• 検索結果がありません。

田本健一教授・樋野芳雄教授・ 山本雅子教授をお送りして

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "田本健一教授・樋野芳雄教授・ 山本雅子教授をお送りして"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

xiii

田本健一教授・樋野芳雄教授・

山本雅子教授をお送りして

加 納   寛

(国際コミュニケーション学部長)

 国際コミュニケーション学部は、今年度、大きな転換点を迎えることになりました。こ れまで国際コミュニケーション学部、さらには愛知大学全体をお支えいただいていた、田 本健一教授・樋野芳雄教授・山本雅子教授を、定年でお送りすることになったためです。

 田本健一教授は、1987 年に愛知大学に着任され、その前に勤務された高校や短大を含 めるとほぼ半世紀にわたって英語を教えていらしたことになります。国際コミュニケーシ ョン学部においては、1998 年の学部開設にあたって言語コミュニケーション学科(現・

英語学科)の柱として尽力され、さらには 2004 ~ 2005 年と 2008 ~ 2010 年の 2 度にわた って学部長をおつとめいただきました。個人的には、田本学部長のもとで行われたカリキ ュラム改革を思い出します。広い視野から的確な御指示をいただき、魅力ある合理的なカ リキュラムが完成しました。このカリキュラムは、現行カリキュラムにおいてもその基盤 となっています。管理面の御活躍は学部内にとどまらず、2015 年からは教学担当の副学長・

常務理事として、4 年間にわたって愛知大学全体を支えられました。学外においても、日 本私立大学連盟国際連携委員会副委員長などを歴任され、お力を存分に振るわれました。

そうした華々しい御活躍の一方で、広く深い教養と英語への愛を背景に、お忙しい学務の 合間を縫うように英語研究を探求され、また学生に学問の面白さや深さを伝えられ英語教 育に邁進されました。

 樋野芳雄教授は、1979 年に愛知大学に就任され、40 年以上にわたって愛知大学をお支 えいただきました。国際コミュニケーション学部にとっては、とくに 1998 年の開設時に おける御活躍が思い起こされます。樋野先生は、初代比較文化学科長(現・国際教養学科長)

として、緻密な御計算と熱意によって、学科の基礎をゼロから組み立てられました。学部 開設後は常に学生たちの教育に心を砕かれ、御専門の社会学の見地から、現実の社会に学 生たちの関心を向けるための様々な工夫を不断になさり、学部内でも最も熱心に FD 活動 に取り組まれました。とくに学生のキャリア発達に寄与されたことは、多くの卒業生が自 らのキャリアのなかで樋野先生のお教えを思い起こし実践していることからも、その効果

(2)

xiv

を知ることができます。2009 年から4年間、全学の就職委員長としても活躍され、その 緻密さと熱意を、学部を超えた学生たちのキャリア支援に活かされました。学部内の様々 な会議においても、常に理念と現実とのバランスがとれた御意見を表明いただき、学部を 正しい方向に導いて下さいました。

 山本雅子教授は、1997 年、現代中国学部設置時に愛知大学に着任された後、2004 年に 国際コミュニケーション学部に移籍され、一貫して日本語教育や国際交流事業に多大な御 貢献を頂きました。とくに国際コミュニケーション学部に移籍された当時は、ときに険悪 になりがちであった学部内の会議において、いつも和やかな雰囲気を醸成していただきま した。教育面では、御専門の認知言語学を、留学生指導に活かされるとともに、日本語教 員の養成にも取り組まれました。国際コミュニケーション学部においては、日本語教員を、

学部の理念を体現する重要な卒業生の進路の一つとして位置付けていましたので、学部内 の専任教員として唯一、日本語教員養成に取り組まれる山本先生のゼミには、将来、日本 語教育を通して世界と関わっていこうとする学生たちが活発に集っていました。また、山 本先生は、優れた留学生の確保のため、世界を飛び回っていらっしゃいましたので、入学 前に山本先生に接して本学への入学を決めた留学生も多かったと思います。入学後も、学 業面だけではなく、生活面やメンタル面にも心を配っていらっしゃいました。さらには、

留学生のみではなく、学生相談員として、学業面や生活面などにおいて困難を抱える学生 のケアにも当たられました。

 さらに、国際コミュニケーション学部では、学生を優しくアジア文化研究に導いて下さ った周星教授が他大学に移られることになり、また嘱託助教として英語によるクリティカ ル・シンキングの基礎を学生に熱く教えて下さったダン・レ先生も任期満了で去られるこ とになりました。

 こうした先生方の御退職によって、国際コミュニケーション学部は、大きな変化を迎え ることになります。国際コミュニケーション学部は偉大な柱を何本も失うことになりまし たが、残された者一同、愛知大学を退職される先生方に恥ずかしくないように、今後も前 進し続けていきたいと思います。退職される先生方には、今後とも国際コミュニケーショ ン学部の後輩たちを、これまで同様に温かく見守っていただければと存じます。先生方、

ありがとうございました!

参照

関連したドキュメント

早川 和一 教授(自然科学研究科地球環境科学専攻)=拠点リーダー 荒井 章司 教授,加藤 道雄 教授,田崎 和江 教授,矢富 盟祥 教授 神谷

2)医用画像診断及び臨床事例担当 松井 修 大学院医学系研究科教授 利波 紀久 大学院医学系研究科教授 分校 久志 医学部附属病院助教授 小島 一彦 医学部教授.

明治33年8月,小学校令が改正され,それま で,国語科関係では,読書,作文,習字の三教

工学部の川西琢也助教授が「米 国におけるファカルティディベ ロップメントと遠隔地 学習の実 態」について,また医学系研究科

ハンブルク大学の Harunaga Isaacson 教授も,ポスドク研究員としてオックスフォード

Photo Library キャンパスの秋 ひと 人 ひと 私たちの先生 経済学部  岡田敏裕ゼミ SKY SEMINAR 社会学部准教授 鈴木謙介 Campus News

﹁地方議会における請願権﹂と題するこの分野では非常に数の少ない貴重な論文を執筆された吉田善明教授の御教示

山本 雅代(関西学院大学国際学部教授/手話言語研究センター長)