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フランス刑法改正の歴史

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(1)

I胃 昂

: TVT コ or

 

TlrcasoLoG

r

    Vo1

21, No

1,1987

料 )

 

ン ス

刑 法 改 正

歴 史

L

Histoire

 

de

 

la

 

R6forme

 

du

 

Droi

P6nal

 

Frangais

Yoshihisa

 

UENo

   

Le

 

Japon

 est le pays qui a import61e  droit frangais par Pinterm6diaire  

du

 Professuer Boissonade

au  debut de 

P6re

 de 

Meiji.

 

Mais ,

 c’est

 ces 

derniers

 temps  que 

1’

on y a recommenc61 ’

etude

 appro

fondie  du droit P6nal frangais

   D

autre  part

 comme  le code  p6nal  frangais de 1810 a suivi des cures  de rajeunissement  de nombreu

ses 

fois艮

il est un  peu  dificile pour  nous  

Japonais

 de saisir  exactement  

Phistoire

 de sa r6forme

   Voila la raison  de ce petit essai  specialement  sous  la forme  de table chronologique

 en  esp6rant

qu

il

 puisse servir  

du

 

document

 utile aux  chercheurs  sur le 

drolt

 p6nal frangais du 

Japon.

1.

は じ め に  〔本 稿の 目的 〕  我 国の比 較 刑 事法の分野で は

従来, ヨ

ロ ッ パ につ い ては専らド イツが研究の 中心 であっ た が, 近 時, ようや く フラ ン ス の研 究 も盛んに なっ て ぎた (1)。 か の大革 命を経た人 権の国フ ラ ン ス につ い て, それ が どの ような 刑 事 法 を も つ の か

そこで はどの ような 刑事政 策が行わ れ て たの か 等の問 題 意 識 が 増 大 するこ とは , 考え て みれ ば 当 然の こ と で ある (2)。 ま し て や 我 国 は

明治 時 代に近 代 法を外国か ら移 植し よ う と し た とき, まずフ ラ γ スに範 を 求め, ボ ワ ソ ナ

ドを師と仰いだ国 なの である

 と こ ろ で フ ラ γ ス刑 法は 1810年に制 定さ れて以 来 全 面 的な改正に成功して お らず

その時々 に

部を改正 し て 170 年余を 生 きな が ら えて ぎ た。 し た がっ て その歴史を た ど ること自体が現 在の フ ラ ン ス刑法の 性 格を 理解 するた め の前 提になる。 ま た他方で, 残念なが ら, 少 な くとも

般 的に は, フ ラ ン ス刑 法 改 正の歴 史 が 明 確にわ れ わ れの脳裏に 刻 ま れて い る とは未だ 言い難い よ うに思われる。  そこ で , 最 近の我 国における研 究 成 果 を 参 照 しつ つ , 今

度フ ラ ソス 刑事法の 歴史を振り返 っ てみ たい と思 う。 し た がっ て本稿は, とくに新しい 内容の研 究 成果を提 供 する もの で は ないが,   年 代を追っ て 事 実を並べ て み る とき

そこに新た な 流 れ が 発 見で きる,   最 近の我 国における研 究の整 理にな る,   今後の フ ラ ン ス刑 事法研究に 資料と し て役 立つ  

い うこ とを 考 慮し期 待 して, フ ラ ン ス刑 事 法に か かわ る主 な出来事を年 表形式に まとめ た もの で あ る。   〔本稿の利 用 法〕  もっ と も, ある国の事情とい うものは, た だ単に事 実を羅 列する だけでは, われ わ れ 外 国 人に はなか なか把 握しが たい 。 そ こで本稿で は次の ような工夫 をし て みた

これ らの点 を 考 慮に入 れた うえで 本稿を 活 用し てい た だければ幸 い である。

  

そ れ ぞ れの出来事の後に若干のコ メ ソ トを付し て, その 出 来事がもつ 意 義

内 容 を 明 らか に した。

 

  コ メ ン トは参照し た文 献に依 拠する が, メ モ 風に短 縮 し てある (文 責 筆 者 )の で, その 出 典 も明 示 した。 短縮し たこ とに よ り生じ るか もしれ ない 誤 解 を 避 けると同 時に, 本 稿に文 献 資 料 集の ような役割 を持た せ るた め である。 出 典は略式 (著 者名 ・文 献の題 名から適 宜 作 成 した略 語 )で示 すが

正式名は後 掲の 3

文献

 

に記し てある * 教 養 課 程 講 師 昭 和

61

11

月 30 目受付

55

(2)

相模工業大 学紀要 第 21 巻 第 1 号

 

 

連の 出来事の流 れ を 示 すた めに, た とえ ば (→ 1983

6

10)とい う具合に, 参照 すべ き関連 性の深い 出 来 事の年 号を 示し た。 た だ し, スペ

ス の関係で, 原 則と し て古い ものか ら新しい ものへ の参照 を 中 心とするが, 逆の場 合は ← で示 し た。    フ ラ ン ス 国 内の 刑 事に は直 接 関係しない 出来事, お よび 国外の 出来事につ い て は, 右 側に寄せ て記入 し た。  〔問 題 点の処 理方法 〕  また, 作成 上 生 じた問 題 点に つ い ては次の よ うに処 理 し た。    文 献 相互で訳語が 不統

な 場合には, できる だけ 原語を示 して統

し た。 訳 語の統

は, 原 則 と して 『フ ラ ソ ス 刑事法 〔刑法総 論 〕』

「同 〔刑事訴訟法〕』に よ る。    文 献 相互で年 号が食い違 う場創 こは, できる だ け他の資 料でチ

ヅ ク し た う えで, 統

した 。    各 文 献で 明ら か に誤 植と思われる個 所は, 他の資 料 等で チ

ッ ク し た うえで, 訂 正 した

 

  年 号は, 参 照 した文 献に年また は 月まで し か 明示 されて いない 場 合に は, その年また は 月の欄の先頭に配 置 した (他の資料で判 明した ものは

もち ろ ん 月ま た は 日 ま で記入 して ある)。    同年月 日の 出来 事につ い ては, その後 先 を 考慮しな かっ た。  〔本 稿の程距離〕  最後に, 本稿で は,

 

1

) 内 容的 範 囲は, 刑 事 法のなかで も, と くに刑 法 典, し か も改正 をめぐ る流 れ と 犯 罪事情の動 ぎを中心 と し

刑 事訴訟 法

少年法等に 関し て は, 特に重 要な もの, 刑 法と関 係が深い もの に限 定し てあるこ と,  (

2

) 時間的 範 囲はフ ランス革命 以後か ら現代ま で であ り, 革 命 以 前につ い て は ふれてない こ と,  (

3

) 第二次 世 界 大 戦の前 (第

部 ) と戦後 (第二部 ) と を 分 けたが

後者に つ い てはか なり詳 細な年 表と な り, 前 者 と均 衡を欠 くこ とに なっ て し まっ た (4)こ と, を お こ と わ り し て おぎたい

1

3

)は , 逆にいえ ば 本 稿で や り残した ところ とい えるが, そ れ らの検 討につ い ては 他日を 期し たい。 〔注 〕 (1) もち ろ ん, 我国でもかつ てフ ラ ソス刑 事 法の研 究 が 盛んな 時 期はあっ た し, 少 数ではあ る が 従 来か らフ ラン ス

  

の研究に力を 入 れ てこ ら れ た学 者 も あっ た。 し か し, 本 格 的 な 研究の気運 が 盛 り上がっ て きた の はつ い最近の    こ と とい え よ う。 注 (

2

)の文 献 参 照

2

) フ ラ γ ス刑 事 法を研究する 必要につ い て は, 澤 登佳人 「フ ラ ン ス 犯罪学に学ぶ もの

独仏犯 罪 論 体 系の比 較

  

考 察

」 法 政 理 論

13

巻 3 号 (1981 年)に詳 しいが

『フ ラ ン ス刑事 法 〔刑法 総 論〕』(成 文 堂

1981 年) の    平 野 龍

「序 文 」

澤 登 俊雄 厂訳者あと がき」に も, 我国の フ ラ ン ス刑 事 法 研 究の 沿 革を含めた要 領の よい説 明    が あ る。 刑事訴 訟法に つ い て は, 「フ ラソ ス刑 事法 〔刑法総論〕』 (成 文 堂, 1981 年)の澤登 佳 人 「訳 者ま えが     き」が われわれの研 究 心を大い に鼓 舞し て くれる。 (3) 実は, 本稿執 筆の直 接の動機は

他の原稿 (「G

ル ヴァ ス

ル 『フ ラ ン ス新刑法 典の編纂』」法 律 時 報58 巻 12

  

号)執筆の際に, こ の よ うな 年 表 が あっ た ら便利 だろ う と感じたこ とに起 因して い る。 (4) その理 由 は,   戦後の文 献は豊富で内 容も詳細 なこ と,   現 代の研 究 者に とっ て は戦 後の流 れこそ 特に関 心が

  

向 くところ だ と 思 わ れ るこ と,   ま た実際に資 料と し て利 用 する際, 戦後につ い て は こ の程度の詳 細さが必要    だと思 わ れ ること等でる。

2.

 

 7

ラン ス革命 か ら第二 次大戦まで

 

フ ラ ン ス革 命の理想実 現に燃えた 1791 年 刑 法 典は, あま ワに社 会 状 勢とかけ 離 れ

社会 秩 序の混乱 を招い た。 そこ で,

1798

年に政 権 を 掌 握したナポ レオ ン は直 ちに新 刑 法 典の制定 を命じた。 こ うし て完 成されたの が

1810

年 刑法 典 である。 そ し てこ の法 典 が 現 在 まで 生 き続 けてい るの である が, 各時代時 代の 要求は異なる の で, 当然の こ と な が ら 頻 繁な部 分 的改正 を招 くこ と になる。  大 き な 流 れ を 示せ ば 次の よ うに な る。 まず, ナポ レi ン帝 政の崩 壊 後, 王制 復 古を 経て 1830年代に 入 る と, 自由 思 想が復 活し刑 罰 が 緩 和 され る (第

1

期 )。 しか し, 犯罪の増 加は止 ま らず

イタ リ ア実 証主義の台頭とともに, 刑罰の 個 別化の動 きが生じ

tc

(第 2 期)。 そ し て, 第

次大 戦か ら第二次 大 戦へ の混 乱 期にはやはり厳 罰 が 要 請 さ れ た (第

3

期 )。 処遇 緩和の時代を 迎 え るの はその後 (第

4

期 )で あっ た (分 類は森下

略 史に よる)。

(3)

1789

 7

14      

8 .

26

     9

15     10

21

1790 年 1790

 1

21

1

23 1791

 5

23

7

19

9.39

25

1792.

 3

20 1796

 5

22 1800 バ ス チ

ユ 襲 撃 (フ ラ ン 大 革 命 ) 「人お よび 市民の権 利言 」 (桜木

253

頁) 国 民 議 会

刑 法 改 正のため の委 員 会 (7人 ) 設置 (桜 木 263 頁) 制 憲 議 会, 群 衆に対 する法 令 (戒 厳 令 loi rnartiale ) を 採 択  

社 会の平 穏が危 険に さ ら さ れた場 合, 地方 自治 体は, 秩序 回復の た め直ちに軍 隊を出 動させ る こ と    を宣 言 する よ う義 務づけられ るo  

・3

回の警 告に もか か わ らず 群 衆が解 散し ない揚 合は武 力が 用い ら れる。       (中 山

イ サエ フ 116 頁 )

マ ラ

Jean

 Paul Marat の 『刑事立法の プ ラ γ』 (Plan de L6gislation Cri皿 inelle), パ リ で 発行

       (平 野

プラ ン

269

頁)  

既に

1780

年スイ ス で 刊 行され てい た が, 補 筆さ れパ リで発行さ れ た。  

大ブル ジョ ワ ジ

と結託 し た専 制主義の 刑法の階級性を暴 露し, 正義と自由の支 配 す る新しい 社会    の刑法

裁 判 組 織を体系 的に打 ち 立て た。 ギ ィ ヨ タ ンの提案に よる デク レ 桜 木

263

)  

新刑 法 典 制 定の前 に, 封 建刑 法の醜悪な刑 罰 体 系の

部を除去する もの 。

 

刑 罰

身 専属 性 (personnalit6 des peilles)の 原則を確立した。

ペ ル チエ パ リ高 等 法 院 院長 )

デュ ポ ル (パ リ高 等法 院 評定 官)

刑法 改正委 員 会に加わ る        (桜 木

264

頁 注 (

1

))  (但 し

沢 登; 藤 尾

209

頁注 (

14

)に よ れ ば 1

22 に新た に指 名 さ れ た 委 員は, こ の

2

人 を含め

5

人)  

改正作業は こ の時 点か ら急に進 行し た と み ら れ る

 

エ は, 後に委員 会 を 代 表 し て議 会に対 する法 案 報 告 者 と な る。 (→

1791.

5.

23) 新刑 法 典 草案

国 民議会に 上程 (→

9 .

25

) (桜 木 263 頁 )  

ペ ル チ エ が 報し た (全沢 登

藤 尾

150

頁 ) 違 警 罪

軽罪に 関 する デク レ 桜 木 271

273 頁注 (10))  

住 民の不穏な動向 を 調査

予 防す る警察 的 規 制

処 罰 と

刑 法典に類型化され て い る よ うな犯罪に    い た ら な い ま で も社 会 的 秩 序の混 乱 を 惹 起 する軽 罪 の処 罰。 (同 271 頁)  

刑 法 典と陪 審 制 度に よっ て 維持さ れる の が 「公 共 の平 穏

安 全」で あ る が, 本デク レ で維持され る    のは 「秩 序 と平 穏 」で ある。 (同 271 頁) フ ラ ン スの成 文 憲 法 (立 憲君主 制 憲 法 ) (山口 ・概 説上 52 頁) フ ラ ソ ス初の刑法典 (

1791

年刑 法 典 ), 議会で可 決 成 立 (桜 木 263 頁) (全 訳→ 内 田

中 村

180

頁)   ・革 命の情熱の 中か ら 生 ま れ て来た もの で

極め て理論的

観 念的色 彩が 濃 い e1810 年 刑 法 典    実 際的

功 利 的 〉。 (江口

小 史 25 頁 )

  。

罪刑 専 断主 義 を排 し, 罪刑法定主義の原 則 に 基づい た。 (同 26 頁 ) 死刑の執 行 方法は ギロ チ ンに よ る (デクレ) (→

1810

年 刑法 典 12 条) (→

1960.

6.

4

      (新 倉

死刑 63 頁 ) 共和 暦 4 年 牧 月

22

日法 (桜木 301 頁 )  

フ ラン ス 刑 法の未 遂 規 定に近代 的 な 定 義 が 与え られ た。

57

(4)

相 模工業 大学紀要   第 21 巻  第 1 号 〔第 1 期

自 由 思 想の発 達 と 刑 緩 和の時 代 (

1810〜1875

年)〕 (森 下

改正

120

頁 / 略史

2

頁 )

1808.

11.

17

1810

 2

15 4

20 1811

1

1 1826 年 1832

 4

28 1838

6

30

1845.7 .

15

1850

1863

 

3.

13

治 罪 法典制 定 (→

1958.

12

23

= ヲ刊

1

事 訴 訟 法へ 改 正 )  

刑 法 典, 司 法 組 織 法の公 布 をまっ て,

1811

1

1H

か ら施 行 され た

(澤 登

フ刑 訴

49

頁) 現 行 刑 法 典 (ナポレオン刑 法 典 ) 制 定 (→

2.

22

公 布

1811・

1.

1

施 行 )

 

道 義 的 責 任 (responsabilit6  moral 応 報 刑 (peine  r6tribution と二つ 本 質 的 基 礎と する。

      (森下

新展開 76 頁 )  ・ 心 神 喪 失 者 (d6ment )の行 為 は不 可罰 (64 条 )。 た だし, 無 罪 判 決 ・ 予審 免訴の 決定 が あっ た場     合, 民法 の禁 治産 手続の規定に よ P, 検事正 は治療 所 ない し病 院に 収容するこ とを親 族会議に要 求    する こ とがで きた。 (→ 1830

6.

30) (森下

新展 開 6,

79

頁)  

大 革 命 後 の反 動の時 期に制 定 さ れた た め, 厳 罰 主 義で あV

多数の死 刑 が 置 か れ た。       (→

1832.

4.

28

) (

120

「司法 組 織 及び司 法 行 政に 関 する法 律」 公布 (→ 1811

1

1

→ 1958

12

22        (中 川

司 法 組織 48 頁, 澤 登

フ刑訴 49 頁 ) 刑 法, 治 罪 法, 司 法 組 織 法の施 行 死刑の言 渡 (

150

人 ), 執 行 (

111

人 ) が最も多かっ た年 (新 倉

死 刑

63

1

初の大 ぎ な 刑 法

部 改 正 (Levasseur , p

73)(Table Chr

 p

1001)   ・ 刑の適 用範 囲 を縮 減 し た。  

ま た

般 的な減 軽情状 を 規 定 したが

これ は頻 繁に適 用 され

刑の 緩 和に役 立 っ た

      (森 下

改正

120

頁 )  

これ 以 来, 心 神 耗 弱 も減 軽 情状の

と し てめ ら れ た 。 (→

1850

頃 ) (森下

新 展 開

77

頁 ) 行政処分と し ての神 病 院へ の収容処 分に する法 律  

犯罪性 精 神 病 者に対す る特別の処分で はな く

公 共の秩 序 ま たは人の 生 命

身体の 安全に とっ て危     険な精神 病 者

般に対 する もの  

市 町 村 長

警 視 (commissaire  de police立に よ り知 事の 権をもっ て 行われ る。       (以 上吉 川

保安 101 頁 )  

検 事正 は禁 治産 手 続に よる 入 院 要 求 を行わ な くな っ た

(←

1810.

2.

15

)  

犯 罪性 精 神病者に も適用 さ れ た が,

般の精 神病者 と 同 様 に 扱 う 点 で 問 題があっ た。 (→

1850

)       (以 上森下

新展開

79

頁 ) 法 律   ・ 鉄 道の 運 行 を妨 害する者を 罰 する規定 (18 条の 1)。 (→ 1983

6.

10) (恒 光 ・動 向

73

頁) 心神 喪 失 者を 不 可罰とする制 度の不 十分 性が次 第に 認識され 始め る (→

1932

草 案 )       (森下

新展 開 76 頁) 部分 的 改正 (

Levasseur

, p

73)(Table 

Chr .

 p

1002)

  ・

多 数の重 罪を軽 罪に して (correctionnalisation )

刑 を 緩 和。 (森 下 ・ 改 正

121

頁) 〔第

2

刑の個 別 化と実証主義理論の台 頭 (1875

1914 年)〕 (森 下

改 正 120 頁 / 略 史

2

頁 )

1885.5.

27

累 犯者に関 する法 律 (吉 川

保安 98 頁, 106 頁)

 

〔常 習 犯人

職 業 犯人に 対するル V ガシ オ ン の 制度の導 入〕

(5)

8

14

1886

年 頃

1891.

 

3.

26

1898年 1900 1906年 1910  

ル レ ガシオン は, 累 犯 増加に対 処 す るため の無期の補 充 刑だっ たが, 実は 自由剥奪 的保安処 分 だっ    た

(吉川

保安

106

森 下

改 正 121 頁)  

1935 年ま で に 2万 人に用さ れた が, 1936 年以 降, 実務上, 植民 地流配 は 中 止 され , こ の 刑は本    国で執 行 さ れる よ うに なっ た。 (→ 1942

7

6) (森 下

改 正 127 頁 )   ・居 住 制 限 1

interdiction 

de

 sξ

jour

)を 採 用。 (→ 1955

3

18) (吉川

保 安 108 頁 ) 累犯防止の手段1こ関す る法律 (→ 1891

3

26) (

保 安 98 頁 )  

・1870

年 (普仏 戦争敗 北) 代以 降にお け る 累 犯激 増に対し て採ら れ た手 段。   。仮 釈 放 (la liberation conditionnelle 制 度の 採 用。 はや く も刑 法 全 面 改正の画 が開始さ れ

か な りの展をみせ た (→ Rev

 peni

 de 1893)       (Levasseur

 p

73)      

1889

年  国際刑 事学協 会設立 (リス ト, プ リン ス,

メ ル) (→ 1924)       (牧 野

志 林 34 巻 75 頁) 刑の加重

減軽にする法律

いわゆるベ ラ ン ジ = 法 (loi 

B6renger

)  

執 行 猶予 (sursis 制 度の 採 用 (吉 川

保安 98 頁

森 下

改正 121 頁 )  

常 習 犯人 に対する刑の 加 重

略 史

2

      1893 年 シ

ュー

トに よ るスイス刑法 草 案が, 刑 罰と保安処 分との 二元主義 体 系を       最初に樹 立 (森 下

新 展 開 77 頁) サ レ イユ 『刑 罰の個 別 化 』 初 版 (森下

改 正 121 頁) 1902 年 ノ ル ウ

=一

刑 法, 精 神異常犯罪者と多 累 犯 者とに対 して保 安 処 分を 規定 死 刑廃止 法 案

国会に上 程 (→

1908

年 否 決 ) (→

1927

) (森 下

死 刑 71 頁 ) 刑 法 典 百 周年 (森 下 ・新 展 開

77

頁 ) 〔第

3

法 規 上の厳 罰の時 代 (1919

1944 年)〕 (森下

略 史

3

頁)       (第

次大戦 中 ) 臨時 措置の ほか, 特 筆すべ き刑 事立 法な し       (戦 後)犯罪激増 (← 社 会造の 激 変, 家 族 秩 序の 乱 れ 等 )→ 厳 罰 主 義へ 1923

 

3.

27

1924

2

7 1927 年 1930

12

23 1919

9

29 ア ドル フ

プ リン ス (べ ) 死亡 (1845

) 堕胎罪を 重 罪か ら軽 罪に  

重罪法 院の 陪 審 が頻繁に無 罪 評 決 を出す の で, 重 罪 法院の管 轄か ら はずし て 処罰を強 化し よ う と し    た もの で, む し ろ厳 罰 化のあ ら われ。 (森 下

改正 121 頁)

      1924年   国 際 刑 法 学 会の創立 (Association internat1onale de droit p6nal )

家 族 遺 棄 罪 を 重 罪か ら軽 罪に (

1923.

3

27

参 照 ) (森下

改正 122 頁)

死 刑の廃 止 をめざ す二 提案が 国 会に上 程 された が

不 成立に (

1939

) (森 下

死 刑

71

頁)

     

1930.

12

12

 ル ネ

ガ ロ

死 亡 1849

) (志 林 34 75 頁 )

司法 省内に マ ッ テ委員 会 設 置 (司 法 大 臣シ

ロ ン

Ch6ron

(6)

相模工業大 学紀 要   第 21 巻  第 1 号 1931年 1932 年春 1933

 2

17 12

20 1934

 4

24

1936年 5

15

マ ッ テ (Paul Matter 当 時 破院 検 事 長 の ちに破棄 院長に)。

委 員に は, ユ グネ

Hugueney

), ル

Roux

)らがい た。 ・刑 法

刑 事 訴 訟 法の全 面 的 改正 を 目 的とする→ まず 刑 法 改 正 作 業 開 始 。       (三浦

改正 132 頁, 大塚 ・ 志 林 94 頁, デルネル

刑 政

41

頁 以 下, 森 下

略 史 3 頁)

刑 務 協 会 〔

S

 

i6t6

 

des

 prisons), 司 法 府は刑の執 行に関する処分につ き指揮すべ きだ との 希 望を表 明

(→ 1937 年} ( ・行 刑 判事 50 頁

マ ッ テ委員会, 総 則草 案 (143 条)発 表 (森下 ・略史 3 頁 )

 

保 安 処 分 を

。 自由 を奪う保 安 処 分と し て は,   治 療 所 (maison  

de

 santE ),   労 作 所 (

6tablis

  sement )

  乏 食 収 容 所 (d6POt 

de

エnendicite )へ の三種の収 容 を規定し た

(→ 1959 犯 罪者    処 遇 法草 案 」) (森下

新展 開 80 頁)    (他の内 容につ い て は, 大 塚

志 林 94 頁 以 下, デル ネル

刑 政 41頁以 下, ドン ヌ デュ

ー・

ヴ    ァ

ブル

刑 政 43 頁 以 下) 重 婚 罪 を重 罪か ら軽 罪に  

むし ろ厳罰化の あ ら わ れ

(←

1923.

3.

27

) (

正 122 頁) 法 律 (吉川

保 安 114 頁)  

施設の閉 鎖

1a

 

fermeture

 

d’

6tablissement

)は, 過 大 な 損 容 を 与 え, 不 公 平 な 点 も少 な く ない →    この 法 律で 原 則と し て廃止 の に向か い, 対人 的保 安処分 (営業の禁止 処 分 )に とっ て代わ ら れ     た。  

し か し戦 時 中に, その 有効性 か ら 明 示 的黙示 的に復活→ 今日 で は かなり多い。 マ ッ テ委員会, (各 則 草 案 完 成→ ) 全 刑 法 草 案を司 法 大 臣シ

ロ ン に提出  

現 行 刑法典の 立 法 精 神 は 依然とし て固 持 さ れ てい る。 重 罪

軽 罪

違 警 罪の分 類とそれに応じ た刑    罰。 (ドン ヌ デ

ュー ・

ヴァ

ブル ・政 43 頁  

草 案 80 条 〔職 業の止〕犯罪が 職 業 遂行 と 直接の 関 係を も ち, かつ 重大な犯罪に関 する揚合に か     ぎり

言い渡せ る。 (→

1959.

2.

23

デク レ) (森下

新 展 開

234

頁 )  

精神 障 害者の犯 罪につ い は, 強 制入 院シ ス テ ム改正 が試み ら れ, 保安処分の

と して特 別 治療 所    へ の監置の定 (

72

73

条 )が置かれ た。 (富 永

保 安 処 分

221

頁 ) v ッ テ草案, 国 会に上 程 される (→ 審 議 されること な く廃 案 ) (

Levasseur,

 p

74

)   ・ 結 局

本 草 案 は経 済 的

財政 的状況 と国 際情 勢に よ り放 棄さ れ た。  

委 員会 は, 引 き続 き治罪法 改正に取り組ん だ が, こ れ も戦 争に阻まれた。 ル v ガ シオ ソ, 実 務 上 廃 止 (これ 以 後は本 国で執 行 ) (← 1885

5

27) (第二次大戦 前 ) 内外の危 機

。 。。応 ず 。 た め

。急 政 令 ,、、、re,

1

。、)に よ る立 。。 。 。 法つ       き そ れ を乱 用      強 力

弾 力 的緊急 政令に よ り各種の特 別 刑 事立 法を行い, 国防 体制強化 (森下

略 史 3 頁)

1937

1937

 7

29

1939 年

1939

年       1937 年  第 4回 国 際 刑 法 会議, 刑

保安 処 分の執 行に司 法 府が関 与 すべ きだ との       決議を採択 (→

194・

1

23

)(森 下

行刑 判事

50

頁) 国 家の 部 的 安 全に対 する罪の 罰 則 強 化 (デク レ

ロ ワ) (森 下

改正

121

頁 ) 風俗犯に対 する罰 則強化 (家族 法) (森 下

改 正 121 頁 ) 国家の外部 的安全にする罪につ 死刑復活 (→

1950.

11・

23

) (森 下

死 刑

71

頁 )

一 60 一

(7)

1939。

 

6.

24 1940

 1

23

1941,9 .2

1942

 7

 6

1943.

11.

27

死 刑の公 開 を 廃 止 するデク レ (→

1981・

10・

9

)  

既 に

1932

年 草 案で は 公開主義の去 が規 定 さ れて い た。 (木 村 ・死刑 68 頁, 新 倉 ・死 刑

63

頁 )        

1939.

9

月  英仏, 対 独 宣戦 (第二次 大戦始 ま る) 司 法 省

検 察 官の刑 事 施 設の直 接 監 督 義務を廃止 (→

1951.

7.

18

) (

行 刑 判事 50 頁 新生 児 殺 を 重 罪か ら軽 罪に  

む し ろ厳罰化 のあ ら わ れ 。 (→ 1923

3

27) (森下

改正 122 頁) ル レガ シ オ ンを本 国で執 行 する こ と を暫 定 措 置とし て 定めた  

1958

年 新 刑 訴 で確 定 的 制度に なっ た。 (吉川

保 安

107

頁, 森下

改正 130 頁注 (17)) 法 律  

8条は, 刑訴 61 条 

  項 と と もに, 身元 確 認 活動の根 拠 条 文 として 挙 げ ら れ た。       (→ 1983

6

10) (恒 光動 向

80

頁 ) 〔第 4期 ・厳 罰主義か ら 処遇 緩 和時 代1944 年

)〕 (略 史 5 ) 1944

 8

9

「共和 国立法の に関 す るオ ル ドナ ン ス 」 (森 下

略史 4 頁 )  

・1940・

6 .

1

以 降 に発 布 され た ヴィ シ

政 府 の 政 治的諸 法 令 は, 遡 及的に無 効 (

2

条  項 )。  

以前の政 治的立 法 を除い て

第三 共 和 国の 法 律 の存 続 (

1

条)

  第二部 第二 次 大 戦 後  第二 大戦 後は , 処 遇 緩 和の時 代 を 迎え る が, 全 体主義と戦っ た 民主主義は よ り人道 的な行 刑を要 請するこ とに な っ た 。 それ を 力 説し たの が新 社会防 衛 論 者で ある (戦 後 第 1期)e しか し, 暴 力 犯罪に対す る市 民の不 安が増 大 する に つ れ, 迅 速で確 実な処 罰が要 請され る

司 法 大 臣ペ ル フ ィ ッ トは これを実 現し よ う と し た (戦後第

2

期 )。 し か し, 社 会 党が政 権 を とると

転 し て りベ ラル な 司 法 大 臣バ ダ ンテ

自 由 主 義 的政 策の道を 歩も う と す る (戦後第

3

期)。 し か し

1986 年保 守陣営が 国民議会 選 挙で勝利した た め, 刑 事 政 策は再びペ ル フ ィ ッ ト時 代に戻 るか の ような 様子を見せ 始めてい る (戦後 第 4 期) (分 類は恒 光

展 開に よ る)

〔戦後 第 1期 ・ 新 社 会防 衛 論影 響下の 刑事 政 策 (1945

78 年)〕 (恒光

展 開 56 頁 注 (1)〉 1945

 2

 2      

5

月 1946

10.

19

新 少 年 法 (オ ル ド ナ ソ ス ) (→ 1951

1958 大改正)(森下

改正 123 頁) 改 革 委 員会 (ポ

ア モ ル ), 14 の点につ き行 刑 改 革プロ グ ラム公 表  

そ の 多 くが ドイ ツ軍の 捕 虜キ ャ ン プや 強 制 収 容 所 の経験を もつ 政 府 関 係 者は, 大 戦 直 後の 過 剰 収 容    にむ 刑務所 の悲惨な状 態を前に し て

行刑 改 革の 必 要性を痛感 し てい た。 (恒 光 ・ 動向 31 頁 )  

よ り 人 道 的 な行刑 の新 しい 制 度を 組 織 し

かつ 刑 者の 人格調 査 を行 うこ とを内 容とする。       (森 下 ・改 正 125 頁 )  

その 後の改 革がすべ て のプ ロ グラム の現 実 化で あっ た とい え な く も ない ほ ど重 要な も の。 (恒 光

   動 向 31 頁 ) (14 の題に つ い て は, 恒光

同 頁 に全訳が ある

)  

こ のプ ロ グ ラ

明 確 な 方 向づけ を 与え た のが新 社会防 衛 論。 (恒 光

動 向 32 頁) 公務 員に無制約の組 合 結 成権を付与する法律  

それ ま で は

裁 判 所は公 務 員の 労 働 組 合を違 法と 宣言し て い た が

徐々 に事 実 が 法に優 位し

結    局

こ の 法 律が制 定 され た。 (→ 1948

9

28) (恒 光

動 向 43 頁 )

1948

1

紛 分 類セ ンタ

は, 収 容中の長 期 受 刑 者 (約 5・ 人の被 研 」者 (・el6 、・e))を6か 月

半 舳 に

_ 61 −一

(8)

相 模 工 業 大 学 紀 要  第 21 巻  第 1 号

1948.

 

9 .

28

1950

1950

11.

23

1951 年

1951.1

月 1951

 

7 .

18

・952

4

1

1953.

12

24

1954

年 1954

 4

13 4

15 1955

 3

18 1956

 3

12 1957

6月

1958

1958.

 

2 .

15

置い た (

半 自 由 制度の は じ ま り) (→

1951.

1

 

仮 釈 放 前の社 会 適 応 性 をみる た め (→ 1950 年 代に は更 に3 観 別 所 centre  d

observation )で )。  

その , よ り 長 く 収容す る半 自由セ ン タ

も 開始さ れ た (1950 年 代 )。  

また, 長 期 受 刑 者の 累進処 遇 制 度を実 施し てい る刑 務 所で

釈 放 前の

段 階 とし て も行われ た    (

1950

年 代 〉。 (森下

新展開

100

101

頁) 警 察 官の ス ト ライ キ権を禁止 する法 (→ 1958

8

6) (

動 向

43

頁 ) フ レ

ヌに国 立 分 類セ ン タ

設 置 刑 法 381 条 改 正

持凶器 窃 盗に死 刑を科 す (法 律 )  

政 府 は,

1944

年の解 放以 降, 刑罰緩 和 をめ ざす 人道 的 傾 向 を 表明 し たが, ヤ ミ取 引や持 凶器暴 力    犯罪 のた め に厳罰 主 義 に お もむ か ざる を え なか っ た

(森 下

改正 122 頁/死 刑 70 頁) (→

1981.

   

10.

9

) 少年 法 大改正 (森 下

改 正

123

頁 ) (→

1958

) 司法大臣の訓 令に よ り

トゥ

置所 (maison  d’arr6t

刑 期 1 年以下の短 期受刑 者に も半 自由制 実 施 (→ 1957

6 , 1958

5) (森 下 ・新 展 開 102 頁) 司 法 省, 司 法官の刑 執 行 関 与 を 拡 大 するこ とが 望 ましい との 意 向 を 表 明 (→

1952.

4.

8

)       (森 下・行 刑 判 事

50

頁 ) 刑 罰 適用判事を含む草 案が国会に 提 出さ れ た (→ 1956

3.

12) (森 下・行 刑事 50 頁) 麻 薬の 取 引及び使 用に する法 律 (吉川

保 安 104 頁)  

フ ラン ス 法とし て は じ め ての 治 療 処 分を規 定し た。 ア ンセ ル 「新 社 会 防 衛 論 』 初 版 (→

1966

年 ) 不救助罪 (刑 63 条 )の制 定 (法律)  

社 会 連 帯 観の発 展に よ り制 定に至っ た。 (森下

改正

122

頁 ) 他 人に とっ て危 険なア ル コ

ル 申 毒 者の処置に 関す る法 律  ・ ア ル コ

中 毒 者に対し保 安 処 分を認めた。 (吉 川 ・保安 102 頁) 法 律 (吉川

保安 108 頁 ) (← 1885

5

27

 

居 住制限 を 大修正 する法。

 ・ 監お よび保 護の 処 分 (mesure  

de

 surveillance  et 

d’

assistance 付 する こ と に よ り

実 質 的に

   保安処 分 の性格を ま す ま す 明 ら か にしてい る。 司法 省, 被 釈放 者の援助 と刑 執 行 監 督 との任務 を負う特別の司 法官を置くこ との利益につ い て, 注 意を 喚起 (→

1958.

12 .

23

)(森下 ・行 刑判事

50

頁 ) 被 釈 放者援助委 員会, 半 自 由 制 を 拡 大 す る要 望 提 出 (1958

5 も 同 )。 (→ 1972

9.

12)        (森 下

新 展 開 103 頁 ) 少 年 法 大 改正 (森 下

改正

123

頁 )  

少年法で達成 さ れて い る改革は

その 方 向に お い てJ 新 社 会 防 衛 論の 主 張と軌を

にする。       (同

123

頁} フラ ソス刑 務

刑 事 立 法 協会, 青年犯 罪 者 処 遇 法草 案を採 択 (森下

新展 開 203, 209

頁)  

シ ャザ

ル (

Cazal

), ピ ナ テル (Pinatel)が原 案 作 成。  

18 才 以上 25 才未 満の 年 (

jeunes

 adultes と し, 少 年法 (1945

2

2 オ ル ドナ ン ス)の採

(9)

8。6

1222 12

23

1959

年 223  

0

 

3

* 5

1960

年    る制 度をで き る だ け適用 しよ う とするe  

政府の草 案で はな い

また 進 歩 的 内 容 を もつ た め, 立 法 化 さ れ て な い 。 行 刑 職 員につ い てス トライ キ権を禁 止する オル ドナ ン ス (→ 1958

12

22) (

43

頁 )      

1958.

10.

4

 

第五共和国憲 法 制定 司 法 組 織に関 する オル ドナ ンス (中川

司 法 組織

48

頁 ) (→

1978.

3.

16

 

第五 共 和制 成立 後, ド

ル の 強 力な指 導 力の 下に行 政 権 優位の 司 法 改 革 が 実 施 さ れ た

→ 司 法

  

裁判所における訴 訟の迅 速 化

簡 易 化 を目指 す。 → 控 訴の集 中, 司法 官の地 位の改善, 司法 職 (弁    護士 , 代訴 士 等 ) の 統 合 等

司 法 制 度を質 的に 転 換 する大 改 革

(同 47 頁 )  

司 法 官の ス ト ライ キ権を 禁 止 (但し行 政 裁判 所 判事に は ス ト権あ り)。 しか し 現 実に は しばしばス     ト発生。 (→ 1983

6

16) (恒 光

動 向 43 頁) 行 刑 法の改 革 (オル ドナ ン ス第 1296 号 )

事 訴訟 法 全 面の 公布  (← 1808

11

17  (→ 司 法 改 革

k

を まっ て

1959.

3 .

2

か ら施行さ れ た。) (澤登

フ 刑訴 54, 55 頁)  

刑 訴 法 第五 編 「執行 手続 」(1945 年の 改革プ ロ ラム の 原 則 を 採 用 した もの)

お よ び こ の 第五編    の基本 原則を 受 けて 設 け ら れ た 第三部 にお ける 500 条 にお よぶ デク レ= フ ラン ス の 行 刑 法 を 形 成。  

・1945

年 以 来 実 施 さ れ て き た行刑 実務が法 律 化 され た

と くに 刑 罰 適 用 判 事 と保 護 観 察 付 執 行 猶 予     制 度 を 設 けた こ とが 重 要

(恒 光 ・ 動 向 32 頁 )  

最 近の犯 罪者処遇の観 念をか な り勇 敢に採 り入 れた もので, 古い刑法典とあ ざや か な対 照を な し て     い る。 (森下 ・改正 126 頁 )

 

裁 判 官が刑の 執 行に 関 与 す る度 合 が 強 い

刑 罰 適 用 判 事

juge

 

de

 1

application  

des

 peines

    制 度。 (森下

行 刑 判 事 50 頁, 恒光

動 向 36 頁 )

 

外 部 通 勤 につ い て 自 由制 度 (regime  de semi

libert6を 認め た (刑 訴 723 条)。

      (→

1979.

7。

17

)  

仮 釈 放 に と も な う 保護観察の期 間

有 期 刑につ て仮 釈放の 期間 は, 残刑 期 間に満た ない もの で    あっ て は な ら ない 。 他方

, 一

年 を 限 度 として残 刑 期 間 を越 える こ と がで きる (

732

条  項)。 こ れ     は, 比 較的短 い 自由刑の場合 を 考 慮 し た規定で

試 験 期 間 主 義の 考 えにつ ら なる もの とい える。       (森下

改正 126 頁 )  

ル レ ガ シオン を本国で執 行す るこ とを認め た暫 定 措 置を確 定 的 制 度と した (717 条  項 )。       (→

1970.

7.

17

) (森 下

130

頁 ) 人口 1000 人 あた りの重 罪

軽 罪認 知 件 数

,1944

年の水 準を越えた  

44 年か ら

50

年ま で減 少し たが, 50 年か ら 増 加 し て い た。  

な お

,60

年以降も犯罪率は増 加し てい る。 もっ とも,

59

年に は, 従 来 軽 罪で あっ た い くつ か の犯    罪 が 違 警 罪 化 され て い る (第 五 種 違 警 罪 ) の で , 60 年 以 降 と そ れ以前を 比 較するこ と はで き な い。        (恒 光

動 向

39

, 40 頁) 刑の言 渡 を うけた 者 を 保 護 観 察に 付 する判 決は, 職 業 禁 止を課するこ と がで きる (デク レ 318 号〉 (→ 1962

3

10) (森下

新展 開 234

フ ラ ソ ス刑 務

刑 事立法 協 会, 異常犯罪 者処遇法 草案を公表 (森下

改正 128 頁/新 展 開 75 頁 ) フ ラ ン ス刑務

刑 事立法 協会

刑事 自由労役法草 案を採 択  

短 期 自由刑の弊 害を さ ける た め, プ ロ ベ イ シ ョ ンに近v

刑の執 行 形 態 とし て の 自由労 役 (

presta・

   tion)を創設し よ う とす る もの

(森下

新展開

215〜

頁 )

1

刑 法 典 ・

5

一 嬲

季 刊刑政 ・・6 頁

一 63 一

(10)

相 模工業 大 学 紀要 第

21

巻 第 1 号 1960

6

.4

1961

 

3.

 4 1962

 

3.

10

1963.

 

1.

15

 

司 法 大 臣ミ シュ レ (

Michelet

)主宰の 会 合が, パ リのパ レ ・ ド・ ジュ ス テ ィ スで 盛大に行わ れた。    (

Levasseur,

 p

74) (

R .

S.

C .1960

, p

383

) オル ド ナ ン ス 60

529 森 下

略 史

6

1

) 自 由 刑の 種類 ・間の大 幅な変 更

 

徒 役 (travaux forc6s) を廃止 し, こ れ を 懲役 (r6clusion ) と併 せ て, 新 し u

懲 役 (r6clusion

   criminelle に統 合。

 

流刑 (

d6pOrtation

) を 廃 止 し, こ れ を 禁 固 (

d6tention

) と 併 せ て , 新 し い 禁 固 (d6tention

  criminelle に統 合。

    ↓

   その結果 次の よ うに置き換え ら れ た

  

無期 徒役 (travaux  

forc6s

perp6tuit6

無 期 懲 役 r6clusion  criminelle  

a

 

perp6tuit6

   

要塞 拘 禁 (

d6pOrtation

 

dans

 une  enceinte  fortifi6e

       → 無 期 禁

d6tention

 criminelle  

ti

 perpξtuit6

   

流   刑 (

d6portation

)→ 無

   

有期徒役 (travaux forc6s 

a

 temps

       

10

上 20 年 以下の有 期 懲 役 (r6crusien  criminelle  

a

 temps  de dix 

a

 vingt  ans )

   

禁  固 (d6tention)

       → 10 年 以 上 20 年 以 下の 有 期懲 役 r6clusion  criminelle  

i

 temps  de dix 

b

 vingt  ans

   

懲   役 (r6clusion )

       → 5 年 以 上 10有 期懲 役 r6clusion  criminelle  

b

 temps  

de

 cinq  

ti

 

dix

 ans

2

)  国家の安 全に対 す る罪 の罰則強 化  ・秩 序の維持, 国家の防 衛及び アル ジ

リア の平 定 を容 易な らし め る た め に」 国家 的 法 益に 関する    多 数の条 文を改正した。 (森 下

略 史

6

頁) ・ 反 逆 , 間 諜罪等は死 刑 が絶対 的 法 定 刑に なっ た

その 他, 74

108 条 参 照。

罰 主に基づ く 重い 法定 刑を掲げる規 定が多い 森 下

122

略 史

6

国 家全 に 対 する重 罪に つ い て は

死刑の執 行 方法は銃 殺 にす る (刑法

13

条 )。 (←

1793.

3 .

20

)        (→ 1965 フ ラ ソ ス 刑 務

刑事立法 協 会

週末 拘 禁お よび 断 続 拘 禁に関する法 律 草 案を採択  。短 期 由 刑の 弊 害を避け

そ れ を効 果的に する た め

週 末拘 禁お よ び断 続 拘禁とい う 執 行 方 法を規    定 し た。

 

断続拘禁 (emprisonnement  discontinu) と は, 飛 石 的に断 続 し て行わ れ る

種の休 日拘 禁で あ    り, 長 期 の ヴァ カ ン ス や年 次 休暇を利用 す る こ と に ね らい が ある。 (→ 1963

3

23)        (森下

新展開

222〜

頁/改 正 128 頁 ) フ ラ ン ス刑 務

刑事立法協会, 短期 自由刑に 変 わ る法律上の 諸 制 限 及び職 業 禁止に 関 する要 望を採 択

 

・短 期 自 由 刑の 代 替 と して, 権利の剥 奪

義 務の賦課 が考 慮 され るべ きこ と

保 護 観察付 き執 行 猶予     も適 用範 囲 を拡大 すぺ を 要 望

 

ま た, 職 業 禁止は代 替と して 不適当で ある が, 条 文が多 様な の で実 定 法の統

が 必 要 だ と する。     (→ 1963

3

23) (森 下

開 229

     

1962.

8.

3

 アル ジェ リア独 立 宣 言 発 表 国 家 安全 法 院を設 置す る法 律 (→

1981.

8。

4

  ・業 裁 判 軍 人のみ に よっ て構 成さ れ る, 国 家 の安 全 に 対 する 犯 罪 を 裁 く裁 判 所。 1960 年の駐    ア ル ジ ェ リ ア軍の反乱 を契 機に創設 さ れ た。 (恒光

動 向 38,

79

頁 〉

(11)

3.

23

1965

1965.

12.

23

1966

1968

年 フラ ン ス刑 務

刑 事 立 法 協 会

家 宅 拘 禁 法 草 案を採 択  

家 宅 拘 禁とは, 家宅で刑を執 行する もの で, 執 行猶予の よ う な もの。  

これも 短 期 自 由 刑の代 替と し て考え られ た制 度。  

以上の フ ラン ス 刑 務

刑 事立法 協 会の諸 草 案は, 公的 性 質はない が, 新しい 社 会 防 衛の理念に基礎    を 置 い た もの で あり

フ ラ ン ス の 指 導 的 地位を し め る学者 と実務家 が そ の作 成に参 加し た。  

政府の立法 作 業に は取 り入れ ら れ て ない よ うで あ る。 (森 下

新展 開 237

頁/改 正 128 頁 ) 軍 事 犯 罪の場 合, 死 刑の 執 行 方 法は銃 殺に よ る (軍事裁 判 法 典 336 条〉 (→ 1981

10

9)       (新 倉

死 刑

63

頁 ) 常設 軍事裁判所 (→

1982.

721

) (恒 光

動 向

79

頁 }   。起源 は

600

年前に あ る

 

国家 安 全法院の 管 轄す る ものを除き, すべ て の軍 事 犯 罪 (脱 走

不 服 従

反 抗 等)と

軍 事 施 設内    ある い は役 務 中の軍 人の 普通法上の犯 罪につ き裁 判 する。  ・ 判 決 部 , 司 法 官 判 事 2 名

軍 人判 事3 名で構 成さ れ る。  

被 害 者はい か なる形 態に せ よ 同裁 判所 に対し私訴 権 を 行 使で き ない ア ン セ ル

r

新 社 会防衛 論』二版 (→

1981

年 )       1966

12

16  国連総 会

「民 事 的及 び 政 治 的権 利に関す る国 際 憲 章」採 択        

死 刑の 範 囲を制 限する よ うに め る 定 (6条)。       (→ 1980

6

24

死 刑 47

・・道 徳・退 廃・始ま る ・−

1975・

2 ・

3

) (多谷

45

1969

10

1970.

 

6 .

 

8

7。

15

7。

17

死刑に 関す る世 論 調 査で , 死刑 廃 止 意 見は 58% (→ 1971

9

21

1972

12 月

→ 1981

10

9

)       (湯浅

死 刑

48

頁, 新 倉

死 刑

62

頁 ) 新しい 形 態の犯罪の処罰に 関す る法 (法 480 号)(森 下

改正 124 頁 )  

五 月 暴 動 (1958

5

)に手 を 焼い た 権 力 側 が

暴 力集団の制圧 を 狙 っ て制 定し た 法 律。 フ ランス の     破 防 法 とい わ れ る。  

謀議に も とづ き 集 団 が 暴 力 行 為

財 産 損 壊 行為に出 た とき, その煽 動者, 組 織 者 お よ び 参 加 者 を 1    年 以 上 5年以 下 の 拘 禁 に処 す 〔刑 314   )

 

不 法集会

集団に よ る暴 力 行 為 等が お こ なわれ た さい, 解散 を 命じ な か っ た集 会の 組 織 者 等お よ び

  

参加 続 行 者 (同 条  )

暴 行 目 的の参 加 者 等 (同条  )を罰す る。 (→ 1981

12

23

)       (恒 光

動向

73

頁 )

  ・

暴 行

脅 迫 等に よる住 居 侵 入

公共の 建 造 物へ の侵入 お よ び 不 退 去 を 1年 以 下 の拘 禁お よ び

3000

    フ ラン 以 下に処 し, 集団で これ を 犯し た と き は 刑 を二 倍に する (刑 184 条)。 (→ 1981

12

   

23

) (同

73

頁 )

  ・

司法官

警 察官 等に対 す る傷害

傷 害 致死の罪 (刑 231 条 ), 不法 逮 捕 監禁の罪お よ び 監禁の場所     を 提供し た罪 (刑

341

条 )につ きを 重 く する。 (→ 1983

6

10) (同 73 頁 )  

こ の 法 律 につ い て は

構 成 要 件が あい ま い で, 処 罰の 範囲 が 広 く な る, とい う批判が ある。 航 空機 強 取 禁 止 法 (刑法

部改正 ) (法

70−634

号 )  

1968 年前後 のハ ジ ャ ッ ク多 発をみ て, フ ラ ン x 航 空機に生 じ た 揚 合 に備 える 法 律

       

(湯 浅

ハ イ ジヤ

88

頁, 航 空 機

8

頁 〉

市 民の 個 人 的 権 利の保 障の化にする法 (い わゆる人 権保 障強 化 法 ) (法 70

643 号 )

_ 65 一

(12)

相 模工業 大 学 紀要  第 21 巻   第 1 号       (森 下 ・改正 124 頁 / 草案 105

川 ・ 改 12 頁 )  

・14

の プ ロ グラム の現 実 化の あらわ れ (←

1945.

5

) (恒 光

動 向

32

頁 )   ・ 以 下 の 5部 分か らな るが

法 律 の名 称 と適応せ ず

異 なる 内 容 を 無 理に

つ に集 め た 感 じ の法 律 だ    との批判が あ る

改正 124 頁 ) (1)  捜査 中に お ける釈 放と掬 留 (2) 国 家 の安 全に対する重罪お よ び軽罪の 処 罰 (

3

) 私 生 活 の保 護  

「各人 は, 私 生 活尊重の 権 利 を有 する」 との規定 を民法

9

条に 設 け た の に 対 応 し て, 私 生活 侵 害

   (atteintes 註la vie  priv6eの 罪 を 設 けた (刑 368N372 条 )。

 

他人 が私的 な場所で話 し た言 葉を 器械を 用い て盗聴, 記録, 伝 達す るこ と に よ り, ま た は 私的な場   所に お ける人 の肖像を器械 を用 い て 写 し, 伝達す るこ と に よ り, 故 意に他人 の私 生 活 の 内奥 (

in・

  timit6 を侵 害し た者は,

年 以下 の拘 禁および (また は)五 万 フ ラ ン以下の 罰 金 (刑

368

条 )  ・に 定 め る 記 録文 書の知 情保管 ・告 。 利 用

じ (

369

条 )。 同意 を 得な い で他人 のモ ン    タ

= ・

肖 像を 公表し た者 (370), 368 条の 罪の

の用 に供せ ら れ る べ き 器械を大臣の 許 可を得    ない で

製 造

輸 入

提 供

販 売し た者 (

371

条 ) も

368

条の刑に処 す。  

こ の よ うに新 し い 犯 罪類型 が設 けら れ たの は

互 い に私 生 活 を極 力 尊 重 し よ う とする フ ラ ン ス 人 の    高い意 識に よ る もの であろ う (森下

改正 125 頁)。 (4}  刑の執 行  ・執 行 猶 の適用 範囲 を拡 大 (森下

フ刑 法 )

5

) ル レ ガシ ォ ン の 廃 止お よび刑 事 後 見 (tutelle p6nal)の創 設  

ル レ シ オ ン止は, 対 象 で あ る 累 犯 者 の分類 (職 業 犯 人, 精神 障 害犯人 , ア ル コ

ル 中 毒犯人

  

等 )に 応 じた処 遇の個 別 化をは か るた め, 新しい 制度が 必要と考え ら れ た ため       (森下 ・ 127  

刑 事 後 見 制 度は, 多累 犯者 (m ロ

ltir6cidivistes

)}こ社 会 復 帰の可 能 性を提供 するこ とに よ っ て, そ    の行 動か ら社 会を 守る こ と を 目 的 と す る (刑 58 条の

1

  項)。 多累 犯者と は, 刑の執 行 を含ま な    v

10 間に

かつ

21

歳以降に, 普通法 上の重 罪

軽 罪に あた る行 為につ い て重 罪刑に 2回, ま

  

た は特 定の重 罪

軽罪 につ い て

6

月以上の拘 禁に

4

回, そ れ ぞれ 処せ ら れ た者 (同 条  ,   項 )。    刑事後 見 は, 社会 的 調 査 お よび 医 学

心 理学 的 検査 (刑 訴

81

条 )に もとつい て のみ, これ を言い

  

渡す こ とがで きる (同 条

 

) (森下

改正 127 頁 )

  ・

刑 事 後見 の期 間 は, 刑の執 行 を 終え た時か ら

10

年 (刑

58

条の 2   項 )。 刑 事施設で執 行 さ れ る    こ と もあ る が, 仮 釈放の 制度の下で 執 行 さ れる こ と も ある (刑 58 条の

3

)。 こ の よ うに, 社会 内

  

処遇の形 で執 行 する可 能 性が認め ら れ てい る点で , ル レ ガシ オ ン と 性格を 異 に する。

種 の保 安 拘    禁的 色彩も あ る (刑 訴

728

条の

2

)。 ま た, フ ラ ン ス で は, 予算, 職 員, 特 別 施 設 等 の不 足 の た め    に実 施 不 能で はない か と す る 見方も ある (

Maurice−Gargon

)。 (森下

改正

128

頁 ) (

6

) 半自 由 制 度  

法律で, 半自 由 制 度 を 外 部 通 勤の場合に限 らず, 勉 学

職 業訓練

診療 を受ける た めに も 認 め うる    こ とに し た (刑 訴

723

条  項 ) (そ れ ま で はデク レ (刑 訴

Dl36

条  項 )に規 定 され て い た)。       (→

1985.

12 .

30

 

半 自由制 度を, 6 月以下の 拘禁につ き, 受 刑 当 初か ら適 用 可と し た (刑 訴 723

1 条 )。 = ペ ル ギ

   の 半 拘 禁 (semi

d6tention)。 短 期自 由刑 の新 執 行 方法の適 用 範 囲を勇 敢に拡大した もの。        (森下 ・ 改

126

半 自 由 )

(13)

1971

. 

9 .

21

12

3 1972 年 1972. 1

 6

6.

30

9.

12 12

12.

29

1973

2

人の受刑 者 が, ク レ

ル ヴォ 刑務所の看 護人詰 所を襲支 し人質を と り→ 殺 害= 世硬 化 さ た (→ 1972

12) (新 倉 ・死 刑 62 頁 )  

こ の事 件が

1972

年 法の立 法の背 景とな っ た (→

1972.

12

29 (藤

1

57

頁 ) トゥ

刑 務暴 動 事件 (

12

13)

 

保 安上の理由か ら ク リスマ スの差 入 れ 制 限→ 収 容 者不 満収 容 条 件 , 待 遇 改 善の 要求へ と発展。    非 政 治 犯 も多 数暴動に加わ っ た 点で画期的。 (藤田

法律 (

1

)57 頁 )  

暴 動 鎮圧 後

司 法 省 内 に 真 相 究 明の た めの調 査委 員 会 設 置。 (→

1972.

1.

6

) (同

57

頁) ア ル パ イヤ ン ジ= (Arpaillange) 刑 事 局 長, 大 統 領に報 告 書 提 出  

刑の個別 化 ・ 処 遇 。 予防の 犯 罪 対 策 的 価 値 を 認 め な が ら も, 刑 罰の 有用性は他に換え が た い こ とを     強 調 した (処 罰の 復 権 )  

これ はペ ル フ ィ ッ ト に 影 響 を 与 え たが, ア ル パ イ ヤ ン ジュ は必ずし もペ ル フ ィ ッ トの 刑 事 政 策 の支     持 者で は ない 。 (恒 光

動 向

49

頁,

65

頁注 (4)) 刑 務所暴 動に関す る 調 査委 員会, 報 告 書をプ レヴァ ン司 法 大 臣に提 出 (←

1971.

12.

3

)       (藤 田

法 律 (

1

57

頁 )  

そ の, 法 改正 の 作 業 部 会が司 法 省 内に設 置さ れ た。 (→

1972.

6.

30

) 収 容 者の拘 禁条 件を改 善し

出所 者の社会 復 帰を助ける た めの法 律 案が議会に提出 された (→

12.

29

      (藤田 ・法 律 (157 頁) 刑 事訴 訟法の行 刑に関 するデク レ部 分 を正する デク レ  

法律に ょ る行 刑 改 革 (→

12.

29

に先立ち

まず行政府の デク レ で 実施し うる城 につ い て 収 容     者の処 遇につ き 重 要 な改 革を す る もの。 (藤 田

法 律 (

1

)58 頁)  

刑 務 所生 活 の 人道 化 を 進め た。 (恒 光

動 向 32 頁)  

半 自 由 制の拡大 (刑 訴

D136

, 

D137

条 )。 (森 下

新展 開

103

頁) 死刑に 関 する世 論 調 査。 廃止意見

27% に低 下 (→ 1973 年) (湯 浅

死刑 48 頁

新 倉

死 刑 62 頁 ) 刑 事手続, 刑 罰及びその執行に関する改正 法 (←

6.

30

) (全 訳→ 藤田

法律 (

2

103

頁 以 下 )   〔主な 内 容〕 (1)  刑 事 手 続  

・一

定の 軽 罪 事件につ き単 独 裁 判 官に よ る裁 判 を承 認    (特に道 路 交通違反 事件と 小 切 手 犯 罪 が激 増し

訴 訟 遅 延 を招い て い た の で, こ の改正 法に よ り刑    事 裁 判の 促進を は か ろ う とす る も の)  

重 罪 法 院の陪 審 員に な れ る者の範 囲を 拡 大   ・従 来 , 鑑 定 人, 通 訳 人 の宣 誓 文 言が ま ち ま ちで 破 棄 事 由に さ え な る こ と もあ っ た→ 宣誓文 言 を 統

(2) 刑 罰 及 びそ の執行

拘 禁 条 件 を改 善し

社会 復帰 を 容 易に し た

 

刑罰適 用 判 事の地 位強 化 に仮 釈 放に 関 する権 眼の 拡大  

収 容 者の 善 行に もとつく刑 期 短 縮の 制 度の創 設   ・の言 渡 に と も な う 各 種 の職業上の 制 限の緩和  

前 科 簿の 記載の改 良  

滞 在 禁止 の 緩 和 (以上

藤 田

法律 (1)57 頁 以 下 )  

権 利 停止, 資 格 剥 奪

職 業 禁止 を, 必要 的 付 加 刑か ら任 意 的 付 加 刑に改め た (恒 光

動 向 32 頁 ) 死 刑 廃 止 法 案, 議会に付 託 され る (→ 後に法務委員 会で否 決 ) (

75

年に も同様の動き)        (新 倉 ・死 刑

62

頁)

一 67 一

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