• 検索結果がありません。

プロトカドヘリン-1の機能解析

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "プロトカドヘリン-1の機能解析"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)プロトカドヘリン‑1の機能解析 著者 URL. 朝山 綾子 http://hdl.handle.net/10236/8110.

(2) 2010 年度 修士論文要旨. プロトカドヘリン-1 の機能解析 関西学院大学大学院理工学研究科 生命科学専攻 鈴木研究室 朝山綾子 神経系は、神経細胞の結合により作られる複雑且つ整然としたネットワークがその働き の基礎となっており、その結合は種々の細胞間接着タンパク質が担っているものと考えら れる。カドヘリンスーパーファミリーは多種類の Ca2+依存性細胞間接着タンパク質群から 成り、多細胞体の構築・維持に不可欠な分子である。中でもプロトカドヘリンは最も大き なサブファミリーを形成する分子で、主に神経系において発現していることから、中枢神 経系の形態形成・シナプス形成などへの関与が示唆されている。しかし、神経組織形成に おける個々のプロトカドヘリンの機能はまだ十分解明されていない。私は本研究において 視覚という重要な機能を担っている網膜を研究対象にとりあげ、機能がまだほとんど明ら かにされていないプロトカドヘリン-1 に注目して解析を行った。ニワトリ脳より作製した cDNA を用いてニワトリプロトカドヘリン-1 全長配列の取得を試みたところ、ヒトプロト カドヘリン-1 に知られている 2 種類のスプライシングバリアントに対応するものの他にニ ワトリ特異的なバリアントと思われる1種類のバリアントを取得することができた。ヒト に知られている型の 2 種類のバリアントを L 細胞に発現させたところ、細胞間に局在し、 他のプロトカドヘリンと同様、比較的弱い Ca2+依存性の細胞間接着活性を示した。また、 弱い接着を示したバリアントは強い接着を示したバリアントに比べ細胞表面の存在量が少 なかった。さらに、プロトカドヘリン-1 の細胞内に存在する 3 つの保存配列(CM1, CM2, CM3)をひとつずつ削った変異体を作成し L 細胞に発現させ、接着活性の強さを比べると 最も長いバリアントであるバリアント 2 と C 末端に近い保存配列(CM2)のみを削った変 異体が最も弱い活性を示した。このことからプロトカドヘリン-1 の細胞内ドメインの C 末 端の一部が接着活性の強さを制御している可能性が示唆された。プロトカドヘリン-1 は胚 発生初期から網膜に発現しており、成体ニワトリ網膜においては神経節細胞、アマクリン 細胞、水平細胞およびそれらの突起が存在する網状層や繊維層での局在が確認できた。.

(3)

参照

関連したドキュメント

内在性 Kintoun/ H10BH-BP を Knock down (KD)した場合の影響について、細胞形態の観察を行っ た。まず、本実験では HeLa

2012 年度 修士論文要旨 ラマン分光法を用いた神経細胞の機能と 分子組成変化の相関解析 関西学院大学大学院理工学研究科 生命科学専攻 佐藤研究室

の問題を解決する手法として無細胞タンパク質合成系にお

精神神経機能におけるアストロサイトの重要性

ヒト神経芽腫細胞株における Zygote Arrest 1 遺伝子の機能解析.. 日本大学大学院医学研究科博士課程

これら 5

4.神経幹細胞 化に伴う遺伝子座核内配置の転写依存 的変動解析 伊藤 謙治,魚崎 祐一,野口 東美 荒川

BCL1-B20 細胞より粗膜画分懸濁液を調製し、 mCD83- Fc および Control-Fc により粗膜画分懸濁液中から沈降 されてくるタンパク質を SDS-PAGE で分離後、