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Two independent regions of human telomerase reverse transcriptase(hTERT)are important for its oligomerization and telomerase activity

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Academic year: 2022

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Two independent regions of human telomerase reverse transcriptase(hTERT)are important for its oligomerization and telomerase activity

著者 荒井 邦明

著者別名 Arai, Kuniaki journal or

publication title

博士学位論文要旨 論文内容の要旨および論文審査 結果の要旨/金沢大学大学院医学研究科

volume 平成14年7月

page range 35

year 2002‑07‑01

URL http://hdl.handle.net/2297/15701

(2)

学位授与番号 学位授与年月日 氏名 学位論文題目

医博甲第1517号 平成14年3月22日 荒井邦明

Twoindependentregionsofhumantelomerasereversetranscriptase(hTERT)are importantforitsoligomerizationandtelomeraseactivity

(ヒトテロメラーゼ逆転写酵素(hTERT)の多量体形成やテロメラーゼ活性に重要な役 割を果たすhTERTの独立した二領域の検討)

論文審査委員 教授

教授 教授 主査

副査

井上正樹 山本博 馬渕宏

内容の要旨及び審査の結果の要旨

テロメラーゼは染色体末端に存在するテロメアにテロメア繰返し配列を付カロする逆転写酵素であり,ヒトテロ メラーゼ逆転写酵素0nmmoclomemscIw画scumscnptaseOiIml))はその触媒活性サプユニットである.逆転写酵 素を含む種々のポリメラーゼは相同性の高いモチーフを有しているが,それらのポリメラーゼにおいて多量体の 形成が報告され,その多量体の形成がポリメラーゼの活性化に重要な役割を果たすことが示されているhlHU も他のポリメラーゼと高い相同性を有することから多量体を形成している可能性かI考えられる.そこで本研究で は異なる標識を付カロした1m団矼を用い,GSr融合タンパク質加卑怯ならびに免疫沈降法にてlilHUの多量体 形成に関して検討し,以下の結果を得た.

1.昆虫細胞発現系ならびに動物細胞発現系を用いてlilmTタンパク質を発現させ,GSr融合タンパク質沈降 法ならびに免疫沈降法にて検討したところ,異なる標識を付加したIilHU間の結合が認められ,、H【rが 多量体を形成していることが示された~

2.欠損変異型mHUを用いて結合部位を検討したところ,逆転写酵素間で保存されるIUにveIschm1sqipOase)

モチーフの外側であるN端側ならびにc端側のそれぞオUml立した2領域がこのmHIr間の結合に重要な役 割を果たしていることが示された.

3.鋳型IRNAであるmROmmnmMelomcmscRNA)はmHUの多量体形成に影響を与えず,lilHm±ⅢH【r自 身のみで多量体を形成することが示された.

4mmrの金属結合モチーフのⅥⅣ配列をVAIに置換した変異型lilmrはドミナントネガティブ効果を有 することが報告されている.この変異型hlHUは野生型ⅢⅣrと結合し多量体を形成するが,テロメラー ゼ活性を有しないⅡG3細胞にこれらを一過性に発現させてテロメラーゼ活性をTRAPassayにて検討したと

ころ,この変異型mHIrは野生型mmrによるテロメヲーゼ活性に対して抑制効果を示した.このことよ りテロメラーゼは複数のmHUが協調して働くことにより発揮されることが示唆された.

以上,本研究は,細胞の不死化や老化に関わるテロメラーゼの触媒活性サブユニットであるIimUの酵素学 上の特性解明に貢献を果たし,特異的な阻害剤の開発にも寄与する価値ある研究と判断された.

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参照

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