• 検索結果がありません。

学 位 論 文 審 査 要 旨 公開審査日 2015 年 4 月 22 日(水)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "学 位 論 文 審 査 要 旨 公開審査日 2015 年 4 月 22 日(水)"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

学 位 論 文 審 査 要 旨 公開審査日 2015 年 4 月 22 日(水)

報告番号:乙 第 2090 号 氏名:

小宮貴子

論文審査

担当者 主査 教授 徳植 公一 印

副査 教授 石 龍徳 印

副査 教授 坪井 良治 印 審 査 論 文 の 題 目 :

Anatomy of the superficial layer of superficial fascia around the nipple-areola complex (

乳輪乳頭周囲における乳房浅在筋膜浅層の組織解剖学的検討

著 者:

Takako Komiya, Norihito Ito, Ryutaro Imai, Masahiro Itoh, Munekazu Naito, Jun Matsubyashi, Hajime Matsumura

掲載誌:

Aesthetic Plastic Surgery ( in press, 2015 Feb 18. Epub ahead of print )

論文要旨:傍乳輪切開は乳房手術において瘢痕が小さく有効な切開線である。しかしこの瘢痕は時に幅 が広がり肥厚性瘢痕になることもある。乳房マウンド手術ではその予防として浅在筋膜利用の有効性が 報告されているが、乳輪乳頭周囲の浅在筋膜の詳細な解剖を検討した報告はない。そこで、本論文は乳 輪乳頭周囲における浅在筋膜の解剖学的位置の検討のため、30-75 歳の女性 20 名に乳房超音波検査を施 行し、組織学的構造検討のため、80~97 歳の女性解剖検体 10 例を検討の対象とした。超音波検査乳房 矢状断では、乳房皮膚に沿って走行し乳輪乳頭で飜転する皮膚直下の高輝度エコー帯を認めた。その飜 転部は最も厚く、その平均値は 3.1±1.7 mm で、乳頭との距離の平均値は 10.1±3.1 mm であった。解剖 検体の組織学的検討では、同部は膠原線維と弾性線維を主成分とし、皮膚と脂肪織に連続し、飜転部に は神経・血管・乳管がそれらの線維に介入し組織の肥厚が認められた。この解剖学的構造から乳輪乳頭 下の浅在筋膜浅層飜転部は力学的支点になり、傍乳輪切開の乳房手術において瘢痕幅の広がりや肥厚性 瘢痕を予防する縫合点になると考えられた。この知見は、目立ちにくい切開部位、瘢痕となる乳輪閉創 時の縫合方法の基礎的な理解となると考えられる。傍乳輪切開を利用する乳房固定術、挙上術、縮小術、

乳輪移植術、乳腺摘出術に臨床応用可能であり、術前の超音波検査で飜転部をマーキングして、浅在筋 膜浅層を利用した縫合を行うことで更に良好な整容性が得られると考えられた。

審査過程:

1. 研究の背景に関する質問に適切に答えることができた。

2. 瘢痕が小さくなるメカニズムに関する質問に対して明確に答えることができた。

3. 手術手技に関する質問について適切に答えることができた。

4. 本切開法の適応範囲についての適切に答えることができた。

価値判定:本論文は、傍乳輪切開という乳房手術における切開部の瘢痕を最小化する方法について、超 音波検査、病理組織を用いて、そのメカニズムを解剖学的観点から検討したものである。本メカニズム の理解が進むことにより、手術の瘢痕がさらに最小化され、美容の観点から患者の生活の質を上げるこ とに貢献できる方法であり、学位論文としての価値を認めた。

参照

関連したドキュメント

beam(1.5MV,25kA,30ns)wasinjectedintoanunmagnetizedplasma、Thedrift

学位の種類 学位記番号 学位授与の日付 学位授与の要件 学位授与の題目

氏名 学位の種類 学位記番号 学位授与の日付 学位授与の要件 学位授与の題目

氏名 学位の種類 学位記番号 学位授与の日付 学位授与の要件 学位授与の題目

図2に実験装置の概略を,表1に主な実験条件を示す.実

日林誌では、内閣府や学術会議の掲げるオープンサイエンスの推進に資するため、日林誌の論 文 PDF を公開している J-STAGE

2012年11月、再審査期間(新有効成分では 8 年)を 終了した薬剤については、日本医学会加盟の学会の

日本においては,付随的審査制という大きな枠組みは,審査のタイミング