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アフリカツメガエル幼生皮膚に発現する新規遺伝子 Xenopus polka dotの解析

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Academic year: 2022

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アフリカツメガエル幼生皮膚に発現する新規遺伝子 Xenopus polka dotの解析

著者 吉井 俊祐

URL http://hdl.handle.net/10236/3427

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2008 年度  修士論文要旨 

アフリカツメガエル幼生皮膚に発現する新規遺伝子

Xenopus polka dot の解析 

 

関西学院大学大学院理工学研究科 生命科学専攻  鈴木研究室  吉井  俊祐

表皮構成細胞の新たな分子マーカーを探索する中で、アフリカツメガエルの表皮内で斑 点状の発現を示す新規遺伝子を単離し、この遺伝子をその発現パターンからXenopus polka dot (Xpod)と命名した。発生過程における Xpodの発現プロファイルを解析した結果、Xpod 発現細胞は神経胚期から表皮基底層に出現し変態期前に消失することが分かり、またアニ マルキャップの培養により得られる不定形表皮内にXpod発現細胞が出現することが分かっ た。Xpod 遺伝子の配列内には既知の遺伝子と相同な領域は検出できなかったが、予想され るORFを用いたGST融合タンパク質に対する抗体を作製しウエスタンブロットを行った結 果、予想サイズのバンドが神経胚から検出された。Xpod 発現細胞の性質を明らかにするた めに、表皮内に斑点状に分布することが知られている繊毛細胞とイオノサイトとの比較検 討を行った。Xpod発現とα-tubulin発現の二重染色及びNotchシグナルに対する応答性を検 討した結果、Xpod 発現細胞は分化した繊毛細胞とは明確に区別できることが分かった。水 生動物の浸透圧調節に関わるイオノサイトとXpod発現細胞との関係を検討するため、イオ ノサイトのマーカーとなる Foxi1の発現を解析した結果、Foxi1 発現細胞はXpod発現細胞 と極めて類似したパターンを示し、一部の細胞では両遺伝子を発現していることが分かっ た。また、Xpodの過剰発現およびアンチセンスRNAを用いた機能阻害はFoxi1発現細胞の 細胞数および遺伝子発現に影響を及ぼさなかったのに対し、Foxi1を過剰発現させた胚では Xpod 発現細胞が顕著に減少することが分かった。つまり、イオン環境を感知する表皮細胞 としてイオノサイトと新規X 細胞の2種類が考えられ、Foxi1発現が低下し特異的にXpod 発現が増加した細胞が新規X細胞に分化するのではないかと考えられる。

参照

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