能性をあたえている。すなわち,暗くて楽 しくない家庭のふんいきの下に育った女子は,デート・異性接触経験・キッス・ペッティ ング・性交などの性体験をしやすい傾向性があるし,現在の家庭のふんいきの中に生活し ている場合でも,暗くて楽しくないふんいきほ女子に対して,異性-ソト(能動的) ・異 性接触欲・異性接触経験・キッス・ペッティング・性交などの性体験の傾性をあたえる。 これに対し,男子においては,これらの性体験に対して家庭のふんいきの如何は関連がな い。ただ,成育家庭では同性愛志向と同性愛に,現在家庭では同性愛志向に対して有意の 関連をもっているにすぎない。この点から考えると,男子では家庭環競の如何にかかわり なぐ性体験がなされるのに対し,女子においてほ家庭環境に敏感であり,その如何によっ で性体験が左右されるといった特色がある。 (2)しかし,両親の健否に関してほ,むしろ男子のほうに影響性があり,デートや同 性愛志向などは男女とも両親の健香に関連がないが,性交経験については,女子には関連 がなく,男子に対してほ両親とも健在のものは少なく,両親とも欠けている家庭の男子に 最も多く,文または母の一方を欠く場合にも性交経験をもつ傾向がある。 (3)居住形態の如何も男子との関連が深い。両親と同居している男子においては各種 の性体験をもつことが最も少なく,下宿・ア′ミートなどに住む男子に最も多い僚向があ る.女子においてもデート異性接触欲・性的興奮・キッス・性交などの経験においては 関連があり,同様の傾向をもっているが,しかしその関連度においては男子のほうが高いo (4)近隣環境の如何に関しては男女にひとしく影響をあたえており,住居の近隣にモ.
(20) 48. 間. 宮. 武. Iテル.レンタール-ム・同伴旋館などの所在する場合にほ,性交経験が多い傾向にあ る。この影響度においてほ男女間に差異はない。 (5)異性きょうだいの有無も,男女の性体験に影響性をもっている。デート.ペッテ ィング・性交・自慰などに関してほ男女とも関連していないが,女子では異性接近欲に, 男子では異性接触経験やキッスに関連があり,いずれも異性きょうだいをもつもののほう が,これらの性体験を多くもつ傾向がある。. (6)自分で自由に使える自動車やオートバイをもっている場合にほ,異性-ソト(鰭 動的) ・異性接触経験に対して男子ほ関連をもっているが,女子にはそのような関連がな い。. また,アルバイトをしているか否かによって,男女ともデートキッス・ペッティン グ・性交・自慰などの性体験に関連をもっている。男女ともアルバイトをしているものの ほうが・そのような性体験をもつものが多い懐向にあるが,その関連度ほ男子のほうが高 い。. これらの点から考えると,動梯の如何にかかわらず,串の有無とか経済的自由度など が,行動の自由性や性体験にかかわりをもっていることは確かである。 (7)宗教的信仰の有無ほ・男女ともに性体験に関して関連がない点もわが国青年の性 構造の特色の一つとして指摘できよう..
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